JP2004085582A - 原子炉圧力容器搬入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間のうちに施設に影響を与えることなく原子炉圧力容器を交換し得るようにする。
【解決手段】既存の原子炉遮蔽壁の上部と原子炉圧力容器を撤去して、新たな原子炉圧力容器34と原子炉遮蔽壁上部35を一体的に原子炉格納容器1の内部へ搬入する際に、原子炉遮蔽壁上部35を下部ノズル開口部の上辺位置まで形成し、原子炉遮蔽壁下部36の上に仮受材37を介して原子炉遮蔽壁上部35を仮り受させ、両者を位置合せさせてから、現場で原子炉遮蔽壁上部35と原子炉遮蔽壁下部36との間に接続壁部を取付けて下部ノズル開口部を形成する。
【選択図】図1

Description

 本発明は、原子炉圧力容器搬入方法に関するものである。より詳しくは、短時間のうちに施設に影響を与えることなく原子炉圧力容器を交換し得るようにした原子炉圧力容器搬入方法に関するものである。
 原子力発電施設は、予め耐用年数を決めて設計されており、所定の耐用年数が経過すると、施設は破棄されることになる。
 しかし、原子力発電施設は、実際には、決められた耐用年数に対して十分な余裕を持っているので、寿命の尽きた部品のみを交換することにより、原子力発電施設の延命を図ることが可能である。
 そのため、寿命の尽きた部品を交換する技術を確立する必要があるが、この場合の交換すべき部品の代表的なものとしては、原子炉圧力容器などが挙げられる。
 しかるに、現在のところ、原子炉圧力容器を交換した実例はまだ存在せず、交換技術は確立されていない。
 寿命の尽きた原子炉圧力容器を原子力発電施設から搬出した後、新しい原子炉圧力容器を搬入する場合、施設の既存部分に影響を与えずに、いかに短時間に施設の内部へ搬入するかが重要になる。
 本発明は、上述の実情に鑑み、短時間のうちに施設に影響を与えることなく原子炉圧力容器を交換し得るようにした原子炉圧力容器搬入方法を提供することを目的とするものである。
 上記目的を達成するために、本発明は、圧力容器本体13の外周を包囲している原子炉遮蔽壁6を下部ノズル開口部8の下辺位置イで切断し、原子炉遮蔽壁6の上部と原子炉圧力容器4を撤去し、新たな原子炉圧力容器34と原子炉遮蔽壁上部35を一体的に原子炉格納容器1の内部へ搬入する際に、原子炉遮蔽壁上部35を下部ノズル開口部8の上辺位置ロまで形成し、原子炉遮蔽壁下部36の上に仮受材37を介して原子炉遮蔽壁上部35を仮り受させ、両者を位置合せさせてから、現場で原子炉遮蔽壁上部35と原子炉遮蔽壁下部36との間に接続壁部38を取付けて下部ノズル開口部8を形成する。
 予め、新たな原子炉圧力容器34に原子炉遮蔽壁上部35を一体に取付けたものを用意しておき、寿命の尽きた原子炉圧力容器4などをクレーンなどで搬出した後、用意しておいた新たな原子炉圧力容器34を原子炉遮蔽壁上部35と一体的に図示しないクレーンなどで搬入して、残された原子炉遮蔽壁下部36と、搬入した原子炉遮蔽壁上部35とを接合して、原子炉遮蔽壁6を作るようにする。
 この際、新たな原子炉圧力容器34と一体に搬入する原子炉遮蔽壁上部35と、残された原子炉遮蔽壁下部36との間に取合いの問題が生じるので、搬入する原子炉遮蔽壁上部35は、破線ロで示す下部ノズル開口部8の上辺位置よりも上のものとし、残された原子炉遮蔽壁下部36との間に、仮受材37を設置して、原子炉遮蔽壁下部36と原子炉遮蔽壁上部35を位置合せをしてから、下部ノズル12間の接続壁部38を現場で作ってつなげるようにする。
 又、仮受材37の設置位置は、下部ノズル開口部8に相当する位置における、下部ノズル12の両側位置となるようにする。
 このように、新たな原子炉圧力容器34と原子炉遮蔽壁上部35とを一体に搬入させることにより、工程を省略して短時間のうちに搬入作業を行わせることが可能となる。
 又、原子炉格納容器1内に残される原子炉遮蔽壁下部36を下部ノズル開口部8の下辺位置イで切断し、搬入される原子炉遮蔽壁上部35を下部ノズル開口部8の上辺位置ロまで形成し、原子炉遮蔽壁下部36の上に仮受材37を介して原子炉遮蔽壁上部35を仮り受させ、両者を位置合せさせてから、現場で原子炉遮蔽壁上部35と原子炉遮蔽壁下部36との間の接続壁部38を取付けることにより、原子炉遮蔽壁上部35と、残された原子炉遮蔽壁下部36との間を現場で接合する際の取合いの問題を解消することができる。
 本発明の原子炉圧力容器搬入方法によれば、短時間のうちに施設に影響を与えることなく原子炉圧力容器を交換することができるという優れた効果を奏し得る。
 以下、本発明の実施の形態を、図示例と共に説明する。
 図1〜図3は、本発明の実施の形態の一例である。
