JP2004182253A - ウエットティッシュ包装体 - Google Patents
ウエットティッシュ包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004182253A JP2004182253A JP2002348716A JP2002348716A JP2004182253A JP 2004182253 A JP2004182253 A JP 2004182253A JP 2002348716 A JP2002348716 A JP 2002348716A JP 2002348716 A JP2002348716 A JP 2002348716A JP 2004182253 A JP2004182253 A JP 2004182253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wet tissue
- opening
- take
- film material
- label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
【解決手段】アルミフィルム層18を含むフィルム材料12からなり、積層した状態で収容されるウエットティッシュ11を取出開口13を介して取り出すようにしたウエットティッシュ包装体10であって、取出開口13の周縁に沿って当該取出開口13の内方に張り出す帯状張出片15を設けつつ、取出開口15の周囲を囲んでフィルム材料12の内側面に取り付けられる内側タックラベル16を有している。そして、取出開口15を外側から開閉するリシールラベル14を取出開口13を覆って貼着した際に、取出開口13の開口端面17を、内側タックラベル16とリシールラベル14との間に覆い隠すようにして挟み込む。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエットティッシュ包装体に関し、特にアルミフィルム層を含むフィルム材料からなり、取出開口を介してウエットティッシュを順次取り出すようにした袋状のウエットティッシュ包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウエットティッシュ包装体は、例えばアルコール、界面活性剤等を含んだ洗浄液や化粧水を例えば不織布、ガーゼ、コットン等からなるシート材料に含浸させたウエットティッシュを、折り畳んで複数積層した状態で収容する袋状の容器である。またウエットティッシュ包装体は、例えばアルミフィルム層を含むフィルム材料であるピローフィルムを、収容すべき複数のウエットティッシュを包み込むようにしつつ周縁部を適宜シール接合することによって、例えば平面矩形形状の袋容器として形成されることになる。
【0003】
そして、ウエットティッシュ包装体は、例えば平面矩形形状の上面側に開口形成された例えば長円形状の取出開口を介して、内部に収容されている複数のウエットティッシュを上方から順次取り出すことができるようになっている。またウエットティッシュ包装体の取出開口には、当該取出開口を覆ってこれの周囲にリシール可能に貼着されたリシールラベルが取り付けられており、このリシールラベルによって取出開口を塞いでウエットティッシュを包装体の内部に封入している状態から、周縁部に設けた開封ツマミを介してリシールラベルをフィルム面から引き剥がすことにより取出開口を開封しつつ、ウエットティッシュを包装体から繰り返し取り出すことができるようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−17779号公報
【特許文献2】
特開平10−324377号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のウエットティッシュ包装体によれば、当該包装体を構成するフィルム材料がアルミフィルム層を含むものである場合には、当該アルミフィルム層が、ウエットティッシュに含浸された含浸液の成分のうち特に塩化カルシウムと反応して腐食し、収容されたウエットティッシュや取り出されるウエットティッシュに黄ばみ等を生じさせることがある。すなわち、従来のアルミフィルム層を含むフィルム材料からなるウエットティッシュ包装体によれば、フィルム材料は、アルミフィルム層の表裏両面を例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムで覆った積層フィルムであることから、フィルム材料のアルミフィルム層と、包装体の内部に収容されたウエットティッシュとの接触を、当該アルミフィルム層を覆う合成樹脂フィルム層によって強固に遮断することができる一方で、フィルム材料を切り抜いて形成した取出開口の開口端面には、フィルム材料の切断面が露出することになるため、この露出した切り口の切断面においてアルミフィルム層がウエットティッシュと接触することにより含浸液と反応し、腐食する場合がある。
【0006】
