JP2004289593A - 電子ナンバープレート通信システムと電子ナンバープレート通信方法およびそれに用いる電子ナンバープレート - Google Patents

電子ナンバープレート通信システムと電子ナンバープレート通信方法およびそれに用いる電子ナンバープレート Download PDF

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Abstract

【課題】電子ナンバープレートの電源の寿命向上を図る。
【解決手段】電子ナンバープレート通信装置2の通信エリア内において車両が停止すると、電子ナンバープレート3が起動しないようにする。具体的には、Wake Up回路3bおよびWake Up回路制御部3cを備え、無線通信部3aが受信した電子ナンバープレート通信装置3からの電波が所定の電圧レベル以上であった場合には電子ナンバープレート3が電池3eから電力供給を受けられるようにし、所定の電圧レベル未満であった場合には電力供給が成されないようにする。これにより、電池3eでの電力消費を低減することが可能となり、電池3eの寿命向上を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両側に取り付けられる電子ナンバープレート(スマートプレート)と道路(車両通路)側に設置される電子ナンバープレート通信装置との間において通信を行う電子ナンバープレート通信システムと電子ナンバープレート通信方法およびそれに用いる電子ナンバープレート通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子ナンバープレートは、車両のナンバープレートに取り付けられるもので、道路側に設置される電子ナンバープレート通信装置との間において通信を行うためのものである。従来、電子ナンバープレートを電源となる電池(バッテリ)で駆動する場合において、電力消費低減を図るために、電子ナンバープレート通信装置の通信可能エリア内でのみ電子ナンバープレートが起動され、電子ナンバープレート通信装置の通信可能エリア外では起動されないようにした電子ナンバープレート通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−339510号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同一の電子ナンバープレート通信装置の通信可能エリア内において、電子ナンバープレートが取り付けられた車両が停止した場合、一度通信を完了してしまった後にも一定周期経過後に再び通信を行ってしまう。このため、不要な通信によって電池を浪費させてしまうことになり、電力消費低減が不十分である。特に、長い間、車両を電子ナンバープレート通信可能エリアに停車させておくような場合には、電力消費が大きくなり、電子ナンバープレートの電池寿命を短くしてしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ、電子ナンバープレートの電源の寿命の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1又は2に記載の発明では、車両(Z)に取り付けられ電源(3e)からの電力供給に基づいて起動する電子ナンバープレート(3)と、車両の走行状態を検出すると共にその車両走行状態を示す出力を発生させる車両状態検出手段(1)と、車両通路に設置された電子ナンバープレート通信装置(2)とを有してなる電子ナンバープレート通信システムであって、電子ナンバープレート通信装置は、車両状態検出手段からの出力に基づいて車両が走行中であるか停止中であるかを判定し、車両の走行状態に応じた出力を発生するようになっており、電子ナンバープレートは、電子ナンバープレート通信装置からの出力を受け取り、車両が停止中である場合には、電源からの電力供給を停止するようになっていることを特徴としている。
【0007】
このように、車両が停止中である場合には、電子ナンバープレート通信装置から車両停止中を示す出力を発生させるようにしている。このため、電子ナンバープレート通信装置の通信エリアにおいて車両が停止した場合には、電子ナンバープレートに電源からの電力供給が行われないようにすることができる。これにより、電源での電力消費を低減することができ、電源の寿命向上を図ることができる。
【0008】
なお、車両停止中に電子ナンバープレートへの電力供給を停止するようにしてもよいが、請求項3に示すようにエンジンが動作中であるか否かをエンジン動作判定手段にて判定し、エンジンが停止した場合にのみ電力供給を停止するようにしても良い。
【0009】
請求項4に記載の発明では、電子ナンバープレート通信装置は、車両が走行中である場合には所定の電圧レベル以上の電波を出力し、車両が停止中である場合には電波を出力しないか又は所定の電圧レベル未満の電波を出力するようになっており、電子ナンバープレートは、電子ナンバープレート通信装置から所定の電圧レベル以上の電波を受信した時には電源からの電力供給を受けるようになっていることを特徴としている。
