JP2004196180A - 車両用ダクト - Google Patents

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Katsuhiro Tange
勝博 丹下
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】整流効果の向上による通風抵抗および圧力損失の低減や、エンジン騒音の低減等を図る。
【解決手段】空気取入口38に臨む湾曲部分32Aにおける幅方向の略中央部位であって、該空気取入口38に臨む部位および該湾曲部分32Aから略直線部分32Bに移行する境界部位に亘り、所要幅の支持部52を形成する。これにより、支持部52を挟む両側に、全長が異なる第1空気流通路60および第2空気流通路62が画成される。第1空気流通路60および第2空気流通路62は、支持部52の長手方向に沿う途中部位に断面積が最小となる最狭部66を有し、該最狭部66より上流側に位置する断面積縮小区間A1と、該最狭部66から下流端に位置する断面積拡大区間A2とで構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用ダクトに関し、更に詳細には、空気取入口に臨む湾曲部分および該湾曲部分に連通する略直線部分からなるダクト本体を形成する第1ダクト外壁部および第2ダクト外壁部と、該第2ダクト外壁部から前記ダクト本体内へ突出して前記第1ダクト外壁部を裏側から支持する所要幅の支持部とからなり、車体前方を指向する前記空気取入口を介して外部空気の取込みがなされる車両用ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図11および図12に例示するように、ボンネットタイプの自動車(車両)では、車体10における前部のエンジンルーム12内にエンジン20が搭載されている。このエンジン20は、周知の如く、エアクリーナー22を介して導入される清浄空気と燃料タンクから供給される燃料とを混合させた混合気を燃焼させて回転する内燃機関であるから、走行中の中・高速回転時には常に外部空気を連続的かつ安定的に供給することが必要不可欠とされている。しかし、エンジンルーム12内の空気は前記エンジン20自体から発生する熱により温度が上昇するため、この高温空気を該エンジン20へ導入するようにすると燃焼効率が低下して出力低下等を招来する。このため、前記エアクリーナー22に連結される外気導入用の車両用ダクト30を前記エンジンルーム12の前側に配設し、車外の冷えた空気を効率的に取込んでエアクリーナー22へ誘導するようになっている。
【0003】
前記車両用ダクト30は、(1)外部空気を効率的に取り込むこと、(2)エンジンルーム12内に設置された他の装置や部品等との干渉を回避すること、等を考慮すると、一般的にはエンジンルーム12の前側における車体前面中央、すなわち該エンジンルーム12を開閉可能に閉成するボンネット14と、該ボンネット14の下方に位置してラジエター16を固定するためのラジエターサポート(車体構成部分)18との間に画成された隙間に設置する場合が多い。しかしながら前記隙間は、図12から明らかなように、車体形状の関係から上下方向の間隔を大きく確保することが困難な場合が多く、従って前記車両用ダクト30の外形形状は、必然的に該隙間に収まるように高さ寸法を低く抑えた幅広の扁平形状とせざるを得ない。更には、車両用ダクト30の配設位置および前記エアクリーナー22の配設位置の関係から、該車両用ダクト30は直角または略直角に屈曲した形状とする必要がある。
【0004】
従って車両用ダクト30は、例えば図11に示すように、相互に対向する逆平坦トレー状の第1ダクト外壁部34およびトレー状の第2ダクト外壁部36とで、湾曲部分32Aおよび該湾曲部分32Aに連通する略直線部分32Bからなる扁平形状のダクト本体32を形成し、このダクト本体32の前端部(湾曲部分32Aの端部)に空気取入口38が開設されると共に、該ダクト本体32の側端部(略直線部分32Bの端部)に空気送出口40が開設されている。このような車両用ダクト30は、前記ボンネット14とラジエターサポート18との間に配設した際に、前記第1ダクト外壁部34が該ボンネット14の裏側に近接位置すると共に前記第2ダクト外壁部36が該ラジエターサポート18に近接位置し、前記空気取入口38が車体前方を指向すると共に前記空気送出口40がエアクリーナー22に連結される。
