JP2004005109A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Akinobu Murakoshi
村越 昭延
Kazuyuki Matsumura
松村 和行
Nobuyuki Takahashi
高橋 伸幸
Toshiyasu Terahara
寺原 利安
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Abstract

【課題】顧客による非接触ICカードの置き忘れを防止する。
【解決手段】カード載置部に載置された非接触ICカードに対し非接触カードリーダ/ライタによって電波を介してデータの読取/書込を行い、商品の売上処理を実行する商品販売データ処理装置としてのPOS端末において、カード載置部に載置された非接触ICカードの有無を検出する検出部と、人間が知覚可能な態様で報知動作を行う報知部と、を備え、非接触カードリーダ/ライタによって非接触ICカードに対しデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後に、検出部の検出結果に基づいて非接触ICカードの有無を判断し(S21)、非接触ICカードがカード載置部に有ると判断された場合に(S21のY)、報知部に非接触ICカードの置き忘れを報知させるようにした(S23)。これにより、顧客による非接触ICカードの置き忘れを防止することができる。
【選択図】  図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、現金の代わりに決済手段として機能する各種カード、例えば、クレジットカード、デビットカード決済に用いられるキャッシュカード、電子マネーを扱うためのカード等が広く普及している。これらのカードの種類としては、磁気カード、接触IC(Integrated Circuit)カード、非接触ICカード等がある。
【0003】
特に、非接触ICカードは、高いセキュリティ機能や優れた利便性等を有しているので、近年、電子マネーを取り扱うプリペイドカードとして採用されている。この非接触ICカードによるプリペイドカードでは、残額が少なくなったプリペイドカードに電子マネーを入金(チャージ)することができる。
【0004】
このような非接触ICカードを用いた電子決済を行う店舗等には、図10に示すように、非接触ICカードに対しデータの読取/書込を行う専用の非接触カードリーダ/ライタ100を商品販売データ処理装置101に接続して設置する必要がある。
【0005】
通常、この非接触カードリーダ/ライタ100は、顧客によって非接触ICカードがかざされたときに、非接触ICカードに対しデータの読取/書込を行う。したがって、商品販売データ処理装置101の操作者は、顧客に対し非接触カードリーダ/ライタ100に非接触ICカードをかざすように促す必要がある。
【0006】
一方、このような非接触カードリーダ/ライタ100の中には、非接触ICカードが載置されるカード載置部を備える非接触カードリーダ/ライタがあり、顧客の中には、操作者によって非接触ICカードをかざすように促される前に、予めカード載置部に非接触ICカードを載置しておく顧客もいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、顧客がカード載置部に非接触ICカードを載置した場合には、商品販売データ処理装置101による電子決済処理等の後、カード載置部に非接触ICカードを置き忘れることがあり問題となる。
【0008】
本発明の目的は、顧客による非接触ICカードの置き忘れを防止することができる商品販売データ処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品の売上処理を実行する商品販売データ処理装置(例えばPOS端末)において、カード(例えば非接触ICカード)が載置されるカード載置部と、前記カード載置部に載置されたカードに対し電波を介してデータの読取/書込を行う非接触カードリーダ/ライタと、前記カード載置部に載置されたカードの有無を検出する検出部(例えば反射型フォトセンサ)と、人間が知覚可能な態様で報知動作を行う報知部(例えばスピーカ)と、前記非接触カードリーダ/ライタによって前記カードに対しデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後(例えば電子マネー入金処理や電子マネー決済処理等)、前記検出部の検出結果に基づいて前記カードの有無を判断するカード有無判断手段と、前記カード有無判断手段によって前記カードが前記カード載置部に有ると判断された場合、前記報知部に前記カードの置き忘れを報知させる置き忘れ報知手段と、を備える。
【0010】
