JP3825119B2 - 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 - Google Patents
薄肉・脆性ワーク用チャック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3825119B2 JP3825119B2 JP05186397A JP5186397A JP3825119B2 JP 3825119 B2 JP3825119 B2 JP 3825119B2 JP 05186397 A JP05186397 A JP 05186397A JP 5186397 A JP5186397 A JP 5186397A JP 3825119 B2 JP3825119 B2 JP 3825119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- extension member
- cylinders
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16233—Jaws movement actuated by oblique surfaces of a coaxial control rod
- B23B31/16254—Jaws movement actuated by oblique surfaces of a coaxial control rod using fluid-pressure means to actuate the gripping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/1627—Details of the jaws
- B23B31/16275—Form of the jaws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16287—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially using fluid-pressure means to actuate the gripping means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/12—Chucks or sockets with fluid-pressure actuator
- Y10T279/1274—Radially reciprocating jaws
- Y10T279/1291—Fluid pressure moves jaws via mechanical connection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/22—Double acting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/26—Chucks or sockets with centering means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/29—More than one set of gripping means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、旋盤加工でワークをチャッキングするチャック装置に係り、詳しくは、薄肉形状のものや脆弱な材料で形成されたもの等、チャッキングの際に歪み易いワークをチャッキングするものに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記した薄肉で脆弱なワークをチャッキングする装置の一従来例として、特開平7−256505号公報(特願平6−182346号)に記載されているチャック装置がある。
【0003】
このものは、図8および図9に示すように、旋盤の主軸に同芯に取り付けられる筒状のチャック本体51にワークWのセンタリング基準部把握用のコレットチャック52を同芯軸上に取り付け、それとともにチャック本体51の軸に垂直な断面の一円周に沿って等分位の位置に軸方向を主軸の半径方向に沿わせた小円筒53を複数形成し、その小円筒53内にピストンPを摺動可能に嵌入させて孔状シリンダC、…を形成している。
【0004】
各孔状シリンダCにはチャック本体51内に設けられた油路54に沿って油が供給され、油圧によってピストンPが押圧されてチャック本体51の内周面からロッドLを進出させ、ピストンP内に内装された図示しないバネで後退するようになっている。
【0005】
このような装置では、チャッキング時に先ず、チャック本体51の内周部にワークWを仮置きし、センタリング基準部をコレットチャック52でチャッキングしてワークWのセンタを出した後、ワークWの外壁を前記複数のシリンダCのロッドLで押圧してチャッキングする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記チャック装置では最終的に主軸と同芯の円周に沿って等分に配置された複数のシリンダCでワークWをチャッキングするが、これらのシリンダCは薄肉・脆性材のワークWに対するチャッキングのため油圧の押圧力は弱く設定されており、ワークWの外壁に多少なりとも凹凸があると、各シリンダCのピストンPがそれに応じて移動するので、ワークWのセンタを出すためのセルフセンタリング機能は有していない。
【0007】
