JP2004243728A - 成形プレス用耐熱クッション材 - Google Patents

成形プレス用耐熱クッション材 Download PDF

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Abstract

【課題】クッション性を有し、かつ熱を全面に均一に伝える、成形プレス用耐熱クッション材として優れた機能を有するものを提供する。
【解決手段】フェルト材を積層させてなる成形プレス用耐熱クッション材であって、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材およびパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材をそれぞれ1層または2層以上有する、前記成形プレス用耐熱クッション材。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形プレス用耐熱クッション材(以下、単にクッション材と記す場合がある。)に関し、特に当該クッション材に要求される特性のバランスが優れたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の熱盤間にて挟持し、この熱盤による熱プレスにより製造される積層製品がある。
この積層製品の一例は次のとおりである。なお、積層製品は以下の例に限らず、更に多様な製品を含むものである。
▲1▼プリント配線板の基板となる積層板
クラフト紙とフェノール樹脂からなる紙フェノール積層板、ガラス繊維の織布とエポキシ樹脂からなるガラスエポキシ積層板などがある。
▲2▼プリント配線板
基板の片面に導体パターンを形成した片面プリント配線板、基板の両面に導体パターンを形成した両面プリント配線板、基板の外面だけでなく内部にも導体パターンを形成した多層プリント配線板などがある。
▲3▼フラットパネルディスプレイ
液晶ディスプレイ、エレクトロルミネセンスなどがある。
▲4▼半導体パッケージ
チップとほぼ同サイズのチップサイズパッケージ(Chip Size Package, CSP)などがある。
【0003】
これらの各種製品の製造工程にそれぞれ共通することは、上記熱盤と製品との間に、熱盤からの熱を製品全面に均一に伝えるとともに、クッション性を有するクッション材を介することにある。
【0004】
このクッション材の具体的使用例を、図1に示す両面プリント配線板の製造装置に基づき説明する。
図1において、40は熱盤、Cはクッション材、50は鏡面板、60は銅箔、70はプリプレグである。なお、最終的には、プリプレグ70と銅箔60とにより両面プリント配線板が構成される。
図1において、プリプレグ70は、ガラスクロスにエポキシ樹脂が含浸され半キュアー状態とされている板材を、複数枚重ねることにより構成される。
【0005】
そして、熱盤40、40により熱と圧力を加え、成形するが、この時の成形条件は、エポキシ樹脂原料の配合などにより異なる。このため、成形工程で使用されるクッション材の熱移動量(昇温速度:℃/min)が製造条件に合致していないと、熱盤40側の製品と、熱盤40、40間の中央に位置する製品とで物性差が生ずる虞があった。さらに、一つの製品中においても、中央部と周辺部とで物性差が発生する虞があった。
【0006】
これは、熱プレスによりプリプレグ70中の樹脂の粘度が一旦下がり液状に戻った後、徐々に硬化が進むという製造工程において、当該工程中にプレス圧を昇圧するタイミングがずれるためである。
【0007】
すなわち、樹脂を移動させプリプレグ同士の接着、プリプレグと銅箔の接着および樹脂中に含まれている空気の除去・細分吸収をさせるための、温度と圧力による成形プレスのタイミングが許容範囲を越えるからである。
例えば、樹脂粘度が低くなり過ぎた時にプリプレグに圧力が掛かると、樹脂が必要以上に流れて、積層板の中央部板厚が厚く、周辺部厚が薄くなるという問題が発生する。よって、最終的に製造された製品の厚みがそれぞれ異なるといった事態が発生する。
一方、樹脂粘度が高くなり過ぎた時にプリプレグに圧力が掛かると、樹脂が十分に流れず、樹脂中に含まれている空気が消えないため、製品の絶縁性等に問題を生ずる。
従って、クッション材には、優れた昇温速度を有することが要求されていた。
【0008】
従来より、成形プレス用クッション材としてはクラフト紙等が多く使用されていた。しかし、近年においては、製造すべき製品の大型化や精密化が進んでいるため、さらに優れた特性を有するクッション材が要望されている。
このようなクッション材として、無機繊維と耐熱性芳香族系重合体のパルプ状物を含むもの(特許文献1参照)、および芳香族系ポリアミド繊維を含むもの(特許文献2および3参照)がある。しかし、いずれも湿紙を積層させたもの又は単一の層のみからなるものであり、異種のフェルト材を積層させたものでない。
【0009】
例えば、このようなクッション材として、図2に示すものがある。図2において、クッション材C4は、基体11Bと、基体11Bにニードルパンチされたステープルファイバー11Aとからなる。
