JP2003533960A - 多機種携帯フォーン用バッテリー充電器 - Google Patents

多機種携帯フォーン用バッテリー充電器

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JP2003533960A JP2001585375A JP2001585375A JP2003533960A JP 2003533960 A JP2003533960 A JP 2003533960A JP 2001585375 A JP2001585375 A JP 2001585375A JP 2001585375 A JP2001585375 A JP 2001585375A JP 2003533960 A JP2003533960 A JP 2003533960A
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    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0042Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by the mechanical construction
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種の携帯フォーンに対応できる充電器を提供する。 【解決手段】 携帯フォーンが挿入される挿入部を有する本体部と、前記挿入された携帯フォーンを固定する支持手段と、前記挿入部の下端で、携帯フォーン・バッテリーの後面端子と接触する垂直接触端子とバッテリー底部端子と接触する水平接触端子部に配列され、それぞれの前記端子部は陽極接触端子部と陰極接触端子部とに分けられた接触端子と、前記接触端子の陽極接触端子部と陰極接触端子部とを左右に水平状態で移動させる可動移送部と、前記本体部の前面下部で前記携帯フォーン・バッテリーの端子と前記接触端子とが接触したとき点灯するランプと、で構成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は多機種携帯フォーン充電器に関するもので、一層詳細には使用する携
帯フォーンの種類に関係なく、すべての携帯フォーンに一つの充電器で充電或い
は再充電できる、充電器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
何時どこでも使用できるという利点により携帯フォーン(cellular phone)は
漸次その使用が増加しており、最近は必需品としての位置を固めているというの
が実情である。こうした携帯フォーンは、携帯性という特性により、電源供給と
して充電式乾電池(以下、充電池という)を用いているが、それは携帯フォーン
の機種によって差異があるものの、連続的に使用するために周期的な充電を行な
わねばならない。
【0003】 一般的な携帯フォーン充電器の場合、携帯フォーンの挿入が可能となる溝を備
えた本体と、携帯フォーンの充電池と接続して再充電する接続端子とで構成され
ている。この場合、充電器は、携帯フォーンの充電池と対応しうるように、溝と
接続端子とを有するように構成されなければならない。そのため、もし、その溝
や接続端子が接触できないと、再充電は不可能となる。
【0004】 特に、最近では携帯フォーンのカラフルなファッション化傾向があり、新技術
の開発に伴って製品のライフ・サイクルが短くなっているので、市場では多様な
種類の新製品が出回っているのが実情であり、製品毎に異なる充電器を開発しな
ければならなく、製品の製造単価が上昇するということまでいえないが、開発期
間の長期化が起きる。更に、使用者が新しい携帯フォーンを購入する場合、新た
な充電器もまた購入しなければならず、結果的に資源の浪費となり、国家的にも
深刻な問題となろう。したがって、本発明はサイズや形が異なる多様なすべての
携帯フォーンに適用可能な充電器の提供を目的としている。
【0005】
【発明の開示】
上記の目的を達するために、この本発明の充電器は、挿入されることによって
携帯フォーンが接続される挿入部を有する本体部と、前記挿入された携帯フォー
ンを固定する支持手段と、携帯フォーンと接触するために、垂直部及び水平部に
分けられおり、前者は携帯フォーン・バッテリーの後面端子と接触するように、
携帯フォーンの下端から延長された垂直部であり、後者はバッテリー底部端子と