そこで、上記したように、これら複数のシリンダCでチャッキングする前にセンタリング基準部をコレットチャック52でチャッキングしてワークWのセンタを出しているが、これではワークWのセンタリング基準部の形状が変わると、それに対して専用のコレットチャックが必要となり、一つのチャックで多種類の径のワークのチャッキングに対応することができない。
【0008】
また、センタリングをガイドで行う場合、素材加工の場合には削り代を大きく取れるのでセンタリングの精度はゆるやかでよいが、仕上げ加工を行う場合、種々のワークに対応するためにガイド挿入用のクリアランスを大きく取っておくと、小さいワークの場合にはクリアランスが相対的に大きくなって精度の高いセンタリングができないという問題がある。
【0009】
そこで、この発明の課題は、薄肉あるいは脆性材で形成されたワークに対し、ワークを歪ませることなく、正確で強固なチャッキングが簡易な装置構成で行え、かつ、それを種々のワークに対応してできるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、チャック装置として旋盤の主軸中心に同芯に固定する筒状のチャック本体に、その軸に垂直な断面の一円周に沿って、ともにピストンが前記主軸の半径方向に流体圧力で進出し、バネで後退する三つの第1のシリンダと複数の第2のシリンダを併せて等分方位に内設し、第1のシリンダ同士は互いに三等分方位に配置し、全シリンダのロッドがチャック本体の円筒壁面から出没可能なようにし、チャック本体に設けられた圧力流体供給回路を経て圧力流体供給手段に連通させ、その圧力流体でピストンを加圧してワークをチャッキングするとともに、第1のシリンダのピストンに対しては、ワークからの反力に抗して前記圧力流体による加圧作用とは独立して作用する圧力付勢機構を設けたのである(請求項1)。
【0011】
このようなチャック装置では、先ず、チャック本体内周部にワークを仮置きし、次いで、第1、第2のシリンダをともに作動させてワークをチャッキングする。この時、第1のシリンダのピストンはワークから反作用を受けても、それに抗して前記圧力付勢機構による加圧作用が働くので、ピストンを後戻りしにくくしている。すなわち、チャッキングそのものは第1、第2のシリンダのピストンにかかる弱い流体圧力で行うが、第1のシリンダが前記圧力付勢機構により後戻りしにくくなっているので、この第1のシリンダがワークに対するセルフセンタリング作用を示すことになる。
【0012】
第1のシリンダでワークのセンタを出し、第1、第2のシリンダの組の全てでワークをチャッキングした状態で旋削加工を行った後、全シリンダのチャッキングを解除してワークを取外す。
【0013】
上記請求項1に係る発明において、第1、第2のシリンダのピストンの後退も流体圧で行う構成にすることができ(請求項2)、そうすることによりピストンを前進させる際、バネが介在せず、常に流体圧だけでピストンを押圧するので、単動式でバネを用いた場合のように、バネはその形状(バネ長、線径、巻き数)のバラツキによりバネ力もばらつくので、各シリンダ位置においてピストンの押圧力にもバラツキが生じる、ということがなくなる。従って、複動式にしてバネをなくすと各シリンダ位置で押圧力にバラツキのない均一なチャッキングが実現できる。
【0014】
また、請求項3の発明は、上記請求項1又は2に係る発明において、前記各シリンダのピストン先端に取り外し可能な延長部材を設けるとともに、前記チャック本体の円筒壁面に嵌合する補助リングを設け、その補助リングに、その補助リングを前記チャック本体の円筒壁面に嵌合してセットした際に、前記ピストンの延長部材がその補助リング内を貫通して摺動し、リング壁面から出没可能ならしめる貫通穴を設けたのである。そうすることにより、チャック本体を交換することなく、種々の径のワークのチャッキングに対応できる。
【0015】
【実施の形態】
以下、図1〜図7を参照してこの発明の実施の形態を説明する。以下の説明においては、旋盤の主軸方向に係る要素について旋盤とは反対側の要素を前側、旋盤側の要素を後側と称する。
【0016】
(第1の実施形態)
図1に示す実施形態において1は円柱状のハウジングであり、このハウジング1の後ろ側端面にハウジング1と同芯軸上に円板状のバックプレート2とアダプタープレート3がこの順で当接され、これら三つの部品がボルトB1 で結合されている。さらに、前記ハウジング1の前寄り段付き部にはその部分に嵌合する形で円筒状のバランスリング4が当接してボルトB2 で固定されており、これら四つの部品全体でチャック本体10を成している。このチャック本体10が、前記アダプタープレート3の部分で図示しない旋盤の主軸端面にボルトB3 で同芯に固定されている。
【0017】
前記ハウジング1の前側端面には旋盤の主軸中心と同芯に所定の深さの穴5が設けてある。この穴5は、ワークWをチャック10にセッティングするための仮置き穴5であり、穴5の入口縁部はワークW挿入用に傾斜面を成しており、穴5の底面にはその穴5と同芯で、その穴5より小さい径の穴6が設けられている。その小さい径の穴6にリング状のワークストッパ7が嵌入され、ハウジング1にボルトB4 で固定されている。
【0018】
そして、ハウジング1には、図1および図2に示すように、その旋盤の主軸に垂直な一断面内に3個の孔状シリンダ11、…と21個の孔状シリンダ12、…の併せて24個の孔状シリンダが15°の等分方位に設けられている。この内、3個の孔状シリンダ11同士は120°の等分方位の位置に形成されている。各シリンダ11、…、12…はハウジング1の主軸の半径方向に穿った孔をシリンダ内壁とし、そこにピストンP11、P12とロッドL11、L12の一体物を嵌入して形成したものである。以下、説明を判りやすくするために、前記3個の孔状シリンダを第1のシリンダ11、…(以下、第1のシリンダ11で代表する)、21個の孔状シリンダを第2のシリンダ12、…(以下、第2のシリンダ12で代表する)という。
