JP2004017768A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004017768A
JP2004017768A JP2002174581A JP2002174581A JP2004017768A JP 2004017768 A JP2004017768 A JP 2004017768A JP 2002174581 A JP2002174581 A JP 2002174581A JP 2002174581 A JP2002174581 A JP 2002174581A JP 2004017768 A JP2004017768 A JP 2004017768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
transmission mechanism
actuator
differential transmission
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002174581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4055484B2 (ja
Inventor
Naotake Kanda
神田 尚武
Tomoyasu Kada
嘉田 友保
Kenji Azuma
東 賢司
Ryohei Hayama
葉山 良平
Takeo Iino
飯野 武夫
Shingo Maeda
前田 真悟
Masayuki Ueno
植野 眞之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2002174581A priority Critical patent/JP4055484B2/ja
Publication of JP2004017768A publication Critical patent/JP2004017768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4055484B2 publication Critical patent/JP4055484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】操舵部材と転舵輪との間の機械的な連結を解き、操舵伝達系の一部を電気的な経路で構成するステア・バイ・ワイヤ・システムでは、操舵用の電動モータに断線等が生じたときに対するフェールセーフ対策が重要である。
【解決手段】通常時において、反力用アクチュエータ20が遊星ギヤ機構6を介して操舵部材2に操作反力を付与する。操舵用アクチュエータ12が故障すると、反力用アクチュエータ20をオフし、プランジャ13によりリングギヤ18を押圧変形させて、該リングギヤ18と遊星ギヤ17の相対回転を拘束する。遊星ギヤ機構6全体が一体回転する状態となり、操舵部材2の回転が1:1でピニオンギヤ14に伝達されるマニュアル操舵が可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵部材の操作に基づいて転舵輪を転舵させる車両用操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ステアリングホイール等の操舵部材と転舵輪との間の機械的な連結を解き、操舵伝達系の一部を電気的な経路で構成する、いわゆるステア・バイ・ワイヤ・システムの車両用操舵装置が提供されている。
例えば特開平1−233170号公報の装置では、ステアリングシャフトに設けたエンコーダによってステアリングホイールの操舵位置を検出し、車両の進行方向をヨーレイトジャイロによって検出する。そして、検出された操舵位置に基づく進行変化指示値と、ヨーレイトジャイロの検出結果に基づく実際の進行方向変化量との偏差がゼロになるように、転舵輪を転舵制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のステア・バイ・ワイヤ・システムでは、例えば操舵用のアクチュエータとしての電動モータに断線等を生じたとき等に対するフェールセーフ対策が重要である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、いわゆるステア・バイ・ワイヤにおける故障発生時にも良好な操舵を達成することができる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、操舵部材から転舵輪への操舵伝達系に介在する差動伝達機構を備え、この差動伝達機構は、操舵部材に連なる第1要素、転舵輪に連なる第2要素、並びに、第1及び第2要素を関連付ける第3要素を含み、さらに、転舵輪を転舵させるための操舵用アクチュエータと、差動伝達機構の第3要素に駆動伝達可能に連結され、操舵部材に操舵反力を与えるための反力用アクチュエータと、上記操舵用アクチュエータの異常発生時に、差動伝達機構の2つの要素の相対回転を拘束する拘束手段とを備えることを特徴とするものである。
【0005】
