JP2004038812A

JP2004038812A - 電子商取引の仲介システム

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Publication number: JP2004038812A
Application number: JP2002198022A
Authority: JP
Inventors: Mari Nakamura; 中村　真理; Shigenobu Owada; 大和田　成伸; Kotaro Inoue; 井上　康太郎
Original assignee: Mitsui & Associates Telepark C; Mitsui & Associates Telepark Corp
Current assignee: Mitsui & Associates Telepark C; Mitsui & Associates Telepark Corp
Priority date: 2002-07-05
Filing date: 2002-07-05
Publication date: 2004-02-05

Abstract

【課題】共通のサービスを提供する複数の電子商取引サイトを一元的に管理し、各種インセンティブポイントを変動レートで交換する電子商取引の仲介システムを提供する。
【解決手段】第１のウエブサイト１４を経由してユーザ３１の投稿を受け付ける第１のレンタルサーバ部２５と、第２のウエブサイト１７を経由して他のユーザ３３の投稿を受け付ける第２のレンタルサーバ部２６と、ユーザ３１の投稿内容の評価結果に基づき第１の対価の額を増減させる対価増減手段１０と、ユーザ３１のアクセスに応答し、第１の対価を第２のレンタルサーバ部２６で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金すると共に、ユーザ３１に関連付けて対価記憶部２８に第２の対価の額を記憶する対価換金手段２９と、第２のレンタルサーバ部２６内でユーザが選択する商品と第２の対価の額とを交換する商品購入手段３０とを備える。
【選択図】　　　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子商取引の仲介システムに係り、特に、ユーザの投稿に対する対価を累積し、商品と交換する電子商取引の仲介システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、インターネットを通じて買い手の購買意志の決定がそのまま商品の受発注の完了につながる電子商取引形態が存在する。インターネット上で行われているキャンペーンは、ユーザがマイルゲットのページからアクセスし、ネットマイル加盟サイトで行われているキャンペーンに参加しインターネット上のマイルを獲得する。
【０００３】
キャンペーンの内容は、買い物や有料サービスの利用だけでなく、会員登録やアンケート、資料請求などさまざまであり、ユーザは、キャンペーン期間中にサーバへアクセスしてキャンペーンに参加するだけで、どんどんマイルが貯まるように構成されている。
【０００４】
ユーザのコンピュータ画面には、キャンペーン参加後、マイルをゲットするための案内とネットマイルのバナーが表示され、ネットマイルのバナーをクリックし、マイル発行ページに進み、メールアドレスを入力することにより、マイルの発行手続きが画面上で完了する。
【０００５】
交換可能なマイルは、ログイン後にマイル通帳で確認することができ、マイル通帳では、今まで獲得したマイル数や交換した特典が一覧で確認することができる。貯まったマイルは、さまざまな使い方ができ、第１に、特典と交換することあでる。例えば、貯まったマイルで航空券、ツアー、旅行券、ギフト券などの特典と交換する。交換したい特典と数量を指定して交換のボタンをクリック操作し、パスワードや必要な情報を入力することで特典の交換が完了する。また、マイルの交換履歴はインターネット上のマイル通帳で確認することができる。第２に、他社のポイントに交換することができる。例えば、集めたマイルを航空会社のマイレージや提携カード会社のポイントへ固定交換レートを用いて移行することができる。ユーザは他社サイトで登録に必要な情報を入力することで他社のポイントと合わせて、さらに大きくマイルを使うことができる電子商取引システムが存在する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、従来の電子商取引システムでは、インターネット上のマイルとポイントが個々の企業サイトで独立して管理されているため、マイルエクスチェンジレートが固定に設定され、一方の企業サイトと他方の企業サイトとの間でマイルの金銭的価値が公平に取り扱われていなかった。また、ユーザは、他社の商品を獲得するため、他社のサイトに個人情報を登録しなければインセンティブとしてのポイントを得ることができないため、煩雑な登録手続きを強いられ、且つ個人情報を拡散させるという状況に追いこまれていた。
【０００７】