【0019】
各シリンダ11、12のピストンP11、P12は進出した際、ロッドL11、L12が前記ハウジング1のワークWの仮置き穴5の内周面から所要量突出するようになっている。ピストンP11、P12の進出は油圧で行われ、その後退はシリンダ11、12内に内装されたバネSで行われる単動式である。
【0020】
各シリンダ11、12にはそのピストンP11、P12の後端面に図示しない油圧源から油が導かれているが、その油路14は、図に示すように、シリンダ11、12の内壁後端33からバランスリング4とハウジング1で形成される隙間13に入り、その隙間13から第2のシリンダ12の存在する位置でバランスリング4に侵入し、バランスリング4内では旋盤の主軸に平行な方向に沿って主軸側に向かって走り、バランスリング4を出たところで、それに当接するハウジング1の一端から他端まで貫通し、ハウジング1に当接するバックプレート2の内部に侵入している。バックプレート2内に侵入した油路14は、少し進んだところで主軸の半径方向に向きを変え、さらに進んでバックプレート2の軸中心に達している。そして、そのバックプレート2の軸中心に設けられた油の供給管15に接続されている。この油の供給管15は図示しない油圧源に達している。
【0021】
他方、前記第1のシリンダ11のピストンP11の後端面はピストンP11の軸に対して傾斜をなしており、この傾斜面21に当接する傾斜面22を一端に有するロッド23がハウジング1の旋盤の主軸に平行な方向に摺動自在に埋設されている。このロッド23の他端はハウジング1の後側のドーナツ状の溝24に嵌入したリング状のピストン25を挟んで圧縮バネ26で付勢されており、第1のシリンダのピストンP11は、このロッド23の前記傾斜面22と、自身のピストンP11の傾斜面21が当接し、常に、前記圧縮バネ26により主軸半径方向、中心向きに付勢されている。
【0022】
さらに、前記ピストン25の前面にはハウジング1とバックプレート2内、および、前記バックプレート2の軸中心に設けられた油の供給管15内に設けられた第2の油の供給管35を通じて油圧源に至る油路34が通じている。なお、図中、Oは油の漏洩を防止するOリング、Qは虫ねじであり、エアー抜きと油路14、34を清掃する際のドレン排出穴を蓋する役割を有する。この実施形態のチャック装置は以上のような構成であり、次にこの装置の作用を説明する。
【0023】
先ず、図示しない油圧の制御回路を働かせて前記供給管35の油路34に油を供給し、その油圧でバネ26に抗してピストン25を押圧し、ロッド23を後退させる。その時、供給管15の油路14には油を供給せず、全シリンダ11、12に油圧をかけないようにしてピストンP11、P12を最大限後退させる。そして、その状態でワークWを前記ハウジング1の仮置き穴5に挿入し、ワークストッパ7に密着させる。
【0024】
次に、油圧の制御回路を働かせ、供給管35から油路34に対する油の供給を絶つ。すなわち、バネ26がピストン25に有効に作用するようにし、ロッド23を前進(図1及び図3における右側への移動)させ、ワークWをセンタリングする。続いて、第1、第2のシリンダ11、12に共通に繋がる油路14の方には供給管15から油を供給して全ての第1、第2のシリンダ11、12のピストンP11、P12を進出させる。
【0025】
この時、全シリンダ11、12のピストンP11、P12は薄肉・脆性用の弱い油圧だけで進出するので、ワークWの外周に多少なりとも偏心や凹凸があると、第2のシリンダ12の各ピストンP12はそれに応じて移動するが、第1のシリンダ11のピストンP11は、この弱い油圧だけでなく、そのピストンP11の後端の傾斜面21がそれに垂直な方向のロッド23の傾斜面22と当接しており、そのロッド23が軸方向に圧縮バネ26で付勢された形になっているので、チャッキング時にワークWからの反力を受けても、ピストンP11は後退しにくくなっている。
【0026】
すなわち、第1のシリンダ11のピストンP11はワークWを拘束し、セルフセンタリング機能を有することになるので、第1のシリンダ11によるチャッキングによってワークWはセンタリングされ、第2のシリンダ12によるチャッキングにより大きな把握トルクが得られる。
【0027】
この第1のシリンダ11のセンタリング作用の把握力を調整するには、図示しない油圧源から第2の油の供給管35および油路34を通じて、前記ピストン25のロッド23の当接側端面とハウジング4のドーナツ状の溝24とで形成された空間27に油を供給し、圧縮バネ26を圧縮させる形でセンタリング作用の把握力を弱めたり、逆に、前記空間27から油を抜きながら圧縮バネ26を復帰させて行く形でセンタリング作用の把握力を強めたりして行う。
【0028】
こうして、ワークWのセンタを出すとともに、第1、第2のシリンダ11、12の全てで薄肉のワークWを変形させることなくチャッキングして、この状態でワークWの内面に旋削仕上げを施す。
【0029】
旋削を終了すると、制御回路を働かせ、油路14、34に供給していた油を油路から排出し、各ピストンP11、P12を押さえバネSにより後退させ、ワークWの把握を解除してワークWを取外す。
