JP2004059044A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】袋(10)の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベル(20)がミシン目状の切り取り線(a)を介して一体として設けられている。ネックハンガーラベル(20)は、嵌め込み穴(15)と製造履歴等が表示された表示部(16)とからなっている。内容物の製造履歴を表示したネックハンガーラベル(20)を袋から切り取り、詰め替え時に詰め替える成形容器の首部に掛けるだけで容易に清掃履歴を保存しておくことができる。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗剤、シャンプー、リンスなどの液状内容物などに使用される詰め替え用の包装袋に関するものであり、特には、成形容器などに詰め替えた後も、製造履歴を表すロットナンバー等が分かるようにした詰め替え用の包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャンプー、リンス、食器洗い用洗剤などの液状内容物を、ポンプで適量排出して使用するポンプ式容器や各種の成形容器に充填した使用方法が多用されている。
そして、近年では資源の節約からポンプ式容器等の中身がなくなっても容器を廃棄することなく、詰め替え専用の包装袋等に充填されているシャンプーなどの内容物を空になったポンプ式容器等に詰め替えて、該ポンプ式容器を何回も再使用することが行われている。
【0003】
しかしながら、上述の従来の詰め替え用の包装袋等については、製造履歴を表すロットナンバーなどを包装袋等に表示しておいても、ポンプ式容器等に詰め替えた後は包装袋等を捨ててしまうので、別途記入して保存したりしなければその内容物の製造履歴は分からなくなってしまうという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、詰め替え用の包装袋に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルを一体として設けた包装袋を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルが切り取り自在に一体として設けられていることを特徴とする包装袋である。
【0006】
このように請求項1の発明によれば、袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルが切り取り自在に一体として設けられているので、流通過程において無くなることもなく、詰め替える際にネックハンガーラベルを切り取り、詰め替えた成形容器等の首部に掛けておけば、包装袋を捨ててしまっても内容物の製造履歴が分かる。
【0007】
また、請求項2の発明は、袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルがミシン目状の切り取り線を介して一体として設けられていることを特徴とする包装袋である。
【0008】
このように請求項2の発明によれば、袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルがミシン目状の切り取り線を介して一体として設けられているので、流通過程において無くなることもなく、詰め替える際にネックハンガーラベルをミシン目状の切り取り線に沿って切り取り、詰め替えた成形容器等の首部に掛けておけば、包装袋を捨ててしまっても内容物の製造履歴が分かる。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記袋がスタンディングパウチであることを特徴とする、包装袋である。
【0010】
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋の内容物が詰め替え用のトイレタリー製品である包装体である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の包装袋を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の包装袋は、例えば、図1に示すように、袋(10)の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベル(20)が切り取り自在に一体として設けられている構造を有する。
【0012】
袋(10)は、一般的には表裏2枚の合成樹脂フィルムの周縁をシール(14)して中央部分に収納部(11)を形成させた包装袋で、2枚の胴部材と1枚の底部材の周縁をシールしてなるスタンディングパウチは自立性があり、より好適に使用できる。
【0013】
袋の上部は隅角近傍の未シール部分である注出部(12)を除き、広幅のシール部(13)が形成され、袋の側面および底面のシール部(14)と区別している。なお、注出部(12)は収納部(11)と連続して形成されている。
広幅シール部(13)の略中央部分には成形容器の首部に嵌め込むための嵌め込み孔(15)が穿設され、残りの部分は収納する内容物の製品名、製造番号等を表記する表示部(16)を形成している。
嵌め込み孔(15)は中央部が開いているものだけではなく、例えば、十文字状に切れ目を設けた形状としても良い。
【0014】
この広幅シール部(13)の収納部(11)と注出部(12)との境界近傍にミシン目状の切り取り線(a)を施し、ネックハンガーラベル(20)を区画形成させている。
【0015】
ミシン目状の切り取り線(a)を設けなくても構わない。その場合には、嵌め込み穴(15)と表示部(16)からなるネックハンガーラベル(20)をはさみなどの器具を用いて広幅シール部(13)から切り取ると良い。
【0016】
内容物を収納部(11)に入れるには、例えば、袋の上部の広幅シール部(13)を、図2に示すように、嵌め込み穴(15)の外側で止めておき、充填通路(17)を形成させて、該充填通路(17)から内容物を入れた後に、再びシールして充填通路を密封して広幅シール部(13)を形成させると良い。
【0017】
この詰め替え用の包装袋(10)の内容物を成形容器に詰め替える方法はつぎの通りである。
すなわち、先ず、ネックハンガーラベル(20)をミシン目状の切り取り線(a)に沿って切り取る。
【0018】
ついで、注出部(12)の先端を切り取り、注出部(12)を開口し、詰め替え用の成形容器に内容物を詰め替える。
詰め替えが終了したら、切り取ったネックハンガーラベル(20)の嵌め込み穴(15)を成形容器の首部に嵌め込む。
このことにより、詰め替えた内容物の製品名、ロットナンバー等は、詰め替え用の包装袋(10)を処分した後でもすぐに判明する。
【0019】
図3は、本発明の包装袋の別の実施例を示す平面説明図である。
表裏2枚の合成樹脂フィルムの周縁をシール(14)して中央部分に収納部(11)を形成させ、上部には収納部と連続して注出部(12)が形成され、注出部の先はシールされて先端には嵌め込み孔(15)が穿設されている。
【0020】
注出部(12)がネックハンガーラベルを兼用しており、注出部(12)には内容物の製品名、ロットナンバー等が記載されている。
【0021】
収納部(11)と注出部(12)の境界近傍には注出部切断用の切断線(b)が設けられている。この切断線により、開封開始位置、開封方向が分かり易くなる。開封するための構造としては切断線のほかに、ノッチ、ミシン目線、半切れ線等があり、適宜の手段を用いれば良い。
【0022】
注出部(12)を切断線(17)から切り取り、注出部を開口し、詰め替え用の成形容器に内容物を詰め替える。
詰め替えが終了したら、切り取った注出部(12)の嵌め込み孔(15)を成形容器の首部に嵌め込み、ネックハンガーラベル(20)として活用する。
切り取った注出部(12)には、詰め替えた内容物の製品名、ロットナンバー等が記入されているので、詰め替え用の包装袋を処分した後でも、製品名、ロットナンバー等はネックハンガーラベル(切り取った注出部)を見ることによりすぐに判明する。
【0023】
【発明の効果】
上記のように、本発明の包装袋においては、包装袋の一部に一体として内容物である液体の製造履歴等を表示したネックハンガーラベルを設けているので、従来のネックハンガーラベルの無い包装袋と製造工程がほとんど同じ工程で済み、つ、余分な部材等が不必要であり、コストアップがほとんど無い。
また、消費者においては、内容物である液体の製造履歴を表示したネックハンーラベルを袋から切り取り、詰め替え時に詰め替える成形容器の首部に掛けるだけなので、容易に製造履歴を保存しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装袋の一実施例を示す、平面説明図である。
【図2】本発明の包装袋の内容物を充填刷る前の段階の一実施例を示す、平面説明図である。
【図3】本発明の包装袋の別の実施例を示す、平面説明図である。
【符号の説明】
10‥‥包装袋、袋
11‥‥収納部
12‥‥注出部
13‥‥広幅シール部
14‥‥シール部
15‥‥嵌め込み穴
16‥‥表示部
17‥‥充填通路
20‥‥ネックハンガーラベル
a‥‥ミシン目線
b‥‥切断線
Claims (4)
- 袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルが切り取り自在に一体として設けられていることを特徴とする包装袋。
- 袋の一部に、製造履歴が表示されたネックハンガーラベルがミシン目状の切り取り線を介して一体として設けられていることを特徴とする包装袋。
- 前記袋がスタンディングパウチであることを特徴とする、請求項1又は2記載の包装袋。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋の内容物が詰め替え用のトイレタリー製品である包装体。
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JP2002218023A JP4122883B2 (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 包装袋 |
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Publications (2)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285158A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチの製法及びスパウト付きパウチ |
JP2014227196A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 藤森工業株式会社 | 包装袋 |
-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002218023A patent/JP4122883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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