ステープルファイバー11Aは、メタ系芳香族ポリアミドにより構成されている。また、基体11Bは、耐熱性繊維からなる経糸11B1と緯糸11B2とによる織布が使用されている。
【0010】
このクッション材C4は、ステープルファイバー11Aがメタ系芳香族ポリアミドにより構成されているため、昇温速度の調整を行うことが容易であった。
しかしその反面、クッション性の維持を図ることが困難であり、寿命が短いものであった。
この際、クッション性の維持を図るために、ステープルファイバーの目付を大きくすることが考えられるが、目付を大きくした場合には、熱伝導速度が遅くなるため昇温速度の調整が困難になるとともに、重量が重くなり客先での使い勝手が悪化する虞があった。
【0011】
一方、上記クッション材C4の欠点を解消すべく、図3に係るクッション材C5が開発された。
すなわち、図3のクッション材C5は、基体21Bと、基体21Bにニードルパンチされたステープルファイバー21Aとからなる。
ステープルファイバー21Aは、ポリパラフェニレンテレフタラミドなどを主体とするパラ系芳香族ポリアミドにより構成されている。また、基体21Bは、耐熱性繊維からなる経糸21B1と緯糸21B2とによる織布が使用されている。
【0012】
このクッション材C5は、ステープルファイバー21Aがパラ系芳香族ポリアミドにより構成されているため、クッション性の維持は良好であった。
しかし、熱伝導率が速すぎるため、所望の昇温速度を得ることが困難であった。従って、適当な昇温速度を得るためには、目付を膨大に増加させる必要があり、客先での使い勝手、コストの面で望ましくなかった。
【0013】
【特許文献1】特開昭59−192795号公報
【特許文献2】特開昭62−156100号公報
【特許文献3】特開平7−331570号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前記課題を解決し、クッション性を有し、かつ熱を全面に均一に伝える、成形プレス用耐熱クッション材として優れた機能を有するものを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねる中で、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材およびパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材を積層させることにより、目付を大きくすることなく、クッション性が維持され、かつ熱を全面に均一に伝達できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0016】
すなわち、本発明は、フェルト材を積層させてなる成形プレス用耐熱クッション材であって、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材およびパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材をそれぞれ1層または2層以上有する、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
また、本発明は、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がメタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーのみからなり、および/またはパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーのみからなる、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
さらに、本発明は、少なくとも1層以上のフェルト材が基体を含む、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
【0017】
また、本発明は、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材が成形プレス装置の熱盤側に配置される、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
さらに、本発明は、パラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がメタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材で挟持されてなる、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
また、本発明は、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材で挟持されてなる、前記成形プレス用耐熱クッション材に関する。
【0018】
