JP2004101781A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、原稿押え部材を2つに分割して、副走査方向の両端部に設けたヒンジ部材を介して各々開閉可能に設け、2つの原稿押え部材を別個に開閉することにより、原稿が動くことを防止可能にする。
【解決手段】画像読取装置1の読取装置5を設けた装置本体2上に、FBS機能に対応するプラテン3を設け、原稿を押圧するための2つの原稿押え部材を別個に開閉可能に設ける。そして、プラテン3上にセットした原稿を、原稿押え部材10により位置決めして押圧し、その後で他方の原稿押え部材20を閉じることで、原稿が移動しないように保持でき、走査終了後にも、2つの原稿押え部材を順次開くようにすることで、原稿が開閉の風圧によって移動されることがないようにする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に設けられる画像読取装置に関し、特に、プラテン上に押圧されて原稿を保持する原稿押え部材を、読取光学系の移動方向(副走査方向)で2つに分割して設け、原稿の位置ずれを防止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機やファクシミリ装置、またはそれ等の機能を組み合わせた複合機のような画像形成装置においては、電子写真方式やその他の印字手段を用いて記録紙を作成する装置本体に組み合わせて、原稿の画像の読取りを行うための画像読取装置を設けている。前記画像読取装置としては、シートものの原稿を搬送しながら、その搬送の途中で読取りを行うためのADF(自動原稿搬送装置)を用いるものと、ブックものの原稿をプラテン上にセットして走査装置を移動させながら読み取る、FBS(フラットベッドスキャナ)とを組み合わせたものが多く用いられる。
【0003】
前記FBSにおいては、ブックものの原稿を広げてセットする大プラテンを設け、そのプラテンの下面を移動しながら、画像の読取りを行うように、その走査装置を作動させるものである。また、前記FBS機能を用いてシート原稿の読取りを行うに際しては、原稿をそのサイズに対応するプラテン上の指定位置にセットして開閉部材としての原稿押え部材を閉じ、前記原稿押え部材の下面に設けたプラテンカバーまたはホワイトプラテンのような原稿押圧手段により、その原稿の背後から押圧するようにして、原稿の画面をプラテンに密着させ、走査装置による読取りの動作を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−324405号公報
【特許文献2】
特開平8−129238号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記FBS機能を利用してシート原稿の読取りを行うに際して、プラテン上にシート原稿を載置してから原稿押え部材(プラテンカバー)を閉じると、その閉じる動作による風圧により、シートが位置ずれを生じるという問題がある。また、前記原稿押え部材を開く場合にも、前記原稿押え部材の押圧面(ホワイトプラテン)に原稿が密着して浮き上がり、原稿が散乱する等の問題もある。そこで、前記プラテンを閉じる際のシートの移動を阻止するために、従来より、シート原稿の一部を押圧して保持する原稿保持部材(押圧部材)を、原稿押え部材とは別個に揺動可能に設けておき、原稿をセットした後で押圧部材を閉じて原稿の位置決めを行ってから、原稿押え部材を閉じて原稿をプラテンに押圧し、その後に読取装置を動作させるという機構を設けていることがある。しかしながら、前記原稿をセットしてから押圧部材を閉じ、原稿の端部を位置決めした状態でプラテンカバーを閉じて、プラテンカバーにより原稿を均一に押圧する動作を順次行うように、2つの部材を別個に動作させるように設けることは、オペレータに余分な動作を強いることにもなり、画像読取装置の構成が複雑になる等の問題も残っている。
【0006】
