JP2004201247A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリカードに記録された失敗画像データを自動的に見つけ出し、優先的に消去する。
【解決手段】メモリカードの画像データの記録可能容量が不足した場合に、画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルをメモリカードから読み出す。デジタルカメラは、画像ファイル内のMaker Note Tagを確認して警告情報の有無を判定する。警告情報があると画像ファイル内の画像データは失敗画像データであると判定され、この画像データの画像をデジタルカメラの表示部に表示させた後に、失敗画像データの画像ファイルがメモリカードから自動的に消去される。この判定、消去はメモリカードに記憶されているすべての画像ファイルに対して行われる。そして、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルがメモリカードに記録される。
【選択図】 図3
【解決手段】メモリカードの画像データの記録可能容量が不足した場合に、画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルをメモリカードから読み出す。デジタルカメラは、画像ファイル内のMaker Note Tagを確認して警告情報の有無を判定する。警告情報があると画像ファイル内の画像データは失敗画像データであると判定され、この画像データの画像をデジタルカメラの表示部に表示させた後に、失敗画像データの画像ファイルがメモリカードから自動的に消去される。この判定、消去はメモリカードに記憶されているすべての画像ファイルに対して行われる。そして、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルがメモリカードに記録される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに関し、撮影に失敗した画像データを簡単かつ優先的に消去するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラで撮影された撮影画像データは、JPEG(Joint Photographic coding expert group)形式などを用いて圧縮し、データ量を減らした状態にして着脱自在の記録媒体であるメモリカードなどに記憶されている。近年、デジタルカメラのCPU処理速度の向上と、記録手段として使用されるメモリカードの大容量化が進んでいる。従って、1個のメモリカードにより多くの枚数の撮影画像データを記録することが可能となってきており、例えば、本出願人より製造・販売されているFinePixS602(商品名)の場合、128MBのスマートメディア(登録商標)に1280×640の記録画素数、及び通常の画質モードで使用すると、398枚分の撮影画像データを記録することができる。このため、デジタルカメラでは、撮影の失敗をしても銀塩カメラのようにフイルムの無駄を気にすることがないので、何度も撮り直しを行ってたくさんの撮影画像データをメモリカードに記録させる撮影方法が一般的である。
【0003】
しかし、メモリカードの画像データの記録容量が足りなくなった場合には、撮影に失敗した画像データを一枚ずつ視認しながら消去しなければならない。メモリカードに記録された画像データを消去する従来技術としては、デジタルカメラにメモリカードが挿入されたことを検知して、メモリカードのフォーマットまたは記録されている画像データの消去を行っている(例えば、特許文献1参照)。また、撮影した各画像データにユーザーが消去プロテクトのオン、オフの設定をすることで重要な画像データを消去できないようにしている(例えば、特許文献2および3)。また、古い画像、アクセス回数や色数の少ない画像、ユーザーがマーキングしない画像を自動的に選んで画像データを送信したり画像処理を行っている(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−14229号公報
【特許文献2】
特開平09−182011号公報
【特許文献3】
特開平09−182013号公報
【特許文献4】
特開平10−304231号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、何百枚もある画像を一枚ずつ視認しながら消去を繰り返す作業は、大変煩雑で時間もかかり、大事な撮影チャンスを逃す恐れもある。特許文献1では、メモリカードに記録されているすべての画像データが消去されてしまう。特許文献2および3では、ユーザーが各画像データに消去プロテクトのオン、オフを設定するため撮影画像が多いと大変手間がかかる。特許文献4では、古い画像やアクセス数が少ない画像等が選択されて送信や画像処理等が行われるため、メモリカードなどの記録媒体に記録しておきたい必要な画像データまでも送信等の処理が行われるメモリーカードから消去される可能性がある。
【0006】
本発明は、撮影に失敗した画像データを記録媒体から自動的に判別して、簡単かつ優先的に失敗画像データを消去することができるデジタルカメラの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
撮影手段によって撮影された画像データを着脱自在の記録媒体に記録させるデジタルカメラにおいて、撮影された画像データ及び撮影条件に基づいて、撮影に失敗した画像を判定する判定手段と、失敗した画像であると判定された画像データに判定結果に対応する警告情報を付加する警告付加手段とを備え、警告情報が付加された画像データを着脱自在の記録媒体に記録するものである。
【0008】
警告情報が付加されている画像データを記録媒体から読み出す読出し手段を備え、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、読出し手段によって警告情報の付加された画像データを記録媒体から読み出して、記録媒体から自動的に消去する消去手段及びカメラに設けられている表示部に表示する表示手段のうち少なくとも一つの手段を備えたものである。
【0009】
画像データを外部のデータ受信手段へ送信するデータ通信手段を備え、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、読出し手段によって記録媒体から警告情報が付加されている画像データを読み出して、この画像データをデータ受信手段へ送信するものである。
【0010】
画像データに付加された警告情報に予め重み付けをしておき、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合には、読出し手段によって重み付けの重い警告情報が付加された画像データから順に記録媒体から読み出されるものである。
【0011】
画像データに付加される警告情報は、手ブレに関する手ブレ警告情報、露出に関するAE警告情報、焦点に関するAF警告情報のうち少なくとも一つの警告情報である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、第1実施形態のデジタルカメラ11の電気的構成を示す。システムコントロ−ラ25は、システムメモリ24に格納された制御プログラムに従ってデジタルカメラ11の各部を制御する。入力部26は、レリーズボタンや各種操作ボタンなどの操作に応じた操作信号をシステムコントローラ25に送る。これらの操作信号に基づいて、システムコントローラ25は、各部を制御して撮影のためのシーケンスを実行する。
