JP2004242508A - コエンザイムq10および水溶性ビタミンを含有する食品 - Google Patents

コエンザイムq10および水溶性ビタミンを含有する食品 Download PDF

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Takeshi Minemura
剛 峯村
Satoko Yasuhara
さと子 安原
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Abstract

【課題】コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを共存させても、コエンザイムQ10が安定であり、且つ吸収性を高めたまま、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを同時に摂取し得る食品、医薬、化粧料および飼料を提供する。
【解決手段】コエンザイムQ10を有機酸の存在下、水溶性物質に乳化・分散して得られ、且つ乳化・分散粒子の平均粒径が5μm以下である水溶性組成物として水溶性ビタミンと共存させる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンが共存していることを特徴とするコエンザイムQ10含有食品、食品添加料、医薬、化粧料および飼料に関する。詳細には、コエンザイムQ10とビタミンB群およびビタミンCの1種以上が共存しているにもかかわらず、コエンザイムQ10が安定であり、且つコエンザイムQ10の吸収性が改善された食品、食品添加料、医薬、化粧料および飼料に関する。
【0002】
【従来の技術】
コエンザイムQ10は、ユビデカレノンまたは補酵素Q10として知られる高等動物に存在する補酵素Qの1種(分子式 C5990、分子量 863.36)である。コエンザイムQ10は、補酵素として生物活性をもつだけでなく、酸素利用効率を改善させる作用を有するビタミン様作用物質として知られている。このため、コエンザイムQ10は、鬱血組織に作用するほか、生体膜の安定化や抗酸化などの作用を有すると考えられ、臨床的には狭心症、心不全、虚血性心疾患、筋ジストロフィーの症状改善に薬理効果が認められている。また、基礎治療施行中の軽度および中等度の鬱血精神不全症状の治療薬として、また本態性高血圧症、歯周病疾患、制癌剤や向精神薬の副作用予防などにも有効であると報告されている。このようにコエンザイムQ10は高い生理活性を有し、且つ生体内に存在する安全性の高い物質である。
【0003】
しかし、コエンザイムQ10は融点の低い親油性固体でありエーテルなどでは高い溶解性を示すが、水に難溶性である。このため、コエンザイムQ10は水に難溶性のために、経口投与した場合に生体への吸収性が非常に低いという問題がある。また、コエンザイムQ10は不安定であり、光などによって分解してヒドロキノン体やユビクロメノールなどを生成するという問題がある。
【0004】
一方、ビタミンB誘導体は脚気、神経痛、筋肉痛、中枢神経障害、末梢神経炎、末梢神経麻痺、心筋代謝障害、胃腸運動機能障害などの症状の治療や、激しい肉体疲労の回復に対して有効であることが知られている。
【0005】
また、ビタミンCとして知られるアスコルビン酸は、抗酸化作用、コラーゲン合成促進作用の他に、免疫機能の増強、ストレスや疲労などの症状軽減や予防、コレステロールの胆汁酸への変換作用を有していることが知られており、医薬やサプリメント、化粧料などに用いられている。
【0006】
しかしながら、コエンザイムQ10とビタミンBまたはその誘導体などのビタミンB群を共存させるとコエンザイムQ10の安定性が極めて不安定になることが知られている(特許文献1)。そこで、本発明者らは、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンB群とを組み合わせて使用する場合に、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンB群の組成物にゼラチンを存在させることによりコエンザイムQ10を安定化させ得ることを見出した(特許文献1)。しかし、この組成物ではコエンザイムQ10のもう一つの問題点である低吸収性の改善については言及されていない。さらに、本発明者らはコエンザイムQ10をビタミンCのみ、ビタミンCおよびビタミンB群と共存させて安定性を試験したところ、コエンザイムQ10の安定性が極めて低下することを明らかにした。
【0007】