したがって、カード載置部に載置されたカードに対し非接触カードリーダ/ライタによってデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後、そのカードがカード載置部にそのまま置かれていた場合に、報知部によってカードの置き忘れが報知される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図9に基づいて説明する。本実施の形態は、商品販売データ処理装置をPOS端末1に適用した一例である。図1は、操作者側から見たPOS端末1を示す外観斜視図、図2は、顧客側から見たPOS端末1を示す外観斜視図である。
【0012】
POS端末1は、筐体状に形成された本体ケース1aを備え、ドロワ2上に載置されており、このドロワ2の引出し3の開閉を制御する。このPOS端末1は、本体ケース1aの上面に操作者の操作を受け付ける領域を備え、その操作領域には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によって切り換え操作されるコントロールキー5、レシートを排出するレシート発行口6が設けられている。操作者から見て、キーボード4及びコントロールキー5は右側の領域、レシート発行口6は左側の領域にそれぞれ配置されている。
【0013】
キーボード4には、金額や販売数量等を入力するための置数キー、売上処理において売上処理の締めを宣言するための締めキー、非接触ICカード(以下、ICカードCとする)に入金された電子マネーによる電子商取引決済を宣言するための電子マネーキー、現金による電子商取引決済を宣言するための現金キー、クレジットカードによる電子商取引決済を宣言するためのクレジットキー、ICカードCに電子マネーを入金する電子マネー入金処理を宣言するための入金キー、電子マネー入金処理時の入金額の確定を宣言する入金額確定キー等が設けられている。
【0014】
また、本体ケース1aの右側上方には、操作者側の表示器として機能するディスプレイ7が配置され、操作者から見てこのディスプレイ7の奥側には、顧客側の表示器として機能するタッチパネル8a付きディスプレイ8が設けられている。このディスプレイ8は、立っている顧客が見やすい角度で傾斜している。さらに、POS端末1には、商品コード等のバーコードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ9が接続されている。加えて、顧客から見てディスプレイ8の右側には、ICカードCが載置されるカード載置部10を表面に備えるカバー11が設けられている。
【0015】
図3は、カバー11の周辺部を拡大して示す外観斜視図である。図3に示すように、カード載置部10は、傾斜してICカードCを支持する支持面10aと、この支持面10aに支持されたICカードCの下部に設けられて支持面10aに対し突出する突出部10bとから構成されている。支持面10aは、ディスプレイ8が傾斜する角度とほぼ同じ角度で傾斜してICカードCを支持し、突出部10bは、支持面10aに支持されたICカードCの落下を防止する角度で傾斜してICカードCを支持する。
【0016】
図4は、カバー11の内部を示す縦断側面図である。図4に示すように、POS端末1には、非接触でICカードCに対しデータの読取/書込を行う非接触カードリーダ/ライタ12が設けられている。この非接触カードリーダ/ライタ12は、カバー11内であってカード載置部10に載置されたICカードCに対向する位置に位置付けられている。また、POS端末1には、音を出すスピーカ13及び反射型フォトセンサ14が設けられている。スピーカ13は、カバー11内であって非接触カードリーダ/ライタ12の下方に位置付けられ、反射型フォトセンサ14は、カード載置部10に載置されたICカードCに対向する位置に位置付けられている。この反射型フォトセンサ14は、ICカードCがカード載置部10に有る場合にONになり、ICカードCがカード載置部10に無い場合にOFFになって、カード載置部10に対するICカードCの有無を検出する。
【0017】
なお、非接触カードリーダ/ライタ12は、電波を送受信するためのアンテナ15、緑発光するLED16a及び赤発光するLED16bを備え、アンテナ15によってICカードCと電波を送受信して非接触でデータの読取/書込を行い、さらに、LED16a,16bによってデータの読取/書込異常等を報知する構造になっている。したがって、非接触カードリーダ/ライタ12は、カード載置部10に支持されたICカードCに対し電波の送受信が可能な位置に位置付けられている。
【0018】
図5は、ICカードCが備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。図5に示すように、ICカードCはICチップ20を内蔵している。このICチップ20は、CPU21にバスライン22を介して、制御プログラム等を予め格納するROM23、RAM24、不揮発性の記憶部であるEEPROM25、通信回路26が接続されて構成されている。この通信回路26は、デジタル信号をアナログ信号に変換し(変調)、アナログ信号をデジタル信号に変換(復調)する回路等を備えている。通信回路26には、電波を送受信するためのアンテナ27が接続されている。EEPROM25には、IDコードや残額データ等が格納されている。そして、このようなICカードCには、非接触カードリーダ/ライタ12から送信された電波によってアンテナ27から電力が供給される。なお、本実施の形態のICカードCは近接型のICカードCであり、その通信距離は0〜10cmである。