 図中、1は原子炉格納容器、2は原子炉格納容器1上部の建屋部、3は原子炉格納容器1下部のドライウエル部、4は原子炉格納容器1内部に収容される原子炉圧力容器、5はドライウエル部3に設けられた、原子炉圧力容器4の下部を支持するためのペデスタル、6はペデスタル5に下部を支持されて、原子炉圧力容器4の外周を包囲するよう設けられた原子炉遮蔽壁、7は原子炉遮蔽壁6の上部に周方向複数箇所形成された上部ノズル開口部、8は原子炉遮蔽壁6の下部に周方向複数箇所形成された下部ノズル開口部、9は原子炉圧力容器4の上部を図示しないベローズを介して原子炉格納容器1に接続するためのバルクヘッド部である。
 そして、上記原子炉圧力容器4は、下部に制御棒を出し入れするためのCRDハウジング10を有し、前記上部ノズル開口部7や下部ノズル開口部8に対応する側部にそれぞれ上部ノズル11や下部ノズル12を有する圧力容器本体13と、複数のノズル14を有する蓋体15と、圧力容器本体13と蓋体15とを締結するスタッドボルト16とで構成されている。
 又、圧力容器本体13内の下部には、シュラウド17と呼ばれる筒状体が取付けられており、シュラウド17の上部に取付けられた上部格子板18と中間部に取付けられた炉心支持板19との間に炉心域20が形成されている。
 尚、図中、21,22は上部ノズル開口部7や下部ノズル開口部8をそれぞれ閉止するための開口閉止板、23は圧力容器本体13と原子炉遮蔽壁6上部とを固定する固定ボルト、25は圧力容器本体13の上部空間、29は蓋体15に取付ける圧力容器本体13を吊り上げるための吊部材、34は新たな原子炉圧力容器、35は原子炉遮蔽壁上部である。
 次に、作動について説明する。
 原子炉格納容器1から原子炉圧力容器4を取り出す場合、原子炉圧力容器4に取付けられた上部ノズル11や下部ノズル12やCRDハウジング10と、外部の機器類との縁を切り、上部ノズル11や下部ノズル12やCRDハウジング10の開口部を閉止し、上部ノズル開口部7や下部ノズル開口部8をそれぞれ開口閉止板21,22で閉止すると共に、図2に破線イで示すように、原子炉遮蔽壁6を下部ノズル開口部8の下辺位置で切断し、図示しないクレーンなどを用いて、原子炉遮蔽壁6の上部と圧力容器本体13を外部へ搬出する。
 又、予め、新たな原子炉圧力容器34に原子炉遮蔽壁上部35を一体に取付けたものを用意しておき、これをクレーンなどで搬入して、残された原子炉遮蔽壁下部36と搬入した原子炉遮蔽壁上部35とを接合して、原子炉遮蔽壁6を作るようにする。
 この際、新たな原子炉圧力容器34と一体に搬入する原子炉遮蔽壁上部35と、残された原子炉遮蔽壁下部36との間に取合いの問題が生じるので、搬入する原子炉遮蔽壁上部35は、図2に破線ロで示す下部ノズル開口部8の上辺位置よりも上のものとし、残された原子炉遮蔽壁下部36との間に、仮受材37を設置して、原子炉遮蔽壁下部36と原子炉遮蔽壁上部35を位置合せをしてから、下部ノズル12間の接続壁部38を現場で作ってつなげるようにする。
 又、仮受材37の設置位置は、下部ノズル開口部8に相当する位置における、下部ノズル12の両側位置となるようにする。
 このように、新たな原子炉圧力容器34と原子炉遮蔽壁上部35とを一体に搬入させることにより、工程を省略して短時間のうちに搬入作業を行わせることが可能となる。
 又、原子炉格納容器1内に残される原子炉遮蔽壁下部36を下部ノズル開口部8の下辺位置イで切断し、搬入される原子炉遮蔽壁上部35を下部ノズル開口部8の上辺位置ロまで形成し、原子炉遮蔽壁下部36の上に仮受材37を介して原子炉遮蔽壁上部35を仮り受させ、両者を位置合せさせてから、現場で原子炉遮蔽壁上部35と原子炉遮蔽壁下部36との間の接続壁部38を取付けることにより、原子炉遮蔽壁上部35と、残された原子炉遮蔽壁下部36との間を現場で接合する際の取合いの問題を解消することができる。
 尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の実施の形態の一例を示す全体概略側方断面図である。 原子炉遮蔽壁の部分的な展開図である。 既存の原子炉圧力容器を示す全体概略側方断面図である。
符号の説明
 1  原子炉格納容器
 4  原子炉圧力容器
 6  原子炉遮蔽壁
 8  下部ノズル開口部
 13 圧力容器本体
 34 新たな原子炉圧力容器
 35 原子炉遮蔽壁上部
 36 原子炉遮蔽壁下部
 37 仮受材
 38 接続壁部
 イ  下辺位置
 ロ  上辺位置

Claims (1)

  1.  圧力容器本体(13)の外周を包囲している原子炉遮蔽壁(6)を下部ノズル開口部(8)の下辺位置(イ)で切断し、原子炉遮蔽壁(6)の上部と原子炉圧力容器(4)を撤去し、新たな原子炉圧力容器(34)と原子炉遮蔽壁上部(35)を一体的に原子炉格納容器1の内部へ搬入する際に、原子炉遮蔽壁上部(35)を下部ノズル開口部(8)の上辺位置(ロ)まで形成し、原子炉遮蔽壁下部(36)の上に仮受材(37)を介して原子炉遮蔽壁上部(35)を仮り受させ、両者を位置合せさせてから、現場で原子炉遮蔽壁上部(35)と原子炉遮蔽壁下部(36)との間に接続壁部(38)を取付けて下部ノズル開口部(8)を形成することを特徴とする原子炉圧力容器搬入方法。
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