JP2004175190A - 牽引フック用カバーの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバーを容易に開くことができる牽引フック用カバーの取付構造を提供する。
【解決手段】カバー3を、閉状態で一端部を押すことにより中間部を中心に回転するようにし、回転した状態から容易に開口部2から外して開状態にするできるようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】カバー3を、閉状態で一端部を押すことにより中間部を中心に回転するようにし、回転した状態から容易に開口部2から外して開状態にするできるようにした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、牽引フック用カバーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体前端部には牽引フックが設けられ、その牽引フックを覆うバンパには、牽引フックに係止させる牽引ロープを通すための開口部が形成されている。この開口部は通常時はカバーにて閉塞され、牽引フックの使用時のみ開口部から外されるようになっている。
【0003】
この種の構造における開口部には、左右両縁に上下一対の挿通孔がそれぞれ形成され、またカバー側にはその挿通孔内に挿入させる上下一対の係止片と係留片が形成されている。
【0004】
係止片には係止用と仮保持用の二段爪が形成されている。係留片は長尺で、途中には傾斜したガイド部が形成され、先端にはストッパが形成されている。そして、カバーを塗装前のバンパの開口部に最初に取付ける際に、係止片における仮保持用の爪を挿通孔に係合させ、且つ係留片のガイド部の先端側の曲がり部を挿通孔に係合させることにより、カバーを開口部よりも若干外側位置で仮保持する。
【0005】
カバーをこのような仮保持状態にするのは、カバーの側面を露出させた状態にするためである。このような仮保持状態で、カバーとバンパとを同一工程で同時塗装することにより、バンパで隠されるカバーの側面まで、バンパと同一色の塗装を同一の色調で均一に施すことができる。
【0006】
塗装後は、カバーを開口部内に押し込むことにより、係止片における係止用の爪が挿通孔に係合し、係留片のガイド部の基端側の曲がり部が挿通孔に係合して、カバーにより開口部が塞がれる。
【0007】
そして、開口部を開けて牽引ロープを内部に入れる場合は、まずカバーの係止片側の端部を押して内側に変形させ、係止片の係止用爪と挿通孔との係合を解除させる。そして、その変形を維持したまま、係止片に形成された二段爪が挿通孔の縁に干渉しないように注意しながら挿通孔から抜き、カバーを係留片を中心にして回転させる。
【0008】
回転後、係留片も先端のストッパが挿通孔に係合するまで挿通孔から抜き方向に引き出される。そして、カバーは係留片のみで開口部と連結された開状態となり、開状態となった開口部から係留ロープを内部に入れて、牽引フックと係合させることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−329629号公報(第4頁、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、カバーを開く際に、カバーの係止片側の端部を内側に押して係合を解除し、その端部を変形させたままの状態で、カバーを回転させる構造になっているため、カバーの操作性が悪く、カバーが容易に開かない場合がある。
【0011】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、カバーを容易に開くことができる牽引フック用カバーの取付構造を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、バンパに形成された牽引フック用の開口部にカバーを取付け、該カバーの開口部に対する係合状態により、カバーが開口部を塞いだ閉状態と、カバーが一部を係留させた状態で開口部から外された開状態と、カバーが側面を露出させた状態で開口部よりも若干外側に位置した仮保持状態とが得られる牽引フック用カバーの取付構造であって、前記カバーは、閉状態で一端部を押すことにより中間部を中心に回転するように取付けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、開口部における一対の対向縁の中間部に、互いに向かい合った状態で開口部内へ突出する軸部を形成すると共に、該一対の対向縁以外の一縁付近にスリットを形成し、カバーの軸部に対応する位置に、先端から溝部が切欠形成された一対の支持片を突設し、該溝部を閉状態から仮保持状態に至る範囲で軸部に対してスライド自在に係合させる共に、該溝部の基端部側に閉状態で軸部が回転自在に保持される軸受部を形成し、カバーにおける押す側の一端部とは反対側の他端部に、スリットを貫通する係留片を形成し、該係留片の途中に、仮保持状態でスリットの外側に係合し且つ閉状態でスリットの内側に係合すると共に、弾性変形によりスリットを通過自在な弾凸部を形成し、係留片の先端側に、開状態でスリットの内側に係合して係留片の脱落を防止するストッパを形成したことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、弾凸部が断面中空構造で、スリットを通過する際に弾性復元力により通過方向への推進力を発生させることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、ストッパが係留片の弾凸部と同じ側に形成され、且つ仮保持状態ではスリットの内部に位置してスリットに弾接した状態となることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、軸部及び支持片を左右両端部に形成し、スリット及び係留片を下端部に形成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、閉状態のカバーの一端部を押すだけで、カバーが中間部を中心に回転し、カバーの他端部が、開口部から外側へ飛び出すため、その外側に飛び出したカバーの他端部を手で持って、カバーをそのまま開口部から外し、開状態にすることができる。このように、カバーを開く際の操作性が良いため、誰でも容易にカバーを開くことができる。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、カバーの一端部を押すことで、カバーが軸部を中心に回転する。回転後に開口部から外されたカバーは、係留片の先端のストッパがスリットに係合することで、開口部から脱落せず、開口部に対して係留された状態が維持される。また、塗装前のバンパの開口部にカバーを仮保持状態で取付ける場合は、カバーの支持片に形成された溝部を開口部の軸部に挿入して、そのまま開口部側へスライドさせると、弾凸部がスリットの外側に当接して、カバーが仮保持状態で位置決めされる。塗装後は、更にカバーを押し込めば、弾凸部がスリットを通過して閉状態となる。閉状態では、溝部の軸受部内に軸部が保持され、スリットを通過した弾凸部がスリットの内側に係合するため、安定した閉状態が得られる。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、カバーの一端部を押して回転させることにより、弾凸部がスリットの内側から外側へ通過するが、その弾凸部がスリットの外側へ通過する際に、弾凸部の弾性復元力により通過方向への推進力が生じるため、カバーを回転させる操作を容易且つ確実に行うことができる。
【0020】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2、3の発明の効果に加えて、弾凸部が仮保持状態でスリットの内部に位置してスリットに弾接するため、仮保持状態においてカバーがぐらつかず、確実な塗装作業を行うことができる。
【0021】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の発明の効果に加えて、折曲部係留片が下側にあるため、カバーの重力により開状態が維持される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1は、自動車のフロント側のバンパ1を示すもので、そのバンパ1の前面には開口部2が形成され、そこにカバー3が取付けられている。
【0023】
図2に示すように、開口部2は概略四角形で、その周縁部にはフランジ4が内側に向けて形成されている。更に、そのフランジ4における左右両縁の中間部から下縁にかけて、フランジ4の先端から開口部2の中心に向けて折曲部5が形成されている。
【0024】
そして、左右両側の折曲部5には、開口部2のちょうど上下中間に位置する軸部6が互いに向かい合った状態で形成されている。この軸部6の開口部2側へ突出した部分は円柱形状になっている。
【0025】
更に、下側の折曲部5には横長のスリット7が形成されている。このスリット7の下縁には後方へ突出するリブ8が形成され、このリブ8により、スリット7の下面が後方へ延長された状態となっている。
【0026】
一方、カバー3の周縁にもフランジ9が形成され、カバー3自体が側面を有する形状になっている。このカバー3の裏面には、左右両側に前記軸部6に対応する支持片10が突設されている。
【0027】
支持片10の先端からは溝部11が切欠形成されている。この溝部11は軸部6に対して所定のフリクションをもった状態でスライド自在で、その基端部には細幅部12を介して概略円形の軸受部13が形成されている。この軸受部13は軸部6に対応するサイズを有し、軸部6を内部に保持した状態で、所定のフリクションをもちながら回転することができる。
【0028】
更に、カバー3の裏面には、スリット7に対応する下端部(他端部)に長尺の係留片14が突設されている。係留片14の下面には途中位置にアーチ形をした断面中空構造の弾凸部15が形成されている。係留片14における弾凸部15よりも先の部分は厚みが薄く形成され、撓み易くされている。
【0029】
そして、係留片14の下面には弾凸部15よりも若干先端側に弾性片状の第1ストッパ16が斜め基端側へ向けて形成され、係留片14の上面には最先端位置に弾性片状の第2ストッパ17が同じく斜め基端側へ向けて形成されている。
【0030】
次に、カバー3の開口部2に対する係合状態を、図5〜図10に基づいて順に説明する。
【0031】
仮保持状態(図5):
塗装前のバンパ1の開口部2内に、カバー3の支持片10及び係留片14を入れて、まず係留片14の先端をスリット7内に挿入する。そして、そのままカバー3を開口部2側に押し、今度は軸部6を支持片10の溝部11内に係合させる。
【0032】
溝部11内に軸部6が入り込んだ後、係留片14の下面に形成された弾凸部15がスリット7の外側に係合し、カバー3が仮保持位置に位置決めされる。仮保持位置では、カバー3が側面を露出させて、開口部2よりも若干外側に位置した状態となる。この状態では、スリット7の下面がリブ8により後方に延長されていることから、第1ストッパ16の端末がスリット7から抜けきらずに、スリット7の下面に弾接する。
【0033】
このように、カバー3の中間部では、支持片10の溝部11が所定のフリクションで軸部6と接触し、カバー3の下側では、弾凸部15がスリット7の外側に係合し且つ第1ストッパ16がスリット7の下面に弾接することで、カバー3を仮保持状態にしたままバンパ1を塗装工程に通しても、カバー3がぐらついたりすることはなく、カバー3及びバンパ1に対する塗装作業を確実に行うことができる。そして、カバー3に対しては、バンパ1と同一色の塗装を、同じ色調で、側面まで均一に施すことができる。
【0034】
閉状態(図6):
塗装後は、カバー3を開口部2内に押し込み、軸部6を細幅部12を越えて軸受部13内へ位置させると共に、係留片14の弾凸部15をスリット7に通してスリット7の内側に係合させる。このようにすることで、カバー3の中間部と下端部の抜けが防止されるため、カバー3より開口部2を確実に閉塞した閉状態が得られる。
【0035】
回転操作・初期(図7):
カバー3の上端部(一端部)を所定の操作力Fで押すと、カバー3が軸部6を中心に回転しはじめ、反対側にある係留片14がスリット7から抜かれはじめる。係留片14と一体の弾凸部15もスリット7内に入り込み、スリット7を通過しようとする。
【0036】
回転操作・終期(図8):
そして、弾凸部15がスリット7を通過する過程で、弾凸部15の頂部(中心)がスリット7を越えると、今度は弾凸部15の弾性復元力により、係留片14に通過方向への推進力が発生し、カバー3が自動的に回転する。従って、カバー3を回転させる操作が容易且つ確実となる。カバー3は下側の第1ストッパ16の先端がスリット7の周辺部に当たるまで回転し、カバー3の下端部が大きく開口部2から外側へ飛び出した状態となる。
【0037】
軸部からの離脱状態(図9):
従って、その外側へ大きく飛び出したカバー3の下端部を手でもって、カバー3を下側に回転させながら引き出せば、軸部6が軸受部13及び溝部11から抜け出し、カバー3が開口部2から外れる。但し、係留片14の第1ストッパ16がスリット7の外側に係合するため、カバー3から手を離しても、カバー3が開口部2から脱落することはない。
【0038】
開状態(図10):
カバー3から手を離しただけでは、第1ストッパ16だけがスリット7に係合し、弾凸部15が開口部2の下側のフランジ4の角部に落ち込んだ状態となるだけなので、カバー3を更に下方へ引き出して開口部2を大きく開放した開状態にする。このようにしても、第1ストッパ16が撓みながらスリット7の下側に係合し、第2ストッパ17がスリット7の上側に係合するため、カバー3の脱落が防止された状態は確実に維持される。また、係留片14が下側にあるため、カバー3の重力によりカバー3の開状態が維持され、カバー3が勝手に開口部2を塞いだ状態に戻ることはない。そして、開放された開口部2から牽引ロープ18を入れて、内部の図示せぬ牽引フックに係合し、車体を牽引することができる。尚、牽引後は、前述とは逆の動作により、図6の閉状態まで戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンパを示す斜視図。
【図2】カバー及び開口部の構造をバンパの裏側から見た斜視図。
【図3】仮保持状態における係留片のスリットに対する係合状態を示す断面図。
【図4】閉状態における係留片のスリットに対する係合状態を示す断面図。
【図5】仮保持状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図6】閉状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図7】回転初期状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図8】回転終期状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図9】軸部からの離脱状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図10】開状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【符号の説明】
1 バンパ
2 開口部
3 カバー
6 軸部
7 スリット
10 支持片
11 溝部
13 軸受部
14 係留片
15 弾凸部
16 第1ストッパ
17 第2ストッパ
【発明の属する技術分野】
この発明は、牽引フック用カバーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体前端部には牽引フックが設けられ、その牽引フックを覆うバンパには、牽引フックに係止させる牽引ロープを通すための開口部が形成されている。この開口部は通常時はカバーにて閉塞され、牽引フックの使用時のみ開口部から外されるようになっている。
【0003】
この種の構造における開口部には、左右両縁に上下一対の挿通孔がそれぞれ形成され、またカバー側にはその挿通孔内に挿入させる上下一対の係止片と係留片が形成されている。
【0004】
係止片には係止用と仮保持用の二段爪が形成されている。係留片は長尺で、途中には傾斜したガイド部が形成され、先端にはストッパが形成されている。そして、カバーを塗装前のバンパの開口部に最初に取付ける際に、係止片における仮保持用の爪を挿通孔に係合させ、且つ係留片のガイド部の先端側の曲がり部を挿通孔に係合させることにより、カバーを開口部よりも若干外側位置で仮保持する。
【0005】
カバーをこのような仮保持状態にするのは、カバーの側面を露出させた状態にするためである。このような仮保持状態で、カバーとバンパとを同一工程で同時塗装することにより、バンパで隠されるカバーの側面まで、バンパと同一色の塗装を同一の色調で均一に施すことができる。
【0006】
塗装後は、カバーを開口部内に押し込むことにより、係止片における係止用の爪が挿通孔に係合し、係留片のガイド部の基端側の曲がり部が挿通孔に係合して、カバーにより開口部が塞がれる。
【0007】
そして、開口部を開けて牽引ロープを内部に入れる場合は、まずカバーの係止片側の端部を押して内側に変形させ、係止片の係止用爪と挿通孔との係合を解除させる。そして、その変形を維持したまま、係止片に形成された二段爪が挿通孔の縁に干渉しないように注意しながら挿通孔から抜き、カバーを係留片を中心にして回転させる。
【0008】
回転後、係留片も先端のストッパが挿通孔に係合するまで挿通孔から抜き方向に引き出される。そして、カバーは係留片のみで開口部と連結された開状態となり、開状態となった開口部から係留ロープを内部に入れて、牽引フックと係合させることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−329629号公報(第4頁、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、カバーを開く際に、カバーの係止片側の端部を内側に押して係合を解除し、その端部を変形させたままの状態で、カバーを回転させる構造になっているため、カバーの操作性が悪く、カバーが容易に開かない場合がある。
【0011】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、カバーを容易に開くことができる牽引フック用カバーの取付構造を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、バンパに形成された牽引フック用の開口部にカバーを取付け、該カバーの開口部に対する係合状態により、カバーが開口部を塞いだ閉状態と、カバーが一部を係留させた状態で開口部から外された開状態と、カバーが側面を露出させた状態で開口部よりも若干外側に位置した仮保持状態とが得られる牽引フック用カバーの取付構造であって、前記カバーは、閉状態で一端部を押すことにより中間部を中心に回転するように取付けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、開口部における一対の対向縁の中間部に、互いに向かい合った状態で開口部内へ突出する軸部を形成すると共に、該一対の対向縁以外の一縁付近にスリットを形成し、カバーの軸部に対応する位置に、先端から溝部が切欠形成された一対の支持片を突設し、該溝部を閉状態から仮保持状態に至る範囲で軸部に対してスライド自在に係合させる共に、該溝部の基端部側に閉状態で軸部が回転自在に保持される軸受部を形成し、カバーにおける押す側の一端部とは反対側の他端部に、スリットを貫通する係留片を形成し、該係留片の途中に、仮保持状態でスリットの外側に係合し且つ閉状態でスリットの内側に係合すると共に、弾性変形によりスリットを通過自在な弾凸部を形成し、係留片の先端側に、開状態でスリットの内側に係合して係留片の脱落を防止するストッパを形成したことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、弾凸部が断面中空構造で、スリットを通過する際に弾性復元力により通過方向への推進力を発生させることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、ストッパが係留片の弾凸部と同じ側に形成され、且つ仮保持状態ではスリットの内部に位置してスリットに弾接した状態となることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、軸部及び支持片を左右両端部に形成し、スリット及び係留片を下端部に形成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、閉状態のカバーの一端部を押すだけで、カバーが中間部を中心に回転し、カバーの他端部が、開口部から外側へ飛び出すため、その外側に飛び出したカバーの他端部を手で持って、カバーをそのまま開口部から外し、開状態にすることができる。このように、カバーを開く際の操作性が良いため、誰でも容易にカバーを開くことができる。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、カバーの一端部を押すことで、カバーが軸部を中心に回転する。回転後に開口部から外されたカバーは、係留片の先端のストッパがスリットに係合することで、開口部から脱落せず、開口部に対して係留された状態が維持される。また、塗装前のバンパの開口部にカバーを仮保持状態で取付ける場合は、カバーの支持片に形成された溝部を開口部の軸部に挿入して、そのまま開口部側へスライドさせると、弾凸部がスリットの外側に当接して、カバーが仮保持状態で位置決めされる。塗装後は、更にカバーを押し込めば、弾凸部がスリットを通過して閉状態となる。閉状態では、溝部の軸受部内に軸部が保持され、スリットを通過した弾凸部がスリットの内側に係合するため、安定した閉状態が得られる。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、カバーの一端部を押して回転させることにより、弾凸部がスリットの内側から外側へ通過するが、その弾凸部がスリットの外側へ通過する際に、弾凸部の弾性復元力により通過方向への推進力が生じるため、カバーを回転させる操作を容易且つ確実に行うことができる。
【0020】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2、3の発明の効果に加えて、弾凸部が仮保持状態でスリットの内部に位置してスリットに弾接するため、仮保持状態においてカバーがぐらつかず、確実な塗装作業を行うことができる。
【0021】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の発明の効果に加えて、折曲部係留片が下側にあるため、カバーの重力により開状態が維持される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1は、自動車のフロント側のバンパ1を示すもので、そのバンパ1の前面には開口部2が形成され、そこにカバー3が取付けられている。
【0023】
図2に示すように、開口部2は概略四角形で、その周縁部にはフランジ4が内側に向けて形成されている。更に、そのフランジ4における左右両縁の中間部から下縁にかけて、フランジ4の先端から開口部2の中心に向けて折曲部5が形成されている。
【0024】
そして、左右両側の折曲部5には、開口部2のちょうど上下中間に位置する軸部6が互いに向かい合った状態で形成されている。この軸部6の開口部2側へ突出した部分は円柱形状になっている。
【0025】
更に、下側の折曲部5には横長のスリット7が形成されている。このスリット7の下縁には後方へ突出するリブ8が形成され、このリブ8により、スリット7の下面が後方へ延長された状態となっている。
【0026】
一方、カバー3の周縁にもフランジ9が形成され、カバー3自体が側面を有する形状になっている。このカバー3の裏面には、左右両側に前記軸部6に対応する支持片10が突設されている。
【0027】
支持片10の先端からは溝部11が切欠形成されている。この溝部11は軸部6に対して所定のフリクションをもった状態でスライド自在で、その基端部には細幅部12を介して概略円形の軸受部13が形成されている。この軸受部13は軸部6に対応するサイズを有し、軸部6を内部に保持した状態で、所定のフリクションをもちながら回転することができる。
【0028】
更に、カバー3の裏面には、スリット7に対応する下端部(他端部)に長尺の係留片14が突設されている。係留片14の下面には途中位置にアーチ形をした断面中空構造の弾凸部15が形成されている。係留片14における弾凸部15よりも先の部分は厚みが薄く形成され、撓み易くされている。
【0029】
そして、係留片14の下面には弾凸部15よりも若干先端側に弾性片状の第1ストッパ16が斜め基端側へ向けて形成され、係留片14の上面には最先端位置に弾性片状の第2ストッパ17が同じく斜め基端側へ向けて形成されている。
【0030】
次に、カバー3の開口部2に対する係合状態を、図5〜図10に基づいて順に説明する。
【0031】
仮保持状態(図5):
塗装前のバンパ1の開口部2内に、カバー3の支持片10及び係留片14を入れて、まず係留片14の先端をスリット7内に挿入する。そして、そのままカバー3を開口部2側に押し、今度は軸部6を支持片10の溝部11内に係合させる。
【0032】
溝部11内に軸部6が入り込んだ後、係留片14の下面に形成された弾凸部15がスリット7の外側に係合し、カバー3が仮保持位置に位置決めされる。仮保持位置では、カバー3が側面を露出させて、開口部2よりも若干外側に位置した状態となる。この状態では、スリット7の下面がリブ8により後方に延長されていることから、第1ストッパ16の端末がスリット7から抜けきらずに、スリット7の下面に弾接する。
【0033】
このように、カバー3の中間部では、支持片10の溝部11が所定のフリクションで軸部6と接触し、カバー3の下側では、弾凸部15がスリット7の外側に係合し且つ第1ストッパ16がスリット7の下面に弾接することで、カバー3を仮保持状態にしたままバンパ1を塗装工程に通しても、カバー3がぐらついたりすることはなく、カバー3及びバンパ1に対する塗装作業を確実に行うことができる。そして、カバー3に対しては、バンパ1と同一色の塗装を、同じ色調で、側面まで均一に施すことができる。
【0034】
閉状態(図6):
塗装後は、カバー3を開口部2内に押し込み、軸部6を細幅部12を越えて軸受部13内へ位置させると共に、係留片14の弾凸部15をスリット7に通してスリット7の内側に係合させる。このようにすることで、カバー3の中間部と下端部の抜けが防止されるため、カバー3より開口部2を確実に閉塞した閉状態が得られる。
【0035】
回転操作・初期(図7):
カバー3の上端部(一端部)を所定の操作力Fで押すと、カバー3が軸部6を中心に回転しはじめ、反対側にある係留片14がスリット7から抜かれはじめる。係留片14と一体の弾凸部15もスリット7内に入り込み、スリット7を通過しようとする。
【0036】
回転操作・終期(図8):
そして、弾凸部15がスリット7を通過する過程で、弾凸部15の頂部(中心)がスリット7を越えると、今度は弾凸部15の弾性復元力により、係留片14に通過方向への推進力が発生し、カバー3が自動的に回転する。従って、カバー3を回転させる操作が容易且つ確実となる。カバー3は下側の第1ストッパ16の先端がスリット7の周辺部に当たるまで回転し、カバー3の下端部が大きく開口部2から外側へ飛び出した状態となる。
【0037】
軸部からの離脱状態(図9):
従って、その外側へ大きく飛び出したカバー3の下端部を手でもって、カバー3を下側に回転させながら引き出せば、軸部6が軸受部13及び溝部11から抜け出し、カバー3が開口部2から外れる。但し、係留片14の第1ストッパ16がスリット7の外側に係合するため、カバー3から手を離しても、カバー3が開口部2から脱落することはない。
【0038】
開状態(図10):
カバー3から手を離しただけでは、第1ストッパ16だけがスリット7に係合し、弾凸部15が開口部2の下側のフランジ4の角部に落ち込んだ状態となるだけなので、カバー3を更に下方へ引き出して開口部2を大きく開放した開状態にする。このようにしても、第1ストッパ16が撓みながらスリット7の下側に係合し、第2ストッパ17がスリット7の上側に係合するため、カバー3の脱落が防止された状態は確実に維持される。また、係留片14が下側にあるため、カバー3の重力によりカバー3の開状態が維持され、カバー3が勝手に開口部2を塞いだ状態に戻ることはない。そして、開放された開口部2から牽引ロープ18を入れて、内部の図示せぬ牽引フックに係合し、車体を牽引することができる。尚、牽引後は、前述とは逆の動作により、図6の閉状態まで戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンパを示す斜視図。
【図2】カバー及び開口部の構造をバンパの裏側から見た斜視図。
【図3】仮保持状態における係留片のスリットに対する係合状態を示す断面図。
【図4】閉状態における係留片のスリットに対する係合状態を示す断面図。
【図5】仮保持状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図6】閉状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図7】回転初期状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図8】回転終期状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図9】軸部からの離脱状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【図10】開状態におけるカバーと開口部との関係を示す断面図。
【符号の説明】
1 バンパ
2 開口部
3 カバー
6 軸部
7 スリット
10 支持片
11 溝部
13 軸受部
14 係留片
15 弾凸部
16 第1ストッパ
17 第2ストッパ
Claims (5)
- バンパに形成された牽引フック用の開口部にカバーを取付け、該カバーの開口部に対する係合状態により、カバーが開口部を塞いだ閉状態と、カバーが一部を係留させた状態で開口部から外された開状態と、カバーが側面を露出させた状態で開口部よりも若干外側に位置した仮保持状態とが得られる牽引フック用カバーの取付構造であって、
前記カバーは、閉状態で一端部を押すことにより中間部を中心に回転するように取付けられていることを特徴とする牽引フック用カバーの取付構造。 - 請求項1に記載の牽引フック用カバーの取付構造であって、
開口部における一対の対向縁の中間部に、互いに向かい合った状態で開口部内へ突出する軸部を形成すると共に、該一対の対向縁以外の一縁付近にスリットを形成し、
カバーの軸部に対応する位置に、先端から溝部が切欠形成された一対の支持片を突設し、該溝部を閉状態から仮保持状態に至る範囲で軸部に対してスライド自在に係合させる共に、該溝部の基端部側に閉状態で軸部が回転自在に保持される軸受部を形成し、
カバーにおける押す側の一端部とは反対側の他端部に、スリットを貫通する係留片を形成し、
該係留片の途中に、仮保持状態でスリットの外側に係合し且つ閉状態でスリットの内側に係合すると共に、弾性変形によりスリットを通過自在な弾凸部を形成し、
係留片の先端側に、開状態でスリットの内側に係合して係留片の脱落を防止するストッパを形成したことを特徴とする牽引フック用カバーの取付構造。 - 請求項2に記載の牽引フック用カバーの取付構造であって、
弾凸部が断面中空構造で、スリットを通過する際に弾性復元力により通過方向への推進力を発生させることを特徴とする牽引フック用カバーの取付構造。 - 請求項2又は請求項3に記載の牽引フック用カバーの取付構造であって、
ストッパが係留片の弾凸部と同じ側に形成され、且つ仮保持状態ではスリットの内部に位置してスリットに弾接した状態となることを特徴とする牽引フック用カバーの取付構造。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の牽引フック用カバーの取付構造であって、
軸部及び支持片を左右両端部に形成し、スリット及び係留片を下端部に形成したことを特徴とする牽引フック用カバーの取付構造。
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