JPH10223310A - 接続器 - Google Patents

接続器

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JPH10223310A
JPH10223310A JP9024758A JP2475897A JPH10223310A JP H10223310 A JPH10223310 A JP H10223310A JP 9024758 A JP9024758 A JP 9024758A JP 2475897 A JP2475897 A JP 2475897A JP H10223310 A JPH10223310 A JP H10223310A
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locking
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/02Connectors or connections adapted for particular applications for antennas

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 差込みプラグとジャックとをきちんと接続す
れば、差込みプラグとジャックとの少なくとも一方が引
っ張られても、差込みプラグとジャックとの接続が外れ
ない接続器を提供する。 【解決手段】 差込みプラグ2のプラグ本体21の外周
面22からは、没入後は弾性力によって初期位置に自動
復帰する出没自在のロック部24を突出させる。ジャッ
ク3のソケット31のプラグ挿入口32側の端部を、全
周に亘りソケット31内へ折り返して、ソケット31の
プラグ挿入口32側の内周全周に、差込みプラグ2のロ
ック部24を弾性変位を介してソケット31内で係止す
る係止部33を形成する。その係止部33に対するロッ
ク部24の係止を、係止反力がロック部24の弾性変位
を起こさない方向に作用する係止とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差込みプラグとジ
ャックよりなる接続器、特に、自動車用アンテナと送受
信機とを結ぶ配線ケーブルに使用される接続器の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3,図4は、実公平2−11743号
公報に記載されているものであって、従来技術の一例を
示している。この接続器Aは、自動車用アンテナと送受
信機とを結ぶ配線ケーブルに使用されるものであって、
差込みプラグA1とジャックA2よりなっている。
【0003】差込みプラグA1は、先端に差込ピンaが
植設されたプラグ本体bを具備し、このプラグ本体bに
は、ジャックA2のソケットの内周面に圧接するスプリ
ング片cが装着されており、プラグ本体bの外周面b1
からは、没入後は弾性力によって初期位置に自動復帰す
る出没自在のロック部dと、そのロック部dを強制的に
没入させ、弾性力によって初期位置に自動復帰する出没
自在のロック解除部eとが突出している。
【0004】ジャックA2は、差込みプラグA1のプラ
グ本体bが挿入される筒状のソケットfを具備し、この
ソケットfは、外筒f1と、その外筒f1の内周面に密
着する金属スリーブf2よりなり、差込みプラグA1を
挿入するプラグ挿入口g側の内周全周には、ジャックA
2内への差込みプラグA1の装着時に、差込みプラグA
1のロック部dの弾性変位を介してロック部dをソケッ
トf内で係止する係止部hが形成されている。
【0005】なお、図3,図4において、符号mは差込
みプラグA1に取り付けられた配線ケーブルを、符号n
はジャックA2に取り付けられた配線ケーブルをそれぞ
れ示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
接続器Aでは、ジャックA2のソケットfの係止部hの
内周面iが、ソケットfの奥の方からプラグ挿入口gへ
向かって徐々に縮径された傾斜面となっており、ジャッ
クA2内への差込みプラグA1の装着後は、図4に明瞭
に図示されているように、前記傾斜面である内周面iに
差込みプラグA1の出没自在のロック部dの上端が当接
して、差込みプラグA1のロック部dがジャックA2の
ソケットfの係止部hに係止されている。
【0007】このため、従来の接続器Aでは、ジャック
A2内への差込みプラグA1の装着後に、差込みプラグ
A1とジャックA2との少なくとも一方が引っ張られる
と、差込みプラグA1の出没自在のロック部dには、ロ
ック部dの弾性変位を起こす方向に係止反力が作用する
ため、ロック部dは、ジャックA2の係止部hの内周面
iに沿って徐々に没入してしまう。
【0008】従って、従来の接続器Aには、差込みプラ
グA1とジャックA2とをきちんと接続しても、差込み
プラグA1とジャックA2との少なくとも一方が引っ張
られると、差込みプラグA1とジャックA2との接続が
外れてしまう、という問題点があった。
【0009】そこで、本発明では、差込みプラグとジャ
ックとをきちんと接続すれば、差込みプラグとジャック
との少なくとも一方が引っ張られても、差込みプラグと
ジャックとの接続が外れない接続器を提供することを課
題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、差込みプラグとジ
ャックよりなり、該差込みプラグは、先端に差込ピンが
植設されたプラグ本体を具備し、該プラグ本体の外周面
からは、没入後は弾性力によって初期位置に自動復帰す
る出没自在のロック部が突出しており、前記ジャック
は、差込みプラグのプラグ本体が挿入される筒状のソケ
ットを具備し、該ソケットにおける差込みプラグを挿入
するプラグ挿入口側の内周全周には、ジャック内への差
込みプラグの装着時に、前記ロック部の弾性変位を介し
て前記ロック部をソケット内で係止する係止部が形成さ
れている接続器において、前記係止部は、ソケットのプ
ラグ挿入口側の端部をソケット内へ折り返して形成さ
れ、該係止部に対する前記ロック部の係止を、係止反力
が前記ロック部の弾性変位を起こさない方向に作用する
係止とする、という構成を採用している。
【0011】このため、請求項1の発明では、ジャック
のソケットのプラグ挿入口から差込みプラグを挿入し
て、ジャック内へ差込みプラグを装着すると、差込みプ
ラグの出没自在のロック部は、ジャックのソケットの係
止部を通過する際に一端没入され、その係止部を通過し
た直後に初期位置に騨撥復帰して、前記係止部で係止さ
れる。
【0012】このとき、請求項1の発明では、係止部に
対するロック部の係止を、係止反力がロック部の弾性変
位を起こさない方向に作用する係止としているので、ジ
ャック内への差込みプラグの装着後に差込みプラグとジ
ャックとの少なくとも一方を引っ張っても、ジャックの
ソケットの係止部に係止された差込みプラグの出没自在
のロック部には、ロック部の弾性変位を起こさない方向
にしか係止反力が作用せず、その結果、ロック部は没入
しない。
【0013】従って、請求項1の発明では、差込みプラ
グとジャックとをきちんと接続すれば、差込みプラグと
ジャックとの少なくとも一方が引っ張られても、差込み
プラグとジャックとの接続は外れない。
【0014】また、請求項1の発明では、ソケットの係
止部は、ソケットのプラグ挿入口側の端部をソケット内
へ折り返して形成されているので、ソケットの係止部を
後加工でソケットに形成することができる。
【0015】従って、請求項1の発明では、係止部が形
成されていない旧型ソケットに係止部を形成することに
よって、旧型ソケットを再生することができる。
【0016】請求項2の発明では、差込みプラグのロッ
ク部の後端面が差込みプラグの軸方向に対して垂直な垂
直面とされており、この垂直面である前記後端面が、ジ
ャックのソケットの係止部におけるソケットの奥の方へ
向かう奥端部に当接して、前記ロック部が係止部に係止
される、という構造を請求項1記載の発明に付加してい
る。
【0017】このため、請求項2の発明では、ジャック
内へ差込みプラグを装着すると、差込みプラグの出没自
在のロック部は、差込みプラグの軸方向に対して垂直な
後端面がジャックのソケットの係止部の奥端部に当接し
て、該係止部に係止される。
【0018】従って、請求項2の発明では、ジャック内
への差込みプラグの装着後に差込みプラグとジャックと
の少なくとも一方を引っ張ると、差込みプラグのロック
部の後端面には、ジャックのソケットの係止部の奥端部
を介して差込みプラグの軸方向に平行な係止反力のみが
作用し、すなわち、ロック部の弾性変位を起こさない方
向にしか係止反力が作用せず、その結果、差込みプラグ
の出没自在のロック部は没入しない。
【0019】よって、請求項2の発明でも、請求項1の
発明と同様、差込みプラグとジャックとをきちんと接続
すれば、差込みプラグとジャックとの少なくとも一方が
引っ張られても、差込みプラグとジャックとの接続は外
れない。
【0020】請求項3の発明では、差込みプラグのロッ
ク部の後端面がジャックのソケットの係止部における奥
端部の端面に当接して、前記ロック部が係止部に係止さ
れる、という構造を請求項2記載の発明に付加してい
る。
【0021】このため、請求項3の発明では、差込みプ
ラグのロック部の後端面が当接するジャックのソケット
の係止部との当接面積を請求項2記載の発明より広くす
ることができる。
【0022】従って、請求項3の発明では、ソケットの
係止部が差込みプラグのロック部を係止する係止力を、
請求項2記載の発明と比べてより大きくすることができ
る。
【0023】請求項4の発明では、ジャックのソケット
の係止部の内周面が、ソケットのプラグ挿入口から奥へ
向かって徐々に縮径された傾斜面とされている、という
構造を請求項1,2又は3記載の発明に付加している。
【0024】このため、請求項4の発明では、ジャック
のソケットのプラグ挿入口から差込みプラグを挿入し
て、ジャック内に差込みプラグを装着すると、差込みプ
ラグの出没自在のロック部は、ジャックのソケットの係
止部の内周面に沿って徐々に没入して行き、その内周面
が終了した時点で初期位置に騨撥復帰して、ジャックの
係止部に係止される。
【0025】従って、請求項4の発明では、ジャック内
への差込みプラグの装着をスムーズに行うことができ
る。
【0026】請求項5の発明では、差込みプラグのプラ
グ本体には、ジャックのソケットの係止部の内周面に圧
接するスプリング片が装着されている、という構造を請
求項1,2,3又は4記載の発明に付加している。
【0027】このため、請求項5の発明では、ジャック
内に差込みプラグを装着して、ジャックのソケットの係
止部に差込みプラグのロック部を係止させると、差込み
プラグのプラグ本体に装着されているスプリング片は、
ジャックのソケットの係止部の内周面に圧接して、差込
みプラグのプラグ本体がジャックのソケット内でガタつ
くのを防止する。
【0028】従って、請求項5の発明では、ジャックと
差込みプラグとの接続が安定する。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1,2,3及び5
記載の各発明を併せて実施した実施の形態の一例を示し
ている。この接続器1は、自動車用アンテナと送受信機
とを結ぶ配線ケーブルに使用されるものであって、差込
みプラグ2とジャック3よりなっている。
【0030】差込みプラグ2は、先端に差込ピン(図示
せず)が植設されたプラグ本体21を具備し、このプラ
グ本体21には、ジャック3のソケット31の係止部3
2の内周面33cに圧接するスプリング片23が2本装
着されている。
【0031】プラグ本体21の外周面22からは、没入
後は弾性力によって初期位置に自動復帰する出没自在の
ロック部24と、そのロック部24を強制的に没入さ
せ、弾性力によって初期位置に自動復帰する出没自在の
ロック解除部25とが2個づつ突出しており、このロッ
ク解除部25は、ロック部24より後方の位置であっ
て、ジャック3内への差込みプラグ2の装着後はジャッ
ク3のソケット31外に配置される位置に配置されてい
る。
【0032】ロック部24は、その前端面24aが、差
込みプラグ2の先端から後端へ向かってプラグ本体21
の外周面22から徐々に離隔する傾斜面とされており、
後端面24bが、差込みプラグ2の軸方向に対して垂直
な垂直面とされている。
【0033】ジャック3は、差込みプラグ2のプラグ本
体21が挿入される筒状のソケット31を具備し、この
ソケット31は、外側部分が熱可塑性樹脂製で内側部分
が金属製であり、差込みプラグ2を挿入するプラグ挿入
口32側の端部が全周に亘ってソケット31内へ折曲角
度180度折り返されて、プラグ挿入口32側の内周全
周には、ジャック2内への差込みプラグ2の装着時に、
差込みプラグ2のロック部24の弾性変位を介して該ロ
ック部24をソケット31内で係止する係止部33が形
成されている。
【0034】この係止部33におけるソケット31の奥
の方へ向かう奥端部33aの端面33bはソケット31
の軸方向に対して垂直な垂直面とされており、この垂直
面である端面33bに差込みプラグ2のロック部24の
後端面24bが当接して、ロック部21は係止部33に
係止される。
【0035】なお、図1において、符号26は差込みプ
ラグ2に取り付けられた配線ケーブルを示し、符号36
はジャック3に取り付けられた配線ケーブルを示してい
る。
【0036】以上説明した接続器1では、ジャック3内
に差込みプラグ2を装着して、ジャック3と差込みプラ
グ2とを接続させると、差込みプラグ2の出没自在のロ
ック部24は、ジャック3のソケット31の係止部33
を通過する際に徐々に没入し、係止部33を通過した直
後に初期位置に騨撥復帰して、差込みプラグ2の軸方向
に対して垂直な後端面が24bがジャック3の軸方向に
対して垂直な係止部33の奥端部33aの端面33bに
当接し、ジャック3のソケット31の係止部33に係止
される。
【0037】このため、接続器1では、差込みプラグ2
とジャック3との接続後に、差込みプラグ2とジャック
3との少なくとも一方を引っ張っても、差込みプラグ2
のロック部24は、その後端面24bが、ジャック3の
ソケット31の係止部33の奥端部33aの端面33b
を介して差込みプラグ2の軸方向に押圧されるだけであ
る。
【0038】従って、接続器1では、係止反力は、差込
みプラグ2の軸方向に対して垂直に向かうロック部24
の没入方向へは作用せず、ロック部24は没入しないの
で、差込みプラグ2とジャック3との接続後に、差込み
プラグ2とジャック3との少なくとも一方を引っ張って
も、差込みプラグ2とジャック3との接続は外れない。
【0039】また、接続器1では、差込みプラグ2のロ
ック部24の後端面が24bがジャック3の係止部33
の奥端部33aの端面33bに当接するので、後述する
図2図示の接続器10と比べて、差込みプラグ2のロッ
ク部24の後端面24bとジャック3のソケット31の
係止部33との当接面積が広く、従って、ジャック3の
係止部33が差込みプラグ2のロック部24を係止する
係止力の最大値が大きくなる。
【0040】また、接続器1では、ジャック3内に差込
みプラグ2を装着すると、差込みプラグ2のプラグ本体
21に装着されているスプリング片23がジャック3の
ソケット31の係止部33の内周面33cに圧接して、
差込みプラグ2のプラグ本体21がジャック3のソケッ
ト31内でガタつくのを防止するので、ジャック3と差
込みプラグ2との接続が安定する。
【0041】更に、接続器1では、差込みプラグ2がロ
ック解除部25を具備しているので、ジャック3内への
差込みプラグ2の装着だけでなく、ジャック3内からの
差込みプラグ2の脱着も可能である。
【0042】図2は請求項1,2,4及び5記載の各発
明を併せて実施した実施形態の一例を示している。この
接続器10の差込みプラグ2は、既に説明した図1図示
の接続器1の差込みプラグ2と同一であるので、同一の
符号を使用し、以下に行う接続器10の説明では、差込
みプラグ2の説明を省略する。
【0043】接続器10のジャック4は、差込みプラグ
2のプラグ本体21が挿入される筒状のソケット41を
具備し、このソケット41は、金属製で、差込みプラグ
2を挿入するプラグ挿入口42側の端部が全周に亘って
ソケット4内へ折曲角度約150度折り返されて、プラ
グ挿入口42側の内周全周には、差込みプラグ2のロッ
ク部24の弾性変位を介して該ロック部24をソケット
4内で係止する係止部43が形成されている。
【0044】この係止部43におけるソケット41の奥
の方へ向かう奥端部43aに差込みプラグ2のロック部
24の後端面24bが当接して、ロック部24は係止部
43に係止されており、係止部43の内周面43cは、
ソケット4のプラグ挿入口42から奥へ向かって徐々に
縮径された傾斜面とされている。
【0045】なお、図2において、符号46はジャック
4に取り付けられた配線ケーブルを示している。
【0046】以上説明した接続器10では、係止部43
の内周面43cが、ソケット41のプラグ挿入口42か
ら奥へ向かって徐々に縮径された傾斜面とされているの
で、ジャック4のソケット41のプラグ挿入口42から
差込みプラグ2を挿入して、ジャック4内に差込みプラ
グ2を装着すると、差込みプラグ2の出没自在のロック
部24は、ジャック4のソケット41の係止部43の内
周面43cに沿って徐々に没入して行き、その内周面4
3cが終了した時点で初期位置に騨撥復帰して、ジャッ
ク4のソケット41の係止部43に係止される。
【0047】従って、接続器10では、ジャック4内へ
の差込みプラグ2の装着をスムーズに行うことができ
る。
【0048】また、接続器10では、ジャック4内への
差込みプラグ2の装着後に差込みプラグ2とジャック4
との少なくとも一方を引っ張っても、差込みプラグ2の
ロック部24の後端面24bには、ジャック4のソケッ
ト41の係止部43の奥端部43aを介して、差込みプ
ラグ2の軸方向に平行な係止反力のみが作用し、差込み
プラグ2の出没自在のロック部24は没入しない。
【0049】従って、接続器10でも、接続器1と同
様、差込みプラグ2とジャック4とをきちんと接続すれ
ば、差込みプラグ2とジャック4との少なくとも一方が
引っ張られても、差込みプラグ2とジャック4との接続
は外れない。
【0050】なお、以上説明した接続器1,10は、自
動車用アンテナと送受信機とを結ぶ配線ケーブルに使用
されるものであるが、本発明に係る接続器は、差込みプ
ラグとジャックよりなる接続器であれば良いのであるか
ら、自動車用アンテナと送受信機とを結ぶケーブルに使
用される接続器に限定されないのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ジャック内へ
の差込みプラグの装着後に差込みプラグとジャックとの
少なくとも一方を引っ張っても、ジャックのソケットの
係止部に係止された差込みプラグの出没自在のロック部
には、ロック部の弾性変位を起こさない方向にしか係止
反力が作用せず、ロック部は没入しないので、差込みプ
ラグとジャックとをきちんと接続すれば、差込みプラグ
とジャックとの少なくとも一方が引っ張られても、差込
みプラグとジャックとの接続は外れない。
【0052】また、請求項1記載の発明では、ソケット
の係止部を後加工でソケットに形成することができるの
で、係止部が形成されていない旧型ソケットに係止部を
形成することによって、旧型ソケットを再生することが
できる。
【0053】請求項2記載の発明では、ジャック内への
差込みプラグの装着後に差込みプラグとジャックとの少
なくとも一方を引っ張ると、差込みプラグのロック部の
後端面には、ジャックのソケットの係止部の奥端部を介
して、差込みプラグの軸方向に平行な係止反力のみが作
用し、差込みプラグの出没自在のロック部は没入しない
ので、請求項1の発明と同様、差込みプラグとジャック
とをきちんと接続すれば、差込みプラグとジャックとの
少なくとも一方が引っ張られても、差込みプラグとジャ
ックとの接続は外れない。
【0054】請求項3記載の発明では、差込みプラグの
ロック部の後端面が当接するジャックのソケットの係止
部との当接面積を請求項2記載の発明より広くすること
ができるので、ソケットの係止部が差込みプラグのロッ
ク部を係止する係止力を、請求項2記載の発明と比べて
より大きくすることができる。
【0055】請求項4記載の発明では、ジャック内に差
込みプラグを装着すると、差込みプラグの出没自在のロ
ック部は、ジャックのソケットの係止部の内周面に沿っ
て徐々に没入して行き、その内周面が終了した時点で初
期位置に騨撥復帰して、ジャックのソケットの係止部に
係止されるので、ジャック内への差込みプラグの装着を
スムーズに行うことができる。
【0056】請求項5記載の発明では、ジャック内に差
込みプラグを装着すると、差込みプラグのプラグ本体に
装着されているスプリング片がジャックのソケットの係
止部の内周面に圧接して、差込みプラグのプラグ本体が
ジャックのソケット内でガタつくのを防止するので、ジ
ャックと差込みプラグとの接続が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,3及び5記載の各発明を併せて
実施した実施の形態の一例を一部破断させて示す正面図
である。
【図2】請求項1,2,4及び5記載の各発明を併せて
実施した実施の形態の一例を一部破断させて示す正面図
である。
【図3】従来品の一例を一部破断させて示す正面図であ
る。
【図4】図3に示すものの接続状態を一部破断させて示
す正面図である。
【符号の説明】
1,10 接続器 2 差込みプラグ 3,4 ジャック 21 プラグ本体 22 プラグ本体の外周面 23 スプリング片 24 ロック部 24b ロック部の後端面 31,41 ソケット 32,42 プラグ挿入口 33,43 係止部 33a,43a 係止部の奥端部 33b 奥端部の端面 33c,43c 係止部の内周面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差込みプラグとジャックよりなり、該差
    込みプラグは、先端に差込ピンが植設されたプラグ本体
    を具備し、該プラグ本体の外周面からは、没入後は弾性
    力によって初期位置に自動復帰する出没自在のロック部
    が突出しており、前記ジャックは、差込みプラグのプラ
    グ本体が挿入される筒状のソケットを具備し、該ソケッ
    トにおける差込みプラグを挿入するプラグ挿入口側の内
    周全周には、ジャック内への差込みプラグの装着時に、
    前記ロック部の弾性変位を介して前記ロック部をソケッ
    ト内で係止する係止部が形成されている接続器におい
    て、前記係止部は、ソケットのプラグ挿入口側の端部を
    ソケット内へ折り返して形成され、該係止部に対する前
    記ロック部の係止を、係止反力が前記ロック部の弾性変
    位を起こさない方向に作用する係止とすることを特徴と
    する接続器。
  2. 【請求項2】 差込みプラグのロック部の後端面が差込
    みプラグの軸方向に対して垂直な垂直面とされており、
    この垂直面である前記後端面が、ジャックのソケットの
    係止部におけるソケットの奥の方へ向かう奥端部に当接
    して、前記ロック部が係止部に係止される請求項1記載
    の接続器。
  3. 【請求項3】 差込みプラグのロック部の後端面がジャ
    ックのソケットの係止部における奥端部の端面に当接し
    て、前記ロック部が係止部に係止される請求項2記載の
    接続器。
  4. 【請求項4】 ジャックのソケットの係止部の内周面
    が、ソケットのプラグ挿入口から奥へ向かって徐々に縮
    径された傾斜面とされている請求項1,請求項2又は請
    求項3記載の接続器。
  5. 【請求項5】 差込みプラグのプラグ本体には、ジャッ
    クのソケットの係止部の内周面に圧接するスプリング片
    が装着されている請求項1,請求項2,請求項3又は請
    求項4記載の接続器。
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