本発明は、斯かる実情に鑑み、共通のサービスを提供する複数の電子商取引サイトを一元的に管理し、インターネット上の各種インセンティブポイントを変動レートで交換する電子商取引の仲介システムを提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１に記載の本発明にかかる電子商取引の仲介システムは、例えば、図１に示すように、ウエブサイトの掲示板へネットワーク１２を通じて投稿するユーザに対し、投稿への対価と商品とを交換する電子商取引の仲介システムであって、第１のウエブサイト１４を経由してアクセスするユーザ３１の投稿を受け付ける第１のレンタルサーバ部２５と、第２のウエブサイト１７を経由してアクセスする他のユーザ３３の投稿を受け付ける第２のレンタルサーバ部２６と、投稿によりユーザ３１が蓄積した第１の対価の額を記憶する対価記憶部２８と、ユーザ３１の投稿内容の評価結果に基づき対価記憶部２８に記憶した第１の対価の額を増減させる対価増減手段１０と、ユーザ３１のアクセスに応答し、対価記憶部２８に記憶した第１の対価を第２のレンタルサーバ部２６で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金すると共に、ユーザ３１に関連付けて対価記憶部２８に第２の対価の額を記憶する対価換金手段２９と、第２のレンタルサーバ部２６内で閲覧させる商品カタログの中からユーザが選択する商品と選択した商品に相当する第２の対価の額とを交換する商品購入手段１０と、を備える。
【０００９】
このように構成すると、対価記憶部２８に記憶した第１の対価を第２のレンタルサーバ部２６で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金すると共に、ユーザ３１に関連付けて対価記憶部２８に第２の対価の額を記憶する対価換金手段２９と、第２のレンタルサーバ部２６内で閲覧させる商品カタログの中からユーザが選択する商品と選択した商品に相当する第２の対価の額とを交換する商品購入手段１０とを備えるので、第１と第２の対価の金銭的価値を均衡させることができ、第１の対価を第２の対価に移行させ第２のレンタルサーバ部２６により提供する商品と交換することができる。
【００１０】
上記目的を達成するために、請求項２に記載の本発明にかかる請求項１に記載の電子商取引の仲介システムは、例えば、図１及び図３に示すように、第１のレンタルサーバ部２５は、ユーザ３１が保有する第１の対価と仮想アイテムとを交換する仮想アイテム交換手段５３をさらに備える。
【００１１】
このように構成すると、第１のウエブサイト１４を経由して第１のレンタルサーバ部２５で使用する第１の対価と仮想アイテムを交換することができる。
【００１２】
上記目的を達成するために、請求項３に記載の本発明にかかる請求項１又は請求項２の何れか１項に記載の電子商取引の仲介システムは、例えば、図１に示すように、対価換金手段２９は、第１及び第２のレンタルサーバ部上で発行した対価の総額比に基づき変動レートを決定するように構成する。
【００１３】
このように構成すると、第１と第２の対価の金銭的価値を均衡させることができる。
【００１４】
上記目的を達成するために、請求項４に記載の本発明にかかる電子商取引の仲介方法は、例えば、図１に示すように、ウエブサイトの掲示板へネットワークを通じて投稿するユーザに対し、投稿への対価と商品とを交換する電子商取引の仲介方法であって、第１のウエブサイト１４を経由して第１のレンタルサーバ部２５へアクセスするユーザ３１の投稿を受け付け、投稿に対する第１の対価の額を対価記憶部２８に記憶すると共に、ユーザ３１の投稿内容の評価結果に基づき対価記憶部２８に記憶した第１の対価の額を増減させる工程と、ユーザ３１のアクセスに応答し、対価記憶部２８に記憶した第１の対価を第２のウエブサイトに関連付けられた第２のレンタルサーバ部２６で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金し、ユーザ３１に関連付けて対価記憶部２８に第２の対価の額を記憶させ、第２のレンタルサーバ部２６が提供する商品カタログの中からユーザが選択する商品と選択した商品に相当する第２の対価の額とを交換する工程と、を備える。
【００１５】
このように構成すると、対価記憶部２８に記憶した第１の対価を第２のウエブサイトに関連付けられた第２のレンタルサーバ部２６で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金し、ユーザ３１に関連付けて対価記憶部２８に第２の対価の額を記憶させ、第２のレンタルサーバ部２６が提供する商品カタログの中からユーザが選択する商品と選択した商品に相当する第２の対価の額とを交換することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【００１７】
図１は、本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムの模式的な系統図である。電子商取引の仲介システムは、ネットワークとしてのインターネット１２に接続する商品購入手段としてのバンクサーバ１０と、当該バンクサーバ１０に接続する記憶装置２４により構成されている。