本発明の成形プレス用耐熱クッション材によれば、熱を均一に全面に伝達することができ、品質の優れる成形プレス製品を得ることができる。そのメカニズムは明確ではないが、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材が、その直線的でない高分子の化学構造によって熱を分散させながら均一に伝達することができる役割を果たす一方で、パラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材が、その直線的な構造によって熱を早く伝達するとともにクッション性を維持する役割を果たすことが考えられる。従って、目付を大きくすることなく、クッション性が維持された成形プレス用耐熱クッション材を得ることができ、経済的にも好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の基本構成は、メタ系芳香族ポリアミドからなる第1のステープルファイバーを含む第1のフェルト材と、パラ系芳香族ポリアミドからなる第2のステープルファイバーを含む第2のフェルト材とを1層または2層以上積層させ、接続したものである。
この構成により、本発明に係るクッション材は、昇温速度の調整が容易であるとともに、クッション性の維持に優れた製品を、客先に提供することが可能となる。
【0020】
第1のフェルト材(第2のフェルト材)を構成するステープルファイバーの目付のうち、少なくとも50%以上がメタ系芳香族ポリアミド(パラ系芳香族ポリアミド)からなるものが好ましく、さらに、それぞれの素材の特性を有効に発現させるためには、第1のフェルト材(第2のフェルト材)における全てのステープルファイバーが、メタ系芳香族ポリアミド(パラ系芳香族ポリアミド)のみからなるものが好ましい。
【0021】
具体的には、第1のステープルファイバー10Aには、ポリメタフェニレンイソフタルアミドを主体とする繊維を使用することができ、コーネックス(商品名/帝人製)、ノーメックス(商品名/デュポン製)等を採用することができる。また、第2のステープルファイバー20Aには、ポリパラフェニレンテレフタルアミドを主体とする繊維を使用することができ、具体的にはケブラー(商品名/デュポン製)、テクノーラ(商品名/帝人製)、トアロン(商品名/帝人製)、トルコン(商品名/東レ製)等を採用することができる。
【0022】
第1、第2のフェルト材の接続方法にあっては、ニードルパンチングにより互いのステープルファイバー同士を絡合一体化させる方法を採用することができる。
一方、接着材により両者を接続することも可能である。この際、接着材としては、ガラスエポキシのプリプレグシート等の熱硬化性樹脂、フッ素フィルム等の熱溶着性素材、テトラフルオロエチレン〜エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン〜パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン〜ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等を適宜利用することができる。
【0023】
ここで、本発明に係る実施の態様を、図4〜図6に基づき説明する。
図4〜図6において、10は第1のフェルト材であり、基体10Bと、第1のステープルファイバー10Aとにより構成されている。第1のステープルファイバー10Aは、基体10Bの両面側にニードルパンチングにより接続されている。
一方、20は第2のフェルト材であり、基体20Bと、第2のステープルファイバー20Aとにより構成されている。第2のステープルファイバー20Aは、基体20Bの両面側にニードルパンチングにより接続されている。
そして、第1のフェルト材と第2のフェルト材とは、接続手段30により接続されている。
【0024】
なお、基体10Bおよび基体20Bは、耐熱繊維からなる経糸10B1、20B1と、緯糸10B2、20B2とを織製してなる織布にて構成されている。
【0025】
図4におけるクッション材C1は、それぞれ1枚の、第1のフェルト材10と第2のフェルト材20とが接続することにより構成される。
この構成により、昇温速度の調整と、クッション性の維持を図ることのできるクッション材を得ることができる。
【0026】
なお、図4のような、それぞれ1枚の、第1のフェルト材10と第2のフェルト材20とを接続する構成の場合、成形プレス装置における熱盤側に、第1のフェルト材を配置することが望ましい。
すなわち、第1のフェルト材は熱伝導率が低いため、熱を分散させながら伝達し、熱盤における熱ムラを緩和することができ、これを第2のフェルト材にてさらに緩和させることができるからである。
一方、第2のフェルト材を熱盤側に配置すると、製造条件によっては、熱盤における熱ムラが、熱伝導率の高い第2のフェルト材により直接第1のフェルト材へ伝わり、熱ムラが解消されないまま製品へと伝達される虞があるため、上記構成が好ましい。
【0027】
なお、図4のように、第1、第2のフェルト材を1枚づつ接続する構成にあっては、クッション材そのものの製造工程において問題を生じる可能性がある。
すなわち、例えば、第1、第2のフェルト材を熱硬化性樹脂にて接続する場合、当然フェルト材に熱を加えるものである。この際、メタ系芳香族ポリアミドの方が、パラ系芳香族ポリアミドよりも熱収縮率が高いものであるため、完成したクッション材が反ってしまう可能性があった。
【0028】