【0005】
ここで前記車両用ダクト30は、例えばポリプロピレン(PP)等の樹脂材料を材質として軽量化が図られているが、第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36の夫々が平坦状に形成されていると共に前記空気取入口38が横長に開口した形状とされているため、ダクト本体32の剛性が低下して弾性変形し易くなっている。従って、前記エンジン20の始動により前記空気取入口38を介して外部空気が吸引される際に、ダクト内圧と外圧との圧力差(ダクト内圧<大気圧)が大きくなると、第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36が相互近接して陥凹的に変形するようになり、場合によっては空気取入口38が潰れて閉口状態となる虞がある。車両用ダクト30が前述のように変形すると、必要とされる外部空気がエンジン20へ供給されなくなるため、該エンジン20の出力低下または故障を招来する等の不都合が発生する。
【0006】
そこで、前述した不都合を回避するため、図11および図13に示すように、前記第2ダクト外壁部36から前記ダクト本体32内へ突出する所要幅の支持部42,42を該第2ダクト外壁部36に一体成形し、これら支持部42,42で前記第1ダクト外壁部34を裏側から支持する構造としたものが提案されている。このように、第2ダクト外壁部36に前記支持部42を一体的に設けることで、ダクト内圧と大気圧との圧力差(ダクト内圧<大気圧)が発生したとしても、第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36が相互近接するように変形することが規制され、前記空気取入口38が閉口状態となる不都合の発生を防止し得る。これに関連する技術は、例えば特許文献1に開示されている。
【0007】
【特許文献1】
実開平1−174561号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記支持部42は、図13に示すように、ダクト本体32における剛性が低くて変形し易い位置、すなわち前記空気取入口38に臨む部位に突出形成する必要があるが、当該部位は当該ダクト本体32の前記湾曲部位32Aであって、該空気取入口38から取込んだ外部空気が大きく変向されるようになる部位でもある。従って、前記支持部42の形成位置、突出形状(幅、長さ)、形成個数等が、前記空気取入口38から取込まれた外部空気の流通に大きく影響を及ぼすこととなる。換言すると、前記支持部42の形成位置、突出形成(幅、長さ)、形成個数等を最適に設定することができれば、前記ダクト本体32の変形を規制することは勿論、該支持部42を抵抗体として作用させずに圧力損失を小さくすることが可能となる。そこで従来の車両用ダクト30では、図13に示すように、適宜の湾曲形状とされる幅狭で短い2つの支持部42,42を、前記空気取入口38に対して左右に所要間隔離間した位置に突出形成した形態とすることで、ダクト本体32の剛性確保および外部空気に対する整流効果の向上の両立を図ろうとしていた。
【0009】
しかしながら前記車両用ダクト30は、前述したように、ブロー成形技術に基づいてブロー成形された一体成形部材であるため、該ブロー成形技術における成形上の諸条件により、前記支持部42の形成位置(相互の間隔)、突出形状(幅、長さ)、形成個数等が限定されてしまう問題を内在していた。このため、幅狭でかつ短い前記2つの支持部42,42を設ける場合には、これら支持部42,42の形成位置、突出形状、形成個数等を最適に設定することができなくなり、十分な整流効果が得られていなかった。例えば、前記各々の支持部42,42の形成間隔を小さく設定しようとすると、ブロー成形されたダクト本体32(特に、第2ダクト外壁部36)に皺が形成される問題が生じ、逆に各々の支持部42,42の形成間隔を大きく設定すると、十分な整流効果が得られないために通風抵抗が増加して圧力損失が増加し、エンジン性能に影響を及ぼす問題が生ずることとなっていた。
【0010】
