JP2004219444A - 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】帯電部材と被帯電部材との間隙を更に安定して保持させることができると共に、より安価にかつ容易に達成することができる非接触帯電方式の帯電装置、この帯電装置を有するプロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】帯電ローラ10の基体に切削や研磨等の手法で凸部を形成する。この基体の表面に抵抗層として収縮性チューブを被せ、チューブを収縮させて抵抗層を形成する。これにより、基体に凸部が形成されている部分の抵抗層表面の高さを、他の部分の高さに比して帯電ギャップGp分だけ高くなるようにし、帯電ローラのスペーサ部Sを形成する。この帯電ローラがスプリング23によって感光体ドラム1へ向けて押圧されると、帯電ローラの抵抗層のうち2つのスペーサ部Sの間の領域である帯電部が感光体ドラム1表面に対して帯電ギャップGpをもって対向する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被帯電体に対向配置される帯電部材を具備し、この帯電部材に電圧を印加して被帯電体を帯電する帯電装置、この帯電装置を有するプロセスカートリッジ、及びこの帯電装置を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置においては、種々の目的で帯電手段が設けられている。例えば、被帯電体である像担持体としての感光体表面に静電潜像を形成するに先立って行う感光体表面の均一帯電、画像転写後の感光体においてその帯電領域の電位を均一化するために行う除電等のために帯電手段が設けられている。また。転写領域に搬送されてきた被帯電体である転写材に所定電位を付与するために行う転写材の帯電のためにも帯電手段が設けられる場合がある。そして、これら帯電手段として、従来よりコロナ放電を利用したコロナ帯電方式を用いるものがあった。
【0003】
コロナ帯電方式は、チャージワイヤを被帯電体に近接して配設し、チャージワイヤに高電圧を印加することにより、チャージワイヤと被帯電体との間にコロナ放電を起こし、これによって被帯電体を帯電するものである。
しかしながら、コロナ帯電方式の場合には、コロナ放電に伴いオゾンや窒素酸化物(NO)などの放電生成物質が発生する。放電生成物質は、感光体方面に画像形成の際に悪影響を及ぼす硝酸又は硝酸塩の膜を形成するおそれがあるため、できればその発生を回避したいところである。
【0004】
そこで、近年ではコロナ帯電方式に代えて放電生成物質の発生が少なく、低電力で帯電ができる接触帯電方式が実用化されてきている。この接触帯電方式は、導電性のローラ、ブラシ、又はブレード等の帯電部材を感光体等の被帯電体に接触させ、帯電部材に電圧を印加することによって被帯電体の表面を帯電させるものである。この方式によれば、コロナ帯電方式に比して、放電生成物質の発生が少なく低電力化を実現することができるため有用性が高い。
【0005】
以上の理由から、近年帯電方式の主流となりつつある接触帯電方式であるが、帯電部材が被帯電体に接触するため、被帯電体表面に付着している異物が接触位置を介して帯電部材に転移部着しやすかった。帯電部材に転移付着する物質としては、例えば、感光体表面に付着している転写後の残留トナーや紙粉等がある。そして、これらの異物が帯電部材に転移付着すると、帯電部材の初期機能を維持することが難しくなり帯電性能が低下してしまうことがあった。
また、帯電部材が被帯電体に接触した状態で装置駆動が停止された場合などには、帯電部材の弾性層に含まれている可塑剤等の物質が表面に滲み出し、被帯電体表面に付着してこの表面を汚染してしまうこともあった。
【0006】
そこで、上記帯電部材への異物付着による帯電性能低下や帯電部材から滲み出す物質による被帯電体表面の汚染を防止するために、帯電部材と被帯電体との間に微小な間隙を設けて帯電を行う非接触帯電方式が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4等参照)。こららの非接触帯電方式は、放電生成物質の発生を抑えることができると共に、帯電部材と被帯電部材とが微小な間隙を有して対向しているので、帯電部材に異物が転移付着しにくいため帯電性能を維持することが可能である。また、装置駆動が停止された場合に帯電部材が被帯電体から離間しているので、被帯電体表面を帯電部材から滲み出る物質で汚染することも回避可能である。
【0007】
このように、有用性の高い非接触帯電方式であるが、その市場実績は少ないのが現状である。その原因の1つは、帯電部材と被帯電部材との間の間隙を微小かつ精度良く形成しなければならず、この間隙保持が困難であったことがある。この微小間隙の大きさは、上記特許文献3によれば、300μm以下が好ましく、100μm以下がより好ましく、80μm以下が更に好ましいとされている。そして、このような微小は間隙を形成する1つの方法として、特許文献3では、帯電体弾性層より上記間隙の大きさだけ大径に形成した「リング状」の間隙保持部材をローラ状の帯電体弾性層に並設する所謂突き当てコロ方式を用いることを提案している。しかしながら、この方法であると、微小間隙の精度は、弾性層の厚みの公差にリング状間隙保持部材の内径の公差、さらにその外径の公差を足し合わせたものになるため、高精度な間隙を保持するのが困難である。
また、微小な間隙を形成する他の方法として、特許文献3及び4等では、フイルム状のテープを帯電体弾性層に貼着する方法も提案されている。この方法では、前記のような複数の公差を足し合わせた間隙の精度不良は改善されるが、外的要因に対して脆弱という欠点がある。例えば、不注意によってテープの端部を引っかけ剥がしてしまうことがあったり、油分、水分、ごみ、トナー等がテープの端部から貼着面に進入し、安定して間隙を保持できなかったり、剥がれ易くなったりする。このため、間隙を保持するのがやはり困難である。
【0008】
【特許文献1】
特開昭58−76851号公報
【特許文献2】
特開平2−148059号公報
【特許文献3】
特開平4−360167号公報
【特許文献4】
特開2001−194868号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
先に、本出願人は、特願2002−8780号において、帯電部材と被帯電部材との間の微小間隙を精度良く保持できるようにするための提案をした。この提案の一つは、帯電部材における抵抗層の内面でかつ基体の外面に収縮材料からなる間隙保持部材をその収縮力によって基体に固着させて設け、その部分を他の帯電部材表面に比して凸形状にするものである。またもう一つは、帯電部材における抵抗層の外面に収縮材料からなる間隙保持部材をその収縮力によって抵抗層に固着させて設け、同じく凸形状にするものである。そして、これら凸部に間隔保持機能をもたせている。
これらのうち前者の提案は、基体の周りに収縮材料からなる間隙保持部材を被せ、次いでこれを収縮させてその収縮力によって間隙保持部材を基体外周面に強く密着させたものである。また、後者の提案は、基体の外周に設けた抵抗層の周りに収縮材料からなる間隙保持部材を被せ、これを収縮させて抵抗層に強く密着させたものである。
これらの提案は、間隙保持部材を基体又は帯電部材に収縮力によって強く密着させることを可能とするものである。そして、この提案によれば、上記文献3及び4の構成では生じる恐れのある間隙保持部材が基体や抵抗層等の帯電部材本体から剥がれたりずれたりすることを長期に亘って阻止することができる。よって、帯電部材と被帯電部材との間の間隙を安定して保持させることができるようになる。
【0010】
そして、本発明者は、帯電部材と被帯電部材との間の間隙を、上記特許願0108545提案よりも更に安定して保持させることができないかと考えた。また、間隙を安定して保持させるための構成を、上記提案より安価にかつ容易に達成することはできないかと考えた。
【0011】
また、帯電部材と被帯電部材との間隙の安定保持、及びこれを安価かつ容易に達成することができる帯電装置をプロセスカートリッジに設ければ、プロセスカートリッジを長寿命化及び低コスト化することが可能となる。更に、画像形成装置に設けた場合にも、画像形成装置を長寿命化及び低コスト化することができる。
【0012】
本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的は以下のものである。第一の目的とするところは、帯電部材と被帯電部材との間隙を上記特許願0108545の提案より更に安定して保持させることができると共に、同提案より安価にかつ容易に達成することができる非接触帯電方式の帯電装置を提供することである。また、その第二の目的とするところは、この帯電装置をプロセスカートリッジ又は画像形成装置に設けることにより、長寿命化及び低コスト化を実現できるプロセスカートリッジ又は画像形成装置を提案することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第一の目的を達成するために、請求項1の発明は、被帯電体に対向配置される帯電部材を具備し、該帯電部材に電圧を印加して被帯電体を帯電する帯電装置であって、該帯電部材が、基体と、該基体の外周にある抵抗層と、被帯電体に当接するスペーサ部とを有し、該スペーサ部が該帯電体に当接することにより該抵抗層の少なくとも一部が該被帯電体表面に対して所定の間隙をもって対向することが可能に構成された帯電装置において、上記スペーサ部を、上記基体に形成した凸部によって構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の帯電装置において、上記凸部が、該基体を切削又は研磨することによって形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の帯電装置において、上記凸部が、上記基体を該基体内部から加圧し変形させることによって形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の帯電装置において、上記基体の変形が弾性変形であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の帯電装置において、上記基体の変形が塑性変形であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4、又は5の帯電装置において、上記基体が中空であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5、又は6の帯電装置において、上記抵抗層が、上記基体を覆う収縮性チューブからなることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、又は7の帯電装置において、上記基体と上記抵抗層との間に接着剤が介在してなることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の帯電装置において、上記帯電部材に印加する電圧が、直流バイアスに交流バイアスを重畳させたものであることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の帯電装置において、上記帯電部材に印加する電圧が、直流バイアスのみからなることを特徴とするものである。
また、上記第二の目的を達成するために、請求項11の発明は、少なくとも帯電装置と該帯電装置により帯電される像担持体とを有し一体に構成されたプロセスカートリッジにおいて、上記帯電装置が、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の帯電装置であることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、像担持体と、該像担持体を帯電する帯電装置と、該像担持体上に形成された潜像を顕像化する現像装置とを有する画像形成装置において、上記帯電装置が、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の帯電装置であることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項12の画像形成装置において、上記帯電装置と上記像担持体とが、一体かつ本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ内に設けられていることを特徴とするものである。
請求項1の帯電装置においては、帯電部材の基体の一部を凸形状に形成し、形成した凸部に帯電部材と被帯電部材との間の間隔保持の機能をもたせる。これにより、間隔保持部材が帯電部材本体から剥がれたりずれたりすることを回避することができ、帯電部材と被帯電部材との間の間隙を、上記特許願0108545の提案より更に安定して保持させることができる。
また、請求項1乃至10の帯電装置においては、間隔保持部を構成するための収縮材料などの部品を新たに準備することなく、もともと帯電部材に設けられている基体の一部を凸形状にすることで構成している。このため、間隙保持部材を構成するために新たな部品を用いるのに比して、部品点数を減らすことができ低コスト化することができる。また、間隙保持部の形成は基体に凸部を形成するという基体の成型で行うことができる。これは、切削、研磨等従来から用いられている方法で容易に実施することが可能であるので、間隙保持部を構成する部品を貼り付けたり収縮させたりするのに比して容易に達成することができる。
また、請求項11のプロセスカートリッジにおいては、内部に設けている帯電装置が、帯電部材と被帯電部材との間隙を従来に比して安定に保持することができるものであるため、従来に比して長寿命となる。また、この帯電装置が、従来に比してより安価にかつ容易に得ることができものである。よって、プロセスカートリッジを従来に比して長寿命化及び低コスト化することができる。
また、請求項12の画像形成装置においては、内部に設けている帯電装置が、帯電部材と被帯電部材との間隙を従来に比して安定に保持することができるものであるため、従来に比して長寿命となる。また、この帯電装置が、従来に比してより安価にかつ容易に得ることができものである。よって、画像形成装置を従来に比して長寿命化及び低コスト化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した一実施形態について説明する。このプリンタの基本的な構成について説明する。
図1はこのプリンタを示す概略構成図である。図において、プリンタは、像担持体としての感光体ドラム1、帯電装置2、現像手段としての現像装置3、感光体ドラム1をクリーニングするクリーニング装置4、感光体ドラム1上に静電潜像を書き込むための光書込ユニット6などを備えた画像形成ユニット100を備えている。
【0015】
上記光書込ユニット6としては、例えば、スキャナなどによって読み込まれた画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出射させ、回転駆動されるポリゴンミラーにより該レーザ光を走査し、レーザ光の走査光路中に配設された収束用及びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ光を偏向するミラーなどを通して、感光体ドラム1上に色分解された画像情報に対応する光信号6aを書き込むものを用いることができる。
【0016】
また、上記画像形成ユニット100の下方には、給紙ユニット200が設けられている。給紙ユニット200は、給紙カセット7と給紙ローラ9とを有している。給紙カセット7は内部に転写材としての転写紙8を収納するものである。給紙ローラ9は、給紙カセット7内の転写紙8を一枚ずつ分離給送するためのものである。この給紙ローラ9によって給送された転写紙8は、感光体ドラム1の手前で一旦待機させられ、感光体ドラム1上に形成された画像の先端と転写紙8の先端とが、感光体ドラム1と転写ローラ10とのニップ部にほぼ同時に到達するタイミングで、感光体ドラム1の回転に同期させて給送される。また、転写紙8を再給送させるための転写材搬送手段としてのレジストローラ対11が設けられている。
【0017】
更に、上記画像形成ユニット100の上方には、転写紙8の搬送経路12を挟んで互いに圧接回転するように回転自在に配置されたヒータを内蔵する定着ローラ14とプレスローラ15とを有する定着手段としての定着装置16が設けられている。この定着装置16の転写紙搬送方向の下流側には、定着ローラ14とプレスローラ15との定着ニップを通過した転写紙8を、プリンタ200の本体ケース200aの上部に形成された排紙トレイとしてのスタッカー部17に排出させるための排紙ローラ18が設けられている。
【0018】
また、画像形成部100の更に上方には、読み取りユニット300が設けられている。読み取りユニット300は、コンタクトガラス31上に載置される原稿(不図示)の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーよりなる読み取り走行体32とが設けられている。この読み取り走行体32により走査された画像情報は、レンズ33の後方に設置されているCCD34に画像信号として読み込まれ、この読み込まれた画像信号は、デジタル化され画像処理される。画像処理された信号に基づいて、露光装置6のレーザダイオード(不図示)の発光により感光体1の表面に静電潜像が形成される。レーザダイオードからの光信号は、公知ポリゴンミラーやレンズを介して感光体に至る。
【0019】
このような構成のプリンタにおいて、まず、感光体ドラム1は回転中に帯電装置2により一様に帯電される。次いで、外部から読み込まれた画像情報に基づいて上記光書込ユニット6が駆動され、これによって感光体ドラム1の帯電領域(画像形成領域)に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット3の現像ローラ3aから供給される現像剤(トナー)によって現像されて可視像としてのトナー像になる。
【0020】
一方、この感光体ドラム1上へのトナー像の形成が行われている間に、給紙ローラ9によって転写紙8が給紙カセット7から引き出され、その先端をレジストローラ11のニップ部に当接させた状態で待機する。この転写紙8は、感光体ドラム1上のトナー像に重ね合わされるタイミングで上記レジストローラ11が回転を開始することにより、感光体ドラム1と転写ローラ10とによって形成される転写ニップT1に送り出される。そして、転写ニップT1で感光体ドラム1上のトナー像が転写せしめられた後、除電ブラシ(図示せず)との接触によって除電される。除電された転写紙8は感光体ドラム1から機械的に分離された後、上記定着装置16に送られる。
【0021】
上記定着装置16は、転写紙8を定着ローラ14とプレスローラ15との間に挟み込むことで、転写紙8を加熱するとともに加圧してトナー像を転写紙8上に定着せしめる。このようにしてトナー像が定着せしめられた転写紙8は、排紙ローラ18によってスタッカー部17上に排紙される。
【0022】
上記転写ニップT1を通過した後の感光体ドラム1表面に残留した残留トナーは、上記クリーニング装置4のクリーニングブレードによって感光体ドラム1上から除去され回収される。
【0023】
このプリンタは、レジストローラ対11によって形成されるニップ、転写ニップT1、定着ニップT2を通過するる転写紙搬送経路が下方から上方に向けて略縦方向に搬送されるようになっている。このように転写紙8を縦搬送することによって、小型化とファーストプリント時間の短縮とを実現できるものである。
【0024】
図2は、感光体とその近傍の部分拡大図である。本実施形態のプリンタは、感光体ドラム1、帯電装置2、及び現像装置をプロセスカートリッジ110として一体に構成しており、プリンタ本体に対して着脱可能となっている。このプロセスカートリッジ110は、1つの筺体の内部に感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置、クリーニング装置が図のようなレイアウトで設けられている。尚、図2に示す転写ローラは、プロセスカートリッジ110とは独立してプリンタ内に設けられているものであり、レイアウト上の参考として示している。
このように、帯電装置2と感光体ドラム1とを含む複数の部材がプロセスカートリッジ110として一体に構成され、プリンタ本体に対して着脱可能となっている。
【0025】
本実施形態の特徴部についての説明に先立って、このプリンタに用いている帯電装置2の概略について説明する。
図3は、帯電装置2の説明図である。帯電装置2は、帯電部材としての帯電ローラ21、すべり軸受け22、すべり軸受けに取り付けられたスプリング23、そして図示を省略した電源からなる。帯電ローラには、帯電部21aとジャーナル部21bとがある。このうち帯電部は感光体ドラム1に対向して感光体表面を帯電する機能を担っている。2つのジャーナル部は、それぞれすべり軸受け22に支持されている。すべり軸受け22には帯電ローラを被帯電体へ向けて押圧するためのスプリング23が取り付けられている。尚、本実施形態の帯電装置2は、帯電ローラ表面の帯電部21aが感光体表面に対して微小な間隙(以下、帯電ギャップGpという)で対向配置するよう帯電ローラに間隙保持部であるスペーサ部Sを設けている。このスペーサ部Sの構成については、本発明の特徴部なので、後ほど詳細を説明する。2つのすべり軸受け22のうち一方は、導電性材料からなり、スプリングを介して電源に接続されている。これによって、電源から直流(DC)バイアス或いは、直流(DC)バイアスに交流(AC)バイアスが重畳された重畳バイアスが、スプリング→導電性のすべり軸受け→ジャーナル部を介して帯電ローラの帯電部へ印加されるようになっている。
尚、本実施形態においては帯電装置2によって帯電される被帯電体が感光体ドラム1であるが、図3に示す帯電装置2を転写紙等他の被帯電体を帯電するために用いることも可能である。
【0026】
次に本発明の特徴部について説明する。本発明においては、この帯電装置2に設けている帯電ローラの帯電部を被帯電体である感光体ドラム1に対して帯電ギャップGpをもって対向配置させるためのスペーサ部Sに特有の構成を有している。以下に、その特有の構成について説明する。
〔実施例1〕
図4は、実施例1にかかる帯電ローラ10の軸方向断面図である。この帯電ローラ10は、従来からの基本的な構成と同様に良導体である略円筒状の基体25と基体の外周を被覆する抵抗層26とを有している。そして、本実施例1においては、基体がその軸方向両端近傍に凸部を有している。この凸部の高さは、上電ギャップGpの幅に相当する高さであり、帯電ギャップGpはプリンタの各種設定によってその最適値が異なるが、例えば100μm以下、好ましくは80μm以下とする。そして、凸部を有する基体の表面に抵抗層として収縮性チューブを被せ、後ほど説明するようにしてチューブを収縮させて抵抗層を形成する。これにより、基体に凸部が形成されている部分の抵抗層表面の高さが、他の部分の高さに比して上記帯電ギャップGp分だけ高くなる。この凸部と凸部表面を覆っている抵抗層とが一体となって帯電ローラ10のスペーサ部Sとなる。この帯電ローラ10がスプリング23によって感光体ドラム1へ向けて押圧されると、帯電ローラ10の抵抗層のうち2つのスペーサ部Sの間の領域である帯電部が感光体ドラム1表面に対して帯電ギャップGpをもって対向する。
帯電ローラ10はその両端を軸受けで支持され、スプリング23によって感光体ドラム1側に所定の圧力て圧接される。そして、スペーサ部Sが感光体ドラム1表面に当接し、感光体ドラム1の回転に伴って当接部の摩擦力で所謂連れ回り駆動する。ここで、帯電ローラ10の感光体ドラム1に押圧される圧力は、帯電ローラ10が連れ回り可能な範囲で小さく設定されるのが好ましい。なぜなら、スプリング23の押圧力が強い場合、帯電ローラ10の軸受けに支持されている両端部が支点となり、帯電ローラ10軸方向中央部の抵抗層が感光体ドラム1表面から離れる方向にたわむ現象が発生する恐れがあるからである。このような現象が発生すると、帯電不良を生じ易くなってしまうため好ましくない。
【0027】
上記抵抗層を形成する収縮性チューブとしては、例えば熱を加えることにより収縮する熱収縮性チューブを用いることができる。予め基体の最大外径よりも内径の大きい収縮性チューブを用い、このチューブを基体に被せた後に加熱して収縮させる。収縮することによりこの収縮性チューブは基体に強く密着して固定され、基体の凸部にも良く倣い、スペーサ部Sを予め設定した高さにすることができる。
【0028】
尚、本実施例1のスペーサ部を構成する凸部は、基体を切削や研磨等する手法によりその一部を凸形状にすることで形成している。切削や研磨によって凸部の高さを精度良く形成することができる。よって、帯電部材を長期的に使用してもスペーサ部Sがずれることが無い。
【0029】
尚、上記実施例1の変形例として、帯電ローラ10の基体と抵抗層との間に接着剤を介在させてもよい。接着剤を介在させることで抵抗層の基体に対する密着性を高めることができる。
【0030】
〔実施例2〕
次に実施例2について説明する。図5(a)は、実施例2にかかる帯電ローラ10の分解斜視図、図5(b)は、同軸方向断面図である。図5(b)において、帯電ローラ10の向かって左端は部品を組み付ける前、右側は組み付けた後の状態を示している。
本実施例2の帯電ローラ10は基体を中空の金属素材から構成し、この基体25表面に抵抗層を設けている。抵抗層は、実施例1と異なり、基体25に粘土状のゴム素材を固定(加硫)し、その後均一な厚みとなるよう研磨して形成している。
ここで、抵抗層26について捕捉説明すると、抵抗層26を形成するゴムとしては、一例としてNBRやエピクロロヒドリン等がある。
そして、スペーサ部を構成するための凸部は基体25に次のようにして形成する。抵抗層26としてのゴムを研磨した後、基体25の軸方向両端から凸部形成部材27を挿入し、更に凸部形成部材27の開口からジャーナル部21bを挿入する。凸部形成部材27は、基体25に挿入する先端部が他の部分より小径となっており、先割れしている。この基体25の後部開口からジャーナル部21bを挿入することによって先割れの部分が広がり、基体25はその機構により内面から押し広げられる。このようにして、基体25が内部から加圧され弾性変形によって基体25の軸方向両端近傍に凸部が形成される。尚、凸部の高さは実施例1と同様である。基体25の変形に伴って、その表面に設けたゴムの抵抗層26が基体25の形状に倣って弾性変形する。この凸部とその表面のゴムの抵抗層26とが一体となり帯電ローラ10のスペーサ部Sとなる。そして、実施例1と同様にして帯電ギャップGpを形成することが可能となる。
尚、上記のようにして形成したスペーサ部Sの高さが意図した高さでなかった場合は、凸部形成部材27やジャーナル部21bを他のサイズのものに交換することにより、スペーサ部Sの高さを調節することができる。
ここで、基体25に上記のようなゴムの抵抗層26を形成した時点では、後ほど説明する収縮性チューブ真直度等の精度を得ることが難しく、通常、数回に亘る研磨作業を必要とする。本件発明におけるスペーサ部Sを形成するために予め凸部を形成した基体25にゴムを被覆しても、その抵抗層26の研磨工程で凸部がつぶれてしまうため、ゴムの抵抗層26を設ける場合は凸部形成を抵抗層26形成後にする必要がある。このため、実施例1の凸部形成方法のように、基体25外周(抵抗層26との密着面)を切削・研磨する手法では研磨工程の後にもってくることは不可能である。本実施形態のように、基体25内面を加圧して凸部を形成すれば、抵抗層26を設けた後に凸部を所望の形状に形成することが可能となる。また、この場合、スペーサ部Sが形成される際の弾性変形に抵抗層26として設けたゴムの弾性力も関与することになる。
【0031】
〔実施例3〕
次に実施例3について説明する。図6(a)は、実施例3にかかる帯電ローラ10の分解斜視図、図6(b)は、同軸方向断面図である。図6(b)において、帯電ローラ10の向かって左端は部品を組み付ける前、右側は組み付けた後の状態を示している。
本実施例3の帯電ローラ10については、実施例2の帯電ローラ10と同じ構成の部分については説明を省略し、実施例2と異なる部分についてのみ説明する。
【0032】
本実施例3の帯電ローラ10は基体25が中空でなない。そして、実施例2では基体25とは別部品となっていたジャーナル部21bを基体25の軸方向両端に基体25と一体に形成している。そして、基体25に凸部を形成する際、基体25の軸方向両端から、ジャーナル部21b外周と抵抗層26内周との間の間隙に凸部形成部材27を挿入する。この凸部形成部材27は挿入によって先割れの部分が広がり、基体25が内面から押し広げられて凸部が形成される。
【0033】
本実施例3によれば、ジャーナル部21bを基体25と一体に構成したため、部品点数を少なくすることができ、実施例2に比して部品コストを削減することが可能となる。
【0034】
〔実施例4〕
次に実施例4について説明する。図7(a)は、実施例4にかかる帯電ローラ10の分解斜視図、図7(b)は、同軸方向断面図である。本実施例4の帯電ローラ10は基体25を中空の金属素材から構成し、この基体25表面に抵抗層26を設けている。抵抗層26は、実施例2及び3と同様の方法でゴムの抵抗層26を形成している。そして、本実施例4の基体25に形成する凸部は、抵抗層26としてのゴムを研磨した後、基体25の内側から所謂絞り加工することにより基体25を塑性変形させて形成している。尚、凸部の高さは上記実施例1乃至3と同様である。絞り加工によって基体25の軸方向両端近傍に凸部を形成すると、その表面に設けたゴムの抵抗層26は基体25の形状に倣って弾性変形する。この凸部とその表面のゴムの抵抗層26とが一体となって帯電ローラ10のスペーサ部Sとなる。このようにしてスペーサ部Sを形成した後、基体25の両端部開口からジャーナル部21bを嵌め込む。
【0035】
上記実施例1乃至4の帯電装置2によれば、帯電ローラ10の基体25の一部を凸形状にしてスペーサ部Sを構成する凸部を形成している。これによって、スペーサ部Sを構成するための部材を基体25とは別部材を新たに設ける場合に比して、スペーサ部Sを感光体ドラム1表面に当接させた状態で装置を駆動した場合でも基体25からずれたり剥がれたりすることがない。よって、スペーサ部Sを構成するための部材を新たに設ける構成に比して帯電ギャップGpを長期にわたって安定して保持させることができる。
また、もともと帯電ローラ10の構成材料である基体25を用いて凸部を形成しているので、スペーサ部Sを構成するために新たな部品を用いるのに比して部品点数を減らすことができ、低コスト化することができる。また、スペーサ部Sの形成は基体25に凸部を形成するという基体25の成型で行うことができるので、帯電ギャップGpの安定保持を従来に比して容易に達成することができる。
【0036】
実施例1の帯電装置2は、帯電ギャップGp形成のためのスペーサ部Sを、切削や研磨等によって基体25に凸部を設けることによって形成している。切削や研磨は複数回に分けて行うことが可能なので、途中で凸部の形状を確認しながら予め設定した形状に精度良く形成することが可能である。よって、帯電ギャップGpを精度良く形成することが可能となる。
実施例2乃至4の帯電装置2は、帯電ギャップGp形成のためのスペーサ部Sを、基体25内部から加圧し基体25を変形させることによって形成している。基体25表層に抵抗層26を形成した後に抵抗層26ごと基体25を変形させることによってスペーサ部Sを形成するので、基体25表面に設ける抵抗層26の厚みに誤差が生じていても最終的なスペーサ部Sの高さを所定の高さにすることが可能となる。また、基体25表面に抵抗層26を設けた後にスペーサ部Sを形成することも可能となる。
また、実施例2及び3の帯電装置2は、スペーサ部S形成のために行う基体25の変形が弾性変形である。よって、スペーサ部Sの形状(特に高さ)が予め設定した形状にならなかった場合には、凸部形成部材27やジャーナル部21bを他のサイズのものに交換するなどしてスペーサ部Sの形状を調節することができる。
また、実施例4の帯電装置2は、スペーサ部S形成のために行う基体25の変形が、一度外力を加えて変形させたら外力を解除した後もその変形が残る塑性変形である。このため、図7に示すような形状に基体25を変形させた後には、その形状を維持させておくための部品が必要ない。よって、凸部の形状を維持しておくための部品点数を減らすことができると共に、減らした部品点数分低コスト化することができる。
また、実施例2及び実施例4の帯電装置2は、帯電ローラ10内部の基体25が中空である。これによって、中空でない場合に比して帯電ローラ10を軽量化することができる。
【0037】
更に、実施例1の帯電装置2は、基体25を覆う収縮性チューブで抵抗層26を構成している。これによって、抵抗層26を基体25の表面形状に良く倣わせることができるので、スペーサ部Sの形状、特に高さを精度良く形成することができる。
また、実施例1の変形例の帯電装置2は、帯電ローラ10の基体25と抵抗層26との間に接着剤を介在させている。これによって、抵抗層26の基体25に対する密着性を高めることができる。
また、本実施形態の帯電装置2は、帯電ローラ10の帯電部へ印加する電圧を直流(DC)バイアスあるいは、直流(DC)バイアスに交流(AC)バイアスが重畳された重畳バイアスとしている。このうち、直流バイアスのみを印加すると、重畳バイアスを印加する場合に比してオゾンや窒素酸化物等の放電生成物質の発生量をより効果的に低減させることができる。一方、重畳バイアスを印加すると、直流バイアスのみを印加する場合に比して感光体ドラム1を均一に帯電することができる。
また、本実施形態においては、帯電ギャップGpを長期にわたって安定して保持できかつ低コストな帯電装置2をプロセスカートリッジ110内に設けている。これによって、プロセスカートリッジ110及びプリンタの長寿命化及び低コスト化を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1乃至10の帯電装置によれば、帯電部材と被帯電部材との間隙を特許願0108545の提案より更に安定して保持させることができ、同提案より安価にかつ容易に達成することができるという優れた効果がある。
請求項11のプロセスカートリッジ、請求項12及び13の画像形成装置によれば、従来に比して長寿命化及び低コスト化を実現できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる画像形成装置の要部の説明図。
【図2】実施形態にかかる感光体とその近傍の部分拡大図。
【図3】実施形態にかかる帯電装置の説明図。
【図4】実施例1にかかる帯電ローラの軸方向断面図。
【図5】(a)は、実施例2にかかる帯電ローラの分解斜視図。(b)は、同軸方向断面図。
【図6】(a)は、実施例3にかかる帯電ローラの分解斜視図。(b)は、同軸方向断面図。
【図7】(a)は、実施例4にかかる帯電ローラの分解斜視図。(b)は、同軸方向断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 現像装置
4 クリーニング装置
8 転写紙
10 転写ローラ
11 レジストローラ対
12 転写紙搬送経路
14 定着ローラ
15 プレスローラ
16 定着装置
21 帯電ローラ
21a 帯電部
21b ジャーナル部
22 軸受け
23 スプリング
25 基体
26 抵抗層
27 凸部形成部材
100 画像形成ユニット
110 プロセスカートリッジ
200 給紙ユニット
300 読み取りユニット
S スペーサ部
T1 転写ニップ
T2 定着ニップ

Claims (13)

  1. 被帯電体に対向配置される帯電部材を具備し、該帯電部材に電圧を印加して被帯電体を帯電する帯電装置であって、
    該帯電部材が、基体と、該基体の外周にある抵抗層と、被帯電体に当接するスペーサ部とを有し、
    該スペーサ部が該帯電体に当接することにより該抵抗層の少なくとも一部が該被帯電体表面に対して所定の間隙をもって対向することが可能に構成された帯電装置において、
    上記スペーサ部を、上記基体に形成した凸部によって構成したことを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1の帯電装置において、
    上記凸部が、該基体を切削又は研磨することによって形成されていることを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項1の帯電装置において、
    上記凸部が、上記基体を該基体内部から加圧し変形させることによって形成されていることを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項3の帯電装置において、
    上記基体の変形が弾性変形であることを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項3の帯電装置において、
    上記基体の変形が塑性変形であることを特徴とする帯電装置。
  6. 請求項1、2、3、4、又は5の帯電装置において、
    上記基体が中空であることを特徴とする帯電装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5、又は6の帯電装置において、
    上記抵抗層が、上記基体を覆う収縮性チューブからなることを特徴とする帯電装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6、又は7の帯電装置において、
    上記基体と上記抵抗層との間に接着剤が介在してなることを特徴とする帯電装置。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の帯電装置において、
    上記帯電部材に印加する電圧が、直流バイアスに交流バイアスを重畳させたものであることを特徴とする帯電装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8の帯電装置において、
    上記帯電部材に印加する電圧が、直流バイアスのみからなることを特徴とする帯電装置。
  11. 少なくとも帯電装置と該帯電装置により帯電される像担持体とを有し一体に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    上記帯電装置が、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の帯電装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 像担持体と、該像担持体を帯電する帯電装置と、該像担持体上に形成された潜像を顕像化する現像装置とを有する画像形成装置において、
    上記帯電装置が、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9の帯電装置であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12の画像形成装置において、
    上記帯電装置と上記像担持体とが、一体かつ本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ内に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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