JPH11320561A - 樹脂材料の再生処理方法 - Google Patents

樹脂材料の再生処理方法

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JPH11320561A
JPH11320561A JP13385698A JP13385698A JPH11320561A JP H11320561 A JPH11320561 A JP H11320561A JP 13385698 A JP13385698 A JP 13385698A JP 13385698 A JP13385698 A JP 13385698A JP H11320561 A JPH11320561 A JP H11320561A
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JP
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resin
resin material
homologous
regenerating
recycled
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JP13385698A
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English (en)
Inventor
Kazuo Higuchi
口 和 夫 樋
Hiroshi Goto
藤 博 後
Hiroshi Tashiro
代 寛 田
Toshiyuki Oba
庭 敏 之 大
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料物性値が一定の範囲内にある再生材を低
コストで得ることができ、ある程度の幅広い物性値を有
する再生材を得ることが可能である樹脂材料の再生処理
方法を提供する。 【解決手段】 市場経年樹脂成形品(1),廃車樹脂成
形品(2)等の樹脂物品や、樹脂成形品の製造工程で発
生するバリおよび端材(3),成形不良品(4)等の樹
脂物品などからなる樹脂材料を回収した後、切断・粉砕
・不純物除去等を行うことにより再利用可能な樹脂材料
として再生処理を行う樹脂材料の再利用システムにおい
て前記切断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再利
用可能な樹脂材料として再生処理を行うに際し、工程
(5)において回収した樹脂材料を工程(6)において
同族系樹脂材料毎に分類して前記同族系樹脂材料から構
成される集合体(7)〜(11)として工程(12)に
おいて切断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再利
用可能な樹脂材料の再生材(16)として再生処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂材料の再利用
システムに関し、さらに詳しくは市場経年樹脂成形品,
廃車樹脂成形品等の樹脂物品や、樹脂成形品の製造工程
で発生するバリおよび端材,成形不良品等の樹脂物品な
どから樹脂材料を回収して再生処理を施すことにより再
利用するのに好適であって、再利用可能な一定の材料物
性の範囲内にある再生材料を低コストで得るのに適した
樹脂材料の再生処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から行われている自動車用樹脂材料
の再利用システムとしては、例えば、図3に示すような
自動車用樹脂バンパーの再生処理方法がある。この再生
処理方法は、各自動車メーカーが各々自社の樹脂バンパ
ーを回収して再利用する方法である。
【0003】この図3により再生処理工程を説明する
と、まず、市場経年樹脂成形品(1)や廃車樹脂成形品
(2)などのうちから樹脂製バンパー(24)を工程
(5)において回収し、次いで、回収した樹脂製バンパ
ー(24)の中から、各自動車メーカーが独自に設定し
た指定バンパーグレード材料と同一の樹脂材料からなる
バンパーを工程(25)において選別する。更に、これ
を例えばポリプロピレン(PP)樹脂製バンパーの場合
を例にとると、PP樹脂製バンパーは、その構成材料と
して、PP樹脂とポリエチレン(PE)樹脂とのブロッ
ク共重合体にエラストマーをブレンドした樹脂が用いら
れており、各自動車メーカーは樹脂製バンパーとしての
要求性能を満足させるため、樹脂材料の分子量,重合
度,エラストマー組成,配合量等を独自に設定配合して
いる。
【0004】そこで、このようなPP樹脂を再利用しよ
うとする場合、他メーカーのPP樹脂製バンパー材と混
合して再生処理を行うと、得られたPP樹脂はそのメー
カーが設定した物性値が得られず、樹脂製バンパーとし
ての要求性能を満足することができなかったり、また、
成形後の塗装,表面処理がうまくいかなかったりする等
の問題が発生してしまう。
【0005】このような理由から、現在、各自動車メー
カーは、樹脂材料の選別時に指定バンパーグレード材料
とは異なる別材質のバンパーが確認された場合には、そ
れらを回収品より工程(26)において除外し、独自に
設定した指定バンパーグレード材料のみからなるバンパ
ーを集めて工程(12)において再生処理を行ってい
る。
【0006】また、樹脂製バンパーが2種類以上の樹脂
材料と組み合わされている場合には、同様に再利用目的
以外の樹脂材料は工程(12)の再生処理からは除外し
て、再生処理を行っている。
【0007】そこで、具体的な樹脂製バンパーの再生処
理方法を説明すると、まず、上記したように、工程(2
5)において選別を終了した同一樹脂材料からなる樹脂
バンパーを、工程(13)において数mm〜10mm程
度の大きさに切断・粉砕を行う。この切断・粉砕工程に
おいては、同材質の樹脂製バンパーの製造工程で発生し
たバリおよび端材(3)や成形不良品(4)をも含めて
行う。
【0008】次いで、工程(14)において各種表面処
理被膜,樹脂以外の異物の分離・除去処理を行い、続い
て、不純物等が除去された樹脂粉砕品を工程(15)に
おいて混練押出機に投入し融点まで加熱溶融して再造粒
を行ってペレット状の再生材(16)として回収する。
この再生処理により得られた再生材(16)は、工程
(17)において新品の樹脂材料に混合して使用され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樹脂材料の再生処理方法にあっては、各自動
車メーカーが指定グレード材料として独自に設定してい
るので、同一樹脂材料からなる限られた狭い範囲の樹脂
材料、すなわち、分子量,重合度,エラストマー組成,
配合量等がほとんど同一の材料を同一樹脂グレード材料
としており、これらから構成される樹脂成形品あるいは
製造工程で発生したバリおよび端材、成形不良品等を回
収の対象として再生処理を行って再生材を得るシステム
になっていたため、再生処理に際しては、分子量,重合
度,エラストマー組成,配合量等が少しでも異なる樹脂
材料の場合には、回収目的以外の樹脂材料との選別が必
要であった。
【0010】そのため、選別には多大な工数を必要と
し、また、回収量にも限界があり、再生コストが高くな
るという問題点があった。さらにまた、このような従来
の再生処理方法により得られた再生材は、樹脂材料の物
性値が限られた狭い範囲にあるため、再利用される部品
もごく一部に限られたものになってしまうという問題点
があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の問題点に鑑み
てなされたもので、材料物性値が一定の範囲内にある再
生材を低コストで得ることができ、ある程度の幅広い物
性値を有する再生材を得ることができて再生材の適用用
途も広いものとすることが可能である樹脂材料の再生処
理方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂材料の
再生処理方法は、請求項1に記載しているように、市場
経年樹脂成形品,廃車樹脂成形品等の樹脂物品や、樹脂
成形品の製造工程で発生するバリおよび端材,成形不良
品等の樹脂物品などからなる樹脂材料を回収した後、切
断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再利用可能な
樹脂材料として再生処理を行う樹脂材料の再利用システ
ムにおいて前記切断・粉砕・不純物除去等を行うことに
より再利用可能な樹脂材料として再生処理を行うに際
し、回収した樹脂材料を同族系樹脂材料毎に分類して前
記同族系樹脂材料から構成される集合体として切断・粉
砕・不純物除去等を行うことにより再利用可能な樹脂材
料として再生処理を行うようにしたことを特徴としてい
る。
【0013】そして、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項2に記載しているよ
うに、回収した樹脂材料を同族系樹脂材料毎に分類して
前記同族系樹脂材料から構成される集合体として切断・
粉砕・不純物除去等を行うことにより再利用可能な樹脂
材料として再生処理を行うに際し、前記切断・粉砕・不
純物除去等を行った後に加熱および/または加圧の再生
処理を行うようになすことができる。
【0014】同じく、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項3に記載しているよ
うに、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリオ
レフィン(PO)系樹脂であるものとすることができ
る。
【0015】同じく、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項4に記載しているよ
うに、同族系樹脂材料から構成される集合体が、アクリ
ロニトリルブタジエンスチレン(ABS)系樹脂である
ものとすることができる。
【0016】同じく、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項5に記載しているよ
うに、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリア
ミド(PA)系樹脂であるものとすることができる。
【0017】同じく、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項6に記載しているよ
うに、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリエ
チレンテレフタレート(PET:ポリエステル)系樹脂
であるものとすることができる。
【0018】同じく、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項7に記載しているよ
うに、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリウ
レタン(PU)系樹脂であるものとすることができる。
【0019】そして、本発明の請求項3に係る発明の実
施態様においては、請求項8に記載しているように、P
O系樹脂が、ポリプロピレン(PP)樹脂、PP樹脂と
ポリエチレン(PE)樹脂との共重合体またはエラスト
マー変性のPO樹脂、タルク,炭酸カルシウム,ガラス
繊維等の補強材および/または無機質充填材を配合した
PO樹脂、エラストマー変性のPO樹脂のうちの少なく
とも1種であるものとすることができる。
【0020】また、本発明の請求項4に係る発明の実施
態様においては、請求項9に記載しているように、AB
S系樹脂が、ABS樹脂、アクリロニトリルエチレンプ
ロピレンスチレン(AES)樹脂、アクリロニトリルア
クリルスチレン(AAS)樹脂、ポリスチレン(PS)
樹脂、またはこれらの樹脂とポリカーボネート(PC)
樹脂とのポリマーブレンドおよびPA変性ポリフェニレ
ンエーテル(PPE)樹脂のうちの少なくとも1種であ
るものとすることができる。
【0021】さらにまた、本発明の請求項5に係る発明
の実施態様においては、請求項10に記載しているよう
に、PA系樹脂が、PA6樹脂、PA66樹脂、タル
ク,炭酸カルシウム,ガラス繊維等の補強材および/ま
たは無機質充填材を配合したPA6樹脂,PA66樹脂
のうちの少なくとも1種であるものとすることができ
る。
【0022】さらにまた、本発明の請求項6に係る発明
の実施態様においては、請求項11に記載しているよう
に、PET系樹脂が、PET樹脂、補強材および/また
は無機質充填材を配合したPET樹脂のうちの少なくと
も1種であるものとすることができる。
【0023】さらにまた、本発明の請求項7に係る発明
の実施態様においては、請求項12に記載しているよう
に、PU系樹脂が、PU樹脂などの熱硬化性樹脂のうち
の少なくとも1種であるものとすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明による樹脂材料の再生処理方法で
は、請求項1に記載しているように、市場経年樹脂成形
品,廃車樹脂成形品等の樹脂物品や、樹脂成形品の製造
工程で発生するバリおよび端材,成形不良品等の樹脂物
品などからなる樹脂材料を回収した後、切断・粉砕・不
純物除去等を行うことにより再利用可能な樹脂材料とし
て再生処理を行う樹脂材料の再利用システムにおいて前
記切断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再利用可
能な樹脂材料として再生処理を行うに際し、回収した樹
脂材料を同族系樹脂材料毎に分類して前記同族系樹脂材
料から構成される集合体として切断・粉砕・不純物除去
等を行うことにより再利用可能な樹脂材料として再生処
理を行うようにしたから、材料物性値が一定の範囲内に
ある再生材を低コストで得ることが可能となり、さらに
従来は回収・加工再生処理の対象とならずに廃却されて
いた樹脂材料の再利用が可能となり、そのうえ、ある程
度の幅広い物性値を有する再生材を得ることができるた
め、各種の樹脂物品への再生材の適用用途も広がり、更
なる有効活用が可能になるという著しく優れた効果がも
たらされる。
【0025】そして、本発明に係る樹脂材料の再生処理
方法の実施態様においては、請求項2に記載しているよ
うに、回収した樹脂材料を同族系樹脂材料毎に分類して
前記同族系樹脂材料から構成される集合体として切断・
粉砕・不純物除去等を行うことにより再利用可能な樹脂
材料として再生処理を行うに際し、前記切断・粉砕・不
純物除去等を行った後に加熱および/または加圧の再生
処理を行うようになすことによって、再生処理をより一
層良好に実施することが可能であるという著しく優れた
効果がもたらされる。
【0026】そしてまた、請求項3に記載しているよう
に、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリオレ
フィン(PO)系樹脂であるものとすることによって、
PO系樹脂の再生処理を良好に行うことが可能であり、
PO系樹脂の再活用による省資源化を実現することが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0027】さらにまた、請求項4に記載しているよう
に、同族系樹脂材料から構成される集合体が、アクリロ
ニトリルブタジエンスチレン(ABS)系樹脂であるも
のとすることによって、ABS系樹脂の再生処理を良好
に行うことが可能であり、ABS系樹脂の再活用による
省資源化を実現することが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
【0028】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリアミ
ド(PA)系樹脂であるものとすることによって、PA
系樹脂の再生処理を良好に行うことが可能であり、PA
系樹脂の再活用による省資源化を実現することが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0029】さらにまた、請求項6に記載しているよう
に、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)系樹脂であるものとする
ことによって、PET系樹脂の再生処理を良好に行うこ
とが可能であり、PET系樹脂の再活用による省資源化
を実現することが可能であるという著しく優れた効果が
もたらされる。
【0030】さらにまた、請求項7に記載しているよう
に、同族系樹脂材料から構成される集合体が、ポリウレ
タン(PU)系樹脂であるものとすることによって、P
U系樹脂の再生処理を良好に行うことが可能であり、P
U系樹脂の再活用による省資源化を実現することが可能
であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0031】また、請求項3に係る発明の実施態様にお
いて請求項8に記載しているように、PO系樹脂が、ポ
リプロピレン(PP)樹脂、PP樹脂とポリエチレン
(PE)樹脂との共重合体またはエラストマー変性のP
O樹脂、タルク,炭酸カルシウム,ガラス繊維等の補強
材および/または無機質充填材を配合したPO樹脂、エ
ラストマー変性のPO樹脂のうちの少なくとも1種であ
るものとすることによって、これらPO系樹脂の更なる
有効活用が可能になるという著しく優れた効果がもたら
される。
【0032】さらに、請求項4に係る発明の実施態様に
おいて請求項9に記載しているように、ABS系樹脂
が、ABS樹脂、アクリロニトリルエチレンプロピレン
スチレン(AES)樹脂、アクリロニトリルアクリルス
チレン(AAS)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ま
たはこれらの樹脂とポリカーボネート(PC)樹脂との
ポリマーブレンドおよびPA変性ポリフェニレンエーテ
ル(PPE)樹脂のうちの少なくとも1種であるものと
することによって、これらABS系樹脂の更なる有効活
用が可能になるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0033】さらにまた、請求項5に係る発明の実施態
様において請求項10に記載しているように、PA系樹
脂が、PA6樹脂、PA66樹脂、タルク,炭酸カルシ
ウム,ガラス繊維等の補強材および/または無機質充填
材を配合したPA6樹脂,PA66樹脂のうちの少なく
とも1種であるものとすることによって、これらPA系
樹脂の更なる有効活用が可能になるという著しく優れた
効果がもたらされる。
【0034】さらにまた、請求項6に係る発明の実施態
様において請求項11に記載しているように、PET系
樹脂が、PET樹脂、補強材および/または無機質充填
材を配合したPET樹脂のうちの少なくとも1種である
ものとすることによって、これらPET系樹脂の更なる
有効活用が可能になるという著しく優れた効果がもたら
される。
【0035】さらにまた、請求項7に係る発明の実施態
様において請求項12に記載しているように、PU系樹
脂が、PU樹脂などの熱硬化性樹脂のうちの少なくとも
1種であるものとすることによって、これらPU系樹脂
の更なる有効活用が可能になるという著しく優れた効果
がもたらされる。
【0036】
【実施例】図1は本発明に係る樹脂材料の再利用システ
ムにおいて採用されうる樹脂材料の再生処理方法の一実
施例を示すものであって、本発明による樹脂材料の再生
処理方法では、以下に説明する如く、種々の同族系樹脂
材料毎に分類された樹脂材料を1つの集合体として再生
処理を行うものであが、本発明は以下の実施例のみに限
定されないことはいうまでもない。
【0037】まず、図1の(A)により再生処理方法を
説明すると、市場経年樹脂成形品(1),廃車樹脂成形
品(2)等の樹脂物品や、樹脂成形品の製造工程で発生
するバリおよび端材(3),成形不良品(4)等の樹脂
物品などからなる樹脂材料をそれぞれ工程(5)におい
て回収し、これらを同族系樹脂材料から構成される集合
体に工程(6)において分類する。
【0038】すなわち、工程(6)において分類される
同族系樹脂材料としては、ポリオレフィン(PO)系樹
脂材料集合体(7)、アクリロニトリルブタジエンスチ
レン(ABS)系樹脂材料集合体(8)、ポリアミド
(PA)系樹脂材料集合体(9)、ポリエチレンテレフ
タレート(PET:ポリエステル)系樹脂材料集合体
(10)、ポリウレタン(PU)系樹脂材料集合体(1
1)の5種類が主なものである。
【0039】これらの同族系樹脂材料から構成される集
合体に分類する場合、PO系樹脂としては、ポリプロピ
レン(PP)樹脂、PP樹脂とポリエチレン(PE)樹
脂との共重合体またはエラストマー変性のPO樹脂、タ
ルク,炭酸カルシウム,ガラス繊維等の補強材および/
または無機質充填材を配合したPO樹脂、エラストマー
変性のPO樹脂のうちの少なくとも1種であるものとす
ることができる。
【0040】また、ABS系樹脂としては、ABS樹
脂、アクリロニトリルエチレンプロピレンスチレン(A
ES)樹脂、アクリロニトリルアクリルスチレン(AA
S)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、またはこれらの
樹脂とポリカーボネート(PC)樹脂とのポリマーブレ
ンドおよびPA変性ポリフェニレンエーテル(PPE)
樹脂のうちの少なくとも1種であるものとすることがで
きる。
【0041】さらに、PA系樹脂としては、PA6樹
脂、PA66樹脂、タルク,炭酸カルシウム,ガラス繊
維等の補強材および/または無機質充填材を配合したP
A6樹脂,PA66樹脂のうちの少なくとも1種である
ものとすることができる。
【0042】さらにまた、PET系樹脂としては、PE
T樹脂、補強材および/または無機質充填材を配合した
PET樹脂のうちの少なくとも1種であるものとするこ
とができる。
【0043】さらにまた、PU系樹脂としては、PU樹
脂などの熱硬化性樹脂のうちの少なくとも1種であるも
のとすることができる。
【0044】前記樹脂において、タルク,炭酸カルシウ
ム,ガラス繊維等の補強材および/または無機質充填材
を配合する場合には、5〜50重量%の範囲で補強効果
および樹脂特性に影響を与えない配合量で添加されてい
ることが多い。
【0045】工程(6)において上記の同族系樹脂材料
集合体(7)〜(11)に分類した後、再利用可能な再
生材とするために工程(12)において加工・再生処理
が施される。この場合の加工・再生処理は、回収した樹
脂中に共存する金属屑や砂等の異物の分離除去、再生材
とした場合に強度を向上させるためのタルク,炭酸カル
シウム,ガラス繊維等の補強材の配合操作、耐衝撃性を
改善するためのエラストマー成分等の添加による改質操
作、などを含むものである。
【0046】具体的な加工・再生処理工程としては、図
1の(B)に示すように、まず、上記の同族系樹脂材料
集合体(7)〜(10)からなる樹脂物品を、次工程の
処理をやり易くそしてまた均一にさせるために、シュレ
ッダー,ハンマー等により粉砕・すり潰しを行うことに
よって、数mm〜10mm程度の大きさに工程(13)
において切断・粉砕を行う。
【0047】そして、再生処理に当たっては、工程(1
4)において、樹脂材料に付着した汚れ等(ほこり、水
垢,油等)を水洗浄やエチルアルコール等の溶剤洗浄な
どにより洗浄除去し、また、樹脂と共存する塗膜やめっ
き皮膜,ビス,ナット,モールディング類,テープ類,
スパッタリング膜等の各種表面処理被膜等を分離除去す
る。さらにまた、必要に応じて、タルク,炭酸カルシウ
ム,ガラス繊維等の配合成分,エラストマー成分等を新
たに添加することによる改質は行わなくてもよい。
【0048】同族系樹脂材料集合体が熱可塑性樹脂から
構成される場合には、不純物等を除去して樹脂粉砕品を
混練押出機に投入し加熱および/または加圧溶融して工
程(15)において再造粒を行い、ペレット状の再生材
(16)として回収する。また、同様に、樹脂材料を軟
化するまで加熱および/または加圧して板状の再生材
(16)として回収してもよい。
【0049】熱可塑性樹脂から構成される同族系樹脂材
料としては、前記樹脂のうち、PO系樹脂、ABS系樹
脂、PA系樹脂およびPET系樹脂が挙げられ、これら
の樹脂において混練押出機に投入して行う加熱および/
または加圧溶融は前記樹脂軟化点、すなわち、120〜
250℃程度の範囲で再生処理が行われる。
【0050】ここで、同族系樹脂材料として回収される
PO系樹脂は、自動車のバンパー,インスツルメントパ
ネル,エアクリーナ,内装トリム類,ダクト等に使用さ
れており、また、ABS系樹脂は、自動車のラジエータ
グリル,ドアミラーハウジング,ホイールカバー,内装
トリム類等に使用されている。
【0051】このようなPO系樹脂およびABS系樹脂
の再生処理温度は約120〜200℃であり、比較的低
い温度で処理される。
【0052】更に、PA系樹脂は、エンジンのロッカー
カバー,遮熱遮音カバー等に使用され、また、PET系
樹脂は自動車の内装表皮材やカーペットなどとして使用
されており、これらの樹脂材料の再生処理温度は約18
0〜250℃と比較的高い。
【0053】本発明に従う熱可塑性樹脂の加工再生処理
に際しては、さらに相溶化剤を用いて同族樹脂間の相溶
性を高めるようになすこともできる。
【0054】再生処理により得られた再生材(16)
は、新たな樹脂製品の製造原料として利用されるが、そ
の樹脂製品としての機械的性質や表面外観品質を確保す
るため、また、再生材と新品材との使用量のバランスか
ら、同材質の樹脂製品の製造原料としては最大50重量
%程度の範囲で工程(17)において新品材に混合して
用いるようになすことが必要に応じて望ましい。
【0055】一方、本発明による樹脂材料の再処理方法
において、同族系樹脂材料に他の樹脂材料が混合された
場合には、再造粒工程において気泡が生じたり、ストラ
ンド切れ(熱可塑性樹脂に適用され、押出し機からうど
ん状の成形材料[ストランド]を押出し、水冷した後に
一定の長さに切断して、ペレット状にするが、このと
き、押出し機からうどん状の成形材料とならずに、途中
で切れてしまうこと)等の不具合を生じたり、また、再
生材として使用した場合においても、樹脂の流動性が均
一ではなく、ショートショット(樹脂の流動不良)等の
成形不良が生じたりすることもある。さらに、成形品が
得られたとしても、剛性や衝撃強度等の物性が極端に低
くなるという問題を引き起こすこともある。
【0056】したがって、上記したように、樹脂材料の
再利用に際しては、本発明の各5つの同族系樹脂材料か
ら構成される集合体以外に、他の樹脂材料を混合するこ
とは好ましくないこともありうる。そして、本発明にお
いては、上記した同族系樹脂材料から構成される集合体
として再生処理を行った場合には、これらの不具合は発
生しなかった。
【0057】一方、熱硬化性樹脂であるPU系樹脂は、
自動車のシートクッションに使用されており、再生処理
および再利用の方法としては前述の熱可塑性樹脂の場合
とは異なり、図2に示すような2つの方法A,Bによっ
て再生処理および再利用することが望ましい。
【0058】A.工程(6)において分類して回収した
PU系樹脂材料集合体(11)の樹脂物品から不純物等
を除去し、工程(18)において約10mm程度の比較
的大きなサイズに切断して再利用するためのPU再生材
(19)とする。次いで、このPU再生材(19)を発
泡成形体の製造時にこれらを接着剤と混合して工程(2
0)において使用する。
【0059】B.工程(6)において分類して回収した
PU系樹脂材料集合体(11)の樹脂物品から不純物等
を除去し、工程(21)において約1mm以下の小さな
サイズに微粉砕して、再利用するためのPU再生材(2
2)とする。次いで、このPU再生材(22)を成形品
製造時にこれらを増量材として工程(23)において成
形体材料に混合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂材料の再利用システムにおけ
る再生処理方法を示す説明図である。
【図2】本発明のうちPU系樹脂材料の再生処理方法を
示す説明図である。
【図3】従来の樹脂材料の再生処理方法を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
(1) 市場経年樹脂成形品 (2) 廃車樹脂成形品 (3) バリおよび端材 (4) 成形不良品 (7) PO(ポリオレフィン)系樹脂集合体 (8) ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレ
ン)系樹脂材料集合体 (9) PA(ポリアミド)系樹脂材料集合体 (10) PET(ポチレンテレフタレート)系樹脂材
料集合体 (11) PU(ポリウレタン)系樹脂材料集合体 (16) 再生材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 67:00 75:00 77:00 105:26 (72)発明者 大 庭 敏 之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 市場経年樹脂成形品,廃車樹脂成形品等
    の樹脂物品や、樹脂成形品の製造工程で発生するバリお
    よび端材,成形不良品等の樹脂物品などからなる樹脂材
    料を回収した後、切断・粉砕・不純物除去等を行うこと
    により再利用可能な樹脂材料として再生処理を行う樹脂
    材料の再利用システムにおいて前記切断・粉砕・不純物
    除去等を行うことにより再利用可能な樹脂材料として再
    生処理を行うに際し、回収した樹脂材料を同族系樹脂材
    料毎に分類して前記同族系樹脂材料から構成される集合
    体として切断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再
    利用可能な樹脂材料として再生処理を行うことを特徴と
    する樹脂材料の再生処理方法。
  2. 【請求項2】 回収した樹脂材料を同族系樹脂材料毎に
    分類して前記同族系樹脂材料から構成される集合体とし
    て切断・粉砕・不純物除去等を行うことにより再利用可
    能な樹脂材料として再生処理を行うに際し、前記切断・
    粉砕・不純物除去等を行った後に加熱および/または加
    圧の再生処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    樹脂材料の再生処理方法。
  3. 【請求項3】 同族系樹脂材料から構成される集合体
    が、ポリオレフィン(PO)系樹脂であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の樹脂材料の再生処理方
    法。
  4. 【請求項4】 同族系樹脂材料から構成される集合体
    が、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)系
    樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    樹脂材料の再生処理方法。
  5. 【請求項5】 同族系樹脂材料から構成される集合体
    が、ポリアミド(PA)系樹脂であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の樹脂材料の再生処理方法。
  6. 【請求項6】 同族系樹脂材料から構成される集合体
    が、ポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂材料
    の再生処理方法。
  7. 【請求項7】 同族系樹脂材料から構成される集合体
    が、ポリウレタン(PU)系樹脂であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の樹脂材料の再生処理方法。
  8. 【請求項8】 PO系樹脂が、ポリプロピレン(PP)
    樹脂、PP樹脂とポリエチレン(PE)樹脂との共重合
    体またはエラストマー変性のPO樹脂、タルク,炭酸カ
    ルシウム,ガラス繊維等の補強材および/または無機質
    充填材を配合したPO樹脂、エラストマー変性のPO樹
    脂のうちの少なくとも1種であることを特徴とする請求
    項3に記載の樹脂材料の再生処理方法。
  9. 【請求項9】 ABS系樹脂が、ABS樹脂、アクリロ
    ニトリルエチレンプロピレンスチレン(AES)樹脂、
    アクリロニトリルアクリルスチレン(AAS)樹脂、ポ
    リスチレン(PS)樹脂、またはこれらの樹脂とポリカ
    ーボネート(PC)樹脂とのポリマーブレンドおよびP
    A変性ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂のうちの
    少なくとも1種であることを特徴とする請求項4に記載
    の樹脂材料の再生処理方法。
  10. 【請求項10】 PA系樹脂が、PA6樹脂、PA66
    樹脂、タルク,炭酸カルシウム,ガラス繊維等の補強材
    および/または無機質充填材を配合したPA6樹脂,P
    A66樹脂,またはこれらのPA系樹脂のうちの少なく
    とも1種であることを特徴とする請求項5に記載の樹脂
    材料の再生処理方法。
  11. 【請求項11】 PET系樹脂が、PET樹脂、補強材
    および/または無機質充填材を配合したPET樹脂のう
    ちの少なくとも1種であることを特徴とする請求項6に
    記載の樹脂材料の再生処理方法。
  12. 【請求項12】 PU系樹脂が、PU樹脂などの熱硬化
    性樹脂のうちの少なくとも1種であることを特徴とする
    請求項7に記載の樹脂材料の再生処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336832A (ja) * 2001-05-14 2002-11-26 Ricoh Co Ltd リサイクル方法
JP2004058481A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Nissan Motor Co Ltd リサイクル樹脂製品の製造方法及び自動車用樹脂部品
JP2021127391A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 株式会社Tbm 無機物質粉末含有ポリオレフィン系樹脂成形体の製造方法
JP2021143234A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 株式会社Tbm 無機物質粉末含有ポリオレフィン系樹脂成形体の製造方法

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