従って、前記支持部42,42の突出形成に伴った圧力損失を低減するためには、前記ダクト本体32の外形サイズを大きくして、該ダクト本体32の断面積および前記空気取入口38の開口サイズの拡大化を図る必要がある。しかしながら、前述したように設置部位(ボンネット14とラジエターサポート18との間)の関係から、ダクト本体32の大型化は事実上困難であるうえに、大型化が可能であったとしても、その結果として前記空気取入口38から放射されるエンジン騒音が増加するという新たな問題が発生することとなっていた。
【0011】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、ダクト本体の剛性向上を図るために形成される支持部の突出形状を適切に設定することで、▲1▼整流効果の向上による通風抵抗および圧力損失の低減、▲2▼エンジン騒音の低減、等を可能とした車両用ダクトを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決して、所期の目的を達成するため本発明は、空気取入口に臨む湾曲部分および該湾曲部分に連通する略直線部分からなるダクト本体を形成する第1ダクト外壁部および第2ダクト外壁部と、該第2ダクト外壁部から前記ダクト本体内へ突出して前記第1ダクト外壁部を裏側から支持する所要幅の支持部とからなり、車体前方を指向する前記空気取入口を介して外部空気の取込みがなされる車両用ダクトにおいて、
前記所要幅の支持部を、前記湾曲部分における幅方向の略中央部位であって、前記空気取入口に臨む部位および該湾曲部分から前記略直線部分に移行する境界部位に亘って形成し、
前記支持部を挟む両側に、第1空気流通路および第2空気流通路を画成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る車両用ダクトにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、本発明が対象とする車両用ダクトは種々の外形形状・サイズ等とし得るが、本実施例では図11および図13に例示した従来の車両用ダクト30と外形形状・外形サイズを同一とした車両用ダクトを例示する。従って、図11〜図13を引用して説明した従来技術の項における既出の部材や部位と同一部材・部位に関しては、同一の符号で指示する。
【0014】
図1は、本発明の好適実施例に係る車両用ダクトを一部破断して示した平面図、図2は、図1に示した実施例の車両用ダクトを一部破断して示した斜視図である。実施例の車両用ダクト50は、例えばポリプロピレン(PP)等の樹脂材料を材質とし、図示しないブロー成形型を使用したブロー成形技術により、一体的に成形されたものである。なお、ブロー成形技術は公知の技術であるから、ここではブロー成形型やブロー成形工程等に関する詳細説明は省略する。
【0015】
実施例の車両用ダクト50は、図11および図12に例示した如く、車両における車体10の前記ボンネット14と該ボンネット14の下方に位置するラジエターサポート(車体構成部分)18との間に配設され、例えば前記エンジン20に清浄空気を供給する前記エアクリーナー22に連結して実施に供される。このような車両用ダクト50は、湾曲部分32Aおよび該湾曲部分32Aに連通する略直線部分32Bからなるダクト本体32を形成し、相互に対向する第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36と、該第2ダクト外壁部36から前記ダクト本体32内へ突出して前記第1ダクト外壁部34を裏側から支持する所要幅の支持部52とから構成され、何れの部位34,36,52においても肉厚tが2〜2.5mm程度に設定されている。そして、前記第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36から形成されたダクト本体32の前端部(湾曲部分32Aの端部)には、横長に開口した空気取入口38が開設される一方、該ダクト本体32の側端部(略直線部分32Bの端部)には、前記エアクリーナー22に連結され得る形状の空気送出口40が開設されている。なお全体的な外形形状は、前記空気取入口38に臨む湾曲部分32Aの上流部分は高さ寸法を小さくした幅広の扁平形状を呈し(図4および図5)、前記略直線部分32Bに連通する該湾曲部分32Aの下流部分は、前記第1ダクト外壁部34が下流側に向かって後上がり状に傾斜すると共に前記第2ダクト外壁部36が下流側に向かって後下がり状に傾斜することで、高さ寸法が2倍程度に拡大している(図6)。