【0013】
撮影レンズ17は、フォーカスレンズ17a,及び絞り17bを含んでいる。フォーカスレンズ17a,絞り17bは、詳細を後述するように、それぞれ対応するフォーカスモータ27,絞り用モータ28によって駆動される。
【0014】
撮影レンズ17の背後には、CCDイメージセンサ30が配されている。CCDイメージセンサ30は、CCDドライバ31によって駆動され、光学的な被写体画像を電気的な撮影信号に変換して出力する。CCDイメージセンサ30の各受光素子の電荷蓄積量(露光量)は、電子シャッタと、絞り17bとで調節される。
【0015】
CCDイメージセンサ30からの撮影信号は、アナログ処理回路32に送られ、ゲイン調整,γ処理等が行われる。A/D変換器33は、アナログ処理回路32で処理された撮影信号をRGBの撮影画像データに変換する。A/D変換器33からの撮影画像データは、画像データ処理回路34,AE処理回路35,AF処理回路36に送られる。
【0016】
画像データ処理回路34は、LCD表示用のガンマ補正,解像度の変更,撮影画像データの記録時のデータ圧縮や読出し時のデータ伸張等のデータ処理を行う。撮影モード下では、処理済みの撮影画像データは、LCDドライバ37に送られる。これにより、LCD10には撮影中の被写体画像が動画としてスルー表示され、ビューファインダとして使用することができる。
【0017】
メモリI/F(メモリインターフェース)38は、メモリスロット21に装着されているメモリカード13のデータの入出力を制御する。撮影モード下でレリーズボタンを押圧操作すると、その直後に得られる1フレーム分の撮影画像データがメモリI/F38に送られ、メモリカード13に記録される。この撮影画像データの形式としては例えば、画像データをデータ圧縮してから格納するJPEG形式で記録している。
【0018】
AE処理部35は、A/D変換器33から出力される撮影画像データに基づいて、CCDイメージセンサ30の露光量が適正となるようにCCDイメージセンサ30の電子シャッタのシャッタ速度と、絞り17bの絞り値とをフィードバック制御する。まず、AE処理部35はCCDイメージセンサ30の露光量がAE連動可能な範囲内にあるか否かを判定する。すなわち、被写体輝度が明る過ぎたり、暗過ぎたりするときには、AE連動範囲外であると判定し、AE処理部35は、シャッタ速度及び絞り値の制御を停止する。そして、CCDイメージセンサ30の露光量がAE連動範囲内にあるときには、予め設定されたプログラムに基づいて、シャッタ速度及び絞り値の制御を行う。さらに、AE処理部35からシステムコントローラ25へAE連動範囲内にあるか否かの判定結果、及び電子シャッタのシャッタ速度、及び絞り17bの絞り値が送信される。CCDイメージセンサ30の電子シャッタは、CCDドライバ31を介して制御される。そして、絞り17bの絞り値は、ドライバ41を介して絞り用モータ28を駆動することによって行われる。絞り用モータ28としては、ステッピングモータが用いられている。
【0019】
AF処理部36は、A/D変換器33から出力される撮影画像データに基づいて、被写体のピント状態を検出し、適正なピント状態となるようフォーカスレンズ17aを光軸方向に沿って前後に移動させる。このとき、被写体のピント状態がAF連動可能な範囲外にあるとき、すなわち、焦点距離が、遠過ぎたり、又は近過ぎたりしたときには、AF連動範囲外であると判定し、フォーカスレンズ17aの移動を停止する。そして、焦点距離がAF連動可能な焦点距離の範囲内にあるときには、AF連動範囲内であると判定し、予め設定されたプログラムに基づいた移動量でフォーカスレンズ17aを移動させる。さらに、AF処理部36で判定されたAF連動範囲内にあるか否かの判定結果、及び焦点距離の測定値は、システムコントローラ25へ送信される。フォーカスレンズ17aの移動は、ドライバ42を介してフォーカスモータ27を駆動することによって行われる。フォーカスモータ27としては、絞り用モータ28と同様にステッピングモータが用いられている。
【0020】
手ブレ検出部43は、例えば角速度センサからなり、光軸と垂直な面の上下及び左右方向のブレを検出して、手ブレ処理部44に送信する。手ブレ処理部44では手ブレ検出部43のブレ検出結果に基づいてブレ量を算出する。さらに、手ブレ処理部44では、予め設定されたプログラムに基づいて、上述したブレ量が規定量の範囲内であるか否かを判定する。そして、この判定結果はシステムコントローラ25へ送信される。
【0021】
撮影条件データ処理回路46では、AE連動範囲内であるか否かの判定結果、シャッタ速度、絞り値、AF連動範囲内であるか否かの判定結果、及び手ブレ量の判定結果などの情報が被写体を撮影した1フレーム分の各画像毎にシステムコントローラ25から送信されてくる。そして、撮影条件データ処理回路46では、これら各種情報に基づいて、撮影条件データを作成する。そして、この撮影条件データがメモリI/F38に送られ、撮影画像データとともにメモリカード13に記録される。
【0022】
メモリカード13は、高速でアクセスが可能なDRAM(Dynamic RAM)から構成されている。デジタルカメラ11で撮影された撮影画像データは、図2に示すようなファイル構造で記録されており、デジタルカメラ11で撮影された撮影画像データ及びその撮影条件データが撮影画像ファイルとして記録される。これら撮影画像ファイルには、メモリカード13内で各コマを識別できるように1〜nのファイル名が連番で付与される。撮影画像ファイルはすべて撮影画像フォルダにまとめて格納される。各撮影画像ファイルは、例えば電子情報技術産業協会(JEIDA)から発表された規格であるExifフォーマットで記録される。
【0023】
Exifフォーマットは、撮影画像データに加えてExif Tagデータが付加されたものである。撮影画像データは、上述した圧縮形式のJPEG形式で記録されるが、撮影画像データの形式としては、このJPEG形式の他に、非圧縮形式のTiff形式で記録してもよい。さらに、Exifフォーマットには、インデックス表示等に使用するためのサムネイル画像データを含めることもできる。
【0024】
Exif Tagデータには、撮影条件データ処理回路46で作成された各種撮影条件データが書き込まれる。このExif Tagデータには、撮影日付、シャッタ速度、絞り値、露光量、レンズF値、焦点距離、ストロボ発光の有無などのExifフォーマット規格に沿ったExif固有情報と、Maker Note Tagデータとが含まれる。Maker Note Tagデータとは、各カメラメーカーが自由にメーカー固有の情報を設定できるエリアであり、このエリアには、例えば撮影に使用した機種データなどが記録される。なお、撮影画像ファイルの形式はExifフォーマットに限るものではない。
【0025】