本発明は、簡易な構成によって、フィルム材料を切り抜いて形成した取出開口の開口端面におけるアルミフィルム層の腐食を効果的に回避することのできるウエットティッシュ包装体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルミフィルム層を含むフィルム材料からなり、複数積層した状態で収容されるウエットティッシュを、前記フィルム材料に開口形成した取出開口を介して順次取り出すようにした袋状の包装体であって、前記取出開口の周縁に沿って当該取出開口の内方に張出片を設けつつ、前記取出開口の周囲を囲んで前記フィルム材料の内側面に取り付けられる内側タックラベルを有しており、前記取出開口を外側から開閉するリシールラベルを前記取出開口を覆って貼着した際に、前記取出開口の開口端面に露出した前記フィルム材料の切断面を、前記内側タックラベルと前記リシールラベルとの間に挟み込むウエットティッシュ包装体を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい第1実施形態に係るウエットティッシュ包装体10は、図1に示すように、清浄液や化粧水を不織布、ガーゼ、コットン等の繊維素材に含浸させたシート材料であるウエットティッシュ11として、例えばトイレに流せるおしりふきを複数積層した状態で収容する、アルミフィルム層を含むフィルム材料12によって形成される平面略矩形形状の袋容器として用いられる。またウエットティッシュ包装体10には、これの上面中央部分にフィルム材料12を切り抜いて取出開口13が開口形成されており、当該取出開口13を覆ってこれの周囲のフィルム材料12にリシール可能に貼着されたリシールラベル14を引き剥がすことにより取出開口13を開封して、ウエットティッシュ11を例えば1枚ずつ繰り返し取り出すことができるようにしたものである。
【0009】
すなわち、本第1実施形態のウエットティッシュ包装体10は、アルミフィルム層を含むフィルム材料12からなり、複数積層した状態で収容されるウエットティッシュ11を、フィルム材料12に開口形成した取出開口13を介して順次取り出すようにした袋状の包装体である。そして、本第1実施形態のウエットティッシュ包装体10は、図2及び図3に示すように、取出開口13の周縁に沿って取出開口13の内方に張り出す帯状張出片15を設けつつ、取出開口13の周囲を囲んでフィルム材料12の内側面に取り付けられる内側タックラベル16を有しており、取出開口13を外側から開閉するリシールラベル14を取出開口13を覆って貼着した際に、取出開口13の開口端面17に露出したフィルム材料12の切断面を、図4に示すように、内側タックラベル16とリシールラベル14との間に覆い隠すようにして挟み込むようになっている。
【0010】
本第1実施形態によれば、包装体10を構成するフィルム材料12は、アルミフィルム層18を含む公知のいわゆるピローフィルムである(図4参照)。すなわち、フィルム材料12は、アルミフィルム層18を挟んでその表裏両面を例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等による合成樹脂フィルム層19,20で覆った積層フィルムであり、外側の合成樹脂フィルム層19の表面及び裏面には、印刷等を施すことによって、模様や文字が適宜描かれている。また内側の合成樹脂フィルム層20によってアルミフィルム層18が覆われていることにより、アルミフィルム層18と、包装体10の内部に収容されたウエットティッシュ11との接触や、含浸液との接触を強固に遮断することができるようになっている。
【0011】
そして、折り畳んで積層状態にまとめられた例えば十数枚〜数十枚程度のウエットティッシュ11を、上述のフィルム材料12によって包み込むようにしつつ当該フィルム材料12の周縁部を適宜シール接合することによって、相当の厚さを有する平面矩形形状の袋容器として、ウエットティッシュ包装体10が形成される。またウエットティッシュ包装体10の上面中央部分には、フィルム材料12を切り抜いてウエットティッシュ11を取り出すための取出開口13が開口形成されることになる。
【0012】
本第1実施形態によれば、取出開口13の周囲を囲んで、フィルム材料12の内側面には内側タックラベル16が取り付けられている。内側タックラベル16は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムの単材かまたは複合材を、図5に示すように、取出開口13を覆う大きさの矩形形状に切断加工して形成されるものであり、これの中央部分には、取出開口13と略相似形状で且つ取出開口13よりも小さな内側取出開口21が開口形成されている。内側タックラベル16は、内側取出開口21を取出開口13と同心状に配置しつつ(図3参照)、公知の各種の接着剤を用いて、取出開口13の周囲を囲んでフィルム材料12の内側面に固着される。内側取出開口21が取出開口13と同心状に配置されることにより、内側取出開口21の周縁部分に位置する内側タックラベル16のフィルム材料が、取出開口13の周縁に沿って当該取出開口13の内方に張り出すようにして現れるので、この張り出した周縁部分によって帯状張出片15が形成されることになる。なお、当該帯状張出片15となる内側タックラベル16の内側取出開口21の周縁部分は、接着剤が塗布されていない非塗布部となっており、これによって取出開口13及び内側取出開口21の周囲に貼着したリシールラベル14を、開封時に帯状張出片15からスムーズに剥離させることができるようになっている。
【0013】
取出開口13を外側から開閉可能に覆うリシールラベル14は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムの単材かまたは複合材、或いはこれらの合成樹脂フィルムとアルミフィルム等とを張合わせた積層フィルムからなり、取出開口13を覆う大きさの略矩形形状に切断加工して形成される。リシールラベル14は、図1及び図2に示すように、これの一方の短辺部には、取出開口13から外れた位置において、公知の各種の接着剤を用いてフィルム材料12に帯状に固着される帯状固着部22が設けられており、リシールラベル14が包装体10のフィルム材料12からリシール可能に引き剥がされた際に、この帯状固着部22において引き剥がしをストップさせて、リシールラベル14が包装体10から外れたりずれたりするのを回避し、取出開口13を覆ってリシールラベル14を再度シールする作業をスムーズに行えるようにしている。
【0014】
また、取出開口13の外側に配置される部分のリシールラベル14の裏面には、帯状固着部22を除いて、フィルム材料12に対してリシール可能な接着剤として例えばポリエステル系、アクリル系、ゴム系等の感圧接着剤が塗布されており、これによってリシールラベル14をリシールしつつ取出開口13を開封して、ウエットティッシュ11を繰り返し取り出すことができるようになっている。なお、帯状固着部22と反対側の短辺部の縁部に設けられた開封ツマミ23の裏面には、接着剤が塗布されていないか、或いは塗布した接着剤の接着力が抑制されており、これによって開封ツマミ23を摘み易くなっている。
【0015】
そして、本第1実施形態によれば、取出開口13の内方に張り出す帯状張出片15を設けつつ、フィルム材料12の内側面に内側タックラベル16を取り付けるだけの簡易な構成によって、フィルム材料12を切り抜いて形成した取出開口13の開口端面17におけるアルミフィルム層18の腐食を効果的に回避することが可能になる。すなわち、本第1実施形態によれば、取出開口13の内方に張り出して内側タックラベル16による帯状張出片15が設けられているので、取出開口13を開封してウエットティッシュ11を取り出す際には、内側取出開口21を介してウエットティッシュ11が通過することになるので、内側取出開口21の開口端面23よりも後退して配置される取出開口13の開口端面17へのウエットティッシュ11の接触が、帯状張出片15によって遮られて効果的に回避されることになる。
【0016】
また、取出開口13を封止するべく取出開口13を覆ってリシールラベル14を貼着する際には、リシールラベル14は、取出開口13の周囲を囲んでフィルム材料12の外側面に貼り付けられるだけでなく、取出開口13から内方に張り出した帯状張出片15の上面にも貼り付けられるので、図4に示すように、取出開口13の開口端面17に露出したフィルム材料12の切断面は、内側タックラベル16とリシールラベル14との間に覆い隠すようにして挟み込まれることになり、これによって、アルミフィルム層18の、包装体10の内部に収容されたウエットティッシュ11との接触や、ウエットティッシュ11から滲みだした含浸液との接触が効果的に回避されることになる。
【0017】
したがって、本第1実施形態のウエットティッシュ包装体10によれば、取出開口13の開口端面17に露出するフィルム材料12のアルミフィルム層18と、ウエットティッシュ11に含まれる含浸液との接触を強固に遮断して、特にウエットティッシュ11がアルミフィルム層18を腐食させやすい塩化カルシウムを含む含浸液を含浸するものである場合でも、アルミフィルム層18の腐食を効果的に回避して、収容されたウエットティッシュ11や取り出されるウエットティッシュ11に黄ばみ等が生じるのを容易に防止することが可能になる。
【0018】
図6は、本発明の第2実施形態に係るウエットティッシュ包装体30の要部を示す部分平面図であり、本第2実施形態のウエットティッシュ包装体30は、ウエットティッシュ31として、例えばワックス洗車用のシート材料を複数積層した状態で収容したものである。また、本第2実施形態のウエットティッシュ包装体30によれば、上記本第1実施形態のウエットティッシュ包装体10と同様に、アルミフィルム層38(図7参照)を含むフィルム材料32に開口形成したウエットティッシュ31を取り出すための取出開口33の周縁に沿って、取出開口33の内方に張り出す帯状張出片35を設けつつ、取出開口33の周囲を囲んでフィルム材料32の内側面に取り付けられる内側タックラベル36を有している。
【0019】
さらに、本第2実施形態によれば、取出開口33を開閉可能に覆うリシールラベル34は、透明なラベル材料によって形成されており、またこれの内側面に、取出開口33を切り抜いた際に生じるフィルム材料32の切抜片39を例えば透明な接着剤を介して貼着した状態で、リシールラベル34が取出開口33を覆ってフィルム材料32の外側面にリシール可能に取り付けられる。
【0020】
なお、本第2実施形態によれば、取出開口33の開封前において、フィルム材料32の表面または裏面には取出開口33の部分を含んだ連続模様が描かれており、透明なリシールラベル34に切抜片39を貼着した状態としておくことにより、取出開口33を開封した後にリシールラベル34をリシールして取出開口33を再び封止した際に、フィルム材料32の表面または裏面に連続模様を保持することができるようになっている。
【0021】
また、本第2実施形態によれば、フィルム材料32の取出開口33を切り抜いた際に生じる切抜片39は、ウエットティッシュ31をフィルム材料32で包み込んでウエットティッシュ包装体30が製品化されるまでの間、図8に示すように、フィルム材料32から分離されないように、リシールラベル34の引き剥がし時の引張力により分離可能な接合強度で、取出開口33の周縁に点付部40a,40bを介して例えば3点で点付けされている。切抜片39が取出開口33の周縁に点付けによって接合されていることにより、ウエットティッシュ包装体30を製品化する各工程において、切抜片39をフィルム材料32から分離させることなくスムーズに各作業を行うことが可能になる。また製品化されたウエットティッシュ包装体30の取出開口33を始めて開封する際には、リシールラベル34の引き剥がす際の引張力によって、取出開口33の周縁に破れを生じさせることなく、当該点付け部分のみの破断によって、切抜片39をフィルム材料32から容易且つスムーズに分離させることが可能になる。ここで、本第2実施形態によれば、長手方向両端部の点付部40a以外の3点目の点付部40bは、取出開口33の周縁における、リシールラベル34の引き剥がし方向Xの後方部分に設けられているので、取出開口33の周縁の破れの発生をより確実に回避することが可能になる。
【0022】
そして、本第2実施形態のウエットティッシュ包装体30によっても、取出開口33の内方に張り出して内側タックラベル36による帯状張出片35が設けられているので、ウエットティッシュ11を取り出す際の取出開口33の開口端面37へのウエットティッシュ11の接触を効果的に回避できると共に、取出開口33を覆ってリシールラベル34を貼着する際には、図7に示すように、取出開口33の開口端面37に露出したフィルム材料32の切断面は、内側タックラベル36とリシールラベル34との間に覆い隠すようにして挟み込まれることになり、アルミフィルム層38の、包装体30の内部に収容されたウエットティッシュ31との接触や、ウエットティッシュ31から滲みだした含浸液との接触が効果的に回避できるので、上記第1実施形態のウエットティッシュ包装体10と同様の作用効果が奏されることになる。また帯状張出片35と接する切抜片39の周縁部分にも、リシール可能な接着剤を塗布しておくことにより、帯状張出片35との密着性を高めて、アルミフィルム層38の含浸液との接触をより効果的に回避させることが可能なる。
【0023】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ウエットティッシュ包装体に収容されるウエットティッシュは、おしりふき用やワックス洗車用のシート材料に限定されることなく、界面活性剤等を含んだ洗浄液や化粧水を含浸させた種々のシート材料をウエットティッシュとして収容することができる。また、ウエットティッシュに含浸される含浸液は、塩化カルシウムを含むものである必要は必ずしもない。
【0024】
さらに、本発明によれば、内側タックラベルは、リシールラベルが取り付けられる領域、又はこれより広い領域において、フィルム材料の内側面に取り付けることもできる。内側タックラベルが、リシールラベルが取り付けられる領域、又はこれより広い領域において、フィルム材料の内側面に取り付られていることにより、収容されたウエットティッシュが減少して、フィルム材料の表面にシワ等が生じやすくなっても、フィルム材料を内側から補強して、シワ等を生じ難くすることにより、リシールラベルを取出開口の周囲に貼着させやすい状態を容易に保持することが可能になる。
【0025】
【発明の効果】
本発明のウエットティッシュ包装体によれば、簡易な構成によって、フィルム材料を切り抜いて形成した取出開口の開口端面におけるアルミフィルム層の腐食を効果的に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るウエットティッシュ包装体を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るウエットティッシュ包装体の開封状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るウエットティッシュ包装体の要部を示す部分平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るウエットティッシュ包装体の要部を示す部分断面図である。
【図5】内側タックラベルの一例を示す平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るウエットティッシュ包装体の要部を示す部分平面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るウエットティッシュ包装体の要部を示す部分断面図である。
【図8】フィルム材料に取出開口の切抜片を点付した状況を説明する平面図である。
【符号の説明】
10,30 ウエットティッシュ包装体
11,31 ウエットティッシュ
12,32 フィルム材料
13,33 取出開口
14,34 リシールラベル
15,35 帯状張出片
16,36 内側タックラベル
17,37 開口端面
18,38 アルミフィルム層
19,20 合成樹脂フィルム層
21 内側取出開口
39 切抜片
40a,40b 点付部
X リシールラベルの引き剥がし方向
Claims (4)
- アルミフィルム層を含むフィルム材料からなり、複数積層した状態で収容されるウエットティッシュを、前記フィルム材料に開口形成した取出開口を介して順次取り出すようにした袋状の包装体であって、
前記取出開口の周縁に沿って当該取出開口の内方に張出片を設けつつ、前記取出開口の周囲を囲んで前記フィルム材料の内側面に取り付けられる内側タックラベルを有しており、
前記取出開口を外側から開閉するリシールラベルを前記取出開口を覆って貼着した際に、前記取出開口の開口端面に露出した前記フィルム材料の切断面を、前記内側タックラベルと前記リシールラベルとの間に挟み込むウエットティッシュ包装体。 - 前記ウエットティッシュには、塩化カルシウムを含む含浸液が含浸されている請求項1に記載のウエットティッシュ包装体。
- 前記リシールラベルには、前記取出開口を切り抜いた前記フィルム材料の切抜片が貼着されており、該切抜片は、当該包装体の開封前の状態において、前記リシールラベルの引き剥がし時の引張力により分離可能な接合強度で前記取出開口の周縁に点付けされている請求項1又は2に記載のウエットティッシュ包装体。
- 前記内側タックラベルは、前記リシールラベルが取り付けられれる領域、又はこれより広い領域において、前記フィルム材料の内側面に取り付けられる請求項1〜3のいずれかに記載のウエットティッシュ包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348716A JP4201584B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ウエットティッシュ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348716A JP4201584B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ウエットティッシュ包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004182253A true JP2004182253A (ja) | 2004-07-02 |
JP4201584B2 JP4201584B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=32751556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002348716A Expired - Fee Related JP4201584B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ウエットティッシュ包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4201584B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1770025A2 (en) * | 2005-09-29 | 2007-04-04 | Kenji Nakamura | Wet sheet package |
WO2012165630A1 (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 凸版印刷株式会社 | 密閉ラベルおよび包装容器 |
US9394085B2 (en) | 2012-06-04 | 2016-07-19 | Kao Corporation | Package body |
JP2016190655A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 大王製紙株式会社 | ウェットシート包装体及びウェットシート包装体の製造方法 |
