JP2004076901A - ハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】スペーサが外輪に強固にかつ確実に固定されるピボットアッセンブリを提供する。
【解決手段】スペーサ5の外周縁部にシャープエッジ5aを形成し、このシャープエッジ5aを外輪22の平坦な端面に密着させ、その部分でレーザ溶接にて固定した。
【選択図】 図3
【解決手段】スペーサ5の外周縁部にシャープエッジ5aを形成し、このシャープエッジ5aを外輪22の平坦な端面に密着させ、その部分でレーザ溶接にて固定した。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクドライブにおけるスイングアーム方式アクチュエータの軸受として用いられるピボットアッセンブリに係り、特に、ボールベアリングどうしの間隔を保持するスペーサの固定手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のようなピボットアッセンブリとしては、たとえばシャフトの両端部にボールベアリングを固定し、それらボールベアリングの外輪どうしの間隔をリング状のスペーサによって保持したものが知られている。ここで、スペーサの端面の内周側縁部には、軸線方向へ突出する凸条が形成されている。一方、外輪の端面の内周側縁部には凹部が形成され、この凹部に凸条が嵌合することでスペーサは外輪どうしの間に保持されている。このようなピボットアッセンブリは、先端部に磁気ヘッドを有するスイングアームの基部に嵌合させられて接着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のピボットアッセンブリでは、スペーサの凸条と外輪の凹部との嵌合によってスペーサが保持されているため、以下のような問題があった。
▲1▼凸条の加工誤差によりスペーサの端面の精度(特に平行度)が不充分となり、その結果、スペーサの位置決め精度が悪化するとともに、外輪との接触面積が少なくなってスペーサの保持強度が低下する。
▲2▼凸条の機械加工のために製造コストが割高になるとともに、スペーサの組付作業が複雑化する。
▲3▼スペーサの保持が不安定なため、スイングアームとピボットアッセンブリとを接着によって固定せざるを得ない。このため、構成部品の一部に不良品が発生した場合には全体を廃棄せざるを得ず、不経済であるとともに、接着剤からガスが発生し、ハードディスクや磁気ヘッドの表面に有害な影響をもたらす。
したがって、本発明は、スペーサと外輪とを強固に固定することによって上記のような問題点を解決することができるピボットアッセンブリを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シャフトの両端部にボールベアリングを嵌合し、これらボールベアリングの外輪どうしの間にスペーサを配置したハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリにおいて、スペーサは、外輪にレーザ溶接にて固定されていることを特徴としている。
【0005】
上記構成のハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ(以下、単に「ピボットアッセンブリ」と称する)にあっては、スペーサが外輪にレーザ溶接にて固定されているから、スペーサが強固にかつ確実に固定される。したがって、スペーサに例えばネジ孔を形成することにより、スイングアームをピボットアッセンブリにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、接着剤固定でないためにアウトガスの問題も解消することができる。また、従来のような凸条を加工する必要が無いから、スペーサの端面の加工精度を充分に高めることができる。これにより、外輪との接触面積を確保してスペーサを安定して固定することができる。さらに、スペーサを外輪に溶接する際の両者の位置決めは、チャックやバイスなどの公知の把持手段を用いて行うことができるので、位置決め精度を向上させることができる。加えて、凸条の機械加工がないため製造コストを低減することができるとともに、スペーサの組付作業が簡略化されるという利点もある。さらに、外輪とスペーサが溶接結合のためにピボットアッシーとしての剛性が従来のサンドイッチ接触結合よりはるかに向上する利点をも有している。この剛性向上はハンドリング時を含めての耐振動性や耐共振性の改善にも繋がっている。
【0006】
レーザ溶接のレーザ発生源には限定はなく、たとえばYAGレーザを用いることができる。また、レーザ溶接は、スペーサと外輪との接触部の全周に亘って行うことができ(シーム溶接)、あるいは、接触部に沿って互いに離間した複数箇所に行うことができる(スポット溶接)。
【0007】
ところで、スペーサをボールベアリングの外輪に溶接するに際しては、電気抵抗溶接やガス溶接によるスポット溶接では、溶着部が大きく熱影響により軸受精度を低下させるため採用できなかった。本発明では、レーザ溶接によりスペーサを外輪に溶接するため、レーザビームのスポット径を例えば0.4mm程度に絞ることにより、溶着部を小さくすることができる。これにより、溶着部が外輪に与える熱影響が少なく軸受精度の低下を防止することができる。