この問題点を解決する望ましい構成を図5および図6に基づき説明する。
図5のクッション材C2は、2枚の第2のフェルト材20により、第1のフェルト材を挟み、一体化したものである。
また、図6のクッション材C3は、2枚の第1のフェルト材10により、第2のフェルト材を挟み、一体化したものである。
これらの構造により、上記欠点を解決する、更に良好なクッション材を提供することが可能となる。
【0029】
なお、図5のクッション材C2と、図6のクッション材C3とを比較した場合、クッション材C3の方がより優れた性能を有するさらに好ましい形態である。すなわち、クッション材C2ではクッション性に寄与する第2のフェルト材20が複数枚使用されているのに対し、クッション材C3のフェルト材20は単一である。
上述したとおり、クッション材は目付が増加すると、客先での使い勝手が悪化するため、単一のフェルト材20の方が、より小さい目付にてクッション性の向上を図ることが可能な分、より好ましい優れたクッション材であると言える。
【0030】
本発明に係るクッション材において、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含む第1と、パラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含む第2における、好ましい比率は、第1のステープルファイバー部:第2のステープルファイバー部=10:90〜90:10である。
【0031】
また、基体10B、20Bは、耐熱性繊維であればいずれの繊維を用いてもよいが、具体的には、メタ系芳香族ポリアミド、パラ系芳香族ポリアミドのほか、全芳香族ポリエステル繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維、ステンレス繊維などを適宜採用することも可能である。
また、基体10B、20Bの構成としては、経糸と緯糸を織製した織布が強度上望ましいが、この織布のみならず、経糸と緯糸を単に重ね合わせた構成など、適宜採用することができる。また、場合によっては、基体10B、20Bを有さない構成であってもよい。
【0032】
【実施例】
表1及び図7〜図14に基づき、本発明の実施例を説明する。
まず、実施例1〜4、比較例1〜5に係るクッション材をサンプルとして準備した。
なお、サンプルにおいて、次の構成は全て共通のものを使用した(比較例5は除く)。
・第1のフェルト材を構成するステープルファイバー:
全てのステープルファイバーがメタ系芳香族ポリアミドからなる。具体的には、コーネックス(商品名/帝人製)を使用した。
・第2のフェルト材を構成するステープルファイバー:
全てのステープルファイバーがパラ系芳香族ポリアミドからなる。具体的には、ケブラー(商品名/デュポン製)を使用した。
・第1、第2のフェルト材に配置される基体:
メタ系芳香族ポリアミドのスパン糸を織製した織布を使用した。なお具体的な繊維としては、コーネックス(商品名/帝人製)を使用した。
【0033】
(実施例1)
実施例1に係るクッション材を、図7に示す。このクッション材は、第2のフェルト材20の表裏面に、それぞれ同一の構成を有する第1のフェルト材10を接続することにより構成された。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第1のフェルト材10の構成
構成:コーネックス製ステープルファイバーのみをニードリングすることにより構成
坪量(1枚):150g/m
・第2のフェルト材20の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、ケブラー製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
坪量:1,500g/m
・第1、第2のフェルト材の接続手段30:ニードルパンチングによる
【0034】
(実施例2)
実施例2に係るクッション材を、図8に示す。このクッション材は、第2のフェルト材20の表裏面に、それぞれ同一の構成を有する第1のフェルト材10を接続することにより構成された。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第1のフェルト材の構成
構成:コーネックス製の織布の両面に、コーネックス製ステープルファイバーをニードリングすることにより構成
坪量(1枚):150g/m
・第2のフェルト材の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、ケブラー製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
坪量:1,500g/m
・第1、第2のフェルト材の接続手段30:ETFEフィルムの熱溶着による
【0035】
(実施例3)
実施例3に係るクッション材を、図9に示す。このクッション材は、第1のフェルト材10の片面に、第2のフェルト材20を接続することにより構成される。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第1のフェルト材の構成
構成:コーネックス製ステープルファイバーのみをニードリングすることにより構成
坪量:300g/m
・第2のフェルト材の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、ケブラー製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
坪量:1,500g/m
・第1、第2のフェルト材の接続手段30:ニードルパンチングによる
【0036】
(実施例4)
実施例4に係るクッション材を、図10に示す。このクッション材は、第1のフェルト材10の表裏面に、それぞれ同一の構成を有する第2のフェルト材20を接続することにより構成される。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第1のフェルト材10の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、コーネックス製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
坪量:300g/m
・第2のフェルト材20の構成
構成:ケブラー製ステープルファイバーのみをニードリングすることにより構成
坪量(1枚):750g/m
・第1、第2のフェルト材の接続手段30:ニードルパンチングによる
【0037】
(比較例1)
比較例1に係るクッション材を、図11に示す。このクッション材は、第1のフェルト材11のみにより構成される。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第1のフェルト材11の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、コーネックス製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
【0038】
(比較例2)
比較例2に係るクッション材を、図12に示す。このクッション材は、第1のフェルト材11のみにより構成される。
・クッション材の総坪量:3,600g/m
・第1のフェルト材11の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、コーネックス製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
【0039】
(比較例3)
比較例3に係るクッション材を、図13に示す。このクッション材は、第2のフェルト材21のみにより構成される。
・クッション材の総坪量:1,800g/m
・第2のフェルト材21の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、ケブラー製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
【0040】
(比較例4)
比較例4に係るクッション材を、図14に示す。このクッション材は、第2のフェルト材21のみにより構成される。
・クッション材の総坪量:2,600g/m
・第2のフェルト材21の構成
構成:コーネックス製の織布2枚を重ね、ケブラー製ステープルファイバーをその両面にニードリングすることにより構成
【0041】
(比較例5)
比較例5に係るクッション材を、当該クッション材として一般的に使用されているクラフトペーパーを14枚積層することにより得た。
・クッション材の総坪量:2,674g/m(1枚=191g/m
【0042】
これらのサンプルを、図1に示すものと同様の構造を有する試験機を用いて、測定・実験した。
なお、実施内容は次のとおりである。
・昇温速度(℃/min)の測定:90℃から140℃になるまでの時間を測定し、昇温速度(℃/min)を得た。
・到達温度(℃)の測定:毎分4℃で熱盤の温度を上げ、70分経過した時点の温度を測定した。
・クッション変位量(μm)の測定:180℃の加熱下において、15kg/cmにてプレスした場合と、50kg/cmにてプレスした場合のクッション材の厚みを測定した。そして、50kg/cm時から15kg/cm時の差を求め、クッション変位量(μm)とした。
・試作試験:実際の製品製造を想定し、クッション材が何回程度繰り返し使用可能か測定した。具体的には、プリント配線基板を形成するものと設定し、所定枚数のプリプレグ(ガラスクロスにエポキシ樹脂が含浸され半キュア状態とされている板材)を、図1の如くクッション材間に配置して試作試験を行った。そして、50プレス毎に想定製品を確認し、問題が発生した時点の回数を記録した。
【0043】
その結果を、表1に示す。このことから、本発明に係る実施例においては、クッション材として非常に優れたバランスを有することが確認された。
【0044】
なお、各比較例と、本発明に係る実施例との具体的な対比結果は次のとおりである。
・比較例1:昇温速度、到達温度は実施例と近似しているものの、クッション変位量にやや乏しく、試作試験時の回数も少なかった。よって、比較例1は、実施例1〜4に比して寿命の短いクッション材であることが確認された。
・比較例2:クッション変位量が実施例に近似するものの、目付が大きすぎ、昇温速度、到達温度とも実施例には遠く及ばなかった。試作試験の結果においては、昇温速度が遅すぎたため、クッション材として使用することが困難であった。
・比較例3:到達温度、クッション変位量に問題は無いが、昇温速度が速すぎるため、クッション材としての使用が困難であった。
・比較例4:全ての測定結果において良好な数値を得ることができたが、本発明のクッション材と同等のクッション性、昇温速度を得るには、目付を大きくする必要があり、第2のフェルト材のみでは、イニシャルコストが非常に増大することが確認された。
・比較例5:クッション変位量が非常に乏しく、また、著しく寿命が短いことが確認された。
【0045】
【表1】
Figure 2004243728
【0046】
【発明の効果】
本発明の成形プレス用耐熱クッション材によれば、目付を大きくすることなく、クッション性を維持しながらも熱を均一に伝達することが可能となり、良好な製品を得ることができる。従って、客先の使用条件、要望に適応したクッション材を経済的に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面プリント配線板の成形プレスの例を示す。
【図2】従来の成形プレス用クッション材を示す。
【図3】従来の成形プレス用クッション材を示す。
【図4】本発明の成形プレス用クッション材の態様の例を示す。
【図5】本発明の成形プレス用クッション材の態様の例を示す。
【図6】本発明の成形プレス用クッション材の態様の例を示す。
【図7】実施例1における成形プレス用クッション材を示す。
【図8】実施例2における成形プレス用クッション材を示す。
【図9】実施例3における成形プレス用クッション材を示す。
【図10】実施例4における成形プレス用クッション材を示す。
【図11】比較例1における成形プレス用クッション材を示す。
【図12】比較例2における成形プレス用クッション材を示す。
【図13】比較例3における成形プレス用クッション材を示す。
【図14】比較例4における成形プレス用クッション材を示す。
【符号の説明】
10・・・第1のフェルト材
10A・・・第1のステープルファイバー
10B・・・基体
10B1・・・経糸
10B2・・・緯糸
11・・・第1のフェルト材
11A・・・基体11Bにニードルパンチされたステープルファイバー
11B・・・基体
11B1・・・経糸
11B2・・・緯糸
20・・・第2のフェルト材
20A・・・第2のステープルファイバー
20B・・・基体
20B1・・・経糸
20B2・・・緯糸
21・・・第2のフェルト材
21A・・・基体21Bにニードルパンチされたステープルファイバー
21B・・・基体
21B1・・・経糸
21B2・・・緯糸
30・・・接続手段
40・・・熱盤
50・・・鏡面板
60・・・銅箔
70・・・プリプレグ
C・・・クッション材
C1・・・本発明の成形プレス用クッション材
C2・・・本発明の成形プレス用クッション材
C3・・・本発明の成形プレス用クッション材
C4・・・従来の成形プレス用クッション材
C5・・・従来の成形プレス用クッション材

Claims (6)

  1. フェルト材を積層させてなる成形プレス用耐熱クッション材であって、メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材およびパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材をそれぞれ1層または2層以上有する、前記成形プレス用耐熱クッション材。
  2. メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がメタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーのみからなり、および/またはパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーのみからなる、請求項1に記載の成形プレス用耐熱クッション材。
  3. 少なくとも1層以上のフェルト材が基体を含む、請求項1または2に記載の成形プレス用耐熱クッション材。
  4. メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材が成形プレス装置の熱盤側に配置される、請求項1〜3のいずれかに記載の成形プレス用耐熱クッション材。
  5. パラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がメタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材で挟持されてなる、請求項1〜4のいずれかに記載の成形プレス用耐熱クッション材。
  6. メタ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材がパラ系芳香族ポリアミドのステープルファイバーを含むフェルト材で挟持されてなる、請求項1〜5のいずれかに記載の成形プレス用耐熱クッション材。
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