JP2004074690A - 補修テープ貼付け装置およびその方法 - Google Patents

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Hiromichi Sugiyama
杉山 裕道
Yoshiyuki Sakai
酒井 良幸
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

【課題】走行するシートの一時停止や減速をすることなく、欠陥部に自動的に補修テープを貼付ける装置およびその方法を提供すること。
【解決手段】シート1走行中心にある回動軸4から等距離で90°離れて1側は走行中心上位置に、他側はシート1の幅より外れた第1の待機位Aにある2個のX−Yテーブル6、7を有する回動テーブル5と、1側は第1の待機位置A、他側はシート1を挟んで反対側の対称にある第2の待機位置Bに夫々設けた補修テープ8を2個のX−Yテーブル6、7上に夫々設けたポンチ12、13で選択的に打抜き、打抜き片をそのままポンチ12、13先端に保持する補修テープ打抜き装置と、回動テーブルを90°回動させ、打抜き片を保持するポンチ12、13を両待機位置のいずれか1からシート1の走行中心上位置Cに交互に移動させる回動軸4を回動させる駆動手段11をとを有して成る補修テープ貼付け装置2。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラスチックのフィルムやシート等(以下単にシートという)の表面にある穴や傷等の欠陥部に補修テープを貼付けることにより補修する補修テープ貼付け装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来はシートの表面にある穴や傷等の欠陥部は作業員の目視、或いは欠陥検出器により発見され、その都度シートの走行を停止するか或いは走行速度を落とした後、手動により欠陥部に補修テープを貼付けていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、欠陥部の補修時にシートの走行を停止するか或いは走行速度を落とすため生産効率が悪くなるとともに、欠陥部に補修テープを貼付けるための作業員が必要であり、人件費による製品のコストアップとなった。また欠陥部を見落とす人為的ミスもあった。
【0004】
本発明の目的は前述のような欠陥部の補修時にある欠点を取除き、走行するシートの一時停止や減速をすることなく、また欠陥部を見落とす人為的ミスもなく自動的に補修テープを貼付ける装置およびその方法を提供することに有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため本発明は走行するシートに対し、シートの走行中心上にある回動中心から等距離に1側はシートの走行中心上位置に、他側はシートの幅より外れた第1の待機位置に互に90°離れて設けられ、シートの走行方向をX方向、シート等の幅方向をY方向としたとき、2個のX−Y位置制御可能なX−Yテーブルを有する回動テーブルと、第1の待機位置およびシートを挟んで反対側の対称位置にある第2の待機位置の回動テーブルの下側に配設された補修テープを2個のX−Yテーブル上に夫々設けられたプレス押し型で2個の待機位置の内のいずれか1で選択的に打抜き、打抜き片をそのままプレス押し型先端に保持する補修テープ打抜き装置と、回動テーブルの回動中心に固着され、回動テーブルを90°回動させて打抜き片を保持するプレス押し型を第1の待機位置或いは第2の待機位置からシートの走行中心上位置に交互に移動させる駆動手段を取付けた旋回軸とを有して成ることを特徴とする補修テープ貼付け装置とした。
【0006】
前記プレス押し型は補修テープ打抜き片を空気により吸引すればより好適である。
【0007】
また回動テーブルを回動させる駆動手段はACサーボモータにすれば好適である。
【0008】
走行するシートに対し前記補修テープ貼付け装置上流にある検査装置によりシート等の表面の欠陥個所を見つけたとき、検査装置から送信されるX座標信号により第1の待機位置或いは第2の待機位置のいずれか1にあるX−YテーブルのX座標の位置決めおよび補修テープ打抜き装置のプレス押し型による補修テープの打抜きを行い、プレス押し型先端に補修テープ打抜き片を確保した後、次いで回動テーブルを90°回動させ、第1の待機位置或いは第2の待機位置のいずれか1にあるX座標を決められたX−Yテーブルをシートの走行中心上位置に移動させ、Y方向の座標の位置決めをするとともに、シートの表面の欠陥個所に補修テープの打抜き片を貼付ける補修テープ貼付け方法とした。
【0009】
これにより、走行するシートの表面にある欠陥は自動的に補修テープを貼付け補修することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図1ないし図4により説明する。シート1は図中左から右え矢印aのように走行していて、補修テープ貼付装置2はシート1の走行中心線b上には架台3を介して回動自在に回動軸4が設けてあり、同回動軸4のシート1の上方向には回動テーブル5がシート面と平行に固着されている。回動テーブル5は回動軸4の中心から等距離に有り、互に90°離れて設けられ、1側はシート1の走行中心線b上の位置Cに、他側はシート1の幅より外れた第1の待機位置Aにある2個のX−Y位置制御可能なX−Yテーブル6および7を有する。ここでX方向とはシート1の走行方向であり、Y方向とはシート1の走行方向に対し直角方向(90°回動させた方向)である。
【0011】
回動テーブル5の下部の前記第1の待機位置Aおよびシート1を挟んで反対側の対称位置に有る第2の待機位置Bには夫々裏面cに粘着面を有する補修テープ8が繰出し機9から繰出され、巻取り機10に巻かれるようにされている。2個のX−Yテーブル6および7上には夫々エアーシリンダ11により作動するプレス押出し型12(以下ポンチという)が設けてあり、図3および図4で示すように2個の待機位置A、Bでガイドロール14およびガイド板15に導かれダイ16上を通過する補修テープ8をエアーシリンダ11によりポンチ12が打抜き
、その打抜き片8aをポンチ12の先端部に空気により矢印dのように吸引することにより、ポンチ12の先端部にそのまま保持するようにしている。
【0012】
回動軸4には回動テーブル5およびこれに取付けられたポンチ12を90°回動させるための駆動手段としてのACサーボモータ17が取付けてあり、打抜き片8aを保持するポンチ12を第1の待機位置A或いは第2の待機位置Bからシート1の走行中心上の位置Cに交互に移動させる。
【0013】
以上のように構成されており、次にその作用動作に付いて説明すると、走行するシート1に対し前記補修テープ貼付け装置2上流にある検査装置18によりシート1の表面の欠陥個所を見つけたとき、検査装置18から送信されるX座標信号が第1の待機位置A或いは第2の待機位置Bのいずれかの位置にあるX−Yテーブル6或いは7に、例えばX−Yテーブル6に発信されると、X座の位置決めがされる。次いで回動テーブル6をACサーボモータ17により90°回動させると
、回動テーブル5上のX−Yテーブル6は第1の待機位置Aからシート1の走行中心上の位置Cに移動されるとともに、今まで位置CにあったX−Yテーブル7は鎖線7aのように第2の待機位置Bに移動され、X−Yテーブル6にはY方向の座標の位置決めされ、打抜き片8aを保持しているポンチ12をエアーシリンダ11がシート1の表面に押付け、欠陥個所に補修テープの打抜き片8aを貼付けられる。
【0014】
ここで、X−Y方向の位置決め方法に付いて図5および図6により説明すると、シートの走行速度V(一定)、X−Yテーブルの移動速度は一定化速度αで移動し、シートの表面の欠陥部の真上位置に到達したとき移動速度Vとなり、以後は一定速度V出移動するものとすれば
V(m/s):シートの走行速度
α(m/s):ポンチ移動時の加速度
t0(s) :検査装置による欠陥部検出時からポンチが移動を開始するまでの時間
t(s)  :検査装置による欠陥部検出時からポンチがシートの欠陥部の真上に到達するまでの時間
L(m)  :検査装置とポンチの停止位置間の距離
としたとき、
Vt=α(t−t0)/2×(t−t0)+L     ▲1▼
V=α(t−t0)                ▲2▼
▲2▼ 式を▲1▼式に代入し、
Vt=V(t−t0)/2+L           ▲3▼
▲3▼ 式をtに付いて解くと
t=2L/V−t0
となり、検査装置がシートの欠陥部を検出後t=2L/V−t0にポンチ先端に確保している打抜き片をシートの欠陥部に押付け、テーピング補修をする。
【0015】
再び先の補修テープ貼付装置の動作の続きを説明すると、ポンチ12がシート1の欠点部に打抜き片8aを貼付け、シート1から離れると、回動テーブル5は先ほどの回動方向とは逆に90°回動させられ、X−Yテーブル6は第1の待機位置Aに戻り、X−Yテーブル7は再びシート1の中心上位置Cに戻り、検査装置18が見つけた次の欠陥部分に付いて前述したようなX−Yテーブル6が行った補修テープ貼付動作を行う。
【0016】
【発明の効果】
このようにしてX−Yテーブル6および7を交互に用いてシート1の表面にある欠陥部をシートの走行を停止、或いは減速することなく、補修することができ、当初に掲げた欠点が取除かれた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態例を示す補修テープ貼付装置の説明図で、その平面図である。
【図2】本発明の1実施形態例を示す補修テープ貼付装置の説明図で、図1のD−D断面図である。
【図3】本発明の1実施形態例を示す補修テープ貼付装置の説明図で、補修テープ打抜き装置を示し、その平面図である。
【図4】本発明の1実施形態例を示す補修テープ貼付装置の説明図で、補修テープ打抜き装置を示し、図3のZ矢視図である。
【図5】本発明の1実施形態例を示す補修テープ貼付装置の説明図で、シートの欠陥位置、ポンチ停止位置、テーピング補修装置の関係を示す図である。
【図6】(イ)ポンチとシート等の欠陥位置の速度線図、(ロ)ポンチとシート等の欠陥位置の移動距離を示す線図である。
【符号の説明】
1 シート
2 補修テープ貼付装置
3 架台
4 回動軸
5 回動テーブル
6、7 X−Yテーブル
8 補修テープ
9 繰出し機
10 巻取り機
11 エアーシリンダ
12 ポンチ
14 ガイドロール
15 ガイド板
16 ダイ
17 ACサーボモータ
18 検査装置

Claims (4)

  1. 走行するシート等に対し、シート等の走行中心上にある回動中心から等距離に1側はシート等の走行中心上位置に、他側はシート等の幅より外れた第1の待機位置に互に90°離れて設けられ、シート等の走行方向をX方向、シート等の幅方向をY方向としたとき、2個のX−Y位置制御可能なX−Yテーブルを有する回動テーブルと、前記第1の待機位置およびシート等を挟んで反対側の対称位置にある第2の待機位置の回動テーブル下側に夫々配設された補修テープを2個のX−Yテーブル上に夫々設けられたプレス押し型で2個の待機位置の内のいずれか1で選択的に打抜き、打抜き片をそのままポンチ先端に保持する補修テープ打抜き装置と、回動テーブルの回動中心に固着され、回動テーブルを90°回動させて打抜き片を保持するポンチを第1の待機位置或いは第2の待機位置からシート等の走行中心上位置に交互に移動させる駆動手段を取付けた旋回軸とを有して成ることを特徴とする補修テープ貼付け装置。
  2. 前記プレス押し型のポンチは内径面側から補修テープ打抜き片を空気により吸引するようにしたことを特徴とする請求項1記載の補修テープ貼付け装置。
  3. 回動テーブルを回動させる駆動手段はACサーボモータであることを特徴とする請求項1記載の補修テープ貼付け装置。
  4. 走行するシート等に対し前記補修テープ貼付け装置上流にある検査装置によりシート等の表面の欠陥個所を見つけたとき、検査装置から送信されるX座標信号により第1の待機位置或いは第2の待機位置のいずれか1にあるX−YテーブルのX座標の位置決めるとともに、ポンチによる補修テープの打抜きを行い、ポンチ先端に補修テープ打抜き片を確保した後、次いで回動テーブルを90°回動させ、第1の待機位置或いは第2の待機位置のいずれか1にあるX座標を決められたX−Yテーブルをシート等の走行中心上位置に移動させ、Y方向の座標の位置決めをした後、シート等の表面の欠陥個所に補修テープの打抜き片を貼付ける補修テープ貼付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005262881A (ja) * 2004-03-12 2005-09-29 Boeing Co:The 材料配置機械による欠陥の自動修復を可能にする方法およびプログラム
CN113523458A (zh) * 2021-08-09 2021-10-22 岳阳大陆激光技术有限公司 一种螺栓孔修复再造装置及方法
WO2022157409A1 (es) * 2021-01-21 2022-07-28 Plastic Repair System 2011, S.L. Máquina automática de reparación de planchas de plástico

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