JP2004103156A - ディスクチャッキング機構及び該ディスクチャッキング機構を備えた記録再生装置 - Google Patents

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Mitsunori Nakamura
光典 中村
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】クランパとディスク載置部とを引きつけるためのマグネットの脱落を防止し、ディスクを安定して保持する。
【解決手段】ディスククランパ32には、クランパ側ヨーク44を一部遮蔽するための庇部46が設けられた開口部47を備える。マグネットの脱落を防止するとともに、ディスククランパとディスク載置部との間でディスク状記録媒体を安定して挟持する磁力を維持できる。また、マグネットを載置側ヨークに接着する工程が簡略化され製造効率が上がり、接着剤にかかる製造コストも低減できる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクチャッキング機構及びこの機構を備えた記録再生装置に関し、特に、ターンテーブルに載置されたディスクを押さえるためクランパとの間のマグネットの脱落を防止したディスクチャッキング機構及び記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスク(CD)等の光学読み取り式のディスクや、相変化型ディスクに対して情報を記録及び再生可能な記録再生装置における従来技術として、特開平11−306629等に開示されている。
【0003】
従来のディスクチャッキング機構60を図4及び図5に示す。図4(a)は、ディスクチャッキング機構60のターンテーブル61の平面図を示し、図4(b)は、ディスクチャッキング機構60のディスククランパ62の平面図を示す。また、図5は、ディスクチャッキング機構60のディスクチャッキング時の横断面図を示す。
【0004】
ディスクチャッキング機構60は、主として、ターンテーブル61とディスククランパ62とセンター部63とを備え、スピンドルモータ64によって回転されるようにその中央円筒部65にモータ軸66が圧入されている。また、ターンテーブル61は、ディスク載置部67を備えており、ここにディスク68が載置される。
【0005】
センター部63の中心軸外周部には、内部に設けられた金属製の載置側ヨーク70に円環状のマグネット71が吸着固定され、さらに接着剤77により接着されている。
【0006】
ディスククランパ62の金属製円環状のクランパ側ヨーク75がセンター部63の円環状のマグネット71に吸引されることにより、ディスク68はターンテーブル61のディスク載置部67とディスククランパ62との間で挟持されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、載置側ヨーク70と円環状のマグネット71との間に塗布された接着剤が経年劣化してくると、記録再生装置自身に強い衝撃が加わった際に、図6に示すようにマグネット71が脱落し、ディスククランパ側の金属製円環状ヨーク75に吸着してしまうという不具合が生じることがある。
【0008】
そこで本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、マグネットの脱落を防止し、ディスクを安定して保持できるディスクチャッキング機構及びこのディスクチャッキング機構を備える記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るディスクチャッキング機構は、ディスク状記録媒体を載置する載置部を有するターンテーブルと、ディスク状記録媒体をターンテーブル上に位置決めするセンター部と、センター部の回転中心軸外周部付近に設けられた金属製ヨークに吸着固定された円環状のマグネットを有し、センター部と略対向する位置にマグネットと吸着する金属製円環状ヨークが固定され、金属製円環状ヨークを一部遮蔽するための庇部が設けられた開口部を有するディスククランパとを備えたことを特徴とする
【0010】
ここで、金属製ヨークとマグネットは、接着剤等を用いることなく、単に磁気的に吸着されているのみとすることができる。
【0011】
また、上述の目的を達成するために、本発明に係る記録再生装置は、ディスク状記録媒体を載置する載置部を有するターンテーブルと、ディスク状記録媒体をターンテーブル上で位置決めするセンター部と、センター部の回転中心軸外周部付近に設けられた金属製ヨークに吸着固定された円環状のマグネットを有し、センター部と略対向する位置にマグネットと吸着する金属製円環状のヨークが固定され、金属製円環状ヨークを一部遮蔽するための庇部が設けられた開口部を有するディスククランパを備えるディスクチャッキング機構と、ディスク状記録媒体に対して情報を記録する及び/又は再生するレンズ系を含む光学系と、ディスク状記録媒体からの戻り光を検出する光検出部と、レンズ系のフォーカス及びトラッキング制御を行うフォーカストラッキング機構とを備えることを特徴とする。
【0012】
ここで、チャッキング機構における金属製ヨークとマグネットは、接着自答を用いることなく、単に磁気的に吸着されているのみとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体例について図面を参照して詳細に説明する。図1は、記録再生装置1の構成を概略的に示したものである。記録再生装置1は、ディスク2に対するディスクチャッキング機構3及び光学ヘッド装置4を備えている。
【0014】
ディスク2としては、コンパクトディスク(CD)等の光学読み取り式のディスクや、相変化型ディスク等があげられる。ディスクの中央にセンターホールが形成された円板状記録媒体の全てに適用可能である。また、記録再生装置1には、記録又は再生専用の装置のほか、再生及び記録の両方が可能な装置が含まれ、据え置き型、携帯型のような使用形態は問わない。
【0015】
ディスクチャッキング機構3は、ディスク2を載置して駆動源の動力で回転させるための回転載置部材としてのターンテーブルを備えており、後述するようにディスククランパとの間でディスクを保持している。
【0016】
また、光ディスク装置4は、ディスク2に記録された情報を再生したり、ディスク2に対して情報を記録するために使用され、対物レンズ4aを含むレンズ系、光学、光検出部(フォトディテクタ等)、フォーカス及びトラッキング制御機構を備えている。
【0017】
図2及び図3にディスクチャッキング機構3の基本的構成を示す。図2(a)は、ディスクチャッキング機構3のターンテーブル側の平面図を示し、図2(b)は、ディスクチャッキング機構3のディスククランパの平面図を示す。また、図3は、ディスクチャッキング機構3のディスクチャッキング時の横断面図を示す。
【0018】
ディスクチャッキング機構3は、主として、ターンテーブル31とディスククランパ32とセンター部33とを備えている。
【0019】
ターンテーブル31は、スピンドルモータ34によって回転されるようにその中央円筒部35にモータ軸36が圧入されている。また、ターンテーブル31は、ディスク載置部37を備えており、ここにディスク2が載置される。また、スピンドルモータ34は、シャーシ5に取り付けられて支持されている。
【0020】
センター部33の中心軸外周部には、金属製の載置側ヨーク39に円環状のマグネット40が吸着固定され、さらに接着剤により接着されている。このマグネット40は、後述するディスククランパ32の対向位置に設けられた金属製円環状ヨーク44と引き合うようになっている。
【0021】
ディスククランパ32には、金属製円環状のクランパ側ヨーク44を一部遮蔽するための庇部46(図2(b)、図3)が設けられた開口部47が設けられている。ディスク2は、このディスククランパ32によりターンテーブル31のディスク載置部37との間で挟持され、衝撃等によって中心ずれを起こさないように保持されている。
【0022】
上述のようなディスクチャッキング機構3とすることにより、ディスク2がディスク載置部37に載置された際には、互いに対向する位置に設けられたマグネットとヨークが引き合うことにより、ディスク2がディスククランパ32とディスク載置部37との間で挟持されて、載置されたディスク2の中心ずれが防止される。
【0023】
特に、本具体例では、庇部46によってマグネット40の一部が遮蔽されるためマグネット表面の磁束が規制され、マグネット40のクランパ側ヨーク44に対する吸着力がマグネット40の載置側ヨーク40に対する吸着力よりも弱まることになる。
【0024】
この結果、仮にマグネット40を載置側ヨーク40に接着している接着剤強度が経年劣化によって低減するようなことがあったとしても、マグネット表面A,Bと各ヨークとの間に生じる磁束密度の違いから、マグネット40が載置側ヨーク39から離れてディスククランパ32のクランパ側ヨーク44に吸着してしまうような不具合が防止できる。
【0025】
また、庇部46によってクランパ側ヨーク44の遮蔽度を調整すれば、マグネット40のクランパ側ヨーク44に対する磁気的な吸着力を制御できるため、ディスククランパ32とディスク載置部37との間でディスク2を安定して挟持する磁力を維持しつつ、マグネット40と載置側ヨーク39とを接着固定しなくてもよい状態が実現できる。これにより、マグネット40を載置側ヨーク39に接着する工程が簡略化され製造効率が上がり、また、接着剤にかかる製造コストも低減できる。
【0026】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るディスクチャッキング機構は、ディスク状記録媒体を載置する載置部を有するターンテーブルと、ディスク状記録媒体をターンテーブル上に位置決めするセンター部と、センター部の回転中心軸外周部付近に設けられた金属製ヨークに吸着固定された円環状のマグネットを有し、センター部と略対向する位置にマグネットと吸着する金属製円環状ヨークが固定され、金属製円環状ヨークを一部遮蔽するための庇部が設けられた開口部を有するディスククランパとを備えたため、庇部によってマグネットとディスククランパ側の金属製円環状ヨークの遮蔽度を調整できるようになるため、マグネットのクランパ側ヨークに対する磁気的な吸着力を制御できる。これにより、マグネットの脱落を防止するとともに、ディスククランパとディスク載置部との間でディスク状記録媒体を安定して挟持する磁力を維持できる。
【0027】
また、庇部により、マグネットのディスククランパ側の金属製円環状ヨークに対する磁気的な吸着力を制御できるため、金属製の載置側ヨークとマグネットとを接着剤等により接着固定しなくてもよい。これにより、マグネットを載置側ヨークに接着する工程が簡略化され製造効率が上がり、接着剤にかかる製造コストも低減できる。
【0028】
また、本発明に係る記録再生装置は、庇部を有した特徴あるディスククランパを備えることにより、マグネットとクランパ側ヨークの遮蔽度を調整できるようになるため、マグネットのクランパ側ヨークに対する磁気的な吸着力を制御できる。これにより、マグネットの脱落を防止するとともに、ディスククランパとディスク載置部との間でディスク状記録媒体を安定して挟持する磁力を維持できる。
【0029】
また、庇部により、マグネットのクランパ側ヨークに対する磁気的な吸着力を制御できるため、載置側ヨークとマグネットとを接着剤等により接着固定しなくてもよい。これにより、マグネットを金属製ヨークに接着する工程が簡略化され製造効率が上がり、接着剤にかかる製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例として示す記録再生装置の構成の概略図である。
【図2】(a)は、上記記録再生装置のディスクチャッキング機構のターンテーブル側の平面図であり、(b)は、ディスクチャッキング機構のディスククランパの平面図である。
【図3】上記記録再生装置におけるディスクチャッキング機構のディスクチャッキング時の横断面図である。
【図4】(a)は、従来の記録再生装置のディスクチャッキング機構のターンテーブル側の平面図であり、(b)は、ディスクチャッキング機構のディスククランパの平面図である。
【図5】従来の記録再生装置におけるディスクチャッキング機構のディスクチャッキング時の横断面図である。
【図6】従来の記録再生装置において、ディスクチャッキング時にマグネットが脱落した様子を説明する横断面図である。
【符号の説明】
1    記録再生装置
2    ディスク
3    ディスクチャッキング機構
4    光学ヘッド装置
31   ターンテーブル
32   ディスククランパ
33   センター部
34   スピンドルモータ
35   中央円筒部
36   モータ軸
37   ディスク載置部
39   載置側ヨーク
40   マグネット
44   クランパ側ヨーク
46   庇部

Claims (4)

  1. ディスク状記録媒体を載置する載置部を有するターンテーブルと、
    上記ディスク状記録媒体をターンテーブル上に位置決めするセンター部と、
    上記センター部の回転中心軸外周部付近に設けられた金属製ヨークに吸着固定された円環状のマグネットを有し、
    上記センター部と略対向する位置に上記マグネットと吸着する金属製円環状ヨークが固定され、上記金属製円環状ヨークを一部遮蔽するための庇部が設けられた開口部を有するディスククランパとを備えたことを特徴とするディスクチャッキング機構。
  2. 上記金属製ヨークとマグネットは、磁気的に吸着されているのみであることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. ディスク状記録媒体を載置する載置部を有するターンテーブルと、上記ディスク状記録媒体をターンテーブル上で位置決めするセンター部と、上記センター部の回転中心軸外周部付近に設けられた金属製ヨークに吸着固定された円環状のマグネットを有し、上記センター部と略対向する位置に上記マグネットと吸着する金属製円環状ヨークが固定され、上記金属製円環状ヨークを一部遮蔽するための庇部が設けられた開口部を有するディスククランパを備えるディスクチャッキング機構と、
    上記ディスク状記録媒体に対して情報を記録する及び/又は再生するレンズ系を含む光学系と、
    上記ディスク状記録媒体からの戻り光を検出する光検出部と、
    上記レンズ系のフォーカス及びトラッキング制御を行うフォーカストラッキング機構と
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  4. 上記チャッキング機構における上記金属製ヨークとマグネットは、磁気的に吸着されているのみであることを特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
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