このため、コエンザイムQ10と、ビタミンC、ビタミンB群などの水溶性ビタミンは、相乗効果を期待し得るにもかかわらず、医薬や食品に同時に配合することができず、別個に投与または摂取する必要がある。そこで、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを同時に摂取できる、即ちコエンザイムQ10と水溶性ビタミンを共存させても安定性を保持しながら、コエンザイムQ10の吸収性も改善された食品および医薬品用組成物が求められていた。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−95221号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを同時に効率よく生体内に吸収させることが可能なコエンザイムQ10と水溶性ビタミンとを共存させた食品、食品添加料、医薬、化粧料および飼料を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行ったところ、特定のコエンザイムQ10含有組成物とビタミンB群および/またはビタミンCを共存させても、コエンザイムQ10が安定であり、且つ吸収性を高めたまま、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを同時に摂取することができることを見出した。
【0011】
従って、本発明は、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンが共存していることを特徴とするコエンザイムQ10含有食品に関する。特に本発明において、コエンザイムQ10は水溶性組成物として配合することが好ましい。そのような水溶性組成物は、コエンザイムQ10を有機酸の存在下、水溶性物質に乳化・分散することにより得られる分散・乳化した粒子の平均粒径が5μm以下であるコエンザイムQ10水溶化液であるか、またはこの水溶化液を固形化して得られる水溶性粉末または顆粒である。故に、本発明は、コエンザイムQ10を有機酸の存在下、水溶性物質に乳化・分散して得られ、且つ乳化・分散粒子の平均粒径が5μm以下であるコエンザイムQ10含有水溶性組成物と水溶性ビタミンを含有する食品に関する。
【0012】
本発明はまた、上述のコエンザイムQ10含有水溶性組成物と水溶性ビタミンを含有することを特徴とする、食品、医薬、化粧料および飼料に関する。本発明の食品、医薬などは水易溶性で、呈味性に優れ、且つコエンザイムQ10の吸収性が良いため、水なしでも摂取可能であり、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを何時どこでも摂取することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の食品や医薬中のコエンザイムQ10含量は、食品や医薬の形態、所望すべき摂取量に応じて適宜決められるが、粉剤や顆粒剤などの場合には、一般的には0.1〜60質量%の範囲であり、好ましくは0.5〜20質量%、例えば5質量%程度である。液剤や飲料の場合には0.001〜10質量%の範囲であり、好ましくは0.01〜1質量%程度である。なお、コエンザイムQ10の1日当たりの摂取量は、年齢、体重や健康状態により異なるが通常成人は5〜300mg、好ましくは10〜100mgである。また、本発明の化粧料および飼料中のコエンザイムQ10量は通常は上記範囲内である。
【0014】
本発明において用いられる水溶性ビタミンは、ビタミンB群およびビタミンCから選択される1種以上である。ビタミンB群には、ビタミンB誘導体、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB12、ビタミンB13、さらにビオチン、パントテン酸、ニコチン酸、葉酸などの各種ビタミンB複合体が包含される。
【0015】
ビタミンB誘導体には、チアミンまたはその塩、チアミンジスルフィド、フルスルチアミンまたはその塩、ジセチアミン、ビスブチチアミン、ビスベンチアミン、ベンフォチアミン、チアミンモノフォスフェートジスルフィド、シコチアミン、オクトチアミン、プロスルチアミンなどのビタミンBの生理活性を有する全ての化合物が包含される。
【0016】
本発明の食品や医薬中の水溶性ビタミンの量は、食品や医薬の形態、配合するビタミンの種類と所望すべき摂取量に応じて適宜決められるが、粉剤や顆粒剤などの場合には、一般的には0.001〜30質量%の範囲であり、好ましくは0.01〜10質量%、例えば1質量%程度である。液剤や飲料の場合には0.0001〜5質量%の範囲であり、好ましくは0.001〜1質量%程度である。また、本発明の化粧料および飼料中の水溶性ビタミンの量は通常は上記範囲内である。
【0017】
本発明において用いられるコエンザイムQ10含有水溶性組成物は、コエンザイムQ10を有機酸の存在下、水溶性物質溶液に乳化・分散することにより調製される。この水溶性組成物において、分散・乳化した粒子の平均粒径は5μm以下、好ましくは1μm以下である。
【0018】
コエンザイムQ10の分散・乳化に使用される水溶性物質は、保護コロイド形成してコエンザイムQ10を微細な粒子に分散・乳化し、均一で且つ安定なエマルジョンを維持しうるものである。そのような水溶性物質には、寒天、ゼラチン、キサンタンガム、アラビアガム、カゼイン、デキストリン、カルメロースナトリウム(CMCナトリウム)、D−マンニット、プルラン、コーンファイバー、デンプン、グラーガムおよびペクチン等の植物由来の水溶性多糖類等並びにポリビニルピロリドン(PVP)などの合成高分子物質が包含され、これらの中から選択される少なくとも1種類の水溶性物質を用いる。これら水溶性物質の中でも、アラビアガムは独自の機能性を持つ天然植物由来の物質であり、高濃度の水溶液としても比較的低粘性で流動性のある溶液状態を保つことから特に好ましい。本発明の食品の製造に用いる水溶性物質の量は、所望のコエンザイムQ10含量、水溶性物質の種類により異なるが、一般的には液状の水溶性組成物(水溶化液)の重量に基づき1〜99質量%の範囲であり、好ましくは10〜99質量%、例えば95質量%である。
【0019】
また、有機酸は、例えばクエン酸、コハク酸、フマル酸、乳酸、グルコン酸、リンゴ酸および/または酒石酸であり、好ましくはリンゴ酸、酒石酸またはこれらの混合物である。有機酸の添加量は、有機酸の種類により異なるが、一般的には調製される水溶性組成物の質量に基づき0.5〜30質量%の範囲であり、好ましくは1〜25質量%である。
【0020】
コエンザイムQ10含有水溶性組成物の調製に際して、脂溶性薬剤であるコエンザイムQ10を予め溶融し、これを有機酸の存在下、水溶性物質中に分散・乳化して、微細な粒子のエマルジョンを形成させる。このため、水溶性物質の水溶液、つまり水性保護コロイド溶液を調製し、予め加温しておくことが好ましい。この保護コロイド溶液に、予め加熱・融解したコエンザイムQ10を導入し、次いで公知の手段、例えば高圧ホモジナイザーを使用して、所望の平均粒径まで微細に分散・乳化させることにより、均一で、且つ微細なエマルジョンを形成させることができる。これらの工程は、コエンザイムQ10の融点より高い温度、例えば約45〜90℃、好ましくは50〜70℃で実施する。また、予め加温(約45〜90℃、好ましくは50〜70℃)した水性保護コロイド溶液に、コエンザイムQ10粉末を直接添加・分散し、該溶液中で融解させ、次いで乳化させてもよい。この方法は、作業性を効率化し、原材料の損失を抑制できるために好ましい。
【0021】
このように形成された水溶性物質の水性保護コロイドは、吸収に際して、ユビキノンの微細な分散粒子を安定的に保持させ、その結果として消化管壁から体内への取り込みが促進されるという利点を有する。
【0022】
また、別の態様において、この水溶性組成物(コエンザイムQ10水溶化液)をそのまま粉末化するか、または賦形剤に吸着または担持させて固形化、例えば粉末化することができる。ここで賦形剤は、この水溶化液を吸着または担持しうる経口摂取可能な賦形剤であればいずれのものも使用可能であるが、例えば粉末乳糖、微結晶セルロース、β−サイクロデキストリン、糖(単糖類、少糖類、多糖類等デンプン、デキストリン、酵素分解デキストリンを含む)、微粒二酸化珪素、糖アルコール等が挙げられる。
【0023】
また、用いる賦形剤を適宜選択することにより、得られる固形製剤の機能性・特性を変化させることができる。例えば賦形剤としてソルビトール、デキストリンおよび/またはマンニトールを用いると、水溶性組成物またはこれを含有する食品の水易溶性をさらに高めることができる。乳糖、コーンスターチ、ソルビトールおよび/または結晶セルロースを用いると、塑性変形能を有した直接打錠可能な水溶性組成物またはこれを含有する食品が得られる。また、チュアブル錠、錠剤、用時溶解型の錠剤、発泡錠等も適宜調製することができる。
【0024】
コエンザイムQ10含有水溶性組成物(水溶化液)を固形化、例えば粉末化または顆粒化する方法としては、賦形剤の少なくとも一部を、必要に応じ加熱した上昇気流により流動化した賦形剤の流動層中に本発明のコエンザイムQ10水溶化液を噴霧して、次いで乾燥させる流動層造粒法、賦形剤の少なくとも一部が攪拌翼等により攪拌された賦形剤の層に液体製剤を滴下または噴霧等の方法により添加する攪拌造粒法等が例示される。
【0025】
また、本発明のコエンザイムQ10含有水溶化組成物(水溶化液)は直接噴霧乾燥法により水分を除去し、得られた乾燥粉末を上述の賦形剤と物理的に混合し、所望により造粒して、粉末または顆粒状の水溶性組成物を調製することができる。
上述のように調製されたコエンザイムQ10含有水溶性組成物は、直接乾燥したもの、または賦形剤に吸着もしくは担持されたものであっても、エマルジョン形成時に平均粒径が5μm以下、好ましくは1μm以下まで分散・乳化しており、例えば服用時に速やかに微細粒子まで再分散しうるものである。
【0026】
本発明のコエンザイムQ10含有水溶性組成物は、液状の場合にはコエンザイムQ101〜25質量%、保護コロイド3〜30質量%、有機酸1〜25質量%を含有する。また、水溶性組成物が固形の場合は、コエンザイムQ101〜50質量%、保護コロイド1〜50質量%、有機酸1〜30質量%、賦形剤0〜97質量%を含有する。
【0027】
本発明のコエンザイムQ10と水溶性ビタミンを含有する食品は、所定量のコエンザイムQ10と水溶性ビタミンを配合することにより製造することができる。コエンザイムQ10が上述の水溶性組成物の場合、水溶性ビタミンはコエンザイムQ10の分散・乳化の前、乳化処理中もしくはその後、または水溶性組成物の固形化時もしくはその後のいずれにおいて添加・配合しても良いが、製造中の分解などを抑制するためにも、分散・乳化後または固形化時もしくはその後が好ましい。
【0028】
本発明の食品には、さらにビタミンE、βカロチンなどの脂溶性ビタミン、ビタミンB群とビタミンC以外の水溶性ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、酵母などのミネラル含有物、L−カルニチン、青汁、コラーゲン、にんじん、大豆イソフラボン、ペプチド、アミノ酸、にんにく、レシチン、ロイヤルゼリー、プロポリス、グルコサミン、各種タンパク質および糖質などあらゆる栄養素または栄養食品素材を添加・配合してもよい。その他に適当に糖質、蛋白質などの添加も可能である。また、風味をよくするために種々の添加剤、例えば呈味成分、フレーバー等、種々のビタミン、ミネラル、食物繊維、多価不飽和脂肪酸などのその他の栄養素、分散剤および乳化剤等の安定剤、甘味料、呈味成分、フレーバー等を配合することができる。本発明の食品としては、健康食品、機能性食品として、一日当たりの投与量が管理できる形にするのが望ましい。
【0029】
本発明の食品は、いずれの形態でもよいが、例えば粉末、タブレット、顆粒状、カプセル、飲料などが好ましい。
【0030】
本発明の医薬または化粧料の場合、使用目的に応じて医薬、または化粧料の調製において通常用いられている賦形剤、結合剤、崩壊剤、分散剤、防腐剤、滑沢剤、安定剤、乳化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香料などを適宜使用することができる。例えば、本発明において使用しうる結合剤は主に水溶性結合剤であり、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、プルラン、シロップ、アルギン酸ナトリウム、寒天、ゼラチン、大豆多糖類、アラビアガム等を挙げることができる。
【0031】
本発明の飼料においては、上述の食品や医薬において用いられる各種添加剤を用いることができる。また、本発明の飼料は、コエンザイムQ10含有水溶性組成物と水溶性ビタミンを各種飼料の製造中または製造後に添加・配合することにより調製することができる。水溶性組成物と水溶性ビタミンは、各種飼料に添加するに予め飼料に添加する前に配合してもよいが、別個または同時に添加してもよい。
【0032】
本発明の食品、食品添加料、医薬、化粧料および飼料は、コエンザイムQ10を水溶性ビタミンと共存させているにもかかわらずコエンザイムQ10は安定であり、問題とされているコエンザイムQ10の低吸収性も改善され、コエンザイムQ10と各種水溶性ビタミンを効率よく摂取することができる。したがって何時でもどこでも手軽に確実に摂取可能であり、また、コエンザイムQ10含有水溶性組成物と水溶性ビタミンを配合した食品、医薬は水易溶性で、呈味性に優れているため、他の形態の食品や医薬として加工しやすく、また高齢者や嚥下困難者でも摂取が容易である。
【0033】
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0034】
【実施例】
実施例1 コエンザイムQ10含有水性分散体組成物の製造
(1)アラビアゴム(伊那寒天製)90gと精製水1100g約60℃まで加温し、これにコエンザイムQ10(日清ファルマ製)30gとリンゴ酸(昭和化工製)15gを添加して混合し、さらに高圧ホモジナイザー(処理圧力750kg/cm,3回)を通過させ、微細且つ均一なエマルジョンを得た。
得られたエマルジョン中のコエンザイムQ10含有分散乳化粒子の粒径をレーザー回折・散乱法式粒度分布測定装置(MICROTRAC FRA;日機装社製)を用いて測定したところ、50%粒径は0.64μmであった。
次いで、得られたエマルジョンにデキストリン(三和デンプン製)200g、乳糖(DMV製)265gを用いて流動層で粉末化して、橙黄色の粉末〜顆粒状の水溶性組成物を得た。
【0035】
(2)コエンザイムQ10(日清ファルマ社製)5gを60℃まで加熱して融解させ、その融解液を、予め調製し60℃に加温したリンゴ酸1g、アラビアガム(三協食品製)94gを含む水溶液中に分散、乳化(ホモジナイザー,1000rpm,3分間)させ、さらに高圧ホモジナイザー(処理圧力1000kg/cm,2回)を通過させ、微細且つ均一なエマルジョン(液体製剤)を得た。このエマルジョン中の分散乳化粒子の粒径を同様に測定したところ、50%粒径は0.95μmであった。
次いで、このエマルジョンを130℃に加熱した熱気流中に噴出させ、水分を除去して橙色の粉末組成物(固形製剤)を得た。
【0036】
(3)コエンザイムQ10 250gを、予め調製し約60℃まで加温したアラビアガム600gを含む水性保護コロイド溶液中にリンゴ酸125gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、微細且つ均一なエマルジョンを得た。得られたエマルジョンの乳化分散粒径を同様に測定したところ、50%粒径は0.61μmであった。
次いで、乳糖2500g、ソルビトール1025g、デキストリン500gからなる賦形剤混合物を流動させ、この流動層中にエマルジョンを噴霧して、橙黄色の粉末〜顆粒状の組成物(固形製剤)を得た。
【0037】
(4)コエンザイムQ10 50gを、予め調製し約60℃まで加温したゼラチン(AP−100,新田ゼラチン社製)125gを含む水性保護コロイド溶液中にリンゴ酸12.5gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、微細且つ均一なエマルジョンを得た。得られたエマルジョンの乳化分散粒径を測定したところ、50%粒径は0.44μmであった。
【0038】
(5)コエンザイムQ10 50gを、予め調製し約60℃まで加温した水溶性コーンスターチ(セルエース,日本食品化工社製)125gを含む水性保護コロイド溶液中にリンゴ酸12.5gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、微細且つ均一なエマルジョンを得た。得られたエマルジョンの乳化分散粒径を測定したところ、50%粒径は0.44μmであった。
【0039】
(6)コエンザイムQ10 50gを、予め調製し約60℃まで加温した加工デンプン(エルマスター,松谷化学社製)125gを含む水性保護コロイド溶液中にリンゴ酸12.5gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、微細且つ均一なエマルジョンを得た。得られたエマルジョンの乳化分散粒径を測定したところ、50%粒径は0.36μmであった。
【0040】
(7)コエンザイムQ10 50gを、予め60℃に加温してアラビアガム125gを溶融させた水性保護コロイド溶液中にリンゴ酸12.5gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、均一なエマルジョンを得た。次いで、流動層型造粒装置(FL−LABO,フロイント産業製)を用いて乳糖462.5g、デキストリン350gからなる賦形剤混合物を流動させた流動層中に得られたエマルジョンを噴霧し、橙黄色の粉末〜顆粒状の組成物を得た。
【0041】
(8)コエンザイムQ10 50gを、予め60℃に加温してアラビアガム125gを溶融させた水性保護コロイド溶液中に酒石酸12.5gと共に導入して乳化させ、さらに(1)と同じ条件で高圧ホモジナイザーを通過させ、均一なエマルジョンを得た。次いで、流動層型造粒装置(FL−LABO,フロイント産業製)を用いて乳糖462.5g、デキストリン350gからなる賦形剤混合物を流動させた流動層中に得られたエマルジョンを噴霧し、橙黄色の粉末〜顆粒状の組成物を得た。
【0042】
実施例2 コエンザイムQ10含有水性分散体組成物を用いた顆粒およびカプセルの製造の製造
実施例1−(1)で得られた粉末〜顆粒状の水溶性組成物 600gにビタミンB 10g、ビタミンB 5g、ビタミンB 5g、パントテン酸カルシウム 5g、 ビタミンC(ロッシュビタミンジャパン製)30g、ビタミンE粉末(三共製)40gを添加し、約5分混合した。この粉末を用いて、1包あたり約700mg(1包あたりコエンザイムQ10 30mg含有)充填したスティック包装(アルミ袋)の粉末状食品を得た。また、この粉末を0号ハードカプセルを用いて、1カプセルあたり約350mg(1カプセルあたり15mgコエンザイムQ10含有)充填し、コエンザイムQ10含有ハードカプセルを得た。
【0043】
比較例1 顆粒およびカプセルの製造
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)30g、ビタミンC(ロッシュビタミンジャパン製)30g、結晶セルロース(旭化成製)442g、乳糖200M(DMV製)80g、HPC−L(ヒドロキシプロピルセルロース)(日本曹達製)18gを用い、精製水145gを用いて造粒し、50℃で乾燥し、16メッシュで篩過し、顆粒を得た。この粉末約300gを用いて、1包あたり0.6g(1包あたりコエンザイムQ10 30mg含有)充填したスティック包装(アルミ袋)食品を得た。また、残りの顆粒約300gを0号ハードカプセルを用いて、1カプセルあたり約300mg(1カプセルあたりコエンザイムQ10 15mg含有)充填し、コエンザイムQ10含有ハードカプセルを得た。
【0044】
比較例2 顆粒およびカプセルの製造
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)30g、ビタミンC(ロッシュビタミンジャパン製)30g、ビタミンE粉末(三共製)40g、結晶セルロース(旭化成製)400g、コーンスターチ(日本食品加工製)50g、乳糖200M(DMV製)32g、HPC−L(ヒドロキシプロピルセルロース)(日本曹達製)18gを用い、精製水130gを用いて造粒し、50℃で乾燥し、16メッシュで篩過し、顆粒を得た。
この粉末約300gを用いて、1包あたり0.6g(1包あたりコエンザイムQ10 30mg含有)充填したスティック包装(アルミ袋)食品を得た。また、残りの顆粒約300gを0号ハードカプセルを用いて、1カプセルあたり約300mg(1カプセルあたりコエンザイムQ10 15mg含有)充填し、コエンザイムQ10含有ハードカプセルを得た。
【0045】
比較例3 顆粒およびカプセルの製造
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)30g、ビタミンB 10g、ビタミンB 5g、ビタミンB6 5g、パントテン酸カルシウム 5g(ロッシュビタミンジャパン製)、結晶セルロース(旭化成製)450g、乳糖200M(DMV製)75g、HPC−L(ヒドロキシプロピルセルロース)(日本曹達製)20gを用い、精製水145gを用いて造粒し、50℃で乾燥し、16メッシュで篩過し、顆粒を得た。
この粉末半分量約300gを用いて、1包あたり0.6g(1包あたりコエンザイムQ10 30mg含有)充填したスティック包装(アルミ袋)食品を得た。また、残りの顆粒約300gを0号ハードカプセルを用いて、1カプセルあたり約300mg(1カプセルあたりコエンザイムQ10 15mg含有)充填し、コエンザイムQ10含有ハードカプセルを得た。
【0046】
試験例1 安定性試験
実施例2−(1)および比較例1〜3の粉末状食品(1包あたりコエンザイムQ1030mg含有)食品を用いて、コエンザイムQ10の安定性試験を行った。具体的には、スティック包装のまま40℃にて1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月後のコエンザイムQ10を下記の条件にて測定し、開始時を100%としたコエンザイムQ10の残存率(%)を算出した。
保存条件;40℃
測定条件;測定はHPLCを用い下記の条件で行った。
カラム:ODS−5 4.6mm*150mm
移動相:メタノール:エタノール(65:35)
流 速:1ml/min
温 度:35℃
検出器:紫外分光光度計 275nm
注入量:5μL
【0047】
その結果、実施例の粉末状食品ではコエンザイムQ10の保存安定性が極めて良好であることが示された。得られた結果を下記の表1に示す。
【0048】
【表1】
Figure 2004242508
【0049】
比較例2 吸収性試験
実施例2−(1)および比較例3のコエンザイムQ10含有ハードカプセルを用いて吸収性試験を行った。具体的には、各1群3頭(雄)のビーグル犬に、1頭当たりそれぞれ90mg/dogの投与量(6カプセル投与)を単回強制投与した。投与後24時間まで一定時間ごとに血液を採取して血漿中のコエンザイムQ10濃度の経時推移を調査した。なお、ビーグル犬は前日午後5時以降は絶食とし、水分のみ摂取させ、試験当日は朝餌を与えずにカプセルを水分100mlと共に強制投与した。
【0050】
コエンザイムQ10の測定はHPLCを用い下記の条件で行った。また血清中には酸化型と還元型のココエンザイムQ10が存在するので、両者を測定してその合計を算出した。
カラム:Nucleosil 5C18 4.6mm*25cm
移動相:エタノール:アセトニトリル (55:45)
流 速:1ml/min
検出器:紫外分光光度計 275nm
温 度:35℃
注入量:5μL
【0051】
得られたコエンザイムQ10の血中濃度から、薬物動態パラメーターとして、最高血中薬物濃度、最高血中薬物に到達するまでの時間および血中薬物濃度−時間曲線下面積を求めた。その結果を下記の表2に示す。
【0052】
【表2】
Figure 2004242508
【0053】
その結果、実施例ではコエンザイムQ10の血漿中濃度から、絶食下で経口投与しても確実にしかも高濃度にコエンザイムQ10が生体内に吸収されることが明らかとなった。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、コエンザイムQ10とビタミンB群、ビタミンCなどの水溶性ビタミンを共存させても、コエンザイムQ10が安定であり、且つ吸収性を高めたまま、コエンザイムQ10と水溶性ビタミンを同時に効率よく、何時どこでも摂取することができる食品、医薬、化粧料および飼料が提供される。特に、通常はコエンザイムQ10は空腹時ではほとんど吸収されないにもかかわらず、本発明ではこの食品や医薬などを何時摂取しても確実にしかも高濃度で吸収される。また、本発明の食品および医薬は水易溶性で、呈味性に優れているため、他の食品や化粧料、飼料などにも容易に適用することができ、また高齢者や嚥下困難者でも摂取が容易である。このため、本発明の食品、医薬、化粧料および飼料は非常に有用である。

Claims (10)

  1. コエンザイムQ10と水溶性ビタミンが共存していることを特徴とするコエンザイムQ10含有食品。
  2. コエンザイムQ10は有機酸の存在下、水溶性物質溶液に分散・乳化して得られ、且つ分散・乳化粒子の平均粒径が5μm以下である水溶性組成物として含有する請求項1記載の食品。
  3. 水溶性ビタミンがビタミンB群およびビタミンCから選択される1種以上である請求項1または2記載の食品。
  4. 有機酸がクエン酸、コハク酸、フマル酸、乳酸、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸またはこれらの混合物である、請求項2または3記載の食品。
  5. 水溶性物質が、アラビアガム、寒天、水溶性コーンファイバー、デンプン、ゼラチン、キサンタンガム、カゼイン、デキストリン、カルメロースナトリウム、ポリビニルピロリドンからなる群から選択される1つ以上の水溶性物質である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の食品。
  6. 水溶性組成物が、分散・乳化粒子を賦形剤に吸着もしくは担持させるか、または乾燥して得られる水溶性粉末または顆粒である請求項2〜5のいずれか1項に記載の食品。
  7. 粉末、タブレット、顆粒状、カプセルまたは飲料の形態である請求項1〜6のいずれか1項に記載の食品。
  8. コエンザイムQ10含有水溶性組成物および水溶性ビタミンを含有することを特徴とする医薬。
  9. コエンザイムQ10含有水溶性組成物および水溶性ビタミンを含有することを特徴とする化粧料。
  10. コエンザイムQ10含有水溶性組成物および水溶性ビタミンを含有することを特徴とする飼料。
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