JP2004201241A - 複合一体型カメラ制御装置及び複合一体型カメラ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】手動操作内容を自動記憶する場合、操作器側にメモリを搭載することにより記憶容量を大幅に減らすこと。
【解決手段】この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、パン、チルト等旋回機能を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御装置において、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、パン、チルト等旋回機能を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御装置において、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば監視システム等にて使用するカメラにおいて、パン、チルト等の旋回動作とズーム、フォーカス等のレンズ動作を制御する複合一体型カメラ制御装置及び複合一体型カメラ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複合一体型カメラ制御装置においては、手動操作内容を自動記憶する場合、パン、チルト、ズーム、フォーカスそれぞれのポテンショメータデータ等をカメラ側にて記憶する構成になっていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−256876号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複合一体型カメラ制御装置は、手動操作内容を自動記憶する場合、カメラ側にてパン、チルト、ズーム、フォーカスそれぞれ複数ビットのポテンショメータデータ等を記憶していたため記憶容量が膨大になってしまうという問題点があった。
上記のような場合、通常8ビット程度のデータで記憶する手段が一般的であり、例えば20秒間記憶させる場合、
20(S)×サンプリング周期(1/S)×8ビット×4(項目)
の記憶容量が必要になることがわかる。
【0005】
また、従来の装置では操作器とカメラが1対1であるため、複数台のカメラを制御する場合、複数台の操作器が必要となる問題点もあった。
【0006】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、手動操作内容を自動記憶する場合、操作器側にメモリを搭載することにより記憶容量を大幅に減らすことと、また、カメラスイッチャーと複数カメラ対応のメモリを搭載することにより、1台の操作器で複数台の複合一体型カメラを制御や自動記憶/再現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、パン、チルト等旋回機能を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御装置において、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1、2は実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
図1において、操作器100は、レンズを制御するためのWIDE101、TELE102、NEAR103、FAR104と、回転台を制御するためのRIGHT105、LEFT106、UP107、DOWN108と、切換1〜切換8(302〜309)と、メモリ制御310と、メモリ311と、登録109、呼出110、記録開始312、記録再現313と、伝送301と、から構成される。
【0009】
また、図2において、カメラレンズ回転台部200は、受信及びシステム制御201と、レンズ駆動・レンズ位置情報202と、レンズ203と、モータ駆動・回転台位置情報204と、パンモータ・チルトモータ205と、メモリ制御206と、メモリ207と、から構成される。
【0010】
尚、複合一体型カメラは、映像に関連するカメラ部も含まれるが本発明には無関係であるため説明は省略する。
【0011】
先ず、基本的な動作について説明する。
操作器100における手動動作について説明をする。
レンズフォーカス制御には、WIDE101、TELE102を、レンズズーム制御には、NEAR103、FAR104を操作する。
また、回転台パン制御には、RIGHT105、LEFT106を、回転台チルト制御には、UP107、DOWN108を操作する。
【0012】
各ON/OFF信号120〜127は、切換1〜切換8(302〜309)へ出力される。切換1〜8(302〜309)は、この場合、記録再現313出力のOFF信号329により、各出力120〜127を選択する。
【0013】
切換1〜切換8(302〜309)の出力320〜327は、伝送301へ入力され、伝送301はレンズ及び回転台手動制御に必要な情報330をカメラへ送出する。
【0014】
次にカメラレンズ回転台部200では、受信及びシステム制御201にて、操作器100からの情報330を受信し、それに対応した出力220及び出力222を送出する。レンズ駆動・レンズ位置情報202は、出力220によりレンズ203を駆動し、モータ駆動・回転台位置情報204は、出力222によりパンモータ・チルトモータ205を駆動する。
