JP2004132317A - オイルパン - Google Patents

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JP2004132317A
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oil
oil pan
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drain
screen
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JP2002299157A
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Hironobu Ogiso
小木曽 裕暢
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

【課題】オイルパンの壁面へオイルスクリーンと一体的にドレンプラグを取り付ける場合に、オイルパンの上下寸法が増大することを回避すると同時に、オイルスクリーンの良好な濾過性能を確保する。
【解決手段】オイルパン2の底壁3に横方向へ延びるリブ4が形成され、リブ4内にドレン孔5が設けられて、オイルパン外側面7におけるドレン孔5の開口にドレンプラグ8がねじ込まれている一方、オイルパン側壁10内に形成された油路11がドレン孔5の途中から分岐して上方へ延び、ドレンプラグ8の先端に係止された筒状のオイルスクリーン12がドレン孔5及び油路11の接続部分に配置されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの下部に配置されるオイルパン、とくに、オイルパンにおけるオイルスクリーン及びドレン孔の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
オイルパンの底部にオイルスクリーン及びドレン孔が設けられたものとして、下記特許文献に記載された技術が従来から知られている。
【0003】
【特許文献】
特開平11−22441号公報(第3ページ、図8)
【0004】
この場合には、オイルパンの底壁に上下方向へ延びるドレン孔が形成され、このドレン孔へ下方からドレンプラグが取り付けられていて、ドレンプラグ上端の網カバーを通ったオイルが、ドレンプラグ内の流入通路からオイルパンの底壁に形成された横方向の油路を通り、さらに、オイルパンの立壁に形成された上下方向の吸引パイプを経て油圧ポンプに吸引されるようにしている。
【0005】
すなわち、上下方向のドレン孔へ下方からドレンプラグが取り付けられているため、オイルパンの底壁は少なくともドレン孔が形成されている部分で上下方向の肉厚が大きくなるので、エンジン全体の上下寸法が増大することとなって、エンジンを車両へ搭載する場合に支障を来すおそれがあり、また、ドレンプラグ上端の網カバーが平らな膜状であるため、ドレンプラグを極端に太くしない限り網カバーのオイル濾過面積は極めて狭くならざるをえないので、オイルスクリーンの濾過性能に制限を受けるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、オイルパンの壁面へオイルスクリーンと一体的にドレンプラグを取り付ける場合に、オイルパンの上下寸法が増大することを回避すると同時に、オイルスクリーンの良好な濾過性能を確保しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるオイルパンは、底壁内に形成され内底面から横方向に延びて外側面で横向きに開口するドレン孔と、側壁内に形成され上記ドレン孔の途中から分岐して上方へ延びる油路と、上記ドレン孔の開口部に外方から取り付けられたドレンプラグと、上記ドレンプラグの先端側に位置し上記ドレン孔及び上記油路の接続部分に配置されて周面が上記油路に接する筒状のオイルスクリーンとを有している。
【0008】
すなわち、オイルパンの底壁内に形成されたドレン孔がオイルパンの内底面から横方向に延びて、オイルパンの外側面で横向きに開口し、その開口部にドレンプラグが取り付けられているため、オイルパンの底壁内にドレン孔が形成されていても、オイルパン底壁の上下寸法をとくに大きく設定する必要がなく、また、ドレンプラグの先端側に位置してドレン孔と上方へ延びる油路との接続部分に配置された筒状オイルスクリーンは周面が油路に面するように構成されているので、オイルスクリーンの濾過面積を容易に大きく設定することができることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の各実施形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1〜図6において、エンジンにおけるクランクケース1の下端にAl等の金属製、あるいは、樹脂製のオイルパン2が取り付けられ、オイルパン2の底壁3には上下方向へ突出して横方向へ延びるリブ4が形成されており、リブ4の長手方向に沿ってリブ4内にドレン孔5が設けられ、ドレン孔5はオイルパン2の内底面6からオイルパン2の外側面7にまで達し、外側面7における開口にドレンプラグ8がねじ込まれている。
【0010】
また、オイルパン2の側壁10内に形成された油路11がドレン孔5の途中から分岐して上方へ延びており、ドレン孔5及び油路11の接続部分に筒状のオイルスクリーン12が配置されて、オイルスクリーン12の先端部分がドレン孔5内に押し込まれていると同時に、オイルスクリーン12の外周面が油路11と全体的に接している。
【0011】
この場合、ドレンプラグ8先端の突起13に円板状のつば14が一体成形されている一方、オイルスクリーン12の端部に複数のかぎ爪15が環状に設けられていて、つば14へかぎ爪15が弾力的に係合することにより、ドレンプラグ8に対してオイルスクリーン12が着脱自在に取り付けられており、ドレン孔5の外側面7における開口からドレンプラグ8を取り外すことによってオイルパン2からオイルスクリーン12を一体的に取り出すことができ、また、ドレン孔5の開口へドレンプラグ8をねじ込むことにより、オイルスクリーン12をドレン孔5内へ圧入して、ドレン孔5及び油路11の接続部分に配置することができることとなる。
【0012】
すなわち、ドレンプラグ8の取付け、取外しによりそれぞれ自動的にオイルスクリーン12の適切な取付け、取外しを行うことが可能となって、オイルスクリーン12の取扱いが非常に便利となるばかりでなく、ドレンプラグ8及びオイルスクリーン12が相互に係止しているためそれぞれを個々に管理する必要がなくなって、部品管理上大層便利になると共に、取り外されたドレンプラグ8から必要に応じてオイルスクリーン12を弾力的に取り外すことにより、オイルスクリーン12を容易に洗浄することができる利点がある。
【0013】
また、オイルパン2の底壁3に形成されて横方向へ延びるリブ4内にドレン孔5が設けられ、かつ、オイルパン2の外側面7における横方向の開口にドレンプラグ8がねじ込まれるように構成されているため、オイルパン2の底壁3内にドレン孔5が設けられていても、オイルパン2の底壁3における肉厚をとくに大きくする必要はなく、従って、オイルパン2の上下寸法を比較的小さくして、エンジン全体の上下高さを容易に小さくまとめることが可能となる。
【0014】
しかも、リブ4がオイルパン2の外側面7にまで延びていて、リブ4の端面をドレンプラグ8の座面としてそのまま利用できるので、ドレンプラグ8をねじ込むためのボスをオイルパン2の外面にわざわざ特別に成形する必要性もなくなって、オイルパン2の製作コストをそれだけ容易に軽減させることができようになる。
【0015】
さらに、ドレン孔5内に押し込まれたオイルスクリーン12の外周面が油路11と全体的に接していて、オイルパン2内からドレン孔5を通って筒状のオイルスクリーン12内へ流入したオイルは、オイルスクリーン12の外周面から全体的に油路11内へと流出することとなるので、オイルスクリーン12における濾過面積を比較的大きく設定することができ、従って、オイルスクリーン12の良好な濾過性能を確保できる長所がある。
【0016】
なお、上記実施形態例では、リブ4がオイルパン2の底壁3から上下方向へ突出しているが、底壁3の厚みが横方向のドレン孔5を設けるのに十分である場合にはリブ4をとくに設けず、あるいは、リブ4が底壁3から上方にのみ突出し、または、必要に応じてリブ4が底壁3から下方にのみ突出するように構成することも可能であるのはいうまでもない。
【0017】
また、上記各実施形態例においては、ドレンプラグ8の取付けによりドレンプラグ8に係止されたオイルスクリーン12の先端部分がドレン孔5内に押し込まれているが、図7に例示されているように、ドレン孔5の下端部に、オイルスクリーン12の外径よりも大きい内径をもってドレン孔5の軸方向に延びる空所20を形成し、ドレンプラグ8の取付けによりオイルスクリーン12がこの空所20内に配置されると共に、オイルスクリーン12の先端が空所20内の壁面に押し当てられ、押し当て部分に隙間があるとしてもその隙間はオイルスクリーン12のメッシュよりも小さくされて、オイルスクリーン12の先端がドレン孔5に面するようにされ、その結果、オイルスクリーン12の外周面が上記各実施形態例の場合よりも一層広い範囲で油路11に接して、オイルスクリーン12の有効面積を大きく確保できるように構成してもよいものである。
【0018】
【発明の効果】
本発明にかかるオイルパンにあっては、オイルパンの底壁内に形成されたドレン孔がオイルパンの内底面から横方向に延びて、オイルパンの外側面で横向きに開口し、その開口部にドレンプラグが取り付けられているため、オイルパン底壁の上下寸法を比較的小さくすることができると共に、ドレンプラグの先端側に位置してドレン孔と上方へ延びる油路との接続部分に配置された筒状オイルスクリーンの濾過面積を容易に大きく設定して、その良好な濾過性能を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における縦断面図。
【図2】上記実施形態例の斜視図。
【図3】図1の III−III 縦断面拡大図。
【図4】図1のIV−IV縦断面拡大図。
【図5】図4のV−V縦断面図。
【図6】上記実施形態例の要部分解拡大図。
【図7】本発明の他の実施形態例における一部縦断面拡大図。
【符号の説明】
2 オイルパン
3 底壁
4 リブ
5 ドレン孔
8 ドレンプラグ
10 側壁
11 油路
12 オイルスクリーン
20 空所

Claims (4)

  1. 底壁内に形成され内底面から横方向に延びて外側面で横向きに開口するドレン孔と、側壁内に形成され上記ドレン孔の途中から分岐して上方へ延びる油路と、上記ドレン孔の開口部に外方から取り付けられたドレンプラグと、上記ドレンプラグの先端側に位置し上記ドレン孔及び上記油路の接続部分に配置されて周面が上記油路に接する筒状のオイルスクリーンとを有するオイルパン。
  2. 請求項1において、上記オイルスクリーンが上記ドレンプラグの先端に係止されているオイルパン。
  3. 請求項1または請求項2において、上記ドレン孔が上記底壁に設けられたリブ内に形成されているオイルパン。
  4. 請求項3において、上記ドレン孔が開口する上記外側面にまで上記リブが延びているオイルパン。
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