本発明は、原稿押え部材を2つに分割して、副走査方向の両端部に設けたヒンジを介して各々開閉可能に設け、一方の原稿押え部材を閉じて原稿を押圧してから、他方の原稿押え部材を閉じることで、原稿が動くことを防止可能な画像読取装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像読取装置に関し、請求項1の発明は、原稿を載置するプラテンを設けたスキャナ本体と、前記スキャナ本体の一端部に角変位可能に取り付けられ、閉じた状態でプラテン上の原稿を押圧する第1の原稿押え部材と、前記スキャナ本体の他端部に角変位可能に取り付けられ、閉じた状態でプラテン上の原稿を押圧する第2の原稿押え部材と、を有し、前記2つの原稿押え部材を閉じた状態で、プラテン全体を覆うように構成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、前記一方の原稿押え部材には、その上部にADF機能に対応する読取手段と、原稿の搬送手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、プラテンの下方に配置され、副走査方向に移動する読取光学系と、前記読取光学系の移動開始を指示する指示手段と、第1の原稿押え部材の開閉を検知する第1の開閉検知手段と、第2の原稿押え部材の開閉を検知する第2の開閉検知手段と、前記読取光学系の移動を制御する制御手段と、を有し、前記第1の原稿押え部材のみが閉じている状態で、前記読取光学系の移動開始の指示がなされた場合は、制御手段は第1の原稿押え部材の他端部で前記読取光学系の移動を停止させることを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、前記第1の原稿押え部材と第2の原稿押え部材とが開いている状態で、移動開始の指示がなされた場合に、制御手段は、読取光学系をエンド位置まで移動させることを特徴とする。
【0011】
前述したように構成したことにより、プラテン上にセットした原稿を第1原稿押え部材により押圧保持した状態で、第2原稿押え部材を閉じるので、読み取る原稿の位置決めを正確・容易に行うことができる。また、前記第1原稿押え部材にはADF機能を設けるので、従来の画像読取装置と同様な操作性を発揮でき、2つの原稿押え部材の開閉を検知した情報に基づいて、読取装置の動作の制御を行うので、読取りの動作に間違いが生じることはない。さらに、前記2つの原稿押え部材が開いている状態では、読取装置の位置決めのみを行って、余分な動作をしないので、装置の誤動作をさけることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、画像読取装置の構成を説明する。図1、2には、画像読取装置1の装置本体2に対して、その上部に原稿押え部材10、20を開閉可能に設け、プラテン3上にセットした原稿を押圧保持して、読取りを行う装置として構成した例を説明している。前記画像読取装置1においては、装置本体2の上部にFBS機能に対応するプラテン3と、ADF機能に対する小プラテン4とを配置し、前記本体内部で、図示を省略する駆動手段を用いて、読取装置5を一定の速度で往復移動可能に設けている。前記読取装置5としては、従来公知の2つのキャリッジを用い、固定位置に設けたレンズによりCCDに結像させて、光信号をデジタル信号として出力する機構を用いることが可能であるが、本実施例では、1つのユニットとして構成した装置を用いている。
【0013】
前記読取装置5には、原稿に光を照射するランプ6を設け、複数のミラー7を配置して、原稿に反射した光の光路を所定の長さに設定し、その光をレンズ8を介してCCD9に結像させ、光信号をデジタル信号として出力させる。前記読取装置5から出力されるデジタル信号は、画像記録装置における記録紙作成の情報として用いることや、ファクシミリ機能を用いて他のファクシミリ装置に向けて送信する等の、従来より一般的な画像信号の処理を行うことが可能である。また、パソコンに接続した読取装置として使用する場合には、原稿の読取信号をパソコンへ送信して、画像処理のための信号として用いることも可能である。
【0014】
前記装置本体の上部には、第1原稿押え部材10と第2原稿押え部材20とを、装置本体の両端部に各々配置したヒンジ部材12、22を介して開閉可能に設けており、前記2つの原稿押え部材を閉じた状態で、プラテン3の上面全体を覆うようにしている。前記2つの原稿押え部材のうち、一方の第1原稿押え部材10はその上部にADF機能に対応させた原稿搬送装置17を設けており、小プラテン4に対応させて設けた搬送路と搬送手段とを設け、原稿トレイ18にセットした原稿を、原稿搬送路を通して搬送しながら読取を行って、排出トレイ19に排出させる。なお、前記第1原稿押え部材10に組み合わせる他方の第2原稿押え部材20においては、単純に、原稿を押圧保持する機構のみを設けている。
【0015】