【0008】
また、外輪は、その外周面と端面との交叉部に断面略円弧状の面取りを有しているのが通常であるから、スペーサと外輪の外径が同じであると、両者の間に凹部が形成される。この場合、凹部は奥へ行くに従って隙間が狭くなり、その最奥部に位置するスペーサおよび外輪の接触部にレーザビームを正確に当てなければならない。しかも、レーザビームは、スペーサの端面と面取りとの共通接線、つまりスペーサの端面をなぞるようにして照射しなければならない。これらの点を鑑みると、上記のようにレーザビームが小径である場合には、スペーサの位置が少しでも狂うとレーザビームが必要な箇所に照射されないから、レーザ溶接は殆ど不可能となる。
【0009】
そこで、本発明では、スペーサの外周縁部にシャープエッジを形成し、このシャープエッジを外輪の端面に密着させ、その部分でレーザ溶接にて固定することを好適な態様としている。このように構成することにより、シャープエッジの外周側にレーザービームの光路となる開放された空間が形成される。ここで、本発明におけるシャープエッジとは、縁部の断面を円弧状としたときに半径が0.1mm以下の場合であり、スペーサを旋削や研削で加工する場合には、外周または端面を加工したままの縁部の状態をいう。つまり、シャープエッジを構成する2つの面が鋭角か否かは問題ではない。断面の半径が0.1mmを超える場合には、その周面と外輪の端面によって形成された凹部が上記と同等の問題を惹起する。
【0010】
より具体的には、セパレータの縁部を外輪よりも小径にすることにより、その縁部に形成したシャープエッジを外輪の面取りよりも内周側の平坦な面に配置することができる。ただし、スペーサの縁部を外輪側へ突出する凸条に形成することにより、縁部に形成したシャープエッジを面取りに密着させ、そこで外輪にレーザ溶接することも可能である。このように構成することによってシャープエッジの外周側が開放されるので、シャープエッジを外輪にレーザ溶接することができる。この場合、スペーサを外輪よりも小径としたり、あるいはスペーサの端部にテーパ部や小径部を形成することにより、スペーサの縁部を外輪よりも小径とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1〜図3を参照して説明する。これらの図において符号1はシャフトである。シャフト1の中心にはネジ孔11が形成され、このネジ孔11に螺合させたボルトによって、ピボットアッセンブリはハードディスクドライブに取り付けられる。シャフト1の下端部にはフランジ12が形成されている。シャフト1の外周には、フランジ12に端面を当接させたボールベアリング2が嵌合させられている。
【0012】
ボールベアリング2は、内輪21および外輪22と、それらの間で円周方向に転動可能な複数のボール23とを備えている。ボール23は、リテーナ24によって円周方向に等間隔に保持されている。内輪21および外輪22の間の両端部の開口部は、シール25によって閉塞されている。なお、図中符号26は、シール25を固定するためのスナップリングである。
【0013】
シャフト1の上端部にも上記と同じボールベアリング2が嵌合させられている。そして、これら2つのボールベアリング2の外輪22間には、スペーサ5が取り付けられ、これによって外輪22は一定の間隔で互いに離間している。
【0014】
図3(A)に示すように、外輪22の外周と端面との交叉部には、断面円弧状の面取り22aが形成されている。一方、スペーサ5は円筒状をなし、その外周と端面との交叉部には、機械加工したままのシャープエッジ5aが残されている。スペーサ5の外径は、外輪22の外径よりも小さく設定され、これによって、シャープエッジ5aは、スペーサ5の端面とともに面取り22aよりも内周側の平坦な面に密着させられている。そして、スペーサ5は、外輪22と同心円上に配置され、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界をレーザ溶接されることで外輪22に固定されている。図2(A)において符号Pは溶接によるナゲットを示し、図2(A)示すように、スペーサ5は、シャープエッジ5aの全周をレーザ溶接(シーム溶接)されている。
【0015】
なお、図2(B)に示すように、スペーサ5は、円周方向に等間隔離間した複数箇所(この実施形態では3カ所)で外輪22にスポット溶接することもできる。また、スペーサ5と外輪22との位置決めは、たとえば3つ爪チャックを軸線方向に連設し、各チャックで外輪22およびスペーサ5のそれぞれを把持することで行うことができる。
【0016】
上記構成のピボットアッセンブリの外周には、先端部に磁気ヘッドを備えたスイングアームの基部が取り付けられる。スイングアームの基部には、ピボットアッセンブリが嵌合する孔が形成され、その孔を挿通させたネジがスペーサ5に形成されたネジ孔(図示略)に螺合される。
【0017】
上記構成のピボットアッセンブリにあっては、スペーサ5が外輪22にレーザ溶接にて固定されているから、スペーサ5が強固にかつ確実に固定される。したがって、スペーサ5に形成したネジ孔によりスイングアームをピボットアッセンブリにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、アウトガスの問題も解消することができる。また、スペーサ5の端面は平坦であるから、その加工精度(特に平行度)を充分に高めることができる。これにより、外輪22との接触面積が確保され、スペーサ5を安定して固定することができる。さらに、スペーサ5を外輪22に溶接する際の両者の位置決めは、チャックやバイスなどの公知の同軸把持手段を用いて行うことができるので、位置決め精度を向上させることができる。加えて、スペーサ5を単純な円筒状に形成すれば良いから、製造コストを低減することができるとともに、スペーサ5の組付作業が簡略化されるという利点もある。
【0018】
特に、上記実施形態では、スペーサ5の外周縁部にシャープエッジ5aを形成し、このシャープエッジ5aを外輪22の面取り22aよりも内周側の平坦面に密着させているから、図3(A)に示すように、シャープエッジ5aの外周側に開放された空間が存在する。これにより、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界に、スポットを小径に絞ったレーザービームを照射して溶接することが可能となる。
【0019】
上記実施形態では、スペーサ5を外輪22よりも小径にすることにより、スペーサの縁部(シャープエッジ5a)を外輪22の面取り22aよりも内周側に配置しているが、図3(B)〜(D)のような変更例を採用することもできる。図3(B)は、スペーサ5を外輪22と同径とし、スペーサ5の縁部にテーパ状の面取り5bを形成したものである。この変更例においても、スペーサ5の端面と面取り5bとの交叉部には、外輪22の面取り22aよりも内周側に配置されるシャープエッジ5aが形成され、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0020】
また、図3(C)に示す変更例は、スペーサ5を外輪22と同径とし、スペーサ5の端部に、中央部よりも小径な小径部5cを形成したものである。この変更例においても、スペーサ5の端面と小径部5cとの交叉部には、外輪22の面取り22aよりも内周側に配置されるシャープエッジ5aが形成され、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0021】
さらに、図3(D)に示す変更例は、スペーサ5を外輪22よりもやや小径とし、スペーサ5の縁部に、外輪22側へ突出する凸条(縁部)5dを形成したものである。この変更例では、凸条5dの縁部にシャープエッジ5aが形成され、このシャープエッジ5aが外輪22の面取り22aに密着する。そして、スペーサ5は、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0022】
以上の変更例においてもシャープエッジ5aの外周側が開放されるので、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界にレーザビームを照射して溶接することができる。なお、本発明は上記実施形態およびその変更例に限定されるものではなく、さらに種々の変更を加えることができる。たとえば、セパレータを外輪よりも大径とし、その端部の内周縁を外輪の面取りに密着させて両者の境界をレーザ溶接することができる。この場合、セパレータの端部の内周断面を段付き形状とし、段付き形状の外側の内周縁を外輪の面取りに密着させて両者の境界をレーザ溶接することもできる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スペーサと外輪との溶接当接面の凹部(スキマ)形成を最小限にして最小レーザースポット径で確実に溶接可能とした上でスペーサを外輪にレーザ溶接にて固定しているから、スペーサが外輪に強固にかつ確実に固定される。これにより、スイングアームをスペーサにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、アウトガスの問題も解消することができる。また、スペーサと外輪との接触面積を確保してスペーサを安定して固定することができ、さらに、スペーサの位置決め精度を向上させることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のピボットアッセンブリを示す一部破砕側断面図である。
【図2】(A)は実施形態のピボットアッセンブリを示す側面図であり(B)は(A)の変更例である。
【図3】(A)は溶接部を拡大した側面図であり、(B)〜(D)は(A)の変更例である。
【符号の説明】
1 シャフト
2 ボールベアリング
5 スペーサ
5a シャープエッジ
5d 凸条(縁部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクドライブにおけるスイングアーム方式アクチュエータの軸受として用いられるピボットアッセンブリに係り、特に、ボールベアリングどうしの間隔を保持するスペーサの固定手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のようなピボットアッセンブリとしては、たとえばシャフトの両端部にボールベアリングを固定し、それらボールベアリングの外輪どうしの間隔をリング状のスペーサによって保持したものが知られている。ここで、スペーサの端面の内周側縁部には、軸線方向へ突出する凸条が形成されている。一方、外輪の端面の内周側縁部には凹部が形成され、この凹部に凸条が嵌合することでスペーサは外輪どうしの間に保持されている。このようなピボットアッセンブリは、先端部に磁気ヘッドを有するスイングアームの基部に嵌合させられて接着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のピボットアッセンブリでは、スペーサの凸条と外輪の凹部との嵌合によってスペーサが保持されているため、以下のような問題があった。
▲1▼凸条の加工誤差によりスペーサの端面の精度(特に平行度)が不充分となり、その結果、スペーサの位置決め精度が悪化するとともに、外輪との接触面積が少なくなってスペーサの保持強度が低下する。
▲2▼凸条の機械加工のために製造コストが割高になるとともに、スペーサの組付作業が複雑化する。
▲3▼スペーサの保持が不安定なため、スイングアームとピボットアッセンブリとを接着によって固定せざるを得ない。このため、構成部品の一部に不良品が発生した場合には全体を廃棄せざるを得ず、不経済であるとともに、接着剤からガスが発生し、ハードディスクや磁気ヘッドの表面に有害な影響をもたらす。
したがって、本発明は、スペーサと外輪とを強固に固定することによって上記のような問題点を解決することができるピボットアッセンブリを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シャフトの両端部にボールベアリングを嵌合し、これらボールベアリングの外輪どうしの間にスペーサを配置したハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリにおいて、スペーサは、外輪にレーザ溶接にて固定されていることを特徴としている。
【0005】
上記構成のハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ(以下、単に「ピボットアッセンブリ」と称する)にあっては、スペーサが外輪にレーザ溶接にて固定されているから、スペーサが強固にかつ確実に固定される。したがって、スペーサに例えばネジ孔を形成することにより、スイングアームをピボットアッセンブリにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、接着剤固定でないためにアウトガスの問題も解消することができる。また、従来のような凸条を加工する必要が無いから、スペーサの端面の加工精度を充分に高めることができる。これにより、外輪との接触面積を確保してスペーサを安定して固定することができる。さらに、スペーサを外輪に溶接する際の両者の位置決めは、チャックやバイスなどの公知の把持手段を用いて行うことができるので、位置決め精度を向上させることができる。加えて、凸条の機械加工がないため製造コストを低減することができるとともに、スペーサの組付作業が簡略化されるという利点もある。さらに、外輪とスペーサが溶接結合のためにピボットアッシーとしての剛性が従来のサンドイッチ接触結合よりはるかに向上する利点をも有している。この剛性向上はハンドリング時を含めての耐振動性や耐共振性の改善にも繋がっている。
【0006】
レーザ溶接のレーザ発生源には限定はなく、たとえばYAGレーザを用いることができる。また、レーザ溶接は、スペーサと外輪との接触部の全周に亘って行うことができ(シーム溶接)、あるいは、接触部に沿って互いに離間した複数箇所に行うことができる(スポット溶接)。
【0007】
ところで、スペーサをボールベアリングの外輪に溶接するに際しては、電気抵抗溶接やガス溶接によるスポット溶接では、溶着部が大きく熱影響により軸受精度を低下させるため採用できなかった。本発明では、レーザ溶接によりスペーサを外輪に溶接するため、レーザビームのスポット径を例えば0.4mm程度に絞ることにより、溶着部を小さくすることができる。これにより、溶着部が外輪に与える熱影響が少なく軸受精度の低下を防止することができる。
【0008】
また、外輪は、その外周面と端面との交叉部に断面略円弧状の面取りを有しているのが通常であるから、スペーサと外輪の外径が同じであると、両者の間に凹部が形成される。この場合、凹部は奥へ行くに従って隙間が狭くなり、その最奥部に位置するスペーサおよび外輪の接触部にレーザビームを正確に当てなければならない。しかも、レーザビームは、スペーサの端面と面取りとの共通接線、つまりスペーサの端面をなぞるようにして照射しなければならない。これらの点を鑑みると、上記のようにレーザビームが小径である場合には、スペーサの位置が少しでも狂うとレーザビームが必要な箇所に照射されないから、レーザ溶接は殆ど不可能となる。
【0009】
そこで、本発明では、スペーサの外周縁部にシャープエッジを形成し、このシャープエッジを外輪の端面に密着させ、その部分でレーザ溶接にて固定することを好適な態様としている。このように構成することにより、シャープエッジの外周側にレーザービームの光路となる開放された空間が形成される。ここで、本発明におけるシャープエッジとは、縁部の断面を円弧状としたときに半径が0.1mm以下の場合であり、スペーサを旋削や研削で加工する場合には、外周または端面を加工したままの縁部の状態をいう。つまり、シャープエッジを構成する2つの面が鋭角か否かは問題ではない。断面の半径が0.1mmを超える場合には、その周面と外輪の端面によって形成された凹部が上記と同等の問題を惹起する。
【0010】
より具体的には、セパレータの縁部を外輪よりも小径にすることにより、その縁部に形成したシャープエッジを外輪の面取りよりも内周側の平坦な面に配置することができる。ただし、スペーサの縁部を外輪側へ突出する凸条に形成することにより、縁部に形成したシャープエッジを面取りに密着させ、そこで外輪にレーザ溶接することも可能である。このように構成することによってシャープエッジの外周側が開放されるので、シャープエッジを外輪にレーザ溶接することができる。この場合、スペーサを外輪よりも小径としたり、あるいはスペーサの端部にテーパ部や小径部を形成することにより、スペーサの縁部を外輪よりも小径とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1〜図3を参照して説明する。これらの図において符号1はシャフトである。シャフト1の中心にはネジ孔11が形成され、このネジ孔11に螺合させたボルトによって、ピボットアッセンブリはハードディスクドライブに取り付けられる。シャフト1の下端部にはフランジ12が形成されている。シャフト1の外周には、フランジ12に端面を当接させたボールベアリング2が嵌合させられている。
【0012】
ボールベアリング2は、内輪21および外輪22と、それらの間で円周方向に転動可能な複数のボール23とを備えている。ボール23は、リテーナ24によって円周方向に等間隔に保持されている。内輪21および外輪22の間の両端部の開口部は、シール25によって閉塞されている。なお、図中符号26は、シール25を固定するためのスナップリングである。
【0013】
シャフト1の上端部にも上記と同じボールベアリング2が嵌合させられている。そして、これら2つのボールベアリング2の外輪22間には、スペーサ5が取り付けられ、これによって外輪22は一定の間隔で互いに離間している。
【0014】
図3(A)に示すように、外輪22の外周と端面との交叉部には、断面円弧状の面取り22aが形成されている。一方、スペーサ5は円筒状をなし、その外周と端面との交叉部には、機械加工したままのシャープエッジ5aが残されている。スペーサ5の外径は、外輪22の外径よりも小さく設定され、これによって、シャープエッジ5aは、スペーサ5の端面とともに面取り22aよりも内周側の平坦な面に密着させられている。そして、スペーサ5は、外輪22と同心円上に配置され、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界をレーザ溶接されることで外輪22に固定されている。図2(A)において符号Pは溶接によるナゲットを示し、図2(A)示すように、スペーサ5は、シャープエッジ5aの全周をレーザ溶接(シーム溶接)されている。
【0015】
なお、図2(B)に示すように、スペーサ5は、円周方向に等間隔離間した複数箇所(この実施形態では3カ所)で外輪22にスポット溶接することもできる。また、スペーサ5と外輪22との位置決めは、たとえば3つ爪チャックを軸線方向に連設し、各チャックで外輪22およびスペーサ5のそれぞれを把持することで行うことができる。
【0016】
上記構成のピボットアッセンブリの外周には、先端部に磁気ヘッドを備えたスイングアームの基部が取り付けられる。スイングアームの基部には、ピボットアッセンブリが嵌合する孔が形成され、その孔を挿通させたネジがスペーサ5に形成されたネジ孔(図示略)に螺合される。
【0017】
上記構成のピボットアッセンブリにあっては、スペーサ5が外輪22にレーザ溶接にて固定されているから、スペーサ5が強固にかつ確実に固定される。したがって、スペーサ5に形成したネジ孔によりスイングアームをピボットアッセンブリにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、アウトガスの問題も解消することができる。また、スペーサ5の端面は平坦であるから、その加工精度(特に平行度)を充分に高めることができる。これにより、外輪22との接触面積が確保され、スペーサ5を安定して固定することができる。さらに、スペーサ5を外輪22に溶接する際の両者の位置決めは、チャックやバイスなどの公知の同軸把持手段を用いて行うことができるので、位置決め精度を向上させることができる。加えて、スペーサ5を単純な円筒状に形成すれば良いから、製造コストを低減することができるとともに、スペーサ5の組付作業が簡略化されるという利点もある。
【0018】
