JP2004084518A - 風力発電ケーブルの保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】風車の振動やナセルの旋回等によって、風力発電ケーブルのたわみ部が振れ動き、タワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、ケーブルの被覆が破損したりすることのない風力発電ケーブルの保持装置を提供する。
【解決手段】風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付け、更に、ブラケットの基端部に設けたスライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通して、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装し、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを付設した。
【選択図】 図1
【解決手段】風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付け、更に、ブラケットの基端部に設けたスライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通して、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装し、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを付設した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風車のタワー内でナセルから垂下する風力発電ケーブルを保持するための保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の風車の概要を示す一部破断側面図である。
【0003】
図中1は風車の翼で、この翼1が風を受けて回転することにより、基礎2に立設されたタワー3の上端に設置したナセル4内に収容されている発電機で発電するように構成されている。
【0004】
5は風車のタワー3内において、ナセル4から垂下する風力発電ケーブルで、制御用のケーブルや出力用のケーブル等からなり束状にされているが、各ケーブルは被覆されているために、束状にされた風力発電ケーブル5は径が太く、重量も相当重くなっている。
【0005】
6は風車のタワー3内でナセル4から垂下する風力発電ケーブル5を載荷して支持する円筒状のケーブルハンガーで、このケーブルハンガー6によって支持することにより、風力発電ケーブル5にたるみ部7を持たせ、ナセル4が風向に応じて旋回した際、ナセル4から垂下する風力発電ケーブル5がねじれても、そのねじれをたるみ部7で吸収し得るようにしている。
【0006】
従って、たるみ部7は、ねじれを吸収し得るだけの長さを考慮して設計されている。
【0007】
また、たるみ部7よりも下に位置する風力発電ケーブル5は、固縛手段8によって所定位置に適宜固縛され、ケーブルラック9内に収容されている。
【0008】
なお、10は点検用に設けられた足場を示し、所定間隔をおいて照明等を付設されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の風車においては、ナセル4が風向に応じて旋回した際、風力発電ケーブル5のねじれを吸収し得るよう、たるみ部7を設けているが、このたるみ部7は、風車のタワー3の上部の狭い空間内に位置しているため、風車の振動やナセル4の旋回等によって、ナセル4から垂下する風力発電ケーブル5のたるみ部7が振れ動き、たるみ部7がタワー3の内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブル5の被覆が破損すると言う問題点があった。
【0010】
そこで、たるみ部7が振れ動いても、たるみ部7がタワー3の内壁面に衝突しないよう、タワー3の上部に充分なスペースを設けて対処することも考えられるが、タワー3を大径にするとコストが大幅にアップすると言う問題点があった。
【0011】
本発明は上記従来の問題点を解決することを課題とするもので、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたわみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る風力発電ケーブルの保持装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付けたことを特徴とする風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0013】
これにより、風力発電ケーブルのたるみ部は、ブラケットの自由端部に設けられたクランプにより把持されて振れ動きが防止され、ナセルの旋回によるたるみ部のねじれは、ブラケットの基端部がタワーの内壁面に対し上下方向に移動することで吸収されることになる。
【0014】
また、請求項2の発明は、上記の上下方向に移動可能な取付けが、ブラケットの基端部にスライドブッシュを設け、該スライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通し、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0015】