【0030】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、各シリンダ11、12のピストンP11、P12について、その後退(復帰)動作をバネによるのではなく油圧で行うことにし、前進・後退とも油圧で押圧する複動式にした。
【0031】
その場合、図示は省略するが、図1において押さえバネSの替わりにピストンP11、P12復帰用の油路を図1の油路14に並列に設けて各シリンダ11、12の前部に連通させ、これらの油路を4ポート2位置切換弁などを介して油圧源に連通させたものである。このような油路を構成すると、前記切換弁の切換えにより油路14を油圧源に、ピストン復帰用の油路を油タンクまたは大気に開放するとピストンPは前進し、切換弁を逆方向に切換えてピストン復帰用の油路を油圧源に、油路14を油タンクまたは大気に開放すると油は逆に流れてピストンP11、P12は後退する。他の部分の構成や作用は前記第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。
【0032】
このようにシリンダを複動式にして押さえバネSをなくすと、各ピストンP11、P12にはどの位置のものにも油圧による均一な力が加わるので、押さえバネSを用いた単動式シリンダの場合のように、ピストンP11、P12を進出させてワークWをチャッキングする際、均一な油圧だけがピストンP11、P12やワークWに作用するのではなくバネ力も(油圧の方向とは反対に)作用し、その結果、各シリンダ11、12における押さえバネSの形状(バネ長、線径、巻き数)のバラツキに基づくバネ力の差が各ピストン位置で現れ、ワークWに不均一な力が作用し、従ってそれを歪ませるといったようなおそれがない。
【0033】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、上記第1、第2の実施形態の装置を基にして、径の寸法が大きく異なる種々の薄肉・脆性ワークにも対応可能なチャック装置を取り挙げる。以下では第1の実施形態の装置を基にして図示した図4を参照して説明するが、第1の実施形態と共通な部分はその外枠だけを一点鎖線で示した。
【0034】
図4(a)に示すこの装置は、前記第1の実施形態の装置のハウジング1のワークの仮置き穴5の部分に補助リング41を設け、ピストンP11’、P12’のそれぞれに延長部材42を設けたものである。
【0035】
この実施形態のピストンP11’、P12’のロッド部L11’、L12’の先端は、図4(b)に示すように断面T字状の段付き形状になっており、この部分に前記延長部材42が接続される。その延長部材42はピストンP11’、P12’と同じ外径の円柱を成し、その一方の端面には端面の一直径を通り、円柱の軸に沿って所定の深さのT字溝43が切ってある。このT字溝43を前記ピストンP11’、P12’のロッド部L11’、L12’先端の断面T字状の段付き形状43’に嵌合させてピストンP11’、P12’と延長部材42を接続する。そのT字溝43の近傍にはピン穴44が設けてあるが、このピン穴44の意味については後述する。さらに、このピン穴44の延長部材42周面に沿った裏側の周面には、延長部材42の軸方向に沿って矩形断面で所定の深さの切り欠き44’が設けてあるが、この切り欠き44’の意味についても後述する。
【0036】
他方、前記補助リング41は段付きのリング形状をなし、その段付き部の最外径は本体ハウジング1の内径に嵌合する寸法となっている。補助リング41の側壁には、その補助リング41を本体ハウジング1の仮置き穴5に挿嵌させてセットした際、本体ハウジング1に内装された前記各シリンダのピストンP11’、P12’の軸心が通る線上に同芯の貫通穴45が設けてある。この貫通穴45は、P11’、P12’ピストンの前記延長部材42がその貫通穴45内を摺動して補助リング41の内壁から出没できるようにするためのものである。
【0037】
そのピストンP11’、P12’に前記延長部材42を取り付け、かつ、その延長部材42を前記補助リング41の貫通穴45にセットする際、この実施形態では図5に示すような治具46を用いた。この治具46は薄板のリング47の一方の面の一円周に沿って、前記シリンダ11、12の配置角と同じ配置角で板面に垂直に複数のピン48、…を設けたものである。このピン48は、延長部材42の表面に設けた前記ピン穴44にゆるく嵌合する径を成している。以下、延長部材42の取り付けを図6、図7を参照して説明する。
【0038】
延長部材42を取り付ける際は、先ず、ハウジング1側において油圧を解除して全てのピストンP11’、P12’を後退させておく。
【0039】
他方、補助リング41側においては、その補助リング41の全ての貫通穴45に延長部材42を挿入し、補助リング41の一方の面から回り止めボルト49をねじ込む。その際、その回り止めボルト49の先端部が前記延長部材42に設けられた切り欠き44’に入り込むよう、前記延長部材42の貫通穴45挿入時に延長部材42の軸回りの位置を整えておく。すなわち、前記切り欠き44’は延長部材42の回り止め用の切り欠きであり、この切り欠き44’に回り止めボルト49の先端部が挿入されて延長部材42の回りが規制される。同時に、この状態で延長部材42のT字溝43側に設けられているピン穴44の中心軸がチャック本体主軸に平行な方向を向くような仕様になっている。
【0040】