前記第1原稿押え部材10の上面を排出トレイ19としているフレーム11は、その自由側の先端部には、通常の一体に形成しているプラテンでのほぼ中央部に対応する位置に、ハンドル14を設けて開閉の動作に対応させている。また、前記フレーム11の自由側端部には段部13を設けて、第2原稿押え部材20の段部23と組み合わせた際に、その接続部から光が原稿の背面に達しないように遮光している。さらに、前記フレーム11の下面には、スポンジのような弾性体15を介してホワイトプラテン16を設けており、前記ホワイトプラテン16をフレーム11よりも長く形成した延長部16aとしている。
【0016】
前記第1原稿押え部材10に組み合わせて原稿を押圧保持する第2原稿押え部材20は、装置本体の他端部に設けたヒンジ部材22を介して開閉可能に設けられており、そのフレーム21の自由側先端部に前記第1原稿押え部材10の端部に対応させた段部を設けている。そして、前記第2原稿押え部材20を閉じた状態では、ホワイトプラテン26の欠落部26aに第1原稿押え部材10に設けているホワイトプラテン16の延長部16aが位置されて、原稿の押圧作用を良好に発揮できるようにする。なお、前記原稿押え部材の組み合わせ部としての段部13において、フレームに設ける段部の形状と、ホワイトプラテンの長短部の長さ等は、原稿の押圧保持作用が良好な状態で行い得て、原稿の背面から光が入り込まないようにできれば、その形状は任意に形成可能である。
【0017】
前述したように、2つの別個に角変位可能(開閉可能)に形成された原稿押え部材を用いて、プラテン3上に原稿をセットしたときには、最初に第1原稿押え部材10を閉じて原稿の一端部を押圧保持する。ついで、他方の第2原稿押え部材20を閉じることにより、原稿の背面から全体を押圧保持して、読取装置5による読取りの動作に対処させる。また、プラテン3から走査済みの原稿を取り出す際には、最初に第2原稿押え部材20を開いて原稿の端部を開放し、そのフリーとなった原稿を手で押えて他方の第1原稿押え部材10を開くようにすれば良い。したがって、前述したようにして、2つの原稿押え部材を順次開閉することにより、前記原稿押え部材の開閉に際しての風圧により原稿が移動されることがなく、原稿のセットと取り出しの動作を容易に行うことが可能となる。
【0018】
前記画像読取装置1においては、2つの原稿押え部材10、20の開閉の検知のために、ヒンジ部材12、22に近接した位置にセンサSW1、SW2をそれぞれ設けており、また、プラテン3の上にセットした原稿のサイズを検知するための用紙サイズ検知手段を設けている。前記用紙サイズ検知手段としては、従来の装置の場合と同様に、プラテン3の下面に所定の配列パターンにしたがって、光反射型等のセンサを配置して、原稿の長さを検知することが可能である。また、原稿の巾の検知のためには、前記センサの情報を用いることや、走査開始時に読取装置を所定の距離移動させて、得られる画像の情報を処理して原稿の巾を読み取る等の、任意の検知手段を用いることが可能である。
【0019】
前記画像読取装置1において、少なくとも第2原稿押え部材20が閉じられているときには、従来の画像読取装置の場合と同様に、読取信号が入力されると、最初にCCD(ラインセンサ)によって原稿巾の検知を行い、他の反射型等のセンサによって原稿の長さを検知し、原稿サイズを特定する。つまり、前記センサSW2での検知信号により、第2原稿押え部材20が閉じられていることを検知すると、プラテン3上の原稿のサイズを検知する動作を行い、その検知結果に基づいて、原稿の画像走査に際しての読取装置5の移動範囲を特定することができる。前記2つの原稿押え部材を設けた装置において、第2原稿押え部材20が閉じられた状態では、第1原稿押え部材10も当然閉じられているものと想定しているものである。
【0020】
また、前記2つの原稿押え部材が閉じられている状態では、各フレームの自由側端部に形成している段部が組み合わせられて、隙間から光が入り込まないように遮光される。その状態で、原稿の検知手段が作動されて、その検知された原稿のサイズの情報にしたがって、読取装置5が移動されて原稿の画像の読取りを行い、読取装置5から画像情報を伝達した後で、読取装置5は待機位置に戻されて1回の読取が終了し、コントロールパネルの表示部には、原稿の走査終了の表示が出力される。前記2つの原稿押え部材を組み合わせた装置では、前記図示されるように、原稿押え部材のフレームの端部を段部として構成することと、一方の原稿押え部材のホワイトプラテンを長く形成して、他方のホワイトプラテンの短い部分に連接させる手段を用いて、原稿の上に光が入らないように保護している。前記段部やホワイトプラテンの延長部を設けることに代えて、例えば、ホワイトプラテンの延長部が遮光性を良好に発揮できるものであれば、フレームには段部を設けることを必要としない等のことが考えられるが、いずれにしても、任意の遮光手段を用いることが可能であれば、段部をフレームの端部に設けなくとも良いものである。
【0021】
前記画像読取装置において、原稿の読取りを行うに際しては、以下に説明する図3のフローチャートにしたがって装置の動作を制御するように、制御装置に制御プログラムを設定することが可能である。図3のフローチャートにおいて、前記画像読取装置のメインスイッチをオンにすると、コントロールパネルの表示部には「原稿をセットして下さい」…▲1▼のコメントが表示される。そこで、ステップa−1において、原稿をセットしてからスタートボタンを押すと(ステップa−2)、制御装置に設定したプログラムにしたがって、以下の動作が制御される。まず、ステップa−3において、第2原稿押え部材20が閉じられたか否かをセンサSW2の情報に基づいて判断し、YESの場合には、a−4以降のステップに移行する。また、前記ステップa−3でNOの場合には、図4のフローチャートにしたがって動作する。
【0022】
前記ステップa−3でYES(第2原稿押え部材20が閉じられている状態)の場合には、a−4に移行し、第1原稿押え部材10が閉じられているか否かをセンサSW1の情報により判断する。前記ステップa−4で第1原稿押え部材10が閉じられている場合には、a−5のステップにおいて原稿があるか否かの判断を行い、a−6以下のステップに移行する。また、前記ステップa−4において。第1原稿押え部材10が閉じられていない(NO)と判断された場合には、b−1のステップに移行する。
【0023】
前記ステップa−5で原稿がセットされていて、2つの原稿押え部材が閉じられている状態では、原稿サイズの検知(a−6)の動作が行われ、読取装置を原稿サイズに対応する距離移動させて(a−7)読取りを行い、ステップa−8でスキャンが終了したことが検知されると、読取装置をスタート位置に戻して、動作終了(ステップa−9)となり、読取終了の表示を出力して、ステップa−1に戻る。また、前記ステップa−4で第1原稿押え部材10が閉じられていないとの情報が得られた場合には、「第1原稿押え部材を閉じてください」……▲2▼の表示を出力し、オペレータが第1原稿押え部材10を閉じると、b−1のステップに移行し、ステップb−1において原稿の有無を検知し、原稿がセットされている場合には、b−2からb−3のステップで読取が終了したことを検知して、動作を終了する。
【0024】
前記図3のステップa−3において、第2原稿押え部材20が閉じられていないことが検知されたときには、図4のステップc−1に移行し、第1原稿押え部材10が閉じられているか否かを判断する。前記ステップc−1において、第1原稿押え部材10が閉じられていない状態(NO)では、「第1原稿押え部材を閉じてください」……▲2▼の表示を出力して、前記b−1のステップに移行する。また、前記c−1のステップでセンサSW1が第1原稿押え部材の閉じられていることの信号を出力している場合には、c−2からc−5のステップにしたがって、原稿のサイズを検知して、そのサイズにしたがって読取装置5を移動させながら原稿をスキャンする動作を行い、読取装置から読取情報を出力する動作を行うようにする。なお、前記制御の動作において、ステップb−1〜b−4においては、第2原稿押え部材20のみが閉じられている状態でも、原稿の読取りを行うようにすることも可能である。
【0025】
前記画像読取装置1において、プラテン上にブックものの原稿をセットする場合には、前記図4のa−3からc−1のステップで、原稿押え部材のいずれもが閉じられていない状態でも、読取装置を移動させてスキャンすることが可能である。例えば、2つの原稿押え部材が開いている状態でも、再度スタートスイッチを押す等の動作により、スキャンを可能にするように、そのプログラムを設定することができる。また、前記▲2▼の表示がなされた場合にも、そのままで読取装置を作動させるような入力手段を表示部に設けること等の、任意の動作指令の手段を設けると良い。
【0026】