【0010】
このように、所定レベル以上の電波を受信した時のみ電子ナンバープレートに電源からの電力供給が行われるようにすることができる。
【0011】
例えば、請求項5に示すように、電子ナンバープレートにWake Up手段を備え、このWake Up手段にて所定レベル以上の電波を検知し、電源からの電力供給のスイッチングが行われるようにすることができる。
【0012】
請求項6および7に記載の発明は、電子ナンバープレート通信システムにおける電子ナンバープレート通信方法に関するもので、請求項1と同様の効果を得ることができる。また、請求項8および9に記載の発明は、電子ナンバープレート通信システムに用いられる電子ナンバープレートに関するもので、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0013】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に適用される電子ナンバープレート通信システムのブロック構成を示した模式図である。
【0015】
図1に示されるように、電子ナンバープレート通信システムは、車両状態の検出を行う車両状態検出手段としての車載システム1と、道路側に設置される電子ナンバープレート通信装置2と、車両側に取り付けられる電子ナンバープレート3とを有して構成されている。
【0016】
車載システム1は、車両が走行中であるか、停車中であるかを示す信号を出力するものである。具体的には、車載システム1は、車輪速度センサを含む各種センサ1a、センサ情報処理部1bおよび無線通信部1cを備えている。
【0017】
各種センサ1aは、車両状態情報を示す信号として、それぞれがセンシングした検知信号をセンサ情報処理部1bへ送るものである。このうち、車輪速度センサは、車両における各車輪毎に取り付けられるもので、検知信号として車輪回転に応じた車輪速度パルスを出力する。この車輪速度パルスが車速を示す信号、つまり車両状態情報に相当する車両走行情報、停止情報として、センサ情報処理部1bに送られるようになっている。
【0018】
センサ情報処理部1bは、各種センサ1aから検知信号を受け取り、それらを車両情報を示すデータとしてデータ編集すると共に、その編集されたデータを無線通信部1cに送る役割を果たす。
【0019】
無線通信部1cは、アンテナを備え、センサ情報処理部1bから送られてきたデータ信号を電波にのせてアンテナから送信する。これにより、電子ナンバープレート通信装置2に向けて、車両走行情報、停止情報が含まれたデータが送られるようになっている。
【0020】
電子ナンバープレート通信装置2は、電子ナンバープレート3との間における通信を行い、所定の処理を実行するものである。例えば、電子ナンバープレート通信装置2は、電子ナンバープレート3が出力する電波を受信し、その電波に収容されている車両情報を元に、その車両がどのような車かを特定するようになっている。例えば、電子ナンバープレート通信装置2が駐車場のゲートとして用いられる場合、その車両が駐車場の賃貸契約者のものとして登録されているものである場合には、ゲートを開けるという処理を実行し、車両が駐車場へ進入できるようにする。
【0021】
電子ナンバープレート通信装置2は、無線通信部2aと通信処理回路部2bとを有して構成されている。
【0022】
無線通信部2aは、アンテナを備え、車載システム1における無線通信部1cから送られた電波を受信し、受信した電波に応じたデータ信号を通信処理回路部2bに送ると共に、通信処理回路部2bからの信号に基づいて電子ナンバープレート3に向けて電波を送信するものである。
【0023】
通信処理回路部2bは、無線通信部2aで受信した電波に基づくデータ信号を受け取ると、そのデータ信号に基づいて各種処理を実行する。具体的には、通信処理回路部2bは、データ信号に含まれた車両走行情報、停止情報に基づいて車両が走行中であるか停止中であるかを判定し、車両が走行中である場合には、所定の電圧レベル以上の電波を出力させる旨の指令信号を無線通信部2aに送る。そして、車両が停止中である場合には、通信処理回路部2bは、電波を出力しない旨(または所定のレベル未満の電波を出力させる旨)の指令信号を無線通信部2aに送るようになっている。
【0024】
なお、電子ナンバープレート通信装置2が実行する各種処理は、電子ナンバープレート通信装置2が適用されるシステムに応じて異なる。例えば、電子ナンバープレート通信装置2が駐車場のゲートに使用される場合には、無線通信処部2aにて電子ナンバープレート3からの出力を受け取るようにし、この出力に基づいて通信処理回路部2bが所定の処理を実行する。そして、通信を行った車両が駐車場の賃貸契約者の登録車であるか否かを判定し、登録車であればゲートを開くなどの処理を実行する。
【0025】