この状態の補助リング41に前記治具46を挿入すると、その治具46の各ピン48が対応する位置の延長部材42のピン穴44に嵌まり込む。このことによって、延長部材42の補助リング半径方向の位置が規制される。この規制によって、図7に示すように、この状態の補助リング41を元のハウジング1のワーク仮置き穴5に嵌入させると、この嵌入の途中、補助リング41の外壁から突出している延長部材42のT字溝43が、油圧を解除した状態のハウジング1の内壁から突出しているピストンP11’、P12’のロッドL11’、L12’側の段付き部43’に嵌まり込む位置関係となっている。ボルトB5 によって補助リング41をハウジング1に取り付けると、前記治具46を取り外す。
【0041】
こうして、各ピストンP11’、P12’に延長部材42を装着し、補助リング41を取り付ければ、補助リング41がない場合の元の装置にセットされるワークWよりも小さなワークWに対して前記第1、第2の実施形態で述べたような薄肉・脆性ワークのチャッキングが可能となり、径の異なる補助リング41と長さの異なる延長部材42、及びその延長部材42に対応する前記装着治具46を用意しておけば、チャック本体10を交換することなく、種々の外径寸法のワークWに対応することができる。
【0042】
なお、以上の各実施形態ではワークWの外周をチャッキングする例を示したが、ロッドLの進出方向が半径方向外向きになるようにシリンダ11、12を配置すれば、ワークWの内周をチャッキングする仕様のものにすることもできる。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように、この発明によれば、形状の異なる種々の薄肉、脆性ワークに対し、各ワーク専用のセンタリングを行うチャック爪を設ける必要がなく、簡易な構成で多種類のワークに対応する正確なセンタリングと確実なチャッキングが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の縦断面図
【図2】実施形態の正面図
【図3】図1の要部断面図
【図4】(a)に第3の実施形態の縦断面を示し、(b)にピストンに対する延長部材の取り付け仕様を斜視で示した図
【図5】延長部材取り付け用の治具を示した斜視図
【図6】延長部材と補助リングの取り付け仕様を示した斜視図
【図7】延長部材と補助リングの取り付け仕様を示した縦断面図
【図8】従来例の縦断面図
【図9】従来例の正面図
【符号の説明】
1 ハウジング
2 バックプレート
3 アダプタープレート
4 バランスリング
5 穴(仮置き穴)
7 ワークストッパ
10 チャック本体
11 第1のシリンダ
12 第2のシリンダ
14、34 油路
15、35 油の供給管
21、22 傾斜面
23 ロッド
25 ピストン
26 圧縮バネ
41 補助リング41
42 延長部材
46 治具
S 押さえバネ
P11、P12、P11’、P12’ ピストン
L11、L12、L11’、L12’ ロッド
Claims (3)
- 旋盤の主軸中心に同芯に固定する筒状のチャック本体(10)に、その軸に垂直な断面の一円周に沿って、ピストン(P11)が前記主軸の半径方向に流体圧力で進出しバネ(S)の弾性力で後退する三つの第1のシリンダ(11)を三等分方位に配置し、その隣接する各前記第1のシリンダ(11,11)間に、それぞれ、ピストン(P12)が前記主軸の半径方向に前記第1のシリンダ(11)と共通の流体圧力で進出しバネ(S)の弾性力で後退する第2のシリンダ(12)を同数ずつ配置して、前記第1のシリンダ(11)と第2のシリンダ(12)とを併せて前記主軸の軸周り等分方位に設け、前記第1のシリンダ(11)及び第2シリンダ(12)の前記各ピストン(P 11 ,P 12 )と一体の各ロッド(L11,L12)がチャック本体(10)の円筒壁面から出没可能なようにし、
前記第1のシリンダ(11)と第2のシリンダ(12)の流体圧力は、チャック本体(10)に設けられた圧力流体供給回路(14)を経て連通する共通の圧力流体供給手段により供給されて、その流体圧力で前記第1のシリンダ(11)及び第2のシリンダ(12)の全ピストン(P11,P12)の後端面を加圧してワーク(W)をチャッキング可能とするとともに、前記各第1のシリンダ(11)のピストン(P11)に対しては、ワーク(W)からの反力に抗して、前記流体圧力による加圧作用とは独立して作用する圧力付勢機構を設けて、前記圧力付勢機構は、前記第1のシリンダ(11)のピストン(P 11 )の前記後端面にそのピストン(P 11 )の軸方向に対して傾斜をなす傾斜面(21)を形成し、その傾斜面(21)に当接する傾斜面(22)を有するロッド(23)を前記旋盤の主軸方向に移動可能に配置してそのロッド(23)を前記主軸方向に付勢するとともに、その付勢力によるロッド(23)の移動により前記両傾斜面(21,22)を介して前記各第1のシリンダ(11)のピストン(P 11 )を加圧可能とするものであり、
前記圧力付勢機構により、各第1のシリンダ(11)のピストン(P11)を加圧してワーク(W)をセンタリングし、その状態で、前記共通の圧力流体供給手段により供給される流体圧力により、前記第1のシリンダ(11)及び第2のシリンダ(12)の全ピストン(P11,P12)によるチャッキングを行うチャック装置。 - 上記バネ(S)で後退する第1のシリンダ(11)及び第2のシリンダ(12)に代えて、その第1のシリンダ(11)及び第2のシリンダ(12)を、前記ピストン(P11,P12)の前記主軸の半径方向への進出と後退とをともに流体圧で駆動する復動式にしたことを特徴とする請求項1に記載のチャック装置。