これにより、請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し上下方向に移動可能に取付ける構成を安価に製作することができると共に、スライドブッシュと台との間に介装したバネによってブラケットの自重を受けることにより、ナセルより垂下する風力発電ケーブルに、自由端部に設けたクランプでたるみ部を把持するブラケットの自重が付加されることもなく、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0016】
また、請求項3の発明は、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0017】
これにより、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、上下方向に移動するブラケットのまわり止めが確実になされ、安価に製作することができると共に、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0018】
従って、請求項1〜3の発明に係る風力発電ケーブルの保持装置によれば、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたるみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る実用上きわめて有効な風力発電ケーブルの保持装置を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の風力発電ケーブル保持装置の実施形態の一例について、図1により説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係る風力発電ケーブルの保持装置の斜視図である。
【0021】
図中21はナセル4の底部に設けられたケーブル貫通保持孔で、風力発電ケーブル5は、図2に示す風車のタワー3内において、ナセル4の底部に設けられたケーブル貫通保持孔21から垂下され、そのケーブル5はケーブル貫通保持孔21に固定されている。
【0022】
11はブラケットで、その自由端部にはクランプ12が設けられており、風力発電ケーブル5は、図示のようにその垂下部5aの下端においてブラケット11のクランプ12によりたるみ部5bが把持され、ネジ13により固定されている。又、そのケーブル5のたるみ部5bの下端は、円筒状のケーブルハンガー6に載荷して支持されている。
【0023】
さらに、そのケーブル5の下方の固定部5cは、タワー3に固定配設されたケーブルラック20等に固縛手段8により固定されている。
【0024】
14はブラケット11の基端部に設けられたスライドブッシュで、該スライドブッシュ14は、タワー3の内壁面15に固定された台16の中央部に立設されている所要長さを有する案内軸17に挿通されて取付けられており、スライドブッシュ14が案内軸17に案内されることで、ブラケット11の基端部をタワー3の内壁面15に対し、矢印で示す上下方向に移動可能にされている。
【0025】
18はスライドブッシュ14と台16との間に介装されたコイル状のバネで、図示のように案内軸17に装着されており、このバネ18によりブラケット11の自重を受けて、スライドブッシュ14の下端面を台16の上面より浮かせた状態で保持せしめている。但し、このバネ18はコイル状でなくてもよく、板状のバネを使用することも可能である。
【0026】
19はブラケット11の上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドで、案内軸17と平行に配置され、タワー3の内壁面15に固定された台16の前面において、ブラケット11の両側面をスライド可能に挟み、案内軸17に対するブラケット11のまわり止めを行っている。
【0027】
上記のように構成された実施形態の風力発電ケーブルの保持装置においては、風力発電ケーブル5のたるみ部5bは、ブラケット11の自由端部に設けられたクランプ12により把持されているので、風車の振動やナセル4の旋回等があっても、風力発電ケーブル5のたるみ部5bは従来のように振れ動くことはない。
【0028】
また、ナセル4の旋回によって風力発電ケーブル5がねじれて上下動が発生しても、その動きは、ブラケット11の基端部に設けたスライドブッシュ14が、案内軸17に案内されて矢印で示すように上下動することにより、吸収されることになる。
【0029】
すなわち、ケーブル5の垂下部5aの自重をWa、たるみ部5bの自重をWb、クランプ12とスライドブッシュ14等を含むブラケット11の合計自重をWx、バネ18の反力をFyとすると、ナセル4が最大限迄旋回し、ケーブル5が持ち上げられた状態において、Fy≧Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重≦Wa+Wbとなるように、ブラケット11の自由端部に設けたクランプ12にてケーブル5を把持している。
【0030】
このように、ブラケット11の自重は、常にスライドブッシュ14と台16の間に介装されたバネ18により受けており、風力発電ケーブル5にブラケット11の自重が作用することはない。
【0031】