上記の内容にて操作者が意図した手動操作を具現化する。
【0015】
次にプリセット動作について説明する。
プリセット動作とは、操作者が予め撮像したい被写***置及び条件をカメラ側に記憶させた後、その記憶させたプリセットポジションを呼び出して撮像する動作である。
【0016】
前述の手動操作により操作者は、撮像したいプリセットポジションにカメラを動作させ調整する。次に操作者は、操作器100の登録109を操作する。登録109の出力128は伝送301を介してカメラレンズ回転台部200の受信及びシステム制御201へ出力される。
【0017】
カメラレンズ回転台部200の受信及びシステム制御201は、登録情報226をメモリ制御206へ出力する。メモリ制御206は、登録情報226によりレンズ駆動・レンズ位置情報202からレンズ位置情報224を、モータ駆動・回転台位置情報204から回転台位置情報225をメモリ207へ書き込む。操作者は、必要に応じて上記の操作を繰り返し複数点のプリセットポジションを登録することも可能である。
【0018】
次に登録したプリセットポジションを呼び出す動作について説明する。操作者は、操作器100の呼出110を操作し、呼出110の出力129は前述の登録動作と同様に伝送301を介してカメラレンズ回転台部200へ出力される。
カメラレンズ回転台部200も、登録動作と同様に呼出情報227をメモリ制御206へ出力する。メモリ207及びメモリ制御206は、記憶されたレンズ位置情報230と回転台位置情報231を受信及びシステム制御201へ出力し、受信及びシステム制御201は必要な情報を出力220及び出力222にてレンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204へ出力する。レンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204は、レンズ203とパンモータ・チルトモータ205へそれらの情報221、223を出力することにより登録されたプリセットポジションを呼び出すことを具現化する。
【0019】
次に本発明に係る自動記憶動作について説明する。
操作器100において、操作者は、手動操作により自動記録を実施したいスタートポジションにカメラを動作・調整した後に、記録開始312を操作する。
記録開始312の出力328は、前述と同様に伝送301を介してカメラレンズ回転部200へ出力されるとともに操作器100内のメモリ制御310へも出力される。
カメラレンズ回転台部200においては、記録開始情報の情報330によりスタートポジションをプリセットポジション登録と同様の手順にてメモリ207へ記録する。
【0020】
次に操作者は、手動にてカメラを動作させる。メモリ制御310は、記録開始情報328により自動的に、WIDE101、TELE102、NEAR103、FAR104、RIGHT105、LEFT106、UP107、DOWN108の出力120〜127をメモリ311へ記録する。上記の内容により、使用者がどのようにカメラを動作させたかを自動的に記録することを具現化する。
【0021】
次に、記録した動作を再現させる動作について説明する。操作者は、操作器100の記録再現313を操作する。記録再現情報329は、伝送301を介してカメラレンズ回転部200と操作器100内の切換1〜切換8とメモリ制御310へ出力される。
【0022】
カメラレンズ回転台部200においては、記録再現情報の情報330によりスタートポジションをプリセットポジション呼出と同様の手順により呼び出す。
【0023】
操作器100においては、メモリ制御310は記録再現情報329により記録した動作内容をメモリ311から読み出して出力340〜347を送出する。また同時に切換1〜切換8(302〜309)は記録再現情報329によりメモリ制御310の出力340〜347を選択し伝送301へ出力する。伝送301は、メモリ制御310から出力されたレンズ制御・回転台制御信号である出力340〜347を情報330としてカメラレンズ回転台部200へ送出する。
【0024】
カメラレンズ回転台部200においては、前述の手動操作の手順と同様に、レンズ制御・回転台制御信号の情報330を受信・システム制御201を介してレンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204へ出力することにより自動的に記録した手動動作と同一の内容を再現する。
【0025】
上述の実施の形態によれば、手動操作内容を自動記憶する場合のメモリ311を操作器100側に搭載したのでメモリ容量を大幅に軽減することができるため安価に製品を提供することができる。
例えば前述のようにカメラ側にメモリを搭載し、例えば20秒間自動記憶を実現する場合は、20(S)×サンプリング周期(1/S)×8ビット×4(項目)の容量が必要となるが、操作器100側にメモリを搭載した場合は、各1ビット8項目のメモリで具現化できるため同じ記憶時間の場合でも、20(S)×サンプリング周期(1/S)×1ビット×8(項目)となり、4分の1のメモリ容量で同様の効果を得ることができる。
【0026】
実施の形態2.
図3は実施の形態2を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
図3において、実施の形態1と同様の構成と、カメラ選択401と、メモリ1(311−1)〜メモリn(311−n)と、カメラスイッチャー440から構成される。
【0027】
次に動作について説明する。基本的な動作は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
操作者は、操作したいカメラをカメラ選択401にて選択する。カメラ選択401の出力410は、伝送301へ出力されると同時にメモリ制御310へ出力される。
【0028】
伝送301の出力330は、カメラ選択信号を出力420にてカメラスイッチャー440へ出力し、カメラスイッチャー440はそれにより選択されたカメラレンズ回転部200と操作器300を430−1〜430−nのいずれかを介して接続する。
【0029】
自動記憶操作は、前述と同様であるが、メモリ制御310は、カメラ選択情報410により選択されたカメラのメモリ領域にデータを書き込む。
【0030】
また、記録再現操作も前述と同様である。同様にメモリ制御310は、カメラ選択情報410により選択されたカメラのメモリ領域を読み出す。
【0031】
上述の実施の形態によれば、操作器300にカメラ選択機能及び複数カメラに対応したメモリの搭載とカメラスイッチャー440を追加することにより1台の操作器において複数台のカメラ制御や自動記憶/再現を具現化することができる。
【0032】
【発明の効果】
この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことにより、メモリ容量を大幅に軽減することができるため安価に製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【図3】実施の形態2を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
310 メモリ制御、311 メモリ、312 記録開始、313 記録再現、401 カメラ選択、311−1〜311−n メモリ、440 カメラスイッチャー。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば監視システム等にて使用するカメラにおいて、パン、チルト等の旋回動作とズーム、フォーカス等のレンズ動作を制御する複合一体型カメラ制御装置及び複合一体型カメラ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複合一体型カメラ制御装置においては、手動操作内容を自動記憶する場合、パン、チルト、ズーム、フォーカスそれぞれのポテンショメータデータ等をカメラ側にて記憶する構成になっていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−256876号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複合一体型カメラ制御装置は、手動操作内容を自動記憶する場合、カメラ側にてパン、チルト、ズーム、フォーカスそれぞれ複数ビットのポテンショメータデータ等を記憶していたため記憶容量が膨大になってしまうという問題点があった。
上記のような場合、通常8ビット程度のデータで記憶する手段が一般的であり、例えば20秒間記憶させる場合、
20(S)×サンプリング周期(1/S)×8ビット×4(項目)
の記憶容量が必要になることがわかる。
【0005】
また、従来の装置では操作器とカメラが1対1であるため、複数台のカメラを制御する場合、複数台の操作器が必要となる問題点もあった。
【0006】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、手動操作内容を自動記憶する場合、操作器側にメモリを搭載することにより記憶容量を大幅に減らすことと、また、カメラスイッチャーと複数カメラ対応のメモリを搭載することにより、1台の操作器で複数台の複合一体型カメラを制御や自動記憶/再現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、パン、チルト等旋回機能を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御装置において、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1、2は実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
図1において、操作器100は、レンズを制御するためのWIDE101、TELE102、NEAR103、FAR104と、回転台を制御するためのRIGHT105、LEFT106、UP107、DOWN108と、切換1〜切換8(302〜309)と、メモリ制御310と、メモリ311と、登録109、呼出110、記録開始312、記録再現313と、伝送301と、から構成される。
【0009】
また、図2において、カメラレンズ回転台部200は、受信及びシステム制御201と、レンズ駆動・レンズ位置情報202と、レンズ203と、モータ駆動・回転台位置情報204と、パンモータ・チルトモータ205と、メモリ制御206と、メモリ207と、から構成される。
【0010】
尚、複合一体型カメラは、映像に関連するカメラ部も含まれるが本発明には無関係であるため説明は省略する。
【0011】
先ず、基本的な動作について説明する。
操作器100における手動動作について説明をする。
レンズフォーカス制御には、WIDE101、TELE102を、レンズズーム制御には、NEAR103、FAR104を操作する。
また、回転台パン制御には、RIGHT105、LEFT106を、回転台チルト制御には、UP107、DOWN108を操作する。
【0012】
各ON/OFF信号120〜127は、切換1〜切換8(302〜309)へ出力される。切換1〜8(302〜309)は、この場合、記録再現313出力のOFF信号329により、各出力120〜127を選択する。
【0013】
切換1〜切換8(302〜309)の出力320〜327は、伝送301へ入力され、伝送301はレンズ及び回転台手動制御に必要な情報330をカメラへ送出する。
【0014】
次にカメラレンズ回転台部200では、受信及びシステム制御201にて、操作器100からの情報330を受信し、それに対応した出力220及び出力222を送出する。レンズ駆動・レンズ位置情報202は、出力220によりレンズ203を駆動し、モータ駆動・回転台位置情報204は、出力222によりパンモータ・チルトモータ205を駆動する。
上記の内容にて操作者が意図した手動操作を具現化する。
【0015】
次にプリセット動作について説明する。
プリセット動作とは、操作者が予め撮像したい被写***置及び条件をカメラ側に記憶させた後、その記憶させたプリセットポジションを呼び出して撮像する動作である。
【0016】
前述の手動操作により操作者は、撮像したいプリセットポジションにカメラを動作させ調整する。次に操作者は、操作器100の登録109を操作する。登録109の出力128は伝送301を介してカメラレンズ回転台部200の受信及びシステム制御201へ出力される。
【0017】
カメラレンズ回転台部200の受信及びシステム制御201は、登録情報226をメモリ制御206へ出力する。メモリ制御206は、登録情報226によりレンズ駆動・レンズ位置情報202からレンズ位置情報224を、モータ駆動・回転台位置情報204から回転台位置情報225をメモリ207へ書き込む。操作者は、必要に応じて上記の操作を繰り返し複数点のプリセットポジションを登録することも可能である。
【0018】
次に登録したプリセットポジションを呼び出す動作について説明する。操作者は、操作器100の呼出110を操作し、呼出110の出力129は前述の登録動作と同様に伝送301を介してカメラレンズ回転台部200へ出力される。
カメラレンズ回転台部200も、登録動作と同様に呼出情報227をメモリ制御206へ出力する。メモリ207及びメモリ制御206は、記憶されたレンズ位置情報230と回転台位置情報231を受信及びシステム制御201へ出力し、受信及びシステム制御201は必要な情報を出力220及び出力222にてレンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204へ出力する。レンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204は、レンズ203とパンモータ・チルトモータ205へそれらの情報221、223を出力することにより登録されたプリセットポジションを呼び出すことを具現化する。
【0019】
次に本発明に係る自動記憶動作について説明する。
操作器100において、操作者は、手動操作により自動記録を実施したいスタートポジションにカメラを動作・調整した後に、記録開始312を操作する。
記録開始312の出力328は、前述と同様に伝送301を介してカメラレンズ回転部200へ出力されるとともに操作器100内のメモリ制御310へも出力される。
カメラレンズ回転台部200においては、記録開始情報の情報330によりスタートポジションをプリセットポジション登録と同様の手順にてメモリ207へ記録する。
【0020】
次に操作者は、手動にてカメラを動作させる。メモリ制御310は、記録開始情報328により自動的に、WIDE101、TELE102、NEAR103、FAR104、RIGHT105、LEFT106、UP107、DOWN108の出力120〜127をメモリ311へ記録する。上記の内容により、使用者がどのようにカメラを動作させたかを自動的に記録することを具現化する。
【0021】
次に、記録した動作を再現させる動作について説明する。操作者は、操作器100の記録再現313を操作する。記録再現情報329は、伝送301を介してカメラレンズ回転部200と操作器100内の切換1〜切換8とメモリ制御310へ出力される。
【0022】
カメラレンズ回転台部200においては、記録再現情報の情報330によりスタートポジションをプリセットポジション呼出と同様の手順により呼び出す。
【0023】
操作器100においては、メモリ制御310は記録再現情報329により記録した動作内容をメモリ311から読み出して出力340〜347を送出する。また同時に切換1〜切換8(302〜309)は記録再現情報329によりメモリ制御310の出力340〜347を選択し伝送301へ出力する。伝送301は、メモリ制御310から出力されたレンズ制御・回転台制御信号である出力340〜347を情報330としてカメラレンズ回転台部200へ送出する。
【0024】
カメラレンズ回転台部200においては、前述の手動操作の手順と同様に、レンズ制御・回転台制御信号の情報330を受信・システム制御201を介してレンズ駆動・レンズ位置情報202及びモータ駆動・回転台位置情報204へ出力することにより自動的に記録した手動動作と同一の内容を再現する。
【0025】
上述の実施の形態によれば、手動操作内容を自動記憶する場合のメモリ311を操作器100側に搭載したのでメモリ容量を大幅に軽減することができるため安価に製品を提供することができる。
例えば前述のようにカメラ側にメモリを搭載し、例えば20秒間自動記憶を実現する場合は、20(S)×サンプリング周期(1/S)×8ビット×4(項目)の容量が必要となるが、操作器100側にメモリを搭載した場合は、各1ビット8項目のメモリで具現化できるため同じ記憶時間の場合でも、20(S)×サンプリング周期(1/S)×1ビット×8(項目)となり、4分の1のメモリ容量で同様の効果を得ることができる。
【0026】
実施の形態2.
図3は実施の形態2を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
図3において、実施の形態1と同様の構成と、カメラ選択401と、メモリ1(311−1)〜メモリn(311−n)と、カメラスイッチャー440から構成される。
【0027】
次に動作について説明する。基本的な動作は実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
操作者は、操作したいカメラをカメラ選択401にて選択する。カメラ選択401の出力410は、伝送301へ出力されると同時にメモリ制御310へ出力される。
【0028】
伝送301の出力330は、カメラ選択信号を出力420にてカメラスイッチャー440へ出力し、カメラスイッチャー440はそれにより選択されたカメラレンズ回転部200と操作器300を430−1〜430−nのいずれかを介して接続する。
【0029】
自動記憶操作は、前述と同様であるが、メモリ制御310は、カメラ選択情報410により選択されたカメラのメモリ領域にデータを書き込む。
【0030】
また、記録再現操作も前述と同様である。同様にメモリ制御310は、カメラ選択情報410により選択されたカメラのメモリ領域を読み出す。
【0031】
上述の実施の形態によれば、操作器300にカメラ選択機能及び複数カメラに対応したメモリの搭載とカメラスイッチャー440を追加することにより1台の操作器において複数台のカメラ制御や自動記憶/再現を具現化することができる。
【0032】
【発明の効果】
この発明に係る複合一体型カメラ制御装置は、手動にて操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、を備えたことにより、メモリ容量を大幅に軽減することができるため安価に製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【図3】実施の形態2を示す図で、複合一体型カメラ制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
310 メモリ制御、311 メモリ、312 記録開始、313 記録再現、401 カメラ選択、311−1〜311−n メモリ、440 カメラスイッチャー。
Claims (3)
- パン、チルト等旋回機能を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御装置において、
手動にて前記操作器から複合一体型カメラを動作させた場合の動作内容を、前記操作器側において自動的に記憶させる記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された動作内容を再現する再現手段と、
を備えたことを特徴とする複合一体型カメラ制御装置。 - カメラスイッチャーを設けると共に、前記操作器にカメラ選択機能と、複数台カメラの動作内容を記憶する記憶手段とを搭載し、複数台のカメラに対し手動にて前記操作器から動作させた場合の動作内容を、前記操作器側において自動的に前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の複合一体型カメラ制御装置。
- パン、チルト等旋回機能を有するカメラレンズ回転台部を備えた複合一体型カメラと、それらのパン、チルト動作やレンズのズーム、フォーカスの動作等を制御する操作器とを有する複合一体型カメラ制御方法において、
操作者が手動操作により自動記録を実施したいスタートポジションにカメラを動作・調整した後に、操作器の記録開始を操作する工程と、
記録開始の情報が、伝送を介してカメラレンズ回転部と操作器内へ出力される工程と、
カメラレンズ回転台部は、記録開始の情報によりスタートポジションを記憶する工程と、
操作器は、記録開始の情報により、自動的に手動にてカメラを動作させた場合の動作内容を記憶する工程と、
操作者が操作器の記録再現を操作する工程と、
記録再現の情報が、伝送を介してカメラレンズ回転部と操作器内へ出力される工程と、
カメラレンズ回転台部が、記録再現の情報によりスタートポジションを呼び出す工程と、
操作器は、記録再現の情報により記録した動作内容を読み出して、レンズ制御・回転台制御信号をカメラレンズ回転台部へ送出する工程と、
カメラレンズ回転台部は、レンズ制御・回転台制御信号の情報により、自動的に記録した手動動作と同一の内容を再現する工程と、
を備えたことを特徴とする複合一体型カメラ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370614A JP2004201241A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | 複合一体型カメラ制御装置及び複合一体型カメラ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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