本発明では、通常時は、反力用アクチュエータに適当なトルクを生じさせることで、差動伝達機構を介して操舵部材に適正な操舵反力を付与する。また、操舵用アクチュエータに異常が発生したときには、差動伝達機構の2つの要素の相対回転を拘束することで、差動伝達機構全体が一体に回転することになり、マニュアル操舵を達成することができる。又は、反力用アクチュエータを駆動することにより電動式動力舵取装置として操舵補助することができる。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1において、上記差動伝達機構は、太陽部材、遊星部材及びリング部材を含む遊星伝達機構からなり、上記拘束手段は遊星伝達機構のリング部材を変形させるための押圧手段を含むことを特徴とするものである。本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に押圧手段によってリング部材を変形させることでリング部材と遊星部材との相対回転を拘束し、遊星伝達機構を一体に回転させることが可能となる。押圧手段として、例えばソレノイドその他の電磁式のプランジャや、油圧式のプランジャを用いることができる。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1において、上記差動伝達機構は、太陽ギヤ、遊星ギヤ及びリングギヤを含む遊星ギヤ機構からなり、上記拘束手段は遊星ギヤ機構の少なくとも2つのギヤの対応する歯と歯溝の間に軸方向から挿入可能な棒状部材を含むことを特徴とするものである。本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に遊星ギヤ機構の2要素の歯の噛み合い部分に棒状部材を挿入することで、2要素の相対回転を拘束し、遊星ギヤ機構を一体に回転させることが可能となる。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1において、上記差動伝達機構の2つの要素を軸方向に相対移動可能とし、上記拘束手段は軸方向に相対移動可能な2つの要素にそれぞれ設けられる互いに結合可能な一対のセレーション部を含むことを特徴とするものである。本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に、2つの要素を軸方向に相対移動させてセレーション部を結合させることで、2つの要素の相対回転を拘束し、差動伝達機構を一体に回転させることが可能となる。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項1において、上記差動伝達機構の2つの要素を軸方向に相対移動可能とし、上記拘束手段は軸方向に相対移動可能な2つの要素の何れか一方に設けられるテーパ部を含むことを特徴とするものである。本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に、テーパ部を対応するギヤに噛み込ませ、例えばテーパ部の圧壊を伴って2つの要素を互いにロックさせ、これにより、差動伝達機構を一体に回転させることが可能となる。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つにおいて、上記拘束手段を拘束位置に駆動するための駆動手段と、操舵用アクチュエータの異常発生時に互いの相対回転を拘束される2要素の回転数差が所定値以下になることを条件として拘束手段を拘束位置に駆動するべく駆動手段を制御する制御部とをさらに備えることを特徴とするものである。仮に、相対回転を拘束される2要素の回転数差が大きい段階でいきなり相対回転を拘束しようとすると、例えば拘束手段に過大な負荷がかかり損傷等のおそれがあるが、本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に拘束手段の損傷等のおそれなくマニュアル操舵、又は反力用アクチュエータ駆動による操舵補助に移行することができる。
【0011】
請求項7記載の発明は、請求項6において、上記制御部は、操舵用アクチュエータの異常発生時に互いの相対回転を拘束される2要素の回転数差が所定値以下になるように反力用アクチュエータを駆動することを特徴とするものである。本発明では、操舵用アクチュエータの異常発生時に、拘束手段の損傷等のおそれなくしかも早期にマニュアル操舵、又は反力用アクチュエータ駆動による操舵補助に移行することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、本車両用操舵装置1は、例えばステアリングホイール等の操舵部材2に一体回転可能に連結される第1操舵軸3と、この第1操舵軸3と同軸上に設けられラックアンドピニオン機構等の舵取り機構4に連結される第2操舵軸5と、第1及び第2操舵軸3,5間の差動回転を許容するための差動伝達機構を構成する遊星伝達機構としての遊星ギヤ機構6とを備える。
【0013】
舵取り機構4は、車両の左右方向に延びて配置された転舵軸7と、この転舵軸7の両端にタイロッド8を介して結合され、転舵輪9を支持するナックルアーム10とを備える。転舵軸7はハウジング11により支承されて軸方向に摺動可能とされており、その途中部に、電動モータからなる操舵用アクチュエータ12が同軸的に組み込まれている。操舵用アクチュエータ12の駆動回転は、ボールねじ機構等の運動変換機構等によって転舵軸7の摺動に変換され、この転舵軸7の摺動により転舵輪9の転舵が達成される。
【0014】
