JP2004029558A - カメラのストロボ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストロボ撮影に必要な光量に適切に対応し、速写性が優れたカメラのストロボ装置を提供する。
【解決手段】本カメラのストロボ装置は、電源用電池22により駆動される発振トランス25と、IGBT34により発光制御されるXe管29とを有しており、上記発振トランス25の2次巻き線の出力は、ブリッジダイオード26を介して、さらに、リレースイッチ27を経て発光用メインコンデンサ28に接続され、一方、上記ブリッジダイオード26を介してXe管29に直接的に接続されている。大光量発光時には、メインコンデンサ28に充電した電荷をリレースイッチ27を介してXe管29にて放電させ、発光が行われ、小光量発光時には、電源電池22により駆動される発振トランス25の2次巻き線の出力を直接、Xe管29に印加して発光が行われる。
【選択図】  図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラのストロボ装置における発光システムの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラのストロボ装置においては、放電電荷蓄積用のメインコンデンサを適用し、そのメインコンデンサに充電した電荷(エネルギ)をキセノン管に放電することによりストロボ発光が行われる。上記メインコンデンサに対して充電が必要であり、その充電期間中は、ストロボ撮影は実行できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のカメラのストロボ装置では、ストロボ撮影毎に上記メインコンデンサにフル充電を繰り返す必要があるが、その充電時間が比較的長く、その待ち時間中にシャッタチャンスを逃がすおそれがあった。また、上記従来のカメラのストロボ装置では、近距離でのストロボ撮影時で大光量を必要としないような場合であってもフル充電する必要があり、速写に対応するのが困難であった。
【0004】
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、ストロボ撮影に必要な光量に適切に対応し、速写性が優れたカメラのストロボ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のカメラのストロボ装置は、単一の放電管と、上記放電管を発光させる第1の発光手段と、上記放電管を発光させる第2の発光手段と、を有しており、露光のために必要な光量が所定の値を超える撮影の場合には、上記第1の発光手段により発光を行い、露光のために必要な光量が所定の値以下の撮影の場合には、上記第2の発光手段により発光を行う。
【0006】
本発明の請求項2記載のカメラのストロボ装置は、請求項1記載のカメラのストロボ装置において、上記第1の発光手段は、コンデンサに蓄積したエネルギを供給して上記放電管を発光させる手段であり、上記第2の発光手段は、発振トランスの発振のみにより上記放電管を発光させる手段である。
【0007】
本発明の請求項3記載のカメラのストロボ装置は、請求項1記載のカメラのストロボ装置において、露光のために必要な光量が所定値以下の撮影の場合には、上記第1の発光手段のコンデンサが未充電であっても第2の発光手段による発光を許可する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態のストロボ装置を内蔵するカメラの外観を示す斜視図である。図2は、図1のA−A断面図であって、主要構成部材のカメラ内部の配置を示す。図3は、図1のカメラの主要構成部材のカメラ内部での配置を示す透視図である。
【0009】
図1に示すように本実施形態のカメラ1の外装(カメラ本体カバー)2の前面部には、レンズ鏡筒ユニット3と、ファインダ窓4と、ストロボ発光窓5が配置されている。上記外装2の上面部には、レリーズスイッチ操作釦6が配置されている。上記外装2の背面部には、スライド可能なズーム操作レバー7が配置されている。
【0010】
図2に示すように上記カメラ1の内部には、レンズ鏡筒ユニット3の側方にパトローネ装填室11とスプール室12が配置されている。上記パトローネ装填室11の外側にストロボ装置の発光用メインコンデンサ28が配置されている。
【0011】
さらに、図3に示すように上記カメラ1の内部には、上記レンズ鏡筒ユニット3の上部であって、ファインダ窓4の後方部にファインダユニット14が配置されており、また、スプール室12の上方であって、ストロボ窓15の後方にストロボ装置を構成するストロボ発光ユニット15と、電源用電池22が配置されている。
【0012】
本実施形態のカメラ1に内蔵されるストロボ装置の構成について、図4のストロボ発光回路図を用いて説明する。
上記ストロボ装置は、ストロボ発光ユニット15と、ストロボ発光回路20とを有してなる。
【0013】
上記ストロボ発光ユニット15は、キセノンガスを充填した単一の放電管であるXe管29(図4)と反射傘30(図3)とを有してなる。
【0014】
上記Xe管29は、アノード側電極29aと、カソード側電極29bと、トリガ電極であって、ガラス管外壁に塗布された透光を妨げない透明な外壁電極29cとを有している。
【0015】
上記ストロボ発光回路20は、図4に示すようにストロボ発光制御を行う制御手段である制御回路部21と、カメラ駆動用電源である電池22と、第2の発光手段であって、Xe管29に高電圧印加するための昇圧用発振トランス25と、2つのMOS−FETからなるスイッチング素子23,24と、ブリッジダイオード26と、第1の発光手段であって、発光のための電荷を蓄積する発光用メインコンデンサ28と、メインコンデンサ28に接続され、充電状態切り換えを行うリレースイッチ27と、トリガ回路を構成するトリガトランス31,トリガコンデンサ32と抵抗素子33と、発光用スイッチング素子であるIGBT(Insulated−gate Bipolar Transistor)34とを有してなる。
【0016】
上記制御回路部21は、ストロボ発光制御を行うとともにカメラ1の撮影に関する制御も司る。上記制御回路部21には、スイッチング素子23,24をオンオフする出力端子であるST1 端子21a,ST2 端子21bと、リレースイッチ27をオンオフする出力端子であるVSW端子21cと、IGBT34をオンオフする出力信子であるVIG端子21dとが設けられている。
【0017】
上記発振トランス25は、主に鉄心25eと、鉄心25eに巻回され、直列接続される2つの1次巻き線25a,25bと、鉄心25eに巻回され、高圧を発生させるための上記1次巻き線より多い巻き数の有する2次巻き線25cとを有してなる。
【0018】
上記1次巻き線25a,25bは、共通の一端が電池22に対して並列接続され、それぞれの他端は、スイッチング素子23,24のソース側に接続される。
【0019】
上記2次巻き線25cの両端は、それぞれブリッジダイオード26の2入力端に接続される。
【0020】
上記ブリッジダイオード26の1出力端は、上記リレースイッチ素子27と、Xe管29のアノードと、抵抗素子33に接続される。上記2次巻き線25cの出力電圧は、ブリッジダイオード26を介してXe管29のアノード側に印加される。
【0021】
上記トリガ回路のトリガトランス31の1次側には、ブリッジダイオード26の出力端が抵抗素子33,トリガコンデンサ32を介して接続される。トリガトランス31の2次側は、Xe管29bの外壁電極29cに接続され、高圧のトリガ電圧が印加される。上記IGBT34と共にXe管29のカソード側に接続されている。
【0022】
上記IGBT34は、上記抵抗素子33,トリガコンデンサ32と共にXe管29のカソード側に接続されており、Xe管29の発光電流Iexをオンオフする。
【0023】
次に、上述した構成を有する本実施形態のカメラのストロボ装置におけるストロボ発光制御動作について、図4の回路図と、図5〜7を用いて説明する。
なお、図5〜7は、上記ストロボ装置における各信号波形等のタイムチャ−トであって、図5は、発光用メインコンデンサ充電時のタイムチャ−トであり、図6は、大光量発光動作時のタイムチャ−トであり、図7は、小光量発光動作時のタイムチャ−トである。
【0024】