なお、上述において、ナセル4が最大限迄旋回した状態で、Fy=Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重=Wa+Wbとなるように、ブラケット11の自由端部に設けたクランプ12にてケーブル5を把持することが最も好ましい。
【0032】
上述の構造は、ナセル4を最大限迄旋回させた状態でクランプすることにより達成できる。
【0033】
この場合は、ナセル4が旋回していない状態においては、必然的にFy=Wx+α(ケーブル5の自重の一部)、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重=Wa+Wb−αとなり、バネ18にてケーブル5の自重の一部も受けることになる。
【0034】
しかしながら、これに限定されるものではなく、ナセル4が最大限迄旋回した状態において、Fy>Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重<Wa+Wbとなるように把持し、ケーブル貫通保持孔21にて、常にケーブル5の荷重の一部も保持するようにしてもよい。この構造は、ナセル4を最大限迄旋回させ、ある程度バネ18を押さえた状態でクランプすることにより達成できる。
【0035】
なお、逆にケーブル貫通保持孔21にて、ブラケット11等の自重の一部をも常に保持するようにすることも、ケーブル貫通保持孔21の保持力の限度の範囲内において可能である。この構造はナセル4をある程度途中迄旋回させた状態でクランプすることにより達成できる。
【0036】
さらに、風力発電ケーブル5のたるみ部5bを把持するクランプ12は、把持するケーブル5の寸法形状や重量、被覆材の材質等に応じて適宜最適な寸法形状に設計されることは言うまでもない。
【0037】
もし、上記ケーブル5がタワー3の揺れに共振するような場合には、上述のブラケット11、クランプ12等を、ケーブル5の垂下部5aの下端に限らず、垂下部5aの中間部にも設置することにより共振を防止することができる。
【0038】
また、ブラケット11の基端部をタワー3の内壁面15に対し、上下方向に移動可能にする構成は、図1に示す実施形態の構成に限定されるものではなく、例えばタワー3の内面壁15に設けた案内レール又は案内溝に沿って、ブラケット11を上下に走行可能とし、そのブラケット11をバネ等で吊支して自重を受けるようにしてもよく、必要に応じ、クランプ12を半割にして開閉可能にしたり、ブラケット11の形状等を適宜設計変更することも可能であり、場合によっては、ブラケット11を上下動可能に支持する機構と、まわり止めガイド19を兼用させることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に係る風力発電ケーブルの保持装置は、風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付けて構成されているので、風力発電ケーブルのたるみ部は、ブラケットの自由端部に設けられたクランプにより把持されて振れ動きが防止され、ナセルの旋回によるたるみ部の上下動は、ブラケットの基端部がタワーの内壁面に対し上下方向に移動することで吸収することができる。
【0040】
また、請求項2に係る風力発電ケーブルの保持装置は、上記の上下方向に移動可能な取付けが、ブラケットの基端部にスライドブッシュを設け、該スライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通し、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装して構成されているので、請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し上下方向に移動可能に取付ける構成を安価に製作することができると共に、ナセルより垂下する風力発電ケーブルに、自由端部に設けたクランプでたるみ部を把持するブラケットの自重が付加されることはなく、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0041】
また、請求項3に係る風力発電ケーブルの保持装置は、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを設けて構成したので、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、上下方向に移動するブラケットのまわり止めが確実になされ、安価に製作することができると共に、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0042】
従って、請求項1〜3の発明に係る風力発電ケーブルの保持装置によれば、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたるみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る実用上きわめて有効な風力発電ケーブルの保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る風力発電ケーブルの保持装置の斜視図である。
【図2】従来の風車の概要を示す一部破断側面図である。
【符号の発明】
1 翼
2 基礎
3 タワー
4 ナセル
5 風力発電ケーブル
5a ケーブルの垂下部
5b ケーブルのたるみ部
5c ケーブルの固定部
6 ケーブルハンガー
7 たるみ部
8 固縛手段
9 ケーブルラック
10 足場
11 ブラケット
12 クランプ
13 ネジ
14 スライドブッシュ
15 内壁面
16 台
17 案内軸
18 バネ
19 まわり止めガイド
20 ケーブルラック
21 ケーブル貫通保持孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、風車のタワー内でナセルから垂下する風力発電ケーブルを保持するための保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の風車の概要を示す一部破断側面図である。
【0003】
図中1は風車の翼で、この翼1が風を受けて回転することにより、基礎2に立設されたタワー3の上端に設置したナセル4内に収容されている発電機で発電するように構成されている。
【0004】
5は風車のタワー3内において、ナセル4から垂下する風力発電ケーブルで、制御用のケーブルや出力用のケーブル等からなり束状にされているが、各ケーブルは被覆されているために、束状にされた風力発電ケーブル5は径が太く、重量も相当重くなっている。
【0005】
6は風車のタワー3内でナセル4から垂下する風力発電ケーブル5を載荷して支持する円筒状のケーブルハンガーで、このケーブルハンガー6によって支持することにより、風力発電ケーブル5にたるみ部7を持たせ、ナセル4が風向に応じて旋回した際、ナセル4から垂下する風力発電ケーブル5がねじれても、そのねじれをたるみ部7で吸収し得るようにしている。
【0006】
従って、たるみ部7は、ねじれを吸収し得るだけの長さを考慮して設計されている。
【0007】
また、たるみ部7よりも下に位置する風力発電ケーブル5は、固縛手段8によって所定位置に適宜固縛され、ケーブルラック9内に収容されている。
【0008】
なお、10は点検用に設けられた足場を示し、所定間隔をおいて照明等を付設されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の風車においては、ナセル4が風向に応じて旋回した際、風力発電ケーブル5のねじれを吸収し得るよう、たるみ部7を設けているが、このたるみ部7は、風車のタワー3の上部の狭い空間内に位置しているため、風車の振動やナセル4の旋回等によって、ナセル4から垂下する風力発電ケーブル5のたるみ部7が振れ動き、たるみ部7がタワー3の内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブル5の被覆が破損すると言う問題点があった。
【0010】
そこで、たるみ部7が振れ動いても、たるみ部7がタワー3の内壁面に衝突しないよう、タワー3の上部に充分なスペースを設けて対処することも考えられるが、タワー3を大径にするとコストが大幅にアップすると言う問題点があった。
【0011】
本発明は上記従来の問題点を解決することを課題とするもので、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたわみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る風力発電ケーブルの保持装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付けたことを特徴とする風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0013】
これにより、風力発電ケーブルのたるみ部は、ブラケットの自由端部に設けられたクランプにより把持されて振れ動きが防止され、ナセルの旋回によるたるみ部のねじれは、ブラケットの基端部がタワーの内壁面に対し上下方向に移動することで吸収されることになる。
【0014】
また、請求項2の発明は、上記の上下方向に移動可能な取付けが、ブラケットの基端部にスライドブッシュを設け、該スライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通し、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0015】
これにより、請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し上下方向に移動可能に取付ける構成を安価に製作することができると共に、スライドブッシュと台との間に介装したバネによってブラケットの自重を受けることにより、ナセルより垂下する風力発電ケーブルに、自由端部に設けたクランプでたるみ部を把持するブラケットの自重が付加されることもなく、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0016】
また、請求項3の発明は、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置とした。
【0017】
これにより、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、上下方向に移動するブラケットのまわり止めが確実になされ、安価に製作することができると共に、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0018】
従って、請求項1〜3の発明に係る風力発電ケーブルの保持装置によれば、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたるみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る実用上きわめて有効な風力発電ケーブルの保持装置を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の風力発電ケーブル保持装置の実施形態の一例について、図1により説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係る風力発電ケーブルの保持装置の斜視図である。
【0021】
図中21はナセル4の底部に設けられたケーブル貫通保持孔で、風力発電ケーブル5は、図2に示す風車のタワー3内において、ナセル4の底部に設けられたケーブル貫通保持孔21から垂下され、そのケーブル5はケーブル貫通保持孔21に固定されている。
【0022】
11はブラケットで、その自由端部にはクランプ12が設けられており、風力発電ケーブル5は、図示のようにその垂下部5aの下端においてブラケット11のクランプ12によりたるみ部5bが把持され、ネジ13により固定されている。又、そのケーブル5のたるみ部5bの下端は、円筒状のケーブルハンガー6に載荷して支持されている。
【0023】
さらに、そのケーブル5の下方の固定部5cは、タワー3に固定配設されたケーブルラック20等に固縛手段8により固定されている。
【0024】
14はブラケット11の基端部に設けられたスライドブッシュで、該スライドブッシュ14は、タワー3の内壁面15に固定された台16の中央部に立設されている所要長さを有する案内軸17に挿通されて取付けられており、スライドブッシュ14が案内軸17に案内されることで、ブラケット11の基端部をタワー3の内壁面15に対し、矢印で示す上下方向に移動可能にされている。
【0025】
18はスライドブッシュ14と台16との間に介装されたコイル状のバネで、図示のように案内軸17に装着されており、このバネ18によりブラケット11の自重を受けて、スライドブッシュ14の下端面を台16の上面より浮かせた状態で保持せしめている。但し、このバネ18はコイル状でなくてもよく、板状のバネを使用することも可能である。
【0026】
19はブラケット11の上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドで、案内軸17と平行に配置され、タワー3の内壁面15に固定された台16の前面において、ブラケット11の両側面をスライド可能に挟み、案内軸17に対するブラケット11のまわり止めを行っている。
【0027】
上記のように構成された実施形態の風力発電ケーブルの保持装置においては、風力発電ケーブル5のたるみ部5bは、ブラケット11の自由端部に設けられたクランプ12により把持されているので、風車の振動やナセル4の旋回等があっても、風力発電ケーブル5のたるみ部5bは従来のように振れ動くことはない。
【0028】
また、ナセル4の旋回によって風力発電ケーブル5がねじれて上下動が発生しても、その動きは、ブラケット11の基端部に設けたスライドブッシュ14が、案内軸17に案内されて矢印で示すように上下動することにより、吸収されることになる。
【0029】
すなわち、ケーブル5の垂下部5aの自重をWa、たるみ部5bの自重をWb、クランプ12とスライドブッシュ14等を含むブラケット11の合計自重をWx、バネ18の反力をFyとすると、ナセル4が最大限迄旋回し、ケーブル5が持ち上げられた状態において、Fy≧Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重≦Wa+Wbとなるように、ブラケット11の自由端部に設けたクランプ12にてケーブル5を把持している。
【0030】
このように、ブラケット11の自重は、常にスライドブッシュ14と台16の間に介装されたバネ18により受けており、風力発電ケーブル5にブラケット11の自重が作用することはない。
【0031】
なお、上述において、ナセル4が最大限迄旋回した状態で、Fy=Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重=Wa+Wbとなるように、ブラケット11の自由端部に設けたクランプ12にてケーブル5を把持することが最も好ましい。
【0032】
上述の構造は、ナセル4を最大限迄旋回させた状態でクランプすることにより達成できる。
【0033】
この場合は、ナセル4が旋回していない状態においては、必然的にFy=Wx+α(ケーブル5の自重の一部)、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重=Wa+Wb−αとなり、バネ18にてケーブル5の自重の一部も受けることになる。
【0034】
しかしながら、これに限定されるものではなく、ナセル4が最大限迄旋回した状態において、Fy>Wx、ケーブル貫通保持孔21での保持荷重<Wa+Wbとなるように把持し、ケーブル貫通保持孔21にて、常にケーブル5の荷重の一部も保持するようにしてもよい。この構造は、ナセル4を最大限迄旋回させ、ある程度バネ18を押さえた状態でクランプすることにより達成できる。
【0035】
