JP2004009966A - 車両のウインドシールド取付構造 - Google Patents

車両のウインドシールド取付構造 Download PDF

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岡本 豊
Yuji Kikuchi
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Abstract

【解決手段】フロントウインドシールド12の取付部としてのフロントピラー23,24に、車室36の外方からフロントウインドシールド12に所定の力よりも大きな外力が作用したときにフロントウインドシールド12に応力集中により割れを発生させる割れ誘発部(例えば、突起46)を設けることによりフロントウインドシールド12の全体又は一部を車室36内方へ移動させる構造とした。
【効果】車室外方からフロントウインドシールドに衝突物があったときに、従来のフロントウインドシールドに比べて衝突時の衝撃をより一層吸収することができ、衝突物が受ける衝撃を緩和することができる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウインドシールドへの車室外方からの衝突に対して効果的に衝撃を緩和する車両のウインドシールド取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車室の前部に設ける車両のウインドシールドとしては、例えば、特開平4−19136号公報「積層安全ガラス」に記載されたものが知られている。
同公報の第1図を以下の図9で説明する。なお、符号は振り直した。
【0003】
図9は従来のウインドシールドの断面図であり、積層安全ガラスは、除冷ガラス101の室内側の面に樹脂中間膜102を接合し、この樹脂中間膜102の室内側の面に不透水フィルム103を接合したものである。
【0004】
また、図10(a),(b)は従来の別のウインドシールドの断面図であり、ウインドシールドに車室側からの衝突物がある場合の作用を示す。(図中の白抜き矢印OUTは車室外側、白抜き矢印INは車室内側を示す。以下同じ。)
【0005】
(a)は、衝突物111がウインドシールド112に向かう状態を示す。ウインドシールド112は、それぞれ車外側に凸状に湾曲した2枚のガラス113,114の間に中間膜115を挟んだ合わせガラスで構成したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の積層安全ガラス及び図10に示したウインドシールド112は、車両の乗員の安全性を考慮したものであり、車両衝突時に乗員の頭部が積層安全ガラス又はウインドシールド112に当たった際の衝撃は緩和するが、例えば、歩行者に対する安全性、即ち、積層安全ガラス又はウインドシールド112の車室外側からの衝突物に対しては、何ら考慮されていない。
【0007】
図10(b)において、衝突物111がウインドシールド112に当たると、ウインドシールド112は局部的に破損して衝突の衝撃を緩和する。しかし、上記したように、ウインドシールド112は、車室外からの衝撃に対しては考慮されておらず、しかも、ウインドシールド112は車室外方へ凸状に湾曲した形状、即ち、断面がいわゆる「アーチ」状であるために車室内方からよりも車室外方からの荷重に対して破損しにくい。
【0008】
また、近年では、車室空間の拡大による車両のショートノーズ化、高速走行での燃費向上を目的とする空力特性向上のためのスラントノーズ化によって、車両前方からウインドシールドへの衝突が増加する傾向にあり、一方、シートベルトの装着率の向上、エアバッグの普及もあって、車両の乗員の安全性に加え、歩行者の安全性への配慮に重点が置かれるようになりつつある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、車両のウインドシールド取付構造を改良することで、ウインドシールドへの車室外方からの衝突に対して効果的に衝撃を緩和することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車室の前部にウインドシールドを取付ける車両のウインドシールド取付構造において、ウインドシールドの取付部に、車室外方からウインドシールドに所定の力よりも大きな外力が作用したときにウインドシールドに応力集中により割れを発生させる割れ誘発部を設けることによりウインドシールドの全体又は一部を車室内方へ移動させる構造としたことを特徴とする。
【0011】
車室外方からウインドシールドに衝突物があったときに、割れ誘発部によりウインドシールド取付部の近傍のウインドシールドに割れを発生させてウインドシールドの全体又は一部を移動させることで、従来のウインドシールドよりも衝突時の衝撃をより一層吸収することができ、衝突物が受ける衝撃を緩和することができる。
【0012】
請求項2は、割れ誘発部を、ウインドシールドに向けた突起で構成したことを特徴とする。
例えば、ウインドシールドの取付部の近傍の部品を延長して突起とすれば、突起を容易に形成することができるとともに部品数の増加を抑えることができる。
【0013】
請求項3は、割れ誘発部を、ウインドシールドの周縁部を保持するホルダで構成したことを特徴とする。
ホルダによって、ウインドシールドの周縁部の拘束力を高めて応力集中しやすくすることができ、ウインドシールドの周縁部に割れを発生しやすくすることができる。
【0014】
請求項4は、割れ誘発部を、取付部にウインドシールドを支持する支持部を不連続に配置した構造としたことを特徴とする。
不連続に配置した支持部でウインドシールドを支持することで、ウインドシールドを支持する部分と支持しない部分との歪み量の差によってウインドシールドの支持部近傍に割れを発生しやすくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るウインドシールド取付構造を採用した車両の前部斜視図であり、車両10は、車室の前部にフロントウインドシールド12を備える。なお、15はエンジンルームの上方を覆うフード、16,17は左右のフロントフェンダ、18はフロントバンパ、21は前輪(他方の前輪は不図示)、23,24は左右のフロントピラー、25はフロントドア、26はドアミラーである。
【0016】
図2は図1の2−2線断面図(第1の実施の形態)であり、左右のフロントピラー23,24の間にフロントウインドシールド12を取付けた状態を示す。
フロントウインドシールド12は、車室36外側に配置する外ガラス32と、車室36内側に配置する内ガラス33と、これらの外ガラス32及び内ガラス33のそれぞれの間に介在させて外ガラス32と内ガラス33とを接着させる中間膜34とから構成する合わせガラスであり、後述するように、車室36の外側からフロントウインドシールド12に対して所定の大きさの外力よりも大きな外力が作用したときに、フロントウインドシールド12の取付部、即ちフロントピラー23,24の近傍に応力集中させて割れを発生させ、フロントウインドシールド12の全体又は一部を車室36の内方へ移動させることで、車室36の外側からの衝突物があったときに、衝突時の衝撃を効果的に緩和する。
【0017】
図3は本発明に係るウインドシールド取付構造(第1の実施の形態)を示す断面図であり、フロントピラー23を、アウタパネル41と、このアウタパネル41の車室36内側に配置したインナパネル42と、これらのアウタパネル41及びインナパネル42のそれぞれの間に取付けた補強パネル43とから構成し、アウタパネル41の端部に接着剤44にてフロントウインドシールド12を取付け、アウタパネル41の縁にフロントウインドシールド12の内面に向けて割れ誘発部としての突起46を設けたことを示す。なお、47はフロントウインドシールド12の端部を覆うウインドモールである。
【0018】
突起46は、アウタパネル41に一体成形してフロントウインドシールド12側に折り曲げた部分であり、アウタパネル41の縁に連続的に、又は不連続に形成したものである。
Cは突起46の先端とフロントウインドシールド12の内面とのクリアランスである。
図2に示したフロントピラー24についても、上記の突起46を設ける。
【0019】
以上に述べた突起46の作用を次に説明する。
図4は本発明に係るウインドシールドに対する突起の作用を説明する第1作用図(第1の実施の形態)、図5(a),(b)は本発明に係るウインドシールドに対する突起の作用を説明する第2作用図(第1の実施の形態)であり、図4及び図5を続けて説明する。
図4において、例えば、車両10の前方からフロントウインドシールド12へ矢印のように衝突物38が向かい、図5(a)のように、フロントウインドシールド12に衝突して、フロントウインドシールド12が車室36内側へ撓み、フロントウインドシールド12が突起46に当たると、その当たった部分のフロントウインドシールド12に応力が集中する。
【0020】
その結果、図5(b)に示すように、フロントウインドシールド12の応力集中部分に割れが発生し、フロントウインドシールド12の衝突物38があった部分は車室36内側へ大きく移動する。
これにより、衝突物38に対する衝突時の衝撃をより効果的に緩和することができる。
【0021】
以上の図3及び図4で説明したように、本発明は第1に、車室36の前部にフロントウインドシールド12を取付ける車両10のウインドシールド取付構造において、フロントウインドシールド12の取付部に、車室36の外方からフロントウインドシールド12に所定の力よりも大きな外力が作用したときにフロントウインドシールド12に応力集中により割れを発生させる割れ誘発部(例えば、突起46)を設けることによりフロントウインドシールド12の全体又は一部を車室36の内方へ移動させる構造としたことを特徴とする。
【0022】
車室36の外方からフロントウインドシールド12に衝突物38があったときに、割れ誘発部によりフロントウインドシールド12の取付部の近傍のフロントウインドシールド12に割れを発生させてフロントウインドシールド12の全体又は一部を移動させることで、従来のフロントウインドシールドよりも衝突時の衝撃をより一層吸収することができ、衝突物38が受ける衝撃を緩和することができる。
【0023】
本発明は第2に、割れ誘発部を、フロントウインドシールド12に向けた突起46で構成したことを特徴とする。
例えば、フロントウインドシールド12の取付部の近傍の部品、例えば、フロントピラー23のアウタパネル41を延長して突起46とすれば、突起46を容易に形成することができるとともに部品数の増加を抑えることができる。
【0024】
図6(a),(b)は本発明に係るウインドシールド取付構造(第2の実施の形態)を示す断面図である。
(a)において、フロントウインドシールド12の縁部に鋼材製又は樹脂製で断面コ字状の割れ誘発部としてのホルダ51に設けた溝部52を嵌め、ホルダ51を接着剤53にてフロントピラー23に取付けたことを示す。
【0025】
フロントウインドシールド12を単に接着材にてフロントピラー23に取り付けるのに比べて、本発明では、フロントピラー23にホルダ51を介してフロントウインドシールド12を取付けることで、ホルダ51によるフロントウインドシールド12の拘束力を高めることができる。
【0026】
(b)において、車室36の外方からフロントウインドシールド12に衝突物があった場合に、フロントウインドシールド12には、ホルダ51の端部に対応する位置に応力集中が起こり、この位置で割れが発生する。
【0027】
図7は本発明に係るウインドシールド取付構造(第3の実施の形態)を示す断面図であり、フロントウインドシールド12の縁部に鋼材製又は樹脂製の割れ誘発部としてのホルダ55を嵌め、このホルダ55を接着剤53にてフロントピラー23に取付けたことを示す。
【0028】
ホルダ55は、フロントウインドシールド12の縁を挿入する溝部56と、この溝部56の開口部側からフロントウインドシールド12の内面57及び外面58に沿って延ばすとともに内面57及び外面58から離して配置した延出部61,61と、これらの延出部61,61の各端部から内面57及び外面58に当てるように形成した突出部62,62とからなる。
【0029】
フロントウインドシールド12に車室36の外方から衝突物があった場合には、フロントウインドシールド12の突出部62,62の先端で押さえた箇所に応力が集中し、割れが発生しやすくなる。
【0030】
以上に説明したように、本発明は第3に、割れ誘発部を、フロントウインドシールド12の周縁部を保持するホルダ51(図6(a)参照)又はホルダ55で構成したことを特徴とする。
ホルダ51又はホルダ55によって、フロントウインドシールド12の周縁部の拘束力を高めて応力集中しやすくし、フロントウインドシールド12の周縁部に割れを発生しやすくすることができる。
【0031】
図8(a)〜(c)は本発明に係るウインドシールド取付構造(第4の実施の形態)を示す断面図であり、(a)において、フロントピラー23,24(フロントピラー23は不図示)に割れ誘発部としてのガラス支持部65…(…は複数個を示す。以下同じ。)を取付け、これらのガラス支持部65…にフロントウインドシールド12を接着剤で取付けたことを示す。
【0032】
(b)は(a)のb−b線断面図であり、フロントピラー24に設けたガラス支持部65…に接着剤66…にてフロントウインドシールド12を取付けたことを示す。
ガラス支持部65は、フロントピラー24、詳しくはアウタパネル41に溶接にて固定したベース部71,71と、これらのベース部71,71からぞれぞれ斜めに延ばした脚部72,72と、これらの脚部72,72の各先端を結ぶ平坦部73とからなり、平坦部73に接着材66を塗布してフロントウインドシールド12を接着する。
【0033】
(c)において、フロントウインドシールド12に車室外方から衝突物があった場合には、フロントウインドシールド12のガラス支持部65で支持する部分75…と支持しない部分76…とでひずみ量に差が生じる。
この結果、支持する部分75…と支持しない部分76…との境で上記の歪み量の差による割れが発生する。これにより、フロントウインドシールド12は大きく撓んで、衝突時の衝撃を緩和することができる。
【0034】
以上に説明したように、本発明は第4に、割れ誘発部を、取付部にフロントウインドシールド12を支持する支持部としてのガラス支持部65を不連続に配置した構造としたことを特徴とする。
【0035】
不連続に配置したガラス支持部65でフロントウインドシールド12を支持することで、フロントウインドシールド12におけるガラス支持部65で支持した部分75と支持しない部分76との歪み量の差によってフロントウインドシールド12のガラス支持部65の近傍に割れを発生しやすくすることができる。
【0036】
尚、本発明の実施の形態では、突起46をフロントピラー23,24に一体に形成したが、これに限らず、フロントピラー23,24に別体のものを取付けてもよい。また、ガラス支持部65は、フロントピラー23,24に別体のものを取付けたが、これに限らず、フロントピラー23,24にガラス支持部を一体に且つ不連続に形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の車両のウインドシールド取付構造は、ウインドシールドの取付部に、車室外方からウインドシールドに所定の力よりも大きな外力が作用したときにウインドシールドに応力集中により割れを発生させる割れ誘発部を設けることによりウインドシールドの全体又は一部を車室内方へ移動させる構造としたので、車室外方からウインドシールドに衝突物があったときに、割れ誘発部によりウインドシールド取付部の近傍のウインドシールドに割れを発生させてウインドシールドの全体又は一部を移動させることで、従来のウインドシールドよりも衝突時の衝撃をより一層吸収することができ、衝突物が受ける衝撃を緩和することができる。
【0038】
請求項2の車両のウインドシールド取付構造は、割れ誘発部を、ウインドシールドに向けた突起で構成したので、例えば、ウインドシールドの取付部の近傍の部品を延長して突起とすれば、突起を容易に形成することができるとともに部品数の増加を抑えることができる。
【0039】
請求項3の車両のウインドシールド取付構造は、割れ誘発部を、ウインドシールドの周縁部を保持するホルダで構成したので、ホルダによって、ウインドシールドの周縁部の拘束力を高めて応力集中しやすくすることができ、ウインドシールドの周縁部に割れを発生しやすくすることができる。
【0040】
請求項4の車両のウインドシールド取付構造は、割れ誘発部を、取付部にウインドシールドを支持する支持部を不連続に配置した構造としたので、不連続に配置した支持部でウインドシールドを支持することで、ウインドシールドを支持する部分と支持しない部分との歪み量の差によってウインドシールドの支持部近傍に割れを発生しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインドシールド取付構造を採用した車両の前部斜視図
【図2】図1の2−2線断面図(第1の実施の形態)
【図3】本発明に係るウインドシールド取付構造(第1の実施の形態)を示す断面図
【図4】本発明に係るウインドシールドに対する突起の作用を説明する第1作用図(第1の実施の形態)
【図5】本発明に係るウインドシールドに対する突起の作用を説明する第2作用図(第1の実施の形態)
【図6】本発明に係るウインドシールド取付構造(第2の実施の形態)を示す断面図
【図7】本発明に係るウインドシールド取付構造(第3の実施の形態)を示す断面図
【図8】本発明に係るウインドシールド取付構造(第4の実施の形態)を示す断面図
【図9】従来のウインドシールドの断面図
【図10】従来の別のウインドシールドの断面図
【符号の説明】
10…車両、12…ウインドシールド(フロントウインドシールド)、23,24…ウインドシールドの取付部(フロントピラー)、36…車室、38…衝突物、46,51,55,65…割れ誘発部(突起、ホルダ、ホルダ、ガラス支持部)。

Claims (4)

  1. 車室の前部にウインドシールドを取付ける車両のウインドシールド取付構造において、
    前記ウインドシールドの取付部に、車室外方からウインドシールドに所定の力よりも大きな外力が作用したときにウインドシールドに応力集中により割れを発生させる割れ誘発部を設けることによりウインドシールドの全体又は一部を車室内方へ移動させる構造としたことを特徴とする車両のウインドシールド取付構造。
  2. 前記割れ誘発部は、前記ウインドシールドに向けた突起で構成したことを特徴とする請求項1記載のウインドシールド取付構造。
  3. 前記割れ誘発部は、前記ウインドシールドの周縁部を保持するホルダで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウインドシールド取付構造。
  4. 前記割れ誘発部は、前記取付部に前記ウインドシールドを支持する支持部を不連続に配置したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のウインドシールド取付構造。
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