特に、上記実施形態では、スペーサ5の外周縁部にシャープエッジ5aを形成し、このシャープエッジ5aを外輪22の面取り22aよりも内周側の平坦面に密着させているから、図3(A)に示すように、シャープエッジ5aの外周側に開放された空間が存在する。これにより、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界に、スポットを小径に絞ったレーザービームを照射して溶接することが可能となる。
【0019】
上記実施形態では、スペーサ5を外輪22よりも小径にすることにより、スペーサの縁部(シャープエッジ5a)を外輪22の面取り22aよりも内周側に配置しているが、図3(B)〜(D)のような変更例を採用することもできる。図3(B)は、スペーサ5を外輪22と同径とし、スペーサ5の縁部にテーパ状の面取り5bを形成したものである。この変更例においても、スペーサ5の端面と面取り5bとの交叉部には、外輪22の面取り22aよりも内周側に配置されるシャープエッジ5aが形成され、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0020】
また、図3(C)に示す変更例は、スペーサ5を外輪22と同径とし、スペーサ5の端部に、中央部よりも小径な小径部5cを形成したものである。この変更例においても、スペーサ5の端面と小径部5cとの交叉部には、外輪22の面取り22aよりも内周側に配置されるシャープエッジ5aが形成され、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0021】
さらに、図3(D)に示す変更例は、スペーサ5を外輪22よりもやや小径とし、スペーサ5の縁部に、外輪22側へ突出する凸条(縁部)5dを形成したものである。この変更例では、凸条5dの縁部にシャープエッジ5aが形成され、このシャープエッジ5aが外輪22の面取り22aに密着する。そして、スペーサ5は、シャープエッジ5aで外輪22とレーザ溶接されている。
【0022】
以上の変更例においてもシャープエッジ5aの外周側が開放されるので、シャープエッジ5aまたはこれと外輪22との境界にレーザビームを照射して溶接することができる。なお、本発明は上記実施形態およびその変更例に限定されるものではなく、さらに種々の変更を加えることができる。たとえば、セパレータを外輪よりも大径とし、その端部の内周縁を外輪の面取りに密着させて両者の境界をレーザ溶接することができる。この場合、セパレータの端部の内周断面を段付き形状とし、段付き形状の外側の内周縁を外輪の面取りに密着させて両者の境界をレーザ溶接することもできる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スペーサと外輪との溶接当接面の凹部(スキマ)形成を最小限にして最小レーザースポット径で確実に溶接可能とした上でスペーサを外輪にレーザ溶接にて固定しているから、スペーサが外輪に強固にかつ確実に固定される。これにより、スイングアームをスペーサにネジで取り付けることができるので、不良品の発生時には両者を取り外して良品を再利用することができ、また、アウトガスの問題も解消することができる。また、スペーサと外輪との接触面積を確保してスペーサを安定して固定することができ、さらに、スペーサの位置決め精度を向上させることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のピボットアッセンブリを示す一部破砕側断面図である。
【図2】(A)は実施形態のピボットアッセンブリを示す側面図であり(B)は(A)の変更例である。
【図3】(A)は溶接部を拡大した側面図であり、(B)〜(D)は(A)の変更例である。
【符号の説明】
1 シャフト
2 ボールベアリング
5 スペーサ
5a シャープエッジ
5d 凸条(縁部)
Claims (4)
- シャフトの両端部にボールベアリングを嵌合し、これらボールベアリングの外輪どうしの間にスペーサを配置したハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリにおいて、上記スペーサは、上記外輪にレーザ溶接にて固定されていることを特徴とするハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ。
- 前記スペーサの外周縁部にシャープエッジを形成し、このシャープエッジを前記外輪の端面に密着させ、その部分でレーザ溶接にて固定したことを特徴とする請求項1に記載のハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ。
- 前記外輪は、その外周面と端面との交叉部に断面略円弧状の面取りを有し、前記シャープエッジは、上記面取りよりも内周側の平坦な部分で上記外輪にレーザ溶接されていることを特徴とする請求項2に記載のハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ。
- 前記シャープエッジは、前記スペーサの端部をその外周よりも小径とすることで形成されていることを特徴とする請求項3に記載のハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ。
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