本実施の形態の特徴とするところは、操舵装置1が、通常時は、操舵部材2から転舵輪9への操舵伝達系Aの途中部において機械的な連結が断たれたステア・バイ・ワイヤ・システムの電動パワーステアリングとして機能し、操舵用アクチュエータ12の故障発生時には、拘束手段としてのプランジャ13によって遊星ギヤ機構6の2要素の相対回転を拘束することにより、操舵部材2と転舵輪9との間を機械的に連結してマニュアルステアリングとして機能させる点にある。プランジャ13として、ソレノイドその他の電磁式のプランジャや油圧式のプランジャを用いることができるが、本実施の形態では、電磁式のプランジャ13を用いる場合に則して説明する。
【0015】
転舵軸7の一部には、ラックギヤ7aが形成されており、このラックギヤ7aには、第2操舵軸5の端部に設けられて第2操舵軸5と一体回転するピニオンギヤ14が噛み合わされている。後述するように、操舵用アクチュエータ12の故障時に、操舵部材2の操作に応じて第2操舵軸5が回転駆動されると、この第2操舵軸5の回転がピニオンギヤ14及びラックギヤ7aにより、転舵軸7の摺動に変換され、転舵輪9の転舵が達成される。
【0016】
遊星ギヤ機構6は、第1操舵軸3の端部に一体回転可能に連結された入力側となる第1要素としてのサンギヤ15と、出力側となるキャリア16により回転自在に保持されてサンギヤ15と噛み合う第2要素としての複数の遊星ギヤ17と、各遊星ギヤ17に噛み合う内歯18aを内周に持つリングギヤ18とを含む。リングギヤ18は外歯18bを形成することで例えばウォームホイールを構成している。この外歯18bは例えばウォームからなる駆動伝達ギヤ19を介して、操舵部材2に操作反力を与えるための反力用アクチュエータ20に駆動連結されている。この反力用アクチュエータ20は例えば電動モータからなり、そのケーシングは車体の適所に固定されている。
【0017】
図2A及び図2Bは相対回転拘束手段の働きを説明するための模式図である。図2Aを参照して、電磁式のプランジャ13は、リングギヤ18と一体回転する支持部材21に固定される固定部22と、固定部22から伸縮してリングギヤ18の外周面である外歯18bに押圧可能な可動部23とを備える。プランジャ13は複数設けられ、リングギヤ18と同心の円周上に等間隔に配置される。プランジャ13の可動部23は通常時は縮小され、リングギヤ18から離反している。
【0018】
操舵用アクチュエータ12に異常が発生したときに、プランジャ13は、例えば内蔵するソレノイドが励磁されることにより、可動部23を図2Bのように、伸長させ、リングギヤ18の外歯18bの一部を径方向内方へ押し込んで変形させる。これにより、リングギヤ18と遊星ギヤ17の相対回転が拘束され、遊星ギヤ機構6全体が一体に回転する。その結果、操舵部材2の回転がピニオンギヤ13に1:1で伝達され、本車両用操舵装置1をマニュアルステアリング状態にすることができる。
【0019】
再び図1を参照して、操舵用アクチュエータ12、反力用アクチュエータ20及びプランジャ13はマイクロプロセッサ等を含む制御部Cにより制御されるようになっている。
第1操舵軸3には操舵部材2による操舵角(操舵位置)を検出するための操舵位置センサとしての操舵角センサ24、及び操舵部材2から入力される操舵トルクを検出するためのトルクセンサ25が設けられている。これら操舵角センサ24及びトルクセンサ25からの検出信号が制御部Cに入力される。
【0020】
また、転舵軸8には転舵軸7の軸方向位置に関連して転舵位置を検出するための転舵位置センサ26が設けられており、この転舵位置センサ26による検出信号も制御部Cに入力される。また、制御部Cには、車速を検出するための車速センサ27からの検出信号が入力されるようになっている。
制御部Cは、上記各センサ類からの入力信号に基づいて、操舵用アクチュエータ12、反力用アクチュエータ20及びプランジャ13をそれぞれ駆動するための駆動回路28,29,30に制御信号を出力する。
【0021】
図3は制御部Cにより実行される舵取り制御の処理について説明するためのフローチャートである。図3を参照して、制御部Cは操舵用アクチュエータ12が正常に動作しているか否かを監視している(ステップS1)。
操舵用アクチュエータ12に異常が発生していない場合には、制御部Cが、電磁式のプランジャ13の励磁を解除しておき(ステップS2)、反力用アクチュエータ20によって例えば路面反力に応じた操作反力を操舵部材2に与えるためのトルクを発生させる(ステップS3)。
【0022】
また、例えば車両の走行状況等に応じて操舵部材2の回転量と転舵輪9の転舵量との比(伝達比、ギヤ比)を設定し〔VGR(Variable Gear Ratio)機能〕、この設定した伝達比及び操舵部材2の操作量などに基づいて、操舵用アクチュエータ12の電圧指令値を設定し、その電圧指令値に応じた制御信号を駆動回路28に与えて、操舵用アクチュエータ12を駆動制御する(ステップS4)。
これにより、操舵用アクチュエータ12から、操舵部材2の操作方向に応じた方向に転舵軸7を摺動させるためのトルクが出力され、車両の走行状況や操舵部材2の操作態様に応じた良好な操舵が達成される。なお、必ずしも、VGR機能を設定する必要はない。
【0023】
こうして、操舵アクチュエータ12を駆動制御している間に、操舵アクチュエータ12に異常が発生すると(ステップS1でYES)、制御部Cは、駆動回路29に制御信号を出力し反力用アクチュエータ20をオフする(空回り可能な状態とする)と共に、駆動回路30に制御信号を出力し、それまで図2Aに示すように励磁を解除させていたプランジャ13を図2Bに示すように励磁する(ステップS5,S6)。これにより、操舵部材2と舵取り機構4との間で、遊星ギヤ機構6を介する機械的な結合が達成され、マニュアルステアリングとして機能させることができる。
【0024】
以上のように、本実施の形態では、通常時はステア・バイ・ワイヤ・システムとして機能させ、反力用アクチュエータ20により適当な操舵反力を操舵部材2に与え、必要であればVGR機能を発揮させる。そして、操舵用アクチュエータ12の故障発生時には、遊星ギヤ機構6の2要素をロックする簡便な構造にて、操舵部材2と舵取り機構4とを遊星ギヤ機構6を介して機械的に結合させ、マニュアル操舵による良好な操舵を達成できる。
【0025】
次いで、図4乃至図7は本発明の別の実施の形態を示している。本実施の形態が図1の実施の形態と異なるのは下記である。すなわち、図4を参照して、第1の操舵軸3がアッパ軸3aとロワ軸3bに分割され、これらのアッパ軸3aとロワ軸3bが、例えばスプライン等を有する継手31を介して一体回転可能で且つ軸方向に相対移動可能に連結される。
図4及び図5を参照して、ロワ軸3bに固定されたフランジ32からロワ軸3bの軸方向と平行に延びる拘束手段を提供する棒状部材としての多数のニードル33が円周等配に設けられる。これら拘束手段としてのニードル33を、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に、図6に示すように、例えばサンギヤ15及び遊星ギヤ17の何れか一方の歯15a(又は17a)と他方の歯溝17b(又は15b)の間に、軸方向から入り込ませて、両ギヤ15,17の相対回転を拘束するようにしている。ニードル33はロワ軸3bと一体回転し且つ軸方向に一体移動する。
【0026】
また、ロワ軸3bにラックギヤ34を設け、これにピニオンギヤ35を噛み合わせている。ピニオンギヤ35は駆動用のモータ36により回転駆動され、このピニオンギヤ35の回転がラックギヤ34の軸方向移動に変換される。
制御部Cは駆動回路37を介してモータ36を制御し、通常時はロワ軸3bを昇降させ、これにより、ニードル33をサンギヤ15及び遊星ギヤ17から離間する拘束解除位置と、サンギヤ15と遊星ギヤ17の噛み合い部分に挿入させる拘束位置とに変位させる。
【0027】
なお、図示していないが、ピニオンギヤ35及びモータ36は、第1の操舵軸3と一体回転し且つアッパ軸3aに対する軸方向移動を止められる、すわなち、ロワ軸3bに対して軸方向移動可能な部材に支持される。
次いで、図7は制御部Cにより実行される舵取り制御の処理について説明するためのフローチャートである。図7を参照して、制御部Cは操舵用アクチュエータ12が正常に動作しているか否かを監視している(ステップT1)。
【0028】
操舵用アクチュエータ12に異常が発生していない場合には(ステップT1でNO)、制御部Cが、モータ36によりニードル33を拘束解除位置に保持しておき(ステップT2)、反力用アクチュエータ20によって例えば路面反力に応じた操作反力を操舵部材2に与えるためのトルクを発生させる(ステップT3)。
また、例えば車両の走行状況等に応じて操舵部材2の回転量と転舵輪9の転舵量との比(伝達比、ギヤ比)を設定し(VGR機能)、この設定した伝達比及び操舵部材2の操作量などに基づいて、操舵用アクチュエータ12の電圧指令値を設定し、その電圧指令値に応じた制御信号を駆動回路28に与えて、操舵用アクチュエータ12を駆動制御する(ステップT4)。
【0029】
これにより、操舵用アクチュエータ12から、操舵部材2の操作方向に応じた方向に転舵軸7を摺動させるためのトルクが出力され、車両の走行状況や操舵部材2の操作態様に応じた良好な操舵が達成される。なお、必ずしも、VGR機能を設定する必要はない。
こうして、操舵アクチュエータ12を駆動制御している間に、操舵アクチュエータ12に異常が発生すると(ステップT1でYES)、制御部Cは、駆動回路29に制御信号を出力し反力用アクチュエータ20をオフする(空回り可能な状態とする)と共に、駆動回路37に制御信号を出力し、モータ36によりロワ軸3bを下降させて、ニードル33をサンギヤ15と遊星ギヤ17の噛み合い部分に挿入させる拘束位置に移動させる(ステップT5,T6)。これにより、操舵部材2と舵取り機構4との間で、遊星ギヤ機構6を介する機械的な結合が達成され、マニュアルステアリングとして機能させることができる。なお、この実施の形態では、リングギヤ18を変形させていないので、反力用アクチュエータ20を駆動することにより、操舵補助し、電動式動力舵取装置(EPS)としても機能させることができる。
【0030】
本実施の形態では、多数のニードル33を多数設けることで、ニードル33単体に負荷されるトルクを非常に小さくすることができるので、拘束時のニードル33の破損を防止することができる。また、ニードル33の先端部を尖らせておくことにより、回転中にギヤ15,17間の歯の隙間に、よりスムーズに挿入することができる。
なお、本実施の形態では、サンギヤ15と遊星ギヤ17との間にニードル33を挿入したが、これに限らず遊星ギヤ17とリングギヤ18との間にニードルを挿入するようにしても良い。
【0031】
図8は本発明の別の実施の形態を示している。図8を参照して、本実施の形態が図5の実施の形態と異なるのは、図5の実施の形態では、拘束手段としてニードル33を用いたが、本実施の形態では、拘束手段として一対のセレーション部38,39を用いる。一方のセレーション部38はサンギヤ15の下部に一体に設けられる突軸40に形成される。他方のセレーション部39はキャリア16に設けられる突軸40用の嵌合孔41の内周に形成される。他の構成については、図5の実施の形態と同様であるので、図に同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】
本実施の形態においても、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に、突軸40を嵌合孔41に嵌合させてセレーション結合を達成し、図5の実施の形態と同様にマニュアルステアリングを実現することができる。また、遊星ギヤ機構6の2要素の拘束時にセレーション部38,39の各セレーション歯に負荷されるトルクを小さくできるので、セレーション歯の損傷を防止することができる。
図9は本発明のさらに別の実施の形態を示している。図9を参照して、本実施の形態では、例えば第1の操舵軸3のロワ軸3bに、サンギヤ15に隣接するテーパ部42を設けて、これを拘束手段とする。テーパ部42は操舵部材2側にいくにしたがってその径が次第に大きくなっている。
【0033】
本実施の形態においても、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に、テーパ部42を遊星ギヤ17に噛み込ませ、例えばテーパ部42の圧壊を伴って遊星ギヤ17とサンギヤ15(すなわち第1操舵軸3のロワ軸3b)を互いに拘束させ、これにより、図5の実施の形態と同様にマニュアルステアリング又はEPSを実現することができる。
特に、テーパ部42を破壊しながら対応するギヤ15,17を互いに拘束するので、相対回転量が大きい場合でも容易に両ギヤ15,17を相拘束することができる。
【0034】
図10は本発明の別の実施の形態の車両用操舵装置の電気的構成の要部を示すブロック図である。図10を参照し、本実施の形態が図4の実施の形態と主に異なるのは下記である。すなわち、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に相対回転を拘束される2要素としてのサンギヤ15と遊星ギヤ17(又はサンギヤ15とキャリア16)との回転数差を検出するための回転数差検出センサ43を設けており、この回転数差検出センサ43からの信号を制御部Cに与えるようにしている。また、制御部Cでは回転数差検出センサ43により検出される回転数差が所定値以下になってからニードル33をサンギヤ15と遊星ギヤ17の歯15a,17aと歯溝15b,17bの間に挿入して両ギヤ15,17を互いに拘束する。
【0035】
図11のフローチャートに基づいて、制御部Cにより実行される舵取り制御の処理について説明する。制御部Cは操舵用アクチュエータ12が正常に動作しているか否かを監視している(ステップR1)。
操舵用アクチュエータ12に異常が発生していない場合には(ステップR1でNO)、制御部Cが、モータ36によりニードル33を拘束解除位置に保持しておき(ステップR2)、反力用アクチュエータ20によって例えば路面反力に応じた操作反力を操舵部材2に与えるためのトルクを発生させる(ステップR3)。
【0036】
また、例えば車両の走行状況等に応じて操舵部材2の回転量と転舵輪9の転舵量との比(伝達比、ギヤ比)を設定し(VGR機能)、この設定した伝達比及び操舵部材2の操作量などに基づいて、操舵用アクチュエータ12の電圧指令値を設定し、その電圧指令値に応じた制御信号を駆動回路28に与えて、操舵用アクチュエータ12を駆動制御する(ステップR4)。
これにより、操舵用アクチュエータ12から、操舵部材2の操作方向に応じた方向に転舵軸7を摺動させるためのトルクが出力され、車両の走行状況や操舵部材2の操作態様に応じた良好な操舵が達成される。なお、必ずしも、VGR機能を設定する必要はない。
【0037】
こうして、操舵アクチュエータ12を駆動制御している間に、操舵アクチュエータ12に異常が発生すると(ステップR1でYES)、制御部Cは、駆動回路29に制御信号を出力し反力用アクチュエータ20をオフする(ステップR5)。
次いで、回転数差検出センサ43からの信号に基づいて、相対回転を拘束される2要素の回転数差を演算し(ステップR6)、演算された回転数差が所定値以下になることを条件として(ステップR7でYES)、駆動回路37に制御信号を出力し、モータ36によりロワ軸3bを下降させて、拘束手段としてのニードル33をサンギヤ15と遊星ギヤ17の噛み合い部分に挿入させる拘束位置に移動させる(ステップR8)。これにより、操舵部材2と舵取り機構4との間で、遊星ギヤ機構6を介する機械的な結合が達成され、マニュアルステアリング又はEPSとして機能させることができる。
【0038】
仮に、相対回転を拘束される2要素の回転数差が大きい段階でいきなり相対回転を拘束しようとすると、拘束手段としての例えばニードル33に過大な負荷がかかり損傷等のおそれがあるが、本実施の形態では、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に拘束部材としてのニードル33の損傷等のおそれなくマニュアル操舵に移行することができる。                      次いで、図12は図11の実施の形態の制御の変更形態を示すフローチャートである。図12を参照して、制御部Cは操舵用アクチュエータ12が正常に動作しているか否かを監視している(ステップP1)。
【0039】
操舵用アクチュエータ12に異常が発生していない場合には(ステップP1でNO)、制御部Cが、モータ36によりニードル33を拘束解除位置に保持しておき(ステップP2)、反力用アクチュエータ20によって例えば路面反力に応じた操作反力を操舵部材2に与えるためのトルクを発生させる(ステップP3)。
また、例えば車両の走行状況等に応じて操舵部材2の回転量と転舵輪9の転舵量との比(伝達比、ギヤ比)を設定し(VGR機能)、この設定した伝達比及び操舵部材2の操作量などに基づいて、操舵用アクチュエータ12の電圧指令値を設定し、その電圧指令値に応じた制御信号を駆動回路28に与えて、操舵用アクチュエータ12を駆動制御する(ステップP4)。
【0040】
これにより、操舵用アクチュエータ12から、操舵部材2の操作方向に応じた方向に転舵軸7を摺動させるためのトルクが出力され、車両の走行状況や操舵部材2の操作態様に応じた良好な操舵が達成される。なお、必ずしも、VGR機能を設定する必要はない。
こうして、操舵アクチュエータ12を駆動制御している間に、操舵アクチュエータ12に異常が発生すると(ステップP1でYES)、回転数差検出センサ43からの信号に基づいて、相対回転を拘束される2要素の回転数差を演算し(ステップP5)、演算された回転数差が所定値を超える場合には(ステップP6でNO)、反力アクチュエータ12を上記の回転数差を縮小させる方向に駆動し(ステップP7)、回転数差が所定値以下になることを条件として(ステップP6でYES)、制御部Cが駆動回路29に制御信号を出力し反力用アクチュエータ20をオフする(ステップP8)。
【0041】
次いで、駆動回路37に制御信号を出力し、モータ36によりロワ軸3bを下降させて、拘束手段としてのニードル33をサンギヤ15と遊星ギヤ17の噛み合い部分に挿入させる拘束位置に移動させる(ステップP9)。これにより、操舵部材2と舵取り機構4との間で、遊星ギヤ機構6を介する機械的な結合が達成され、マニュアルステアリング又はEPSとして機能させることができる。
本実施の形態によれば、操舵用アクチュエータ12の異常発生時に、拘束手段としてのニードル33の損傷等のおそれなく、しかも早期にマニュアル操舵に移行することができる。
【0042】
なお、図11及び図12の各実施の形態において、拘束手段として、ニードル33に代えて、図1のプランジャ13や、図8のセレーション部38,39や、図9のテーパ部42を用いることもできる。
また、上記各実施の形態において、操舵部材2にサンギヤ15が連なり、転舵輪9に遊星ギヤ17を支持するキャリア16が連なるようにしたが、これに限らず、操舵部材2に連なる第1要素、及び転舵輪9に連なる第2要素を、サンギヤ15、キャリア16及びリングギヤ18の中から何れか2つを選び、残りのギヤを第3要素として、該第3要素に反力用アクチュエータ20を駆動伝達可能に連結するようにすれば良い。尚、上記実施の形態において、操舵用アクチュエータの異常発生時に拘束手段を作用させ、マニュアルステアリング又はEPSとして機能させる旨、記載したが、その際、反力用アクチュエータにも異常が発生していると、マニュアルステアリングとして機能する。
【0043】
その他、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図5を除く各実施の形態において、遊星ギヤ機構6に代えて、遊星ローラ機構を用いることが可能である。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】図2A及び図2Bは拘束部材としてのプランジャの動作を説明するための概略図である。
【図3】図1の車両用操舵装置の舵取り制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施の形態の車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
【図5】図4の実施の形態の遊星ギヤ機構の模式的斜視図である。
【図6】図4の実施の形態の拘束部材としてのニードルによる拘束状態を示すギヤの噛み合い部分の概略図である。
【図7】図4の車両用操舵装置の舵取り制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明のさらに別の実施の形態の車両用操舵装置の遊星ギヤ機構の模式的斜視図である。
【図9】本発明のさらに別の実施の形態の車両用操舵装置の遊星ギヤ機構の模式的斜視図である。
【図10】本発明のさらに別の実施の形態の車両用操舵装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
【図11】図10の車両用操舵装置の舵取り制御の流れを示すフローチャートである。
【図12】本発明のさらに別の実施の形態の車両用操舵装置の舵取り制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  車両用操舵装置
2  操舵部材
3  第1操舵軸
3a アッパ軸
3b ロワ軸
4  舵取り機構
5  第2操舵軸
6  遊星ギヤ機構(差動伝達機構)
7  転舵軸
7a ラックギヤ
9  転舵輪
A  操舵伝達系
12 操舵用アクチュエータ
13 プランジャ(拘束手段)
14 ピニオンギヤ
15 サンギヤ(第1要素)
16 キャリア(第2要素)
17 遊星ギヤ(第2要素)
18 リングギヤ(第3要素)
18a 内歯
18b 外歯
19 駆動伝達ギヤ
20 反力用アクチュエータ
C  制御部
24 操舵角センサ
25 トルクセンサ
26 転舵位置センサ
27 車速センサ
28,29,30 駆動回路
31 継手
34 ラックギヤ
35 ピニオンギヤ
33 ニードル(棒状部材。拘束部材)
36 モータ
37 駆動回路
38,39 セレーション部(拘束部材)
40 突軸
42 嵌合孔
42 テーパ部(拘束部材)
43 回転数差検出センサ

Claims (7)

  1. 操舵部材から転舵輪への操舵伝達系に介在する差動伝達機構を備え、この差動伝達機構は、操舵部材に連なる第1要素、転舵輪に連なる第2要素、並びに、第1及び第2要素を関連付ける第3要素を含み、
    さらに、転舵輪を転舵させるための操舵用アクチュエータと、
    差動伝達機構の第3要素に駆動伝達可能に連結され、操舵部材に操舵反力を与えるための反力用アクチュエータと、
    上記操舵用アクチュエータの異常発生時に、差動伝達機構の2つの要素の相対回転を拘束する拘束手段とを備えることを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記差動伝達機構は、太陽部材、遊星部材及びリング部材を含む遊星伝達機構からなり、上記拘束手段は遊星伝達機構のリング部材を変形させるための押圧手段を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1において、上記差動伝達機構は、太陽ギヤ、遊星ギヤ及びリングギヤを含む遊星ギヤ機構からなり、上記拘束手段は遊星ギヤ機構の少なくとも2つのギヤの対応する歯と歯溝の間に軸方向から挿入可能な棒状部材を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1において、上記差動伝達機構の2つの要素を軸方向に相対移動可能とし、上記拘束手段は軸方向に相対移動可能な2つの要素にそれぞれ設けられる互いに結合可能な一対のセレーション部を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項1において、上記差動伝達機構の2つの要素を軸方向に相対移動可能とし、上記拘束手段は軸方向に相対移動可能な2つの要素の何れか一方に設けられるテーパ部を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一つにおいて、上記拘束手段を拘束位置に駆動するための駆動手段と、操舵用アクチュエータの異常発生時に互いの相対回転を拘束される2要素の回転数差が所定値以下になることを条件として拘束手段を拘束位置に駆動するべく駆動手段を制御する制御部とをさらに備えることを特徴とする車両用操舵装置。
  7. 請求項6において、上記制御部は、操舵用アクチュエータの異常発生時に互いの相対回転を拘束される2要素の回転数差が所定値以下になるように反力用アクチュエータを駆動することを特徴とする車両用操舵装置。
JP2002174581A 2002-06-14 2002-06-14 車両用操舵装置 Expired - Fee Related JP4055484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002174581A JP4055484B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 車両用操舵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002174581A JP4055484B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 車両用操舵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004017768A true JP2004017768A (ja) 2004-01-22
JP4055484B2 JP4055484B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=31173512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002174581A Expired - Fee Related JP4055484B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 車両用操舵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4055484B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062655A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Jtekt Corp 車両用操舵装置
JP2009035154A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp 操舵補助装置
JP2010221757A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置のクラッチ
JP2010221918A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
CN103171613A (zh) * 2013-03-07 2013-06-26 青岛科技大学 车辆线控转向模式切换限位装置
CN112896286A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 现代自动车株式会社 用于使方向盘收入的装置及其控制方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062655A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Jtekt Corp 車両用操舵装置
JP2009035154A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp 操舵補助装置
JP4623063B2 (ja) * 2007-08-02 2011-02-02 株式会社デンソー 操舵補助装置
JP2010221757A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置のクラッチ
JP2010221918A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
CN103171613A (zh) * 2013-03-07 2013-06-26 青岛科技大学 车辆线控转向模式切换限位装置
CN112896286A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 现代自动车株式会社 用于使方向盘收入的装置及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4055484B2 (ja) 2008-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4147836B2 (ja) 車両用操舵装置
US6442462B1 (en) Motor vehicle steering system
JP4930751B2 (ja) ステアリング装置
JP2008260372A (ja) 車両の操舵制御装置
JP4720362B2 (ja) 操舵装置
JP2008184004A (ja) 車両用操舵装置
JP3539468B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2010163016A (ja) ステアバイワイヤ式操舵装置
JP4055519B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4055484B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4055520B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2005112025A (ja) 操舵制御装置
JP4106990B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2008273419A (ja) 車両の操舵制御装置
JP5408472B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4062038B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4189727B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4062020B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2005035360A (ja) 車両の操舵制御装置
JP2007190938A (ja) 車両用ステアリングシステム
JP2005098377A (ja) 可変ギヤ機構及びこの機構を備えた操舵制御装置
JP2004058896A (ja) 車両用操舵装置
JP2005082098A (ja) 車両用操舵装置
JP2017001562A (ja) ステアリング制御装置
JP2016094066A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070628

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Effective date: 20070814

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071203

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees