JP2004269026A - 梱包方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被梱包物品を複数枚積層して梱包し輸送する場合に、摩擦、振動や落下等の外力による変形や破損から被梱包物品を保護することができる梱包方法を提供する。
【解決手段】外力により変形や破損し易い被梱包物品1を複数積層して梱包する方法であって、被梱包物品1よりも剛性のある板3上に複数の被梱包物品1を積層し、これを収納袋5内に収納して真空パッキングする。
【選択図】 図3
【解決手段】外力により変形や破損し易い被梱包物品1を複数積層して梱包する方法であって、被梱包物品1よりも剛性のある板3上に複数の被梱包物品1を積層し、これを収納袋5内に収納して真空パッキングする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い太陽電池セル等を積層して輸送する際に使用する梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池セル等のように摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層し梱包して輸送する場合、輸送中におけるセル同士の摩擦を軽減するために、セルとセルとの間にシートや紙を挟み込み、更に外装用の梱包箱内に収納するとともに、梱包用緩衝材として発泡スチロール、エアキャップやダンボール等を使用して梱包し、輸送を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような梱包方法を用いて、摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層し梱包して輸送する場合、輸送時の振動による被梱包物品同士の摩擦や上下の揺れ衝撃により、被梱包物品が変形したり破損したりする恐れがあった。
【0004】
摩擦を軽減するために被梱包物品同士の間にシートや紙を挟みこんでも、梱包用緩衝材によって被梱包物品が充分に固定されない場合には、大きい揺れや衝撃による被梱包物品同士の摩擦が避けられなかった。
【0005】
また、輸送中に予想し得ない落下などがあった場合、落下の衝撃により被梱包物品が変形したり損傷したりする恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、被梱包物品を複数枚積層して梱包し輸送する場合に、摩擦、振動や落下等の外力による変形や破損から被梱包物品を保護することができる梱包方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく、本発明に係る梱包方法は、外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数積層して梱包する方法において、
上記被梱包物品よりも剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングすることを特徴とする。
【0008】
ここで、「剛性のある板」とは、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わっても変形や破損することのない板をいう。
【0009】
上記の梱包方法において、剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層した後、更にその上に剛性のある板を載置することが好ましい。
【0010】
また、剛性のある板の平面サイズが被梱包物品よりも大きいことが好ましい。
【0011】
さらに、剛性のある板の角に曲率加工を施すことが好ましい。
【0012】
そして、真空パッキング用の収納袋が、ビニル、合成樹脂、ゴム、または静電(帯電)防止加工された合成樹脂うちのいずれかの材質からなることが好ましい。
【0013】
またさらに、被梱包物品が太陽電池セルである場合にも適用しうる。
【0014】
特に、太陽電池セルがアモルファスシリコン系である場合には、真空パッキングの際にセルの受光面に遮光性のあるシートを被せるか、或いは遮光性のある収納袋を用いることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明するが、本発明は本実施形態に限るものではない。
【0016】
本発明は、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わることにより変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層して梱包する方法に関するものであり、被梱包物品としては、例えば太陽電池セル等の外力により変形や破損し易い物品を想定している。
【0017】
このような変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層して梱包する場合に、被梱包物品よりも大きい平面サイズを有する剛性のある平板を準備し、該剛性のある平板上に複数枚の被梱包物品を積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングする。
【0018】
ここで、「剛性のある平板」とは、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わっても変形や破損することのない平板をいい、例えば、樹脂製、木製、金属製の平板等が挙げられる。剛性のある平板を用いるのは、被梱包物品が太陽電池セルである場合のように剛性がない場合、変形や破損しないように充分な強度をもたせるためである。また、被梱包物品よりも大きい平面サイズを有する剛性のある平板を用いるのは、被梱包物品を全体に亘って保護するためである。