- 上記各シリンダ(11,12)のピストン(P11,P12)先端に取り外し可能な延長部材(42)を設けるとともに、前記ピストン(P11,P12)と前記延長部材(42)とは、そのピストン(P11,P12)の先端に形成した上記チャック本体(10)の主軸の軸方向に沿って長い断面T字状の突起(43’)を、延長部材(42)に形成した同方向に長いT字溝(43)に嵌めることにより装着可能とし、上記チャック本体の円筒壁面に嵌合する補助リング(41)を設け、その補助リング(41)に、その補助リング(41)を前記チャック本体の円筒壁面に嵌合してセットした際に、前記ピストン(P11,P12)の延長部材(42)がその補助リング(41)内を貫通して摺動し、リング壁面から出没可能ならしめる貫通穴(45)を設け、前記補助リング(41)に前記貫通穴(45)内に突出する回り止めボルト(49)を設け、前記延長部材(42)の周面にはその延長部材(42)の長さ方向に長い切り欠き(44’)を形成して、前記T字溝(43)が主軸の軸方向に向いた状態でその切り欠き(44’)に前記周り止めボルト(49)の先端が入り込むようにして前記延長部材(42)の貫通穴(45)内での摺動とともに前記周り止めボルト(49)が前記切り欠き(44’)の長さ方向に沿って移動し、
前記延長部材(42)における前記切り欠き(44’)の裏側の周面にピン穴(44)を形成して、その各ピン穴(44)に嵌合するピン(48)を備えた治具(46)の前記ピン(48)を前記貫通穴(45)内に突出させて、前記延長部材(42)が前記各シリンダ(11,12)のピストン(P 11 ,P 12 )に着脱可能な径方向位置にある状態に おいて、前記ピン(48)を前記ピン穴(44)に嵌め込むことにより前記延長部材(42)の前記補助リング(41)に対する径方向位置を保持可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチャック装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05186397A JP3825119B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 |
EP98102823A EP0862960B1 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-18 | Chuck assembly |
DE69800037T DE69800037T2 (de) | 1997-03-06 | 1998-02-18 | Spannfutter |
TW087103150A TW358051B (en) | 1997-03-06 | 1998-03-03 | Clamp for fragile workpieces |
US09/034,367 US6123341A (en) | 1997-03-06 | 1998-03-04 | Chuck assembly |
KR10-1998-0007480A KR100366863B1 (ko) | 1997-03-06 | 1998-03-06 | 척조립체 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05186397A JP3825119B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249614A JPH10249614A (ja) | 1998-09-22 |
JP3825119B2 true JP3825119B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=12898717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05186397A Expired - Lifetime JP3825119B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6123341A (ja) |
EP (1) | EP0862960B1 (ja) |
JP (1) | JP3825119B2 (ja) |
KR (1) | KR100366863B1 (ja) |
DE (1) | DE69800037T2 (ja) |
TW (1) | TW358051B (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19812267A1 (de) * | 1998-03-20 | 1999-09-23 | Roehm Gmbh | Zangenbolzenfutter |
AUPP553098A0 (en) * | 1998-08-27 | 1998-09-17 | Anca Pty Ltd | Method and apparatus for adjusting a collet in a machine tool |
JP2001198713A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-24 | Howa Mach Ltd | ダンパ付きチャック |
DE10163365B4 (de) * | 2001-12-21 | 2007-02-01 | Griwe Innovative Umformtechnik Gmbh | Spannfutter zum Festspannen dünner, scheibenförmiger Werkstücke |
JP2004230524A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Toyota Motor Corp | ワーククランプ装置およびワーククランプ方法 |
DE10338275B4 (de) * | 2003-08-15 | 2008-08-21 | Supfina Grieshaber Gmbh & Co. Kg | Spannfutter zum Spannen empfindlicher Werkstücke bei der Bearbeitung |
JP2005125429A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Teikoku Chuck Kk | チャック装置 |
KR100639412B1 (ko) * | 2005-09-23 | 2006-10-31 | 주식회사 삼천리기계 | 공작기계용 진원 클램프 척 |
US20070090611A1 (en) * | 2005-10-18 | 2007-04-26 | Hardinge, Inc. | Hydraulic workholding assembly |
KR100873557B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-12-12 | 두산인프라코어 주식회사 | 박막 공작물용 위치고정장치 |
US7654178B2 (en) * | 2007-01-02 | 2010-02-02 | Hall David R | Hydraulic chuck with independently moveable jaws |
DE102009050140B4 (de) * | 2009-09-07 | 2012-01-19 | Birgitt Karlein | Spannfutter mit Klemmeinrichtung |
JP5306960B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2013-10-02 | 株式会社コンドウ | 円筒研削盤の内径チャック装置、及びコレット部材 |
KR20130066564A (ko) * | 2010-05-20 | 2013-06-20 | 데이코쿠 척 가부시키가이샤 | 경합금 휠용 척 장치 |
IT1400816B1 (it) * | 2010-06-15 | 2013-07-02 | Wirutex S R L | Dispositivo di connessione idraulico per utensili rotativi, portautensili e mandrini |
US20140035241A1 (en) * | 2012-08-02 | 2014-02-06 | Illinois Tool Works Inc. | Workholding apparatus |
JP5971852B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-08-17 | オークマ株式会社 | フィンガーチャック |
DE102012110267A1 (de) * | 2012-10-26 | 2014-04-30 | Thyssenkrupp Resource Technologies Gmbh | Kreiselbrecher zur Zerkleinerung von Brechgut |
CN104526429A (zh) * | 2014-12-25 | 2015-04-22 | 重庆元创自动化设备有限公司 | 双重调节夹紧装置 |
US10207332B2 (en) * | 2016-07-29 | 2019-02-19 | Jtekt Corporation | Work holder and work machining method |
KR101896478B1 (ko) | 2017-07-05 | 2018-09-07 | 박명식 | 박판 링형의 제품가공용 서포트척 |
DE102017007527A1 (de) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | KAPP Werkzeugmaschinen GmbH | Vorrichtung zur Aufnahme eines ring- oder scheibenförmigen Werkstücks auf einer Werkzeugmaschine |
CN107803694A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-03-16 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种用于夹紧汽车轮毂的车床夹具 |
CN112719330B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-04-15 | 郑州大学 | 一种带退料机构的液性塑料薄壁套筒夹具 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2250634A (en) * | 1941-07-29 | Hydraulic center drive chuck | ||
US2742296A (en) * | 1953-02-13 | 1956-04-17 | Gleason Works | Chuck |
US3814449A (en) * | 1972-10-05 | 1974-06-04 | Ruck Tool Co | Hydraulic ring chuck |
JP3183367B2 (ja) * | 1993-03-08 | 2001-07-09 | 豊和工業株式会社 | フィンガーチャック |