電子ナンバープレート3は、車両のナンバープレートに取り付けられるもので、取り付けられた車両に関する情報、例えばナンバープレートのナンバーや車両の車長、車幅、車高、車種などを電波として出力している。
【0026】
電子ナンバープレート3は、無線通信部3a、Wake Up回路3b、Wake Up回路制御部3c、電源制御回路部3d、電池3eおよび通信処理制御部3fを備えている。
【0027】
無線通信部3aは、電子ナンバープレート通信装置2との通信を行うためのもので、電子ナンバープレート通信装置2からの電波を受信する役割を果たす。そして、無線通信部3aは、電子ナンバープレート3が電子ナンバープレート通信装置2の通信エリア内に入った際に、電子ナンバープレート通信装置2から所定の電圧レベル以上の電波が出力されていると、電子ナンバープレート3からの電波を電子ナンバープレート通信装置2に向けて送信する。
【0028】
Wake Up回路3bおよびWake Up回路制御部3cは、電池3eによる電源供給を行うか否かを判定するための電源供給判定手段を構成するものであり、電源供給スイッチに相当するものである。これらWake Up回路3bおよびWake Up回路制御部3cは、単に無線通信部3aが受信した電波の電圧レベルに基づく出力を発生させるものであり、電池3eからの電源供給が無くても作動する。
【0029】
Wake Up回路3bは、電子ナンバープレート3が電子ナンバープレート通信装置2の通信エリア内に入ったか否かをアナログ的に判定する。具体的には、無線通信部3aが受け取った電波が所定の閾値を超える電圧レベルを有しているか否かをアナログ的に判定するようになっている。上述したように、車両走行中には電子ナンバープレート通信装置2からその閾値を超える所定の電圧レベル以上の電波が出力されるようになっている。このため、電子ナンバープレート3が電子ナンバープレート通信装置2の通信可能エリア内に入り、かつ、車両が走行中である場合に、Wake Up回路3bから電子ナンバープレート3を起動させる旨の出力が成されるようになっている。
【0030】
Wake Up回路制御部3cは、Wake Up回路3bからの出力に基づいて、電子ナンバープレート通信装置3から所定の電圧レベル以上の電波が出力されているか否かをデジタル的に判定する。このWake Up回路制御部3cからの論理出力に基づいて、車両が電子ナンバープレート通信装置2の通信可能エリア内に入っており、かつ、走行中であるか否かが判定される。
【0031】
このように、Wake Up回路3bおよびWake Up回路制御部3cにて、車両が電子ナンバープレート通信装置2の通信可能エリア内に入っているか、また、車両が走行中であるか停止中であるかが判定される。そして、このような状態であれば、Wake Up回路制御部3cから電源供給を行って良いことを示す電源供給許可信号が出力されるようになっている。
【0032】
電源制御回路部3dは、Wake Up回路制御部3cからの論理出力に基づいて電池3eからの電源供給を制御するものである。すなわち、電源制御回路部3fは、Wake Up回路制御部3cから電源供給許可信号が出されている場合には、電池3eから通信処理制御部3fへの電源供給を行うようになっている。
【0033】
電池3eは、電子ナンバープレート3を駆動するために必要とされる電力を発生させる電源である。
【0034】
通信処理制御部3fは、記憶されている車両情報を無線通信部3aへ送り、無線通信部3aを介して電子ナンバープレート通信装置2に出力するものである。この通信処理制御部3fを起動させるためには電池3eからの電源供給が必要であり、通信処理制御部3fを起動させる際にのみ電池3eでの電力消費が行われる。
【0035】
図2〜図4に、本実施形態における電子ナンバープレート通信システムの車載システム1、電子ナンバープレート通信装置2および電子ナンバープレート3それぞれが実行する処理を示す。
【0036】
図2は、車載システム1が実行する処理を示している。図2に示されるように、ステップ110では、車載システム1は、車輪速度センサを含む各種センサ1aにて各種車両情報を示す検知信号を取得する。次いで、ステップ120では、センサ情報処理部1bにて各種センサ1aからの検知信号を受け取り、車輪速度パルスを含む車両情報のデータを取得すると共に、車両情報のデータの編集を行う。そして、ステップ130において、センサ情報処理部1bから無線通信部1cに編集したデータを送り、無線通信部1cを介してそのデータを電子ナンバープレート通信装置2に向けて送信する。
【0037】
図3は、電子ナンバープレート通信装置2が実行する処理を示している。図3に示されるように、ステップ210では、ステップ130において車載システム1から送られたデータを無線通信部2aにて受信する。そして、受け取ったデータを無線通信部2aから通信処理回路部2bに送る。
【0038】
