JP2004165309A - コンデンサユニット及びこのコンデンサユニットを有する半導体電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンデンサ11〜13は、図のようにコンデンサ11だけが逆向きの極性に配列され、各コンデンサの正極端子(図では11aしか見えない)は配線板6の正極側導体2に接続され、負極端子11b〜13bは正極側導体2を貫通して負極側導体3に接続されている。正極側及び負極側導体2,3には、それぞれ正極側及び負極側外部端子2a,3bが設けられている。一番手前のコンデンサ11の正極端子11aを負極側外部端子3bに最も近い位置において正極側導体2に接続し、負極端子11bを正極側外部端子2aに最も近い位置において負極側導体3に接続したので、コンデンサユニットの大形化を来すことなく、各コンデンサ11〜13の配線インダクタンスのばらつきを小さくできる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコンデンサを接続導体により並列に接続したコンデンサユニット、特に各コンデンサの配線インダクタンスのばらつきを低減できるコンデンサユニット及びこのコンデンサユニットを有する半導体電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体電力変換装置に用いられる平滑用のコンデンサユニットには、リプル電流によるコンデンサの発熱の低減やスイッチングサージ電圧の低減のために、高周波インピーダンスの低いものが必要とされる。このような低インピーダンスのコンデンサユニットを実現するものとして、次のようなものが知られている。すなわち、並列された複数のコンデンサのそれぞれの同一極のリード端子が、一方の金属板と他方の金属板とにそれぞれ接続されて、コンデンサユニットが構成されている。
【0003】
各金属板は、コンデンサが配設される面積よりも広い1枚の矩形状の導電板を、その中央部に細いスリットを設けて左右に分割して一方及び他方の金属板としたような形状をしている。この金属板の長さ(奥行き)方向に複数のコンデンサを並列に配設し、コンデンサの一方の極のリード端子を一方の金属板に、他方の極のリード端子を他方の金属板に接続したものである。
【0004】
金属板は、コンデンサが並列され同極のリード端子が接続される方向の長さLと、該接続方向に対する幅Wとの比率R=W/Lを、1/4以上と幅広とする。これにより、各コンデンサに流れる電流を均一とすることが可能となり、結果的に得られるコンデンサユニット全体の許容電流を高めることができるばかりか、その高周波インピーダンスも低いものとすることができるというものである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−286150号公報(段落番号0015、0018及び図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンデンサユニットは、上記のように構成されているため、金属板の幅Wを大きくする必要があるため、コンデンサユニットが大形になる。また、金属板の幅Wを広くするため、配線インダクタンスが増加し、半導体開閉素子がスイッチングする際に発生するサージ電圧が増加するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、大形化を招くことなくコンデンサの配線インダクタンスのばらつきを小さくできるコンデンサユニット、及びこのコンデンサユニットを用いた電力半導体変換装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンデンサユニットおいては、複数のコンデンサと接続部材とを有するものであって、コンデンサは直流回路の正極に接続される正極端子と直流回路の負極に接続される負極端子とを有し、複数のコンデンサは各コンデンサの正極端子から負極端子へ向かうコンデンサ端子配列方向が互いに平行になるようにして配列されるとともに複数のコンデンサのうちの少なくとも一つはコンデンサ端子配列方向が他のコンデンサのコンデンサ端子配列方向と逆に配列されており、接続部材は、複数のコンデンサの正極端子同士を接続する正極側導電部材と複数のコンデンサの負極端子同士を接続する負極側導電部材とを有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図6はこの発明の実施の一形態を示すものであり、図1はコンデンサユニットの構成を示す分解斜視図、図2は平面図である。図3は配線板にコンデンサを1個配設するときの位置を示す説明図、図4は正極側及び負極側外部端子からコンデンサの接続位置までの距離と配線インダクタンスの関係を示す説明図である。図5は並列されるコンデンサを全て同極性配列にして接続した場合の配置を示す平面図である。図6は、並列されるコンデンサを全て同極性配列にして接続した場合と、正極側及び負極側外部端子に最も近接配置されたコンデンサを逆極性接続しその他のコンデンサを同極性接続した場合と、の各位置のコンデンサの配線インダクタンスを示す説明図である。
【0009】
まず、説明の便宜上、この発明における図においては、特に必要がないときを除いて、斜視図においてはx−y−zの3軸直交座標系の軸を、図における左から右方向にx軸、手前から奥行き方向にy軸、下から上方向にz軸を定める。また、平面図においては、図における左から右方向にx軸、下から上方向にy軸を定める。
【0010】
図1及び図2において、コンデンサ群1は、3個のコンデンサ11〜13が、図1に示すようにy軸方向に等間隔に配置されて構成されている。図1における一番手前のコンデンサ11は、その正極端子11aが右方に位置し、負極端子11bが左方に位置し、その正極端子から負極端子に向かう端子配列方向がx軸と平行でその向きがx軸と逆向きになるようにして配置されている。二番目及び三番目のコンデンサ12及びコンデンサ13は、図では見えない各正極端子(12a,13a)が左方に位置し、各負極端子12b、13bが右方に位置し、その端子配列方向が右向きでx軸と同じ向きになるようにして配置されている。なお、この実施の形態においては、コンデンサ11〜13はフィルムコンデンサである。
【0011】
コンデンサ群1の下方には、配線板6がある。配線板6は、詳細を図示していないが銅の薄い導体で形成された正極側導体2と負極側導体3とを、絶縁物で製作された図示しない基板を介してz軸方向に対向させるとともに上記基板に接着して一体にしたものである。正極側導体2及び負極側導体3の表面には、図示しないが保護用の絶縁被膜処理がなされている。なお、電流容量が小さい場合は、通常のプリント配線板と同様のものを用いてもよい。
【0012】
また、正極側導体2及び負極側導体3には、小さい矩形状の正極側外部端子2a及び負極側外部端子3bがx軸方向に所定の距離を設けて、かつそれぞれ正極側導体2及び負極側導体3と一体に電気的に接続されて設けられている。なお、正極側及び負極側外部端子2a,3bがコンデンサユニットの外部端子となっている。そして、正極側及び負極側導体2,3には、図1に示すようなz軸方向のスルーホールが設けられ、コンデンサ11〜13が図1に示すように配列され、コンデンサ11〜13の各正極端子(図1では、11aだけが、見えている)が正極側導体2に接続され、コンデンサ11の各負極端子11b〜13bが正極側導体2と所定の間隙を設けて正極側導体2を貫通して負極側導体3に接続されている。
【0013】
以上のように、正極側外部端子2aから負極側外部端子3bへの方向である外部端子配列方向、すなわちx軸の方向を基準にして、コンデンサ11はその端子配列方向を逆向きにして配列して接続し(以下、逆極性接続という)、コンデンサ12及び13は、その端子配列方向をx軸に合わせて配列して接続(以下、同極性接続という)している。
【0014】
これにより、コンデンサユニットの大形化及び配線インピーダンスの増大を招くことなく、各コンデンサ11〜13の配線インダクタンスを均等化することが可能となる。従って、各コンデンサ11〜13のリプル電流の均等化が可能となり、コンデンサユニット全体としてのリプル電流耐量を増加することができる。
【0015】
以下、このようにコンデンサユニットの大形化を招くことなく、各コンデンサ11〜13の配線インダクタンスを均等化できる理由について、図3〜図6を用いて説明する。図3(a)のように、コンデンサ11を1個用意し、配線板6の端部からのy軸方向の距離dが、それぞれD1,D2,D3である位置P1からP3へと、順次変えて配線板6に接続したとする。このときの、正極側及び負極側外部端子2a,3bから見たコンデンサ11の配線インダクタンスは、図4の曲線Aに示すようになる。すなわち、位置P1〜P3及び図1及び図2においては図示していない位置P4〜P6における配線インダクタンスは、距離dを横軸にとって、曲線A上の点A1〜A6で示される。
【0016】
また、図3(b)のように、位置P1〜P6と位置を変えてコンデンサ11を逆極性接続をしたとする。このときの、正極側及び負極側外部端子2a,3bから見た各位置P1〜P6におけるコンデンサ11の配線インダクタンスは、図4の曲線B上の点B1〜B6となる。但し、図4はコンデンサを1個だけ配線板6に接続した時の配線インダクタンスであって、コンデンサが複数接続される場合(後述)のコンデンサ間の相互インダクタンスは考慮されていない。
【0017】
図4より、同極性接続、逆極性接続とも、一部(位置P2における点B2)を除いて、距離dが長くなるほど配線インダクタンスも大きくなる。また、同極性接続(曲線A)は逆極性接続(曲線B)よりも配線インダクタンスが小さく、また正極側及び負極側外部端子2a,3bからの距離dが短いほど小さく、その小さくなる割合は正極側及び負極側外部端子2a,3bに一番近いコンデンサ11が最も顕著になる。そして、例えば同極性接続の場合、一番手前の位置P1にコンデンサ11を置いた場合と、3番目の位置P3にコンデンサ11を置いた場合の、配線インダクタンスの差は図4に示す幅Hとなる。
【0018】
次に、6個のコンデンサ11〜16を用意し(図では3個のコンデンサ11〜13しか示していないが全部で6個ある)、全て同極性接続で並列接続した時の、各コンデンサ11〜16の配線インダクタンスを、配線板6の端部からのy軸方向の距離dを横軸にとって、図6の曲線F上の点F1〜F6で示す。このように全てのコンデンサを同極性接続すれば、配線インダクタンス(厳密には配線インダクタンスを含めたコンデンサのインダクタンスであるが)のばらつき(不均一)により、高周波リプル電流がコンデンサ11に集中し、コンデンサユニットとしてのリプル電流耐量が低下してしまう。
【0019】
また、配線インダクタンスのばらつきにより、コンデンサにパルス状の電流が流れたときに、コンデンサ間に不要な振動電流が発生するため、コンデンサユニットの許容リプル電流が更に低下する。このため、特に半導体電力変換装置に用いられるコンデンサユニットでは、各コンデンサの配線インダクタンスの不均一を減らし、リプル電流を均等化することが重要である。
【0020】
正極側及び負極側導体2,3を長くして、コンデンサ11〜13の接続箇所を正極側及び負極側外部端子2a,3bから遠ざけることで、配線インダクタンスを均等化することは可能であるが、正極側及び負極側導体2,3が長くなるため、コンデンサユニットが大形化してしまう。また、配線インダクタンスの増大を来たし、半導体電力変換装置に用いた場合、半導体開閉素子がスイッチングする際に発生するサージ電圧が増加する。
【0021】
次に、正極側及び負極側外部端子2a,3bに最も近接配置されたコンデンサ11を逆極性接続し、その他のコンデンサ12〜16(14〜16は図示していない)を同極性接続した場合の配線インダクタンスは、距離dを横軸にとって図6の曲線G上の点G1〜G6にて示される。図6から明らかなように、各コンデンサ11〜16の配線インダクタンスのばらつきは、同極性接続の場合(曲線F上の点F1〜F6)に比し低減される。また、極端に配線インダクタンスの小さいコンデンサがなくなるため、特定のコンデンサへのリプル電流集中が軽減され、コンデンサユニットの許容リプル電流が増加する。
【0022】
ところで、複数のコンデンサを同極性接続とした場合(特性曲線F)は、隣接配置されたコンデンサとの相互インダクタンスが全て正となり、図4に示したコンデンサ1個を接続した場合(特性曲線A)に比べ、インダクタンスは大きくなり、各コンデンサ11〜16の配線インダクタンスは図6の点F1〜F6で示されるようになる。また、一番手前のコンデンサ11を逆極性接続とし他のコンデンサ12〜16を逆極性接続とした場合は、コンデンサ11と他のコンデンサ12〜16との相互インダクタンスは負となり、コンデンサ12〜16の相互インダクタンスは正となる。
【0023】
この結果、各コンデンサ11〜16の配線インダクタンスは図6の点G1〜G6で示されるようになり、点G2,G3で示される配線インダクタンスは点F2,F3で示される配線インダクタンスに比し小さい値となる。その効果は、コンデンサ11に近いコンデンサほど大きくなり(点G2やG3)、コンデンサ15や16(点G5やG6)まで離れるとほとんど無いようになる。
なお、以上はコンデンサを6個接続した場合について説明したが、図2のようにコンデンサを3個接続する場合についても、図6に示した場合とほぼ同様の特性となり、図2に示したような接続の場合の各コンデンサ11〜13の配線インダクタンスは、図6に示された点G1〜G3とほぼ同じような値となる。
【0024】
なお、この実施の形態では3個のコンデンサのうちのコンデンサ11のみを逆極性接続しているが、コンデンサ12も逆極性接続することで、各コンデンサの配線インダクタンスを更に均一化することができる。ただし、コンデンサ12を逆極性接続することでその分、配線インダクタンスが増加するため、コンデンサユニット全体としての配線インダクタンスは若干増加する。
以上のように、この実施の形態によれば、コンデンサユニットの大形化を来すことなく、また配線インダクタンスの増加を抑制しつつ、正極側及び負極側外部端子2a,3bから見た各コンデンサの配線インダクタンスのばらつき(差)を小さくして、並列接続された各コンデンサのリプル電流の均等化を実現することができる。
【0025】
実施の形態2.
図7は、この発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。図7において、コンデンサユニットは、6個のコンデンサ11〜13,21〜23が、並列接続されて構成されている。手前の3個のコンデンサ11〜13はx軸と平行な一つの直線上に等間隔に配置され、二列目の3個のコンデンサ21〜23はコンデンサ11〜13とy軸方向に間隔をおいてx軸と平行な別の直線上に等間隔にて、配線板6上に配置されている。正極側及び負極側外部端子2a,3bに最も近接配置されているコンデンサ12は正極側及び負極側外部端子2a,3bに対して逆極性接続されており、その他の5個のコンデンサは同極性接続されている。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。これにより、各コンデンサの配線インダクタンスのばらつきが低減され、リプル電流が均等化される。
【0026】
実施の形態3.
図8、図9は、さらにこの発明の他の実施の形態を示すものであり、図8はコンデンサユニットの構成を示す平面図、図9は配線インダクタンスが低減される理由を説明するための説明図である。図8において、コンデンサユニットは、4個のコンデンサ11〜14が正極側導体2及び負極側導体3の配線長さ方向(y軸方向)に所定間隔を設けて配線板6上に配設され、並列接続されている。正極側及び負極側外部端子2a,3bに最も近接配置されているコンデンサ11と、正極側及び負極側外部端子2a,3bから3番目に近い位置に配置されているコンデンサ13は逆極性接続されており、コンデンサ12とコンデンサ14は同極性接続されている。
【0027】
このように、コンデンサ11〜14を同極性接続と逆極性接続とになるように交互に配置することにより、図9に示す矢印のように、コンデンサ内及びコンデンサの正極及び負極端子を流れる電流成分が隣り合うコンデンサと逆方向となる。このため、これらの電流成分によって発生する磁界が打ち消し合い、コンデンサ周りの配線インダクタンスが低減される。また、コンデンサから正極側導体2や負極側導体3に流出入する電流成分が両端に分散されるため、正極側導体2と負極側導体3の配線インダクタンスも低減される。
【0028】
以上のように、隣り合うコンデンサ同士を交互に極性を反転させて接続することで、配線インダクタンスのばらつきを低減できることに加え、コンデンサユニット全体の配線インダクタンスを低減することが可能となり、スイッチングサージ電圧を低減できる。
【0029】
実施の形態4.
図10は、さらにこの発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。図10において、コンデンサユニットは、4個のコンデンサ11〜14がx軸方向に等間隔に配置され、配線板6に支持されるとともに並列接続されている。ここで、正極側外部端子2aに最も近接配置されたコンデンサ12は正極側外部端子2aに近い方の端子の極性を負とし、また、負極側外部端子3bに最も近接配置されたコンデンサ13は負極側外部端子3bに近い方の端子の極性を正とし、正極側外部端子2a及び負極側外部端子3bに最近接配置されたコンデンサ12と13の端子の極性が異なるようにして配置している。
【0030】
このように構成することで、各コンデンサ11〜14の配線インダクタンスのばらつきが低減され、リプル電流が均等化される。また、互いに隣り合うコンデンサ同士の極性接続を反転させているため、隣接するコンデンサとの相互インダクタンスが負となり、コンデンサユニット全体の配線インダクタンスを低減することが可能となる。
【0031】
実施の形態5.
図11は、さらにこの発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。図11において、コンデンサユニットは、4個のコンデンサ11,12,21,22が配線板6に支持され、並列接続されて構成されている。手前の2個のコンデンサ11,12はx軸と平行な一つの直線上に等間隔に、二列目の2個のコンデンサ21,22はコンデンサ11、12とy軸方向に間隔をおいてx軸と平行な別の直線上に等間隔に配線板6上に配置されている。配線板6の正極側外部端子2a及び負極側外部端子3bに最も近接配置されている一列目のコンデンサ11,12は、その端子配列方向が、正極側及び負極側外部端子2a、3bの外部端子配列方向と同じ方向で、かつコンデンサ11の負極端子がその正極端子よりも正極側外部端子2aに近くなるようにして負極側導体(図11では見えない)に接続され、コンデンサ12の正極端子がその負極端子よりも負極側外部端子3bに近くなるようにして正極側導体(図11では見えない)に接続されている。
【0032】
2列目のコンデンサ21,22についても同様であり、その端子配列方向が、正極側及び負極側外部端子2a、3bの外部端子配列方向と同じであり(x軸の向きと同じ)、かつコンデンサ21の負極端子がその正極端子よりも正極側外部端子2aに近くなるようにして負極側導体(図11では見えない)に接続され、コンデンサ22の正極端子がその負極端子よりも負極側外部端子3bに近くなるようにして正極側導体(図11では見えない)に接続されている。
これにより、各コンデンサの配線インダクタンスのばらつきが低減され、リプル電流が均等化される。
【0033】
実施の形態6.
図12、図13は、さらにこの発明の他の実施の形態を示すものであり、図13は半導体電力変換装置の構成を示す平面図、図13は半導体電力変換装置の回路図である。図12において、コンデンサユニット10は、8個のコンデンサ11〜18が図12に示すような極性配列にて配線板46上において並列接続されて構成されている。すなわち、手前の4個のコンデンサ11〜14はx軸と平行な一つの直線上に等間隔に配置され、二列目の4個のコンデンサ21〜24はコンデンサ11〜14とy軸方向に間隔をおいてx軸と平行な別の直線上に等間隔にして配線板46上に配置されている。第1列目のコンデンサ11〜14は、左から逆極性接続、順極性接続、順極性接続、逆極性接続に接続され、2列目のコンデンサ21〜24は全て順極性接続とされている。
【0034】
配線板46の正極側導体2に、正極側外部端子21a,22a,23aが正極側導体2と一体に設けられている。また、負極側導体3に負極側外部端子31b,32b,33bが、負極側導体3と一体に設けられている。正極側及び負極側外部端子21aと31bとが、正極側及び負極側外部端子22aと32bとが、正極側及び負極側外部端子23aと33bとが、それぞれ対にされて、図12のx軸方向に所定の間隔を置いて配置されている。コンデンサユニット10には、その正極側及び負極側外部端子21a,31bを介して三相インバータ4のU相アーム41が、正極側及び負極側外部端子22a,32bを介してV相アーム42が、正極側及び負極側外部端子23a,33bを介してW相アーム43が接続されている。
【0035】
また、配線板46の正極側及び負極側外部端子21a,22a,32a,31b,32b,33bのうちのいずれかの正極側及び負極側外部端子、あるいは図12には図示していないが正極性及び負極性導体2,3に別途設けられた正極側及び負極側外部端子に、直流の電源5が接続され、各アーム41〜43に設けられた半導体開閉素子が開閉動作をして直流電力を交流電力に変換して三相交流の端子U,V,Wから出力する(図13の回路図を参照)。なお、図12においては半導体開閉素子としてIGBT(Insulated Gate Biporler Transistor)を使用しているが、MOSFETやGTO等であってもよい。
【0036】
三相インバータの動作時において、各アーム41〜43のIGBTが開閉動作をしたときにコンデンサユニット10から電流が供給される。例えば、U相のIGBTがスイッチングしてコンデンサユニット10から電流が供給される場合、正極側及び負極側外部端子21a、31bから見たインピーダンス比によって、各コンデンサ11〜14,21〜24から供給される電流比が決まる。
【0037】
同様に、V相のIGBTがスイッチングしてコンデンサユニット10から電流が供給される場合、正極側及び負極側外部端子22a,32bから見たインピーダンス比によって、各コンデンサから供給される電流比が決まる。このように、正極側及び負極側外部端子が複数存在する場合、コンデンサのリプル電流を均等化するには、各々の正極側及び負極側外部端子から見たコンデンサのインピーダンスを均等化する必要がある。
【0038】
この実施の形態においては、U相アーム41に接続される正極側及び負極側外部端子21a,31bに最も近接配置されるコンデンサ11、W相アーム43に接続される正極側及び負極側外部端子23a,33bに最も近接配置されるコンデンサ14を逆極性接続し、その他の6個のコンデンサを同極性接続することで、各コンデンサの配線インピーダンスの均等化を図っている。
【0039】
以下、コンデンサ11を正極側及び負極側外部端子21a,31bに逆極性接続し、コンデンサ14を正極側及び負極側外部端子23a,33bに逆極性接続した理由について説明する。U相アームに接続される正極側及び負極側外部端子21a,31bから各コンデンサへの配線距離は、コンデンサ11<コンデンサ21<コンデンサ12<コンデンサ22<コンデンサ13<コンデンサ23<コンデンサ14≒コンデンサ24となる。
【0040】
全てのコンデンサ11〜14,21〜24を同極性接続すると、図6より各コンデンサへの配線インダクタンスは、コンデンサ11<<コンデンサ21<コンデンサ12≒コンデンサ22<コンデンサ13≒コンデンサ23<コンデンサ14≒コンデンサ24となるため、高周波リプル電流はコンデンサ12に集中する。コンデンサ11を逆極性接続することで、U相アームから見た各コンデンサの配線インダクタンスが均等化され、高周波リプル電流を均等化することが可能となる。
【0041】
W相においても同様であり、コンデンサ14を逆極性接続することで、W相アームから見た各コンデンサの配線インダクタンスを均等化することが可能となる。なお、U相及びV相アームに接続される正極側及び負極側外部端子21a,31b及び正極側及び負極側外部端子23a,33bの近傍のコンデンサについてみれば、図2に示したものと同様の配列になっており、それぞれ正極側及び負極側外部端子21a,31b並びに正極側及び負極側外部端子23a,33bに対してコンデンサ11及びコンデンサ14が逆極性接続となっており、U相アーム及びW相アームから見れば、図2に示した実施の形態を適用したものであるということができる。
【0042】
V相アームでは、V相アームに接続される正極側及び負極側外部端子22a,32bから各コンデンサへの配線距離は、コンデンサ12=コンデンサ13<コンデンサ22=コンデンサ23<コンデンサ11=コンデンサ14<コンデンサ21=コンデンサ24となり、最も近接配置されるコンデンサは、コンデンサ12とコンデンサ13の二つとなる。この部分は、正極側外部端子22aに最も近い位置においてコンデンサ12の負極端子が負極側導体3に接続されており、負極側外部端子32bに最も近い位置においてコンデンサ13の正極端子が正極側導体2に接続されており、この部分を見ると、図11に示したものと同様の配置となっており、図11に示した実施の形態を適用したものであるということができる。
【0043】
これにより、リプル電流の集中度は分散される。また、V相アーム42からコンデンサ12及びコンデンサ13までの配線距離は、U相アーム41から見たコンデンサ11への配線距離よりも長いため、コンデンサ12とコンデンサ13へのリプル電流集中度は緩和される。上記理由により、コンデンサ12とコンデンサ13は同極性接続であっても、リプル電流の集中度は少ない。
【0044】
以上のように、この実施の形態によれば、三相インバータの各アームから見たコンデンサの配線インダクタンスを均等化することで、コンデンサユニットを大形化することなく、並列接続された各コンデンサのリプル電流を均等化することが可能となる。従って、半導体電力変換装置の小形軽量化を図ることができる。
【0045】
なお、以上の各実施の形態においては、正極側及び負極側導体を矩形平板状で互いに対向するものを示したが、このような形状や対向関係にとらわれることなく、この発明の目的を損ねない範囲で他のものを用いることができる。また、以上の実施の形態において、コンデンサはフィルムコンデンサであるものを示したが、電解コンデンサその他のコンデンサであってよく、またコンデンサは角形に限らず、円筒形、楕円形等他の形状のものであっても、同様の効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、複数のコンデンサと接続部材とを有するものであって、コンデンサは直流回路の正極に接続される正極端子と直流回路の負極に接続される負極端子とを有し、複数のコンデンサは各コンデンサの正極端子から負極端子へ向かうコンデンサ端子配列方向が互いに平行になるようにして配列されるとともに複数のコンデンサのうちの少なくとも一つはコンデンサ端子配列方向が他のコンデンサのコンデンサ端子配列方向と逆に配列されており、接続部材は、複数のコンデンサの正極端子同士を接続する正極側導電部材と複数のコンデンサの負極端子同士を接続する負極側導電部材とを有するものであるので、コンデンサユニットの大形化を来すことなく、また配線インダクタンスの増加を抑制しつつ、各コンデンサの配線インダクタンスのばらつきを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態であるコンデンサユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1のコンデンサユニットの平面図である。
【図3】配線板にコンデンサを1個配設するときの位置を示す説明図である。
【図4】図3における正極側及び負極側外部端子からコンデンサの接続位置までの距離と配線インダクタンスの関係を示す説明図である。
【図5】並列されるコンデンサを全て同極性配列にして接続した場合の配置を示す平面図である。
【図6】並列されるコンデンサを全て同極性配列にして接続した場合と、正極側及び負極側外部端子に最も近接配置されたコンデンサを逆極性接続しその他のコンデンサを同極性接続した場合と、の各位置のコンデンサの配線インダクタンスを示す説明図である。
【図7】この発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。
【図8】さらに、この発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。
【図9】図8のコンデンサユニットにおいて配線インダクタンスが低減される理由を説明するための説明図である。
【図10】さらに、この発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。
【図11】さらに、この発明の他の実施の形態であるコンデンサユニットの構成を示す平面図である。
【図12】さらに、この発明の他の実施の形態である半導体電力変換装置の構成を示す平面図である。
【図13】図13の半導体電力変換装置の回路図である。
【符号の説明】
11〜14,21〜24 コンデンサ、2 正極側導体、
2a 正極側外部端子、3 負極側導体、3a 負極側外部端子、
4 三相インバータ、6 配線板、10 コンデンサユニット、
46 配線板。
Claims (9)
- 複数のコンデンサと接続部材とを有するものであって、
上記コンデンサは、直流回路の正極に接続される正極端子と上記直流回路の負極に接続される負極端子とを有し、
上記複数のコンデンサは、上記各コンデンサの正極端子から負極端子へ向かうコンデンサ端子配列方向が互いに平行になるようにして配列されるとともに上記複数のコンデンサのうちの少なくとも一つは上記コンデンサ端子配列方向が他の上記コンデンサの上記コンデンサ端子配列方向と逆に配列されており、
上記接続部材は、上記複数のコンデンサの上記正極端子同士を接続する正極側導電部材と上記複数のコンデンサの上記負極端子同士を接続する負極側導電部材とを有するものである
コンデンサユニット。 - 上記正極側及び負極側導電部材は、x−y−zの3軸座標系の上記z軸方向に所定の間隔を設けて対向する板状の正極側及び負極側導体であり、
上記各コンデンサは、その各コンデンサ端子配列方向が上記z軸と交差する方向に向くようにして配置されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサユニット。 - 上記正極側及び負極側導電部材は、上記正極側及び負極側導体の上記y軸方向の一方の端部に上記x軸方向に互いに所定の距離を置いて設けられそれぞれ上記正極側及び負極側導体に接続された正極側及び負極側外部端子を有し、
上記各コンデンサが、そのコンデンサ端子配列方向が上記z軸と交差するようにして上記正極側導体又は上記負極側導体に対向して配置され、上記正極端子が上記正極側導体に接続されるとともに上記負極端子が上記正極側導体を上記z軸方向に貫通して上記負極側導体に接続され又は上記正極端子が上記負極側導体を上記z軸方向に貫通して上記正極側導体に接続されるとともに上記負極端子が上記負極側導体に接続されたものであって、上記複数のコンデンサのうちの少なくとも一つのコンデンサの上記正極端子が上記z軸方向から見て他の上記コンデンサの上記正極端子よりも上記負極側外部端子に近い位置において上記正極側導体に接続されるとともに上記複数のコンデンサのうちの少なくとも一つのコンデンサの上記負極端子が上記z軸方向から見て他の上記コンデンサの上記負極端子よりも上記正極側外部端子に最も近い位置において上記負極側導体に接続されたものである
ことを特徴とする請求項2に記載のコンデンサユニット。 - 上記正極側及び負極側導体は所定の位置に上記z軸方向に貫通する貫通孔を形成する貫通孔形成部を有する絶縁基板を挟んでその両側に設けられたものであって、上記複数のコンデンサの上記正極端子又は上記負極端子は上記絶縁基板の上記貫通孔形成部を貫通して上記正極側導体又は上記負極側導体に接続されたものである
ことを特徴とする請求項3に記載のコンデンサユニット。 - 上記複数の各コンデンサは、上記コンデンサ端子配列方向が上記x軸と平行になるようにして上記y軸方向に複数配列されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサユニット。 - 上記複数の各コンデンサは、上記コンデンサ端子配列方向が上記y軸と平行になるようにして上記x軸方向に複数配列されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサユニット。 - 上記複数のコンデンサは、隣り合うコンデンサ同士の上記コンデンサ端子配列方向が逆向きになるようにされて配列されたものである
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のコンデンサユニット。 - 上記コンデンサは、フィルムコンデンサである
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のコンデンサユニット。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のコンデンサユニットと、上記コンデンサユニットの上記正極側及び負極側外部端子に接続された半導体開閉素子とを有し、上記正極側及び負極側外部端子は直流の電源に接続され、上記半導体開閉素子は上記直流を交流に変換するものである半導体電力変換装置。
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