JP2004133337A - 選挙ポスター掲示板および選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法 - Google Patents

選挙ポスター掲示板および選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法 Download PDF

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野田 正之
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】耐水性、耐候性、曲げ特性、衝撃性および印刷特性に優れるとともに、画鋲を刺すことができる程度の硬さを有し、さらに安価に製造可能なクローズドリサイクルに適した選挙ポスター掲示板を提供する。
【解決手段】この選挙ポスター掲示板は、再生ABS樹脂(A)と、バージンABS樹脂(B)と、発泡剤(C)と、顔料(D)とを溶融混合して得られた樹脂組成物を発泡成形してなる。樹脂組成物の混合割合は、再生ABS樹脂(A)50〜85重量%、発泡剤(C)1.5〜3.0重量%{(A)+(B)=94〜97重量%、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}に設定されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローズドリサイクルに適した選挙ポスター掲示板に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベニヤ板に代わる選挙ポスター掲示板として、再生パルプを素材とするものが、特許文献1、特許文献2に公知である。アルミニウムや再生PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる掲示板もある(文献不詳)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−334104号公報
【特許文献2】
特開平9−319320号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1や特許文献2のように再生パルプを素材とするものは、耐水性や耐候性に乏しく、降雨による剥がれや破れ等が生じやすい。アルミニウムを素材とする掲示板は、高い耐水性と耐候性を発揮するものの高価であり、ポスターを画鋲止めできない不利もある。
【0005】
再生PETを素材とする掲示板は、良好な耐水性や耐候性を発揮し、剥がれや破れの問題がない。再生パルプを素材とするものに比べて、曲げ特性や衝撃性にも優れている。アルミニウムに比べて、製造コストが安価である。掲示板を発泡樹脂成形品としてあると、ポスターの画鋲止めが可能となって、取り扱い性が飛躍的に向上する。発泡成形品とすることは、掲示板を軽量化できる利点もある。
【0006】
しかし、再生PETは発泡性が不良であり、発泡成形が難しい。かかる問題は、バージンPETを7割以上含ませることで解決できるが、その場合には再生資源の含有率が下がり、リサイクル効率が低下する。また、PET樹脂からなる発泡成形品はインク乗りが悪く、印刷特性が不良である。すなわち、この種の選挙ポスター掲示板には、シルク印刷によって掲示枠や注意書き等が印刷できることが求められるが、PET樹脂の発泡成形品はインク乗りが悪い。以上より、クローズドリサイクルを目的とする場合には、PET樹脂は避けるべきである。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決することを目的としてなされたものであり、耐水性、耐候性、印刷特性に優れるとともに、画鋲を刺すことができる程度の硬さを有し、さらに安価に製造可能なクローズドリサイクルに適した選挙ポスター掲示板、およびそのクローズドリサイクル方法を得るにある。本発明の目的は、さらに曲げ特性、衝撃性に優れる選挙ポスター掲示板、およびそのクローズドリサイクル方法を得るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、ABS樹脂の発泡成形してなる選挙ポスター掲示板が、クローズドリサイクルに好適であることを見出して、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、図1に示すごとく、発泡成形により所定厚に成形されたボード本体2の表面に、掲示枠3などが印刷された選挙ポスター掲示板である。そして、ボード本体2が、再生ABS樹脂(A)と、バージンABS樹脂(B)と、発泡剤(C)と、顔料(D)とを溶融混合して得られた樹脂組成物を発泡成形してなるものであることを特徴とする。所定厚とは、具体的には2.5〜3.5mm厚を意味する。ボード本体2の表面には、掲示枠3だけでなく、注意書き4が印刷されたものもある。発泡倍率は、2.0〜2.5倍が好適である。
【0009】
再生ABS樹脂とは、例えば、使用済みのOA機器などから回収されたABS樹脂も含む趣旨である。尤も本発明は、選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクルを目的としており、当該目的からすると、再生ABS樹脂は使用済みの選挙ポスター掲示板1から回収された樹脂である。この掲示板1から回収された再生ABS樹脂は他の樹脂が混じっておらず、組成が略均一であり、バージンABS樹脂を適量混合するだけで、バージン樹脂の特性に容易に戻すことができる。
【0010】
バージンABS樹脂とは、未だ使用されていないABS樹脂を意味する。製造コスト削減の観点からすると、OA機器や家電等の成形過程で付随して発生する、所謂アウトレット品が好適である。
【0011】
発泡剤としては、炭酸水素ナトリウムと4.4′−オキシピス・ベンゼンスルホニルヒドラジドの混合物を挙げることができる。顔料は、酸化チタンに代表される白色系の無機顔料を挙げることができる。これら発泡剤や顔料は、二種以上を混合して使用してもよい。
【0012】
樹脂組成物の混合割合は、再生ABS樹脂(A)50重量%以上85重量%以下、発泡剤(C)1.5重量%以上3.0重量%以下{(A)+(B)=94重量%以上97重量%以下、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}に設定する。
【0013】
本発明は、ABS樹脂からなる選挙ポスター掲示板をクローズドリサイクルする方法であって、図2に示すごとく、使用済みの選挙ポスター掲示板を粉砕して、再生ABS樹脂ペレットを得る工程(S1)と、再生ABS樹脂ペレットに洗浄剤を添加して、ペレットに付着しているインクを除去する脱墨工程(S2)と、再生ABS樹脂ペレットを水槽に入れ、比重により不純物を分離する工程(S3)と、再生ABS樹脂ペレット(A)に、バージンABS樹脂ペレット(B)、発泡剤(C)、顔料(D)を添加し、これらを溶融混合する工程(S4)と、溶融混合により得られた樹脂組成物を発泡成形して、所定厚の板体を得る成形工程(S5)と、板体の表面に、掲示枠を印刷する印刷工程(S8)とを含む。ここでクローズドリサイクルとは、回収資源を同じ姿に再び戻すリサイクル方法であり、資源が形を変えていくカスケードリサイクルとは異なる。
【0014】
ペレットには、チップ状や球状の粒体が含まれる。再生ABS樹脂ペレットを得るための破砕機としては、公知のものを使用することができる。具体的には、例えば圧縮式破砕機、衝撃式破砕機、切断式またはせん断式破砕機などを挙げることができる。ボールミルなどの各種微粉砕機を使用することもできる。ペレットの形状は特に限定されるものではないが、取り扱い性や押出機への供給性などの観点から、1〜30mmの粒径が好ましい。
【0015】
脱墨工程において使用される洗浄剤としては、酸・アルカリ溶液や各種溶剤を含む公知の洗浄剤を挙げることができる。
【0016】
溶融混合工程(S4)において使用される溶融混練機としては、単軸スクリュー型押出機、2軸スクリュー押出機などの押出機を挙げることができる。ロールミル、インターナルミキサーなども使用できる。
【0017】
印刷工程(S8)に先立って、成形工程により得られた板体を冷却槽に通して板体を冷却する冷却工程(S6)と、冷却された板体を所定の長さにカットする切断工程(S7)とを含むものとすることができる。
【0018】
樹脂組成物の混合割合は、再生ABS樹脂(A)50〜85重量%、発泡剤(C)1.5〜3.0重量%{(A)+(B)=94〜97重量%、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}に設定することが好ましい。
【0019】
【発明の作用効果】
本発明においては、プラスチックであるABS樹脂を素材して選挙ポスター掲示板を作製してあるので、耐水性や耐候性に優れ、降雨による剥がれや破れ等のおそれの一切ない掲示板を得ることができる。再生ABS樹脂は、再生PETに比べて発泡性が格段に優れており、従って、再生PETを使用した場合に不可避であった、バージン樹脂の多量使用の問題がなく、良好なリサイクル効率を確保できる。ABS樹脂がPET樹脂に比べてシルク印刷によるインク乗りが良く、印刷特性に優れている点でも有利である。また、ポリ塩化ビニルのように、紫外線による劣化がない点でも有利である。発泡樹脂成形品とすることにより、ベニヤ板に比べて50%以上、軽量化できる利点もある。画鋲止めも可能となる。以上より、ABS樹脂を発泡成形してなる選挙ポスター掲示板は、クローズドリサイクル性に優れたものとなる。
【0020】
再生ABS樹脂(A)の混合割合は、50重量%以上85重量%以下とする。50重量%を下回ると、バージンABS樹脂(B)の混合割合が増えて、良好なリサイクル効率が確保できない。85重量%を超えると、ボード本体2の硬度と耐衝撃性に不具合が生じる。以上より、バージンABS樹脂の混合割合が50〜85重量%の場合に、良好なリサイクル効率と機械的特性の両立が可能である。
【0021】
発泡剤(C)の混合割合は、1.5重量%以上3.0重量%以下とする。1.5重量%を下回ると、発泡倍率が悪くなり、得られたボード本体が硬くなる。そうすると、曲げ強度が大きくなって、じん性が低下する。ポスターの画鋲止めが困難となり、使い勝手も悪い。3.0重量%を超えると、空隙部分が多くなって、得られたボード本体は脆くなる。耐衝撃性が低下する不具合もある。
【0022】
使用済みの選挙ポスター掲示板から回収された再生ABS樹脂ペレットには、掲示枠3や注意書き4などのインクが付着している。インクを除去する方法としては、除去部分を機械的に削り取る方法や超音波を照射する方法、エアーブラスト処理する方法などが考えられるが、これらいずれの方法も処理作業が煩わしく、製造コストの上昇を招く。その点、洗浄剤により化学的にインクを除去すると、処理作業を容易に進めることができ、製造コストの削減化を図ることができる。
【0023】
選挙ポスター掲示板の多くは、屋外で使用されるものであり、回収された掲示板には砂などの不純物が付着している。これらを除去する方法として、再生ABS樹脂ペレットを水槽に入れ、比重により砂などの不純物を分離すると、確実に不純物を分離でき、製品精度の向上を図ることができる。処理作業を容易に進めることができ、製造コストの削減化にも寄与する。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る選挙ポスター掲示板(以下、単に掲示板と記す)の全体図である。図1において、掲示板1は、四角形状のボード本体2の表面に、ポスターの掲示枠3や注意書き4などを印刷してなる。ボード本体2は、再生ABS樹脂を主成分とする発泡樹脂成形品であり、その内部に多数個の気泡5を備える。ボード本体2の幅寸法は909〜911mm、長さ寸法は1818〜1823mm、厚さ寸法は2.7〜3.0mmに設定されている。
【0025】
図2は、本発明に係る掲示板のクローズドリサイクル方法を示すフローチャートである。そこではまず、回収した掲示板1を粉砕してペレット化する(S1)。詳しくは、ロータリークラッシャーなどの破砕機によって破片に破砕し、さらに粉砕機によって、10mm以下に細片に粉砕して、再生ABS樹脂ペレットを得る。
【0026】
得られた再生ABS樹脂ペレットに洗浄剤を添加して、ペレットに付着のインクを除去する(S2)。これで、掲示板の表面に印刷された掲示枠や注意書き等のインクを取り除くことができる。
【0027】
屋外で使用された掲示板には、砂などの不純物が付着している。そこで、再生ABS樹脂ペレットを水槽に入れて、不純物を沈殿させることにより、不純物を分離する(S3)。つまり、比重の違いを利用して不純物を分離する。
【0028】
次に、再生ABS樹脂に、バージンABS樹脂ペレット、発泡剤、顔料を添加し、これらを溶融混合して(S4)、ABS樹脂を主成分とする樹脂組成物を得る。
【0029】
この樹脂組成物の混合割合は、再生ABS樹脂(A)50〜85重量%、バージンABS樹脂(B)9〜47重量%、発泡剤(C)1.5〜3.0重量%、顔料(D)1.5〜3.0重量%{(A)+(B)=94〜97重量%、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}とする。
【0030】
次に、樹脂組成物を2.0〜2.5倍の発泡倍率で発泡成形して、所定厚(2.7〜3mm厚)の長い板状に形成してから(S5)、冷却槽に通して冷却し(S6)、次いで所定の形状にカットしてボード本体2を得た(S7)。詳しくは、ペレットを溶融・混練して得られた樹脂組成物を押出機から連続的に押し出し、冷却して得られた成形品を定寸切断機で切断して、バリ等をカットしてボード本体2を得た。成形条件は、溶融温度170〜180℃、押出速度0.7ないし0.8cc/min 、押出圧力130〜150kgf/m に設定した。
【0031】
最後に、ボード本体2の表面に掲示枠3や注意書き4などをシルク印刷により印刷して(S8)、図1に示すような、選挙ポスター掲示板1を得た。ボード本体2の比重は、0.45であった。
【0032】
樹脂組成物における再生ABS樹脂等の好適な混合割合は以下のような手順で求めた。すなわち、混合割合の異なるNo.1〜No.10のボード本体2を作製し、これらに対して、曲げ強度、引張強度、シャルピー衝撃値を測定し、樹脂組成物の好適な混合割合を決定した。曲げ試験はJIS K7221(試験速度:10mm/min )に、引張試験はJIS K7113(試験速度:10mm/min )に、シャルピー衝撃試験はJIS K7111に準拠して行った。その結果を表1に示す。これら試験は、ボード本体2の押出方向に対して行った。
【0033】
【表1】
Figure 2004133337
【0034】
表1のNo.1〜No.10より、樹脂組成物における再生ABS樹脂の好適な含有量は85重量%以下にあること、および発泡剤の好適な含有量は1.5〜3.0重量%にあることがわかる。すなわち、No.1〜3より、再生ABS樹脂の含有量が、85重量%以下であると、曲げ強度、引張強度、耐衝撃性などの機械的強度に優れた掲示板を得ることができる。引張強度、すなわちボード本体2の硬さも画鋲打ちができる程度で使い勝手にも優れている。それに対して、No.4より、樹脂組成物における再生ABS樹脂の含有量が85重量%を超えると、引張強度とシャルピー衝撃値が過剰に小さくなり、選挙ポスター掲示板としての用をなさなくなる。気泡が不均一となり、見栄えが悪い。
【0035】
No.5、No.9より、発泡剤の添加量が1.5重量%を下回ると、発泡倍率が悪くなって、得られたボード本体が硬くなる。そうすると、曲げ強度が大きくなって、じん性が低下する。ポスターの画鋲止めが困難となり、使い勝手も悪い。No.8、No.10より、発泡剤の添加量が3.0を超えると、気泡5が多くなり、見栄えが悪い。引張強度と衝撃値とが過小となり、ボード本体2は脆く、割れやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る選挙ポスター掲示板の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 選挙ポスター掲示板
2 ボード本体
3 掲示枠

Claims (5)

  1. 発泡成形により所定厚に成形されたボード本体2の表面に、掲示枠3が印刷された選挙ポスター掲示板であって、
    ボード本体2は、再生ABS樹脂(A)と、バージンABS樹脂(B)と、発泡剤(C)と、顔料(D)とを溶融混合して得られた樹脂組成物を発泡成形してなるものであることを特徴とする選挙ポスター掲示板。
  2. 樹脂組成物の混合割合が、再生ABS樹脂(A)50〜85重量%、発泡剤(C)1.5〜3.0重量%{(A)+(B)=94〜97重量%、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}に設定されていることを特徴とする請求項1記載の選挙ポスター掲示板。
  3. ABS樹脂からなる選挙ポスター掲示板をクローズドリサイクルする方法であって、
    使用済みの選挙ポスター掲示板を粉砕して、再生ABS樹脂ペレットを得る工程と、
    再生ABS樹脂ペレットに洗浄剤を添加して、ペレットに付着しているインクを除去する脱墨工程と、
    再生ABS樹脂ペレットを水槽に入れ、比重により不純物を分離する工程と、再生ABS樹脂ペレット(A)に、バージンABS樹脂ペレット(B)、発泡剤(C)、顔料(D)を添加し、これらを溶融混合する工程と、
    溶融混合により得られた樹脂組成物を発泡成形して、所定厚の板体を得る成形工程と、
    板体の表面に、掲示枠を印刷する印刷工程とを含むことを特徴とする選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法。
  4. 印刷工程に先立って、成形工程により得られた板体を冷却槽に通して板体を冷却する冷却工程と、
    冷却された板体を所定の長さにカットする切断工程とを含む請求項3記載の選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法。
  5. 樹脂組成物の混合割合が、再生ABS樹脂ペレット(A)50〜85重量%、発泡剤(C)1.5〜3.0重量%、{(A)+(B)=94〜97重量%、((A)+(B)+(C)+(D))=100重量%}に設定されている請求項3又は4記載の選挙ポスター掲示板のクローズドリサイクル方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101050252B1 (ko) * 2008-08-19 2011-07-19 서주식 광고판

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