JP2004058706A - シート・トラック - Google Patents

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JP2004058706A
JP2004058706A JP2002215825A JP2002215825A JP2004058706A JP 2004058706 A JP2004058706 A JP 2004058706A JP 2002215825 A JP2002215825 A JP 2002215825A JP 2002215825 A JP2002215825 A JP 2002215825A JP 2004058706 A JP2004058706 A JP 2004058706A
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risers
flanges
brackets
seat
slide rails
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JP2002215825A
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Takanori Ishizuka
石塚 貴則
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】自動車の側面衝突時、衝突負荷を他側に伝達・分散でき、そして、補強せずに自動車シートの変形を抑制できてその自動車シートに安全性を確保する。
【解決手段】左右のライザ15、16が、下端にフランジ17を備え、そして、左右のスライド・レール13、14上に対応的に立ち上げられてそのフランジ17でそのスライド・レール13、14に固定的に支持され、左右のビーム・ブラケット18、19が、その左右のライザ15、16の後方で互いに向い合い、そして、その対応するライザ15、16に接してその左右のライザ15、16のそのフランジ17上に固定的に取り付けられ、そして、負荷伝達・分散ビーム20が、その左右のライザ15、16の取付け間隔よりも適宜に短い長さに設定され、その両ビーム・エンド21、21をその対応する左右のライザ15、16に向かい合わせてその両ビーム・エンド21、21とその左右のライザ15、16との間に隙間を取り、そして、両ビーム・エンド・ブラケット22、22でその左右のビーム・ブラケット18、19に固定的に取り付けられる
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の関係する分野】
この発明は、自動車の側面衝突時、衝突負荷を他側に伝達・分散させてシートの変形を抑制するところのシート・トラックに関する。
【0002】
【背景技術】
自動車シートでは、側面衝突に備えてシート・クッション・フレームがビームで補強される構造を採るので、安全性が確保される反面、重量が増加されてシート・トラックやフロア・ブラケットなどで強度が不足される。
【0003】
【発明の課題】
この発明の課題は、自動車の側面衝突時、衝突負荷を他側に伝達・分散でき、そして、補強せずに自動車シートの変形を抑制できてその自動車シートに安全性を確保するところのシート・トラックの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】
この発明は、左右のライザが、下端にフランジを備え、そして、左右のスライド・レール上に対応的に立ち上げられてそのフランジでそのスライド・レールに固定的に支持され、左右のビーム・ブラケットが、その左右のライザの後方で互いに向い合い、そして、その対応するライザに接してその左右のライザのそのフランジ上に固定的に取り付けられ、そして、負荷伝達・分散ビームが、その左右のライザの取付け間隔よりも適宜に短い長さに設定され、その両ビーム・エンドをその対応する左右のライザに向かい合わせてその両ビーム・エンドとその左右のライザとの間に隙間を取り、そして、両ビーム・エンド・ブラケットでその左右のビーム・ブラケットに固定的に取り付けられ、そして、自動車の側面衝突時、そのビームで衝突負荷を他側に伝達・分散する。
【0005】
【具体例の説明】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシート・トラックを説明するに、図1ないし図4は、乗用車のドライバ・シートに組み込まれるところのこの発明のシート・トラックの具体例10をに示し、そして、このシート・トラック10は、左右のガイド・レール11、12、左右のスライド・レール13、14、左右のライザ15、16、電動モータ(図示せず)、モータ・シャフト(図示せず)、左右のギア・ボックス(図示せず)、左右のリード・スクリュ(図示せず)、および左右のナット・ハウジング(図示せず)などでパワー・シート・トラックに組み立てられ、そして、左右のフロント・フロア・ブラケット25、25および左右のリア・フロア・ブラケット26、26でその乗用車のボディ・フロア30に据え付けられる。その電動モータおよびモータ・シャフトは、その左右のスライド・レール13、14の前端に固定的に支持されるその左右のギア・ボックス19、20間に動力を伝達可能に連結される。
【0006】
そして、このシート・トラック10では、その左右のライザ15、16が、下端にフランジ17を備え、そして、その左右のスライド・レール13、14上に対応的に立ち上げられてそのフランジ17でそのスライド・レール13、14に固定的に支持され、また、左右のビーム・ブラケット18、19が、その左右のライザ15、16の後方で互いに向い合い、そして、その対応するライザ15、16に接してその左右のライザ15、16のそのフランジ17上に固定的に取り付けられ、さらに、負荷伝達・分散ビーム20が、その左右のライザ15、16の取付け間隔よりも適宜に短い長さに設定され、その両ビーム・エンド21、21をその対応する左右のライザ15、16に向かい合わせてその両ビーム・エンド21、21とその左右のライザ15、16との間に隙間を取り、そして、両ビーム・エンド・ブラケット22、22でその左右のビーム・ブラケット18、19にねじ止めされる。
【0007】
その左右のビーム・ブラケット18、19は、外側端にリップ23を備え、そのリップ23をその対応するライザ15、16に接してそのビーム・エンド・ブラケット22、22と一緒にその左右のライザ15、16のそのフランジ17の上からその左右のスライド・レール13、14に共締めされ、そして、その乗用車の側面衝突時、その衝突負荷の一部を受けてそのライザ15、16の曲げ変形を防止可能にする。
【0008】
また、その負荷伝達・分散ビーム20は、スチール・パイプで作られ、そして、軽量化されている。
【0009】
また、このシート・トラック10において、24は溶接ナットである。
【0010】
したがって、このシート・トラック10では、その乗用車が側面衝突されると、そのビーム20はその右のライザ16に押されてその左のライザ15に当って衝突負荷をその左のライザ15に伝達・分散する。その際、その左右のビーム・ブラケット18、19もその衝突負荷の一部を受け持ってそのライザ15、16の曲げ変形を防止する。そのように、その衝突負荷がそのビーム20で伝達・分散されるので、そのドライバ・シートは補強せずに変形を抑制されて安全性が確保される。
【0011】
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【0012】
【発明の便益】
上述から理解されるように、この発明のシート・トラックは、左右のライザが、下端にフランジを備え、そして、左右のスライド・レール上に対応的に立ち上げられてそのフランジでそのスライド・レールに固定的に支持され、左右のビーム・ブラケットが、その左右のライザの後方で互いに向い合い、そして、その対応するライザに接してその左右のライザのそのフランジ上に固定的に取り付けられ、そして、負荷伝達・分散ビームが、その左右のライザの取付け間隔よりも適宜に短い長さに設定され、その両ビーム・エンドをその対応する左右のライザに向かい合わせてその両ビーム・エンドとその左右のライザとの間に隙間を取り、そして、両ビーム・エンド・ブラケットでその左右のビーム・ブラケットに固定的に取り付けられるので、この発明のシート・トラックでは、自動車の側面衝突時、衝突負荷がそのビームで他側に伝達・分散され、そして、その衝突負荷の一部がそのビームに受け持たれてそのライザの曲げ変形が防止され、さらに自動車シートが補強せずに変形を抑制されて安全性が確保され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のドライバ・シートに組み込まれるところのこの発明のシート・トラックの具体例を示した側面図である。
【図2】そのシート・トラックを後方から見て示した部分断面図である。
【図3】そのシート・トラックを上方から見て示した部分断面図である。
【図4】ビーム・ブラケットを示した斜視図である。
【符号の説明】
11 左のガイド・レール
12 右のガイド・レール
13 左のスライド・レール
14 右のスライド・レール
15 左のライザ
16 右のライザ
17 フランジ
18 左のビーム・ブラケット
19 右のビーム・ブラケット
20 負荷伝達・分散ビーム
21 ビーム・エンド
22 ビーム・エンド・ブラケット
23 リップ
30 ボディ・フロア

Claims (2)

  1. 左右のライザが、下端にフランジを備え、そして、左右のスライド・レール上に対応的に立ち上げられてそのフランジでそのスライド・レールに固定的に支持され、左右のビーム・ブラケットが、その左右のライザの後方で互いに向い合い、そして、その対応するライザに接してその左右のライザのそのフランジ上に固定的に取り付けられ、そして、負荷伝達・分散ビームが、その左右のライザの取付け間隔よりも適宜に短い長さに設定され、その両ビーム・エンドをその対応する左右のライザに向かい合わせてその両ビーム・エンドとその左右のライザとの間に隙間を取り、そして、両ビーム・エンド・ブラケットでその左右のビーム・ブラケットに固定的に取り付けられるところのシート・トラック。
  2. その負荷伝達・分散ビームが、金属パイプで作られる請求項1に記載のシート・トラック。
JP2002215825A 2002-07-24 2002-07-24 シート・トラック Pending JP2004058706A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020722A (ja) * 2010-06-14 2012-02-02 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のシート装置
CN104149662A (zh) * 2014-09-05 2014-11-19 重庆长安汽车股份有限公司 一种座椅前安装支架与一种汽车

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