JPH07256505A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-10-09 | Teikoku Chuck Kk | 旋盤用フレキシブルパワーチャック |
US5441284A (en) * | 1994-03-01 | 1995-08-15 | General Manufacturing Systems, Inc. | Fluid operated chuck and methods of operation |
US5820137A (en) * | 1996-10-31 | 1998-10-13 | Patterson; Alan C. | Chuck apparatus for centering and locking aluminum wheels |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP05186397A patent/JP3825119B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-02-18 EP EP98102823A patent/EP0862960B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-18 DE DE69800037T patent/DE69800037T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-03 TW TW087103150A patent/TW358051B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-03-04 US US09/034,367 patent/US6123341A/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-06 KR KR10-1998-0007480A patent/KR100366863B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10249614A (ja) | 1998-09-22 |
TW358051B (en) | 1999-05-11 |
US6123341A (en) | 2000-09-26 |
EP0862960B1 (en) | 1999-11-10 |
DE69800037D1 (de) | 1999-12-16 |
EP0862960A1 (en) | 1998-09-09 |
KR100366863B1 (ko) | 2003-02-19 |
KR19980079989A (ko) | 1998-11-25 |
DE69800037T2 (de) | 2000-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3825119B2 (ja) | 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 | |
US4482162A (en) | Automatic chuck for workpieces | |
JP2001509090A (ja) | 油圧機械式チャック | |
JPH07256505A (ja) | 旋盤用フレキシブルパワーチャック | |
US6679503B2 (en) | Chuck unit for machine tool | |
US7527270B2 (en) | Machine tool arbor fitted for tool-less chucking | |
US4141263A (en) | Device for the centered clamping of annular workpieces | |
JP4393214B2 (ja) | チャック装置 | |
US5480164A (en) | Dead length collet chuck holder | |
JP2893968B2 (ja) | ワーク把持装置 | |
US4575062A (en) | Coupling construction and clamp therefor | |
JP3809252B2 (ja) | 薄肉・脆性ワーク用チャック装置 | |
JPH09123005A (ja) | コレットチャック装置 | |
CA1240347A (en) | Stressing arrangement | |
JP2001062615A (ja) | 工作物把持装置及び同装置を用いた加工方法 | |
JP2001062615A5 (ja) | ||
US3554565A (en) | Chuck construction | |
US4505488A (en) | Automatic indexing chuck | |
JP4309988B2 (ja) | 工作機械の主軸台および軸物ワークの加工方法 | |
JP2831814B2 (ja) | 工具用チャック | |
JPH0131366Y2 (ja) | ||
JPS6190810A (ja) | ロ−タリチヤツク | |
JPS58102606A (ja) | 環状物の把持装置 | |
US9802257B2 (en) | Chuck for holding precision components | |
JPH09239607A (ja) | フェースクランプチャック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |