JP2003072770A - スタンディングパウチ - Google Patents

スタンディングパウチ

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JP2003072770A
JP2003072770A JP2001264140A JP2001264140A JP2003072770A JP 2003072770 A JP2003072770 A JP 2003072770A JP 2001264140 A JP2001264140 A JP 2001264140A JP 2001264140 A JP2001264140 A JP 2001264140A JP 2003072770 A JP2003072770 A JP 2003072770A
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JP
Japan
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standing pouch
bent portion
pouch
body member
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001264140A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Matsuoka
建之 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品陳列時の自立性を改善し、さらに使用時の
利便性を向上させ、省資源かつコストの大幅な向上が無
く、さらに生産工程が複雑にならないスタンディングパ
ウチを提供すること。 【解決手段】2つ折りされた底部材(2)と表裏二枚の
胴部材(1)をシールしてなるスタンディングパウチに
おいて、表裏二枚の胴部材(1)をシールしてなる側面
シール部(4)に屈曲部(5)を設けた。屈曲部(5)
の横断面形状は、L字型、V字型、UV字型、凸字型な
どが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体や粉体を充填
し、流通するためのフィルムからなるスタンディングパ
ウチに関するもので、特に販売時に陳列されるときの自
立性や使用時の使いやすさを配慮したスタンディングパ
ウチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スタンディングパウチは、プラス
チックボトルに代わり、各種液体内容物用の容器として
用いられることが多くなってきた。スタンディングパウ
チはプラスチックフィルムを主体としたフィルムからな
る容器のため、プラスチックボトルに比べ、省資源であ
り、使用後には小さく畳めるいった利点を有している。
【0003】しかし、使用時の利便性に関してはプラス
チックボトルに比べ大きく劣るのが実状であった。スタ
ンディングパウチはフィルムからなる容器のため、剛性
が足りず、内容物を排出する際に形状が不安定となり非
常に使いにくいものであった。また、商品として陳列さ
れる時も剛性が不足し、形状が不安定となり、見栄えが
悪かったり、商品名がうまく読みとれなかったりする問
題を抱えていた。
【0004】この問題を解決するためにはスタンディン
グパウチに使用するフィルムの厚みを厚くして剛性を上
げることなども行われているが、フィルムの厚みを多少
厚くするだけではこれらの問題を完全に解決することは
できず、厚みを大幅に厚くすると容器として省資源であ
るという利点を失うことになっていた。
【0005】剛性の問題を解決するために、例えば、実
開平7−40478号公報ではスタンディングパウチに
更に剛性を強化するフィルムを貼り合わせることなどを
行っているが、これも容器として使用される総資源量が
増えるといった問題や、フィルムの生産工程が複雑にな
るといった問題を抱えている。
【0006】スタンディングパウチの使用時の使いやす
さを改善するものとしては排出部の形状を工夫したり、
排出部に別のパーツを設け排出しやすくしたりするとい
った工夫のされているものもみられるが、これらもスタ
ンディングパウチの剛性が不足しているため、使用時に
パウチの形状を保つよう注意しながら使用しなければな
らないという問題を抱えていた。また、別のパーツを設
けるとコスト的にも高いものとなる問題も抱えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、商品陳列時の自立性を改善し、更に使用時の利
便性を向上させ、省資源かつコストの大幅な上昇が無
く、さらに生産工程が複雑にならないスタンディングパ
ウチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、2つ折りされた底部材と表裏二枚の胴部材をシール
してなるスタンディングパウチにおいて、前記表裏二枚
の胴部材をシールしてなる側面シール部に屈曲部を設け
たことを特徴とするスタンディングパウチである。
【0009】スタンディングパウチにおいては、胴部の
側面シール部は表裏のフィルムが接合するため、最も剛
性があり、自立性をアシストする効果を与えているが、
形状が不安定なため、その効果が不確実なものとなって
いたが、胴部材の側面シール部に屈曲部を設けることで
シール部の梁効果をさらに確実なものとし、効果を倍増
させることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記胴部材をシールしてなる側面シール部の屈曲部
がL字型であることを特徴とするスタンディングパウチ
である。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記胴部材をシールしてなる側面シール部の屈曲部
がV字型であることを特徴とするスタンディングパウチ
である。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記胴部材をシールしてなる側面シール部の屈曲部
がU字型であることを特徴とするスタンディングパウチ
である。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記胴部材をシールしてなる側面シール部の屈曲部
が凸字型であることを特徴とするスタンディングパウチ
である。
【0014】このように、側面シール部というフィルム
厚の厚い箇所に断面形状がL字型、V字型、U字型ある
いは凸字型をした屈曲部を設けることで梁効果も高いも
のとなる。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
か1項の発明において、前記胴部材をシールしてなる側
面シール部の屈曲部と同一直線上に排出部を有すること
を特徴とするスタンディングパウチである。
【0016】このように、屈曲部と同一直線上に排出部
を設けることにより、排出の際の経路が確実となり、パ
ウチの剛性も向上されるため、非常に排出しやすいスタ
ンディングパウチを提供することが出来る。
【0017】スタンディングパウチの側面シール部に屈
曲部を設け、梁効果を与えることにより、パウチの自立
性を向上させ、横方向からの荷重に対してもパウチがよ
れることなく、胴部材の表示を確実に表示することが出
来る。また、内容物を排出する際も側面シール部が梁効
果を持つことにより、パウチの剛性があがり、よれるこ
となく排出が容易に行うことが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。本発明のスタンディング
パウチは、例えば図1、図2に示すように、2つ折りさ
れた底部材(2)と表裏二枚の胴部材(1)をシールし
てなるスタンディングパウチにおいて、前記表裏二枚の
胴部材をシールしてなる側面シール部(4)に屈曲部
(5)を設けた構造を有するものである。
【0019】側面シール部(4)に屈曲部(5)を設け
ることにより、スタンディングパウチに梁効果を与えた
ものである。
【0020】屈曲部(5)の形状は、各種考えられる
が、例えば、図2では屈曲部をL字型としたもので、図
3では屈曲部をV字型に、図4では屈曲部をU字型にし
たもので、図5では屈曲部を凸型にしたものである。こ
れらの屈曲部は胴部材を貼り合わせた側面シール部
(4)に設けることがこのましく、側面シール部(4)
は表裏のフィルムが重なって最も厚くなるため、屈曲し
た際の効果も高く、容器全体において、この屈曲部が梁
のような効果をすることにより、スタンディングパウチ
の自立性を向上することが出来る。
【0021】また、屈曲部(5)の形成方法は、スタン
ディングパウチ製造時に胴部材をシールするが、その
際、シールバーの形状を所定の形状とすることにより、
屈曲部を目的の形状にすることが可能である。また、シ
ールする際に屈曲部が形成できない場合などは胴部材を
シールした後、熱プレスなどで所定の形状を形成しても
良い。コストを考えると、胴部材のシールと同時に屈曲
部の形成を行うことが好ましいが、これに限定するもの
ではなく、屈曲部が形成することができれば問題はな
い。
【0022】このように、屈曲部を形成することによ
り、パウチのよれを防止することができ、商品の表示面
を確実に表示することが可能となる。また、スタンディ
ングパウチの側面シール部に梁効果を持たせることによ
り、パウチ内の内容物を排出する際、パウチのよれを防
止し、利便性を向上させる効果も持つこととなる。
【0023】図6、図8にスタンディングパウチを詰め
替え容器として使用し、プラスチックボトル等の容器
(20)に詰め替えを行うときの状態を示すが、側面シ
ール部(4)に屈曲部(5)を設け梁効果をもたせる
と、図6に示すようにパウチはよれることなく容易に詰
め替えが行えることとなる。側面シール部(4)に屈曲
部を設けないと梁効果は期待できず、図8に示すように
パウチはよれてしまい詰め替えが困難なものとなる。
【0024】また、この内容物の排出の利便性を向上さ
せるためには、例えば、図7に示すように屈曲部(5)
で梁効果を与え、それと同一直線上に排出部(10)を
設けるとさらに利便性が向上する。
【0025】
【発明の効果】本発明のスタンディングパウチは、流通
過程において自立性が向上され、特に商品陳列時にパウ
チの形状を保つことにより表示を確実なものとし、販売
促進効果を高めることが可能となるほか、取り扱いが容
易となる利点を持っている。また、使用する際において
も梁効果をもつことでパウチの取り扱いが容易となり、
非常に排出が容易なものとなる。
【0026】さらに、胴部材の側面シール部に屈曲部を
設けるだけでこれらの効果を得ることが出来るため、コ
ストも非常に低く押さえることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタンディングパウチの一実施例を示
す、全体説明図である。
【図2】本発明のスタンディングパウチの屈曲部の実施
例を示す、横断面説明図である。
【図3】本発明のスタンディングパウチの屈曲部の実施
例を示す、横断面説明図である。
【図4】本発明のスタンディングパウチの屈曲部の実施
例を示す、横断面説明図である。
【図5】本発明のスタンディングパウチの屈曲部の実施
例を示す、横断面説明図である。
【図6】本発明のスタンディングパウチを使用する際の
全体説明図である。
【図7】本発明のスタンディングパウチの別の実施例を
示す、全体説明図である。
【図8】従来のスタンディングパウチを使用する際の全
体説明図である。
【符号の説明】
1‥‥胴部材 2‥‥底部材 3‥‥スタンディングパウチ 4‥‥側面シール部 5‥‥屈曲部 10‥‥排出部 20‥‥容器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つ折りされた底部材と表裏二枚の胴部材
    をシールしてなるスタンディングパウチにおいて、前記
    表裏二枚の胴部材をシールしてなる側面シール部に屈曲
    部を設けたことを特徴とするスタンディングパウチ。
  2. 【請求項2】前記胴部材をシールしてなる側面シール部
    の屈曲部がL字型であることを特徴とする請求項1記載
    のスタンディングパウチ。
  3. 【請求項3】前記胴部材をシールしてなる側面シール部
    の屈曲部がV字型であることを特徴とする請求項1記載
    のスタンディングパウチ。
  4. 【請求項4】前記胴部材をシールしてなる側面シール部
    の屈曲部がU字型であることを特徴とする請求項1記載
    のスタンディングパウチ。
  5. 【請求項5】前記胴部材をシールしてなる側面シール部
    の屈曲部が凸字型であることを特徴とする請求項1記載
    のスタンディングパウチ。
  6. 【請求項6】前記胴部材をシールしてなる側面シール部
    の屈曲部と同一直線上に排出部を有することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載のスタンディング
    パウチ。
JP2001264140A 2001-08-31 2001-08-31 スタンディングパウチ Pending JP2003072770A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220868A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Dainippon Printing Co Ltd 円筒パウチ
JP2013067408A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Fuji Seal International Inc パウチ容器及びその製造方法
JP2015006891A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 東洋製罐株式会社 自立パウチ
JP2015107816A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 大日本印刷株式会社 スタンディングパウチ

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