前記構成に加えて、本実施例の装置では、2つの原稿押え部材の合わせ部の構造は、光が原稿の上に入らないようにできれば、段部の形状等は任意に構成が可能である。また、第1原稿押え部材10に設けるホワイトプラテン16の突出部16aの長さ等も、フレームの遮光状態に合わせて任意の長さに形成可能であり、前記フレームの段部での遮光が良好に行い得るならば、ホワイトプラテンの突出部を特に形成する必要もない。さらに、前記2つの原稿押え部材を本体フレームに支持するヒンジ部材としても、従来公知のヒンジ部材機構を用いることが可能である。
【0027】
なお、前記第1原稿押え部材10に設けているADF17を用いる場合には、従来のADFの場合と同様に、シートものの原稿を原稿トレイ18にセットして、複写のスタートボタンを押すことで、シートものの原稿を1枚ずつ原稿トレイから取り出して搬送する。そして、そのADFの原稿搬送機構を用いて搬送する途中で、小プラテン4の位置に停止されている読取装置5により読取りを行うように構成する。したがって、前記FBS機能を用いる場合とは、別個の制御プログラムにしたがって読取りを行うので、従来の画像読取装置と同様な読取りの制御を行うことが可能である。
【0028】
【発明の効果】
前述したように構成したことにより、プラテン上にセットした原稿を第1原稿押え部材により押圧保持した状態で、第2原稿押え部材を閉じるので、読み取る原稿の位置決めを正確・容易に行うことができる。また、前記第1原稿押え部材にはADF機能を設けるので、従来の画像読取装置と同様な操作性を発揮でき、2つの原稿押え部材の開閉を検知した情報に基づいて、読取装置の動作の制御を行うので、読取りの動作に間違いが生じることはない。さらに、前記2つの原稿押え部材が開いている状態では、読取装置の位置決めのみを行って、余分な動作をしないので、装置の誤動作を避けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の構成を示す説明図である。
【図2】読取装置と第1原稿押え部材の構成の説明図である。
【図3】制御の動作を示すフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートの説明図である。
【符号の説明】
1  画像読取装置、 2  装置本体、 3・4  プラテン、
5  読取装置、 10  第1原稿押え部材、 11  フレーム、
12  ヒンジ部材、 13  段部、 14  ハンドル、
15  弾性体、 16・26  ホワイトプラテン、 17  ADF、
18  原稿トレイ、 19  排出トレイ、
20  第2原稿押え部材。

Claims (4)

  1. 原稿を載置するプラテンを設けたスキャナ本体と、前記スキャナ本体の一端部に角変位可能に取り付けられ、閉じた状態でプラテン上の原稿を押圧する第1の原稿押え部材と、
    前記スキャナ本体の他端部に角変位可能に取り付けられ、閉じた状態でプラテン上の原稿を押圧する第2の原稿押え部材と、を有し、
    前記2つの原稿押え部材を閉じた状態で、プラテン全体を覆うように構成されることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記一方の原稿押え部材には、その上部にADF機能に対応する読取手段と、原稿の搬送手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. プラテンの下方に配置され、副走査方向に移動する読取光学系と、
    前記読取光学系の移動開始を指示する指示手段と、
    第1の原稿押え部材の開閉を検知する第1の開閉検知手段と、
    第2の原稿押え部材の開閉を検知する第2の開閉検知手段と、
    前記読取光学系の移動を制御する制御手段と、を有し、
    前記第1の原稿押え部材のみが閉じている状態で、前記読取光学系の移動開始の指示がなされた場合は、制御手段は第1の原稿押え部材の他端部で前記読取光学系の移動を停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1の原稿押え部材と第2の原稿押え部材とが開いている状態で、移動開始の指示がなされた場合に、制御手段は、読取光学系をエンド位置まで移動させることを特徴とする請求項1または3に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012054706A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Pfu Ltd 画像読取装置

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