【0019】
剛性のある平板上に複数の被梱包物品を積層した後、更にその上に剛性を有する平板を載置すれば、積層した被梱包物品の上面をも保護することができる。
【0020】
特に、被梱包物品が太陽電池セルのように鋭い角部を有する場合には、収納袋を突き破ることを避けるため、剛性のある平板として被梱包物品よりも平面サイズが大きいものを用い、且つ角に曲率加工を施した平板上に被梱包物品を複数枚積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングを行う。収納袋内に収納して真空パッキングするのは、被梱包物品が太陽電池セルである場合、太陽電池セルの一部またはセルの銅製電極取り出し用端部など外気に触れると表面酸化や劣化の恐れがあるものについて、真空パッキングすることにより酸化や劣化を防止するためである。
【0021】
真空パッキング用の収納袋としては、ビニル、合成樹脂、ゴム、または静電(帯電)防止加工された合成樹脂うちのいずれかの材質からなることが好ましい。これは、被梱包物品が太陽電池セルのように静電気に弱いものである場合、静電(帯電)防止を施した真空パッキング用の収納袋を用いることにより、静電気による破壊を防止することができるからである。
【0022】
さらに、太陽電池セルがアモルファスシリコン系の場合には、長時間に渡って光に曝すと、製造直後の初期性能から性能が劣化し安定化する光劣化現象が生じるので、真空パッキングする際にセルの受光面に遮光性のあるシートを付したり、遮光性のある収納袋を用いれば、保管や輸送前後での収納箱外における放置による光劣化を抑えることができる。
【0023】
すなわち、太陽電池セルのように剛性のない被梱包物品を複数枚積層して梱包する場合に、変形しないように充分な強度の厚みや剛性を有する平板上に太陽電池セルを複数枚積層してから収納袋内に真空パッキングすると、セル同士が一体となってしっかり固定され、太陽電池セルの摩擦や衝撃による破損を避けることができる。
【0024】
また、鋭い角部を有する太陽電池セルの場合、充分な強度の厚みや剛性を有する平板を太陽電池セルよりも平面サイズが大きく、且つ角に曲率加工を施した平板を使用すると、真空パッキング時の収納袋を突き破ることを避けることができる。さらに、積層した太陽電池セルの上面に更に充分な強度の厚みや剛性を持つ平板を載置してから真空パッキングすると、太陽電池セルの保護効果が大きく、落下などによる変形や破損も避けられる。
【0025】
太陽電池セルの一部または銅の電極端子取り出し端部などのように、外気に放置すると表面酸化や劣化の恐れがあるものは、真空パッキングすることによって外気に触れることがなくなり、外気や湿度に影響されやすい部分や銅の電極取り出し端部の表面酸化や劣化が避けられ、製造後の保管にも役立つ。
【0026】
また、太陽電池セルがアモルファスシリコン系の場合、その性質上、長時間に渡って光に曝すと、製造直後の初期性能から性能が劣化し安定化する光劣化現象が一般的に知られている。したがって、真空パッキングする際に、セルの受光面に遮光性のあるシートを付したり、遮光性のある収納袋を用いることにより、外部からの光を遮断して保管や輸送前後において収納箱外に放置されることによる劣化を抑えることができる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限るものではない。
【0028】
〔実施例1〕
まず、図1から図8に基づいて、実施例1の梱包方法を説明する。
【0029】
本実施例では、梱包輸送する被梱包物品1として、長方形の平板状を呈しており、相対向する両辺に銅製の取り出し端部2を有する太陽電池セルを用いる。また、この太陽電池セルの平面サイズよりも大きく、充分な厚みと剛性のある3mm厚さの平板状のアルミニウム板3を準備する。このアルミニウム板3の四隅の角には、曲率加工が施されている。
【0030】
そして、図1に示すようにアルミニウム板3上に、複数枚の太陽電池セル1を積層して載置する。その後、図2及び図3に示すように、アルミニウム板3上に載置された太陽電池セル1の受光面に光遮断性のあるゴムシート4を被せ、ビニル製収納袋5内に収納し、排気ポンプ等の真空吸引源7により吸引パイプ6を通じて収納袋5内の空気を吸引して大気圧以下に減圧する。減圧後、図4に示すように、収納袋5の開口部を熱圧着等により封止8して真空パッキングする。図5は収納袋の封止後における太陽電池セルの状態を示す平面図であり、図6はその側断面図である。
【0031】
太陽電池セル1とその上に積層する太陽電池セル1との間には、セル同士の摩擦や接触を軽減するためのシートや紙を介設してもよい。また、予測し得ない静電気が太陽電池セル1に静電破壊を与える可能性がある場合には、真空パッキングする収納袋5の素材として、静電帯電防止を施した樹脂袋等を用いれば、静電破壊を避けることができる。或いは、予め太陽電池セル1を静電帯電防止袋内に収納してから、収納袋5内に収納してもよい。
【0032】
図7に示すように、収納袋5内に真空パッキングをした太陽電池セル1を外装用梱包箱9としての段ボール箱内に収納し、外部からの衝撃を緩和するための緩衝材10としてエアキャップを段ボール箱9内の四側面と上下に配置する。そして、図8に示すように、段ボール箱9の蓋部分を閉じて突き合わせ、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉して梱包する。なお、外装梱包箱9の密閉には、紐など用いても良い。