【0019】
次に、POS端末1が備える各部の電気的接続を図6に基づいて説明する。ここで、図6は、POS端末1が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。図6に示すように、POS端末1は、マイクロコンピュータ(Microcomputer:以下、マイコンという)30を内蔵し、このマイコン30が各部を駆動制御する。マイコン30は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)31に、アドレスバス、データバス等のバスライン32を介して、起動プログラムや認証コード等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)33と売上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)34とが接続されて構成されている。なお、RAM34は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
【0020】
次いで、マイコン30によって駆動制御される各部を説明する。
【0021】
キーボード4は、キーボード入力回路35を介してバスライン32に接続され、キーボード入力回路35の動作によって、操作されたキーに応じた信号をマイコン30に入力する。
【0022】
コントロールキー5は、コントロールキー入力回路36を介してバスライン32に接続され、コントロールキー入力回路36の動作によって、切り換え位置に応じた信号をマイコン30に入力する。マイコン30は、コントロールキー5の出力信号に応じて、POS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0023】
ディスプレイ7,8は、表示制御回路37を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの表示データが表示制御回路37に入力されると、表示制御回路37に駆動されて所定事項を表示する。
【0024】
タッチパネル8aは、タッチパネル制御回路38を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの表示データがタッチパネル制御回路38に入力されると、タッチパネル制御回路38に駆動されて所定事項を表示し、タッチパネル制御回路38の動作によって、タッチパネル8a上に設けられたキーに応じた信号をマイコン30に入力する。
【0025】
バーコードスキャナ9は、スキャナ入力回路39を介してバスライン32に接続され、スキャナ入力回路39の動作によって、読み取った商品コードのデータをマイコン30に送信する。
【0026】
非接触カードリーダ/ライタ12は、カードリーダ/ライタ制御回路40を介してバスライン32に接続され、カードリーダ/ライタ制御回路40の動作によって、ICカードCから受信したデータをマイコン30に送信し、マイコン30からのデータをICカードCに送信する。
【0027】
スピーカ13は、スピーカ制御回路41を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの信号がスピーカ制御回路41に入力されると、スピーカ制御回路41による駆動制御にしたがって音を出す。これらのスピーカ13及びスピーカ制御回路41が報知部として機能する。なお、報知部としては、スピーカ13及びスピーカ制御回路41が用いられているが、これに限るものではなく、例えばディスプレイ7,8及び表示制御回路37等が用いられても良い。
【0028】
LED16a,16bは、点灯制御回路42を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの信号が点灯制御回路42に入力されると、点灯制御回路42による駆動制御にしたがって点灯/消灯を行う。例えば、緑発光のLED16aは読取/書込正常時に点灯し、赤発光のLED16bは読取/書込異常時に点灯するように点灯制御回路42によって駆動制御される。
【0029】
反射型フォトセンサ14は、フォトセンサ入力回路43を介してバスライン32に接続され、フォトセンサ入力回路43の動作によって、ON/OFF信号をマイコン30に送信する。これらの反射型フォトセンサ14及びフォトセンサ入力回路43が検出部として機能する。なお、検出部としては、反射型フォトセンサ14が用いられているが、これに限るものではなく、例えばロードセルが用いられても良い。このロードセルは、支持面10a又は突出部10bに設けられ、ICカードCによる荷重の有無によってICカードCの有無を検出する。
【0030】
また、POS端末1には、HDD44が内蔵されており、マイコン30によって駆動制御される。このHDD44は、HDD制御回路45を介してバスライン32に接続されており、制御プログラム、商品マスタファイル、売上ファイル等を記憶している。
【0031】
さらに、POS端末1には、プリンタ46が内蔵されており、マイコン30によって駆動制御される。このプリンタ46は、プリンタ制御回路47を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの印字データがプリンタ制御回路47に入力されると、プリンタ制御回路47に駆動されてレシート用紙に所定事項を印字する。さらに、このプリンタ46には、カッタ部(図示せず)が内蔵されている。このカッタ部は、マイコン30によって駆動制御され、レシート用紙を所定の位置において切断し、レシートとしてレシート発行口6から発行する。
【0032】
POS端末1とは別体で設けられたドロワ2も、マイコン30によって駆動制御される。このドロワ2は、ドロワ制御回路48を介してバスライン32に接続され、マイコン30からの開放信号に応じてドロワ制御回路48が駆動されてドロワ2の引出し3の開放を行う。
【0033】
このような構成において、POS端末1に内蔵されたHDD44に格納されたプログラムがマイコン30に実行させる機能について説明する。なお、本実施の形態においては、従来のPOS端末によって行われる処理と同様の処理については説明を省略する。
【0034】
まず、ICカードCに電子マネーを入金する電子マネー入金処理を図7に基づいて説明する。ここで、図7は、電子マネー入金処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図7に示すように、電子マネー入金処理は、入金キーが押下されるまで待機する(ステップS1のN)。顧客が操作者に電子マネーを入金(チャージ)したい旨を口頭で伝えると、操作者はそれに応じて入金キーを押下する。
【0035】
入金キーが押下されたと判断すると(S1のY)、電子マネー入金処理は、ICカードCがカード載置部10に載置されることに待機する(S2のN)。このとき、反射型フォトセンサ14のON/OFFによってICカードCがカード載置部10に有るか否かを判断する。すなわち、反射型フォトセンサ14がONになった場合には、ICカードCがカード載置部10に有ると判断し、逆に、反射型フォトセンサ14がOFFになった場合には、ICカードCがカード載置部10に無いと判断する。ここで、操作者が顧客にICカードCをカード載置部10に載置するように促すと、顧客はそれに応じてICカードCをカード載置部10に載置する。
【0036】
ICカードCがカード載置部10に有ると判断すると(S2のY)、カード載置部10に載置されたICカードCが正規のカードであるか否かの認証を行う(S3)。詳述すると、POS端末1の非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25からIDコードをPOS端末1のRAM34に読み込み、このIDコードがPOS端末1のROM33に格納された認証コードに一致するか否かを判断する。このとき、載置されたICカードCからIDコードが読み取れなかった場合、例えば載置されたカードが磁気カードや接触ICカードであった場合にも、そのICカードCは正規のカードでないと判断する。
【0037】
載置されたICカードCが正規のカードであると判断した場合には(S3のY)、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25から残額データをPOS端末1のRAM34に読み込み(S4)、残額や入金額の入力を促す入力メッセージをディスプレイ7に表示させる(S5)。
【0038】
次に、電子マネー入金処理は、入金額確定キーが押下されるまで待機する(S6のN)。操作者は、顧客が希望する入金額の金銭を顧客から受け取り、その入金額をキーボート4により入力し、入金額確定キーを押下する。
【0039】
入金額確定キーが押下されたと判断すると(S6のY)、残額や入力メッセージの表示をディスプレイ7に止めさせ(S7)、POS端末1のRAM34に読み込まれた残額に入金額を加算して更新残額を算出し、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25に更新残額を残額データとして書き込む(S8)。そして、操作者及び顧客に対し電子マネーの入金が終了したことを数秒間、ディスプレイ7及び緑発光のLED16aに報知させる(S9)。
【0040】
この後、顧客は、電子マネーが入金されたICカードCをカード載置部10から取り上げるが、顧客によるICカードCの置き忘れを監視するために、置き忘れ報知処理を実行し(S10)、電子マネー入金処理が終了する。
【0041】
また、ステップS3において、載置されたICカードCが正規のカードでないと判断した場合には(S3のN)、操作者及び顧客に対しエラー、すなわち正規のカードでないことを数秒間、ディスプレイ7及び赤発光のLED16bに報知させる(S11)。その後、置き忘れ報知処理を実行し(S10)、電子マネー入金処理が終了する。
【0042】
次に、ICカードCの置き忘れ報知処理を図8に基づいて説明する。ここで、図8は、置き忘れ報知処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図8に示すように、置き忘れ報知処理は、電子マネー入金処理のステップS11における報知終了後、タイマTをスタートさせて(ステップS20)、ICカードCがカード載置部10に有るか否かを判断する(S21:カード有無判断手段)。このとき、ステップS2と同様に、反射型フォトセンサ14のON/OFFによってICカードCがカード載置部10に有るか否かを判断する。なお、タイマTのスタートは、電子マネー入金処理のステップS8におけるICカードCに対する更新残額の書き込み後に行われても良い。
【0043】
ICカードCがカード載置部10に有ると判断した場合には(S21のY)、タイマTが規定時間、例えば一定時間の10秒以上か否かを判断する(S22:第1カード有無繰返し手段)。すなわち、ICカードCが10秒間、カード載置部10に載置されたままであるか否かを判断する。
【0044】
タイマTが規定時間以上でないと判断した場合には(S22のN)、電子マネー決済処理はステップS21に戻る。タイマTが規定時間以上であると判断した場合には(S22のY)、操作者及び顧客に対しICカードCの置き忘れをスピーカ13に報知させる(S23:置き忘れ報知手段)。
【0045】
その後、置き忘れ報知処理は、タイマTをクリアし(S24)、ICカードCがカード載置部10から取り上げられることに待機する(S25のY:第2カード有無繰返し手段)。このとき、ステップS2と同様に、反射型フォトセンサ14のON/OFFによってICカードCがカード載置部10に有るか否かを判断する。ICカードCがカード載置部10に無いと判断すると(S25のN)、ICカードCの置き忘れ報知をスピーカ13に止めさせ(S26:置き忘れ報知停止手段)、置き忘れ報知処理が終了する。
【0046】
また、ステップS21において、ICカードCがカード載置部10に無いと判断した場合には(S21のN)、タイマTをクリアし(S27)、置き忘れ報知処理が終了する(置き忘れ報知中止手段)。
【0047】
次に、電子マネーが入金されたICカードCによる電子マネー決済処理を図9に基づいて説明する。ここで、図9は、電子マネー決済処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【0048】
なお、電子マネー決済処理においては、通常、顧客が操作者に促されたときにカード載置部10の上方にICカードCをかざすことで、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCに対しデータの読取/書込が行われるが、これに限るものではなく、顧客が操作者に促される前にカード載置部10にICカードCを載置しておいても良い。
【0049】
電子マネー決済処理は、コントロールキー5の操作によって登録モードに設定されていることを条件として実行される。図9に示すように、まず、電子マネー決済処理は、バーコードスキャナ9による読み取りや置数キー等による商品コードの入力に待機する(ステップS30のN)。
【0050】
商品コードが入力されると(S30のY)、入力された商品コードに基づいてHDD44の商品マスタファイルを検索するとともに、数量の入力によって確定する商品の売上処理データをRAM34の売上バッファやHDD44の売上ファイル等に書き込む売上処理を実行する(S31)。そして、電子マネー決済処理はキーボード4中の小計キーが押下されるまでステップS30及びステップS31を繰り返す(S32のN)。
【0051】
次いで、小計キーが押下されたと判断すると(S32のY)、売上合計額を算出してディスプレイ7,8に表示させ、POS端末1のRAM34に書き込む(S33)。その後、操作者が電子マネーキー、現金キー、クレジットキー等の決済キーを押下することによって決済方法が選択される。まず、電子マネーキーが押下されるか否かを判断する(S34)。
【0052】
電子マネーキーが押下されなかったと判断した場合には(S34のN)、現金キーやクレジットキー等の他の決済キーが押下されるか否かを判断する(S35)。他の決済キーが押下されなかったと判断した場合には(S35のN)、電子マネー決済処理は、ステップS34に戻り、決済方法が選択されるまでステップS34及びステップS35を繰り返す。他の決済キーが押下されたと判断した場合には(S35のY)、押下された現金キー又はクレジットキーに応じて現金決済処理やクレジット決済処理等の他の決済処理を実行する(S36)。
【0053】
電子マネーキーが押下されたと判断した場合には(S34のY)、ICカードCからIDコードが読み取られることに待機する(S37のN)。このとき、ICカードCが予めカード載置部10に載置されていた場合には、POS端末1の非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25からIDコードをPOS端末1のRAM34に読み込む(S37のY)。
【0054】
一方、ICカードCが予めカード載置部10に載置されていなかった場合には、操作者によってICカードCをカード載置部10の上方にかざすように促され、これに応じて顧客がICカードCをカード載置部10の上方にかざすと、POS端末1の非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25からIDコードをPOS端末1のRAM34に読み込む(S37のY)。
【0055】
その後、ICカードCが正規のカードであるか否かの認証を行う(S38)。詳述すると、POS端末1のRAM34に読み込まれたIDコードがPOS端末1のROM33に格納された認証コードに一致するか否かを判断する。
【0056】
ICカードCが正規のカードでないと判断した場合には(S38のN)、操作者及び顧客に対しエラー、すなわち正規のカードでないことを数秒間、ディスプレイ7,8及び赤発光のLED16bに報知させ(S39)、電子マネー決済処理は、ステップS34に戻り、再び決済方法が選択されるまで待機する。
【0057】
ICカードCが正規のカードであると判断した場合には(S38のY)、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25から残額データをPOS端末1のRAM34に読み込む(S40)。
【0058】
次いで、残額が売上合計額以上であるか否かを判断する(S41)。残額が売上合計額以上であると判断した場合には(S41のY)、POS端末1のRAM34に読み込まれた残額から売上合計額を減算して更新残額を算出し、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25に更新残額を残額データとして書き込む(S42)。
【0059】
そして、HDD44の売上ファイル等に対する売上処理データの書き込みやレシートをレシート発行口6から発行するレシート発行等の締め処理を実行し(S43)、最後に、置き忘れ報知処理を実行し(S44)、電子マネー決済処理が終了する。なお、電子マネー決済処理は、ステップS42とステップS43との間で締めキーが押下されるまで待機し、締めキーが押下されたと判断すると、ステップS43の締め処理を実行するようにしても良い。
【0060】
ステップS44における置き忘れ報知処理は、締め処理後、図8に示すように、タイマTをスタートさせる(S20)。その後の処理は、電子マネー入金処理での置き忘れ報知処理と同様の処理を行う。なお、タイマTのスタートは、電子マネー決済処理のステップS42におけるICカードCに対する更新残額の書き込み後に行われても良く、締めキーの押下により締め処理が行われる場合には、締めキーの押下により行われても良い。
【0061】
また、ステップS41において、残額が売上合計額以上でないと判断した場合には(S41のN)、POS端末1のRAM34に読み込まれた残額を売上合計額から減算して不足額を算出し、この不足額をPOS端末1のRAM34に書き込み、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCのEEPROM25に残額0円を残額データとして書き込む(S45)。最後に、ディスプレイ7,8に不足額を表示させる(S46)。その後、他の決済処理、例えば現金決済処理を実行する(S36)。
【0062】
このように本実施の形態においては、カード載置部10に載置されたICカードCに対し非接触カードリーダ/ライタ12によってデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後、例えば電子マネー入金処理後や電子マネー決済処理後に、ICカードCがカード載置部10に規定時間そのまま有るか否かが判断され、ICカードCがカード載置部10に有ると判断された場合に、スピーカ13が出す音によってICカードCの置き忘れが報知されるので、顧客によるICカードCの置き忘れを防止することができる。
【0063】
また、本実施の形態においては、非接触カードリーダ/ライタ12によってICカードCに対しデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後、例えば電子マネー入金処理後や電子マネー決済処理後から一定時間、例えば10秒間、置き忘れ報知手段を行わないようにカード有無判断手段を繰り返し行う第1カード有無繰返し手段と、この第1カード有無繰返し手段により一定時間繰り返し行われるカード有無判断手段によってICカードCがカード載置部10に無いと判断された場合、置き忘れ報知手段を行わないようにする置き忘れ報知中止手段とを備えるため、顧客が一定時間内にICカードCをカード載置部10から取り上げれば、スピーカ13が出す音によって置き忘れが報知されず、必要以上に顧客に対しICカードCの置き忘れを報知することを防止することができる。
【0064】
また、本実施の形態においては、置き忘れ報知手段によるICカードCの置き忘れ報知の開始からICカードCがカード載置部10に無いと判断されるまでカード有無判断手段を繰り返し行う第2カード有無繰返し手段と、この第2カード有無繰返し手段により繰り返し行われるカード有無判断手段によってICカードCがカード載置部10に無いと判断された場合、スピーカ13にICカードCの置き忘れ報知を止めさせる置き忘れ報知停止手段とを備えるため、置き忘れ報知から顧客がICカードCをカード載置部10から取り上げるまで、スピーカ13が出す音によって置き忘れが報知されるので、顧客に対しICカードCの置き忘れを確実に報知することができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、報知部によって非接触ICカードの置き忘れが報知されるので、顧客による非接触ICカードの置き忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の操作者側から見たPOS端末を示す外観斜視図である。
【図2】顧客側から見たPOS端末を示す外観斜視図である。
【図3】カバーの周辺部を拡大して示す外観斜視図である。
【図4】カバーの内部を示す縦断側面図である。
【図5】ICカードが備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。
【図6】POS端末が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。
【図7】電子マネー入金処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図8】置き忘れ報知処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】電子マネー決済処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図10】従来の非接触カードリーダ/ライタ及び商品販売データ処理装置を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1…商品販売データ処理装置(POS端末)、10…カード載置部、12…非接触カードリーダ/ライタ、13,41…報知部、14,43…検出部

Claims (3)

  1. 商品の売上処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    カードが載置されるカード載置部と、
    前記カード載置部に載置されたカードに対し電波を介してデータの読取/書込を行う非接触カードリーダ/ライタと、
    前記カード載置部に載置されたカードの有無を検出する検出部と、
    人間が知覚可能な態様で報知動作を行う報知部と、
    前記非接触カードリーダ/ライタによって前記カードに対しデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後、前記検出部の検出結果に基づいて前記カードの有無を判断するカード有無判断手段と、
    前記カード有無判断手段によって前記カードが前記カード載置部に有ると判断された場合、前記報知部に前記カードの置き忘れを報知させる置き忘れ報知手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記非接触カードリーダ/ライタによって前記カードに対しデータの読取/書込を行う処理を含む一連の処理後から一定時間、前記置き忘れ報知手段を行わないように前記カード有無判断手段を繰り返し行う第1カード有無繰返し手段と、
    前記第1カード有無繰返し手段により一定時間繰り返し行われる前記カード有無判断手段によって前記カードが前記カード載置部に無いと判断された場合、前記置き忘れ報知手段を行わないようにする置き忘れ報知中止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記置き忘れ報知手段による前記カードの置き忘れ報知の開始から前記カードが前記カード載置部に無いと判断されるまで前記カード有無判断手段を繰り返し行う第2カード有無繰返し手段と、
    前記第2カード有無繰返し手段により繰り返し行われる前記カード有無判断手段によって前記カードが前記カード載置部に無いと判断された場合、前記報知部に前記カードの置き忘れ報知を止めさせる置き忘れ報知停止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の商品販売データ処理装置。
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