JP2004202043A - 磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】呼吸状態の変化にかかわらず正しい撮影を行う磁気共鳴撮影装置を実現する。
【解決手段】撮影の対象からナビゲータエコーを繰り返し獲得し(505)、ナビゲータエコーに基づいて対象のプロファイルを作成し(507)、対象の呼吸位相が予め定められた位相に一致するか否かを予め定められた個所におけるプロファイルの信号強度に基づいて判定し(511)、呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき位相判定個所を修正し(537)、位相判定に基づいて撮影の対象から予め定められた呼吸位相におけるイメージングエコーを獲得し(523)、それに基づいて画像を生成する(527)。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、ナビゲータエコー(navigator echo)を利用する磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気共鳴撮影装置では、撮影遂行の過程でナビゲータエコーを獲得し、それを用いて撮影結果を補正することが行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−276017号公報(第7−10頁、図3−7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ナビゲータエコーに基づいて撮影の対象のプロファイル(profile)を作成し、所定の判定点におけるプロファイルの信号強度に基づいて対象の呼吸の位相を判定して所定の呼吸位相の像を撮影する場合、呼吸状態の経時的変化等により、当初設定した判定点が適当でなくなり、撮影が不正確になることがある。
【0005】
そこで、本発明の課題は、呼吸状態の変化にかかわらず正しい撮影を行う磁気共鳴撮影装置を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での本発明は、撮影の対象からナビゲータエコーを繰り返し獲得するナビゲータエコー獲得手段と、前記ナビゲータエコーに基づいて対象のプロファイルを作成する作成手段と、対象の呼吸位相が予め定められた位相に一致するか否かを予め定められた個所における前記プロファイルの信号強度に基づいて判定する判定手段と、呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき前記判定手段の判定個所を修正する修正手段と、前記判定に基づいて撮影の対象から予め定められた呼吸位相におけるイメージングエコーを獲得するイメージングエコー獲得手段と、前記イメージングエコーに基づいて画像を生成する生成手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0007】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での本発明は、ナビゲータエコーおよびイメージングエコーを繰り返し獲得する獲得手段と、前記ナビゲータエコーに基づいて対象のプロファイルを作成する作成手段と、対象の呼吸位相が予め定められた位相に一致するか否かを予め定められた個所における前記プロファイルの信号強度に基づいて判定する判定手段と、呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき前記判定手段の判定個所を修正する修正手段と、前記判定に基づいて前記イメージングエコーのうち予め定められた呼吸位相におけるイメージングエコーを採用する採用手段と、前記採用されたイメージングエコーに基づいて画像を生成する生成手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0008】
上記各観点での発明では、修正手段により、呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき判定手段の判定個所を修正するので、呼吸状態の変化にかかわらず正しい撮影を行うことができる。
【0009】
前記ナビゲータエコーはスピンエコーであることが、ナビゲータエコーとして適切な信号を得る点で好ましい。前記イメージングエコーはグラディエントエコーであることが、イメージングエコーとして適切な信号を得る点で好ましい。前記プロファイルは体軸方向の1次元プロファイルであることが、呼吸位相の判定が容易な点で好ましい。前記予め定められた位相は呼気位相であることが、呼気位相の像を撮影する点で好ましい。前記予め定められた位相は吸気位相であることが、吸気位相の像を撮影する点で好ましい。前記頻度は呼吸位相が予め定められた位相に一致しない回数または時間であることが、呼吸状態の変化に適切に対応する点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0011】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム(magnet system)100を有する。マグネットシステム100は主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106およびRF(radio frequency)コイル部108を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されている。マグネットシステム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bore)に、撮影の対象1がクレードル(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0012】
主磁場コイル部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸の方向に平行である。すなわちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成してもよい。