次に、ステップ220では、通信処理回路部2bにおいて、車両が現在走行中であるか、それとも停止中であるかを判定する。この処理は、車載システム1から送られてきた車両情報、具体的には車輪速度パルスのデータに基づいて実行される。すなわち、車両が走行中であれば、車輪速度パルスから求められる車輪速度、もしくは車輪速度パルスに基づいて演算される車体速度(車速)がゼロでなければ車両走行中であり、ゼロであれば車両停止中であると判定される。
【0039】
そして、ステップ220で肯定判定されると、車両走行中であるとしてステップ230に進み、その旨を示す車両走行情報を無線通信部2aに向けて出力する。これにより、無線通信部2aから電子ナンバープレート3に向けて車両走行情報、つまり所定の電圧レベル以上の電波が送信される。また、否定判定されると、車両停止中であるとしてステップ240に進み、その旨を示す車両停止情報を無線通信部2aに向けて出力する。これにより、無線通信部2aから電子ナンバープレート3に向けて車両停止情報、つまり電波が送信されない、もしくは所定の電圧レベル未満の電波が送信される。
【0040】
図4は、電子ナンバープレート3が実行する処理を示している。図4に示されるように、ステップ310では、電子ナンバープレート3は待機状態となっており、通信処理制御部3fでの処理が実行されない状態となっている。この状態では、電池3eからの電源供給が行われないようになっている。
【0041】
続く、ステップ320では、無線通信部3aにて電子ナンバープレート通信装置3からの電波を受信する。そして、ステップ330において、Wake Up判定処理を実行する。この処理は、Wake Up回路3bおよびWake Up回路制御部3cにて実現され、車両が走行中であるか停止中であるかが判定される。具体的には、ステップ230又はステップ240において、電子ナンバープレート通信装置2から車両走行情報として所定の電圧レベル以上の電波が送られていた場合には、この処理で車両が走行中であると判定される。この場合、Wake Up回路制御部3cから車両が走行中であることを意味する論理信号が出力される。
【0042】
このステップにおいて車両が走行中であると判定された場合には、ステップ340に進み、Wake Up回路制御部3cからの論理信号に基づいて電源制御部3dを起動させる。そして、ステップ350において電源制御部3dが起動されると、ステップ360において電池3eからの電源供給がなされ、通信処理回路部3fが起動される。これにより、ステップ360および370に進み、通信開始し、無線通信部3aを通じて車両に関する情報を電子ナンバープレート通信装置2へ送信し、全ての情報が送られると通信が終了したとして処理を終了する。
【0043】
逆に、電子ナンバープレート通信装置2から車両停止情報として電波が送られていないもしくは所定の電圧レベル未満の電波が送られていた場合には、ステップ330で車両が停止中であると判定される。この場合には、Wake Up回路制御部3cから車両が停止中であることを意味する論理信号が出力される。このような場合には、電子ナンバープレート3を起動させる必要がないため、そのまま処理を終了する。
【0044】
このような処理を実行する場合、電子ナンバープレート通信システムは以下のように作動する。図5に電子ナンバープレート通信システムの作動状況をイメージ化した概念図を示し、この図に基づいて電子ナンバープレート通信システムの作動を説明する。
【0045】
まず、図5(a)に示されるように、車両が電子ナンバープレート通信装置2の通信エリアへ進入しようとすると、その進入前においては、車両がまだ通信エリアに入っていないため、電子ナンバープレート3は待機状態となる。このため、電子ナンバープレート3と電子ナンバープレート通信装置2との間の通信は行われない。
【0046】
そして、図5(b)に示されるように、車両が電子ナンバープレート通信装置2の通信エリアに進入すると、進入直後には車両は走行中であるため、少なくとも一度は電子ナンバープレート3と電子ナンバープレート通信装置2との間の通信は行われる。
【0047】
次いで、図5(c)に示されるように、車両が通信エリア内で駐車もしくは停車して停止状態となった場合には、車輪速度パルスに基づき車速が0であることが判定される。これにより、通信処理回路部2bから無線通信部2aを介して車両停止情報が送信され、電子ナンバープレート3が起動されない状態となる。
【0048】
さらに、図5(d)に示されるように、再度車両が動き出すと、電子ナンバープレート3と電子ナンバープレート通信装置2との間の通信が再開され、通信エリアから外に出ると、電子ナンバープレート通信装置2からの電波が電子ナンバープレート3に届かなくなるため、電子ナンバープレート3が起動されない状態となる。
【0049】
このような作動に基づいて実際に車両が走行した場合において、電子ナンバープレート3における電池3eの電力消費がどのように変化するかを図6(a)、(b)に示す。
【0050】