上記ストロボ装置では、発光用メインコンデンサ28に蓄積された電荷による大光量の発光制御と、電池による発振トランス25の出力電圧で直接、Xe管29を発光させる小光量の発光制御が可能である。なお、上記大光量の発光制御は、ストロボ撮影における撮影媒体(例えば、撮影フィルム,CCD)への露光に必要な光量が所定の値を超える場合に実行され、上記小光量の発光制御は、上記ストロボ撮影における撮影媒体(例えば、撮影フィルム,CCD)への露光に必要な光量が所定の値以下の場合に実行される。
【0025】
まず、発光用メインコンデンサ28へ充電動作について説明すると、初期状態において制御回路部21のVSW端子よりオン信号が出力され、リレースイッチ27がオン状態に保持され、メインコンデンサ28が充電可能状態になる。
【0026】
そこで、制御回路部21のST1 端子とST2 端子より交互にオンオフ信号であるパルス信号を出力して、スイッチング素子23,24を交互にオンオフさせると、電池22より発振トランス25の1次巻き線25aと、1次巻き線25bとに交互に電流が流れる。1次巻き線25a,25bに電流が流れると発振トランス25の2次巻き線25c側にエネルギが伝達され、ブリッジダイオード26を介してメインコンデンサ28に電荷が蓄積される。
【0027】
上記スイッチング素子23,24のオンオフが繰り返され、メインコンデンサ28の充電電圧Vcが所定のフル充電電圧Vc0に到達したところで(図5)、制御回路部21のST1 端子,ST2 a端子の出力をオフにし、さらに、VSW端子よりオフ信号を出力してリレースイッチ27をオフ状態に切り換えて充電動作を終了する。なお、メインコンデンサ28の充電と同時にトリガコンデンサ32も充電される。上記充電期間中、制御回路部21のVIG端子はオフとなっており、IGBT34は、オフ状態に保たれる。
【0028】
上記充電完了後、大光量の発光制御が行われるが、例えば、カメラ1のレリーズスイッチがオンされると、制御回路部21のST1 ,ST2 端子はオフ状態のままで、VSW端子よりオン信号が出力され(図6)、リレースイッチ27をオンとする。リレースイッチ27をオンによりメインコンデンサ28がXe管29のアノード側に対して導通状態となる。
【0029】
続いて、カメラ1のシャッタの開口タイミングにて制御回路部21のVIG端子よりオン信号が出力されると(図6)、IGBT34が導通状態に切り換わり、トリガコンデンサ32に蓄えられていた電荷がIGBT34とトリガトランス31の1次巻き線間を流れる。その1次巻き線に流れる電流によって2次巻き線側にエネルギが伝達される。上記2次巻き線側に伝達されたエネルギは、高電圧に変換されてXe管29の外壁電極29cに印加される。Xe管29の外壁電極29cは、非常に高い抵抗値を呈しているため、上記外壁電極29cには、高圧のトリガ電圧が印加されることになる。
【0030】
Xe管29は、上記トリガ電圧の印加によりキセノンガスが励起状態になり、絶縁抵抗が急激に減少する。そして、メインコンデンサ28に蓄えられた電荷が発光電流IxeとしてXe管29を通りIGBT34を介してアース側に流れ(図6)、Xe管29は光を放出する。
【0031】
上記Xe管29の発光光量が所定の値に到達したとき、あるいは、発光時間が所定の時間を経過したとき、制御回路部21のVIG端子の出力をオフとし、IGBT34を非導通状態に切り換えて発光電流Ixeをカットし(図6)、発光を停止させる。なお、上記発光期間中も制御回路部21のST1 ,ST2 端子は、オフ状態に保持される。
【0032】
上記大光量発光制御は、発光用メインコンデンサ28に蓄積された大量の電荷を短い時間に放電するものであり、大光量の発光を必要とするストロボ撮影に適する。
【0033】
次に、小光量発光制御を行う場合について説明する。この小光量発光の場合、トリガコンデンサ32への充電は必要とするが、発光用メインコンデンサ28への充電は必要とぜず、メインコンデンサ28の充電状態に関わらず以下の小光量発光は許可され、電池の供給電力により直接、Xe管29の発光が行われる。
【0034】
この小光量発光制御においては、制御回路部21のVSW端子からオフ信号が出力され、リレースイッチ27は、オフ状態に保たれる(図7)。そして、カメラ1のレリーズスイッチのオンされると、発振トランス25を介してメインコンデンサ28より遙かに容量の小さいトリガコンデンサ32が充電され、制御回路部21のVIG端子がオンに切り換えられる。上記VIG端子のオンでIGBT34が導通すると(図7)、トリガコンデンサ32に蓄えられた電荷がIGBT34とトリガトランス31の1次巻き線間を流れる。その1次巻き線に流れる電流によって2次巻き線側にエネルギが伝達される。上記2次巻き線側に伝達されたエネルギは、電圧に変換されてXe管29の外壁電極29cに印加される。Xe管29の外壁電極29cは、非常に高い抵抗値を呈するため上記外壁電極29cには、高圧のトリガ電圧が印加されることになる。
【0035】
Xe管29では、上記トリガ電圧が印加されたことによりキセノンガスが励起状態になり、絶縁抵抗が急激に減少する。
【0036】
上記制御回路部21のVIG端子のオン後、ST1 端子とST2 端子より交互にオンオフ信号を出力して、スイッチング素子23,24を交互にオンオフさせる。そのオンオフによって、電池22より発振トランス25の1次巻き線25aと1次巻き線25bとに交互に電流が流れる。1次巻き線25a,25bに電流が流れると発振トランス25の2次巻き線25c側にエネルギが伝達され、ブリッジダイオード26を介してXe管29のアノード側に脈流状態の放電電圧が印加される。Xe管28は、上述したように励起状態にあるので発光電流Ixeが流れ(図7)、発光する。その発光期間中、カメラ1のシャッタを開口状態とする。
【0037】
Xe管29の発光時間が所定時間に到達した時、制御回路部21のVIG端子とST1 端子、および、ST2 端子の出力をオフとし、Xe管29の発光を停止させる。
【0038】
上記小光量発光制御は、上記発光電流Ixeが制御回路部21のST1 端子、または、ST2 端子のオンの短い周期に発振トランス25の1次巻き線25a、または、25bに生じる小さいエネルギが連続した発光電流であるので、発光光量が少なく、かつ、比較的に長い発光時間のストロボ撮影に適する。
【0039】
次に、本実施形態のカメラ1における撮影シーケンス処理にて呼び出されるストロボ発光処理について、図8,9を用いて説明する。
なお、図8は、上記ストロボ発光処理のフローチャートであり、図9は、上記ストロボ発光処理中で呼び出されるサブルーチンの充電処理のフローチャートである。
【0040】
図8のストロボ発光処理は、制御回路部21の制御のもとで処理がなされる。まず、ステップS01において、制御回路部21でストロボ撮影に必要なストロボ光量が読み出され、設定される。ステップS02にて上記設定されたストロボ光量が所定の値以上であるかどうかを判別し、所定の値以上である場合、ステップS03に進み、大光量の発光処理がなされる。上記設定ストロボ光量が所定の値未満である場合、ステップS08に進み、小光量の発光処理がなされる。
【0041】
ステップS03に進んだ場合、図9に示すサブルーチンの充電処理が呼び出される。すなわち、ステップS21でリレースイッチ27をオンし、ステップS22,23にて制御回路部21のST1 端子とST2 端子のオンオフのパルス出力時間が設定される。
【0042】
ステップS24にて上記制御回路部21のST1 端子とST2 端子よりオンオフのパルス信号が出力され、メインコンデンサ28への充電が開始される。ステップS25で充電完了が検出されると、ステップS26にて上記制御回路部21のST1 端子とST2 端子の出力をオフとし、充電を停止させる。
【0043】
ステップS27にて上記制御回路部21のVSWの出力信号をオフとし、リレースイッチ27をオフ状態に切り換え、本サブルーチンを終了し、発光処理ルーチンのステップS04に戻る。
【0044】
上記ステップS04では、上記設定光量を発光するための発光時間が演算される。ステップS05で制御回路部21のVIG端子の出力をオンとし、IGBT34をオン状態にする。同時にリレースイッチ27もオン状態として、Xe管29の発光を開始させる。この発光状態では、図6に示すようにXe管29に大きな発光電流Ixeが流れ、上記小光量発光時の1つの発光より遙かに大光量の発光がなされる。
【0045】
ステップS06にて上記設定された発光時間の経過を確認して、ステップS07に進み、制御回路部21のVIG端子の出力をオフとし、IGBT34をオフ状態に切り換えて発光を停止させ、本ルーチンを終了する。
【0046】
一方、ステップS02における判別で設定光量が少なく、ステップS08にジャンプした場合、制御回路部21のVSW端子の出力信号をオフとしてリレースイッチ27をオフ状態に保つ。ステップS09にて上記設定光量を発光するための発光時間が演算される。ステップS10で制御回路部21のST1 端子,ST2 端子よりオンオフのパルスを出力し、発振トランス25を作動状態にする。さらに、ステップS11で制御回路部21のVIG端子をオンとし、IGBT34をオン状態にしてXe管29の発光を開始させる。このときの発光状態は、図7に示すように小光量の発光が連続する状態である。
【0047】
ステップS12にて上記設定発光時間を経過したことが検出されると、ステップS13に進み、制御回路部21のST1 端子,ST2 端子の出力信号をオフし、発振トランス25の発振を停止させる。ステップS14にて制御回路部21のVIG端子をオフとし、IGBT34をオフ状態にして、発光を停止させ、本ルーチンを終了する。
【0048】
上述した本実施形態のストロボ装置を内蔵するカメラ1によれば、単一のXe管を適用し、従来の発光用メインコンデンサを用いた大光量の発光と、電池からの直接の供給電力による小光量の発光とを必要発光量に応じて選択することが可能であり、より広い範囲のストロボ撮影状態に対応できる。特に小光量の発光のストロボ撮影では、メインコンデンサへの充電時間が不要であることから連続撮影に適し、また、速写の場合に、発振トランスの発振のみに依存することから充電動作の待ち時間でシャッタタイミングを逃がすといったことがなくなる。
【0049】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、単一の放電管を適用し、ストロボ撮影に必要な大光量から小光量の発光に対応することが可能であり、連続撮影等に対する速写性が優れたカメラのストロボ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のストロボ装置を内蔵するカメラの外観を示す斜視図である。
【図2】上記図1のA−A断面図であって、上記図1のカメラの主要構成部材のカメラ内部の配置を示す。
【図3】上記図1のカメラの主要構成部材のカメラ内部での配置を示す透視図である。
【図4】上記図1のカメラに内蔵されるストロボ装置のストロボ発光回路図である。
【図5】上記図4のストロボ装置における発光用メインコンデンサ充電時のタイムチャ−トである。
【図6】上記図4のストロボ装置における大光量発光動作時のタイムチャ−トである。
【図7】上記図4のストロボ装置における小光量発光動作時のタイムチャ−トである。
【図8】上記図4のストロボ装置におけるストロボ発光処理のフローチャートである。
【図9】上記図8のストロボ発光処理にて呼び出されるサブルーチンである充電処理のフローチャートである。
【符号の説明】
25 …発振トランス
(第2の発光手段)
28 …発光用メインコンデンサ
(第1の発光手段)
29 …Xe管(単一の放電管)

Claims (3)

  1. 単一の放電管と、
    上記放電管を発光させる第1の発光手段と、
    上記放電管を発光させる第2の発光手段と、
    を有し、露光のために必要な光量が所定の値を超える撮影の場合には、上記第1の発光手段により発光を行い、露光のために必要な光量が所定の値以下の撮影の場合には、上記第2の発光手段により発光を行うことを特徴とするカメラのストロボ装置。
  2. 上記第1の発光手段は、コンデンサに蓄積したエネルギを供給して上記放電管を発光させる手段であり、上記第2の発光手段は、発振トランスの発振のみにより上記放電管を発光させる手段であることを特徴とする請求項1記載のカメラのストロボ装置。
  3. 露光のために必要な光量が所定値以下の撮影の場合には、上記第1の発光手段のコンデンサが未充電であっても第2の発光手段による発光を許可することを特徴とする請求項1記載のカメラのストロボ装置。
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