なお、逆にケーブル貫通保持孔21にて、ブラケット11等の自重の一部をも常に保持するようにすることも、ケーブル貫通保持孔21の保持力の限度の範囲内において可能である。この構造はナセル4をある程度途中迄旋回させた状態でクランプすることにより達成できる。
【0036】
さらに、風力発電ケーブル5のたるみ部5bを把持するクランプ12は、把持するケーブル5の寸法形状や重量、被覆材の材質等に応じて適宜最適な寸法形状に設計されることは言うまでもない。
【0037】
もし、上記ケーブル5がタワー3の揺れに共振するような場合には、上述のブラケット11、クランプ12等を、ケーブル5の垂下部5aの下端に限らず、垂下部5aの中間部にも設置することにより共振を防止することができる。
【0038】
また、ブラケット11の基端部をタワー3の内壁面15に対し、上下方向に移動可能にする構成は、図1に示す実施形態の構成に限定されるものではなく、例えばタワー3の内面壁15に設けた案内レール又は案内溝に沿って、ブラケット11を上下に走行可能とし、そのブラケット11をバネ等で吊支して自重を受けるようにしてもよく、必要に応じ、クランプ12を半割にして開閉可能にしたり、ブラケット11の形状等を適宜設計変更することも可能であり、場合によっては、ブラケット11を上下動可能に支持する機構と、まわり止めガイド19を兼用させることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に係る風力発電ケーブルの保持装置は、風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付けて構成されているので、風力発電ケーブルのたるみ部は、ブラケットの自由端部に設けられたクランプにより把持されて振れ動きが防止され、ナセルの旋回によるたるみ部の上下動は、ブラケットの基端部がタワーの内壁面に対し上下方向に移動することで吸収することができる。
【0040】
また、請求項2に係る風力発電ケーブルの保持装置は、上記の上下方向に移動可能な取付けが、ブラケットの基端部にスライドブッシュを設け、該スライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通し、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装して構成されているので、請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し上下方向に移動可能に取付ける構成を安価に製作することができると共に、ナセルより垂下する風力発電ケーブルに、自由端部に設けたクランプでたるみ部を把持するブラケットの自重が付加されることはなく、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0041】
また、請求項3に係る風力発電ケーブルの保持装置は、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを設けて構成したので、請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置において、上下方向に移動するブラケットのまわり止めが確実になされ、安価に製作することができると共に、長期間の使用にも充分に耐えることができる。
【0042】
従って、請求項1〜3の発明に係る風力発電ケーブルの保持装置によれば、風車の振動やナセルの旋回等によって、ナセルから垂下する風力発電ケーブルのたるみ部が振れ動くことはなく、たるみ部がタワーの内壁面に衝突して騒音を発したり、風力発電ケーブルの被覆が破損したりすることのない、安価に製作し得る実用上きわめて有効な風力発電ケーブルの保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る風力発電ケーブルの保持装置の斜視図である。
【図2】従来の風車の概要を示す一部破断側面図である。
【符号の発明】
1 翼
2 基礎
3 タワー
4 ナセル
5 風力発電ケーブル
5a ケーブルの垂下部
5b ケーブルのたるみ部
5c ケーブルの固定部
6 ケーブルハンガー
7 たるみ部
8 固縛手段
9 ケーブルラック
10 足場
11 ブラケット
12 クランプ
13 ネジ
14 スライドブッシュ
15 内壁面
16 台
17 案内軸
18 バネ
19 まわり止めガイド
20 ケーブルラック
21 ケーブル貫通保持孔
Claims (3)
- 風車のタワー内でナセルから垂下し、ケーブルハンガーに支持されて形成される風力発電ケーブルのたるみ部を把持するクランプをブラケットの自由端部に設けると共に、ブラケットの基端部をタワーの内壁面に対し、上下方向に移動可能に取付けたことを特徴とする風力発電ケーブルの保持装置。
- 上記の上下方向に移動可能な取付けが、ブラケットの基端部にスライドブッシュを設け、該スライドブッシュをタワーの内壁面に固定した台に立設した案内軸に挿通し、スライドブッシュと台との間にブラケットの自重を受けるバネを介装して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の風力発電ケーブルの保持装置。
- ブラケットの上下方向の移動のみを案内するまわり止めガイドを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電ケーブルの保持装置。
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