KR102095933B1 (ko) * | 2018-11-22 | 2020-04-01 | 이승현 | 물티슈 오염방지를 위한 재점착 라벨지 |
CN113631072A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-09 | 科德宝两合公司 | 布料分配器及其包装单元 |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002348716A patent/JP4201584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1770025A2 (en) * | 2005-09-29 | 2007-04-04 | Kenji Nakamura | Wet sheet package |
EP1770025A3 (en) * | 2005-09-29 | 2008-11-19 | Kenji Nakamura | Wet sheet package |
US7565976B2 (en) | 2005-09-29 | 2009-07-28 | Kenji Nakamura | Wet sheet package |
WO2012165630A1 (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 凸版印刷株式会社 | 密閉ラベルおよび包装容器 |
US9394085B2 (en) | 2012-06-04 | 2016-07-19 | Kao Corporation | Package body |
JP2016190655A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 大王製紙株式会社 | ウェットシート包装体及びウェットシート包装体の製造方法 |
KR102095933B1 (ko) * | 2018-11-22 | 2020-04-01 | 이승현 | 물티슈 오염방지를 위한 재점착 라벨지 |
CN113631072A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-09 | 科德宝两合公司 | 布料分配器及其包装单元 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4201584B2 (ja) | 2008-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4732707B2 (ja) | ウエットシートパッケージを収納する収納ケース | |
US6113271A (en) | Resealable label flap including label stop | |
JP5730819B2 (ja) | 包装体 | |
KR20060049417A (ko) | 개봉 용이성 포장체 | |
KR20110027796A (ko) | 포장체 | |
JP5732303B2 (ja) | 密閉ラベルおよび包装容器 | |
JP2002104550A (ja) | ウェットシートの収容袋 | |
JP2520660Y2 (ja) | 包装容器 | |
JP5416799B2 (ja) | 包装体、および包装体パッケージ | |
JP4018067B2 (ja) | 包装体 | |
JP2004182253A (ja) | ウエットティッシュ包装体 | |
JP2013209136A5 (ja) | ||
EP0784572B1 (en) | Resealable pack | |
JP2004026197A (ja) | 密閉容器用ラベルとその製造方法 | |
JP4169588B2 (ja) | リシールラベル | |
JPH1024972A (ja) | 包装体の蓋用ラベル | |
TWI570031B (zh) | Packaging and packaging sealed bags | |
JP3108640B2 (ja) | ウェットシートの収納袋 | |
JPH1059441A (ja) | 包装体の取出口の構造 | |
JP3078527B2 (ja) | ウエットシート収納箱およびその製造方法 | |
JP2010265010A (ja) | 包装容器 | |
JP6017116B2 (ja) | 密閉ラベルおよび包装容器 | |
JP4711501B2 (ja) | 蓋体 | |
JP5878503B2 (ja) | 包装体、および包装体パッケージ | |
JP4111815B2 (ja) | 包装体開封構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081007 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081007 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |