JP2001013560A - 閃光発光装置 - Google Patents

閃光発光装置

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JP2001013560A
JP2001013560A JP11182331A JP18233199A JP2001013560A JP 2001013560 A JP2001013560 A JP 2001013560A JP 11182331 A JP11182331 A JP 11182331A JP 18233199 A JP18233199 A JP 18233199A JP 2001013560 A JP2001013560 A JP 2001013560A
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light emitting
capacitor
time
charging
circuit
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JP11182331A
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English (en)
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Keiichi Tsuchida
啓一 土田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/32Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation
    • H05B41/325Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation by measuring the incident light

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Abstract

(57)【要約】 【課題】メインコンデンサの充電制御を的確に行い得、
無駄にエネルギーを消費しない閃光発光装置を提供す
る。 【解決手段】 電源電圧を昇圧して発光エネルギーをコ
ンデンサに充電する充電回路と、上記コンデンサのエネ
ルギーにより閃光発光管の発光を行わせる発光回路とを
有する閃光発光装置において、ストロボ発光手段3によ
る充電完了時点からの時間を計時し、計時した時間と所
定時間とを比較し、比較結果に基づいてストロボ発光手
段3による次の再充電動作開始を許可するか否かを判定
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光発光装置、詳
しくは、充電装置を備える閃光発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の撮影の際に用いる閃光
発光装置においては、発光用エネルギーを蓄えるコンデ
ンサの充電電圧を測定するため、該コンデンサの両端に
複数の抵抗を設け、充電回路を動作させた際、分割抵抗
に発生する電圧によって該コンデンサの電圧を測定する
手法が提案されている。
【0003】また、エネルギーを蓄えるコンデンサには
アルミ電解コンデンサが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような閃
光発光装置では充電々圧を測定する際は必ず短時間の充
電を行ってコンデンサ電圧を測定している。これによる
と撮影準備スイッチ(カメラのレリーズの1stレリー
ズ)がオンオフを繰り返された場合は、スイッチのオン
のたびにコンデンサの充電々圧を測定するため、コンデ
ンサ電圧が所定の充電々圧を超えて上昇してしまい、ス
トロボ発光の際は所定の光量以上の光量を発生したり、
コンデンサの耐電圧を超えて電圧が上昇してしまうとい
う不具合を生ずる虞があった。
【0005】また、充電用のコンデンサとして使用され
るアルミ電解コンデンサは電圧が高くなったり温度が高
くなると電荷のリークが増える特徴がある。
【0006】図10は、一般的なアルミ電解コンデンサ
の等価回路を示した図である。図10に示す等価回路に
よると、コンデンサの両端に電圧・温度によって変化す
る可変抵抗が接続されているようになる。このような電
荷蓄積用コンデンサの場合、充電中に電荷がリークし必
要以上の電荷をコンデンサに供給しないとフル充電々圧
に達しないという不具合を生じる。
【0007】図11は、一般的なアルミ電解コンデンサ
及びフィルムコンデンサの単位電圧を昇圧するために必
要な昇圧回路の消費電流量を示した線図である。
【0008】図11に示すように、電圧が高くなるほど
アルミ電解コンデンサの必要電荷量が多くなることがわ
かる。
【0009】図12は、一般的なアルミ電解コンデンサ
及びフィルムコンデンサの保持電圧の時間経過を示した
線図である。
【0010】図12に示すように、電圧が高いときにア
ルミ電解コンデンサの電圧低下が激しく、せっかく貯め
た電荷を無用になくしていることが分かる。これにより
充電の直前に再充電しなければならなくなるという問題
点が生じる。
【0011】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、メインコンデンサの充電制御を的確に行い得、
無駄にエネルギーを消費しない閃光発光装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の閃光発光装置は、電源電圧を昇圧し
て発光エネルギーをコンデンサに充電する充電回路と、
上記コンデンサのエネルギーにより閃光発光管の発光を
行わせる発光回路とを有する閃光発光装置において、上
記充電回路による充電完了時点からの時間を計時する計
時手段と、上記計時手段によって計時された時間と所定
時間とを比較する計時時間判定手段と、上記計時時間判
定手段の結果に基づいて、上記充電回路による次の再充
電動作開始を許可するか否かを判定制御する充電制御手
段と、を具備することを特徴とする。
【0013】上記の目的を達成するために本発明の第2
の閃光発光装置は、上記第1の閃光発光装置において、
上記所定時間は、温度環境状態によって変更設定される
ことを特徴とする。
【0014】上記の目的を達成するために本発明の第3
の閃光発光装置は、メインコンデンサを有し、閃光発光
指令に応じて該メインコンデンサの充電電荷により発光
管を発光させて照明光を照射する閃光発光装置におい
て、上記メインコンデンサは、フィルムコンデンサであ
ることを特徴とする。
【0015】上記の目的を達成するために本発明の第4
の閃光発光装置は、電源電圧を昇圧して発光エネルギー
をコンデンサに充電する充電回路と、上記コンデンサの
エネルギーにより閃光発光管の発光を行なわせる発光回
路とを有する閃光発光装置において、上記充電回路によ
る充電完了時点からの経過時間を計時する計時手段と、
上記計時手段により充電終了後所定時間が経過するまで
は、上記発光回路により発光動作が実行された場合を除
き、再充電を行なわないように制御する充電制御手段
と、を具備することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態であるカ
メラの主要部構成を示したブロック図である。
【0018】図1に示すように、本実施形態のカメラ
は、カメラ全体を制御するCPUからなる制御手段1
と、該制御手段1の他カメラ全体に電力を供給する電源
2と、ストロボを発光させるストロボ発光手段3と、レ
リーズスイッチや各種モードスイッチを制御するKEY
入力手段4と、たとえばEEPROMで構成され各種カ
メラ状態や撮影枚数等を記憶する記憶手段5と、被写体
の光量を測定する測光手段6と、被写体までの距離を測
定する測距手段7と、フィルムの巻き上げ・巻き戻しを
行う巻上げ・巻戻し手段8と、シャッターの制御を行な
う露光手段9と、で主要部が構成される。
【0019】なお、上記ストロボ発光手段3は、電源電
圧を昇圧して発光エネルギーをコンデンサに充電する充
電回路として、後述するメインコンデンサ(フィルムコ
ンデンサ108)のエネルギーにより閃光発光管(キセ
ノン管111)の発光を行なわせる発光回路としての役
目を果たす。
【0020】また、制御手段1は、上記充電回路(スト
ロボ発光手段3)による充電完了時点からの時間を計時
する計時手段として、また、該計時手段によって計時さ
れた時間と所定時間とを比較する計時時間判定手段とし
て、さらに、該計時時間判定手段の結果に基づいて上記
充電回路による次の再充電動作開始を許可するか否かを
判定制御する充電制御手段としての役目を果たす。な
お、詳しく後述する。
【0021】このように構成されるカメラにおいて、上
記KEY入力手段4により撮影準備状体に移るスイッチ
R1(図示せず)が押されると制御手段1は、測光手段
6を動作させて被写体の輝度を測定する。また、測距手
段7を動作させてカメラと被写体までの距離を測定す
る。その後、撮影状態に移るスイッチR2(図示せず)
が押されると制御手段1は露光手段9のシャッターを動
作させる。これによりフィルムが感光され撮影が行われ
る。
【0022】この撮影の際、測光手段6で測光した光量
が低いときは、制御手段1は、ストロボ発光手段3を動
作させて被写体に向けて光を発して撮影を行う。また、
制御手段1は、シャッターが閉じると巻上げ・巻戻し回
路8を動作させて一駒巻き上げを行い、ストロボが発光
したときはストロボ発光手段3の充電回路を動作させて
発光の準備を完了させる。
【0023】図2は、本実施形態における上記ストロボ
発光手段3の回路構成を示した電気回路図である。
【0024】図2に示すように、ストロボ発光手段3の
電力供給端子は制御回路1の+端子及びGND端子に接
続され電力の供給を受ける。
【0025】トランス103は一次巻線P1、P2と二
次巻線Sより構成され、一次巻線P1とP2の中間端子
が電源(制御手段1)の+端子に接続されている。
【0026】トランス103の一次巻線P1の巻き始め
はMOS−FET101のドレイン端子に接続される。
また、MOS−FET101のソース端子は制御手段1
のGND端子に、ゲート端子は制御手段1の出力端子C
HG1にそれぞれ接続されている。
【0027】またトランス103の一次巻線P2の巻き
終わりはMOS−FET102のドレイン端子に接続さ
れる。MOS−FET102のソース端子は制御手段1
のGND端子に、ゲート端子は制御手段1の出力端子C
HG2にそれぞれ接続されている。
【0028】さらにトランス103の二次巻線Sはブリ
ッジダイオード104に図示のごとく接続されている。
ブリッジダイオード104の出力端子は抵抗105、1
06からなる直列回路とダイオード107のアノードに
接続されている。
【0029】また抵抗105、106の中点は制御回路
1のVst端子に接続されている。
【0030】上記ダイオード107のカソードは、漏れ
電流が少なく保持電圧特性が良いフィルムコンデンサ1
08に接続される。またこのフィルムコンデンサ108
に並列に、キセノン管111、IGBT113からなる
直接回路と、抵抗112、コンデンサ110、トリガコ
イル109の一次側の直列回路が接続される。
【0031】また図示のごとくキセノン管111のカソ
ードと抵抗112は並列に接続されている。トリガコイ
ル109の二次巻線の一端はキセノン管111の外周
に、他端はGNDに接続されている。IGBT113の
ゲート端子は制御回路1のSTONに接続されている。
【0032】次にこのように接続されて構成されるスト
ロボ発光手段3の動作を、図2、図3を参照して説明す
る。
【0033】図3は、本実施形態のカメラにおける制御
手段1の出力端子CHG1、CHG2の出力信号を示し
たタイミングチャートである。
【0034】制御回路1の出力端子CHG1、CHG2
からは充電信号が出力される。この出力信号は図3のタ
イミングチャートに示すようにCHG1・CHG2が交
互にオン・オフを繰り返して出力される。
【0035】制御手段1の出力端子CHG1よりオン信
号(H)が出力されるとMOS−FET101がオン
し、電流が、電源+→トランス103の一次巻線P1→
MOS−FET101→GNDと流れる。トランス10
3の一次巻線P1に電流が流れるとトランス103の二
次巻線Sに起電力が発生する。この起電力によって発生
した電流はブリッジダイオード104を介して抵抗10
5、106の直列回路によって作られる電圧検知回路と
ダイオード107を通してフィルムコンデンサ108に
流れ、該フィルムコンデンサ108によって電荷を蓄積
する。
【0036】なお、MOS−FET101のオン時間
は、トランス103の二次巻線Sが起電力を放出する時
間に設定している。MOS−FET101のオン時間が
終了すると該MOS−FET101はオフする。それと
同時に制御手段1は、CHG2からオン信号(H)を出
力する。
【0037】制御手段1の出力端子CHG2よりオン信
号(H)が出力されるとMOS−FET102がオン
し、電流が、電源+→トランス103の一次巻線P2→
MOS−FET102→GNDと流れる。先ほどの一次
巻線P1と同様にフィルムコンデンサ108に電荷を蓄
積する。このように制御手段1の出力端子CHG1とC
HG2を交互に駆動させることによりフィルムコンデン
サ108には発光用エネルギーが蓄積される。
【0038】上記抵抗105、106からなる直列抵抗
はフィルムコンデンサ108の充電電圧を検出する電圧
検出回路である。充電回路の動作中、二つの抵抗10
5、106の中点から制御回路1の入力端子Vstに充
電電圧の[1/抵抗比]の電圧を印加し、制御回路1の
A/D回路によって現在の充電々圧値を数値に置き換え
る。図1に示す記憶手段5にはフル充電々圧におけるA
/D値が記憶されており、A/D値によって現在のコン
デンサ電圧が分かるようになっている。
【0039】上記ダイオード107はコンデンサの逆流
防止のダイオードであり、充電停止後、電圧検出回路に
流れる電流を防止している。
【0040】上記フィルムコンデンサ108によって蓄
えられたエネルギーはトリガコイル109、トリガコン
デンサ110、キセノン管111、抵抗112と発光量
制御のIGBT113による発光回路によって光に変換
され、被写体に向けて光を照射する。トリガコンデンサ
110には抵抗112を介してフィルムコンデンサ10
8と同じ電圧が印加されている。
【0041】制御回路1のSTON端子より発光信号が
出力されるとIGBT113がオンし、トリガコンデン
サ110に蓄えられた電荷はトリガコンデンサ110→
IGBT113→トリガコイル109の一次側→トリガ
コンデンサ110と流れる。
【0042】トリガコイル109の一次側に電流が流れ
ると二次側に同じエネルギーが発生する。発生したエネ
ルギーをキセノン管111のガラス部に印可させ、管内
のキセノンガスを励起(抵抗値を下げる)させる。キセ
ノンガスが励起するとフィルムコンデンサ108に蓄え
られた電荷がフィルムコンデンサ108→キセノン管1
11→IGBT113→フィルムコンデンサ108と流
れキセノン管が発光する。
【0043】制御回路1によりあらかじめ設定されたS
TON端子のオン時間を達するとSTON端子よりオフ
信号が発生させる。そしてオフ信号が出力されるとIG
BT113をオフし、電流が停止するので発光が終了す
る。
【0044】次に、図4を参照して、上記KEY入力手
段4におけるカメラのメインスイッチ(図示せず)がオ
ンされたときの動作を説明する。図4は、本実施形態の
カメラにおけるメインスイッチオン後のカメラの動作を
示したフローチャートである。
【0045】まず、メインスイッチがオンされると、制
御手段1はステップS201においてレンズを撮影位置
に移動し撮影準備を行う。次にステップS202で撮影
枚数や日付けを表示させる。そしてステップS203に
おいてストロボ充電のサブルーチンを実行し撮影準備を
完了させる。
【0046】ここで、図5を参照して上記ストロボ充電
のサブルーチンについて説明する。図5は、本実施形態
のカメラにおける上記ストロボ充電のサブルーチンを示
したフローチャートである。
【0047】制御手段1は、まずステップS301にお
いて充電を行なう時期がストロボ発光後であるか、それ
以外であるかをチェックする。ここで発光後の充電であ
るときはステップS303に進み、それ以外のときはス
テップS302に進む。
【0048】ステップS302では、制御手段1は、時
間経過フラグのチェックを行う。この時間経過フラグ
は、前回の充電より所定時間が経過しているときに
“1”になり、経過していないときは“0”となるフラ
グである。
【0049】上記ステップS302において所定時間が
経過しているときは、制御手段1はステップS303に
進み、所定時間が経過していないときはそのままリター
ンして該サブルーチンを終了する。
【0050】ステップS303において制御手段1は、
ストロボ発光手段3に対して充電開始信号を出力し、次
いでステップS304において充電電圧が発光可能電圧
に達するまで待つ。ここで充電電圧が発光可能電圧に達
したらステップS305に移行する。
【0051】次に制御手段1は、ステップS305にお
いて充電々圧がフル充電電圧に達するまで待ち、充電電
圧がフル発光電圧に達したらステップS306に移る。
すなわち制御手段1は、充電電圧がフル充電電圧に達す
るとステップS306で充電動作を終了させ、ステップ
S307において充電終了後からの時間を計測するタイ
マーをスタートさせるサブルーチンを実行する。
【0052】なお、このタイマーはストロボ発光手段3
におけるフィルムコンデンサ108(図2参照)の電圧
がフル充電電圧から発光可能な最低電圧に低下するまで
の時間を設定するものであり、以下、図6を参照して該
サブルーチン説明する。
【0053】図6は、本実施形態のカメラにおける時間
経過タイマスタートのサブルーチンを示したフローチャ
ートである。
【0054】制御手段1は時間経過設定サブルーチンに
入ると、まずステップS401で時間経過フラグをクリ
アする。次にステップS402でカメラ内部の温度を測
定する。これは上記フィルムコンデンサ108の保持電
圧がコンデンサの温度によって変わるため、温度に合わ
せた時間設定にするためである。
【0055】次に制御手段1は、上記ステップS402
で測定した温度が40℃以上の場合は(ステップS40
3)ステップS407に移行し、時間経過タイマを2時
間に設定しステップS408に移る。
【0056】また、制御手段1は、上記ステップS40
2で測定した温度が40℃以下の場合は(ステップS4
03)ステップS404に移り、設定温度の低い値の判
断を行なう。すなわち、該温度が10℃以上の場合はス
テップS406に移行して設定時間を4時間に設定し、
10℃以下の場合はステップS405に移行して6時間
に設定する。
【0057】上述した時間の設定が終了したら次に制御
手段1は、ステップS408でタイマをスタートさせて
サブルーチンを終了させる。なお、タイマは制御回路1
の内部に独立して設けられるタイマであり、当該サブル
ーチンで設定時間された時間になると時間経過フラグが
立つような仕組みとなっている。
【0058】次に、図7を参照して、上記KEY入力手
段4における撮影準備状態に移るスイッチ1Rが押され
た場合のサブルーチンについて説明する。
【0059】図7は、本実施形態のカメラにおける撮影
準備状態に移るスイッチ1Rが押された場合のサブルー
チン「1R」を示したフローチャートである。
【0060】当該サブルーチン「1R」が実行される
と、制御手段1は、まずステップS501で上記測光手
段6(図1参照)において現在の被写体の光量を測定す
る。次に制御手段1は、ステップS502において上記
測距手段7で被写体までの距離を測定し、さらにステッ
プS503において図4のステップS203と同様の充
電を行う。
【0061】当該サブルーチン「1R」が実行される場
合、パワースイッチ(メインスイッチ)が入った直後に
はパワーオンのサブルーチンでコンデンサへの充電が行
われ、時間経過フラグは立っていないが、パワーオン
後、所定の長い時間が経過し、時間経過フラグが立って
いるときは図5に示す充電サブルーチンで示すようにコ
ンデンサ電圧をフル充電まで充電を行う。
【0062】この後、制御手段1はステップS504に
おいて、上記KEY入力手段4における撮影スイッチ2
R(図示せず)の状態を調べ、オンされているならステ
ップS506に進み、オンされていないならステップS
505に移行する。
【0063】このステップS506では、制御手段1
は、サブルーチン2Rを実行して初期状態にリターンす
る。また、ステップS505では撮影準備状態に移るス
イッチ1Rがオンされているかをチェックし、オンされ
ているときはステップS504に戻り、オフされるとリ
ターンする。
【0064】ここで撮影スイッチ2Rがオンされた場合
について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形
態のカメラにおける撮影スイッチ2Rが押された場合の
サブルーチン「2R」を示したフローチャートである。
【0065】当該サブルーチン「2R」が実行される
と、制御手段1は、ステップS601において、上記サ
ブルーチン「1R」で測距したデータに基づき図示しな
い撮影レンズを動かす。続いてステップS602におい
て測光結果に基づいてストロボを発光させる判断を行
い、発光が必要無いならステップS603に移りシャッ
ターを開いてフィルムに露光を行い、次いでステップS
604で露光終了に達したらシャッターを閉じ露光を終
了させる。
【0066】一方、上記ステップS602において発光
要求がある場合はステップS605に移行してシャッタ
ーを開き、ステップS606においてシャッターが完全
に開いたところでストロボを発光させる。
【0067】ここで、図9を参照して該ストロボ発光に
ついて説明する。図9は、本実施形態のカメラにおける
発光サブルーチンを示したフローチャートである。
【0068】制御手段1は、まずステップS701にお
いて上記測光手段6で測光された被写体の輝度により、
必要なストロボの光量を発光時間としたデータを呼び出
し、ストロボ発光時間を設定する。この後、制御手段1
は、ステップS702においてSTON端子より発光信
号(H)を出力する。さらにステップS703におい
て、上記ステップS701で設定された時間になるまで
待ち、設定時間になったところでステップS704)に
移る。
【0069】上記ステップS704で発光をオフするた
め制御手段1は、STON端子よりオフ信号を出力す
る。これにより発光が終了する。この後制御手段1は、
ステップS705でストロボを発光させたことを示す発
光フラグを設定(H)して発光サブルーチンを終了す
る。
【0070】上記発光サブルーチンが終了すると図8の
サブルーチン「2R」に戻って、制御手段1は、ステッ
プS607でシャッタを閉じ、フィルムへの露光を終了
してステップS608でストロボ充電を行う。このスト
ロボ充電は図5に示すステップS301で発光後の充電
である「Y」の方に進むため、いかなる場合も充電を行
う。この後充電が終了すると、制御手段1は、フィルム
を1駒巻き上げ、サブルーチン「2R」を終了する。
【0071】以上説明したように本実施形態のカメラに
よると、ストロボ発光後の充電は無条件に行い、その他
の充電のときは時間経過フラグを見た充電の判断を行っ
ているので、撮影準備のスイッチ1Rを何度もオンオフ
を繰り返したときにもコンデンサの充電々圧がフル充電
々圧を超えて上昇することもなく、また、無駄なエネル
ギーの消費も無い。
【0072】また、カメラ自体あるいは周囲温度が高い
場合はコンデンサ電圧が低下しやすいので時間経過フラ
グの設定時間を短く、一方、低温の場合は長くする等、
コンデンサの状態に合わせた時間設定を行う。
【0073】さらに、フィルムコンデンサで発光用エネ
ルギーを蓄えることにより、効率の良い閃光発光を実現
することができる。
【0074】なお、本実施形態では、ストロボ発光は撮
影時の被写体への光照射について説明しているが、測光
や測距のための予備照射に対してもこれらの発光終了後
の充電においても発光フラグをたてても何も問題はな
い。
【0075】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1)電源電圧を昇圧して発光エネルギーをコンデンサ
に充電する充電回路と、上記コンデンサの充電電圧を測
定する電圧検出回路と、上記コンデンサのエネルギーに
より閃光発光管の発光を行なわせる発光回路と、充電終
了後から時間を計時する計時手段とを有する閃光発光装
置において、上記計時手段によって計時された時間が所
定時間以上となった場合には上記充電回路の充電動作を
許可し、上記計時手段によって計時された時間が所定時
間に達していない場合には上記充電回路の充電動作を禁
止する充電制御手段を、具備することを特徴とする閃光
発光装置。
【0076】(2)上記(1)に記載の閃光発光装置に
おいて、上記発光回路による発光動作後が行われた場合
には、上記計時時間に係わらず、上記発光動作後に再充
電動作を強制的に行なう。
【0077】(3)上記(1)または(2)に記載の閃
光発光装置において、上記コンデンサはフィルムコンデ
ンサである。
【0078】(4)電源電圧を昇圧して発光エネルギー
をコンデンサに充電する充電回路と、上記コンデンサの
エネルギーにより閃光発光管の発光を行わせる発光回路
とを有するカメラの閃光発光装置において、上記充電回
路による充電完了時点からの時間を計時する計時手段
と、上記計時手段によって計時された時間と所定時間と
を比較する計時時間判定手段と、カメラを撮影準備状態
にする操作スイッチが入力された際に、上記計時時間判
定手段の結果に基づいて、上記充電回路による次の再充
電動作開始を許可するか否かを判定制御する充電制御手
段と、を具備することを特徴とする閃光発光装置。
【0079】(5)上記(4)に記載の閃光発光装置に
おいて、上記発光回路による発光動作後が行なわれた場
合には、上記計時時間判定手段の結果に係わらず、上記
発光動作後に上記充電回路による再充電動作を許可す
る。
【0080】(6)上記(1)または(4)に記載の閃
光発光装置において、上記所定時間は、周囲温度条件に
よって変更設定される。
【0081】(7)上記(6)に記載の閃光発光装置に
おいて、上記所定時間の設定値は、温度が高い場合は温
度が低い場合に比べて時間となるように設定記憶されて
いる。
【0082】(8)上記(1)または(4)に記載の閃
光発光装置において、上記所定時間は、コンデンサの充
電電圧が、自然放電により、通常発光を行なうためのフ
ル充電電圧レベルから、発光可能な最低発光電圧レベル
に低下するまでに相当する時間を基に設定される。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
インコンデンサの充電制御を的確に行い得、無駄にエネ
ルギーを消費しない閃光発光装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるカメラの主要部構成
を示したブロック図である。
【図2】上記実施形態のカメラにおけるストロボ発光手
段の回路構成を示した電気回路図である。
【図3】上記実施形態のカメラにおける制御手段の出力
端子CHG1、CHG2の出力信号を示したタイミング
チャートである。
【図4】上記実施形態のカメラにおけるメインスイッチ
オン後のカメラの動作を示したフローチャートである。
【図5】上記実施形態のカメラにおけるストロボ充電の
サブルーチンを示したフローチャートである。
【図6】上記実施形態のカメラにおける時間経過タイマ
スタートのサブルーチンを示したフローチャートであ
る。
【図7】上記実施形態のカメラにおけるサブルーチン
「1R」を示したフローチャートである。
【図8】上記実施形態のカメラにおけるサブルーチン
「2R」を示したフローチャートである。
【図9】上記実施形態のカメラにおける発光サブルーチ
ンを示したフローチャートである。
【図10】一般的なアルミ電解コンデンサの等価回路を
示した図である。
【図11】一般的なアルミ電解コンデンサ及びフィルム
コンデンサの単位電圧を昇圧するために必要な昇圧回路
の消費電流量を示した線図である。
【図12】一般的なアルミ電解コンデンサ及びフィルム
コンデンサの保持電圧の時間経過を示した線図である。
【符号の説明】
1…制御手段 2…電源 3…ストロボ発光手段 4…KEY入力手段 5…記憶手段 6…測光手段 7…測距手段 8…巻上げ・巻戻し手段 9…露光手段 101…MOS−FET 102…MOS−FET 103…トランス 108…フィルムコンデンサ(メインコンデンサ) 111…キセノン管(閃光発光管) 113…IGBT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧を昇圧して発光エネルギーをコン
    デンサに充電する充電回路と、上記コンデンサのエネル
    ギーにより閃光発光管の発光を行わせる発光回路とを有
    する閃光発光装置において、 上記充電回路による充電完了時点からの時間を計時する
    計時手段と、 上記計時手段によって計時された時間と所定時間とを比
    較する計時時間判定手段と、 上記計時時間判定手段の結果に基づいて、上記充電回路
    による次の再充電動作開始を許可するか否かを判定制御
    する充電制御手段と、 を具備することを特徴とする閃光発光装置。
  2. 【請求項2】上記所定時間は、温度環境状態によって変
    更設定されることを特徴とする請求項1に記載の閃光発
    光装置。
  3. 【請求項3】メインコンデンサを有し、閃光発光指令に
    応じて該メインコンデンサの充電電荷により発光管を発
    光させて照明光を照射する閃光発光装置において、 上記メインコンデンサは、フィルムコンデンサであるこ
    とを特徴とする閃光発光装置。
  4. 【請求項4】電源電圧を昇圧して発光エネルギーをコン
    デンサに充電する充電回路と、上記コンデンサのエネル
    ギーにより閃光発光管の発光を行なわせる発光回路とを
    有する閃光発光装置において、 上記充電回路による充電完了時点からの経過時間を計時
    する計時手段と、 上記計時手段により充電終了後所定時間が経過するまで
    は、上記発光回路により発光動作が実行された場合を除
    き、再充電を行なわないように制御する充電制御手段
    と、 を具備することを特徴とする閃光発光装置。
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