JP2004129001A - 移動通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速移動中に頻繁に起こるハンドオーバー処理の中で必要なハンドオーバー以外は行わず、消費電力を低減すること。
【解決手段】通信履歴記憶部109にはハンドオーバー情報が記憶されている。復調部106は復調した受信信号の受信レベルが所定値以上の場合に、ハンドオーバー情報を比較部107に出力する、比較部107は入力された前記の情報と通信履歴記憶部109の記憶内容とを比較する。ハンドオーバー制御部108は、比較結果が一致している場合、基地局装置との無線通信を停止し、その後、一定の条件下に通信履歴記憶部109の記憶内容に基づいて、基地局装置との無線通信を再び開始する。比較結果が一致しない場合、ハンドオーバー情報は、比較部107から通信履歴更新部110に出力され、通信履歴記憶部109の記憶内容を更新するかが決定される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信においては、移動する移動通信端末装置が現在無線通信中の基地局装置が管理する無線ゾーン(以下、「セル」という)から外れる場合に、次に無線通信すべき基地局装置との通信を確立するいわゆるハンドオーバー処理を行う。
【0003】
その場合、移動通信端末装置は、現在通信を行っている基地局装置(以下、「ハンドオーバー元基地局装置」という)に隣接する基地局装置の中から次に通信を行う基地局装置(以下、「ハンドオーバー先基地局」という)を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、移動通信端末装置が高速移動している場合、セル間の移動が頻繁に起こるので、通信先の無線基地局を切り替えるハンドオーバー処理が頻発する。その結果、移動通信端末装置の処理負荷が極めて大きくなり、消費電力が非常に増加するという問題を有していた。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザーの生活習慣による決まった経路の高速移動中では必要なハンドオーバーのみを行うように制御できる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動通信端末装置は、複数の基地局装置と無線通信する移動通信端末装置において、無線通信した基地局装置との通信履歴を記憶する記憶手段と、ハンドオーバー時に、前記記憶手段に記憶される通信履歴中のハンドオーバー情報と現在のハンドオーバー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果と前記記憶手段の記憶内容とに基づいてハンドオーバーの実行、停止及び再開を制御する制御手段と、を具備する構成を採る。
【0007】
この構成によれば、予め記憶手段に記憶する基地局装置との通信履歴を用いて、ハンドオーバーの実行、停止及び再開を制御することができるので、ユーザーの生活習慣による決まった経路の高速移動中では、必要なハンドオーバーのみを行い、不要なハンドオーバーは停止することができる。その結果、ハンドオーバーの停止によって、移動通信端末装置と基地局装置との無線通信が切断されるので、消費電力が低減でき、移動通信端末装置のバッテリーセービングを図ることができる。
【0008】
本発明の移動通信端末装置は、上記の発明において、前記記憶手段は、無線通信した基地局装置との前記通信履歴として、現在通信を行っている基地局装置の識別情報と新規に通信を確立する基地局装置の識別情報とからなるハンドオーバー情報と、ハンドオーバーの実行時刻と、を記憶する構成を採る。
【0009】
この構成によれば、記憶手段には、予めユーザーの生活習慣による決まった経路においてハンドオーバーを実施することによって、無線通信した基地局装置との前記通信履歴として、現在通信を行っている基地局装置の識別情報と新規に通信を確立する基地局装置の識別情報とからなるハンドオーバー情報とハンドオーバーの実行時刻とを記憶することができる。
【0010】
本発明の移動通信端末装置は、上記の発明において、前記記憶手段に記憶されている無線通信した基地局装置との通信履歴を前記比較手段の比較結果に基づいて更新する更新手段、を具備する構成を採る。
【0011】
この構成によれば、記憶手段に記憶する通信履歴は、必要に応じて更新することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、移動通信端末装置が、ユーザーの生活習慣による決まった経路での基地局装置とのハンドオーバー時通信履歴を用意し、その通信履歴を用いて、ハンドオーバーの実行、停止及び再開が制御できるようすることである。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
(一実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【0015】
図1において、送信部101は、変調された音声やデータなどの送信データを広帯域の送信ベースバンド信号に変換して無線部102に出力する。無線部102は、送信部101から入力された送信ベースバンド信号を送信無線信号に周波数変換してアンテナ103に出力する。アンテナ103は、無線部102から入力された送信無線信号を基地局装置に向けて送信する。
【0016】
基地局装置から送信されてきた無線信号は、アンテナ103にて受信され、受信無線信号として無線部102に入力される。無線部102は、アンテナ103から入力された受信無線信号を受信ベースバンド信号に周波数変換して受信部104に出力する。
【0017】
受信部104は、フィルタ部105と、復調部106と、比較部107と、ハンドオーバー制御部108と、通信履歴記憶部109と、通信履歴更新部110とを備えている。
【0018】
フィルタ部105は、無線部102から出力された受信ベースバンド信号に対してフィルタリングを行い、所望帯域に制限した受信ベースバンド信号を復調部106に出力する。
【0019】
復調部106は、フィルタ部105にて帯域制限された受信ベースバンド信号を復調し、それを受信データとして出力する。また、復調部106は、復調した受信信号の信号レベルが所定の値以上の場合に、基地局装置と通信可能である旨とハンドオーバー情報とを比較部107に出力する。なお、ハンドオーバー情報は、ハンドオーバー元基地局装置の識別情報とハンドオーバー先基地局装置の識別情報とからなる。
【0020】
比較部107は、復調部106から入力されたハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109に記憶された通信履歴とを比較して必要なハンドオーバーであるか否かを判定し、その判定結果をハンドオーバー制御部108に出力する。また、比較部107は、復調部106から入力されたハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109に記憶された通信履歴とを比較し、ハンドオーバー情報が通信履歴と一致しない場合に、そのハンドオーバー情報を通信履歴更新部110に出力する。
【0021】
ハンドオーバー制御部108は、比較部107から入力された必要なハンドオーバーであるか否かの判定結果と通信履歴記憶部109の記憶内容とを用いて、当該移動通信端末装置のハンドオーバー処理を含む無線通信の制御を行う。
【0022】
通信履歴更新部110は、比較部107から入力されたハンドオーバー情報を通信履歴として記憶する必要があるか否かを判定し、必要がある場合は、その必要があると認識したハンドオーバー情報を通信履歴記憶部109に出力する。
【0023】
通信履歴記憶部109は、例えば図2に示すようなハンドオーバー履歴テーブルを備えている。このハンドオーバー履歴テーブルには、ハンドオーバー情報であるハンドオーバー元基地局装置の識別情報201及びハンドオーバー先基地局装置の識別情報202と、ハンドオーバー実行時刻203と、ハンドオーバー経路識別子204とを互いに関連付けて記憶するようになっている。
【0024】
これらの情報は、予めユーザーの生活習慣による決まった経路において、経路上の各基地局装置との間でハンドオーバーを実施して取得されたハンドオーバー時の通信履歴である。そして、これらの記憶内容は、通信履歴更新部110によって、必要に応じて更新される。
【0025】
図2おいて、このハンドオーバー履歴テーブルによれば、経路識別子R322で示される連続したハンドオーバーの一部として、例えば、識別情報がC301の基地局装置のセルから識別情報がC302の基地局装置のセルへのハンドオーバーが時刻T201にて実行されたことわかる。
【0026】
次に、図1〜図4を参照して、以上のように構成される移動通信端末装置において実施されるハンドオーバーの制御動作について説明する。なお、図3は、移動通信端末装置と基地局装置との位置関係を示す概念図である。図4は、移動通信端末装置におけるハンドオーバーの制御動作を示すフローチャート図である。
【0027】
図3において、セル311は、基地局装置301が管理する無線ゾーンを示す。同様に、セル312〜316は、それぞれ基地局装置302〜306が管理する無線ゾーンを示す。
【0028】
現在、セル311内に居て基地局装置301と無線通信を行っている移動通信端末装置321がセル315に至る移動経路として、セル311からセル312,セル313,セル314を経由してセル315に至る移動経路322と、セル311からセル316,セル313,セル314を経由してセル315に至る移動経路323とが示されている。
【0029】
移動通信端末装置321は、現在のセルから外れる度に、次に無線通信すべき基地局装置との通信を確立するいわゆるハンドオーバー処理を行う。このハンドオーバー処理の一つとして、本実施の形態では、次のような動作が行われる。
【0030】
即ち、移動通信端末装置321では、復調部106においてハンドオーバー先基地局装置が検出される度に、比較部107にて復調部106から入力されるハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109に記憶されるハンドオーバー情報とが比較される。一致した場合には、ハンドオーバー制御部108は、ハンドオーバーを停止する。その結果、移動通信端末装置321は、無線通信を停止して、セル間を移動することになる。
【0031】
このとき、ハンドオーバー制御部108は、移動通信端末321が、通信履歴記憶部109に記憶されているハンドオーバー経路識別子が示すのと同一の移動を開始したと判断して無線通信を切断することにより、不要なハンドオーバー処理を回避する。そして、通信履歴記憶部109において同一のハンドオーバー経路識別子をもつ最もハンドオーバー実行時刻が遅い時刻まで、無線通信の切断を継続する。以下、具体的に説明する。
【0032】
図2では、通信履歴記憶部109のハンドオーバー履歴テーブルには、移動経路322でのハンドオーバー情報及びハンドオーバー実行時刻が記憶されているとしている。即ち、図2おいて、ハンドオーバー元基地局装置の識別情報201の欄におけるC301〜C304と、ハンドオーバー先基地局装置の識別情報202の欄におけるC302〜C305とは、図3における基地局301〜305の識別情報に対応している。また、ハンドオーバー経路識別子204の欄におけるR322は、図3における移動経路322の経路識別子に対応している。
【0033】
そして、ハンドオーバー実行時刻203の欄におけるT201,T202,T203,T204は、それぞれ、図3におけるセル311とセル312との境界、セル312とセル313との境界、セル313とセル314との境界、セル314とセル315との境界においてハンドオーバーを実行する時刻に対応している。図3では、セル315が最終到達セルであるので、セル314とセル315との境界においてハンドオーバーを実行する時刻T204が、上記した最も遅い時刻ということになる。
【0034】
図3において、基地局装置301と無線通信を行っている移動通信端末装置321が、移動経路322を移動する場合を説明する。待ち受け状態にある移動通信端末装置321がセル312に向かうと、セル311とセル312の境界付近では、復調部106は、受信レベルがハンドオーバーの実施レベルとして定められる所定値以上である場合に、ハンドオーバー元である基地局装置301の識別情報C301及びハンドオーバー先である基地局装置302の識別情報C302からなるハンドオーバー情報とを比較部107に出力する。
【0035】
比較部107は、復調部106からのハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109に記憶されているハンドオーバー情報とを比較する。この場合の両ハンドオーバー情報は、共にC301,C302であり、一致するので、ハンドオーバー処理は不要である旨が比較部107からハンドオーバー制御部108に出力される。ハンドオーバー制御部108は、この時点から、通信履歴記憶部109において同一のハンドオーバー経路識別子R322をもつ最もハンドオーバー実行時刻が遅い時刻まで、無線通信の切断を継続する。
【0036】
移動通信端末321は、通信履歴記憶部109において同一のハンドオーバー経路識別子R322をもつ最も遅いハンドオーバー実行時刻(図2のT204)になると、このハンドオーバー実行時刻に対応するハンドオーバー先基地局(図2のC305)にハンドオーバーする。つまり、移動通信端末装置321は、セル315への移動が終了する時刻において、通信履歴記憶部109に記憶されたハンドオーバー先基地局である無線基地局装置305にハンドオーバーして無線通信を再開する。
【0037】
次に、移動通信端末装置321が移動経路323を移動した場合を説明する。セル311とセル316との境界付近と、セル316とセル313との境界付近とでは、ハンドオーバー情報が通信履歴記憶部109の記憶内容と一致しない。したがって、ハンドオーバー制御部108は、セル311からセル316に移る場合及びセル316からセル313に移る場合にはハンドオーバーを実行する。
【0038】
一方、セル313からセル314に移る場合には、セル313とセル314の境界付近におけるハンドオーバー情報は、通信履歴記憶部109の記憶内容と一致しているので、ハンドオーバー制御部108は移動通信端末装置321の無線通信を停止し、通信履歴記憶部109の記憶内容に基づき、セル315への移動が終了する時刻において、無線基地局装置305と無線接続を再開する。つまり、移動経路323を通った場合には、移動の途中からハンドオーバー経路識別子R322と同経路の移動となるので、同経路になった段階からハンドオーバー経路識別子R322に基づいた制御を行う。
【0039】
図4は、以上説明したハンドオーバー制御動作を整理して示したフローチャートである。図4において、ステップST401では、移動通信端末装置は、復調部106で復調した新規通信候補の基地局装置からの受信信号の信号レベルが所定値以上であるか否かを確認する。ステップST401にて、受信信号の信号レベルが所定値以上でない場合は(ステップST401:No)、ステップST402に進み、移動通信端末装置は、現在の基地局装置との無線接続を継続する。
【0040】
一方、ステップST401にて、受信信号の信号レベルが所定値以上である場合は(ステップST401:Yes)、ステップST403に進み、移動通信端末装置は、復調部106から出力されたハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109の記憶内容とが一致するか否かを確認する。
【0041】
即ち、ステップST403では、前記ハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109の記憶内容において、ハンドオーバー元基地局装置の識別情報、ハンドオーバー先基地局装置の識別情報及びハンドオーバー実行時刻の比較が行われる。但し、ハンドオーバー実行時刻は、一定値のずれまでは、一致したものとする。
【0042】
ステップST403にて、前記ハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109の記憶内容とが一致した場合は(ステップST403:Yes)、ステップST404に進み、移動通信端末装置は、ハンドオーバーを停止し、全ての基地局装置との無線通信を切断する。
【0043】
次いでステップST405にて、移動通信端末装置は、通信履歴記憶部109の記憶内容に基づいて、今回のハンドオーバー経路において最終到達セルへの移動が完了する時刻であるか否かを確認する。ステップST405にて、最終到達セルへの移動が完了する時刻でない場合は(ステップST405:No)、移動通信端末装置は、全ての基地局装置との無線通信の切断を継続する。
【0044】
そして、ステップST405にて、最終到達セルへの移動が完了する時刻である場合は(ステップST405:Yes)、ステップST406に進み、移動通信端末装置は、無線履歴記憶部109の記憶内容にあるハンドオーバー先基地局装置との無線通信を確立する。
【0045】
また、先のステップST403において、前記ハンドオーバー情報と通信履歴記憶部109の記憶内容とが一致しない場合は(ステップST403:No)、ステップST407に進み、移動通信端末装置は、ハンドオーバーを実行し、通信先の基地局装置をハンドオーバー元基地局装置からハンドオーバー先基地局装置に切り替える。
【0046】
次いでステップST408にて、移動通信端末装置は、通信履歴記憶部109の記憶内容を、ステップST407にて無線通信を確立した基地局装置のハンドオーバー情報に更新するか否かを確認する。このステップST408では、前記ハンドオーバー情報が、高速移動中のものであるか否か、及び決まった経路を移動するというユーザーの生活習慣に関係するものであるか否かを判定し、通信履歴記憶部109の記憶内容を更新するか否かを決定する。
【0047】
高速移動中におけるハンドオーバー情報であるか否かは、ハンドオーバーの間隔によって決定する。また、ユーザーの生活習慣に関係するものであるか否かは、その後の復調部106から出力されるハンドオーバー情報と一致したハンドオーバー情報が一定頻度以上の頻度で出力されるか否かで判定する。一致したハンドオーバー情報が一定頻度以上の頻度で出力された場合には、ユーザーの生活習慣に関係があるものとする。
【0048】
ステップST408において、前記基地局装置のハンドオーバー情報に更新しない場合は(ステップST408:No)、ステップST409に進み、移動通信端末装置は、通信履歴記憶部109の記憶内容を現在のまま保持する。
【0049】
また、ステップST408において、前記基地局装置のハンドオーバー情報に更新する場合は(ステップST408:Yes)、ステップST410に進み、移動通信端末装置は、通信履歴記憶部109の記憶内容として前記ハンドオーバー情報を記憶する。
【0050】
このように、本実施の形態に係る移動通信端末装置によれば、決まった経路を移動するというユーザーの生活習慣に着目し、予めその決まった経路においてハンドオーバー時の基地局装置との通信履歴を予め用意し、それを用いてハンドオーバーの実行、停止及び再開の制御を行うようにしたので、決まった経路を高速移動する場合の不要なハンドオーバーを停止することができる。
【0051】
これによって、移動通信端末装置は、基地局装置との無線通信を切断することになるので、消費電力の低減が図れ、移動通信端末装置のバッテリーセービングを図ることができる。また、ハンドオーバーの停止を解除して無線通信を再開する基地局装置は、上記の通信履歴に含まれているので、基地局装置の検出に必要な時刻を短縮することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、決まった経路を移動するというユーザーの生活習慣に対応したハンドオーバー情報を用いて、ハンドオーバーの実行、停止及び再開の制御を行うことができるので、高速移動中に頻繁に起こるハンドオーバー処理の中で必要なハンドオーバー以外は行わないようにすることができ、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示す通信履歴記憶部の記憶内容を示す図
【図3】移動通信端末装置と基地局装置との位置関係を示す概念図
【図4】移動通信端末装置におけるハンドオーバーの制御動作を示すフローチャート図
【符号の説明】
101 送信部
102 無線部
103 アンテナ
104 受信部
105 フィルタ部
106 復調部
107 比較部
108 ハンドオーバー制御部
109 通信履歴記憶部
110 通信履歴更新部

Claims (3)

  1. 複数の基地局装置と無線通信する移動通信端末装置において、無線通信した基地局装置との通信履歴を記憶する記憶手段と、ハンドオーバー時に、前記記憶手段に記憶される通信履歴中のハンドオーバー情報と現在のハンドオーバー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果と前記記憶手段の記憶内容とに基づいてハンドオーバーの実行、停止及び再開を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 前記記憶手段は、無線通信した基地局装置との前記通信履歴として、現在通信を行っている基地局装置の識別情報と新規に通信を確立する基地局装置の識別情報とからなるハンドオーバー情報と、ハンドオーバーの実行時刻と、を記憶することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末装置。
  3. 前記記憶手段に記憶されている無線通信した基地局装置との通信履歴を前記比較手段の比較結果に基づいて更新する更新手段、を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動通信端末装置。
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