本実施形態においては、Maker Note Tagに各種警告情報が書き込まれる。各種警告情報としては、システムコントローラ25に送られたAE処理部31、AF処理部32、手ブレ処理部44での判定結果に基づいて、システムコントローラ25内の判定部25aによって失敗画像データであるか否かが判定される。この時、失敗画像データであると判定されると、システムコントローラ25内の警告付加手段である警告付加部25bによって判定部25aの判定結果に対応したAE警告、AF警告、手ブレ警告の警告情報がMaker Note Tag内の所定位置に書き込まれる。また、これら警告情報の他に、Maker Note Tagには、画質モード、撮影時シャープネス強度、ホワイトバランスモードなどの情報が書き込まれる。
【0026】
撮影操作が繰り返し行われ、メモリカード13に撮影画像データを新たに記録する空き容量がなくなった場合には、システムコントローラ25はメモリカード13に記録されている撮影画像ファイルのコマ番号1から最後に記録されたn番までの画像ファイルを順番に読み出し、撮影に成功した画像データか、失敗した画像データかを判定する。成功画像データか、失敗画像データかの画像判定方法としては、各画像ファイルのMaker Note Tagに書き込まれた各種警告情報に基づいて判定する。すなわち、上述したAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでもMaker Note Tagに警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定し、警告情報が1つも書き込まれていない画像ファイルについては成功画像データであると判定する。
【0027】
失敗画像データと判定されると、メモリカード13から画像データ処理回路34を介してLCDドライバ37に送られてLCD10に画像を表示させ、ユーザに画像を確認させた後、失敗と判定された画像データの画像ファイルがメモリカード13から自動的に消去される。この操作が画像フォルダに格納してあるすべての画像ファイルに対して行われる。そして、メモリカード13には新たに撮影された撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルが記録される。
【0028】
上記構成の作用について図3を使用して説明する。デジタルカメラ11で撮影されて得られた撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルは、コマ番号を付与されてメモリカード13の画像フォルダに順次記録される。メモリカード13の画像データの記録容量が一杯になり、新たに撮影された画像データが記録できない場合には、デジタルカメラ11はメモリカード13内の画像フォルダに格納されているコマ番号1番の画像ファイルを読出し、Maker Note Tagをチェックする。この時、Maker Note TagにAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定する。すると、デジタルカメラ11に備えてあるLCD10に、失敗画像であると判定された画像データの画像を表示させて、この画像ファイルをメモリカード13から自動的に消去する。もし、1つも警告情報が書き込まれていない場合には成功画像データと判定されるためそのまま記録される。
【0029】
失敗画像データを判定する作業は、メモリカード13に記録されているすべての画像ファイルに対して行われる。失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルはすべてメモリカード13から消去される。すると、メモリカード13には画像データを記録する容量ができたため、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルがメモリカード13の画像フォルダに記録される。
【0030】
なお、本実施例では失敗画像データと判定した後で、画像をLCD10に表示させてから自動消去したが、失敗画像データの画像をLCD10に表示させてユーザーによって手動で消去させてもよく。また、LCD10に画像を表示させずに失敗画像データと判定したものを自動的に消去させてもよい。
【0031】
本発明の第2の実施形態を説明する。図4はデジタルカメラ12の電気構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラ11と同じ構成のものは同符号を使用して説明は省略する。デジタルカメラ12は通常の写真撮影機能の他にPHSによる通信機能を備えており、デジタルカメラ12の本体内にはPHS通信部50とアンテナ51を備えている。。
【0032】
ユーザによって撮影操作が繰り返し行われると、撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルが、メモリカード13の画像フォルダにコマ番号が付与されて順次記録される。メモリカード13に新たに撮影した画像データを記録する空き容量がなくなった場合には、画像フォルダからコマ番号順位に画像ファイルがシステムコントローラ25に読み出されて、画像ファイル内のMaker Note Tagをチェックする。Maker Note TagにAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている場合には失敗画像データであると判定し、システムコントローラ25に設けられたRAMに失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルが一時的に記憶されるとともに、RAMに記憶させた画像ファイルをメモリカード13の画像フォルダから消去する。
【0033】
失敗画像データの判定は、タグ番号順に画像フォルダ内のすべての画像ファイルに対して行われ、失敗画像データであると判定された画像データの画像ファイルは、その都度システムコントローラ25に設けられたRAMに記憶されるとともに、メモリカード13の画像フォルダから消去される。画像フォルダ内の最後のタグ番号が付与された画像ファイルの判定が終了すると、システムコントローラ25のRAMに記憶されたすべての画像ファイルがPHS通信部50を介して、PIAFS及びARIBSTD28ブロトコルによってネット上の画像サーバー等に送信、保存される。したがって、メモリカード13には新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加されてなる画像ファイルが記録される。なお、RAMに記憶された画像ファイルをネット上の画像サーバーに送信したが、ユーザによって送信または消去を選択させてもよい。
【0034】
上記構成による作用を図5を使用して説明する。デジタルカメラ12で撮影された画像は上述したように、撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルとしてメモリカード13の画像フォルダに順次記録されていく。メモリカード13の記録容量が一杯になり新たに撮影された画像データが記録できない場合には、システムコントローラ25は画像フォルダをコマ番号順に読み出して画像ファイル内のMaker Note Tagをチェックする。この時、AE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定する。失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルは、システムコントローラ25に設けられたRAMに一時的に記憶されるとともに、メモリカード13の画像フォルダから消去される。この作業が画像フォルダ内に記録されているすべての画像ファイルに対して行われる。
【0035】
画像ファイルの判定が終了すると、RAMに記憶された画像ファイルはPHS回線を使用してネット上の画像サーバーに送信されて保存される。そして、新たに撮影された画像データは、Exif Tagデータが付加された画像ファイルとなってメモリカード13の画像フォルダに記録される。ユーザーは後からパソコンなどによってネット上の画像サーバーに接続するこで画像ファイルを確認しながら消去や保存の操作を行うことができる。なお、本実施例ではPHS回線を使用したが携帯電話回線でもよい。また、デジタルカメラ12にPHS通信部50を設けたが、外部機器用のインターフェイスを設けてPHS電話機や携帯電話機を接続させて通信を行ってもよい。
【0036】
また、本実施例では、メモリカード13の画像フォルダに記録されているコマ番号の小さい順に画像ファイルをシステムコントローラ25に読み出して失敗画像データの判定を行い、失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルをすべて一度に消去させたが、図6に示すように、AE警告、AF警告、手ぶれ警告にそれぞれ失敗度を設定して失敗度の高い順に消去させてもよい。例えば、AF警告の警告ありは失敗度「3」、AE警告の警告ありは「2」、手ぶれ警告の警告ありは「1」、警告情報がない場合は「0」と予めシステムメモリ24に失敗度を設定しておく。なお、失敗度「0」は成功画像データである。
【0037】
システムコントローラ25がMaker Note Tagをチェックして失敗画像データの判定をおこなう際には、各警告情報の判定とともに、失敗度の判定も行う。もし、AE警告、AF警告、手ぶれ警告のすべての警告情報が書き込まれている場合は、失敗度は「6」となり最も失敗度が高いと判定する。システムコントローラ25は画像フォルダに格納されているすべての画像ファイルの失敗度を判定する。そして最初に失敗度「6」の画像ファイルを読み出して消去を行う。失敗度「6」の画像ファイルがなくなると次に失敗度「5」の画像ファイルを消去を行う。このようにして、最後は失敗度「1」の画像ファイルの消去を行う。なお、予め失敗度をシステムメモリ24に設定させたが、ユーザが失敗度をシステムメモリ24に設定してもよい。
【0038】
また、図7のフローチャートに示すように、メモリカード13の記録容量の空きがなくなった場合には、撮影操作に応じて1フレーム分の画像データをメモリカード13に記録させるために、画像フォルダ内のタグ番号の小さい順に画像ファイルからMaker Note Tagをチェックして失敗画像データを探し、この失敗画像データの画像ファイルを1つだけメモリーカードから自動的に消去させてもよい。そして、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルを記録させるてもよい。なお、失敗画像データの画像ファイルを自動消去させたが、LED10に表示させた後にユーザーに手動で消去させてもよい。また、ネット上の画像サーバーへ失敗画像データの画像ファイルを送信してもよい。
【0039】
また、図8に示すように、メモリカード13の記録容量が一杯になった場合には、自動的に消去させる画像ファイルの数をユーザがシステムコントローラ25に設定を行い、失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルを設定数分だけ自動的に消去もよい。なお、失敗画像データの画像ファイルを設定枚数分だけ自動的に消去させたがLCD10に表示させた後に手動によって消去を選択させてもよい。また、ネット上の画像サーバーに送信してもよい。
【0040】
なお、図7および図8ではコマ番号順に画像ファイルを読み出して、失敗画像データの判定を行ったが、上記した失敗度を設定して失敗度の高い画像データの画像ファイルから順に自動的に消去、LCD10に表示後ユーザによって手動で消去選択、またはネット上の画像サーバーへ送信を行ってもよい。
【0041】
なお、上記例においては、撮影画像データと同じ撮影画像ファイルにあるExif TagデータのMaker Note Tagデータの中に書き込まれた各種警告情報を使用して、撮影画像データの判定を行っているが、本発明はこれに限らず、他の撮影条件データを使用して判定を行ってもよい。例えば、Exif TagデータのMaker Note Tagデータではなく、Exif固有情報の中に各種警告情報を設定してもよいし、Exif固有情報にすでに設定されている撮影条件データから判定をおこなってもよい。この場合、例えば、Exif固有情報にすでに設定されている撮影条件データのうち、例えば焦点距離、ストロボ発光の有無を読み込み、焦点距離が短い測定値であるにもかかわらずストロボ発光の有るものは失敗画像データであると判定するなど、各種撮影条件データを適宜組み合わせて判定を行うとよい。
【0042】
あるいは、撮影条件データを書き込むためのファイル構造としては、上述したように撮影画像データと同じファイルに書き込むものではなく、メモリカード13の中に撮影画像フォルダとは別の撮影条件フォルダを作成し、この撮影条件フォルダの中に、各撮影画像データに対応した撮影条件データを書き込んでいくようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、撮影に失敗した画像データに警告情報が付加されて着脱自在の記録媒体に記録されているので、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合には、記録媒体内から優先的に撮影に失敗した画像データが読み出されるので、簡単でしかも素早く失敗した画像データを消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示すデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】撮影画像ファイルのデータ構造を示す説明図である。
【図3】第1の実施形態を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態を示すデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態を示すフローチャートである。
【図6】失敗度順に消去する流れを示すフローチャートである。
【図7】失敗画像データを一枚だけ消去させる流れを示すフローチャートである。
【図8】設定枚数の失敗画像データを消去させる流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 LCD
13 メモリカード
24 システムメモリ
25 システムコントローラ
46 撮影条件データ処理部
50 PHS通信部
51 アンテナ
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに関し、撮影に失敗した画像データを簡単かつ優先的に消去するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラで撮影された撮影画像データは、JPEG(Joint Photographic coding expert group)形式などを用いて圧縮し、データ量を減らした状態にして着脱自在の記録媒体であるメモリカードなどに記憶されている。近年、デジタルカメラのCPU処理速度の向上と、記録手段として使用されるメモリカードの大容量化が進んでいる。従って、1個のメモリカードにより多くの枚数の撮影画像データを記録することが可能となってきており、例えば、本出願人より製造・販売されているFinePixS602(商品名)の場合、128MBのスマートメディア(登録商標)に1280×640の記録画素数、及び通常の画質モードで使用すると、398枚分の撮影画像データを記録することができる。このため、デジタルカメラでは、撮影の失敗をしても銀塩カメラのようにフイルムの無駄を気にすることがないので、何度も撮り直しを行ってたくさんの撮影画像データをメモリカードに記録させる撮影方法が一般的である。
【0003】
しかし、メモリカードの画像データの記録容量が足りなくなった場合には、撮影に失敗した画像データを一枚ずつ視認しながら消去しなければならない。メモリカードに記録された画像データを消去する従来技術としては、デジタルカメラにメモリカードが挿入されたことを検知して、メモリカードのフォーマットまたは記録されている画像データの消去を行っている(例えば、特許文献1参照)。また、撮影した各画像データにユーザーが消去プロテクトのオン、オフの設定をすることで重要な画像データを消去できないようにしている(例えば、特許文献2および3)。また、古い画像、アクセス回数や色数の少ない画像、ユーザーがマーキングしない画像を自動的に選んで画像データを送信したり画像処理を行っている(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−14229号公報
【特許文献2】
特開平09−182011号公報
【特許文献3】
特開平09−182013号公報
【特許文献4】
特開平10−304231号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、何百枚もある画像を一枚ずつ視認しながら消去を繰り返す作業は、大変煩雑で時間もかかり、大事な撮影チャンスを逃す恐れもある。特許文献1では、メモリカードに記録されているすべての画像データが消去されてしまう。特許文献2および3では、ユーザーが各画像データに消去プロテクトのオン、オフを設定するため撮影画像が多いと大変手間がかかる。特許文献4では、古い画像やアクセス数が少ない画像等が選択されて送信や画像処理等が行われるため、メモリカードなどの記録媒体に記録しておきたい必要な画像データまでも送信等の処理が行われるメモリーカードから消去される可能性がある。
【0006】
本発明は、撮影に失敗した画像データを記録媒体から自動的に判別して、簡単かつ優先的に失敗画像データを消去することができるデジタルカメラの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
撮影手段によって撮影された画像データを着脱自在の記録媒体に記録させるデジタルカメラにおいて、撮影された画像データ及び撮影条件に基づいて、撮影に失敗した画像を判定する判定手段と、失敗した画像であると判定された画像データに判定結果に対応する警告情報を付加する警告付加手段とを備え、警告情報が付加された画像データを着脱自在の記録媒体に記録するものである。
【0008】
警告情報が付加されている画像データを記録媒体から読み出す読出し手段を備え、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、読出し手段によって警告情報の付加された画像データを記録媒体から読み出して、記録媒体から自動的に消去する消去手段及びカメラに設けられている表示部に表示する表示手段のうち少なくとも一つの手段を備えたものである。
【0009】
画像データを外部のデータ受信手段へ送信するデータ通信手段を備え、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、読出し手段によって記録媒体から警告情報が付加されている画像データを読み出して、この画像データをデータ受信手段へ送信するものである。
【0010】
画像データに付加された警告情報に予め重み付けをしておき、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合には、読出し手段によって重み付けの重い警告情報が付加された画像データから順に記録媒体から読み出されるものである。
【0011】
画像データに付加される警告情報は、手ブレに関する手ブレ警告情報、露出に関するAE警告情報、焦点に関するAF警告情報のうち少なくとも一つの警告情報である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、第1実施形態のデジタルカメラ11の電気的構成を示す。システムコントロ−ラ25は、システムメモリ24に格納された制御プログラムに従ってデジタルカメラ11の各部を制御する。入力部26は、レリーズボタンや各種操作ボタンなどの操作に応じた操作信号をシステムコントローラ25に送る。これらの操作信号に基づいて、システムコントローラ25は、各部を制御して撮影のためのシーケンスを実行する。
【0013】
撮影レンズ17は、フォーカスレンズ17a,及び絞り17bを含んでいる。フォーカスレンズ17a,絞り17bは、詳細を後述するように、それぞれ対応するフォーカスモータ27,絞り用モータ28によって駆動される。
【0014】
撮影レンズ17の背後には、CCDイメージセンサ30が配されている。CCDイメージセンサ30は、CCDドライバ31によって駆動され、光学的な被写体画像を電気的な撮影信号に変換して出力する。CCDイメージセンサ30の各受光素子の電荷蓄積量(露光量)は、電子シャッタと、絞り17bとで調節される。
【0015】
CCDイメージセンサ30からの撮影信号は、アナログ処理回路32に送られ、ゲイン調整,γ処理等が行われる。A/D変換器33は、アナログ処理回路32で処理された撮影信号をRGBの撮影画像データに変換する。A/D変換器33からの撮影画像データは、画像データ処理回路34,AE処理回路35,AF処理回路36に送られる。
【0016】
画像データ処理回路34は、LCD表示用のガンマ補正,解像度の変更,撮影画像データの記録時のデータ圧縮や読出し時のデータ伸張等のデータ処理を行う。撮影モード下では、処理済みの撮影画像データは、LCDドライバ37に送られる。これにより、LCD10には撮影中の被写体画像が動画としてスルー表示され、ビューファインダとして使用することができる。
【0017】
メモリI/F(メモリインターフェース)38は、メモリスロット21に装着されているメモリカード13のデータの入出力を制御する。撮影モード下でレリーズボタンを押圧操作すると、その直後に得られる1フレーム分の撮影画像データがメモリI/F38に送られ、メモリカード13に記録される。この撮影画像データの形式としては例えば、画像データをデータ圧縮してから格納するJPEG形式で記録している。
【0018】
AE処理部35は、A/D変換器33から出力される撮影画像データに基づいて、CCDイメージセンサ30の露光量が適正となるようにCCDイメージセンサ30の電子シャッタのシャッタ速度と、絞り17bの絞り値とをフィードバック制御する。まず、AE処理部35はCCDイメージセンサ30の露光量がAE連動可能な範囲内にあるか否かを判定する。すなわち、被写体輝度が明る過ぎたり、暗過ぎたりするときには、AE連動範囲外であると判定し、AE処理部35は、シャッタ速度及び絞り値の制御を停止する。そして、CCDイメージセンサ30の露光量がAE連動範囲内にあるときには、予め設定されたプログラムに基づいて、シャッタ速度及び絞り値の制御を行う。さらに、AE処理部35からシステムコントローラ25へAE連動範囲内にあるか否かの判定結果、及び電子シャッタのシャッタ速度、及び絞り17bの絞り値が送信される。CCDイメージセンサ30の電子シャッタは、CCDドライバ31を介して制御される。そして、絞り17bの絞り値は、ドライバ41を介して絞り用モータ28を駆動することによって行われる。絞り用モータ28としては、ステッピングモータが用いられている。
【0019】
AF処理部36は、A/D変換器33から出力される撮影画像データに基づいて、被写体のピント状態を検出し、適正なピント状態となるようフォーカスレンズ17aを光軸方向に沿って前後に移動させる。このとき、被写体のピント状態がAF連動可能な範囲外にあるとき、すなわち、焦点距離が、遠過ぎたり、又は近過ぎたりしたときには、AF連動範囲外であると判定し、フォーカスレンズ17aの移動を停止する。そして、焦点距離がAF連動可能な焦点距離の範囲内にあるときには、AF連動範囲内であると判定し、予め設定されたプログラムに基づいた移動量でフォーカスレンズ17aを移動させる。さらに、AF処理部36で判定されたAF連動範囲内にあるか否かの判定結果、及び焦点距離の測定値は、システムコントローラ25へ送信される。フォーカスレンズ17aの移動は、ドライバ42を介してフォーカスモータ27を駆動することによって行われる。フォーカスモータ27としては、絞り用モータ28と同様にステッピングモータが用いられている。
【0020】
手ブレ検出部43は、例えば角速度センサからなり、光軸と垂直な面の上下及び左右方向のブレを検出して、手ブレ処理部44に送信する。手ブレ処理部44では手ブレ検出部43のブレ検出結果に基づいてブレ量を算出する。さらに、手ブレ処理部44では、予め設定されたプログラムに基づいて、上述したブレ量が規定量の範囲内であるか否かを判定する。そして、この判定結果はシステムコントローラ25へ送信される。
【0021】
撮影条件データ処理回路46では、AE連動範囲内であるか否かの判定結果、シャッタ速度、絞り値、AF連動範囲内であるか否かの判定結果、及び手ブレ量の判定結果などの情報が被写体を撮影した1フレーム分の各画像毎にシステムコントローラ25から送信されてくる。そして、撮影条件データ処理回路46では、これら各種情報に基づいて、撮影条件データを作成する。そして、この撮影条件データがメモリI/F38に送られ、撮影画像データとともにメモリカード13に記録される。
【0022】
メモリカード13は、高速でアクセスが可能なDRAM(Dynamic RAM)から構成されている。デジタルカメラ11で撮影された撮影画像データは、図2に示すようなファイル構造で記録されており、デジタルカメラ11で撮影された撮影画像データ及びその撮影条件データが撮影画像ファイルとして記録される。これら撮影画像ファイルには、メモリカード13内で各コマを識別できるように1〜nのファイル名が連番で付与される。撮影画像ファイルはすべて撮影画像フォルダにまとめて格納される。各撮影画像ファイルは、例えば電子情報技術産業協会(JEIDA)から発表された規格であるExifフォーマットで記録される。
【0023】
Exifフォーマットは、撮影画像データに加えてExif Tagデータが付加されたものである。撮影画像データは、上述した圧縮形式のJPEG形式で記録されるが、撮影画像データの形式としては、このJPEG形式の他に、非圧縮形式のTiff形式で記録してもよい。さらに、Exifフォーマットには、インデックス表示等に使用するためのサムネイル画像データを含めることもできる。
【0024】
Exif Tagデータには、撮影条件データ処理回路46で作成された各種撮影条件データが書き込まれる。このExif Tagデータには、撮影日付、シャッタ速度、絞り値、露光量、レンズF値、焦点距離、ストロボ発光の有無などのExifフォーマット規格に沿ったExif固有情報と、Maker Note Tagデータとが含まれる。Maker Note Tagデータとは、各カメラメーカーが自由にメーカー固有の情報を設定できるエリアであり、このエリアには、例えば撮影に使用した機種データなどが記録される。なお、撮影画像ファイルの形式はExifフォーマットに限るものではない。
【0025】
本実施形態においては、Maker Note Tagに各種警告情報が書き込まれる。各種警告情報としては、システムコントローラ25に送られたAE処理部31、AF処理部32、手ブレ処理部44での判定結果に基づいて、システムコントローラ25内の判定部25aによって失敗画像データであるか否かが判定される。この時、失敗画像データであると判定されると、システムコントローラ25内の警告付加手段である警告付加部25bによって判定部25aの判定結果に対応したAE警告、AF警告、手ブレ警告の警告情報がMaker Note Tag内の所定位置に書き込まれる。また、これら警告情報の他に、Maker Note Tagには、画質モード、撮影時シャープネス強度、ホワイトバランスモードなどの情報が書き込まれる。
【0026】
撮影操作が繰り返し行われ、メモリカード13に撮影画像データを新たに記録する空き容量がなくなった場合には、システムコントローラ25はメモリカード13に記録されている撮影画像ファイルのコマ番号1から最後に記録されたn番までの画像ファイルを順番に読み出し、撮影に成功した画像データか、失敗した画像データかを判定する。成功画像データか、失敗画像データかの画像判定方法としては、各画像ファイルのMaker Note Tagに書き込まれた各種警告情報に基づいて判定する。すなわち、上述したAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでもMaker Note Tagに警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定し、警告情報が1つも書き込まれていない画像ファイルについては成功画像データであると判定する。
【0027】
失敗画像データと判定されると、メモリカード13から画像データ処理回路34を介してLCDドライバ37に送られてLCD10に画像を表示させ、ユーザに画像を確認させた後、失敗と判定された画像データの画像ファイルがメモリカード13から自動的に消去される。この操作が画像フォルダに格納してあるすべての画像ファイルに対して行われる。そして、メモリカード13には新たに撮影された撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルが記録される。
【0028】
上記構成の作用について図3を使用して説明する。デジタルカメラ11で撮影されて得られた撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルは、コマ番号を付与されてメモリカード13の画像フォルダに順次記録される。メモリカード13の画像データの記録容量が一杯になり、新たに撮影された画像データが記録できない場合には、デジタルカメラ11はメモリカード13内の画像フォルダに格納されているコマ番号1番の画像ファイルを読出し、Maker Note Tagをチェックする。この時、Maker Note TagにAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定する。すると、デジタルカメラ11に備えてあるLCD10に、失敗画像であると判定された画像データの画像を表示させて、この画像ファイルをメモリカード13から自動的に消去する。もし、1つも警告情報が書き込まれていない場合には成功画像データと判定されるためそのまま記録される。
【0029】
失敗画像データを判定する作業は、メモリカード13に記録されているすべての画像ファイルに対して行われる。失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルはすべてメモリカード13から消去される。すると、メモリカード13には画像データを記録する容量ができたため、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルがメモリカード13の画像フォルダに記録される。
【0030】
なお、本実施例では失敗画像データと判定した後で、画像をLCD10に表示させてから自動消去したが、失敗画像データの画像をLCD10に表示させてユーザーによって手動で消去させてもよく。また、LCD10に画像を表示させずに失敗画像データと判定したものを自動的に消去させてもよい。
【0031】
本発明の第2の実施形態を説明する。図4はデジタルカメラ12の電気構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラ11と同じ構成のものは同符号を使用して説明は省略する。デジタルカメラ12は通常の写真撮影機能の他にPHSによる通信機能を備えており、デジタルカメラ12の本体内にはPHS通信部50とアンテナ51を備えている。。
【0032】
ユーザによって撮影操作が繰り返し行われると、撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルが、メモリカード13の画像フォルダにコマ番号が付与されて順次記録される。メモリカード13に新たに撮影した画像データを記録する空き容量がなくなった場合には、画像フォルダからコマ番号順位に画像ファイルがシステムコントローラ25に読み出されて、画像ファイル内のMaker Note Tagをチェックする。Maker Note TagにAE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている場合には失敗画像データであると判定し、システムコントローラ25に設けられたRAMに失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルが一時的に記憶されるとともに、RAMに記憶させた画像ファイルをメモリカード13の画像フォルダから消去する。
【0033】
失敗画像データの判定は、タグ番号順に画像フォルダ内のすべての画像ファイルに対して行われ、失敗画像データであると判定された画像データの画像ファイルは、その都度システムコントローラ25に設けられたRAMに記憶されるとともに、メモリカード13の画像フォルダから消去される。画像フォルダ内の最後のタグ番号が付与された画像ファイルの判定が終了すると、システムコントローラ25のRAMに記憶されたすべての画像ファイルがPHS通信部50を介して、PIAFS及びARIBSTD28ブロトコルによってネット上の画像サーバー等に送信、保存される。したがって、メモリカード13には新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加されてなる画像ファイルが記録される。なお、RAMに記憶された画像ファイルをネット上の画像サーバーに送信したが、ユーザによって送信または消去を選択させてもよい。
【0034】
上記構成による作用を図5を使用して説明する。デジタルカメラ12で撮影された画像は上述したように、撮影画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルとしてメモリカード13の画像フォルダに順次記録されていく。メモリカード13の記録容量が一杯になり新たに撮影された画像データが記録できない場合には、システムコントローラ25は画像フォルダをコマ番号順に読み出して画像ファイル内のMaker Note Tagをチェックする。この時、AE警告、AF警告、手ぶれ警告のうち、1つでも警告情報が書き込まれている画像ファイルについては失敗画像データであると判定する。失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルは、システムコントローラ25に設けられたRAMに一時的に記憶されるとともに、メモリカード13の画像フォルダから消去される。この作業が画像フォルダ内に記録されているすべての画像ファイルに対して行われる。
【0035】
画像ファイルの判定が終了すると、RAMに記憶された画像ファイルはPHS回線を使用してネット上の画像サーバーに送信されて保存される。そして、新たに撮影された画像データは、Exif Tagデータが付加された画像ファイルとなってメモリカード13の画像フォルダに記録される。ユーザーは後からパソコンなどによってネット上の画像サーバーに接続するこで画像ファイルを確認しながら消去や保存の操作を行うことができる。なお、本実施例ではPHS回線を使用したが携帯電話回線でもよい。また、デジタルカメラ12にPHS通信部50を設けたが、外部機器用のインターフェイスを設けてPHS電話機や携帯電話機を接続させて通信を行ってもよい。
【0036】
また、本実施例では、メモリカード13の画像フォルダに記録されているコマ番号の小さい順に画像ファイルをシステムコントローラ25に読み出して失敗画像データの判定を行い、失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルをすべて一度に消去させたが、図6に示すように、AE警告、AF警告、手ぶれ警告にそれぞれ失敗度を設定して失敗度の高い順に消去させてもよい。例えば、AF警告の警告ありは失敗度「3」、AE警告の警告ありは「2」、手ぶれ警告の警告ありは「1」、警告情報がない場合は「0」と予めシステムメモリ24に失敗度を設定しておく。なお、失敗度「0」は成功画像データである。
【0037】
システムコントローラ25がMaker Note Tagをチェックして失敗画像データの判定をおこなう際には、各警告情報の判定とともに、失敗度の判定も行う。もし、AE警告、AF警告、手ぶれ警告のすべての警告情報が書き込まれている場合は、失敗度は「6」となり最も失敗度が高いと判定する。システムコントローラ25は画像フォルダに格納されているすべての画像ファイルの失敗度を判定する。そして最初に失敗度「6」の画像ファイルを読み出して消去を行う。失敗度「6」の画像ファイルがなくなると次に失敗度「5」の画像ファイルを消去を行う。このようにして、最後は失敗度「1」の画像ファイルの消去を行う。なお、予め失敗度をシステムメモリ24に設定させたが、ユーザが失敗度をシステムメモリ24に設定してもよい。