【００１８】
記憶装置２４は、第１のレンタルサーバ部としての電子掲示板領域２５と、第２のレンタルサーバ部としての電子掲示板領域２６と、第３のレンタルサーバ部としての電子掲示板領域２７と、対価記憶部としてのポイントファイル２８と、対価換金手段としての換金レート記憶部２９と、Ａ社、Ｂ社、Ｃ社の商品カタログ情報を記憶する商品ファイル３０を有する。
【００１９】
インターネット１２は、バンクサーバ１０から遠隔地に位置する第１のウエブサイトとしてのＡ社のウエブサーバ１４と、第２のウエブサイトとしてのＢ社のウエブサーバ１７と、第３のウエブサイトとしてのＣ社のウエブサーバ２０と、携帯電話機３３と、パーソナルコンピュータ３１と、各々相互に接続され、ＴＣＰ／ＩＰ等のプロトコルに従いデジタルデータを送受信する。また、携帯電話機３３は通信キャリア企業の電波基地局３２を経由してインターネット１２にアクセスする。
【００２０】
Ａ社のウエブサーバ１４は、Ａ社製品の広告情報を記憶する広告記憶部１５と、Ａ社の会社案内及びＡ社製品に対するユーザ参加型電子掲示板のメニュー情報を記憶する会社案内記憶部１６を有し、Ａ社のホームページ上で広告、会社案内、電子掲示板の情報を配信する。
【００２１】
Ｂ社のウエブサーバ１７は、Ｂ社製品の広告情報を記憶する広告記憶部１８と、Ｂ社の会社案内及びＢ社製品に対するユーザ参加型電子掲示板のメニュー情報を記憶する会社案内記憶部１９を有し、Ｂ社のホームページ上で広告、会社案内、電子掲示板の情報を配信する。
【００２２】
Ｃ社のウエブサーバ２０は、Ｃ社製品の広告情報を記憶する広告記憶部２１と、Ｃ社の会社案内及びＣ社製品に対するユーザ参加型電子掲示板のメニュー情報を記憶する会社案内記憶部２２を有し、Ｃ社のホームページ上で広告、会社案内、電子掲示板の情報を配信する。
【００２３】
図１を参照して、電子商取引の仲介システムの動作について説明をする。Ａ社、Ｂ社、Ｃ社は共に、同様のユーザ参加型電子掲示板システムを提供している。一般ユーザは、インターネット１２を経由して、Ａ社又はＢ社若しくはＣ社のウエブサーバにアクセスし、各企業の会社案内や広告や電子掲示板を閲覧する。例えば、或るユーザがユーザ端末としてのコンピュータ３１を使用してインターネット１２経由でＡ社のウエブサーバ１４へアクセスしＡ社のホームページを閲覧している状態で、ユーザ端末の画面上に表示された電子掲示板のページをクリック操作で選択する。
【００２４】
Ａ社のウエブサーバ１４は、会社案内記憶部１６に記憶された電子掲示板メニュー情報をコンピュータ３１へ送信し、ユーザは各種電子掲示板の項目を閲覧する。例えば、ユーザは、Ａ社に対する意見、Ａ社製品に対する意見、苦情処理等を識別するユーザ参加型電子掲示板のメニューの中からユーザの知識が反映できるであろう電子掲示板をクリック操作で選択する。この選択操作に応答して、Ａ社のホームページ内の１つのフレーム画面がハイパーリンク先の電子掲示板領域２５に記憶された電子掲示板ページを表示するように構成されている。
【００２５】
Ｂ社のウエブサーバ１７は、会社案内記憶部１９に記憶された電子掲示板メニュー情報を携帯電話機３３へ送信し、ユーザは各種電子掲示板の項目を閲覧する。例えば、ユーザは、Ｂ社に対する意見、Ｂ社製品に対する意見、苦情処理等を識別するユーザ参加型電子掲示板のメニューの中からユーザの知識が反映できるであろう電子掲示板をクリック操作で選択する。この選択操作に応答して、Ｂ社のホームページからハイパーリンク先の電子掲示板領域２６に記憶された電子掲示板ページを携帯電話機３３へ表示するように構成されている。
【００２６】
Ｃ社のウエブサーバ２０は、コンピュータ３１と携帯電話機３３からのアクセスを識別し、コンピュータ用の電子掲示板メニューや携帯電話機用の電子掲示板メニューを選択的に送信する。コンピュータ３１と携帯電話機３３とを判定する条件は、ユーザ端末からウエブサーバ２０に送信されるリクエストヘッダ情報の中のユーザが使用しているブラウザソフト名とバージョン名に基づき判定する。なお、同様の識別機能はＡ社とＢ社のウエブサーバにも付加されている。
【００２７】
ここで、ユーザがコンピュータ３１を使用してＡ社のウエブサーバ１４へアクセスし電子掲示板へ投稿する動作について説明する。但し、コンピュータ３１は、Ａ社のウエブサーバ１４へのアクセスに制限されるものではなく、Ｂ社又はＣ社のウエブサーバへアクセスすることもできる。
【００２８】
ユーザは、Ａ社のウエブサーバ１４を経由してハイパーリンク先であるバンクサーバ１０にアクセスし、電子掲示板のログインページでメールアドレス、パスワードを入力してログインのボタンをクリック操作して登録が完了する。また、ユーザがＡ社のウエブサーバ１４経由でバンクサーバ１０へアクセスするため、第１段階でユーザ端末へＡ社のホームページに掲載されているＡ社の広告又は企業情報を確実に配信することができる。
【００２９】
登録が完了したユーザは、電子掲示板に登場する自分のキャラクタや自分のハンド名や仮想的な職業を設定する。
【００３０】
ユーザは、Ａ社の電子掲示板にログインした後、電子掲示板へ投稿することができる。例えば、Ａ社製品の評価として「○○製品は喉越しが良い」、「○○製品は切れが良い」、「○○製品はカロリーが低い」、「○○製品のパッケージは洗練されている」等の肯定的な投稿や、「○○製品は喉越しが悪い」、「○○製品は切れがない」、「○○製品はカロリーが高い」、「○○製品のパッケージは平凡過ぎる」等の否定的な投稿や、「○○製品をスタジアムで販売して欲しい」、「○○製品を駅に置いて欲しい」、「タレントの△さんが○○製品を飲んでいたのを見た」、「○○製品は何処で売っているのか」、「○○製品を飲んだつもりが他社製品を買ってしまい不味かった、パッケージデザインが似ていると思う」等のマーケテッング情報に有効な投稿をすることができる。
【００３１】
このような、投稿が複数のユーザから書き込まれ、ユーザは１つの投稿の対価として１００モルト（Ａ社用のインセンティブポイント）をバンクサーバ１０から自動的に獲得する。獲得したモルトは累積してユーザのメールアドレス又はハンドル名に関連付けられてポイントファイル２８へ記憶される。
【００３２】
また、ユーザはＡ社から新製品が発売された直後に新製品を購入し試飲等をしてから、早期に電子掲示板へ投稿することが望ましい。すなわち、新規な情報を多く投稿することで、多くのモルトを獲得することができ、Ａ社の電子掲示板を盛り上げることができるためである。
【００３３】
さらに、電子掲示板で獲得したモルトのポイント順位をランキングページに掲載することで、ユーザの参加意識も向上し、ユーザが作成したキャラクターの価値も上昇する。すなわち、Ａ社の電子掲示板がＡ社製品の知識集約データベースとして機能するため、ユーザとしてもＡ社としても有益な商品情報の辞書を完成させることができる。
【００３４】
電子掲示板を管理するアドミニストレータ又はマーケッタは、電子掲示板の投稿をバンクサーバ１０に接続した不図示のディスプレイ画面に表示しながら、各投稿に対して所定の評価を行う。例えば、上述した肯定的な投稿に対してはモルトを維持するチェックボックスをマークし、否定的ではあるが真を得ていると思われる投稿に対して１００モルトを追加するチェックボックスをマークし、否定的で評価に値しない投稿に対してモルトを抹消するチェックボックスをマークし、マーケテッング情報に有効な投稿に対して２００モルトを追加するチェックボックスをマークする等の評価処理をキーボード又はマウスを操作してから、画面上の実行ボタンの選択操作によりバンクサーバ１０からポイントファイル２８の内容を更新する。また、同一のユーザから同一の投稿が繰り返される場合は、不正な投稿とみなし、個別にモルトを抹消するチェックボックスをマークしポイントファイル２８の内容を再更新する。
【００３５】
一方、他のユーザが携帯電話機３３を使用し、Ｂ社のウエブサーバ１７を経由してハイパーリンク先であるバンクサーバ１０にアクセスし、電子掲示板のログインページでメールアドレス、パスワードを入力してログインのボタンにカーソルを合わせて選択ボタンの押下操作をすることで登録が完了する。
【００３６】
登録が完了した他のユーザは、電子掲示板に登場する自分のキャラクタや自分のハンド名や仮想的な職業を設定する。
【００３７】
他のユーザは、Ｂ社の電子掲示板にログインした後、電子掲示板へ投稿することができる。例えば、Ｂ社製品の評価として「外観デザインが良い」、「拡張機能が優れている」、「電池の消耗が少ない」、「高性能であるのに値段が安い」、「納品が早かった」等の肯定的な投稿や、「○○製品のキーボードは感触が悪い」、「○○製品の画面は小さい」、「○○製品は直ぐ壊れた」、「○○製品のセットアップは面倒過ぎる」等の否定的な投稿や、「○○製品を量販店で販売して欲しい」、「○○製品を直ぐに見たい」、「タレントの△さんが○○製品を買っていたのを見た」、「○○製品は何処で売っているのか」、「○○製品を買ったつもりがＭ社のＯＳ品ではなかった、外観デザインが似ていると思う」等のマーケテッング情報や、「○○プリンタのドライバは△ＵＲＬでダウンロードできる」、「○○製品対応のフリーソフトは□□ＵＲＬでダウンロードできる」、「○○ソフトをインストールするとフリーズする」等のパーソナルコンピュータ関連商品特有の技術情報をも掲示板に投稿をすることができる。
【００３８】
他のユーザは１つの投稿の対価として１００ＣＰＵ（Ｂ社用のインセンティブポイント）をバンクサーバ１０から自動的に獲得する。獲得したＣＰＵは累積してユーザのメールアドレス又はハンドル名に関連付けられてポイントファイル２８へ記憶される。
【００３９】
また、他のユーザは、携帯電話機３３を使用し、Ｃ社のウエブサーバ２０を経由してハイパーリンク先であるバンクサーバ１０にアクセスし、電子掲示板のログインページでメールアドレス、パスワードを入力してログインのボタンにカーソルを合わせて選択ボタンの押下操作をすることで登録が完了する。
【００４０】
登録が完了した他のユーザは、電子掲示板に登場する自分のキャラクタや自分のハンド名や仮想的な職業を設定する。
【００４１】
他のユーザは、Ｃ社の電子掲示板にログインした後、自己の知識を活用して電子掲示板へ投稿することができる。上述したＢ社の電子掲示板ではコンピュータ製品の知識を投稿するが、Ｃ社の電子掲示板には、菓子の知識を活用して投稿する。同様に肯定的な投稿や、否定的な投稿等を書き込むので、説明は省略するが、他のユーザは１つの投稿の対価として１００ＳＵＧＡＲ（Ｃ社用のインセンティブポイント）をバンクサーバ１０から自動的に獲得する。獲得したＳＵＧＡＲは累積してユーザのメールアドレス又はハンドル名に関連付けられてポイントファイル２８へ記憶される。
【００４２】
図２は、本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムのブロック図である。電子商取引の仲介システムは、バンクサーバ１０の内部に、インターネット１２に接続する入力制御部４０と出力制御部４１を有し、この入力及び出力制御部に接続された制御手段４２と、制御手段４２に接続されたオペレーティングシステム記憶部４３、認証プログラム記憶部４４、ポイント増減プログラム記憶部４５、顧客ファイル４６、ポイントファイル４７、換金レートファイル４８、電子掲示板記憶部４９を備える。
【００４３】
バンクサーバ１０は、オペレーティングシステム記憶部４３に記憶されたオペレーティングシステムを制御手段４２により実行処理することによりシステム全体を制御する。
【００４４】
制御手段４２は、認証プログラム記憶部４４から認証プログラムを読み出し、外部からアクセスするユーザの認証処理を実行する。ユーザの新規登録は上述の如く、ユーザから送信されるメールアドレスとパスワードを顧客ファイル４６に記憶し、重複登録が存在しないと判定されたときに正規の登録処理を実行する。また、メールアドレスとパスワードが顧客ファイル４６に既に存在したときは再入力を促す処理を遂行する。また、顧客情報やメールアドレスの変更処理も認証プログラムで処理し、ユーザがパスワードを忘れてしまった場合は、例えば、ウエブページ右上のパスワードを忘れた方はこちらへのボタンの選択に応答してパスワード再発行の処理を遂行する。
【００４５】
制御手段４２は、ポイント増減プログラム記憶部４５からポイント増減プログラムを読み出し、電子掲示板を管理するアドミニストレータ又はマーケッタからのマニュアル処理に従いポイントファイル４７の内容を更新する。
【００４６】
顧客ファイル４６は、上述したメールアドレスとパスワードの他に、ユーザが選択した電子掲示板に登場する自分のキャラクタや自分のハンド名や仮想的な職業を記憶する。
【００４７】
ポイントファイル４７は、ユーザが獲得したモルト、ＣＰＵ、ＳＵＧＡＲ等の各社用のインセンティブポイントと、このインセンティブポイントと交換した商品履歴を記憶する。
【００４８】
換金レートファイル４８は、モルトとＣＰＵ、モルトとＳＵＧＡＲ、ＣＰＵとＳＵＧＡＲの各々の交換レートを記憶する。バンクサーバ１０を運用する企業は、当月分のインセンティブポイントをＡ社、Ｂ社、Ｃ社から各々前月末までに予め預かり、当月アクセスし投稿するユーザへ上限金額までインセンティブポイントを提供する。
【００４９】
また、バンクサーバ１０は、各社のインセンティブポイントを監視し、例えば、Ａ社の電子掲示板のインセンティブポイントの累計が上限金額の８０％に達した段階で、Ａ社へ当月の電子掲示板サービスを打ち切るか、追加の資金を投入するか、何れかを選択するようにＡ社へ電子メールで要求することができる。この処理は、バンクサーバ１０によりインターネット１２を経由して自動的に処理される。
【００５０】
交換レートの初期値が１モルトを３キャラメル（仮想貨幣）、１ＣＰＵを３キャラメル、１ＳＵＧＡＲを３キャラメルに設定されているが、電子掲示板２５、電子掲示板２６、電子掲示板２７の間で均衡を崩した場合は、制御手段４２が各々の電子掲示板で発行した対価としてのインセンティブポイントの総額比に基づき、例えば、日毎、集毎、リアルタイムに交換レートを演算して更新する。
【００５１】
制御手段４２は、各電子掲示板を常時又は所定時間毎に監視し、発行したインセンティブポイントの総額比を演算処理し変動レートを決定する。例えば、Ａ社の電子掲示板２５の発行総額がＢ社の電子掲示板２６の発行総額より３倍のキャラメル相当のモルトを発行している場合は、演制御手段４２が１モルトを１キャラメルに変更し、３モルトで１ＣＰＵに換金するように換金レートを更新する。
【００５２】
また、制御手段４２が１ＣＰＵで３モルトに換金するように双方向の換金レートを換金レートファイル４８に記憶する。Ａ社の電子掲示板２５の発行総額がＢ社の電子掲示板２６の発行総額より２倍のキャラメル相当のモルトを発行している場合は、制御手段４２が１モルトを２キャラメルに変更し、１．５モルト＝１ＣＰＵに双方向で換金するように換金レートを更新する。
【００５３】
さらに、モルトとＣＰＵ間の換金レートについて説明をしたが、モルトとＳＵＧＡＲ、ＣＰＵとＳＵＧＡＲとの間にも双方向の換金レートを同様の発行総額比から制御手段４２が演算し、換金レートファイル４８へ記憶する。
【００５４】
電子掲示板記憶部４９は、各社の電子掲示板のデータを記憶する。電子掲示板はコモンゲートウエイインターフェースＣＧＩプログラムで制御しても良く。他のスクリプト処理により制御手段４２を介してユーザ端末へインターネット１２を経由して送信するように構成しても良い。
【００５５】
図３は、本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムの模式的系統図である。バンクサーバ１０は、仮想通貨としてのキャラメルを基準にモルト、ＣＰＵ、ＳＵＧＡＲを相互に換金するキャラメルバンク交換所として機能する。
【００５６】
バンクサーバ１０は、Ａ社用のレンタルサーバ部２５、Ｂ社用のレンタルサーバ部２６、Ｃ社用のレンタルサーバ部２７を有し、これらレンタルサーバ部と各社のウエブサーバを経由して携帯電話機３３との間で電子掲示板データを送受信する。本実の施形態では携帯電話機３３用のウエブページを用いて説明するが、これに本発明が限定されるものではなくユーザ端末がコンピュータ３１の場合はコンピュータ用のウエブページも表示させることができる。
【００５７】
Ａ社のウエブサーバ１４をアクセスしたユーザは、ハイパーリンクによりバンクサーバ１０から経路５０を通してレンタルサーバ部２５から電子掲示板データを取得する。図示したＡ社用のレンタルサーバ部２５のウエブページには、ビールメーカＡ社サイトの内容が表示されている。ウエブ画面は図中上段から下段に方向に向けて「ビールメーカＡ社サイト」のタイトル、「１．ＭＥＮＵ」メニュー選択欄、「２．コミュニティ」の電子掲示板選択欄、「本日のモルトレート」のタイトル、「１モルト＝３キャラメル」の換金レート表示欄、「モルトの交換」のモルト交換選択欄が表示されている。
【００５８】
携帯電話機３３を操作するユーザは、カーソルボタンを操作してディスプレイ上のカーソルを「２．コミュニティ」の電子掲示板選択欄に移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路５２を通してレンタルサーバ部２５内部に記憶したコミュニティのホームページ５３を閲覧する。
【００５９】
コミュニティのホームページ５３は、図中上段から下段に方向に向けて「（３）コミュニティ」のタイトル、「１．キャラクタの選択」の欄、「２．投稿するモルトをＧＥＴ」の投稿欄、「３．モルトでアイテム購入」の購入欄、「４．モルトでＡ社の商品と交換」の交換欄、「５．モルトをキャラメルＢＡＮＫでＢ社で使うＣＰＵに交換し、Ｂ社の商品と交換」の他社商品交換欄が表示されている。
【００６０】
ユーザは、カーソルボタンを操作してディスプレイ上のカーソルを「５．モルトをキャラメルＢＡＮＫでＢ社で使うＣＰＵに交換し、Ｂ社の商品と交換」の他社商品交換欄に移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路５４を通してバンクサーバ１０へアクセスする。ユーザはバンクサーバ１０よる認証処理を完了させており、また各レンタルサーバ部がバンクサーバ１０により一元的に管理されているため、モルトをＣＰＵに換金しＢ社の商品と交換する際に、再度の認証処理を実行する必要がない。
【００６１】
また、Ｂ社用のレンタルサーバ部２６に参加するための登録処理も必要がない。ユーザは、バンクサーバ１０を経由して商品ファイル３０内のＢ社の商品を閲覧し、交換したいＢ社の商品と数量を指定してディスプレイ上の交換のボタンにカーソルを移動し選択ボタンを押下操作するだけで、既に認証処理により照合された電子メールアドレスとパスワード又はハンドル名に対応させて、モルトからＣＰＵに移行したインセンティブポイントとＢ社の商品との交換処理を完了させる。なお、モルト及びＣＰＵの交換履歴は、インターネット１２上のバンクサーバ１０に設けられたポイントファイル４７内のモルト及びＣＰＵ通帳で確認することができる。
【００６２】
バンクサーバ１０は、ユーザとの間でインターネット１２を経由して電子メールを交換し、Ｂ社商品の配送先を確認することもでき、ユーザがバンクサーバ１０へユーザ登録をした段階でユーザの本名、住所又は居所を入力させ、登録した配送先にＢ社商品の配送手続きを自動的に手配することもできる。
【００６３】
また、Ｂ社のウエブサーバ１７をアクセスした他のユーザは、ハイパーリンクによりバンクサーバ１０から経路５６を通してレンタルサーバ部２６から電子掲示板データを取得する。図示したＢ社用のレンタルサーバ部２６のウエブページには、ＰＣメーカＢ社サイトの内容が表示されている。ウエブ画面は図中上段から下段に方向に向けて「ＰＣメーカＢ社サイト」のタイトル、「１．ＭＥＮＵ」メニュー選択欄、「２．コミュニティ」電子掲示板選択欄、「本日のＣＰＵレート」のタイトル、「１ＣＰＵ＝３キャラメル」の換金レート表示欄、「ＣＰＵの交換」のＣＰＵ交換選択欄が表示されている。
【００６４】
携帯電話機３３を操作する他のユーザは、カーソルボタンを操作してディスプレイ上のカーソルを「２．コミュニティ」の電子掲示板選択欄に移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路５８を通してレンタルサーバ部２６内部に記憶したコミュニティのホームページ５９を閲覧する。他のユーザは、コミュニティのホームページ５９内の不図示の「５．ＣＰＵをキャラメルＢＡＮＫでＡ社で使うモルトに交換し、Ａ社の商品と交換」の他社商品交換欄にカーソル移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路６２を通してバンクサーバ１０へアクセスし、バンクサーバ１０を経由して商品ファイル３０内のＡ社の商品を閲覧し、交換したいＡ社の商品と数量を指定してディスプレイ上の交換のボタンにカーソルを移動し選択ボタンを押下操作するだけで、既に認証処理により照合された電子メールアドレスとパスワード又はハンドル名に対応させて、ＣＰＵからモルトに移行したインセンティブポイントとＡ社の商品との交換処理を完了させる。また、モルト及びＣＰＵの交換履歴は、インターネット１２上のバンクサーバ１０に設けられたポイントファイル４７内のモルト及びＣＰＵ通帳で確認することができる。
【００６５】
さらに、Ｃ社のウエブサーバ２０をアクセスした他のユーザは、ハイパーリンクによりバンクサーバ１０から経路６４を通してレンタルサーバ部２７から電子掲示板データを取得する。図示したＣ社用のレンタルサーバ部２７のウエブページには、菓子メーカＣ社サイトの内容が表示されている。ウエブ画面は図中上段から下段に方向に向けて「菓子メーカＣ社サイト」のタイトル、「１．ＭＥＮＵ」メニュー選択欄、「２．コミュニティ」電子掲示板選択欄、「本日のＳＵＧＡＲレート」のタイトル、「１ＳＵＧＡＲ＝３キャラメル」の換金レート表示欄、「ＳＵＧＡＲの交換」のＳＵＧＡＲ交換選択欄が表示されている。
【００６６】
携帯電話機３３を操作する他のユーザは、カーソルボタンを操作してディスプレイ上のカーソルを「２．コミュニティ」の電子掲示板選択欄に移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路６６を通してレンタルサーバ部２７内部に記憶したコミュニティのホームページ６２を閲覧する。他のユーザは、コミュニティのホームページ６２内の不図示の「５．ＳＵＧＡＲをキャラメルＢＡＮＫでＡ社で使うモルトに交換し、Ａ社の商品と交換」の他社商品交換欄にカーソル移動させて、選択ボタンを押下することにより、経路６０を通してバンクサーバ１０へアクセスし、バンクサーバ１０を経由して商品ファイル３０内のＡ社の商品を閲覧し、交換したいＡ社の商品と数量を指定してディスプレイ上の交換のボタンにカーソルを移動し選択ボタンを押下操作するだけで、既に認証処理により照合された電子メールアドレスとパスワード又はハンドル名に対応させて、ＳＵＧＡＲからモルトに移行したインセンティブポイントとＡ社の商品との交換処理を完了させる。また、モルト及びＳＵＧＡＲの交換履歴は、インターネット１２上のバンクサーバ１０に設けられたポイントファイル４７内のモルト及びＳＵＧＡＲ通帳で確認することができる。
【００６７】
このように、バンクサーバ１０により一元的に管理されたＡ社用のレンタルサーバ部２５、Ｂ社用のレンタルサーバ部２６、及びＣ社用のレンタルサーバ部２７で使用する対価を相互に仮想貨幣のキャラメルを基準に換金し、各企業が提供する商品と各企業用のレンタルサーバ部から提供される電子掲示板で獲得した対価と交換することができる。
【００６８】
図４は、本発明の実施の形態に用いるユーザ端末のディスプレイ画面の正面図である。携帯電話機３３のディスプレイ画面６８は、ユーザのキャラクター作成画面が表示されている。ハンドル名７０には「メルちゃん」、性別７１には「女の子」、体と服で構成する外観イメージ７２が表示され、これから選択する職業系統が芸術系のリストとして表示されている。
【００６９】
芸術系のリストには、ボタン１のアーティスト７３、ボタン２のミュージシャン７４、ボタン３の小説家７５、ボタン４の詩人、ボタン５のエッセイティスト、ボタン６の作家、ボタン７の俳人、ボタン８の翻訳家、ボタン９のライターが表示され、携帯電話機３３の０から９の数字キーボタンを画面上のボタン番号に対応させた１つの数字ボタンを押下し仮想職業を選択し、図中最下段に設けられたＯＫボタンにカーソルを移動させて選択ボタンを押下することにより仮想職業を自己のキャラクターの名刺に登録する。
【００７０】
上記ディスプレイ画面６８で作成したキャラクタに対して、ユーザは、バンクサーバ１０から１キャラメルに相当するモルツ、ＣＰＵ、ＳＵＧＡＲの何れか１つのインセンティブポイントを獲得し、ポイントファイル２８に記憶する。
【００７１】
ユーザは図中最下段に設けたメニューボタンにカーソルを移動させて選択ボタンを押下することにより、バンクサーバ１０からアイテム交換手段としてのショップウエブページをディスプレイ画面に表示し、帽子のお店、服のお店、持ち物のお店、仮想アイテムの売却の何れか１つのホームページを選択し、帽子、服、持ち物の中から１つの新たな仮想アイテムをモルト、ＣＰＵ、ＳＵＧＡＲ等と交換することができる。また、キャラクターが所有する仮想アイテムを仮想アイテムの売却ページでモルト、ＣＰＵ、ＳＵＧＡＲ等と交換することができる。
【００７２】
こうして、ユーザが選択し登録したキャラクタを育成しながら、このキャラクタを通して電子掲示板に投稿することにより、ユーザ同士の意見交換の場を提供すると共に、ユーザの意見を評価し参加企業に有用なマーケティング情報を自動的に入手することができる。
【００７３】
また、ユーザは、インセンティブポイントを仮想アイテムに交換し、自己のキャラクターに装備させ、より特色のあるキャラクタに育成することができるため、電子掲示板への投稿活動の動機付けが向上する。
【００７４】
さらに、ユーザは、インセンティブポイントとしてのモルトを他の仮想貨幣としてのＣＰＵやＳＵＧＡＲに相互に交換することができるため、ユーザが得意とするビールのジャンル電子掲示板でモルトを効率良く獲得し、比較的知識の薄い他のコンピュータや菓子ジャンル掲示板で使用するＣＰＵ又はＳＵＧＡＲと交換することで、他社が提供する商品をも獲得することができる。しかも、仮想通貨の換金レートが各掲示板で発行される対価の発行総額比を演算しながら決定するので、投稿数の少ない電子掲示板で使用されている投稿に対する対価と他の投稿数の多いまたは同等の電子掲示板で使用されている投稿に対する対価との均衡が保たれ、各電子掲示板に投稿するユーザ間の不公平を是正することができる。
【００７５】
尚、本発明の電子商取引の仲介システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【００７６】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の電子商取引の仲介システムによれば、共通のサービスを提供する複数の電子商取引サイトを一元的に管理し、インターネット上の各種インセンティブポイントを変動レートで交換する電子商取引の仲介システムを提供する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムの模式的な系統図である。
【図２】本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムのブロック図である。
【図３】本発明の実施の形態である電子商取引の仲介システムの模式的系統図である。
【図４】本発明の実施の形態に用いるユーザ端末のディスプレイ画面の正面図である。
【符号の説明】
１０　バンクサーバ
１２　インターネット
１４　ウエブサーバ
１７　ウエブサーバ
２０　ウエブサーバ
２５　レンタルサーバ部
２６　レンタルサーバ部
２７　レンタルサーバ部
２８　ポイントファイル
２９　換金レート記憶部
３０　商品ファイル
３１　パーソナルコンピュータ
３３　携帯電話機
４０　入力制御部
４１　出力制御部
４２　制御手段
４３　オペレーティングシステム記憶部
４４　認証プログラム記憶部
４５　ポイント増減プログラム記憶部
４６　顧客ファイル
４７　ポイントファイル
４８　換金レートファイル
４９　電子掲示板記憶部

Claims

ウエブサイトの掲示板へネットワークを通じて投稿するユーザに対し、当該投稿への対価と商品とを交換する電子商取引の仲介システムであって；
第１のウエブサイトを経由してアクセスする前記ユーザの投稿を受け付ける第１のレンタルサーバ部と；
第２のウエブサイトを経由してアクセスする他のユーザの投稿を受け付ける第２のレンタルサーバ部と；
前記投稿によりユーザが蓄積した第１の対価の額を記憶する対価記憶部と；
前記ユーザの投稿内容の評価結果に基づき前記対価記憶部に記憶した第１の対価の額を増減させる対価増減手段と；
前記ユーザのアクセスに応答し、前記対価記憶部に記憶した第１の対価を第２のレンタルサーバ部で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金すると共に、前記ユーザに関連付けて前記対価記憶部に前記第２の対価の額を記憶する対価換金手段と；
前記第２のレンタルサーバ部内で閲覧させる商品カタログの中から前記ユーザが選択する商品と選択した商品に相当する前記第２の対価の額とを交換する商品購入手段と、を備える；
電子商取引の仲介システム。
前記第１のレンタルサーバ部は、前記ユーザが保有する第１の対価と仮想アイテムとを交換する仮想アイテム交換手段をさらに備える請求項１に記載の電子商取引の仲介システム。
前記対価換金手段は、前記第１及び第２のレンタルサーバ部上で発行した対価の総額比に基づき前記変動レートを決定する請求項１又は請求項２の何れか１項に記載の電子商取引の仲介システム。
ウエブサイトの掲示板へネットワークを通じて投稿するユーザに対し、当該投稿への対価と商品とを交換する電子商取引の仲介方法であって；
第１のウエブサイトを経由して第１のレンタルサーバ部へアクセスする前記ユーザの投稿を受け付け、投稿に対する第１の対価の額を対価記憶部に記憶すると共に、前記ユーザの投稿内容の評価結果に基づき前記対価記憶部に記憶した第１の対価の額を増減させる工程と；
前記ユーザのアクセスに応答し、前記対価記憶部に記憶した第１の対価を第２のウエブサイトに関連付けられた第２のレンタルサーバ部で使用する第２の対価に変動レートを用いて換金し、前記ユーザに関連付けて前記対価記憶部に前記第２の対価の額を記憶させ、前記第２のレンタルサーバ部が提供する商品カタログの中から前記ユーザが選択する商品と選択した商品に相当する前記第２の対価の額とを交換する工程と；
を備える電子商取引の仲介方法。