JPS6330186A - ロ−タの電子ビ−ム溶接方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１回転機械に適用されるロータの電子ビーム俗
接方法に関する。

〔従来の技術〕

第３図、第・１図に浴接ロータの構造ケ示す１゜複数個
の円板１ば、各々円筒部Ａヶ有し、隣接する円板と当該
円筒部Ａの軸方向略中央部Ｂにて１円周方向に酊接芒れ
る〇 ロータには一体形ロータ１円板焼嵌め形ロータ、ボルト
による結合形ロータ、ドラム形ロータ等があるが、高速
回転し１高い応カケ受けるロータには、浴接方法として
電子ビーム溶接方法が好ましい。その理由として （１）溶接全真空中で行うため、酊接部が酸化すること
がなく、又、ガスで汚染されることがないので高品質の
溶接が得られる。

（２）狭い部分に高い密度のエネルギ全与えることがで
きるので、熱影響部が局限され、溶接歪が少ない。

電子ビーム浴接では上記（２）の特長は逆にビームケ照
射する位置が正確に浴接部に回けられなければならず、
少しずれても接合すべき部分が溶接されない欠点となる
。そこで従来は、外から直接接合丁べき部分が見えるよ
うに第５図のような形状が採用されている。

〔発明がＩＩＩＩ（央しようとする問題点〕第５図、第
６図に従来の技術になる円板の浴接方法ケ示す０円板の
円筒部Ａ１とＡ２の内周側に嵌合部Ｃｉ設けて円板の細
心を維持し、溶接面りの外周溶接線に沿って、電子ビー
ム全正確にロータ中心に向って照射し、かつ円周方向に
移動きせている。この場合には、接合緋ヲ外部から直接
見ることができる。

しかし嵌合部Ｃには切欠部が残り、応力が集中して、破
損の原因となるために、第５図の切欠部は最後に切削除
去され、切欠き効果が除かれて１第６図に示す形状とな
る。

この加工のためには１円板の中心部に第３図に示す穴Ｅ
−ｉ設け、この穴から工具ケ挿入して加工しなければな
らない。この穴は円板の強度上からは小なるほど好まし
く一切削加工後からは大径なるほど好ましい。従って強
度上の要求から十分な穴径が許されない場合には内周加
工量ケ少しでも小とする必要があり、突起の量が大きく
なる第５図の形状は好ましくない。

又、穴径の制限から加工が許されない場合には溶接接手
部は第７図のように嵌合部が未浴着で残り、あたかもそ
のような切込みケ入れたようになり１応力集中効果全持
つので強度上著しく不利となる。

〔問題点を解決Ｔるための手段〕

本発明は上記問題点全解決するために嵌合部ケ外周側に
設け、外周嵌合部全溶接した後に除去するロータである
。すなわち、複数個の円板全各々隣接する円筒部に電子
ビーム溶接するロータの溶接方法において、隣接する円
板の中心を維持するための嵌合部全円筒の外周側に設け
。

溶接後に前記嵌合部全除去することを特徴とするロータ
の電子ビーム溶接方法全提供するものである。

〔作用〕

本発明におけるロータの電子ビーム浴接方法は上記のよ
うな方法となるので、浴後部七解接後平滑に仕上げて応
力集中ケ減らし、疲労強度全向上避せるに際し加工が容
易となることと。

内周部全溶接後仕上げない場合でも嵌合面が未浴着で残
る切欠部が無くなシ強度上有利となるものである。

〔実施例〕

以下２本発明全図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。第１図は本発明の一実施例に係わるロータの電
子ビーム溶接方法を適用した円筒部嵌合面の溶接状況金
示す断面図。第２図は本実施例に係る外周側切削加工後
の断面図。

第３図は本実施例に係るロータの電子ビーム溶接方法？
適用して溶接する構造ケ示す側断面図。

第４図は本実施例に係る第３図Ｗ−Ｗ矢視の正面図であ
る。第１図において１円板の円筒部ＡＩとＡ２の外周側
に嵌合部Ｃ／１．設けて軸心ケ維持し１円筒部Ａ２の端
面Ｆ？溶接面りの半径方向延長上り溶接、線から正確な
距離ぎケ維持するように加工する。

当該ｅヶ円筒Ａ２上の基準紛として、電子ビーム溶接全
円周方向に行うつその後、当該突起部全切削除去する。

第２図は外周を一切削加工後の状況？示す。内周側の突
起部Ｆは円板の内周穴Ｅの大きさから許されれば平担に
切除することもできる。第２図は未切除の場合を示した
ものである。

第３図における複数個の円板１は各々円筒部嵌合面し、
隣接する円板と当該円筒部ＡＯ軸方向略中央部Ｂにて円
周方向に浴接される。又。

この溶凄方法として溶接を真空中で行うため。

溶接部が酸化することがなく、又、ガスで汚染でルるこ
とがないので高品質の浴接が得られること、更に狭い部
分に高い密度のエイ・ルギケ与えることができるので熱
影響部が局限てれ、溶接歪が少なくなる特徴ケ持つ電子
ビーム浴接方法が好ましいものである。

〔発明の効果〕

以上、具体的に説明したように１本発明においては嵌合
部の切削除去が容易になり、工数。

コスト、工期が低減し次ことと、醪接部内周突起部Ｆｉ
切削除去しない場合でも未溶着部が無いので応力集中が
減少し強度上有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るロータの電子ビーム温
液方法全適用し之円筒部嵌合面の浴接状況全示す断面図
、第２図は本実施例に係る円筒部外周側切削加工後の断
面図、第３図は本実施例に係るロータの電子ビーム溶接
方法を適用して溶接する構造？示す側断面図、第４図は
本実施例に係る第３図Ｗ−ＩＶ矢祝の正面図５第５図は
従来のロータにおける内周側嵌合面の溶接状況全示す断
面図、第６図は従来の内周側切削加工後の断面図、第７
図は従来の浴接部内周側突起部を切削除去しない場合で
未溶着部が嵌合部に残る状態？示す断面図である。 ｌ・・・円板、Ａ、Ａｌ、Ａ２・・・隣接する円筒部。 Ｂ・・・溶接中央部、ｃ、ｃ’・・・嵌合部、Ｄ・・・
溶接面。 Ｅ・・・中心部工具用穴、Ｆ・・・突起部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の円板を各々隣接する円筒部に電子ビーム溶接す
   るロータの溶接方法において、隣接する円板の中心を維
   持するための嵌合部を円筒の外周側に設け、溶接後に前
   記嵌合部を除去することを特徴とするロータの電子ビー
   ム溶接方法。