【0016】
このような実施例の車両用ダクト50は、車体10の前方所定位置に組付けた実施状態において、前記第1ダクト外壁部34が前記ボンネット14の裏側に近接位置し、前記第2ダクト外壁部36が前記ラジエターサポート18に近接位置する。そして前記空気取入口38は、前記ボンネット14とラジエターサポート18との間から車体前方を指向するようになり、また前記空気送出口40は、前記エアクリーナー22に接続され、該空気取入口38から外部空気を取込むと共に、取込んだ該外部空気を前記エアクリーナー22へ流通案内するようになる。
【0017】
そして、実施例の車両用ダクト50における前記支持部52は、図13に示した従来の車両用ダクト30の支持部42,42よりも突出サイズ(幅、長さ)の大型化が図られており、しかも設定数も1つだけとされている。すなわち支持部52は、ダクト本体32の前記湾曲部分32Aにおける幅方向の略中央部位であって、前記空気取入口38に臨む部位および該湾曲部分32Aから前記略直線部分32Bに移行する境界部位に亘って所要長に延在形成され、該ダクト本体32の屈曲形状に沿って湾曲状とされている。これにより、ダクト本体32における湾曲部分32Aの内部には、前記支持部52を挟んだ正面左側に第1空気流通路60が画成されると共に、正面右側に第2空気流通路62が画成されている。
【0018】
前記支持部52は、前記第1ダクト外壁部34の裏面と当接する所要幅の当接部54と、該当接部54と前記第2ダクト外壁部36との間で該当接部54の幅分だけ離間し、前記第1空気流通路60に臨む第1支持壁部56および前記第2空気流通路62に臨む第2支持壁部58とからなっている(但し、第1支持壁部56および第2支持壁部58は、第2ダクト外壁部36に向け徐々に離間するよう適宜傾斜しているため、該第2ダクト外壁部36との境界部分では前記当接部54の幅以上に離間している)。従って、前記第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36の間に位置する前記第1支持壁部56および第2支持壁部58が所謂「補強リブ」として機能し、これら第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36の撓曲的な変形を規制するようになっている。これにより、エンジンルーム12の前側に配設した実施状態において、前記空気取入口38を介して外部空気が導入される際に発生するダクト内外の圧力差(ダクト内圧<大気圧)程度ではダクト本体32の変形が阻止され、更には該空気取入口38が閉口状態に変形すること等も好適に防止される。
【0019】
前記第1支持壁部56および第2支持壁部58の夫々は、図2および図3に示すように、対応の空気流通路60,62の上流側で前記空気取入口38に臨んで位置する上流側壁面56A,58Aと、該空気流通路60,62の下流側でダクト本体32の内部に位置する下流側壁面56B,58Bとに分かたれており、これら上流側壁面56A58Aと下流側壁面56B,58Bとの境界部分が対応する空気流通路60,62の側へ突出している。すなわち支持部52は、図3に示した平面視において、前記空気取入口38に位置する前端部およびダクト内部に位置する後端部が略尖端形状をなす一方、前端部から急激に幅が拡大して最大幅となった後、最大幅部53から漸次に幅が減少する形状となっている。なお、各々の上流側壁面56A,58Aは略平坦面とされている一方、第1空気流通路60に臨む下流側壁面56Bは緩やかな凹状湾曲面とされ、第2空気流通路62に臨む下流側壁面58Bは緩やかな凸状湾曲面とされている。また、上流側壁面56A,58Aと下流側壁面56B,58Bとの境界部分は、適度の曲面形状とされている。
【0020】
