JP3108640B2 - ウェットシートの収納袋 - Google Patents

ウェットシートの収納袋

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JP3108640B2 JP08320761A JP32076196A JP3108640B2 JP 3108640 B2 JP3108640 B2 JP 3108640B2 JP 08320761 A JP08320761 A JP 08320761A JP 32076196 A JP32076196 A JP 32076196A JP 3108640 B2 JP3108640 B2 JP 3108640B2
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    • A47K10/42Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a store of single sheets, e.g. stacked
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェットシートの
収納袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗浄液などの液体を含ませた
ウェットシートの集積物を収納するための収納袋が生産
されている。ウェットシートには、便器などを清掃する
ための厚みのある清掃用ウェットシートや、赤ちゃんの
お尻を拭いたり、油の付いた手から油を拭い取ったりす
るための薄いウェットティッシュなどがある。このウェ
ットシートは、清掃用ウェットシートやウェットシート
のいずれであっても、湿っているからこそ、前記のごと
く汚れや油を効率よく落とすことができる。他方、収納
袋には、ウェットシートを取り出すための取出口が形成
されている。ウェットシートの乾燥を防ぐために、収納
袋の取出口の全面に、接着剤層を介して開閉自在に、袋
本体とは別体のリップが貼着されている。
【0003】ところで、ウェットシートには、主に、平
板折りとジグザグ折りとの2種類の折り方がある。平板
折りとは、ウェットシートを一枚ずつ一定の折り形状に
折り畳み、各ウェットシートを単に重ねて積み上げて集
積物とする折り方である。平板折りの集積物では、一枚
一枚のウェットシートが単に面接触しているだけであっ
て、独立しており、互いに入れ合わすように収納されて
いない。ジグザグ折りとは、複数対のウェットシート
を、一方のウェットシートの真ん中に他方のウェットシ
ートの一端縁が交互に入れ合わして重ね合わせて集積物
とする折り方である。従って、重ね合わされた上面の一
枚のウェットシートをつまみ上げると、そのすぐ下面の
ウェットシートが追従して持ち上げられるわけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、収納袋に収
納されたウェットシートの集積物の集積枚数は数十枚も
あるので、いったん使用し始めてから使い切るまでの間
に、収納袋からウェットシートを取り出す毎に、リップ
を何度も開閉する必要がある。このため、ウェットシー
トの収納袋の袋本体にシワが寄って、袋本体とリップと
の間に隙間が生じる。したがって、ウェットシートの収
納袋の内部を気密に閉じることができなくなり、残りの
ウェットシートを乾燥させてしまうという問題がある。
また、従来のウェットシートの収納袋において、袋本体
部分とリップ部分とは別体であり、両者を別工程で生産
していたため、生産効率が悪いという問題がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、リップを何度
も開閉させても、袋の内部を気密に閉じることができ、
収納された残りのウェットシートの乾燥を防止でき、か
つ効率的に生産することができるウェットシートの収納
袋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のウェットシー
トの収納袋は、帯状の長い合成樹脂製シートを走行さ
ながら巻回して、平板折りのウェットシートの集積物
収納、気密に密封た、腰の強い合成樹脂シート製の
袋であって、収容部分を構成する本体フィルムと重ね合
わせて密封するためのカバーシートとが一枚ものであ
り、該袋の上面から前面にかけて、取出口となる予定部
分を囲む取出口用破断ラインが形成され、前記取出口と
なる予定部分より広い面積の前記カバーシートの裏面に
接着剤が塗布され接着剤層が形成されており、該接着剤
層を介して該取出口となる予定部分と、その周囲とが気
密に、かつ剥離接着繰返し自在に貼着され、該カバーシ
ートの上面から前面にかける部分において、前記取出口
となる予定部分の両側におけるそれぞれの位置に、該カ
バーシートの端縁部から、該カバーシートの前面におけ
る前記取出口となる予定部分より低い位置まで、一対の
リップ用破断ラインが形成されたことを特徴とする。請
求項2のウェットシートの収納袋は、帯状の長い合成樹
脂製シートを走行させながら巻回して、ジグザグ折りの
ウェットシートの集積物収納、気密に密封た、腰
の強い合成樹脂シート製の袋であって、収容部分を構成
する本体フィルムと重ね合わせて密封するためのカバー
シートとが一枚ものであり、該袋の上面において、取出
口となる予定部分を囲む取出口用破断ラインが形成さ
れ、前記取出口となる予定部分より広い面積の前記カバ
ーシートの裏面に接着剤が塗布され接着剤層が形成され
ており、該接着剤層を介して該取出口となる予定部分
と、その周囲に気密に、かつ剥離接着繰返し自在に貼着
され、該カバーシートの上面部分において、前記取出口
となる予定部分の両側におけるそれぞれの位置に、該カ
バーシートの端縁部から、カバーシートの側面における
前記取出口となる予定部分より奥の位置まで一対のリッ
プ用破断ラインが形成されたことを特徴とする。請求項
3のウェットシートの収納袋は、請求項1または2記載
の発明において、前記袋に、その胴部を包む補強シート
が貼着され、該補強シートにおいて、前記袋の前記取出
口用破断ラインに重なる位置に取出口用破断ラインが形
成され、前記補強シートにおいて、前記袋の前記一対の
リップ用破断ラインに重なる位置にそれぞれ一対のリッ
プ用破断ラインが形成されていることを特徴とする。
【0007】本明細書において、「破断ライン」とは、
シートにおいて、その表裏を貫通した部分と貫通してい
ない部分とが交互に形成されたミシン目のラインと、シ
ートにおいて、その表裏を貫通していないものの、他の
部分に比べて非常に薄くなっている破断溝のラインとを
含む概念を表している。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は第1実施形態のウェットシー
トの収納袋1Aの概略斜視図であって、リップ23Aが
開いた状態を示している。図2は第1実施形態のウェッ
トシートの収納袋1Aの概略斜視図であって、リップ2
3Aが閉じた状態を示している。図3は図2の III−II
I 線断面図である。図4は図1のIV−IV線断面図であ
る。図1〜4に示すように、第1実施形態のウェットシ
ートの収納袋1Aは、腰の強い合成樹脂製の1枚の包装
フィルム2Aを袋状に加工したものであって、平板折り
のウェットシートの集積物wsを収納するために気密に
密封されたものである。このウェットシートの包装フィ
ルム2Aの素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合
成樹脂シートの単材または複合材の石油化学製品による
フィルムシート、あるいは、これら合成樹脂フィルムシ
ートとアルミニウムフォイル、紙等とを張り合わせた複
合シートなどが例示できる。包装フィルム2Aは一枚も
のであり、この包装フィルム2Aで袋本体の前面、上
面、後面および底面からなる収容部分を形作るように巻
回し、さらにこの袋本体の前面と上面前側とにおいて包
装フィルム2Aが二重になるように貼付され、かつ両端
縁を接着密閉されている。そして、袋本体の前面と上面
前側とにおいて外側になっている包装フィルム2Aはカ
バーシート20Aであり、後述するリップ23Aとなる
部分を含んだものである。なお、平板折りのウェットシ
ートの集積物wsは、便器などを清掃するための洗浄液
等を含浸させた厚みのある清掃用ウェットシートなど、
平板折りのものであれば種々のものを採択しうる。
【0009】このウェットシートの収納袋1Aの本体に
おける上面から前面にかけて、ウェットシートの取出口
となる予定部分に、取出口用破断ライン11Aが形成さ
れている。この取出口用破断ライン11Aに沿って破い
て、本体フィルム10Aから取出口部分12Aを取り去
れば、取出口用破断ライン11Aはウェットシートの取
出口となる。この取出口において、収納されている平板
折りのウェットシートの集積物wsにおける重なりあっ
た複数のウェットシートの端縁部が露出する。このた
め、取出口となった取出口用破断ライン11Aから平板
折りのウェットシートの集積物wsのうち、少なくとも
1枚を容易に取り出すことができるが、取出口部分12
Aの取り去り方については後述する。なお、取出口用破
断ライン11Aは図ではミシン目となっているが、破断
溝であってもよい。
【0010】そして、カバーシート20Aの裏面には、
接着剤4が塗布されており、この接着剤層を介して、カ
バーシート20Aは、本体フィルム10Aの上面から前
面にかけて重ね合わされている。この接着剤4としては
ポリエステル系、アクリル系、ゴム系等の感圧接着剤が
好ましく、この感圧接着剤は、何度も着脱動作を繰り返
しても密着する性質を有しているので、このウェットシ
ートの収納袋1Aは気密に密封されている。
【0011】このカバーシート20Aには、このカバー
シート20Aの上面から側面にかける部分において、本
体フィルム10Aの取出口用破断ライン11Aの左右両
側におけるそれぞれの位置に、このカバーシート20A
の端縁部からこのカバーシート20Aの側面における取
出口用破断ライン11Aより低い部分まで、一対のリッ
プ用破断ライン21A、21Aが形成されている。この
一対のリップ用破断ライン21A、21Aはいずれも、
その終端部分が外側に向けてJ字状に形成されている
が、その理由は後述する。なお、リップ用破断ライン2
1Aはミシン目となっているが、破断溝であってもよ
い。
【0012】図5は第1実施形態のウェットシートの収
納袋1Aの製造工程を示す説明図である。同図におい
て、符号2Rは前記石油化学製品によるフィルムシート
や前記複合シートなどの包装シート2Sが巻き取られた
原反ロールを示している。包装シート2Sは、その幅方
向に並んで、その走行方向に長い本体フィルム10Aと
なる予定の部分(以下では、本体フィルム10Sとい
う)とカバーシート20Aとなる予定の部分(以下で
は、カバーシート20Sという)とからなる。符号ws
は清掃用ウェットシートなどの平板折りのウェットシー
トの集積物を示している。符号11Aは、包装シート2
Sの本体フィルム10Sにおける丸みを帯びた四角形状
の取出口用破断ラインを示しており、この取出口用破断
ライン11Aは、平板折りのウェットシートの集積物w
sを取り出すための取出口となる予定の部分である。包
装シート2Sのカバーシート20S上の点々は、塗布さ
れた接着剤4を示している。符号21A、21Aは、包
装シート2Sのカバーシート20SにおけるJ字形状の
一対のリップ用破断ラインを示しており、この一対のリ
ップ用破断ライン21A、21Aはリップ23Aとなる
予定の部分の両側部分である。符号22は、包装シート
2Sのカバーシート20Sにおけるつまみ部で、前記接
着剤4が塗布されていない。符号5は包装シート2Sの
カバーシート20Sの側凹部を示している。
【0013】図5に基づいて、第1実施形態のウェット
シートの収納袋1Aの製造方法を説明する。まず、原反
ロール2Rから一続きの包装シート2Sが繰り出され
る。この包装シート2Sの本体フィルム10Sにおける
外側端縁には包装シート2Sの走行方向に沿って等間隔
に、図示しない切り目形成ロール等によって、取出口用
破断ライン11Aが形成される。包装シート2Sのカバ
ーシート20Sにおける外側端縁には少し内側に、図示
しないノズルによって、接着剤4が塗布される。つま
り、包装シート2Sにおける一端縁に沿って取出口用破
断ライン11Aが順次形成され、包装シート2Sにおけ
る他端縁に沿って接着剤4が連続して塗布されるのであ
る。換言すれば、包装シート2Sにおいて、取出口用破
断ライン11Aが形成される側の端縁には、接着剤4は
一切塗布されていない。そして、図示しないロータリー
カッター等によって、包装シート2Sのカバーシート2
0Sの外側端縁部の一部が包装シート2Sの走行方向に
沿って等間隔に切り取られ、この外側端縁部において、
切り取られた部分が側凹部5となり、残りの部分がつま
み部22となる。ついで、本体フィルム10Sの前記取
出口用破断ライン11Aに対向する位置であって、カバ
ーシート20Sの外側端縁部に一対のリップ用破断ライ
ン21A、21Aが、図示しない切り目形成ロール等に
よって、形成される。この取出口用破断ライン11Aと
一対のリップ用破断ライン21A、21Aとに挟まれた
位置に、平板折りのウェットシートの集積物wsが配置
される。
【0014】そして、図示しない折り畳み装置によっ
て、包装シート2Sはその走行方向に沿って折り込まれ
るが、まず、包装シート2Sの本体フィルム10Sが平
板折りのウェットシートの集積物wsに上から被さって
包むように折られ、ついで、包装シート2Sのカバーシ
ート20Sが本体フィルム10Sの取出口用破断ライン
11Aの上に重ねて折り込まれる。したがって、カバー
シート20Sは本体フィルム10Sの取出口用破断ライ
ン11Aの上に接着剤4によって接着される。このよう
に、連続的に包装シート2Sによって、平板折りのウェ
ットシートの集積物wsはその胴部を包まれる。そし
て、図示しないが、包装シート2Sに包まれた隣接する
平板折りのウェットシートの集積物wsの間の間隙部分
7が折り込まれて熱シールされる。最後に、この熱シー
ルされた間隙部分7が包装シート2Sの幅方向にカット
されて、第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aと
なる。上記のごとき工程が繰り返され、連続的に第1実
施形態のウェットシートの収納袋1Aが製造される。
【0015】つぎに、第1実施形態のウェットシートの
収納袋1Aの作用・効果を説明する。上記のごとく製造
された第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aは図
2および図3に示すように、そのカバーシート20A
が、つまみ部22を除いて、接着剤4によって本体フィ
ルム10Aに接着されている。このため、ウェットシー
トの収納袋1Aの内部は気密に密封されているので、平
板折りのウェットシートの集積物wsの乾燥を防止する
ことができるという効果を奏する。
【0016】図1〜4に示すように、このウェットシー
トの収納袋1Aから平板折りのウェットシートの集積物
wsを取り出すためには、まず、ウェットシートの収納
袋1Aのつまみ部22をつまんで、本体フィルム10A
からカバーシート20Aを剥す方向に引っ張る。する
と、カバーシート20Aは、その一対のリップ用破断ラ
イン21A、21Aに沿って破れ、一対のリップ用破断
ライン21A、21Aで挟まれた部分はリップ23Aと
なり、このリップ23Aはその裏面に接着剤4が付いた
まま剥がされる。さらに、つまみ部22をつまんでリッ
プ23Aを引っ張り、リップ23Aを剥がしながらカバ
ーシート20Aをその一対のリップ用破断ライン21
A、21Aに沿って破いていく。リップ23Aの裏面に
取出口部分12Aが接着剤4によって接着されているの
で、引っ張り力が取出口部分12Aに加わり、本体フィ
ルム10Aはその取出口用破断ライン11Aに沿って破
れる。さらにリップ23Aを剥がしながらカバーシート
20Aをその一対のリップ用破断ライン21A、21A
に沿って破いていくと、本体フィルム10Aは、その取
出口用破断ライン11Aに沿って破れ続けて、取出口部
分12Aが本体フィルム10Aから分離され、リップ2
3Aの内面に貼付された状態となり、本体フィルム10
Aにおける取出口部分12Aがあった部分は、取出口と
なる。このようにして、取出口部分12Aは本体フィル
ム10Aから取り去られる。他方、カバーシート20A
は一対のリップ用破断ライン21A、21Aに沿って破
れ続けるが、この一対の各リップ用破断ライン21A、
21Aの終端形状がJ字状なので、リップ用破断ライン
21A以外の部分は破れたりせず、かつリップ用破断ラ
イン21Aの部分のみ破れるという効果を奏する。
【0017】また、一対のリップ用破断ライン21A、
21Aが破断して、気密が崩れても、リップ23Aとな
った部分を再び図2〜3の状態に戻して、取出口をリッ
プ23Aによって閉じれば、リップ23Aの裏面におけ
る取出口部分12Aを除いた部分は接着剤4の層がある
ので、ウェットシートの収納袋1Aの内部を再び気密に
閉じさせることができるという効果を奏する。しかも、
本体フィルム10Aおよびリップ23Aの素材はいずれ
も腰が強いシートなので、リップ23Aの開閉動作を繰
り返し行っても、本体フィルム10Aおよびリップ23
Aはいずれもシワにならず、常にリップ23Aによっ
て、ウェットシートの収納袋1Aの内部を気密に閉じる
ことができるという効果を奏する。さらに、ウェットシ
ートの収納袋1Aは、一枚の包装フィルム2Aによっ
て、本体フィルム10Aの部分とリップ23Aの部分と
を構成しているので、効率よく生産することができると
いう効果を奏する。
【0018】つぎに、第2実施形態のウェットシートの
収納袋1Bを説明する。図6は第2実施形態のウェット
シートの収納袋1Bの概略斜視図であって、リップ23
Aが開いた状態を示している。図7は第2実施形態のウ
ェットシートの収納袋1Bの概略斜視図であって、リッ
プ23Aが閉じた状態を示している。図6〜7に示すよ
うに、第2実施形態のウェットシートの収納袋1Bは、
第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aの胴部分
に、補強シート2Pが巻き付けられて貼着されたもので
ある。補強シート2Pの素材は、前記石油化学製品によ
るフィルムシートや前記複合シートなどである。
【0019】つぎに、補強シート2Pを説明する。補強
シート2Pは、包装フィルム2Aと同様に、胴部分10
Pとカバーシート20Pとからなる。補強シート2Pの
胴部分10Pは、包装フィルム2Aの本体フィルム10
Aに対応するものであるが、平板折りのウェットシート
の集積物wsの全体を包装するものでなく、平板折りの
ウェットシートの集積物wsの胴部分にのみ重ねられて
いるものである。補強シート2Pの胴部分10Pには、
本体フィルム10Aの取出口用破断ライン11Aが重な
る位置に、取出口用破断ライン11Pが形成されてい
る。補強シート2Pのカバーシート20Pには、カバー
シート20Aの一対のリップ用破断ライン21A、21
Aが重なる位置に、一対のリップ用破断ライン21P、
21Pが形成されている。
【0020】図8は第2実施形態のウェットシートの収
納袋1Bの製造工程を示す説明図である。第2実施形態
のウェットシートの収納袋1Bの製造工程は、第1実施
形態のウェットシートの収納袋1Aの製造工程に、補強
シート2Pを包装シート2Sに貼着する工程を、追加し
たものである。同図において、符号2Rは前記石油化学
製品によるフィルムシートや前記複合シートなどの包装
シート2Sが巻き取られた原反ロールを示している。包
装シート2Sは、その幅方向に並んで、その走行方向に
長い本体フィルム10Aとなる予定の部分とカバーシー
ト20Aとなる予定の部分とからなる。符号wsは清掃
用ウェットシートなどの平板折りのウェットシートの集
積物を示している。符号11Aは、包装シート2Sの本
体フィルム10Sにおける丸みを帯びた四角形状の取出
口用破断ラインを示しており、この取出口用破断ライン
11Aは、平板折りのウェットシートの集積物wsを取
り出すための取出口となる予定の部分である。包装シー
ト2Sのカバーシート20S上の点々は、塗布された接
着剤4を示している。符号21A、21Aは、包装シー
ト2Sのカバーシート20SにおけるJ字形状の一対の
リップ用破断ラインを示しており、この一対のリップ用
破断ライン21A、21Aはリップ23Aとなる予定の
部分の両側部分である。符号22は、包装シート2Sの
カバーシート20Sにおけるカバー23Aのつまみ部
で、前記接着剤4が塗布されていない。符号5は包装シ
ート2Sのカバーシート20Sの側凹部を示している。
【0021】符号2Pは前記石油化学製品によるフィル
ムシートや前記複合シートなどの補強シートを示してい
る。この補強シート2Pは原反ロール2Rから繰り出さ
れた包装シート2Sの裏面に、その走行方向に等間隔に
貼着される。しかも、補強シート2Pの幅長は包装シー
ト2Sの幅長より少し短いがほぼ同じで、補強シート2
Pの走行方向における長さは、平板折りのウェットシー
トの集積物wsの走行方向における長さとほぼ同じであ
る。補強シート2Pの胴部分10Pが包装シート2Sの
本体フィルム10Sに重ねられ、補強シート2Pのカバ
ーシート20Pが包装シート2Sのカバーシート20S
に重ねられる。胴部分10Pにおいて、本体フィルム1
0Sの取出口用破断ライン11Aが重なる部分には、取
出口用破断ライン11Pが形成されている。カバーシー
ト20Pにおいて、カバーシート20Sのリップ用破断
ライン21Aが重なる部分にはリップ用破断ライン21
Pが形成されている。
【0022】図8に基づいて、第2実施形態のウェット
シートの収納袋1Bの製造方法を説明する。まず、原反
ロール2Rから一続きの包装シート2Sが繰り出され
る。この包装シート2Sの裏面に、その走行方向に等間
隔に補強シート2Pが貼着される。前記包装シート2S
の本体フィルム10Sにおける外側端縁には包装シート
2Sの走行方向に沿って等間隔に、図示しない切り目形
成ロール等によって、取出口用破断ライン11Aが形成
される。補強シート2Pの胴部分10Pにおいて、本体
フィルム10Aの取出口用破断ライン11Aが重なる部
分には、取出口用破断ライン11Pが形成されている。
包装シート2Sのカバーシート20Sにおける外側端縁
には少し内側に、図示しないノズルによって、接着剤4
が塗布される。つまり、包装シート2Sにおける一端縁
に沿って取出口用破断ライン11Aが順次形成され、包
装シート2Sにおける他端縁に沿って接着剤4が連続し
て塗布されるのである。換言すれば、包装シート2Sに
おいて、取出口用破断ライン11Aが形成される側の端
縁には、接着剤4は一切塗布されていない。そして、図
示しないロータリーカッター等によって、包装シート2
Sのカバーシート20Sの外側端縁部の一部が包装シー
ト2Sの走行方向に沿って等間隔に切り取られ、この外
側端縁部において、切り取られた部分が側凹部5とな
り、残りの部分がつまみ部22となる。ついで、本体フ
ィルム10Sの前記取出口用破断ライン11Aに対向す
る位置であって、カバーシート20Sの外側端縁部に一
対のリップ用破断ライン21A、21Aが、図示しない
切り目形成ロール等によって、形成される。補強シート
2Pのカバーシート20Pにおいて、カバーシート20
Aのリップ用破断ライン21A、21Aが重なる部分に
はリップ用破断ライン21P、21Pが形成されてい
る。この取出口用破断ライン11Aと一対のリップ用破
断ライン21Aとに挟まれた位置に、平板折りのウェッ
トシートの集積物wsが配置される。
【0023】そして、図示しない折り畳み装置によっ
て、包装シート2Sは補強シート2Pとともにその走行
方向に沿って折り込まれるが、まず、包装シート2Sの
本体フィルム10Sが胴部分10Pとともに平板折りの
ウェットシートの集積物wsに上から被さって包むよう
に折られ、ついで、包装シート2Sのカバーシート20
Sがカバーシート20Pとともに本体フィルム10Sの
取出口用破断ライン11Aの上に重ねて折り込まれる。
したがって、カバーシート20Sはカバーシート20P
とともに胴部分10Pの取出口用破断ライン11Pの上
に接着剤4によって接着される。このように、包装シー
ト2Sおよび補強シート2Pによって、平板折りのウェ
ットシートの集積物wsは連続的に包まれる。そして、
図示しないが、包装シート2Sおよび補強シート2Pに
包まれた隣接する平板折りのウェットシートの集積物w
sの間の間隙部分7が折り込まれて熱シールされる。最
後に、この熱シールされた間隙部分7が包装シート2S
の幅方向に沿ってカットされて、第2実施形態のウェッ
トシートの収納袋1Bとなる。上記のごとき工程が繰り
返され、第2実施形態のウェットシートの収納袋1Bが
連続的に製造される。
【0024】つぎに、第2実施形態のウェットシートの
収納袋1Bの作用・効果を説明する。上記のごとく製造
されたウェットシートの収納袋1Bは、図7に示すよう
に、そのカバーシート20Aが、つまみ部22を除い
て、接着剤4によって本体フィルム10Aに接着されて
いる。このため、ウェットシートの収納袋1Bの内部は
気密に密封されているので、平板折りのウェットシート
の集積物wsの乾燥を防止することができるという効果
を奏する。
【0025】図6〜7に示すように、このウェットシー
トの収納袋1Bから平板折りのウェットシートの集積物
wsを取り出すためには、まず、ウェットシートの収納
袋1Bのつまみ部22をつまんで、本体フィルム10A
からリップ23Aを剥す方向に引っ張る。すると、カバ
ーシート20Aは、その一対のリップ用破断ライン21
A、21Aに沿って破れ、一対のリップ用破断ライン2
1A、21Aで囲まれた部分はリップ23Aとなり、こ
のリップ23Aはその裏面に接着剤4が付いたまま剥が
される。もちろん、カバーシート20Pは、その一対の
リップ用破断ライン21P、21Pに沿って破れ、一対
のリップ用破断ライン21P、21Pで囲まれた部分は
リップ23Pとなる。さらに、つまみ部22をつまんで
リップ23Aを引っ張り、リップ23Aを剥がしながら
カバーシート20Aをそのリップ用破断ライン21A、
21Aに沿って破いていく。リップ23Aの裏面に取出
口部分12Aが接着剤4によって接着されているので、
引っ張り力が取出口部分12Aに加わり、本体フィルム
10Aはその取出口用破断ライン11Aに沿って破れ
る。もちろん、胴部分10Pは取出口用破断ライン11
Pに沿って破れる。さらに、つまみ部22をつまんでリ
ップ23Aを引っ張り、リップ23Aを剥がしながらカ
バーシート20Aをその一対のリップ用破断ライン21
A、21Aに沿って破いていく。すると、本体フィルム
10Aは、その取出口用破断ライン11Aに沿って破れ
続ける。もちろん、胴部分10Pは取出口用破断ライン
11Pに沿って破れ続ける。したがって、取出口部分1
2A、12Pが、いずれも本体フィルム10Aおよび胴
部分10Pから分離され、リップ23Aの内面に貼付さ
れた状態となり、本体フィルム10Aおよび胴部分10
Pにおける取出口部分12A、12Pがあった部分は、
取出口となる。このようにして、取出口部分12A、1
2Pは本体フィルム10Aおよび胴部分10Pからそれ
ぞれ取り去られる。他方、一対のリップ用破断ライン2
1A、21A、21P、21Pに沿って破れ続けるが、
この一対のリップ用破断ライン21A、21A、21
P、21Pの形状がJ字状なので、リップ用破断ライン
21A、21P以外の部分は破れたりせず、かつリップ
用破断ライン21A、21Pの部分のみ破れるという効
果を奏する。
【0026】また、一対のリップ用破断ライン21A、
21A、21P、21Pが破断して気密が崩れても、リ
ップ23A、23Pとなった部分を再び図7の状態に戻
して、取出口をリップ23A、23Pによって閉じれ
ば、リップ23Aの裏面における取出口部分12Aを除
いた部分は接着剤4の層があるので、ウェットシートの
収納袋1Bの内部を再び閉じさせることができるという
効果を奏する。このため、ウェットシートの収納袋1B
を開封してしまっても、リップ23A、23Pの開閉動
作を繰り返し行うことができ、ウェットシートの乾燥を
防止できるという効果を奏する。
【0027】つぎに、第3実施形態のウェットシートの
収納袋1Cを説明する。図9は第3実施形態のウェット
シートの収納袋1Cの概略斜視図であって、リップ23
Cが開いた状態を示している。図10は第3実施形態の
ウェットシートの収納袋1Cの概略斜視図であって、リ
ップ23Cが閉じた状態を示している。図9〜10に示
すように、第3実施形態のウェットシートの収納袋1C
は、赤ちゃんのお尻を拭いたり、油の付いた手から油を
拭い取ったりするための薄いウェットティッシュなどの
ジグザグ折りのウェットシートの集積物wtを収納する
ためのものであって、その上面からジグザグ折りのウェ
ットシートの集積物wtを取出すタイプのものである。
包装フィルム2Cは一枚ものであり、この包装フィルム
2Cで袋本体の前面、上面、後面および底面からなる収
容部分を形作るように巻回し、さらにこの袋本体の後面
と上面後側とにおいて包装フィルム2Cが二重になるよ
うに貼付され、かつ両端縁を接着密閉されている。そし
て、袋本体の後面と上面後側とにおいて外側になってい
る包装フィルム2Cはカバーシート20Cであり、後述
するリップ23Cとなる部分を含んだものである。な
お、ウェットシートの収納袋1Cの包装フィルム2C
は、前記石油化学製品によるフィルムシートや前記複合
シートなどの一枚ものの腰の強い合成樹脂シートでもよ
いし、この合成樹脂シートに補強シートを貼り合わせた
ものであってもよい。
【0028】このウェットシートの収納袋1Cの本体に
おいて、ウェットシートの取出口となる予定部分に、取
出口用破断ライン11Cが形成されている。この取出口
用破断ライン11Cに沿って破いて、取出口部分12C
を取り去れば取出口用破断ライン11Cはウェットシー
トの取出口となる。この取出口において、収納されてい
るジグザグ折りのウェットシートの集積物wtの最上面
のウェットシートの一端縁部が露出する。このため、取
出口となった取出口用破断ライン11Cからジグザグ折
りのウェットシートの集積物wtの最上面のウェットシ
ートを容易に取り出すことができる。もちろん、ジグザ
グ折りのウェットシートの集積物wtの最上面のウェッ
トシートを取り出せば、そのすぐ下面のウェットシート
が追従して持ち上げられるので、ジグザグ折りのウェッ
トシートの集積物wtの全てのウェットシートを取り出
すことができる。なお、取出口用破断ライン11Cは図
ではミシン目となっているが、破断溝であってもよい。
【0029】そして、カバーシート20Cの裏面には、
接着剤4が塗布されており、この接着剤層を介して、カ
バーシート20Cは、本体フィルム10Cの上面に重ね
合わされている。この接着剤4としてはポリエステル
系、アクリル系、ゴム系等の感圧接着剤が好ましく、こ
の感圧接着剤は、何度も着脱動作を繰り返しても密着す
る性質を有しているので、このウェットシートの収納袋
1Cは気密に密封されている。
【0030】このカバーシート20Cには、このカバー
シート20Cの上面部分において、本体フィルム10C
の取出口用破断ライン11Cの左右両側におけるそれぞ
れの位置に、このカバーシート20Cの端縁部からこの
カバーシート20Cの上面における取出口用破断ライン
11Cより奥の部分まで、一対のリップ用破断ライン2
1C、21Cが形成されている。この一対のリップ用破
断ライン21C、21Cはカバーシート20Cの端縁部
から奥に向かって八の字状に開く形状に形成されてい
る。この一対のリップ用破断ライン21C、21Cはい
ずれも、その終端部分が外側に向けてJ字状に形成され
ている。
【0031】つぎに、第3実施形態のウェットシートの
収納袋1Cの作用・効果を説明する。第3実施形態のウ
ェットシートの収納袋1Cは、そのカバーシート20C
が、つまみ部22を除いて、接着剤4によって本体フィ
ルム10Cに接着されている。このため、ウェットシー
トの収納袋1Cの内部は密封されているので、ジグザグ
折りのウェットシートの集積物wtの乾燥を防止するこ
とができるという効果を奏する。
【0032】また、第3実施形態のウェットシートの収
納袋1Cは、第1実施形態のウェットシートの収納袋1
Aと同様に、ウェットシートの収納袋1Cを一度開封し
てしまっても、リップ23Cによってウェットシートの
収納袋1Cの内部を再び気密に閉じさせることができる
という効果を奏する。
【0033】つぎに、第1〜3実施形態のウェットシー
トの収納袋1A、1B、1Cそれぞれにおけるその他の
実施形態を図11、図12および図13〜18に基づい
て説明する。以下では、符号の末尾のA〜Cを略して記
しているものがあるが、これらは第1〜3実施形態に共
通する構成要素の総称である。図11はカバーシート2
0において一対のリップ用破断ライン21、21の形状
が異なるタイプの実施形態を示している。カバーシート
20の端縁部から奥に向かって形成されている一対のリ
ップ用破断ライン21、21の形状は、図11のよう
に、カバーシート20の端縁部から奥に向かって八の字
状に閉じる形状に形成されていてもよい。なお、図では
第3実施形態のウェットシートの収納袋1Cを示してい
るが、第1、2実施形態のウェットシートの収納袋1
A、1Bにおいても、そのカバーシート20における一
対のリップライン21、21の形状は、カバーシート2
0の端縁部から、カバーシート20の上面から側面にか
けて、八の字状に開く形状であっても、閉じる形状であ
ってもよい。
【0034】図12は、ウェットシートの収納袋1の垂
直断面図である。図12(A)は、包装フィルム2をウ
ェットシートの形状に合わせて単に包装しただけではな
く、上下のそれぞれにおける左右の四辺において、包装
フィルム2が重ね合わされた形状である。図12(B)
は、包装フィルム2をウェットシートの形状に合わせて
単に包装した形状である。なお、前記第1〜3実施形態
のウェットシートの収納袋1A、1B、1Cはそれぞ
れ、図12(A)、図12(B)のいずれのタイプのも
のであってもよい。
【0035】図13〜18は、いずれもウェットシート
の収納袋1の平面図である。図13は、カバーシート2
0における一対のリップ用破断ライン21、21の終端
形状が、互いに外側を向いたJ字状に形成されたもので
ある。図14は、カバーシート20における一対のリッ
プ用破断ライン21、21の終端形状が、2つのライン
に分岐しており、この2つのラインがUの字状に形成さ
れたものである。図15は、カバーシート20における
一対のリップ用破断ライン21、21の終端形状が、互
いに外側を向いたδ字状に形成されたものである。図1
6は、カバーシート20における一対のリップ用破断ラ
イン21、21の終端形状が、互いに外側に向けて、収
納袋の後縁部に沿って一直線に延びている形状に形成さ
れたものである。図17は、カバーシート20における
一対のリップ用破断ライン21、21の終端形状が、2
つのラインに分岐しており、この2つのラインが、収納
袋の後縁部に沿って一直線に延びている形状に形成され
たものである。図18は、カバーシート20における一
対のリップ用破断ライン21、21が、直線ラインと、
一対のリップ用破断ライン21、21間に左右一対のU
の字状に形成されたリップ用破断ライン21とからなる
ものである。なお、前記第1〜3実施形態のウェットシ
ート1A、1B、1Cのそれぞれにおけるリップ用破断
ライン21の切込み終端の形状は、図13〜18はもち
ろんのこと、種々の形状を採択しうる。また、図15お
よび図18に示すように、つまみ部22の形状も種々の
形状を採択しうる。
【0036】
【発明の効果】請求項1のウェットシートの収納袋によ
れば、リップを何度も開閉させても、袋の内部を気密に
閉じることができ、収納された残りの平板折りのウェッ
トシートを乾燥を防止することができる。請求項2のウ
ェットシートの収納袋によれば、リップを何度も開閉さ
せても、袋の内部を気密に閉じることができ、収納され
た残りのジグザグ折りのウェットシートを乾燥を防止す
ることができる。請求項3のウェットシートの収納袋に
よれば、リップを何度も開閉させても、袋の内部を気密
に閉じることができ、収納された残りのウェットシート
の乾燥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aの
概略斜視図であって、リップ23Aが開いた状態であ
る。
【図2】第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aの
概略斜視図であって、リップ23Aが閉じた状態であ
る。
【図3】図2の III−III 線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】第1実施形態のウェットシートの収納袋1Aの
製造工程を示す説明図である。
【図6】第2実施形態のウェットシートの収納袋1Bの
概略斜視図であって、リップ23Bが開いた状態であ
る。
【図7】第2実施形態のウェットシートの収納袋1Bの
概略斜視図であって、リップ23Bが閉じた状態であ
