JP2004147801A - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】使用性、取扱性等に優れ、破損等を防止して高い安全性を確保するバックルを提供する。
【解決手段】ベース11とベース11に回動可能に支持されたレバー12とからなり、歯部13の間にベルトを挿着する。ベース11におけるレバー回動支点付近に突起15を立設するとともに、レバー12は突起15と当接可能な係合部17を有する。突起15および係合部17の係合によりレバー12の開閉角度が規制される。レバー12の回動途中でその係合部17が突起15を乗り越し得るように構成されている。突起15および係合部17の係合により規制されるレバー12の開閉角度は、鋭角に設定される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベビーシート等に装備されて、ベルトを張架する際に供されるバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベビー用品等をはじめとする種々の製品類において、適用対象物等を固定するための締結手段であるベルトを張架する際にバックルが用いられる。
従来のベルトを挟み込むタイプのバックルは、レバーの開閉角度が180°程度のものであった。
また、そのレバーが90°付近で自立し、それ以上開くことができないタイプのものも創作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ベビー用品において、たとえばベビーシート等にあっては折り畳まれる構造のものが知られている。このようなベビーシート等に対して前述のベルトを挟み込むタイプのバックルで、さらに90°付近で自立するタイプのものを使用した場合、そのレバーが90°付近にあるときにベビーシートを折り畳もうとすると、レバーが壁などに当たってしまい、ベビーシートを折り畳むことができなくなることがある。
また、強引にベビーシートを折り畳もうとすると、バックルがそれ以上開くことができないため破損する場合がある。
【0004】
本発明はこのような実情に鑑み、使用性、取扱性等に優れ、破損等を防止して高い安全性を確保するバックルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のバックルは、ベースとこのベースに回動可能に支持されたレバーとからなり、歯部の間にベルトを挿着し得るようにしたバックルであって、前記ベースにおけるレバー回動支点付近に突起を立設するとともに、前記レバーに前記突起と当接可能な係合部を設け、前記突起および前記係合部の係合により前記レバーの開閉角度が規制されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
本発明のバックルにおいて、好ましくは、前記レバーの回動途中でその係合部が前記突起を乗り越し得るように構成されている。
【0007】
本発明のバックルにおいて、前記突起および前記係合部の係合により規制される前記レバーの開閉角度は、鋭角に設定されることが好ましい。
【0008】
本発明のバックルにおいて、好ましくは、前記歯部の両端部付近に一対の前記突起が配設される。
【0009】
このように、本発明によれば、突起および係合部の係合によりレバーの開閉角度が規制される。
また、規制されるレバーの開閉角度は鋭角に設定され、通常使用時にはこの角度範囲内で開閉する。この場合、相手側の部材等に当たると、レバーは閉じてしまい、破損等の心配がない。
また、突起は可撓性を有し、係合部が当接すると弾性変形する。したがって、レバーの回動途中でその係合部が突起を乗り越すことができ、レバーは規制角度以上に開くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明によるバックルの全体構成例を示している。図において、バックル10は、ベース11とこのベース11に回動可能に支持されたレバー12とからなり、歯部13の間にベルト(図示せず)を挿着し得るようになっている。
【0011】
図2はベース11を示している。ベース11は、平坦な基体の左右両側がガイド壁18として立ち上がった概略凹状を呈し(図2(b))、基体にはベルトを挟み込むための歯部13Aが設けられいる。この例では、歯部13Aは基体の前後に平行2列に設けられている。ガイド壁18にはレバー12の回動支点を構成する孔14が形成され、この孔14にレバー12の軸部が嵌合するようになっている。
【0012】
ベース11において、孔14の近傍に、基体に突起15が立設されている。ベース11および突起15は合成樹脂により一体に形成されている。この例では、歯部13Aの左右両端部付近に一対の突起15が配設される。突起15の上部には尖端部15aが設けられ、また、突起15は可撓性を有するため撓み変形可能である。
【0013】
図3はレバー12を示している。このレバー12は、ベース11の両ガイド壁18,18間に収容されるように形成され、一端側にベルトを挟み込むための歯部13Bが設けられている。歯部13Bの近傍には、ベース11の孔14に嵌合するように軸部16が突設されている。レバー12は突起15と当接可能な係合部17を有しているが、この例では、歯部13Bの両端部に延設されるかたちで一対の係合部17が配設されている。
【0014】
ここで、本発明ではベース11の突起15およびレバー12の係合部17の係合により、レバー12の開閉角度が規制されるようになっている。すなわち、図4に示されるように、ベース11に閉合するレバー12を回動支点のまわりに回動すると、図4(b)のように係合部17が突起15の尖端部15aに係合し、これによりレバー12の開閉角度を規制することができる。このように規制されるレバー12の開閉角度は、鋭角に設定され、この実施形態では、レバー12の開閉角度は具体的にはたとえば、α=60°程度である。
【0015】
レバー12の開閉角度は上述のように突起15によって規制されるが、一方、図5のようにレバー12はその回動途中で、係合部17が突起15を乗り越し得るように構成されている。その場合、図5(b)のように係合部17が突起15に当接すると、突起15は適度に撓み変形し、これにより係合部17は突起15を乗り越すことができる。このように係合部17が乗り越すことで、図6のようにレバー12はかなりの角度(具体的にはα=140〜150°程度)まで開くことができる。
【0016】
図7および図8はバックル10の使用状態を示しており、まず図7のようにレバー12を回動支点のまわりに回動して適度に開き、このときに形成される歯部13の隙間にベルト1を挿通させる。つぎに、図8のようにレバー12を閉めることで、ベルト1は歯部13A,13Bによって挟み込まれて固定される。
【0017】
上記のように突起15および係合部17の係合によりレバー12は規制された角度範囲内で開閉し、たとえば折畳み式構造のベビーシート等に用いられる場合においてレバー12が最大に開いた場合であっても、折り畳んだ際の相手部材に当たって閉じてしまう。したがって、その相手部材の邪魔にならず、使い易く取扱性に優れている。
【0018】
また、仮に規制された開閉角度以上開こうとした場合、レバー12はその回動途中で突起15を乗り越すことができ、このように不用意に操作力が加わった場合でも破損等を有効に防止することができる。
【0019】
ここで、上記バックル10をベビー用品に適用した一例を説明する。
例えば、バックル10は、図9(a)に示すおむつ替え台20に取り付けて使用することができる。このおむつ替え台20には、その周縁に立設した壁21に切欠部22が形成されている。この切欠部22の底部22aからおむつ替え台20の内方に向かって、図10に示すように、略先細形状の載置台23が形成されている。さらに、この載置台23の縁には、突片23aが上方に向けて延出している。
【0020】
次に、おむつ替え台20にバックル10を取り付ける手順を説明すると、図9(b)に示すように、バックル10をおむつ替え台20の側方から切欠部22内に差し込み、図9(c)に示すように、バックル10を載置台23上に置くと共に、切欠部22と嵌合させる。なお、このとき、バックル10が突片23aに当たるまで差し込むのが望ましい。この状態で、さらに固定ネジ(図示省略)等で固定することにより、バックル10はおむつ替え台20に取り付けられる。
【0021】
このようにおむつ替え台20に取り付けられたバックル10は、おむつ替え台20に寝かせた乳幼児が動かないようにベルト(図示省略)で固定する際に、そのベルトを挟み込んで使用する。この場合、ベルトの一端はおむつ替え台20に取り付けられており、ベルトの他端がバックル10内を挿通され、さらにベルトの適所にてバックル10に噛まれて、乳幼児をベルトにより固定するようになっている。
【0022】
このようにバックル10がおむつ替え台20に取り付けられて使用されているときに、例えば、ベルトの張力により、バックル10におむつ替え台20の内方の力が作用する場合がある。このような力により、バックル10がおむつ替え台20の内方にスライドしようとしても、バックル10が突片23aに衝接し、また固定ねじにより載置台23に連結されていることから、バックル10がおむつ替え台20から容易に外れるのが有効に防止できる。
【0023】
以上本発明を実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で種々の変更等が可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0024】
たとえば、上記実施形態で説明したレバー12の開閉角度の具体的数値は、必要に応じて適宜変更可能である。
また、突起15および係合部17はベース11とレバー12の間で上記とは逆の関係で、すなわちレバー12に突起15を、ベース11に係合部17を設けることも可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のバックルにおいて、これを使用する際、相手部材の邪魔にならず、使い易く取扱性に優れていることに加え、不用意に操作力が加わった場合でも破損等を有効に防止することができる。
したがって、使用性、取扱性等に優れ、破損等を防止して高い安全性を確保する等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の実施形態における全体構成例を示す図である。
【図2】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の実施形態におけるベースの構成例を示す図である。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の実施形態におけるレバーの構成例を示す図である。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態における使用状態を示す図である。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態におけるレバーの乗越し時の様子を示す図である。
【図6】本発明の実施形態におけるレバーの乗越し後の状態を示す図である。
【図7】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態におけるバックルの使用状態を示す図である。
【図8】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態におけるバックルの使用状態を示す図である。
【図9】本発明の実施形態におけるバックルをベビー用品に適用した一例を説明するための、(a)おむつ替え台の斜視図、(b)取付箇所を示す斜視図、(c)取付状態を示す斜視図である。
【図10】図9のおむつ替え台の載置台を示す平面図である。
【符号の説明】
10 バックル
11 ベース
12 レバー
13 歯部
14 孔
15 突起
16 軸部
17 係合部
18 ガイド壁
20 おむつ替え台
21 壁
22 切欠溝
23 載置台

Claims (4)

  1. ベースとこのベースに回動可能に支持されたレバーとからなり、歯部の間にベルトを挿着し得るようにしたバックルであって、
    前記ベースにおけるレバー回動支点付近に突起を立設するとともに、前記レバーは前記突起と当接可能な係合部を有し、
    前記突起および前記係合部の係合により前記レバーの開閉角度が規制されるようにしたことを特徴とするバックル。
  2. 前記突起は可撓性を有し、前記レバーの回動途中でその係合部が前記突起を乗り越し得るように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のバックル。
  3. 前記突起および前記係合部の係合により規制される前記レバーの開閉角度は、鋭角に設定されることを特徴とする、請求項1または2に記載のバックル。
  4. 前記歯部の両端部付近に一対の前記突起が配設されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のバックル。
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