前記第1空気流通路60および第2空気流通路62の夫々は、前記支持部52の第1支持壁部56および第2支持壁部58の形状を前述したように設定したことで、該支持部52の長手方向に沿う途中部位に断面積が最小となる最狭部66,66を有している。これにより各々の空気流通路60,62は、前記支持部52の上流端に位置して前記空気取入口38に臨む空気導入部64から前記最狭部66に至る間の断面積縮小区間A1と、該最狭部66から該支持部52の下流端(湾曲部分32Aから略直線部分32Bに移行する境界部位)に位置する空気導出部68に至る間の断面積拡大区間A2とに区分されている。すなわち第1空気流通路60では、前記第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36と、前記支持部52の第1支持壁部56における上流側壁面56Aとにより前記断面積縮小区間A1が形成され、両ダクト外壁部34,36と該第1支持壁部56の下流側壁面56Bとにより前記断面積拡大区間A2が形成されている。また第2空気流通路62では、前記第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36と、前記支持部52の第2支持壁部58における上流側壁面58Aとにより前記断面積縮小区間A1が形成され、両ダクト外壁部34,36と該第2支持壁部58の下流側壁面58Bとにより前記断面積拡大区間A2が形成されている。
【0021】
そして図4に示すように、前記第1空気流通路60における空気導入部64の断面積S1と、前記第2空気流通路62における空気導入部64の断面積S1とが、同一または略同一の開口広さに設定されている。また図6に示すように、前記第1空気流通路60における空気導出部68の断面積S3と、前記第2空気流通路62における空気導出部68の断面積S3とが、同一または略同一の開口広さに設定されている。更に図5に示すように、前記第1空気流通路60における最狭部66の断面積S2と、前記第2空気流通路62における最狭部66の断面積S2とが、同一または略同一の開口広さに設定されている。
【0022】
一方、前記第1空気流通路60では、空気導入部64の断面積S1と空気導出部68の断面積S3が同一または略同一の開口広さに設定され、前記最狭部66の断面積S2は前記各々の断面積S1,S3より小さく設定されている。同様に、前記第2空気流通路62では、空気導入部64の断面積S1と空気導出部68の断面積S3が同一または略同一の開口広さに設定され、前記最狭部66の断面積S2は前記各々の断面積S1,S3より小さく設定されている。ここで、第1空気流通路60および第2空気流通路62は、前記空気導入部64の断面積S1、最狭部66の断面積S2、空気導出部68の断面積S3の夫々の面積比(S1:S2:S3)が5:3:5程度に設定されており、所謂「ベンチュリー管」の形態を呈している。しかも、前記断面積縮小区間A1の区間長よりも断面積拡大区間A2の区間長の方が数倍大きくなっており、従って断面積縮小区間A1における断面積の縮小率よりも断面積拡大区間A2における断面積の拡大率の方が小さくなっている。
【0023】
なお、前記ダクト本体32の湾曲部分32Aが所要角度(直角または略直角)に屈曲していることにより、前記第1空気流通路60および第2空気流通路62は、前記空気導入部64,64から前記空気導出部68,68に向けて大きく湾曲状に延在している。しかも、前記支持部52が比較的幅広に突出形成されているため、支持部52の内側に延在する第1空気流通路60の全長L1と、該支持部52の外側に延在する第2空気流通路62の全長L2とは大きく異なっており、両空気流通路60,62の全長比(L1:L2)は1:2程度となっている。
【0024】
(性能比較試験)
次に、前述のように構成された本実施例の車両用ダクト50につき、本願出願人が実施した性能比較試験について説明する。ここでは、図13に例示した従来の車両用ダクト30を「従来品」とし、図1〜図6に例示した実施例の車両用ダクト50を「本開発品」として、通気抵抗および騒音減衰の比較性能試験を実施した。なお、図4〜図6に基づいて性能比較試験に採用した本開発品に係る車両用ダクト50の各部寸法を説明すると、前記空気取入口38の開口幅W=300mm、開口高H=30mmとされ、前記支持部52における最大幅部53の幅寸法B=約100mmに設定されている。そして第1空気流通路60に関しては、空気導入部64は横寸法E1=150mmで縦寸法F1=30mm、最狭部66は横寸法E2=90mmで縦寸法F2=30mm、空気導出部68は横寸法E3=60mmで縦寸法F3=75mm、全長L1=約200mmとされている。また第2空気流通路62に関しては、空気導入部64は横寸法E1=150mmで縦寸法F1=30mm、最狭部66は横寸法E2=90mmで縦寸法F2=30mm、空気導出部68は横寸法E3=60mmで縦寸法F3=75mm、全長L2=約400mmとされている。従って各々の空気流通路60,62は、前記空気導入部64の断面積S1=約4500(150×30)mm、前記最狭部66の断面積S2=約2700(90×30)mm、前記空気導出部68の断面積S3=約4500(60×75)mmとなり、各部64,66,68における断面積S1,S2,S3の面積比(S1:S2:S3)は、前述したように5:3:5となっている。
【0025】
図7は、従来品に係る車両用ダクト30における最小断面積と、本開発品に係る車両用ダクト50における最小断面積との面積比を示したグラフである。従来品と本開発品とにおける最小断面積の違いは、ダクト本体32の外形寸法および外形形状、空気取入口38の開口面積が同一であるから、前記第2ダクト外壁部36に突出形成した前記支持部42,42および支持部52の形成サイズの違いによる。これにより両者の最小断面積の面積比は、本開発品の方が約21%も小さくなっている。
【0026】
図8は、従来品に係る車両用ダクト30の通風抵抗と本開発品に係る車両用ダクト50の通風抵抗とを比較したグラフである。このグラフから明らかなように、通風抵抗に関しては、従来品を基準とすると、本開発品の方が約7%改善(低減)されている。これは、前記支持部52の形状を適切に設定して、第1空気流通路60および第2空気流通路62をベンチュリー管形態としたため、最小断面積が約21%も減少しているにも拘わらず整流効果が向上するようになり、空気取入口38を介して取込まれた外部空気の流通がスムーズになったためである。
【0027】
図9は、従来品に係る車両用ダクト30の騒音減衰性能と本開発品に係る車両用ダクト50の騒音減衰性能とを、100〜1,000Hzの周波数帯域で比較したグラフである。このグラフから明らかなように、本開発品の方が、前記周波数帯域の略全域において、2〜3dB程度の騒音減衰性能の向上が確認された。これは、前記第1空気流通路60および第2空気流通路62の夫々に設けた前記最狭部66,66の存在により、下流側から伝播されるエンジン騒音が空気取入口38側へ伝達され難くなったためである。
【0028】
更に、700Hz以上の周波数帯域においては、本開発品の方が10dB以上も騒音減衰性能の向上が図られている。これは、前述した形状に突出形成した前記支持部52により、ダクト本体32の内部が前記第1空気流通路60および第2空気流通路62に区画されると共に、第1空気流通路60の全長L1≠第2空気流通路62の全長L2(L1<L2)となっているため、両者が所謂「干渉型消音器」として機能しているものと考えられる。
【0029】
このように本実施例の車両用ダクト50は、所要幅の支持部52をダクト本体32における湾曲部分32Aに形成して、該湾曲部分32Aの内部に第1空気流通路60および第2空気流通路62を画成すると共に、両空気流通路60,62の途中に最狭部66,66を設けて断面積縮小区間A1および断面積拡大区間A2とを構成したことにより、整流効果が向上して通風抵抗の低減が図られるようになり、よって圧力損失の低減が図られて前記エンジン20の性能向上に寄与し得る。また、騒音減衰性能の向上も図られるため、エンジン騒音を低減させて低騒音化を実現し得る。
【0030】
そして実施例の車両用ダクト50では、前記支持部52によるダクト本体32(第1ダクト外壁部34および第2ダクト外壁部36)の変形防止、通風抵抗の低減および騒音減衰性能の向上等を図ったもとで、衝撃力を伴った押圧力が前記第1ダクト外壁部34に作用した際には、該支持部52の第1支持壁部56および第2支持壁部58が折曲的に変形して、ダクト本体32が押し潰されるようになっている。すなわち実施例の車両用ダクト50は、前述したように、車両のボンネット14とその下方に位置するラジエターサポート18との間に配設された際に、前記第1ダクト外壁部34が該ボンネット14の裏側に近接位置し、前記第2ダクト外壁部36が該ラジエターサポート18に近接位置するようになる(図10(a))。従って、前記支持部52の第1支持壁部56および第2支持壁部58は、前記ボンネット14とラジエターサポート18との間で、略垂直に立設された状態となっている。
【0031】
このため、例えば当該車両が歩行者と衝突して、該歩行者が前記ボンネット14に叩き付けられた場合、図10(b)に示すように、この際の衝撃により該ボンネット14が変形して前記第1ダクト外壁部34を衝撃力を伴って押圧するようになるが、少なくとも前記第1支持壁部56および/または第2支持壁部58の一部分が折曲的に変形することで、該第1ダクト外壁部34の沈み込みが許容されてダクト本体32が押し潰される。従って、歩行者との衝突による前記ボンネット14の陥凹的な変形を許容し得るようになり、該ボンネット14の衝撃吸収性能を阻害する不都合を回避すると共に、歩行者の負傷度合の軽減に寄与し得る。
【0032】
また、前記エンジン20のメンテナンス等に際して前記ボンネット14を開放した時には、前記車両用ダクト50がエンジンルーム12の前側に露出するようになるので、メンテナンス作業時等に手指や身体が接触することもあり得る。しかしながら実施例の車両用ダクト50では、前記ダクト本体32の上面に軽く接触した場合等、第1ダクト外壁部34を上方から衝撃力を伴わずに押圧した程度では、前記支持部52における第1支持壁部56および第2支持壁部58の変形は起こらず、該第1ダクト外壁部34が陥凹的に変形したりダクト本体32が押し潰されることはない。
【0033】
なお前記実施例では、前記ダクト本体32の湾曲部分32A内に画成された第1空気流通路60および第2空気流通路62に関し、途中に最狭部66を設けてその上流側を断面積縮小区間A1とすると共に下流側を断面積拡大区間A2とした形態を例示した。しかしながら、これら第1空気流通路60および第2空気流通路62は、その途中に最狭部66を設けずに空気導入部64から空気導出部68まで同一または略同一の断面積となるようにしても、通風抵抗の低減化が期待できる。
【0034】
なお前記実施例では、前記エンジン20に供給される外部空気の導入のために供される車両用ダクトを例示したが、本願が対象とする車両用ダクトはこれに限定されるものではなく、例えば前記エンジンルーム12内に外部空気を導入するために供されるもの、図示しないエアコンユニットに外部空気を導入するために供されるもの、更には乗員室等へ外部空気を導入するために供されるもの等、前記ボンネット14とラジエターサポート18との間に配設されるものは全て対象とされる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る車両用ダクトによれば、所要幅の支持部をダクト本体における湾曲部分に形成して、該湾曲部分の内部に第1空気流通路および第2空気流通路を画成すると共に、両空気流通路の途中に最狭部を設けて断面積縮小区間および断面積拡大区間とを構成したことにより、整流効果が向上して通風抵抗の低減が図られるようになり、よって圧力損失の低減が図られてエンジンの性能向上に寄与し得る有益な効果を奏する。また、騒音減衰性能の向上も図られるため、エンジン騒音を低減させて低騒音化を実現し得る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る車両用ダクトを一部破断して示した平面図である。
【図2】図1に示した実施例の車両用ダクトを一部破断して示した斜視図である。
【図3】図1に示した車両用ダクトの各部寸法を表記するために一部破断して示した平面図である。
【図4】図1の矢視Aから見た空気取込口の正面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】従来品に係る車両用ダクトにおける最小断面積と、本開発品に係る車両用ダクトにおける最小断面積との面積比を示したグラフである。
【図8】従来品の係る車両用ダクトの通風抵抗と、本開発品に係る車両用ダクトの通風抵抗とを比較したグラフである。
【図9】従来品に係る車両用ダクトの騒音減衰性能と、本開発品に係る車両用ダクトの騒音減衰性能とを比較したグラフである。
