JP2004166809A - ネックレス - Google Patents

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春雄 早川
Nobuhisa Nakazawa
伸寿 中澤
Eiko Kato
栄子 加藤
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Abstract

【課題】巻回したロープ体の吸着位置を確実に保持させ、保持筒の取付位置を仮固定可能として使用者の所望の位置で、ネックレスを吸着可能とすることにより、商品の使用価値を高めることにある。
【解決手段】長さ方向に沿った断面分割面にS極とN極の単極を着磁した磁性材1aで、かつ外表面を薄膜2で被覆した1本のロープ体1から成り、このロープ体1の自由端部にキャップ10を固着し、この自由端部を巻回してロープ体1の長さ方向に位置している異極同士を吸着させて適宜の径に調整できる環状体5を形成したネックレスである。このネックレスにおいて、巻回したロープ体1に短筒形状で二つの筒部を有する保持筒6を挿通させ、この保持筒6の一側の筒部をロープ体1の一方に挿通して仮固定部8とし、他側の筒部をロープ体1の他方に遊嵌自在に挿通させて挿入自在部9としたネックレスである。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロープ形状を呈したネックレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のネックレスの使用方法は、チェーンや紐状部を首の回りに付けてチェーン等の両端部に設けたフックや止着具で首回りに装着するようにしたり、又は、無端状のネックレスを2連又は3連に巻回して首回りに装着するようにしている。
【0003】
しかし、これらのネックレスは、止着部材が極めて小さく、かつ複雑であるため、首回り等への装着や取外しが面倒であるばかりでなく、環状装飾具の径は、商品毎に決まっているので、使用者の好みに応じて、その径を任意に伸縮させて使用できるものではない。
【0004】
一方、本来、無端状のネックレスは、2連又は3連に首回りに巻き回して使用するものであるため、ネックレスの径を適宜の径に伸縮させながら使用できるものとはいえない。
【0005】
そこで、本発明者は、上述のように、環状形の装飾具の径を任意に変えることができない等の問題点を解決するため、既に、実公平7−34570号(特許文献1参照)を提案している。
【0006】
本発明者が提案している環状体のこの製品は、現在広く愛用されているが、ロープ体の径が1.5mm程度の細いものであれば、可能な範囲で着磁しても、ロープ体が細径であるため、磁力によ吸磁性能がやや低下することが確認されている。
【0007】
従って、このような細いロープ体をネックレスとして使用する場合、使用中に汗などがロープ体の外周面に付着すると、ロープ体同士の吸着性能が低下するおそれがある。ロープ体で構成した環状体の下部に飾体を吊り下げると、飾体の重量により、環状体に荷重がかかって変形したり、または、ロープ体の吸着部位の長さが短い場合も吸着性能が低下するおそれがあるため、ロープ体に吸着している両端部分が離れてしまい、ネックレスとしての機能が損なわれるおそれがあった。
【0008】
本発明者は、これらの課題点を解決するため、ロープ体の自由単部を保持部材に入れて、保持部材の曲折部と二重に挿入したロープ体との摩擦力により、巻回したロープ体の位置を固着するネックレスの止具を提供している(特開2002−119313参照)。
しかし、この止具は、巻回したロープ体の径を保持する機能は発揮されるものの、特に、不使用時にロープ体の自由端部から保持部材が外れやすく、また、装着時に、挿入したロープ体に対して保持部材を仮止めできないため、保持部材の装着位置がみだりに移動し、その取扱いに不便であった。
【0009】
【特許文献1】
実公平7−34570号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2002−119313号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の各種の課題点を解決するために開発に至ったものであり、その目的とするところは、巻回したロープ体の吸着位置を確実に保持させ、保持筒の取付位置を仮固定可能として使用者の所望の位置で、ネックレスを吸着可能とすることにより、商品の使用価値を高めると共に、保持筒自体に装飾的価値を付与し、更には、所定の精度を有する保持筒を量産に供することができるようにしたことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、長さ方向に沿った断面分割面にS極とN極の単極を着磁した磁性材で、かつ外表面を薄膜で被覆した1本のロープ体から成り、このロープ体の自由端部にキャップを固着し、この自由端部を巻回してロープ体の長さ方向に位置している異極同士を吸着させて適宜の径に調整できる環状体を形成したネックレスにおいて、巻回したロープ体に短筒形状で二つの筒部を有する保持筒を挿通させ、この保持筒の一側の筒部をロープ体の一方に挿通して仮固定部とし、他側の筒部をロープ体の他方に遊嵌自在に挿通させて挿入自在部としたネックレスである。
【0013】
請求項2に係る発明は、保持筒は、金材料等のパイプ材を短筒状に形成した保持筒素材をプレス成形手段により略8字形状に成形し、一側の筒部は、その内径をロープ体の外径と略同一で、キャップの外径より小さく形成して仮固定部とし、かつ、他側の筒部は、その内径をロープ体の外径と所定のクリアランスを有し、キャップの外径より大きく形成して挿入自在部としている。
【0014】
請求項3に係る発明は、環状体の中央下部に適宜の飾体を配設するのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるネックレスの好ましい一例を図面に従って詳細に説明する。
図1に示すネックレスに対応する適宜の長さを有するロープ体1を磁性材1aで成形している。この磁性材は、Feを原料に仮焼・粉砕し、成型・焼成して異方性フェライト磁石をフレキシブルな線形状に成形したり、或はフェライト粉末や希土類・コバルト合金粉末に結合剤として樹脂を混合して押出成形によりフレキシブルな線形状に成形する。その他、この磁性材には、各種のものを挙げることができるが、例えば、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂とフェライト粉末又は希土類マグネット粉末を混合して練り込み、均一にした後、射出成型によって成型加工されたプラスチックマグネットがあり、或はラバーマグネット等がある。
【0016】
この磁性材の押出し成型時に、ロープ体1の長さ方向に沿って、図2に示すように断面分割面にS極とN極との単極を着磁することもでき、また、押出成形時に、環形状に予め形状記憶されるように押出成形するようにして、ネックレスの環形状に対応できるようにすることも可能である。
【0017】
また、このロープ体1の外表面を加熱することにより収縮する樹脂製の熱収縮筒膜で被覆して薄膜2を設ける。この薄膜2の成形時に環形状態に形状記憶されるような工程を経ても良い。このロープ体1に適宜の色彩や光沢を有するシリコン樹脂又はアクリル樹脂等でコーテイングした後に熱収縮筒膜(薄膜)2で被覆すると、適宜の色彩を施すことができる。更には、ロープ体1に適宜の色彩や光沢を有するシリコン樹脂又はアクリル樹脂等でのみコーテイングして薄膜2を設けるようにしても良い。また、上記のように、熱収縮筒膜2を透明又は半透明にすることもできるが、熱収縮筒膜2自体を着色して黒色や有彩色のロープ体1とすることも可能である。その他、金等の薄膜2をコーテイング又はスパッタリング等の蒸着手段で被覆するようにしても良い。
【0018】
次いで、ロープ体1の外表面に薄膜2を被覆した後に、上記の例とは異なり、この時点で、ロープ体1の長さ方向に沿って、図2に示すように断面分割面にS極とN極の単極を任意の着磁機によって着磁させる。そして、図1に示すように、このロープ体1を巻回して外周吸着部位3と内周吸着部位4とを吸着させて首周りに対応する適宜の径を有する環状体5を形成する。本例において、ロープ体1を二重に巻回してロープ体1の両端部は環状体5の下方中央部の近傍位置まで巻回している。巻回わすロープ体1は、巻回し径や巻回し回数は、実施に応じて適宜に選択するものとする。
【0019】
図10に示す保持筒6は、金材料(18K)等で形成されたパイプ材7を短筒状(本例では7mm程度)に切断し、この保持筒素材(パイプ材)7をプレス成形手段により略8字形状に形成する。
この保持筒6の一側の筒部をロープ体1の一方に挿入し、仮固定部8とし、他側の筒部をロープ体1の他方に遊嵌自在に挿通させて挿入自在部9としている。
【0020】
一側の筒部は、図7に示すように、その内径をロープ体1の外径と略同一で、金素材等で形成したキャップ10の外径より小さく形成してロープ体1への仮固定部8とする。この仮固定部8は、ロープ体1に仮止めされ、不用意にキャップ10より外れないようにしたものであり、使用中に、保持筒6の自重によってみだりに移動することなく、ロープ体1の適宜位置に確実に固定する機能を有するものである。他側の筒部は、図8に示すようなその内径をロープ体1の外径と所定のクリアランス11を有し、キャップ10の外径より大きく形成して挿入自在部9としている。この挿入自在部9は、ロープ体11を挿通自在にして巻回し形態と巻回し径を任意に調整できるようにしている。
【0021】
図1に示すように、環状体5の中央下部に便宜の飾体12を配設している。本例において、飾体12のリング部12aを介してロープ体1に通して吊り下げている。この飾体12は、各種の飾体を含み、その取付手段も各種の例が含まれる。なお、キャップ10は、ロープ体1の両端に設けた飾部であり、このキャップ10も装飾機能を有している。
【0022】
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
まず図3に示すように、ロープ体1の一端の近傍位置に、使用者の所望の距離Lの位置に、保持面6の仮固定部8の筒部を挿入してロープ体1に仮固定する。この場合、この仮固定部8は、ロープ体1の外径に所定の仮固定状態が発揮されて位置決めがなされる。
【0023】
次いで、ロープ体1を首回りに巻き付けて、図4に示すように、他側のロープ体1の端部を保持筒6の挿入自在部に挿入して、例えば図1の状態に二重に巻回すと、ロープ体1の外周吸着部位3と内周吸着部位4とが吸着し、図1に示す状態に示すように環状体5が構成される。この時、保持筒6が環状体5の上方中央位置にセットされるようにロープ体1に対してやや調整して移動させる。
【0024】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1に係る発明によると、巻固したロープ体の吸着位置を確実に保持することができるため、使用中に、装着した首からみだりに外れたり、ずれたりするおそれが全くなく、しかも、使用者の好みの巻固し位置を設定することができるため、商品価値を更に高めることが可能となった。
【0025】
請求項2に係る発明によると、装飾機能を有する保持筒を高精度に製作することができ、量産することも可能である。
【0026】
請求項3に係る発明によると、環状体の中央下部に便宜の飾体を配設するようにしたので、ネックレスとしての商品価値を有効に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるネックレスの一例を示した正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1における保持筒をロープ体に仮固定した状態を示す部分斜視図である。
【図4】図3の状態から他方のロープ体を保持筒に挿入した状態を示す部分斜視図である。
【図5】図1の平面図である。
【図6】図1における保持筒の拡大斜視図である。
【図7】図3に示した保持筒の拡大断面図である。
【図8】図7の保持筒に他方のロープ体を挿入した状態を示す断面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】本発明における保持筒をプレス成形する状態を示した説明図である。
【符号の説明】
1 ロープ体
2 薄膜
3 外周吸着部位
4 内周吸着部位
5 環状体
6 保持筒
7 パイプ材
8 仮固定部
9 挿入自在部
10 キャップ
11 クリアランス
12 飾体

Claims (3)

  1. 長さ方向に沿った断面分割面にS極とN極の単極を着磁した磁性材で、かつ外表面を薄膜で被覆した1本のロープ体から成り、このロープ体の自由端部にキャップを固着し、この自由端部を巻回してロープ体の長さ方向に位置している異極同士を吸着させて適宜の径に調整できる環状体を形成したネックレスにおいて、巻回したロープ体に短筒形状で二つの筒部を有する保持筒を挿通させ、この保持筒の一側の筒部をロープ体の一方に挿通して仮固定部とし、他側の筒部をロープ体の他方に遊嵌自在に挿通させて挿入自在部としたことを特徴とするネックレス。
  2. 上記保持筒は、金材料等のパイプ材を短筒状に形成した保持筒素材をプレス成形手段により略8字形状に成形し、一側の筒部は、その内径をロープ体の外径と略同一で、キャップの外径より小さく形成して仮固定部とし、かつ、他側の筒部は、その内径をロープ体の外径と所定のクリアランスを有し、キャップの外径より大きく形成して挿入自在部とした請求項1に記載のネックレス。
  3. 上記環状体の中央下部に適宜の飾体を配設した請求項1又は2に記載のネックレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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