図6(a)は、車両が停止することなく通信エリア内を通過した場合における電池3eの電力消費の変化を示したものであり、図6(b)は、車両が通信エリア内で一度停止した場合における電池3eの電力消費の変化を示したものである。
【0051】
図6(a)に示されるように、車両が通信エリア内に進入する前および進入した後においては、電子ナンバープレート3が待機状態とされる。そして、車両Zが通信エリア内を走行している際には、電子ナンバープレート3が通信状態となり、電池3eで電力消費が行われる。このように、通信エリア内のみで電池3eが電力消費するようにできる。
【0052】
そして、図6(b)に示されるように、車両が通信エリア内で一度停止した場合には、停止した時点T1から電子ナンバープレート3が待機状態となり、電池3eでの電力消費が低減される。なお、仮に電子ナンバープレート3を待機状態としなかった場合には、図中一点鎖線で示したように、車両が停止している際にも電池3eでの電力消費が行われ、電力消費の低減が図れない。
【0053】
このように、本実施形態における電子ナンバープレート通信システムにおいては、電子ナンバープレート通信装置2の通信エリア内でのみ電子ナンバープレート3が起動するようにし、通信エリア内において車両が停止すると、電子ナンバープレート3が起動しないようにしている。このため、電池3eでの電力消費を低減することが可能となり、電池3eの寿命向上を図ることができる。
【0054】
(他の実施形態)
上記実施形態では、車両が走行中であるか停止中であるかを車輪速度センサからのパルス信号に基づいて判定しているが、他の方法により判定するようにしてもよい。例えば、ナビゲーションシステムに搭載されるGPS受信機などからの車両移動情報に基づいて車両走行状態を判定することができる。
【0055】
また、上記実施形態では、車速に応じて電子ナンバープレート3を待機状態と起動状態とに切替えるようにしているが、エンジン停止中にのみ電子ナンバープレート3を待機状態にする処理が行われるようにすることも可能である。すなわち、電池3eとしてバッテリを用いる場合には、少なくともエンジン停止中における電池3eでの電力消費をなくしたいが、エンジンを掛けた状態で停止している場合には電子ナンバープレート通信装置2との通信サービスを実行したい場合がある。従って、エンジンを掛けたままアイドリング状態で車両が停止している場合には、電子ナンバープレート3が待機状態とならないようにすることができる。この場合、例えば車両のキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオンしているか否かを判定する等のエンジン動作判定手段を設け、その手段によりエンジンが動作中であるか停止中であるかが判定されるようにする。そして、上記ステップ230および240において、車両走行情報ではなく、エンジンが動作しているか否かを示すエンジン動作情報とエンジン停止情報を電子ナンバープレート3に送信するようにし、これらの情報に基づいてステップ330でWake Up判定を行うようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子ナンバープレート通信システムのブロック構成を示した模式図である。
【図2】図1に示す電子ナンバープレート通信システムの車載システムが実行する処理を示したフローチャートである。
【図3】図1に示す電子ナンバープレート通信システムの電子ナンバープレート通信装置が実行する処理を示したフローチャートである。
【図4】図1に示す電子ナンバープレート通信システムの電子ナンバープレートが実行する処理を示したフローチャートである。
【図5】図1に示す電子ナンバープレート通信システムが行う通信形態の様子を示した概略図である。
【図6】図1に示す電子ナンバープレート通信システムにおける電池の消費電力を表したタイムチャートである。
【符号の説明】
1…車載システム、1a…各種センサ、1b…センサ情報処理部、1c…無線通信部、2…電子ナンバープレート通信装置、2a…無線通信部、2b…通信処理回路部、3…電子ナンバープレート、3a…無線通信部、3b…Wake Up回路部、3c…Wake Up回路制御部、3d…電源制御回路部、3e…電池、3f…通信処理制御部。

Claims (9)

  1. 車両(Z)に取り付けられ電源(3e)からの電力供給に基づいて起動する電子ナンバープレート(3)と、
    前記車両の走行状態を検出すると共にその車両走行状態を示す出力を発生させる車両状態検出手段(1)と、
    車両通路に設置された電子ナンバープレート通信装置(2)とを有してなる電子ナンバープレート通信システムであって、
    前記電子ナンバープレート通信装置は、前記車両状態検出手段からの出力に基づいて前記車両が走行中であるか停止中であるかを判定し、前記車両の走行状態に応じた出力を発生するようになっており、
    前記電子ナンバープレートは、前記電子ナンバープレート通信装置からの出力を受け取り、前記車両が停止中である場合には、前記電源からの電力供給を停止するようになっていることを特徴とする電子ナンバープレート通信システム。