【図10】ボンネットとラジエターサポートとの間に配設された車両用ダクトを示した説明断面図であって、(a)は、前記ボンネットが陥凹的に変形する前の状態を示し、(b)は、歩行者との衝突により陥凹的に変形するボンネットが上方から衝撃力を伴って押圧することで、支持部の第1支持壁部および第2支持壁部が折曲的に変形し、ダクト本体が押し潰された状態を示している。
【図11】車両におけるエンジンルーム内を略示した斜視図であって、ボンネットとラジエターサポートとの間に車両用ダクトが配設された状態を示している。
【図12】図11のX−X線断面図である。
【図13】図11に示した従来の車両用ダクトを一部破断して示した平面図である。
【符号の説明】
10 車体
14 ボンネット
18 ラジエターサポート(車体構成部分)
32 ダクト本体
32A 湾曲部分
32B 略直線部分
34 第1ダクト外壁部
36 第2ダクト外壁部
38 空気取入口
52 支持部
54 当接部
56 第1支持壁部
58 第2支持壁部
60 第1空気流通路
62 第2空気流通路
64 空気導入部
66 最狭部
68 空気導出部
A1 断面積縮小区間
A2 断面積拡大区間
S1 断面積(空気導入部64の)
S2 断面積(最狭部66の)
S3 断面積(空気導出部68の)
L1 全長(第1空気流通路60の)
L2 全長(第2空気流通路62の)

Claims (6)

  1. 空気取入口(38)に臨む湾曲部分(32A)および該湾曲部分(32A)に連通する略直線部分(32B)からなるダクト本体(32)を形成する第1ダクト外壁部(34)および第2ダクト外壁部(36)と、該第2ダクト外壁部(36)から前記ダクト本体(32)内へ突出して前記第1ダクト外壁部(34)を裏側から支持する所要幅の支持部(52)とからなり、車体前方を指向する前記空気取入口(38)を介して外部空気の取込みがなされる車両用ダクトにおいて、
    前記所要幅の支持部(52)を、前記湾曲部分(32A)における幅方向の略中央部位であって、前記空気取入口(38)に臨む部位および該湾曲部分(32A)から前記略直線部分(32B)に移行する境界部位に亘って形成し、
    前記支持部(52)を挟む両側に、第1空気流通路(60)および第2空気流通路(62)を画成した
    ことを特徴とする車両用ダクト。
  2. 前記第1空気流通路(60)および第2空気流通路(62)は、湾曲状に延在して夫々の全長(L1,L2)が異なっている請求項1記載の車両用ダクト。
  3. 前記支持部(52)は、前記第1ダクト外壁部(34)の裏面に当接する所要幅の当接部(54)と、該当接部(54)と前記第2ダクト外壁部(36)との間で、前記第1空気流通路(60)に臨む第1支持壁部(56)および前記第2空気流通路(62)に臨む第2支持壁部(58)とからなる請求項1または2記載の車両用ダクト。
  4. 前記第1空気流通路(60)および第2空気流通路(62)は、前記支持部(52)の長手方向に沿う途中部位に断面積が最小となる最狭部(66)を有し、
    前記支持部(52)の上流端に位置する空気導入部(64)から前記最狭部(66)に至る間の断面積縮小区間(A1)と、該最狭部(66)から該支持部(52)の下流端に位置する空気導出部(68)に至る間の断面積拡大区間(A2)とで構成されている請求項1〜3の何れかに記載の車両用ダクト。
  5. 前記第1空気流通路(60)および第2空気流通路(62)は、前記夫々の空気導入部(64,64)の断面積(S1,S1)が同一または略同一に設定され、前記夫々の空気導出部(68,68)の断面積(S3,S3)が同一または略同一に設定される一方、前記夫々の最狭部(66,66)の断面積(S2,S2)は、夫々の空気導入部(64,64)の断面積(S1,S1)および夫々の空気導出部(68)の断面積(S3,S3)より小さく設定されている請求項4記載の車両用ダクト。
  6. 前記ダクト本体(32)は、車両の車体(10)の前側においてボンネット(14)とその下方に位置する車体構成部分(18)との間に組付けられ、前記第1ダクト外壁部(34)が該ボンネット(14)の裏側に近接位置し、前記第2ダクト外壁部(36)が該車体構成部分(18)に近接位置するようになる請求項1〜5の何れかに記載の車両用ダクト。
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