JP2004220510A - 三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマーク - Google Patents

三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマーク Download PDF

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Abstract

【課題】ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマークを提供する。
【解決手段】測定部2は配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得するとともに、測定対象の二次元画像を取得し、ターゲットマーク識別部511は二次元画像におけるターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別し、位置特定部512はターゲットマークの二次元画像における位置を特定し、三次元データ合成部513は三次元データにおけるターゲットマークの位置と、測定部2とは異なる視点である測定部2’から取得された三次元データにおけるターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測定対象の三次元形状を測定する三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、物体の三次元形状を測定する三次元形状測定装置が知られている。
三次元形状測定装置では、複数の視点から測定対象の三次元形状を測定することで、得られた複数の視点における三次元データを合成することによって、全ての方向から見ることが可能な測定対象の三次元形状を再現している。
【0003】
また、モーションキャプチャ等の技術では、測定対象に複数のターゲットマークを付着させ、この複数のターゲットマークが付着された測定対象を複数のカメラにより撮影し、得られた複数の三次元データのターゲットマークの位置を合わせることによって、移動する測定対象の三次元形状を再現している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−51615号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ターゲットマークを三次元形状測定装置における三次元データの合成に用いた場合、複数の視点において取得された三次元データのターゲットマークを個々に識別し、識別されたターゲットマークの位置をそれぞれ合わせることによって、複数の視点において取得された三次元データが合成されるため、多数の異なるパターンのターゲットマークが必要となる。しかしながら、上記モーションキャプチャの技術に用いられているターゲットマークは、配色の異なる単色である。そのため、このような単色のターゲットマークを三次元形状測定装置における三次元データの合成に用いた場合、各ターゲットマークの色相が近似してしまい、ターゲットマークを個々に識別することが困難となる。したがって、単色のターゲットマークではパターン数に限界があり、複数の三次元データの合成が困難となる。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマークを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る三次元形状測定装置は、配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得する三次元データ取得手段と、前記三次元データ取得手段と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得する二次元画像取得手段と、前記二次元画像取得手段によって取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別する識別手段と、前記識別手段によって個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段によって特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を三次元データ取得手段によって取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成する三次元データ合成手段とを備える。
【0008】
この構成によれば、配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データと二次元画像が取得され、取得された二次元画像におけるターゲットマークが配色パターンに基づいて個々に識別され、個々に識別されたターゲットマークの二次元画像における位置が特定される。そして、特定された二次元画像におけるターゲットマークの位置が、取得された三次元データに投影されることによって三次元データにおけるターゲットマークの位置が特定され、特定された三次元データにおけるターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおけるターゲットマークの位置とが合わされることによって複数の視点から取得された複数の三次元データが合成される。
【0009】
したがって、二次元画像におけるターゲットマークの位置から三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定することができ、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる。
【0010】
また、本発明に係る三次元形状測定方法は、配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得し、前記三次元データを取得した位置と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得し、取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別し、個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定し、特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成する。
【0011】
この構成によれば、配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データと二次元画像が取得され、取得された二次元画像におけるターゲットマークが配色パターンに基づいて個々に識別され、個々に識別されたターゲットマークの二次元画像における位置が特定される。そして、特定された二次元画像におけるターゲットマークの位置が、取得された三次元データに投影されることによって三次元データにおけるターゲットマークの位置が特定され、特定された三次元データにおけるターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおけるターゲットマークの位置とが合わされることによって複数の視点から取得された複数の三次元データが合成される。
【0012】
したがって、二次元画像におけるターゲットマークの位置から三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定することができ、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる。
【0013】
また、本発明に係るターゲットマークは、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークであって、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されている。
【0014】
この構成によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークが、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されているため、ターゲットマークの色数を少なくすることができ、ターゲットマークのパターン数を多くすることができる。
【0015】
また、上記のターゲットマークにおいて、前記各領域は、それぞれ異なる色相で配色されていることが好ましい。
【0016】
この構成によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられ、少なくとも2の領域に分割されたターゲットマークの各領域が、それぞれ異なる色相で配色されているため、配色パターンを確実に認識することができ、二次元画像に含まれる複数のターゲットマークを容易に識別することができる。
【0017】
また、上記のターゲットマークにおいて、前記ターゲットマークは、外形形状が非回転対称形であることが好ましい。
【0018】
この構成によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークの外形形状が非回転対称形であるため、さらにターゲットマークの色数を少なくすることができ、ターゲットマークのパターン数を多くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
本発明の一実施形態である三次元形状測定装置について説明する。図1は、本実施形態における三次元形状測定装置の外観を示す斜視図である。
【0021】
三次元形状測定装置1は、測定対象30に関する三次元形状を第1の視点から測定するとともに二次元画像を第1の視点から撮像する測定部(三次元データ取得手段及び二次元画像取得手段に相当する)2と、測定対象30に関する三次元形状を第2の視点から測定するとともに二次元画像を第2の視点から撮像する測定部2’と、測定開始の指示や設定データ等を入力するための入力部3と、測定結果等を表示するための表示部4と、測定部2によって測定された各データを処理するデータ処理部5とから構成されている。ここで、図1における測定部2’は、測定部2と同一のものであり、第1の視点から測定対象30を測定する測定部2を第2の視点から測定する位置に移動させることによって測定部2’として機能する。
【0022】
図1における測定対象30は、例えば車であり、表面には複数のターゲットマーク31〜37が配置されている。図2は、本実施の形態におけるターゲットマークの一例を示す図である。ターゲットマーク31〜37は、第1の視点において測定された測定対象30の三次元データと第2の視点において測定された測定対象30の三次元データとを合成する場合における位置決めに用いられる。なお、以下の説明では、ターゲットマーク31〜37のうちのターゲットマーク31の構成についてのみ説明するが、他のターゲットマーク32〜37についても同様の構成である。ターゲットマーク31は、複数の領域に分割され、中心部分の中心領域311と、中心領域を囲む少なくとも1の周囲領域312とで構成されている。本実施の形態において、中心領域311と周囲領域312とは同心円状であり、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点を基準とする120度ずつの3つの領域312a,312b,312cに分割されている。ターゲットマーク31に中心領域311を設けることによって、中心領域311の色が測定対象30の色から明確に分断された状態となりターゲットマークの個別の識別が容易となる。特に、ターゲットマーク31の背景における測定対象30の色と中心領域311の色とが同色であったとしても、周囲領域312の色が測定対象30の色と中心領域311の色とは異なる色であるので、ターゲットマーク31を容易に識別することができる。
【0023】
なお、本実施形態において、周囲領域312は、中心領域311の中心点を基準とする120度ずつの3つの領域312a,312b,312cに分割しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、中心領域311の中心点を通る直線で周囲領域312を2つの領域に分割し、さらに一方の領域を中心領域311の中心点を基準とする90度ずつの2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した3つの領域312a,312b,312cの大きさについては特に限定されない。また、周囲領域312は、中心領域311の中心点を基準とする90度、90度、180度の3つの領域に分割してもよい。また、ターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。例えば、中心領域311が四角形状である場合、四角形の対角線の交点を求めることによって中心点を容易に検出することができる。
【0024】
ターゲットマーク31の各領域311,312a,312b,312cは、それぞれ異なる色相の有彩色で配色し、例えば、中心領域311はピンク色に配色され、領域312aは赤色に配色され、領域312bは緑色に配色され、領域312cは黄色に配色する。なお、領域311,312a,312b,312cの配色パターンは上記に限らず、領域311,312a,312b,312cをそれぞれ異なる色で配色すればよい。特に、各色の判別が容易となる観点から、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかで配色するのが好ましい。
また、ターゲットマーク31の各領域311,312a,312b,312cは、測定対象30と色相が近似する色を用いずに配色することが好ましい。また、1の測定対象30に配置する複数のターゲットマークは、それぞれ中心領域311を1つの色で統一し、領域312a,312b,312cをそれぞれ異なる配色パターンにすることが好ましい。また、ターゲットマーク31に配色される色の彩度を高くすることが好ましい。これは、ターゲットマークの識別が、配色パターンに基づいて行われるためであり、彩度が低い場合、ターゲットマークの色の識別が困難となるためである。
【0025】
図3は、本実施形態における三次元形状測定装置の主要な構成を示すブロック図である。
【0026】
測定部2は、帯状の光束を測定対象30に向けて投光する投光部11と、測定対象30からの反射光を受光する受光部12と、データ等を記憶する記憶部13と、測定部2の全体を制御する制御部14と、受光部12における測定結果に基づいて測定対象の形状をあらわす測定データを演算する演算部15と、データ処理部5とデータの入出力を行う入出力部16とで構成される。なお、本実施の形態における測定部2は、帯状の光束で測定対象をスキャンすることによって非接触で測定対象の三次元形状を測定する光切断方式を用いているが、本発明は特にこれに限定されず、他の三次元形状を測定する方式、例えば、ステレオ方式、スポット光方式、空間コード化方式等を用いて測定対象の三次元形状を測定してもよい。
【0027】
投光部11は、光源からのレーザ光を断面が帯状(スリット状)の光束(以下、帯状光束とする)L(図1参照)となるように変換し、ガルバノミラー等の走査部を用いて所定の走査方向に走査させ、測定対象30をスキャンする。なお、本実施の形態では、投光部11の走査方向は、測定対象30の上方から下方(図1における−x方向)であるが、本発明は特にこれに限定されず、測定対象30の下方から上方(図1におけるx方向)、測定対象30の左方から右方(図1におけるy方向)、測定対象30の右方から左方(図1における−y方向)でもよい。
【0028】
受光部12は、投光部11から照射される帯状光束が測定対象30によって反射した反射光を受光する。なお、受光部12は、CCD(Charge Coupled Device)又はフォトダイオード等の光電変換素子が複数個二次元的に並べて配置されて構成されている。
【0029】
投光部11と受光部12とは、所定の基線長を有して配置され、基線長方向は帯状光束の走査方向に一致するように構成されている。このように構成することによって、投光部11と受光部12との位置から三角測量法を用いて測定対象30の表面形状に関する三次元データが得られる。すなわち、三次元データは、測定対象30の表面上における各点の位置座標であり、表面上の各点は、例えば、測定精度に応じた間隔で格子状(メッシュ状)に設定される。
【0030】
また、受光部12は、測定対象30の像を二次元の画像として素子上に結像させることによって光電変換された電荷像を形成する。すなわち、受光部12は、投光部11から照射される帯状光束Lが測定対象30によって反射した反射光を受光するとともに、測定対象30の二次元画像を撮像する。このように、同一の受光部12によって、測定対象の三次元データと二次元画像とを取得することができる。
【0031】
記憶部13は、各視点における測定対象30の三次元形状を三次元データとして記憶するとともに、各視点における測定対象30の二次元画像を二次元画像として記憶する。
【0032】
入出力部16は、データ処理部5から出力される測定部を制御するための制御信号が入力され、記憶部13に記憶されている三次元データ及び二次元画像をデータ処理部5に出力する。
【0033】
データ処理部5は、例えば、パーソナルコンピュータ等で構成され、制御部51と、記憶部52と、外部記憶装置53と、測定部2とデータの入出力を行う入出力部54とで構成される。
【0034】
制御部51は、例えばCPU(中央演算処理装置)で構成され、ターゲットマーク識別部(識別手段に相当する)511、位置特定部(位置特定手段に相当する)512及び三次元データ合成部(三次元データ合成手段に相当する)513を備えて構成される。
【0035】
ターゲットマーク識別部511は、測定部2から出力される二次元画像におけるターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別する。ターゲットマークには、その配色パターンに応じてあらかじめ個別ID(識別情報)が対応付けられており、個別IDによって二次元画像に含まれる複数のターゲットマークが個別に認識される。
【0036】
位置特定部512は、二次元画像におけるターゲットマークの位置を中心領域311に基づいて特定する。二次元画像におけるターゲットマークの位置は、xy平面上の座標値で表され、ターゲットマークの中心領域311の中心点がターゲットマークの二次元画像における位置となる。なお、本実施の形態において、ターゲットマークの中心領域311は円形状であるため、中心点の座標は容易に算出することができる。また、中心点を特定することができない場合、ターゲットマークの各周囲領域312a,312b,312cの境界線を延長し、境界線を延長した延長線が交わる交点をターゲットマークの中心点としてもよい。
【0037】
三次元データ合成部513は、二次元画像におけるターゲットマークの位置を三次元データに投影することによって、三次元データと二次元画像とを比較し、二次元画像におけるターゲットマークの位置に対応する三次元データのターゲットマークの位置を特定し、第1の視点の測定部2によって測定された三次元データのターゲットマークの位置と、第2の視点の測定部2’によって測定された三次元データのターゲットマーク位置とが一致するように三次元データを合成する。
【0038】
記憶部52は、各視点における三次元データを合成するための変換パラメータを記憶している。変換パラメータは、測定部2で測定された三次元データと測定部2’で測定された三次元データとを同じ座標系で合成するためのパラメータ(行列式)である。本実施の形態では、測定部2で測定された三次元データのローカル座標系をワールド座標系とし、測定部2’で測定された三次元データのローカル座標系を変換パラメータを用いて同じワールド座標系に座標変換する。これにより、複数の視点から測定された三次元データを同一の座標系で表すことができる。
【0039】
外部記憶装置53は、例えばHDD(Hard Disc Drive)で構成され、あらかじめ設定されたデータ等を含む制御部51の制御プログラム等を記憶している。
なお、制御プログラムが、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている場合、外部記憶装置53は、記録媒体を駆動する記録媒体ドライブで構成される。
【0040】
入力部3は、例えばキーボードやマウス等で構成される。表示部4は、例えばCRT又は液晶表示装置等のモニタ等で構成され、第1の視点における三次元データと第2の視点における三次元データとが合成された測定対象の三次元形状を表現する画像が表示される。
【0041】
図4は、第1の視点において測定される二次元画像の一例を示す図であり、図5は、第2の視点において測定される二次元画像の一例を示す図であり、図6は、第1の視点において測定される二次元画像と、第2の視点において測定される二次元画像とを合成した合成画像の一例を示す図である。
【0042】
図4に示すように、第1の視点における測定部2から得られる測定対象30の二次元画像40には、測定対象30の表面に配置された6つのターゲットマーク31〜36が含まれている。また、図5に示すように、第2の視点における測定部2’から得られる測定対象30の二次元画像50には、測定対象30の表面に配置された6つのターゲットマーク31,33〜37が含まれている。図4に示すターゲットマーク31,33,34,35と、図5に示すターゲットマーク31,33,34,35とは、同じ配色パターンのターゲットマークであり、後述の手順により、第1の視点において測定される二次元画像40のターゲットマークの位置と、第2の視点において測定される二次元画像50のターゲットマークの位置とを合わせることによって、図6に示すような測定対象30の全体画像60を得ることができる。
【0043】
なお、第1の視点における測定部2から得られる二次元画像40に含まれるターゲットマークと、第2の視点における測定部2’から得られる二次元画像50に含まれるターゲットマークとは、少なくとも3つ以上同じターゲットマークが互いに含まれていることが好ましい。すなわち、第2の視点とは、第1の視点におけるターゲットマークが少なくとも3つ以上含まれる位置からの視点である。
これは、二次元画像40と二次元画像50とに含まれるターゲットマークが2つである場合、測定対象30の三次元空間内におけるz方向の位置を特定することができないためである。
【0044】
また、ターゲットマーク識別部511は、ターゲットマークの相対的な位置関係に応じて個々に識別してもよい。例えば、第1の視点における二次元画像40と第2の視点における二次元画像50との両画像に含まれるターゲットマーク34とターゲットマーク35とを、測定対象30上にそれぞれターゲットマークの中心点を軸とする所定の方向に互いに異なる角度で回転させて配置することで、同じ配色パターンであっても2つのターゲットマーク34とターゲットマーク35とを個別に認識することができ、この2つのターゲットマーク34,35の配置から他のターゲットマークを認識することができる。すなわち、二次元画像に含まれるターゲットマークの相対的な位置関係に応じてターゲットマークを個々に識別することによって、同じ配色パターンのターゲットマークを用いることができ、ターゲットマークのパターン数を増やすことができる。
【0045】
図7は、図3に示すデータ処理部による複数の視点から測定された三次元データの位置を合わせる位置合わせ処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7に示す位置合わせ処理は、制御部51等が外部記憶装置53に記憶されている制御プログラム等を実行することによって行われる処理である。
【0046】
ステップS1において、制御部51は、第1の視点の測定部2において測定された三次元データと二次元画像(テクスチャイメージ)とを取得する。三次元データには、所定の座標系で定義される三次元空間内における測定対象30を構成する複数のポリゴンに関するデータが含まれる。
【0047】
ステップS2において、制御部51は、二次元画像よりターゲットマークの個別IDを識別し、二次元画像におけるターゲットマークの位置を特定する。すなわち、制御部51は、測定対象30を撮像した二次元画像に含まれるターゲットマークの配色パターンと、あらかじめ対応付けられているターゲットマークの配色パターンとが一致した場合、当該ターゲットマークに対応付けられている個別IDを取得することによって、それぞれのターゲットマークを個別に認識する。
また、制御部51は、測定対象30を撮像した二次元画像に含まれるターゲットマークの中心領域311に対応する色を検出することによって中心領域311を識別し、識別された中心領域311の中心点の座標を求めることによって、二次元画像上におけるターゲットマークの位置(座標)を特定する。
【0048】
ステップS3において、制御部51は、二次元画像におけるターゲットマークの位置を三次元データに投影することにより三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定する。すなわち、制御部51は、二次元座標上におけるターゲットマークの中心点の二次元座標値を三次元空間内における三次元座標値に変換することによって三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定する。
【0049】
ステップS4において、制御部51は、測定された三次元データ内に存在するターゲットマークが外部記憶装置53に保存されている他の視点から測定された三次元データ内に3つ以上存在するか否かを判断する。すなわち、制御部51は、ステップS2において特定した個別IDと、外部記憶装置53に保存されている他の三次元データに含まれるターゲットマークの個別IDとを比較し、一致する個別IDが3つになると、互いの三次元データ内に一致するターゲットマークが3つ以上存在するとする。ここで、保存されている他の三次元データ内に対応するターゲットマークが3つ以上あると判断されると(ステップS4でYES)、ステップS5に移行し、保存されている他の三次元データ内に対応するターゲットマークが3つより少ない(2つ以下)と判断されると(ステップS4でNO)、ステップS6に移行する。
【0050】
ステップS5において、制御部51は、個別IDが一致する各ターゲットマークにおいて、測定された三次元データのターゲットマークの三次元座標値と、保存されている他の視点から測定された三次元データのターゲットマークの三次元座標値とが一致するように位置合わせを行い、複数の視点から取得された複数の三次元データの合成を行う。
【0051】
ステップS6において、制御部51は、三次元データを外部記憶装置53に保存する。ここで、制御部51は、ステップS4において他の視点から測定された三次元データ内に3つ以上存在しないと判断された場合は、測定された三次元データを外部記憶装置53に保存し、ステップS4において他の視点から測定された三次元データ内に3つ以上存在すると判断された場合は、ステップS5において位置合わせが行われた三次元データを外部記憶装置に保存する。
【0052】
ステップS7において、制御部51は、新たに他の視点における測定対象30の測定を行うか否かを判断する。すなわち、制御部51は、新たに他の視点から測定した測定対象30の三次元データ及び二次元画像の取得を受け付けるか否かを判断する。ここで、新たに他の視点における測定対象30の測定を行うと判断された場合(ステップS7でYES)、ステップS1に戻り、新たに他の視点における測定対象30の測定を行わないと判断された場合(ステップS7でNO)、処理を終了する。
【0053】
このように、配色パターンが異なる複数のターゲットマーク31〜37が配置された測定対象30の三次元データと二次元画像が取得され、取得された二次元画像におけるターゲットマークが配色パターンに基づいて個々に識別され、個々に識別されたターゲットマークの二次元画像における位置が特定される。そして、特定された二次元画像におけるターゲットマークの位置が、取得された三次元データに投影されることによって三次元データにおけるターゲットマークの位置が特定され、特定された三次元データにおけるターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおけるターゲットマークの位置とが合わされることによって複数の視点から取得された複数の三次元データが合成される。
そのため、二次元画像におけるターゲットマークの位置から三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定することができ、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる。
【0054】
そして、制御部51は、複数の視点における三次元データが合成された三次元形状を表現する画像を表示部4に表示するように制御し、表示部4は、全ての方向から視認可能な測定対象30の三次元形状を表現する画像を表示する。ユーザは、入力部3を用いることによって、表示部4に表示される測定対象30を見る視点の方向を変化させることができ、制御部51は、入力部3から出力される操作信号に基づいて三次元空間内における視点の位置座標を変化させ、測定対象30を全周にわたって表示可能にする。
【0055】
また、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマーク31が、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されているため、ターゲットマーク31の色数を少なくすることができ、ターゲットマーク31のパターン数を多くすることができる。
【0056】
さらに、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられ、少なくとも2の領域に分割されたターゲットマーク31の各領域が、それぞれ異なる色相で配色されているため、配色パターンを確実に認識することができ、二次元画像に含まれるターゲットマークを容易に識別することができる。
【0057】
なお、本実施形態において用いられるターゲットマークは、中心領域311及び周囲領域312が円形状であり、周囲領域312が3つに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、種々の変形例が考えられる。そこで、ターゲットマークの変形例について以下に説明する。
【0058】
図8は、第1変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。図8に示すように、第1変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、中心領域311と同心円状である1の周囲領域312との2つの領域に分割されている。中心領域311と周囲領域312とは、互いに異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。なお、第1変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0059】
図9は、第2変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。図9に示すように、第2変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、中心領域311と同心円状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は中心領域311の中心点を通る直線を境界とする2つの領域312d,312eに分割されている。中心領域311と周囲領域312d,312eとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0060】
なお、図9に示すターゲットマークの第2変形例おいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点を通る直線を境界とする2つの領域312d,312eに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点を基準とする90度と270度との2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した2つの領域312d,312eの大きさについては特に限定されない。また、第2変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0061】
図10は、第3変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。図10に示すように、第2変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、中心領域311と同心円状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点を基準とする90度ずつの4つの領域312f,312g,312h,312iに分割されている。中心領域311と周囲領域312f,312g,312h,312iとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0062】
なお、図10に示すターゲットマークの第3変形例において、周囲領域312は、中心領域311の中心点を基準とする90度ずつの4つの領域312f,312g,312h,312iに分割しているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点を基準とする60度、120度、60度、120度の4つの領域312f,312g,312h,312iに分割してもよく、周囲領域312を分割した4つの領域312f,312g,312h,312iの大きさについては特に限定されない。また、第3変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0063】
図11は、第4変形例におけるターゲットマークの一例を示す図であり、図11(a)は周囲領域を1とした場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図11(b)は周囲領域を2つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図11(c)は周囲領域を3つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図である。図11に示すように、第4変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、少なくとも1の領域で構成される三角形状の周囲領域312とで構成される。
【0064】
図11(a)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形状である1の周囲領域312との2つの領域に分割されている。中心領域311と周囲領域312とは、互いに異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0065】
図11(b)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は中心領域311の中心点と周囲領域312の3つの頂点のうちのいずれか1つの頂点とを通る直線を境界とする2つの領域312j,312kに分割されている。中心領域311と周囲領域312j,312kとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0066】
なお、図11(b)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と周囲領域312の3つの頂点のうちのいずれか1つの頂点とを通る直線を境界とする2つの領域312j,312kに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点を基準とする90度と270度との2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した2つの領域312d,312eの大きさについては特に限定されない。
【0067】
図11(c)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は中心領域311の中心点と周囲領域312の3つの頂点とを通る直線を境界とする3つの領域312l,312m,312nに分割されている。中心領域311と周囲領域312l,312m,312nとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0068】
なお、図11(c)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と周囲領域312の3つの頂点とを通る直線を境界とする3つの領域312l,312m,312nに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点と周囲領域312の3辺それぞれの中点とを通る直線を境界とする3つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した3つの領域312l,312m,312nの大きさについては特に限定されない。また、第4変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0069】
図12は、第5変形例におけるターゲットマークの一例を示す図であり、図12(a)は周囲領域を1とした場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図12(b)は周囲領域を2つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図12(c)は周囲領域を4つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図である。図12に示すように、第5変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、少なくとも1の領域で構成される四角形状の周囲領域312とで構成される。
【0070】
図12(a)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、四角形状である1の周囲領域312との2つの領域に分割されている。中心領域311と周囲領域312とは、互いに異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0071】
図12(b)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、四角形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は中心領域311の中心点を有する周囲領域312の1の対角線を境界とする2つの領域312o,312pに分割されている。中心領域311と周囲領域312o,312pとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0072】
なお、図12(b)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点を有する周囲領域312の1の対角線を境界とする2つの領域312o,312pに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点を有する周囲領域312の対向する2辺の中点を通る1の直線を境界とする2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した2つの領域312o,312pの大きさについては特に限定されない。
【0073】
図12(c)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、四角形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は中心領域311の中心点を有する周囲領域312の2の対角線を境界とする4つの領域312q,312r,312s,312tに分割されている。中心領域311と周囲領域312q,312r,312s,312tとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0074】
なお、図12(c)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点を有する周囲領域312の2の対角線を境界とする4つの領域312q,312r,312s,312tに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点を有する周囲領域312の対向する2辺の中点を通る2の直線を境界とする4つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した4つの領域312q,312r,312s,312tの大きさについては特に限定されない。また、第5変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0075】
図13は、第6変形例におけるターゲットマークの一例を示す図であり、図13(a)は周囲領域を1とした場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図13(b)は周囲領域を2つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図13(c)は周囲領域を3つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図である。図13に示すように、第6変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、少なくとも1の領域で構成される台形状の周囲領域312とで構成される。
【0076】
図13(a)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、台形状である1の周囲領域312との2つの領域に分割されている。中心領域311と周囲領域312とは、互いに異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0077】
図13(b)では、ターゲットマーク31は、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、台形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の上底の中点と、周囲領域312の下底の中点とを通る直線を境界とする2つの領域312u,312vに分割されている。中心領域311と周囲領域312u,312vとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0078】
なお、図13(b)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の上底の中点と、周囲領域312の下底の中点とを通る直線を境界とする2つの領域312u,312vに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点と、周囲領域312の4辺のうちのいずれか2点(頂点を含む)とを通る線を境界とする2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した2つの領域312u,312vの大きさについては特に限定されない。
【0079】
図13(c)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、台形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の上底の中点と、周囲領域312の下底の2つの頂点とを通る線を境界とする3つの領域312w,312x,312yに分割されている。中心領域311と周囲領域312w,312x,312yとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0080】
なお、図13(c)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の上底の中点と、周囲領域312の下底の2つの頂点とを通る線を境界とする3つの領域312w,312x,312yに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点と、周囲領域312の4辺のうちのいずれか3点(頂点を含む)とを通る線を境界とする3つの領域に分割してもよく、また、周囲領域312を分割する数も4つ以上であってもよい。
【0081】
また、図13(a)〜(c)に示すように、周囲領域312を台形状にすることによって、ターゲットマーク31の外形形状が中心点を軸とする非回転対称となる。したがって、測定対象30に対して、ターゲットマーク31の中心(中心領域311の中心)を軸に回転させて配置することによって、同一の配色パターンであるターゲットマークを用いたとしても、制御部51は、ターゲットマークの外形形状の違いによって各ターゲットマークを特定することができ、さらに、ターゲットマークの数を増やすことができる。また、第6変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0082】
なお、図13に示す第6変形例では、周囲領域312は台形状であるが、本発明では特にこれに限定されず、周囲領域312の形状を非回転対称となる他の形状でもよい。図14は、第7変形例におけるターゲットマークの一例を示す図であり、図14(a)は周囲領域を1とした場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図14(b)は周囲領域を2つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図であり、図14(c)は周囲領域を3つに分割した場合のターゲットマークの一例を示す図である。図14に示すように、第7変形例におけるターゲットマークは、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、少なくとも1の領域で構成される三角形の一辺と半円の径とを共有する形状の周囲領域312とで構成される。
【0083】
図14(a)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形の一辺と半円の径とを共有する形状である1の周囲領域312との2つの領域に分割されている。中心領域311と周囲領域312とは、互いに異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0084】
図14(b)では、ターゲットマーク31は、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形の一辺と半円の径とを共有する形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の三角形の頂点とを通る直線を境界とする2つの領域312z,312αに分割されている。中心領域311と周囲領域312z,312αとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0085】
なお、図14(b)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の三角形の頂点とを通る直線を境界とする2つの領域312z,312αに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点と、周囲領域312の外周上の2点(頂点を含む)を通る線を境界とする2つの領域に分割してもよく、周囲領域312を分割した2つの領域312z,312αの大きさについては特に限定されない。
【0086】
図14(c)では、円形状の中心領域311と、中心領域311を囲み、三角形の一辺と半円の径とを共有する形状である周囲領域312との2つの領域に分割されており、さらに周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の三角形の頂点と、三角形の隣り合う2辺と半円の円弧との2つの交点とを通る線を境界とする3つの領域312β,312γ,312εに分割されている。中心領域311と周囲領域312β,312γ,312εとは、それぞれ異なる色相で配色し、例えば、ピンク色、赤色、黄色、緑色、橙色及び紫色のいずれかの色で配色する。
【0087】
なお、図14(c)に示すターゲットマークにおいて、周囲領域312は、中心領域311の中心点と、周囲領域312の三角形の頂点と、三角形の隣り合う2辺と半円の円弧との2つの交点とを通る線を境界とする3つの領域312β,312γ,312εに分割されているが、本発明は特にこれに限定されず、中心領域311の中心点と、周囲領域312の2辺及び円弧のうちのいずれか3点(頂点を含む)とを通る線を境界とする3つの領域に分割してもよく、また、周囲領域312を分割する数も3つ以上であってもよい。また、第7変形例におけるターゲットマーク31の中心領域311は円形状に限らず、四角形状や三角形状等他の形状であってもよく、中心点が容易に検出できる形状であればよい。
【0088】
なお、本実施の形態では、複数の視点からの三次元データと二次元画像との取得を1の測定部2を移動させることによって行っているが、本発明は特にこれに限定されず、複数の測定部2を設けてそれぞれの視点から三次元データと二次元画像とを取得してもよい。また、測定対象が移動可能な場合、1の測定部2を固定し、測定対象自体を移動させることによって複数の視点からの三次元データと二次元画像とを取得してもよい。
【0089】
また、ターゲットマークは、測定対象30の曲面ではなく平面に配置することが好ましい。これは、ターゲットマークを測定対象30の曲面に配置した場合、ターゲットマークに影が生じる可能性があり、正確にターゲットマークを認識することが困難になるためであり、ターゲットマークを測定対象30の曲面ではなく平面に配置することで確実に配色パターンを認識することができる。同様に、ターゲットマークの周囲領域312の分割数を増やした場合、ターゲットマークに影が生じると正確にターゲットマークの配色パターンを認識することが困難になるため、ターゲットマークの周囲領域312の分割数は、3つ又は4つが好ましい。
【0090】
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
(1)配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得する三次元データ取得手段と、前記三次元データ取得手段と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得する二次元画像取得手段と、前記二次元画像取得手段によって取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別する識別手段と、前記識別手段によって個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段によって特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を三次元データ取得手段によって取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成する三次元データ合成手段とを備えることを特徴とする三次元形状測定装置。
(2)前記ターゲットマークは、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されていることを特徴とする上記(1)記載の三次元形状測定装置。
(3)前記識別手段は、前記ターゲットマークの配色を色相に変換し、変換された色相を比較することによって個々に識別することを特徴とする上記(1)又は(2)記載の三次元形状測定装置。
(4)前記ターゲットマークは、中心領域と、中心部分を囲む少なくとも1の周囲領域とで構成され、前記位置特定手段は、前記中心領域と前記周囲領域との境界を検出することによって前記二次元画像における前記ターゲットマークの位置を特定することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の三次元形状測定装置。
(5)前記周囲領域は、色相が異なる複数の色で配色され、前記識別手段は、前記周囲領域の配色パターンに基づいて個々に識別することを特徴とする上記(4)記載の三次元形状測定装置。
(6)前記周囲領域は、色相が異なる複数の色で配色され、前記識別手段は、前記周囲領域の配色パターンに基づいて前記ターゲットマークの相対的な向きを識別することによって複数のターゲットマークを個々に識別することを特徴とする上記(4)又は(5)記載の三次元形状測定装置。
(7)前記ターゲットマークは、外形形状が非回転対称であり、前記識別手段は、前記外形形状に基づいて前記ターゲットマークの相対的な向きを識別することによって複数のターゲットマークを個々に識別することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の三次元形状測定装置。
(8)配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得し、前記三次元データを取得した位置と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得し、取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別し、個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定し、特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成することを特徴とする三次元形状測定方法。
(9)複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークであって、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されていることを特徴とするターゲットマーク。
(10)前記各領域は、中心部分の中心領域と、中心領域を囲む少なくとも1の周囲領域とで構成され、前記周囲領域は、中心領域の中心点を基準とする複数の領域にさらに分割されていることを特徴とする上記(9)記載のターゲットマーク。
(11)前記中心領域は、外形形状が円形状であり、前記周囲領域は、外形形状が前記中心領域と中心点を同じくする円形状であることを特徴とする上記(9)又は(10)記載のターゲットマーク。
(12)前記各領域は、それぞれ異なる色相で配色されていることを特徴とする上記(9)〜(11)のいずれかに記載のターゲットマーク。
(13)前記ターゲットマークは、外形形状が非回転対称形であることを特徴とする上記(9)〜(12)のいずれかに記載のターゲットマーク。
【0091】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、二次元画像におけるターゲットマークの位置から三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定することができ、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる。
【0092】
請求項2に記載の発明によれば、二次元画像におけるターゲットマークの位置から三次元データにおけるターゲットマークの位置を特定することができ、ターゲットマークを用いて複数の視点から測定された三次元データを合成することができる。
【0093】
請求項3に記載の発明によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークが、少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されているため、ターゲットマークの色数を少なくすることができ、ターゲットマークのパターン数を多くすることができる。
【0094】
請求項4に記載の発明によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられ、少なくとも2の領域に分割されたターゲットマークの各領域が、それぞれ異なる色相で配色されているため、配色パターンを確実に認識することができ、二次元画像に含まれる複数のターゲットマークを容易に識別することができる。
【0095】
請求項5に記載の発明によれば、複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークの外形形状が非回転対称形であるため、さらにターゲットマークの色数を少なくすることができ、ターゲットマークのパターン数を多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における三次元形状測定装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図3】本実施形態における三次元形状測定装置の主要な構成を示すブロック図である。
【図4】第1の視点において測定される二次元画像の一例を示す図である。
【図5】第2の視点において測定される二次元画像の一例を示す図である。
【図6】第1の視点において測定される二次元画像と、第2の視点において測定される二次元画像とを合成した合成画像の一例を示す図である。
【図7】図3に示すデータ処理部による複数の視点から測定された三次元データデータの位置を合わせる位置合わせ処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】第1変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図9】第2変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図10】第3変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図11】第4変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図12】第5変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図13】第6変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【図14】第7変形例におけるターゲットマークの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 三次元形状測定装置
2,2’ 測定部
3 入力部
4 表示部
5 データ処理部
11 投光部
12 受光部
13 記憶部
14 制御部
15 演算部
16 入出力部
30 測定対象
31〜37 ターゲットマーク
51 制御部
52 記憶部
53 外部記憶装置
54 入出力部
511 ターゲットマーク識別部
512 位置特定部
513 三次元データ合成部

Claims (5)

  1. 配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得する三次元データ取得手段と、
    前記三次元データ取得手段と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得する二次元画像取得手段と、
    前記二次元画像取得手段によって取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別する識別手段と、
    前記識別手段によって個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段によって特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を三次元データ取得手段によって取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成する三次元データ合成手段とを備えることを特徴とする三次元形状測定装置。
  2. 配色パターンが異なる複数のターゲットマークが配置された測定対象の三次元データを取得し、
    前記三次元データを取得した位置と同じ視点から前記測定対象の二次元画像を取得し、
    取得された二次元画像における前記ターゲットマークを配色パターンに基づいて個々に識別し、
    個々に識別された前記ターゲットマークの前記二次元画像における位置を特定し、
    特定された二次元画像における前記ターゲットマークの位置を取得された三次元データに投影することによって前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置を特定し、特定された前記三次元データにおける前記ターゲットマークの位置と、異なる視点から取得された三次元データにおける前記ターゲットマークの位置とを合わせることによって複数の視点から取得された複数の三次元データを合成することを特徴とする三次元形状測定方法。
  3. 複数の視点から測定された三次元データを合成するための位置決めに用いられるターゲットマークであって、
    少なくとも2の領域に分割され、各領域はそれぞれ異なる有彩色で配色されていることを特徴とするターゲットマーク。
  4. 前記各領域は、それぞれ異なる色相で配色されていることを特徴とする請求項3記載のターゲットマーク。
  5. 前記ターゲットマークは、外形形状が非回転対称形であることを特徴とする請求項3又は4記載のターゲットマーク。
JP2003009960A 2003-01-17 2003-01-17 三次元形状測定装置、三次元形状測定方法及びターゲットマーク Pending JP2004220510A (ja)

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