JP2004244123A - エレベータの運転装置 - Google Patents

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Tsuyoshi Koga
剛志 古閑
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】地震管制運転時および火災管制運転時に迅速な管制運転を行うことができるエレベータの運転装置を提供する。
【解決手段】同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかご1A,1Bを配置したエレベータの運転装置において、災害発生時における管制運転を行う場合に、下部かごの管制運転完了後(S02−03)、下部かごを避難階より下方の階へ移動させ、次いで上部かごの管制運転を行う(S04−05)管制運転制御手段を備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータの運転装置に関し、特に、同一昇降路内にそれぞれ独立した駆動手段により駆動される2台のかごを配置するワンシャフトダブルカー式エレベータの災害発生時における管制運転を制御するための運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、エレベータの輸送効率向上及び建物内占有面積削減の為、同一昇降路内にそれぞれが独立して駆動される複数のかごを有するワンシャフトマルチカー式エレベータが考案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−226048号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、同方式のエレベータにおいては、地震管制運転時および火災管制運転時において、かごを避難階へ走行させる場合に、互いのかごが障害となり、迅速な管制運転を行うことは困難である。
【0005】
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、地震管制運転時および火災管制運転時に迅速な管制運転を行うことができるエレベータの運転装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの運転装置は、同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかごを配置したエレベータの運転装置において、災害発生時における管制運転を行う場合に、下部かごの管制運転完了後、下部かごを避難階より下方の階へ移動させ、次いで上部かごの管制運転を行う管制運転制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態によるワンシャフトダブルカー式エレベータの運転装置を示す構成図である。同一昇降路内に配置された下部かご1Aおよび上部かご1Bの各かご内には、かご操作盤2A,2Bが配置されており、通常は、かご操作盤2A,2Bに設けられた行先階釦の信号がかご制御ケーブル3A,3Bを介して各かご制御盤4A,4Bにそれぞれ伝えられ、各かご制御盤4A,4Bにより各かご駆動手段11A,11Bをそれぞれ駆動制御して各かご1A,1Bを目的の階へと移動することができる。
【0008】
災害発生時、例えば火災発生時には、キースイッチもしくは火災報知器等の機器と連動して火災管制運転スイッチ6が火災管制運転装置5に対して火災管制運転指令を発するようになされており、火災管制運転装置5は、各かご制御盤4A,4Bに対し個別に指令を与え、順番に管制運転を行う。すなわち、かご制御盤4A,4B、火災管制運転装置5及び火災管制運転スイッチ6により、災害発生時の管制運転制御手段を構成している。また、昇降路には、避難階が最下階である場合に、最下階より下方に下部かご1Aを一時的に待避させる為の下部非常用空間12が設けられている。
【0009】
図2は、この発明による管制運転制御手段による火災管制運転動作の一例を示すフローチャートである。火災管制運転スイッチ6の操作により火災管制運転が開始される。この火災管制運転時には、まず、各かご内及び乗場呼びをキャンセルして新規呼び登録が不可となる(ステップS01)。このような状態で、下部かご1A内の乗客の救出を行う為、上部かご1Bを避難階+1階、下部かご1Aを避難階へ走行させ(ステップS02)、下部かご1Aを避難階で戸開し20秒間待機させる(ステップS03)。このようにして、下部かご1Aの管制運転を行う。
【0010】
下部かご1Aの管制運転完了後、上部かご1Bの避難階への走行の妨げとなっている、下部かご1Aを避難階−1階もしくは下部非常用空間へ走行させて待機状態とし、次いで上部かご1Bを避難階に走行させて(ステップS04)、上部かご1Bの管制運転を行う。すなわち、ステップS03と同様に、上部かご1Bの戸開し20秒間待機させ(ステップS05)、その後休止状態とする。
【0011】
これにより、各かごは休止した状態である為、乗場及びかご内の呼び登録は一切できないが、各かご内のかご操作盤2A,2Bの戸開釦の操作により、再び避難階へ走行後戸開し、乗客を避難させることができる。例えば、上部かご1B内かご操作盤2Bの戸開釦が押されてない状態で、下部かご1A内かご操作盤2Aの戸開釦が押された場合、再びステップS02によって、上部かご1Bを避難階+1階、下部かご1Aを避難階へ走行させることで、下部かご1A内乗客の避離を可能としている(ステップS06→S07→S02,S03)。また、上部かご1B内かご操作盤2Bの戸開釦が押された場合、再びステップS05によって、上部かご1Bを避難階へ走行させることで、上部かご1B内乗客の避離を可能としている(ステップS06→S05)。そして、火災管制運伝が解除された場合、火災管制運転を終了し、通常走行を行う(ステップS08)。
【0012】
なお、前述した実施の形態では、火災発生時の管制運転制御について説明したが、火災管制運転装置5及び火災管制運転スイッチ6を地震管制運転装置及び地震管制運転スイッチに置き換えれば、地震発生時の管制運転制御にも同様に実施できる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、災害発生時における管制運転を行う場合に、下部かごの管制運転完了後、下部かごを避難階より下方の階へ移動させ、次いで上部かごの管制運転を行うことで、迅速な管制運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるワンシャフトダブルカー式エレベータの運転装置を示す構成図である。
【図2】この発明による管制運転制御手段による火災管制運転動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A,1B 下部/上部かご、2A,2B 下部/上部かご操作盤、3A,3B 下部/上部かご制御ケーブル、4A,4B 下部/上部かご制御盤、5 火災管制運転装置、6 火災管制運転スイッチ、11A,11B 下部/上部かご駆動手段、12 下部非常用空間。

Claims (4)

  1. 同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかごを配置したエレベータの運転装置において、
    災害発生時における管制運転を行う場合に、下部かごの管制運転完了後、下部かごを避難階より下方の階へ移動させ、次いで上部かごの管制運転を行う管制運転制御手段を備えた
    ことを特徴とするエレベータの運転装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの運転装置において、
    前記避難階が最下階である場合に、前記昇降路内に、前記下部かごを最下階よりも下方の位置へ移動させて停止させるための下部非常用空間を設けた
    ことを特徴とするエレベータの運転装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータの運転装置において、
    前記管制運転制御手段は、下部かごが避難階より下方の階に停止中、下部かごのかご操作盤の戸開釦が操作された場合に、上部かごを避難階の1階床上の階に走行させ、次いで、下部かごを避難階へ走行させる
    ことを特徴とするエレベータの運転装置。
  4. 請求項2に記載のエレベータの運転装置において、
    前記管制運転制御手段は、下部かごが下部非常用空間に停止中、下部かごのかご操作盤の戸開釦が操作された場合に、上部かごを避難階の1階床上の階に走行させ、次いで、下部かごを避難階へ走行させる
    ことを特徴とするエレベータの運転装置。
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