る。
【図8】第2実施形態のウェットシートの収納袋1Bの
製造工程を示す説明図である。
【図9】第3実施形態のウェットシートの収納袋1Cの
概略斜視図であって、リップ23Cが開いた状態であ
る。
【図10】第3実施形態のウェットシートの収納袋1C
の概略斜視図であって、リップ23Cが閉じた状態であ
る。
【図11】第3実施形態のウェットシートの収納袋1C
の他の例の概略斜視図である。
【図12】ウェットシートの収納袋1の垂直断面図であ
る。
【図13】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【図14】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【図15】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【図16】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【図17】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【図18】ウェットシートの収納袋1の平面図である。
【符号の説明】
1A ウェットシートの収納袋 1B ウェットシートの収納袋 1C ウェットシートの収納袋 2A 包装フィルム 2C 包装フィルム 2P 補強シート 10A 本体フィルム 10C 本体フィルム 10P 胴部分 11A 取出口用破断ライン 11C 取出口用破断ライン 11P 取出口用破断ライン 20A カバーシート 20C カバーシート 20P カバーシート 21A リップ用破断ライン 21C リップ用破断ライン 21P リップ用破断ライン 23A リップ 23C リップ 23P リップ ws 平板折りのウェットシートの集積物 wt ジグザグ折りのウェットシートの集積物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−293368(JP,A) 実開 平3−29449(JP,U) 実開 昭57−92673(JP,U) 実開 昭58−161879(JP,U) 実開 昭61−93197(JP,U) 実開 平7−17779(JP,U) 実開 昭49−47018(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 77/36 A47K 7/00 B65D 83/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の長い合成樹脂製シートを走行させな
    がら巻回して、平板折りのウェットシートの集積物
    、気密に密封た、腰の強い合成樹脂シート製の袋
    であって、 収容部分を構成する本体フィルムと重ね合わせて密封す
    るためのカバーシートとが一枚ものであり、 該袋の上面から前面にかけて、取出口となる予定部分を
    囲む取出口用破断ラインが形成され、 前記取出口となる予定部分より広い面積の前記カバーシ
    ートの裏面に接着剤が塗布され接着剤層が形成されてお
    り、該接着剤層を介して該取出口となる予定部分と、そ
    の周囲とが気密に、かつ剥離接着繰返し自在に貼着さ
    れ、 該カバーシートの上面から前面にかける部分において、
    前記取出口となる予定部分の両側におけるそれぞれの位
    置に、該カバーシートの端縁部から、該カバーシートの
    前面における前記取出口となる予定部分より低い位置ま
    で、一対のリップ用破断ラインが形成されたことを特徴
    とするウェットシートの収納袋。
  2. 【請求項2】帯状の長い合成樹脂製シートを走行させな
    がら巻回して、ジグザグ折りのウェットシートの集積物
    収納、気密に密封た、腰の強い合成樹脂シート製
    の袋であって、 収容部分を構成する本体フィルムと重ね合わせて密封す
    るためのカバーシートとが一枚ものであり、 該袋の上面において、取出口となる予定部分を囲む取出
    口用破断ラインが形成され、 前記取出口となる予定部分より広い面積の前記カバーシ
    ートの裏面に接着剤が塗布され接着剤層が形成されてお
    り、該接着剤層を介して該取出口となる予定部分と、そ
    の周囲に気密に、かつ剥離接着繰返し自在に貼着され、 該カバーシートの上面部分において、前記取出口となる
    予定部分の両側におけるそれぞれの位置に、該カバーシ
    ートの端縁部から、カバーシートの側面における前記取
    出口となる予定部分より奥の位置まで一対のリップ用破
    断ラインが形成されたことを特徴とするウェットシート
    の収納袋。
  3. 【請求項3】前記袋に、その胴部を包む補強シートが貼
    着され、 該補強シートにおいて、前記袋の前記取出口用破断ライ
    ンに重なる位置に取出口用破断ラインが形成され、 前記補強シートにおいて、前記袋の前記一対のリップ用
    破断ラインに重なる位置にそれぞれ一対のリップ用破断
    ラインが形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のウェットシートの収納袋。
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