【0013】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0014】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。これはオブリーク(oblique)とも呼ばれる。なお、本装置では対象1の体軸の方向をz軸方向とする。
【0015】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(encode)勾配磁場またはフェーズエンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。リードアウト勾配磁場は周波数エンコード勾配磁場と同義である。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0016】
RFコイル部108は静磁場空間に対象1の体内のスピン(spin)を励起するための高周波磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルス(pulse)ともいう。励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、RFコイル部108によって受信される。
【0017】
磁気共鳴信号は、周波数ドメイン(domain)すなわちフーリエ(Fourier)空間の信号となる。位相軸方向および周波数軸方向の勾配により、磁気共鳴信号のエンコードを2軸で行うので、磁気共鳴信号は2次元フーリエ空間における信号として得られる。フェーズエンコード勾配およびリードアウト勾配は、2次元フーリエ空間における信号のサンプリング位置を決定する。以下、2次元フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。
【0018】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
【0019】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。
【0020】
RFコイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0021】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150にはシーケンス(sequence)制御部160が接続されている。シーケンス制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して磁気共鳴信号の収集を遂行する。
【0022】
シーケンス制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。シーケンス制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリはシーケンス制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。シーケンス制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0023】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0024】
データ処理部170はシーケンス制御部160に接続されている。データ処理部170はシーケンス制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0025】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間はkスペースに対応する。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより画像を再構成する。
【0026】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointingdevice)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0027】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0028】
図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブロック図を示す。同図に示す磁気共鳴撮影装置は、本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0029】
本装置は、図1に示した装置とは方式を異にするマグネットシステム100’を有する。マグネットシステム100’以外は図1に示した装置と同様な構成になっており、同様な部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】
マグネットシステム100’は主磁場マグネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコイル部108’を有する。これら主磁場マグネット部102’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100’の内部空間(ボア)に、対象1がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0031】
主磁場マグネット部102’はマグネットシステム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよい。
【0032】
勾配コイル部106’は、互いに垂直な3軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0033】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせること、すなわちオブリークが可能である。本装置でも対象1の体軸の方向をz軸方向とする。3軸方向の勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106’は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0034】
RFコイル部108’は静磁場空間に対象1の体内のスピンを励起するためのRFパルスを送信する 励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、RFコイル部108’によって受信される。RFコイル部108’の受信信号がデータ収集部150に入力される。
【0035】
図3に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:SpinEcho)法のパルスシーケンスである。
【0036】
すなわち、(1)はSE法におけるRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0037】
同図に示すように、90°パルスによりスピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。90°励起から所定の時間後に、180°パルスによる180°励起すなわちスピン反転が行われる。このときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスについての選択的反転が行われる。
【0038】
90°励起とスピン反転の間の期間に、リードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのディフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0039】
スピン反転後、リードアウト勾配Grでスピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコーMRを発生させる。スピンエコーMRはデータ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。このようなパルスシーケンスが周期TR(repetition time)で64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0040】
磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例を図4に示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー(GRE:Gradient Echo)法のパルスシーケンスである。
【0041】
すなわち、(1)はGRE法におけるRF励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびグラディエントエコーMRのシーケンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0042】
同図に示すように、α°パルスによりスピンのα°励起が行われる。αは90以下である。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。
【0043】
α°励起後、フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、リードアウト勾配Grによりまずスピンをディフェーズし、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエコーMRを発生させる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150によりビューデータとして収集される。このようなパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0044】
図3または図4のパルスシーケンスによって得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法またはGRE法に限るものではなく、例えばファーストスピンエコー(FSE:FastSpin Echo)法等、他の適宜の技法のものであってよい。データ処理部170は、メモリに収集したビューデータに基づいて画像を再構成する。
【0045】
このような撮影が、対象1の呼吸の所定の位相について行われる。すなわち呼吸同期の撮影が行われる。呼吸同期撮影を行う場合の、本装置の動作のフロー(flow)図を図5に示す。
【0046】
同図に示すように、ステップ(step)501で、位相指定が行われる。位相指定のフロー図を図6に示す。同図に示すように、ステップ601で、ナビゲータエコー獲得が行われる。ナビゲータエコー獲得には図7に示すようなパルスシーケンスが用いられる。このパルスシーケンスは、図3に示したスピンエコー法のパルスシーケンスにおいて、位相エンコード勾配Gpを0としたものに相当する。
【0047】
このようなパルスシーケンスを用いて、図8に示すように、対象1のスライスAについて90°励起を行い、スライスBについて180°励起を行い、両スライスが交差する直線部Cから生じるスピンエコーをナビゲータエコーとして読み出す。スライスAおよびBは、直線部Cが体軸と概ね平行でかつ体軸からずれ、肺野から腹部にかけて延在するように設定される。
【0048】
なお、90°励起をスライスBについて行い、180°励起をスライスAについて行うようにしてもよい。スライスA,Bは、基本的には、後述のイメージングエコーを獲得するスライスとは無関係に、ナビゲータエコーを適切に獲得できる位置に設定される。
【0049】
次に、ステップ603で、プロファイル作成が行われる。プロファイル作成は、ナビゲータエコーを1次元逆フーリエ変換することによって行われる。これによって、直線C上のスピンの信号強度分布すなわち1次元のプロファイルが得られる。
【0050】
次に、ステップ605で、プロファイル表示が行われる。これによって表示部180にプロファイルが表示される。直線Cが肺野から腹部にかけて設定されているので、例えば、図9に示すようなプロファイルが得られる。このプロファイルは、中間部を境にして信号強度が大きく異なる。信号強度が小さい部分は肺野に相当し、信号強度が大きい部分は腹部に相当し、中間部が横隔膜に相当する。
【0051】
横隔膜に相当する部分は呼吸とともに体軸方向に往復運動する。以下、横隔膜に相当する部分を単に横隔膜ともいう。呼吸に伴う横隔膜の変位を図10に示す。同図に示すように、横隔膜は吸気時に腹部側に移動し、呼気時に胸部側に移動する。
【0052】
次に、ステップ607で、プロファイル上に位相判定点を設定することが行われる。位相判定点の設定は、使用者により操作部190を用いて行われる。これによって、例えば、体軸上の一点が位相判定点Pとして設定される。位相判定点Pは、横隔膜の吸気時の最大変位位置と呼気時の最大変位位置と間の所望の位置に設定される。
【0053】
図11〜13に、位相判定点Pの設定の3つの例をそれぞれ示す。図11は呼気側寄りに設定した例である。このような設定により、撮影位相として呼気位相が指定される。図12は吸気側寄りに設定した例である。このような設定により吸気位相が撮影位相として指定される。図13は呼気と吸気の中間に設定した例である。これにより呼気と吸気の中間の位相が指定される。
【0054】
呼吸位相は横隔膜が位相判定点Pを中心とする所定距離±αの範囲に入っているか否かに基づいて判定される。以下、この範囲を判定領域ともいう。図11に示したような設定では、破線で示すように、横隔膜が判定領域に入っているとき呼気位相と判定される。
【0055】
横隔膜が判定領域に入っているか否かの検出は判定領域におけるプロファイルの形状に基づいて行われる。プロファイルは横隔膜のところで信号強度が大きく変化するので検出は容易である。図12に示した設定では、横隔膜が判定領域に入ったことにより呼気位相と判定される。図13に示した設定では呼気と吸気の中間位相と判定される。
【0056】
図5に戻って、ステップ505で、ナビゲータエコーを獲得することが行われる。ナビゲータエコーの獲得は、図6のステップ601と同様にして行われる。すなわちスピンエコーとして獲得される。スピンエコーは90°励起と180°励起によって発生するので、プロファイルを求めるためのナビゲータエコーとして好適である。
【0057】
次に、ステップ507で、プロファイル作成が行われる。プロファイル作成は、図6のステップ601と同様に、ナビゲータエコーを用いて行われる。これによって、図9に示したプロファイルと同様なプロファイルが得られる。
【0058】
次に、ステップ511で、指定位相か否かが判定される。指定位相か否かの判定は、前述したように、判定領域に横隔膜が入っているか否かに基づいて行われる。
【0059】
指定位相のときは、ステップ523で、イメージングエコー獲得が行われる。イメージングエコーの獲得は、例えば、図3に示したパルスシーケンスまたは図4に示したパルスシーケンスによって行われる。なお、図4に示したグラディエントエコー法のパルスシーケンスの法のほうが、一回のRF励起でイメージングエコーすなわちグラディエントエコーが得られる点で好ましい。イメージングエコー獲得は1ビューないし数ビューの適宜のビュー数について行われる。
【0060】
次に、ステップ525で、全ビュー獲得済みか否かが判定され、そうでないときはステップ505に戻る。以下、呼吸位相が指定位相に一致しかつ全ビュー採用済みでないときは、ステップ505〜525の動作が繰り返される。このような動作によって、指定位相に一致する呼吸位相におけるイメージングエコーが逐次獲得される。
【0061】
ステップ511で指定位相でないと判定されたときは、ステップ535で、不一致頻度が限度を超えたか否かが判定され、限度を超えていないときはステップ505に戻る。以下、呼吸位相が指定位相に不一致でかつその頻度が限度を超えないときは、ステップ505〜535の動作が繰り返される。これによって、位相不一致の間は、ナビゲータエコーだけが獲得され、イメージングエコーは獲得されない。
【0062】
呼吸の周期性により、位相の不一致は周期的に発生する。そのため、不一致の頻度には許容限度が設けられている。この限度は、例えば、一定時間内の不一致回数とされる。あるいは、不一致の継続時間としてもよい。
【0063】
ステップ505〜525の動作およびステップ505〜535の動作の繰り返しによって、呼吸位相が指定位相に一致する期間のイメージングエコーが獲得される。なお、不一致回数または時間の計測は、位相が一致するたびにリセット(reset)される。
【0064】
このような動作の過程で、時間の経過とともに対象の入眠等により呼吸状態が変化し、プロファイルが例えば図14または図15に示すようになることがあり得る。図14は、横隔膜の移動範囲が吸気側に移動し、相対的に、判定領域が横隔膜の移動範囲から外れてしまった状態を示す。図15は、横隔膜の移動範囲が呼気側に移動し、相対的に、判定領域が横隔膜の移動範囲から外れてしまった状態を示す。
【0065】
このようになった場合は、呼吸が継続しているにもかかわらず横隔膜が判定領域に入らなくなるので、常に位相不一致と判定される。このため、不一致回数または不一致時間がやがて限度を超えるに至る。
【0066】
限度を超えた場合は、ステップ537で、位相判定点修正が行われる。位相判定点の修正は、データ処理部170により自動的に行われる。すなわち、例えば図16に示すように、腹部の信号強度と肺野の信号強度の中間の値を持つ閾値THに基づいて、横隔膜の吸気時の最大変位位置p1および呼気時の最大変位位置p2をそれぞれ求め、それら両位置の間に新たな位相判定点P’を定める。これによって、例えば呼気位相の判定を再開することが可能となる。吸気位相の判定および呼気と吸気の中間位相の判定用には、図17および図18に示すように新たな位相判定点P’をそれぞれ定める。
【0067】
このような位相判定点修正により、呼吸状態の変化にかかわらずその位相を正しく判定することができるので、指定位相に一致する呼吸位相におけるイメージングエコーを全ビュー分獲得することができる。
【0068】
全ビュー獲得済みとなったときは、ステップ527で、画像再構成が行われる。イメージングエコーは全て指定位相において獲得されたものであるから、再構成画像は高品質のものとなる。再構成された画像は、ステップ529で、表示および記憶が行われる。
【0069】
図19に、本装置の機能ブロック図を示す。同図に示すように、本装置は、ナビゲータエコー獲得部702、プロファイル作成部704、位相判定部706、イメージングエコー獲得部708、判定点修正部710および画像生成部712を有する。
【0070】
ナビゲータエコー獲得部702は、ナビゲータエコーを獲得してプロファイル作成部704に入力する。プロファイル作成部704は、ナビゲータエコーからプロファイルを作成して位相判定部706に入力する。位相判定部706は、プロファイルから呼吸位相を判定し、判定結果をイメージングエコー獲得部708および判定点修正部710に入力する。判定点修正部710は、位相不一致の頻度が限度を超えたとき、位相判定部706の位相判定点を修正する。
【0071】
イメージングエコー獲得部708は、位相判定結果に基づき所定位相のイメージングエコー獲得して画像生成部712に入力する。画像生成部712は、入力されたイメージングエコーに基づいて画像を生成する。
【0072】
ナビゲータエコー獲得部702は、図5のフロー図におけるステップ505の機能に相当する。ナビゲータエコー獲得部702は、本発明におけるナビゲータエコー獲得手段の実施の形態の一例である。プロファイル作成部704は、図5のフロー図におけるステップ507の機能に相当する。プロファイル作成部704は、本発明における作成手段の実施の形態の一例である。
【0073】
位相判定部706は、図5のフロー図におけるステップ511の機能に相当する。位相判定部706は、本発明における判定手段の実施の形態の一例である。イメージングエコー獲得部708は、図5のフロー図におけるステップ523の機能に相当する。イメージングエコー獲得部708は、本発明におけるイメージングエコー獲得手段の実施の形態の一例である。
【0074】
判定点修正部710は、図5のフロー図におけるステップ535,537の機能に相当する。判定点修正部710は、本発明における修正手段の実施の形態の一例である。画像生成部712は、図5のフロー図におけるステップ527の機能に相当する。画像生成部712は、本発明における生成手段の実施の形態の一例である。
【0075】
図20に、本装置の他の動作のフロー図を示す。同図において図5に示したものと同様の動作は同一の符号を付して説明を省略する。同図に示すように、ステップ505’で、ナビゲータエコーとイメージングエコー(imaging echo)を獲得することが行われる。ナビゲータエコーの獲得は、図6のステップ601と同様にして行われる。イメージングエコーの獲得は、例えば、図3に示したパルスシーケンスまたは図4に示したパルスシーケンスによって行われる。
【0076】
図21に、ナビゲータエコーとイメージングエコーを獲得するタイムチャート(time chart)を示す。同図に示すように、まずナビゲータエコーを獲得し、次いでイメージングエコーを獲得する。このようなエコー獲得を周期的に繰り返す。これによって、例えば64〜512ビューのイメージングエコーが逐次獲得される。なお、ナビゲータエコーを1つ獲得するたびにイメージングエコーを複数個獲得するようにしてもよい。
【0077】
このようにして、ナビゲータエコーと対にして獲得されたイメージングエコーは、ステップ511の位相判定に応じて、指定位相に一致するときはステップ523’でイメージングエコー採用が行われ、不一致のときはステップ533でイメージングエコー不採用が行われる。
【0078】
このような動作によって、ステップ505’で獲得したイメージングエコーのうち、指定位相に一致する呼吸位相で獲得したものが、画像再構成用の信号として採用され、指定位相に一致しない呼吸位相で獲得したものは採用されない。なお、採用されなかったビューのイメージングエコーはナビゲータエコーとともに取り直しが行われる。
【0079】
不採用すなわち位相不一致のときは、ステップ525で、不一致頻度が限度を超えたか否かが判定され、限度を超えていないときはステップ505’に戻るが、限度を超えた場合は、ステップ537で、位相判定点修正が行われる。位相判定点修正は前述と同様にして行われる。これによって呼吸状態の変化にかかわらず所定の位相での撮影の継続が可能となり、不採用のビューのイメージングエコーの取り直しと相まって、全ビューのデータを指定の位相で獲得することができる。
【0080】
図22に、本装置の機能ブロック図を示す。同図に示すように、本装置は、信号獲得部702’、プロファイル作成部704、位相判定部706、信号採用部708’、判定点修正部710’および画像生成部712を有する。同図において、図19に示したものと同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0081】
信号獲得部702’は、ナビゲータエコーおよびイメージングエコーを獲得し、ナビゲータエコーをプロファイル作成部704に入力し、イメージングエコーを信号採用部708’に入力する。
【0082】
プロファイル作成部704は、ナビゲータエコーからプロファイルを作成して位相判定部706に入力する。位相判定部706は、プロファイルから呼吸位相を判定し、判定結果を信号採用部708’および判定点修正部710に入力する。
【0083】
信号採用部708’は、呼吸位相に応じてイメージングエコーの採用/不採用を決定し、採用したイメージングエコーを画像生成部712に入力する。判定点修正部710’は、位相不一致の頻度が限度を超えたとき、位相判定部706の位相判定点を修正する。画像生成部712は、採用されたイメージングエコーに基づいて画像を生成する。
【0084】
信号獲得部702’は、図20のフロー図におけるステップ505’の機能に相当する。信号獲得部702’は、本発明における獲得手段の実施の形態の一例である。プロファイル作成部704は、図20のフロー図におけるステップ507の機能に相当する。プロファイル作成部704は、本発明における作成手段の実施の形態の一例である。
【0085】
位相判定部706は、図20のフロー図におけるステップ511の機能に相当する。位相判定部706は、本発明における判定手段の実施の形態の一例である。信号採用部708’は、図20のフロー図におけるステップ523’,533の機能に相当する。信号採用部708’は、本発明における採用手段の実施の形態の一例である。
【0086】
判定点修正部710’は、図20のフロー図におけるステップ525,537の機能に相当する。判定点修正部710’は、本発明における修正手段の実施の形態の一例である。画像生成部712は、図20のフロー図におけるステップ527の機能に相当する。画像生成部712は、本発明における生成手段の実施の形態の一例である。
【0087】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、呼吸状態の変化にかかわらず正しい撮影を行う磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図6】図5のフロー図の一部の詳細図である。
【図7】ナビゲータエコー獲得用のパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図8】ナビゲータエコー獲得のためのスライス選択の一例を示す図である。
【図9】プロファイルを示す図である。
【図10】プロファイルを示す図である。
【図11】位相判定点設定の一例を示す図である。
【図12】位相判定点設定の一例を示す図である。
【図13】位相判定点設定の一例を示す図である。
【図14】位相判定点の相対的なずれを示す図である。
【図15】位相判定点の相対的なずれを示す図である。
【図16】位相判定点の修正を示す図である。
【図17】位相判定点の修正を示す図である。
【図18】位相判定点の修正を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図21】ナビゲータエコーとイメージングエコーの獲得のタイムチャートを示す図である。
【図22】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 対象
100,100’ マグネットシステム
102 主磁場コイル部
102’ 主磁場マグネット部
106,106’ 勾配コイル部
108,108’ RFコイル部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 シーケンス制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 クレードル
702 ナビゲータエコー獲得部
704 プロファイル作成部
706 位相判定部
708 イメージングエコー獲得部
710,710’ 判定点修正部
712 画像生成部
702’ 信号獲得部
708’ 信号採用部

Claims (9)

  1. 撮影の対象からナビゲータエコーを繰り返し獲得するナビゲータエコー獲得手段と、
    前記ナビゲータエコーに基づいて対象のプロファイルを作成する作成手段と、対象の呼吸位相が予め定められた位相に一致するか否かを予め定められた個所における前記プロファイルの信号強度に基づいて判定する判定手段と、
    呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき前記判定手段の判定個所を修正する修正手段と、
    前記判定に基づいて撮影の対象から予め定められた呼吸位相におけるイメージングエコーを獲得するイメージングエコー獲得手段と、
    前記イメージングエコーに基づいて画像を生成する生成手段と、
    を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  2. ナビゲータエコーおよびイメージングエコーを繰り返し獲得する獲得手段と、
    前記ナビゲータエコーに基づいて対象のプロファイルを作成する作成手段と、対象の呼吸位相が予め定められた位相に一致するか否かを予め定められた個所における前記プロファイルの信号強度に基づいて判定する判定手段と、
    呼吸位相が予め定められた位相に一致しない頻度が予め定められた限度を超えたとき前記判定手段の判定個所を修正する修正手段と、
    前記判定に基づいて前記イメージングエコーのうち予め定められた呼吸位相におけるイメージングエコーを採用する採用手段と、
    前記採用されたイメージングエコーに基づいて画像を生成する生成手段と、
    を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  3. 前記ナビゲータエコーはスピンエコーである、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気共鳴撮影装置。
  4. 前記イメージングエコーはグラディエントエコーである、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  5. 前記プロファイルは体軸方向の1次元プロファイルである、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  6. 前記予め定められた位相は呼気位相である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  7. 前記予め定められた位相は吸気位相である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  8. 前記頻度は呼吸位相が予め定められた位相に一致しない回数である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  9. 前記頻度は呼吸位相が予め定められた位相に一致しない時間である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
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