  2. 前記車両状態検出手段は車輪速度センサからの車輪速度信号に基づいて前記車両走行状態を示す出力を発生させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の電子ナンバープレート通信システム。
  3. 車両(Z)に取り付けられ電源(3e)からの電力供給に基づいて起動する電子ナンバープレート(3)と、
    前記車両のエンジンがかかっているか否かを検出すると共にその旨の出力を発生させるエンジン動作判定手段と、
    車両通路に設置された電子ナンバープレート通信装置(2)とを有してなる電子ナンバープレート通信システムであって、
    前記電子ナンバープレート通信装置は、前記車両状態検出手段からの出力に基づいて前記エンジンが動作中であるか停止中であるかを判定し、前記エンジンの動作状態に応じた出力を発生するようになっており、
    前記電子ナンバープレートは、前記電子ナンバープレート通信装置からの出力を受け取り、前記エンジンが停止中である場合には、前記電源からの電力供給を停止するようになっていることを特徴とする電子ナンバープレート通信システム。
  4. 前記電子ナンバープレート通信装置は、前記車両が走行中である場合には所定の電圧レベル以上の電波を出力し、前記車両が停止中である場合には電波を出力しないか又は前記所定の電圧レベル未満の電波を出力するようになっており、
    前記電子ナンバープレートは、前記電子ナンバープレート通信装置から前記所定の電圧レベル以上の電波を受信した時には前記電源からの電力供給を受けるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電子ナンバープレート通信システム。
  5. 前記電子ナンバープレートは、Wake Up手段を備えており、このWake Up手段にて前記所定レベル以上の電波を検知し、前記電源からの電力供給のスイッチングを行うようになっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の電子ナンバープレート通信システム。
  6. 車両(Z)に取り付けられ電源(3e)からの電力供給に基づいて起動する電子ナンバープレート(3)、前記車両の走行状態を検出すると共にその車両走行状態を示す出力を発生させる車両状態検出手段(1)および車両通路に設置された電子ナンバープレート通信装置(2)の間で通信を行う電子ナンバープレート通信方法であって、
    前記電子ナンバープレート通信装置にて、前記車両状態検出手段からの出力に基づいて前記車両が走行中であるか停止中であるかを判定すると共に、前記車両の走行状態に応じた出力を発生させ、
    前記電子ナンバープレートにて、前記電子ナンバープレート通信装置からの出力を受け取り、前記車両が停止中である場合には、前記電源からの電力供給を停止させることを特徴とする電子ナンバープレート通信方法。
  7. 車両(Z)に取り付けられ電源(3e)からの電力供給に基づいて起動する電子ナンバープレート(3)と、前記車両のエンジンがかかっているか否かを検出すると共にその旨の出力を発生させるエンジン動作判定手段(1)と、車両通路に設置された電子ナンバープレート通信装置(2)との間で通信を行う電子ナンバープレート通信方法であって、
    前記電子ナンバープレート通信装置にて、前記エンジン動作判定手段からの出力に基づいて前記エンジンが動作中であるか停止中であるかを判定すると共に、前記エンジンの動作状態に応じた出力を発生させ、
    前記電子ナンバープレートにて、前記電子ナンバープレート通信装置からの出力を受け取り、前記エンジンが停止中である場合には、前記電源からの電力供給を停止させることを特徴とする電子ナンバープレート通信方法。
  8. 車両(Z)に取り付けられ、電源(3e)からの電力供給に基づいて起動することで、車両通路側に取り付けられた電子ナンバープレート通信装置(2)と通信を行う電子ナンバープレートであって、
    前記電子ナンバープレート通信装置から前記車両が走行中であるか停止中であるかを示す情報を受信し、前記車両が停止中である場合には、前記電源からの電力供給が停止されるようになっていることを特徴とする電子ナンバープレート。
  9. 車両(Z)に取り付けられ、電源(3e)からの電力供給に基づいて起動することで、車両通路側に取り付けられた電子ナンバープレート通信装置(2)と通信を行う電子ナンバープレートであって、
    前記電子ナンバープレート通信装置から前記車両のエンジンが動作中であるか停止中であるかを示す情報を受信し、前記エンジンが停止中である場合には、前記電源からの電力供給が停止されるようになっていることを特徴とする電子ナンバープレート。
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