【0038】
また、図7のフローチャートに示すように、メモリカード13の記録容量の空きがなくなった場合には、撮影操作に応じて1フレーム分の画像データをメモリカード13に記録させるために、画像フォルダ内のタグ番号の小さい順に画像ファイルからMaker Note Tagをチェックして失敗画像データを探し、この失敗画像データの画像ファイルを1つだけメモリーカードから自動的に消去させてもよい。そして、新たに撮影した画像データにExif Tagデータが付加された画像ファイルを記録させるてもよい。なお、失敗画像データの画像ファイルを自動消去させたが、LED10に表示させた後にユーザーに手動で消去させてもよい。また、ネット上の画像サーバーへ失敗画像データの画像ファイルを送信してもよい。
【0039】
また、図8に示すように、メモリカード13の記録容量が一杯になった場合には、自動的に消去させる画像ファイルの数をユーザがシステムコントローラ25に設定を行い、失敗画像データと判定された画像データの画像ファイルを設定数分だけ自動的に消去もよい。なお、失敗画像データの画像ファイルを設定枚数分だけ自動的に消去させたがLCD10に表示させた後に手動によって消去を選択させてもよい。また、ネット上の画像サーバーに送信してもよい。
【0040】
なお、図7および図8ではコマ番号順に画像ファイルを読み出して、失敗画像データの判定を行ったが、上記した失敗度を設定して失敗度の高い画像データの画像ファイルから順に自動的に消去、LCD10に表示後ユーザによって手動で消去選択、またはネット上の画像サーバーへ送信を行ってもよい。
【0041】
なお、上記例においては、撮影画像データと同じ撮影画像ファイルにあるExif TagデータのMaker Note Tagデータの中に書き込まれた各種警告情報を使用して、撮影画像データの判定を行っているが、本発明はこれに限らず、他の撮影条件データを使用して判定を行ってもよい。例えば、Exif TagデータのMaker Note Tagデータではなく、Exif固有情報の中に各種警告情報を設定してもよいし、Exif固有情報にすでに設定されている撮影条件データから判定をおこなってもよい。この場合、例えば、Exif固有情報にすでに設定されている撮影条件データのうち、例えば焦点距離、ストロボ発光の有無を読み込み、焦点距離が短い測定値であるにもかかわらずストロボ発光の有るものは失敗画像データであると判定するなど、各種撮影条件データを適宜組み合わせて判定を行うとよい。
【0042】
あるいは、撮影条件データを書き込むためのファイル構造としては、上述したように撮影画像データと同じファイルに書き込むものではなく、メモリカード13の中に撮影画像フォルダとは別の撮影条件フォルダを作成し、この撮影条件フォルダの中に、各撮影画像データに対応した撮影条件データを書き込んでいくようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、撮影に失敗した画像データに警告情報が付加されて着脱自在の記録媒体に記録されているので、記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合には、記録媒体内から優先的に撮影に失敗した画像データが読み出されるので、簡単でしかも素早く失敗した画像データを消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示すデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】撮影画像ファイルのデータ構造を示す説明図である。
【図3】第1の実施形態を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態を示すデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態を示すフローチャートである。
【図6】失敗度順に消去する流れを示すフローチャートである。
【図7】失敗画像データを一枚だけ消去させる流れを示すフローチャートである。
【図8】設定枚数の失敗画像データを消去させる流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 LCD
13 メモリカード
24 システムメモリ
25 システムコントローラ
46 撮影条件データ処理部
50 PHS通信部
51 アンテナ
Claims (5)
- 撮影手段によって撮影された画像データを着脱自在の記録媒体に記録させるデジタルカメラにおいて、
前記撮影された画像データ及び撮影条件に基づいて、撮影に失敗した画像を判定する判定手段と、失敗した画像であると判定された画像データに判定結果に対応する警告情報を付加する警告付加手段とを備え、警告情報が付加された画像データを着脱自在の記録媒体に記録することを特徴とするデジタルカメラ。 - 警告情報が付加されている画像データを前記記録媒体から読み出す読出し手段を備え、前記記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、前記読出し手段によって警告情報の付加された画像データを前記記録媒体から読み出して、記録媒体から自動的に消去する消去手段及びカメラに設けられている表示部に表示する表示手段のうち少なくとも一つの手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 画像データを外部のデータ受信手段へ送信するデータ通信手段を備え、前記記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合に、前記読出し手段によって前記記録媒体から前記警告情報が付加されている画像データを読み出して、この画像データをデータ受信手段へ送信することを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
- 前記画像データに付加された警告情報に予め重み付けをしておき、前記記録媒体の画像データの記録可能容量が不足した場合には、前記読出し手段によって重み付けの重い警告情報が付加された画像データから順に前記記録媒体から読み出されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のデジタルカメラ。
- 前記画像データに付加される警告情報は、手ブレに関する手ブレ警告情報、露出に関するAE警告情報、焦点に関するAF警告情報のうち少なくとも一つの警告情報であることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
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- 2002-12-20 JP JP2002370693A patent/JP2004201247A/ja active Pending
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