【0033】
また、外部からの衝撃を緩衝するための緩衝材10として空気マットを使用してもよい。例えば、図9に示すように、真空パッキングされた状態の太陽電池セル1に相当する内部形状を有する箱体状空気マット13と、その上部を覆う蓋体状空気マット16を準備する。これらの空気マット13、16には、それぞれ封止可能な空気注入弁12、15が備えられている。
【0034】
そして、図4のように真空パッキングされた太陽電池セル1を箱体状空気マット13上に置き、空気注入弁12より空気を注入して箱体状空気マット13を膨らませ、真空パッキングされた太陽電池セル1の側面を固定し、図10に示すように、外装用の段ボール箱14内に収納する。そのとき、箱体状空気マット13の空気圧が不足する場合には、段ボール箱14の外側から、空気注入弁12を介して箱体状空気マット13の空気圧を調整してもよい。そして、段ボール箱14内に収納後、その上部に蓋体状空気マット16を設け、段ボール箱14の蓋部分を閉じて突き合わせ、図11に示すように、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉後、段ボール箱14の外から空気注入弁15を介して蓋体状空気マット16に空気を注入して膨らませ、上部から真空パッキングされた太陽電池セル1を押さえて固定する。
【0035】
〔実施例2〕
次に、図12から図19に基づいて、実施例2の梱包方法を説明する。
【0036】
実施例1で説明した図2のアルミニウム板3と太陽電池セル1とゴムシート4の上に、図12に示すように、更に太陽電池セルの平面サイズよりも大きく、充分な厚みと剛性を有し、その四隅に曲率加工を施した平面板であり、3mmの厚みのアルミニウム板17を載置してから、ビニル製収納袋5内に収納し、吸引パイプ6から収納袋5内の空気を真空吸引源7により真空吸引して大気圧以下に減圧する。減圧後、真空にした収納袋5を封止8する。図13は収納袋の封止後における太陽電池セルの状態を示す平面図であり、図14はその側断面図である。
【0037】
本実施例の太陽電池セル1と直上に積層する太陽電池セル1との間には、摩擦や接触を軽減するためにシートや紙を設けてもよい。また、本実施例において、予測し得ない静電気が太陽電池セル1に静電破壊を与える可能性がある場合には、真空パッキングの収納袋5の素材として、静電帯電防止を施した樹脂袋等を用いれば、静電破壊を避けることができる。或いは、予め太陽電池セル1を静電帯電防止袋に収納してから収納袋5に収納してもよい。
【0038】
図15に示すように、真空パッキングした太陽電池セル1を外装用梱包箱9として段ボール箱に収納し、外部からの衝撃を緩和するための緩衝材10としてエアキャップ10を段ボール箱9内の四側面と上下に載置する。そして、段ボール箱9の蓋部分を閉じて突き合わせ、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉する。なお、段ボール箱9の密閉には、紐など用いてもよい。図16は、梱包の完成状態を示す斜視図である。
【0039】
また、外部からの衝撃を緩衝するための緩衝材10として空気マットを使用してもよい。例えば、図17に示すように、真空パッキングされた状態の太陽電池セル1に相当する内部形状を有する箱体状空気マット13と、その上部を覆う蓋体状空気マット16を準備する。これらの空気マット13、16には、それぞれ封止可能な空気注入弁12、15が備えられている。
【0040】
そして、図13及び図14のように真空パッキングされた太陽電池セル1を箱体状空気マット13上に置き、空気注入弁12より空気を注入して箱体状空気マット13を膨らませ、真空パッキングされた太陽電池セル1の側面を固定し、図18に示すように、外装用の段ボール箱14内に収納する。そのとき、箱体状空気マット13の空気圧が不足する場合には、段ボール箱14の外側から、空気注入弁12を介して箱体状空気マット13の空気圧を調整してもよい。そして、段ボール箱14内に収納後、その上部に蓋体状空気マット16を設け、段ボール箱14の蓋部分を閉じて突き合わせ、図19に示すように、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉後、段ボール箱14の外から空気注入弁15を介して蓋体状空気マット16に空気を注入して膨らませ、上部から真空パッキングされた太陽電池セル1を押さえて固定する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る梱包方法よれば、外力による変形や破損をし易い被梱包物品を複数積層して輸送する場合に、剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層してから真空パッキングすると、被梱包物品は板状にしっかりと一体に固定されるので、摩擦、振動や落下等の外力による変形や破損から被梱包物品を保護することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、アルミニウム板とその上に積層する太陽電池セルとを示す説明図である。
【図2】実施例1において、アルミニウム板上に積層された太陽電池セルを収納袋内に収納する状態を示す説明図である。
【図3】実施例1において、収納袋内に収納した太陽電池セルを真空パッキングする状態を示す説明図である。
【図4】実施例1において、収納袋内に収納した太陽電池セルを真空パッキングし、収納袋を封止した状態を示す説明図である。
【図5】実施例1において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す平面図である。
【図6】実施例1において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す側断面図である。
【図7】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルをエアキャップ緩衝材付きの段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図8】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図9】実施例1において、空気マット上に真空パッキングされた太陽電池セルを載置する状態を示す説明図である。
【図10】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図11】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図12】実施例2において、アルミニウム板上に太陽電池セルを積層し、更にアルミニウム板を載置して収納袋内へ収納する状態を示す説明図である。
【図13】実施例2において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す平面図である。
【図14】実施例2において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す側断面図である。
【図15】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルをエアキャップ緩衝材付きの段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図16】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図17】実施例2において、空気マット上に真空パッキングされた太陽電池セルを載置する状態を示す説明図である。
【図18】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図19】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 被梱包物品(太陽電池セル)
2 太陽電池セルの銅の取り出し端部
3 剛性のある板(アルミニウム板)
4 ゴムシート
5 収納袋
6 空気吸引パイプ
7 真空吸引源
8 封止
9 外装用梱包箱(段ボール箱)
10 緩衝材
11 粘着テープ
12 空気注入弁
13 箱体状空気マット
14 梱包箱(段ボール箱)
15 空気注入弁
16 蓋体状空気マット
17 アルミニウム板
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い太陽電池セル等を積層して輸送する際に使用する梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池セル等のように摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層し梱包して輸送する場合、輸送中におけるセル同士の摩擦を軽減するために、セルとセルとの間にシートや紙を挟み込み、更に外装用の梱包箱内に収納するとともに、梱包用緩衝材として発泡スチロール、エアキャップやダンボール等を使用して梱包し、輸送を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような梱包方法を用いて、摩擦、振動や落下等の外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層し梱包して輸送する場合、輸送時の振動による被梱包物品同士の摩擦や上下の揺れ衝撃により、被梱包物品が変形したり破損したりする恐れがあった。
【0004】
摩擦を軽減するために被梱包物品同士の間にシートや紙を挟みこんでも、梱包用緩衝材によって被梱包物品が充分に固定されない場合には、大きい揺れや衝撃による被梱包物品同士の摩擦が避けられなかった。
【0005】
また、輸送中に予想し得ない落下などがあった場合、落下の衝撃により被梱包物品が変形したり損傷したりする恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、被梱包物品を複数枚積層して梱包し輸送する場合に、摩擦、振動や落下等の外力による変形や破損から被梱包物品を保護することができる梱包方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく、本発明に係る梱包方法は、外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数積層して梱包する方法において、
上記被梱包物品よりも剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングすることを特徴とする。
【0008】
ここで、「剛性のある板」とは、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わっても変形や破損することのない板をいう。
【0009】
上記の梱包方法において、剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層した後、更にその上に剛性のある板を載置することが好ましい。
【0010】
また、剛性のある板の平面サイズが被梱包物品よりも大きいことが好ましい。
【0011】
さらに、剛性のある板の角に曲率加工を施すことが好ましい。
【0012】
そして、真空パッキング用の収納袋が、ビニル、合成樹脂、ゴム、または静電(帯電)防止加工された合成樹脂うちのいずれかの材質からなることが好ましい。
【0013】
またさらに、被梱包物品が太陽電池セルである場合にも適用しうる。
【0014】
特に、太陽電池セルがアモルファスシリコン系である場合には、真空パッキングの際にセルの受光面に遮光性のあるシートを被せるか、或いは遮光性のある収納袋を用いることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明するが、本発明は本実施形態に限るものではない。
【0016】
本発明は、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わることにより変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層して梱包する方法に関するものであり、被梱包物品としては、例えば太陽電池セル等の外力により変形や破損し易い物品を想定している。
【0017】
このような変形や破損し易い被梱包物品を複数枚積層して梱包する場合に、被梱包物品よりも大きい平面サイズを有する剛性のある平板を準備し、該剛性のある平板上に複数枚の被梱包物品を積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングする。
【0018】
ここで、「剛性のある平板」とは、輸送中に摩擦、振動や落下等の外力が加わっても変形や破損することのない平板をいい、例えば、樹脂製、木製、金属製の平板等が挙げられる。剛性のある平板を用いるのは、被梱包物品が太陽電池セルである場合のように剛性がない場合、変形や破損しないように充分な強度をもたせるためである。また、被梱包物品よりも大きい平面サイズを有する剛性のある平板を用いるのは、被梱包物品を全体に亘って保護するためである。
【0019】
剛性のある平板上に複数の被梱包物品を積層した後、更にその上に剛性を有する平板を載置すれば、積層した被梱包物品の上面をも保護することができる。
【0020】
特に、被梱包物品が太陽電池セルのように鋭い角部を有する場合には、収納袋を突き破ることを避けるため、剛性のある平板として被梱包物品よりも平面サイズが大きいものを用い、且つ角に曲率加工を施した平板上に被梱包物品を複数枚積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングを行う。収納袋内に収納して真空パッキングするのは、被梱包物品が太陽電池セルである場合、太陽電池セルの一部またはセルの銅製電極取り出し用端部など外気に触れると表面酸化や劣化の恐れがあるものについて、真空パッキングすることにより酸化や劣化を防止するためである。
【0021】
真空パッキング用の収納袋としては、ビニル、合成樹脂、ゴム、または静電(帯電)防止加工された合成樹脂うちのいずれかの材質からなることが好ましい。これは、被梱包物品が太陽電池セルのように静電気に弱いものである場合、静電(帯電)防止を施した真空パッキング用の収納袋を用いることにより、静電気による破壊を防止することができるからである。
【0022】
さらに、太陽電池セルがアモルファスシリコン系の場合には、長時間に渡って光に曝すと、製造直後の初期性能から性能が劣化し安定化する光劣化現象が生じるので、真空パッキングする際にセルの受光面に遮光性のあるシートを付したり、遮光性のある収納袋を用いれば、保管や輸送前後での収納箱外における放置による光劣化を抑えることができる。
【0023】
すなわち、太陽電池セルのように剛性のない被梱包物品を複数枚積層して梱包する場合に、変形しないように充分な強度の厚みや剛性を有する平板上に太陽電池セルを複数枚積層してから収納袋内に真空パッキングすると、セル同士が一体となってしっかり固定され、太陽電池セルの摩擦や衝撃による破損を避けることができる。
【0024】
また、鋭い角部を有する太陽電池セルの場合、充分な強度の厚みや剛性を有する平板を太陽電池セルよりも平面サイズが大きく、且つ角に曲率加工を施した平板を使用すると、真空パッキング時の収納袋を突き破ることを避けることができる。さらに、積層した太陽電池セルの上面に更に充分な強度の厚みや剛性を持つ平板を載置してから真空パッキングすると、太陽電池セルの保護効果が大きく、落下などによる変形や破損も避けられる。
【0025】
太陽電池セルの一部または銅の電極端子取り出し端部などのように、外気に放置すると表面酸化や劣化の恐れがあるものは、真空パッキングすることによって外気に触れることがなくなり、外気や湿度に影響されやすい部分や銅の電極取り出し端部の表面酸化や劣化が避けられ、製造後の保管にも役立つ。
【0026】
また、太陽電池セルがアモルファスシリコン系の場合、その性質上、長時間に渡って光に曝すと、製造直後の初期性能から性能が劣化し安定化する光劣化現象が一般的に知られている。したがって、真空パッキングする際に、セルの受光面に遮光性のあるシートを付したり、遮光性のある収納袋を用いることにより、外部からの光を遮断して保管や輸送前後において収納箱外に放置されることによる劣化を抑えることができる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限るものではない。
【0028】
〔実施例1〕
まず、図1から図8に基づいて、実施例1の梱包方法を説明する。
【0029】
本実施例では、梱包輸送する被梱包物品1として、長方形の平板状を呈しており、相対向する両辺に銅製の取り出し端部2を有する太陽電池セルを用いる。また、この太陽電池セルの平面サイズよりも大きく、充分な厚みと剛性のある3mm厚さの平板状のアルミニウム板3を準備する。このアルミニウム板3の四隅の角には、曲率加工が施されている。
【0030】
そして、図1に示すようにアルミニウム板3上に、複数枚の太陽電池セル1を積層して載置する。その後、図2及び図3に示すように、アルミニウム板3上に載置された太陽電池セル1の受光面に光遮断性のあるゴムシート4を被せ、ビニル製収納袋5内に収納し、排気ポンプ等の真空吸引源7により吸引パイプ6を通じて収納袋5内の空気を吸引して大気圧以下に減圧する。減圧後、図4に示すように、収納袋5の開口部を熱圧着等により封止8して真空パッキングする。図5は収納袋の封止後における太陽電池セルの状態を示す平面図であり、図6はその側断面図である。
【0031】
太陽電池セル1とその上に積層する太陽電池セル1との間には、セル同士の摩擦や接触を軽減するためのシートや紙を介設してもよい。また、予測し得ない静電気が太陽電池セル1に静電破壊を与える可能性がある場合には、真空パッキングする収納袋5の素材として、静電帯電防止を施した樹脂袋等を用いれば、静電破壊を避けることができる。或いは、予め太陽電池セル1を静電帯電防止袋内に収納してから、収納袋5内に収納してもよい。
【0032】
図7に示すように、収納袋5内に真空パッキングをした太陽電池セル1を外装用梱包箱9としての段ボール箱内に収納し、外部からの衝撃を緩和するための緩衝材10としてエアキャップを段ボール箱9内の四側面と上下に配置する。そして、図8に示すように、段ボール箱9の蓋部分を閉じて突き合わせ、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉して梱包する。なお、外装梱包箱9の密閉には、紐など用いても良い。
【0033】
また、外部からの衝撃を緩衝するための緩衝材10として空気マットを使用してもよい。例えば、図9に示すように、真空パッキングされた状態の太陽電池セル1に相当する内部形状を有する箱体状空気マット13と、その上部を覆う蓋体状空気マット16を準備する。これらの空気マット13、16には、それぞれ封止可能な空気注入弁12、15が備えられている。
【0034】
そして、図4のように真空パッキングされた太陽電池セル1を箱体状空気マット13上に置き、空気注入弁12より空気を注入して箱体状空気マット13を膨らませ、真空パッキングされた太陽電池セル1の側面を固定し、図10に示すように、外装用の段ボール箱14内に収納する。そのとき、箱体状空気マット13の空気圧が不足する場合には、段ボール箱14の外側から、空気注入弁12を介して箱体状空気マット13の空気圧を調整してもよい。そして、段ボール箱14内に収納後、その上部に蓋体状空気マット16を設け、段ボール箱14の蓋部分を閉じて突き合わせ、図11に示すように、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉後、段ボール箱14の外から空気注入弁15を介して蓋体状空気マット16に空気を注入して膨らませ、上部から真空パッキングされた太陽電池セル1を押さえて固定する。
【0035】
〔実施例2〕
次に、図12から図19に基づいて、実施例2の梱包方法を説明する。
【0036】
実施例1で説明した図2のアルミニウム板3と太陽電池セル1とゴムシート4の上に、図12に示すように、更に太陽電池セルの平面サイズよりも大きく、充分な厚みと剛性を有し、その四隅に曲率加工を施した平面板であり、3mmの厚みのアルミニウム板17を載置してから、ビニル製収納袋5内に収納し、吸引パイプ6から収納袋5内の空気を真空吸引源7により真空吸引して大気圧以下に減圧する。減圧後、真空にした収納袋5を封止8する。図13は収納袋の封止後における太陽電池セルの状態を示す平面図であり、図14はその側断面図である。
【0037】
本実施例の太陽電池セル1と直上に積層する太陽電池セル1との間には、摩擦や接触を軽減するためにシートや紙を設けてもよい。また、本実施例において、予測し得ない静電気が太陽電池セル1に静電破壊を与える可能性がある場合には、真空パッキングの収納袋5の素材として、静電帯電防止を施した樹脂袋等を用いれば、静電破壊を避けることができる。或いは、予め太陽電池セル1を静電帯電防止袋に収納してから収納袋5に収納してもよい。
【0038】
図15に示すように、真空パッキングした太陽電池セル1を外装用梱包箱9として段ボール箱に収納し、外部からの衝撃を緩和するための緩衝材10としてエアキャップ10を段ボール箱9内の四側面と上下に載置する。そして、段ボール箱9の蓋部分を閉じて突き合わせ、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉する。なお、段ボール箱9の密閉には、紐など用いてもよい。図16は、梱包の完成状態を示す斜視図である。
【0039】
また、外部からの衝撃を緩衝するための緩衝材10として空気マットを使用してもよい。例えば、図17に示すように、真空パッキングされた状態の太陽電池セル1に相当する内部形状を有する箱体状空気マット13と、その上部を覆う蓋体状空気マット16を準備する。これらの空気マット13、16には、それぞれ封止可能な空気注入弁12、15が備えられている。
【0040】
そして、図13及び図14のように真空パッキングされた太陽電池セル1を箱体状空気マット13上に置き、空気注入弁12より空気を注入して箱体状空気マット13を膨らませ、真空パッキングされた太陽電池セル1の側面を固定し、図18に示すように、外装用の段ボール箱14内に収納する。そのとき、箱体状空気マット13の空気圧が不足する場合には、段ボール箱14の外側から、空気注入弁12を介して箱体状空気マット13の空気圧を調整してもよい。そして、段ボール箱14内に収納後、その上部に蓋体状空気マット16を設け、段ボール箱14の蓋部分を閉じて突き合わせ、図19に示すように、その突き合わせ部を粘着テープ11により密閉後、段ボール箱14の外から空気注入弁15を介して蓋体状空気マット16に空気を注入して膨らませ、上部から真空パッキングされた太陽電池セル1を押さえて固定する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る梱包方法よれば、外力による変形や破損をし易い被梱包物品を複数積層して輸送する場合に、剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層してから真空パッキングすると、被梱包物品は板状にしっかりと一体に固定されるので、摩擦、振動や落下等の外力による変形や破損から被梱包物品を保護することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、アルミニウム板とその上に積層する太陽電池セルとを示す説明図である。
【図2】実施例1において、アルミニウム板上に積層された太陽電池セルを収納袋内に収納する状態を示す説明図である。
【図3】実施例1において、収納袋内に収納した太陽電池セルを真空パッキングする状態を示す説明図である。
【図4】実施例1において、収納袋内に収納した太陽電池セルを真空パッキングし、収納袋を封止した状態を示す説明図である。
【図5】実施例1において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す平面図である。
【図6】実施例1において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す側断面図である。
【図7】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルをエアキャップ緩衝材付きの段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図8】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図9】実施例1において、空気マット上に真空パッキングされた太陽電池セルを載置する状態を示す説明図である。
【図10】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図11】実施例1において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図12】実施例2において、アルミニウム板上に太陽電池セルを積層し、更にアルミニウム板を載置して収納袋内へ収納する状態を示す説明図である。
【図13】実施例2において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す平面図である。
【図14】実施例2において、真空パッキングされ、収納袋を封止した状態の太陽電池セルを示す側断面図である。
【図15】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルをエアキャップ緩衝材付きの段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図16】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【図17】実施例2において、空気マット上に真空パッキングされた太陽電池セルを載置する状態を示す説明図である。
【図18】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納する状態を示す説明図である。
【図19】実施例2において、真空パッキングされた太陽電池セルを空気マットを利用して段ボール箱内へ収納した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 被梱包物品(太陽電池セル)
2 太陽電池セルの銅の取り出し端部
3 剛性のある板(アルミニウム板)
4 ゴムシート
5 収納袋
6 空気吸引パイプ
7 真空吸引源
8 封止
9 外装用梱包箱(段ボール箱)
10 緩衝材
11 粘着テープ
12 空気注入弁
13 箱体状空気マット
14 梱包箱(段ボール箱)
15 空気注入弁
16 蓋体状空気マット
17 アルミニウム板
Claims (1)
- 外力により変形や破損し易い被梱包物品を複数積層して梱包する方法において、
上記被梱包物品よりも剛性のある板上に複数の被梱包物品を積層し、これを収納袋内に収納して真空パッキングすることを特徴とする梱包方法。
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