接触するように、延長された水平部であり、この垂直部及び水平部の両方がそれ
ぞれ正極接触端子部と負極接触端子部とを有する接触端子と、前記陽極接触端子
部と陰極接触端子部とを水平状態で移動させる可動移送部と、及び前記携帯フォ
ーン・バッテリーの端子と前記充電器の接触端子とが接触したときに、充電器下
前面で点灯するランプと、で構成されることを特徴とする。
【0006】 本発明によると、充電器は、カバーをロック(lock)或いはアンロック(unloc
k)できるロッキング・デバイス(locking device)を有する、充電器の前記挿入
部を覆うカバーを更に備え、前記支持手段は、側面支持台と後面支持台とを有す
るとともに、前記挿入部の中央へ携帯フォーンを押すようになっており、前記挿
入部は、前記側面支持台と後面支持台との両方に入出可能にされており、これら
の支持台に十分な復元力を与えるためのスプリングを備えたガイド溝を有する。
【0007】 前記支持手段は、前記携帯フォーンを固定する磁石を前記挿入部に有し、前記
接触端子は、多様なタイプのバッテリーの異なる高さの端子に対応できように、
複数個の端子高さがそれぞれ異なったものとなっている。
【0008】 また、可動移送部は、陽極接触端子の上方と、陰極接触端子部の下方において
異なる高さのギア部に結合して配置されており、また、前記ギア間に挟まれたピ
ニオンが設けられおり、前記ピニオンが回されると、陽極接触端子と陰極接触端
子とを同時に近接或いは離間するように、前記ギア部が移動する。
【0009】 本発明の別の特徴は、携帯フォーンを充電するために前面に挿入・固定する支
持部を有する携帯フォーン用バッテリー充電器であって、携帯フォーンを中央へ
押すための弾性部材を備え、その場所で保持する側面プレートと、携帯フォーン
を後方から前方へ押すための弾性部材を備える後面プレートと、バッテリーの端
子と接触するために前記支持部の下端に設けられた接触端子と、接触端子を左右
に移動させる可動移送部と、および、バッテリーの端子と前記接触端子部とが接
触したときに前面下部で点灯するランプとから構成される。
【0010】 本発明によると、前記可動移送部は、陽極接触端子と陰極接触端子とを同時に
近接或いは相互に離間する調整手段を有しており、前記調整手段は、陰極接触端
子と連結された陰極接続半体と、下側にあるギアとを備え、また、陽極接触端子
と連結された陽極接続半体と、上側にあるギアとを備えるものであり、前記接続
半体との双方のギア間にピニオンが噛み合わされている。
【0011】 前記調整手段は前記ピニオンの前面に連結され、終端は外部に突出した軸とこ
の軸の終端に結合した調整ダイアルを備え、前記接触端子部は携帯フォーンのバ
ッテリーの後面端子に接触するような、 "∧"状の弾性形状を有し、前記接触端
子の移動時に滑らかな摺動を保証するために、接触部位に固定されたボールを備
える。
【0012】 接触端子部は、前記携帯フォーンから分離されたバッテリーの前面における下
端部端子と接触するために、弾性のあるフック状に形成されており、前記端子と
の接触部位には、スライド・ボールも備えている。
【0013】 また、別の本発明では、本体と、前記本体の上面の一部を除去して上下動可
能となるように設けられた床板と、前記床板と本体との間に介在するスプリング
と、前記スプリングを固定し、床板の上下移動を案内するガイド棒と、前記本体
の上面の一側に設けられた固定接点と、調整ナットの操作によって固定接点との
距離を持つことができ、前記固定接点の反対側に設けられた移動接点と、および
、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、前記本体の上部表面において移動
可能であり、バッテリーの上部を圧すローラーを下部に有し、前記ローラーを容
易に上下動できるために、内部にスプリングが設けられたバッテリー固定部と、
からなることをもう一つの特徴とする。
【0014】 そしてまた、本発明では、本体と、内部にスプリングを有し、上下に移動可能
である、前記本体の上面一部に設けられた固定接点と、前記固定接点の反対側の
前記本体の上面の他側に設置され、調節ナットの操作によって固定接点との距離
が調節可能で、内部にスプリングが設置されており、上下に移動可能なように設
置された移動接点と、及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、バッテ
リーの上部を押し下げるローラーを下部に有し、前記ローラーの上下動を容易に
するために、内部にスプリングが設置されたバッテリー固定部と、からなること
をもう一つの特徴とする。
【0015】 更に、バッテリーの接点の位置を検出するセンサーと、前記移動接点および床
板を移動させるアクチュエーターと、前記センサーからの信号を受けて前記アク
チュエーターを駆動する制御部を含むことももう一つの特徴である。
【0016】 前記接点がそれぞれ垂直接点と水平接点とを有することもまたべつの特徴とす
る。
【0017】 本発明の最後の特徴は、支持板と、この支持板と移動可能に結合する押さえ板
と、支持板と押さえ板との間に設けられるリターン・スプリングと、押さえ板の
下部に移動可能に設けられて支持板とともに携帯フォーンを固定する圧着板と、
前記支持板の中心において垂直壁に当てて設けられた多数のピン形状接触端子と
、前記ピン形状接触端子と隣り合わせて前記支持板の上面に形成された多数の板
スプリング形状接触端子と、で構成されるものである。
【0018】
【発明の実施形態】 以下、添付図面を参照しつつ、本発明の第1実施例を詳説する。
【0019】 図1乃至図3に図示しするように、多機種携帯フォーン用の本発明に係る充電
器(10)は、携帯フォーンを挿入、固定できるように挿入部を有する本体部(
11)、そして本体部(11)の下端に位置して携帯フォーン・バッテリーの端
子(3)と接触する接触端子部(50)とで構成されている。
【0020】 また、多機種携帯フォーン充電器(10)は挿入部(12)の側面に形成した
側面支持台(13)、挿入部(12)の後面に形成した後面支持台(14)、お
よび接触端子部(50)を移動させる可動移送部(30)を更に備える。
【0021】 後面支持台(14)は長方形に形成されて、後面(15)が開放され、内部面
の中央から固定突起(16)が突出形成され、上下終端には掴み段(17)が外
部方向に形成される。
【0022】 前記器挿入部(12)の後面には後面支持台(14)が出入りできるように後
面支持台(14)の外形に合わせた後面ガイド溝(20)が形成され、前記後面
ガイド溝(20)の底面には支持台(14)の固定突起(16)に対応して固定
バー(21)が突出形成される。そして、後面ガイド溝(20)の上下面には掴
み顎(22)が形成され、後面支持台(14)の掴み段(17)は、後面支持台
14が前後に移動して離脱現象を防止するように、挿入され得る。後面支持台(
14)の固定突起(16)と後面ガイド溝(20)の固定バー(21)との間に
は圧縮スプリング(23)が装着される。
【0023】 したがって、携帯フォーン(1)が充電器の本体部(11)の挿入部(12)
に挿入されると、後面支持台(14)が充電器(10)の後面ガイド溝(20)
に沿って押し入れられ、圧縮スプリング(23)は圧縮しながら後面支持台(1
4)に復元力を与えて携帯フォーン(1)を前方へ押し出す。
【0024】 側面支持台(13)も長方形で、前面(25)は丸みのある凹状に形成され、
後面支持台(14)と同一の構造を有し、充電器挿入部(12)の側面ガイド溝
(26)に挿入されて携帯フォーン(1)を左右から中央へ押しやる。
【0025】 接触端子部(50)は充電器挿入部(12)の後面下部に形成された両側の長
方形溝(51)から突出して携帯フォーン・バッテリー(2)の後面下部にある
端子(3)と接触する。この接触端子部(50)の端子(57)は弾力を有し、
バッテリー端子(3)との接触部位には、スライド・ボール(54)が装着され
るか、或いは、丸い形状になっていて、端子(3)が接触のため移動するときの
摺動が円滑とされている。
【0026】 図2に示すとおり、可動移送部(30)は終端に楔溝(33)を有する陽極端
子(31)と陰極端子(32)が、主回路基板(図示せず)から延びて突出し、
この楔溝(33)によって離脱を阻まれながら左右にスライド可能に引っ掛かり
顎(34)を有する陽極接続半体(35)と陰極接続半体(38)が上下にそれ
ぞれ結合している。
【0027】 陽極接続半体(35)の一端上面には陽極接触端子(52)二つが上向きに形
成され、下面にはギア(36)が形成される。陰極接続半体(38)は一端には
陽極接続半体(35)と高さを合わせるために顎(37)が形成され、この顎(
37)の上に二つの陰極接触端子(53)が形成され、陽極接続半体(35)の
ギア(36)と合わせたギア(39)が上向きに形成されている。
【0028】 陽極接続半体(35)の下面ギア(36)と陰極接続半体(38)の上面ギア
(39)の間には、ピニオン(40)が噛み合い、このピニオン(40)から外
部に向けて軸(41)が形成されて、軸(41)の終端には接触端子(50)の
位置を調節する調整ダイアル(42)が取り付けてある。
【0029】 したがって、調整ダイアル(42)を時計の針の動く方向に回すと、ピニオン
(40)が、ピニオン(40)の上部と下部に噛み合ったギア(36、39)を
動くように回転し、陽極接触端子部(52)と陰極接触端子部(53)とが互い
に近寄る。反対に調整ダイアル(42)を時計の針の動く方向と反対に回すと、
陽極接触端子部(52)と陰極接触端子部(53)とが互いに離れる。
【0030】 充電器(10)の前面下部には接触ランプ(55)と充電ランプ(56)が形
成され、バッテリーの端子(3)に接触端子部(50)が接触すると、接触ラン
プ(55)にライトが灯ることになり、調整ダイアル(42)で接触端子(50
)を動かすときにその位置の選定を容易にし、そして、充電が終り次第、充電ラ
ンプ(56)に灯が点る。
【0031】 以下では、図面を参照しながら本発明の第1実施例を詳説する。図1乃至図3
に示されたとおり、充電器挿入部(12)に携帯フォーン(1)を挿入すると、
後面支持台(14)と側面支持台(13)がガイド溝(20、26)へ押し入れ
られ、圧縮スプリング(23)の復元力により携帯フォーンを中央前面へ押し付
け常に一定した位置に携帯フォーンが置かれるようにする。
【0032】 挿入された携帯フォーンのバッテリー端子が充電器の接触端子部に接触すると
接触ランプ(55)にライトが灯って接触したことを確認させ、若しライトが灯
らなければ、上記したダイヤルを操作することで、接触端子部(50)を移動す
ることが必要となる。
【0033】 すなわち、調整ダイアル(42)を時計回りに回すと陽極接触端子(52)と
陰極接触端子(53)との間の距離が近まる。反対に調整ダイアル(42)を反
時計回りに回すと陽極接触端子(52)と陰極接触端子(53)との間の距離が
離れる。このとき、接触端子部(50)の接触部位にスライド・ボール(54)
が挿入されているのでバッテリー面に滑らかなスライドを助け、端子と接触する
と接触ランプ(55)にライトが灯るのである。
【0034】 充電器(10)の前面ある調整ダイアル(42)を回しながら接触端子部(5
0)がバッテリーの端子(3)と接触したかどうかを接触ランプ(55)の点灯
有無によって確認する。これによって、携帯フォーンのサイズと形状とに関係な
く携帯フォーンが充電器の挿入部(12)に挿入され、接触端子部(50)との
接触をとおして充電が行われる。
【0035】 以下では必要に応じて添付図面を参照しながら、この本発明の第2実施例を詳
説する。図4乃至図6に示すように、本発明の多機種携帯フォーン充電器(10
0)は、垂直部(102)と水平部(103)とを有する本体部(101)、本
体部(101)に突出して携帯フォーンのバッテリー端子(3)と接触する接触
端子部(120)、この接触端子部(120)を左右に移動させる可動移送部(
130)、および本体部(101)に固定した携帯フォーン(1)を保護するカ
バー(150)とで構成する。
【0036】 本体部(101)には、垂直部(102)の前面下端に接触端子部(120)
が突出して移動できるように長方形の端子ホール(104)が左右に形成され、
前面上端部にはカバー(150)がヒンジで結合するように両端部にヒンジ軸(
105)が突出する。また、前面の中央部には携帯フォーンを固定するための支
持手段として磁石(106)が固定リブ(107)によって付着される。
【0037】 本体部(101)の水平部(103)は上面には、長方形の端子溝(115)
が左右に形成され、内部に可動移送部(130)をスライディング可能に固定す
るために固定突起(108)が前後に突出する。この固定突起(108)は終端
に溝(109)を有し、この溝(108)に沿って可動移送部(130)を移動
させる。そして、前面部には、バッテリーの充電が完了したかどうかを知らせる
充電ランプ(110)とバッテリーの端子(3)が接触端子部(120)と接触
したかどうかを知らせる接触ランプ(111)とが左右に形成されている。そし
て中央部にカバー(150)を開閉調節するロッキング・デバイス(112)が
取り付けてある。
【0038】 接触端子部(120)は、携帯フォーン・バッテリーの後面端子(3)に接触
する垂直接触端子部(121、122)と、バッテリーの前面端子(4)に接触
する水平接触端子部(125、126)とで構成される。
【0039】 垂直接触端子部(121、122)は、バッテリー(2)の後面端子(3)の
高さがモデル毎に色々と違うため、端子(123)の高さを外部方向に進むにつ
れ段々高くなるようにして、陽極と陰極の垂直接触端子部(121、122)の
突起の高さが“V”字形をとるようにする。
【0040】 接触端子部(120)の端子(123)は弾性を有し、バッテリー端子(3、
4)との接触部位にはスライド・ボール(54)が装着されるか、または丸みを
帯びた形になっていて、端子(3、4)が接触のため移動するときスライディン
グが円滑になる。
【0041】 可動移送部(130)は、接触端子部(120)を固定する固定台(131)
とこの固定台(131)に結合して固定台(131)を移動させるギア部(13
4、136)、そしてこのギア部(134、136)と噛み合うピニオン(13
8)とで構成する。
【0042】 固定台(131)は、垂直片(132)とこの垂直片(132)の下端から延
長した水平片(133)を有する。垂直片(132)の上面には垂直接触端子部
(122)が垂直に固定され、水平片(133)の上面には水平接触端子部(1
26)が水平に固定される。そして、水平片(133)下端の前後面には本体部
(101)の固定突起(108)に挿入されて左右にスライドしながら固定する
ようにスライド・リブ(145)が突出する。
【0043】 また、陽極固定台(142)の前面には上面(135)にギアが形成された、
下方支持用に"L"形にされた下部ギア(134)が結合する。そして、陰極固定
台(143)は下面(137)にギアが形成された上部ギア(136)が噛み合
う。
【0044】 下部ギア(134)が上部ギア(136)との間にはピニオン(138)が噛
み合う。このピニオン(138)の中央部には連結軸(139)が結合し、この
連結軸(139)の終端には調節ダイアル(141)が装着される。そして連結
軸(139)の所定の位置には外周面に溝(140)が形成されて、この溝(1
40)に本体部(101)から突出した回転ホール(113)の引っ掛かり段(
114)が挿入されて連結軸(139)は回転可能であるが、そこから離脱でき
ないようにしている。
【0045】 したがって、調整ダイアル(141)を時計回りに回すとピニオン(138)
が回転し、連動して噛み合った上・下部ギア(134、136)の間の距離が開
く。そして調整ダイアル(141)を反時計回りに回すと陽極接触端子部(12
1、123)と陰極接触端子部(122、126)との間隔が狭まる。
【0046】 充電器(100)のカバー(150)は望ましくは透明な材料を用い、上端の
両側には本体部(101)のヒンジ軸(105)に挿入できるようにホールを形
成したヒンジ突起(151)が形成され、下端は本体部(101)のロッキング
デバイス(112)と結合される。それゆえ、携帯フォーンを充電器(100)
に固定したあとカバー(150)を覆い、ロッキングデバイスでロックすると充
電する間その場を留守にしても紛失のおそれがない。
【0047】 下では添付図面を参照しつつ、本発明の第2実施例の動作を一層詳細に説明す
る。図4乃至図6に示すように、携帯フォーンを充電器の本体部(101)の中
央へ接近させると、垂直部(102)の磁石(106)が携帯フォーンを引き寄
せて垂直部(102)に密着させる。磁石(106)によって密着した携帯フォ
ーンを下向きに移動させて本体部(101)の水平部(103)に接触させると
、携帯フォーンのバッテリー端子(3、4)と接触端子部(120)とが接触し
接触ランプ(111)にライトが灯る。
【0048】 もし接触がなされないと接触ランプ(111)にライトが灯らないから、使用
者は接触如何を容易に識別できる。すなわち、調整ダイアル(141)を時計回
りに回すと、陰極接触端子部(122、126)と陽極接触端子部(121、1
25)との間が遠ざかり、反時計回りに回すと接触端子部(120)の陰極接触
端子部(122、126)と陽極接触端子部(121、125)との間が狭まる
。バッテリーの端子(3、4)と接触端子部(120)とが接触すると接触ラン
プ(111)にライトが灯り、接触がなされたことを示す。充電する間、他に用
事のある場合、そのあとカバー(150)を閉め、鍵でロッキングデバイス(1
12)によりロックしてその場を留守にできる。
【0049】 一方、図7に示すように、携帯フォーン充電器(100)は充電器の本体部(
101)の下端部にコイン入れ用スリット(155)を付設して、充電を望む際
、コインをそのスリット(155)に入れて始めて充電がおこなわれるようにし
て、営業場所で有料充電用に利用することもできる。
【0050】 以下では添付図面により本発明の第3実施例を詳説する。図8乃至図10に示
したように、フォーン充電器(210)は前面に携帯フォーン(201)を挿入
し固定できる支持部(211)と、この支持部(211)の下端に位置して携帯
フォーン(201)内のバッテリー(202)の端子(203)と接触する接触
端子部(250)とで構成する。
【0051】 また、多機種携帯フォーン充電器(210)は支持部(211)の両側面に形
成された側面プレート(213)、支持部(211)の後面に形成した後面プレ
ート(214)、および接触端子部(250)を移動させる可動移送部(230
)とで構成する。
【0052】 後面プレート(214)には、図10に示したように、後面の上下終端に引っ
掛かり顎(216)を有する突起バー(215)が備えられており、充電器(2
10)には突起バー(215)と一致するようにガイド・ピン(217)が押し
入れられる。このガイド・ピン(217)には中央にホール(219)が形成さ
れ、このホール(219)の入口部に引っ掛かり顎(218)が同じく形成され
る。したがって、突起バー(215)がガイド・ピン(217)に挿入されると
前後に移動可能となり、しかしながら引っ掛かり顎(216、218)によって
離脱が阻まれる。
【0053】 また、ガイド・ピン(217)と突起バー(215)の間には、弾性部材の圧
縮スプリング(220)が取り付けられており、携帯フォーン(201)が充電
器(210)の支持部(211)に挿入されると、携帯フォーン(201)の厚
さによって後面プレート(214)が後方に移動するが、後面プレート(214
)は圧縮スプリング(220)の復元力によって携帯フォーン(201)を前方
へ押しやるので、常に一定した位置を占めるようにする。
【0054】 側面プレート(213)も後面プレート(214)と同じく上下に突起バーと
ガイド・ピンが形成されていて、携帯フォーンを一定した位置になるように補助
するために、中央方向へ押す。
【0055】 接触端子部(250)は、充電器支持部(211)の後面の下部に形成された
両側の長方形ホール(251)から突出している、携帯フォーン(201)バッ
テリー(202)の後面下部にある端子(203)と、接触する。この接触端子
部(250)は弾力を有し、バッテリー(302)端子(203)との接触部位
にはスライド・ボール(254)が装着されていて、端子が接触のために移動す
るときのスライディングが円滑となる。
【0056】 可動移送部(230)は、図9に示したとおり、終端に楔溝(233)をもっ
た陽極端子(231)と陰極端子(232)とが、回路基板(図示せず)から延
長して、上下に突出しており、この楔溝に離脱を阻まれながら、左右にスライデ
ィング可能に引っ掛かり顎(234)をもった陽極接続半体(235)と陰極接
続半体(238)が上下に結合する。
【0057】 陽極接続半体(235)の一端上面には、二つの陽極接触端子(252)上向
きに形成され、下面にはギア(236)が形成される。陰極接続半体(238)
は、一端には陽極接続半体(235)と高さを合わせるために顎(237)が形
成され、この顎(237)の上に二つの陰極接触端子(253)が形成される。
上面には陽極接続半体(235)と同一のギア(239)が形成される。
【0058】 陽極接続半体(235)の下面ギア(236)と陰極接続半体(238)の上
面ギア(239)との間にはピニオン(240)が噛み合い、このピニオン(2
40)の前面には軸(241)が形成されて、軸(241)の終端には接触端子
(250)の位置を調節する調整ダイアル(242)が結合される。したがって
調整ダイアル(242)を時計回りに回すとピニオン(240)が回転すること
になり、ピニオン(240)の上部と下部に噛み合ったギア(236、239)
が連動して陽極接触端子(252)と陰極接触端子(253)との間の開きが狭
くなる。反対に調整ダイアル(242)を反時計回りに回すと陽極接触端子(2
52)と陰極接触端子(253)が互いに離れることになる。
【0059】 充電器(210)の前面下部にはランプ(255)が備えられ、バッテリー(
202)の端子(203)に接触端子(250)が接触すると、ランプ(255
)にライトが灯り、調整ダイアル(242)で接触端子(250)を動かすとき
位置の選定を容易にする。
【0060】 以下では添付図面を参照しつつ、本発明の第3実施例の動作を詳細に説明する
。図8乃至図10に示すように、充電器の支持部(211)に携帯フォーン(2
01)を挿入すると、後面プレート(214)と側面プレート(213)とが携
帯フォーン(201)を中央へ押しやって、一定した同じ位置に携帯フォーン(
201)が置かれるようにする。
【0061】 そして、充電器(210)の前面にある調整ダイアル(242)を回しながら
接触端子部(250)がバッテリー(202)の端子(203)と接触するよう
にする。接触端子部(250)の接触部位にスライド・ボール(254)が備え
られていて滑らかにスライドを助け、端子(203)と接触するとランプ(23
5)にライトが灯る。このために携帯フォーン(201)の大きさや形に関係な
く携帯フォーン(201)が充電器(210)の支持部(211)に挿入される
と、接触端子部(250)と接触して充電がおこなわれる。
【0062】 この本発明の第4実施例は、図11に示すように、充電器(270)はバッテ
リー(202)だけを挿入、固定するように狭い支持部(265)をもち、この
支持部(265)の下端に接触端子部(260)が形成される。側面プレート(
213)、後面プレート(214)、および可動移送部(230)は上述した第
3実施例におけると同一である。
【0063】 接触端子部(260)はバッテリーの前面端子(204)と後面端子(203
)と容易に接触するようにフック形状としており、端子(203、204)と接
触する部位は上述したところと同じくスライド・ボール(261、262)が装
着されていて、調整ダイアル(242)を回すと滑らかな移動が可能となる。
【0064】 以下では図面を参照しながら、本発明の第5実施例を詳明する。図12及び図
13に示すように、この実施例は中空ボックス形の本体(310)を有する。本
体(310)の上面には、長さの方向に向かって両側に切開した床板(311)
が設けられており、この床板(311)には外縁近くに4個のガイド・ホール(
314)が形成されている。本体(310)の内部には前記ガイド・ホール(3
14)に挿入されて、床板(311)の上下運動をガイドするガイド棒(313
)が設けられており、このガイド棒(313)はスプリング(312)を有して
いて床板(311)に上方に向けて弾力を与える。
【0065】 本体(310)の上面の一部には、固定接点(320)が設けられている。図
12に示された例において、本体(310)の上面における接触点支持には、こ
の接点支持用に"¬"形状の固定接点(320)の一端が固定されている。固定接
点(320)の端には、図16に示す接点と同じく下方を向く垂直端(380)
と底板(311)に平行した方向に向かう水平端(381)とが形成されている
【0066】 固定接点(320)の反対側には移動接点(331)が形成されている。固定
接点(320)の場合と類似して、移動接点(331)も本体(310)の上面
に接触点支持を有し、一端がこの接触点支持に固定されているが、この支持の中
央には、内部にねじ山を有する調節ナット(330)が形成されていて、この調
節ナット(330)を回すと移動接点(331)が移動するように構成する。移
動接点(331)にも固定接点(320)と同じく垂直端(380)と水平端(
381)とが形成されている。
【0067】 前記本体(310)の上面には、バッテリー固定部(342)が形成される。
望ましくは、バッテリー固定部(342)の一端は、図13に示すように、バッ
テリー固定部の上方にある支持を中心に回動可能に固定されており、図14に示
すように、下端にローラー(341)を有したローラー固定バーがバッテリー固
定部(342)の本体内に挿入されている。
【0068】 また、バッテリー固定部(342)の内部には、ローラー(341)に下向き
に弾力がかかるように、スプリング(340)が設けてある。望ましくは図示し
たとおりローラー固定バーの上部に取っ手をつける。
【0069】 図15及び図16は、本発明の第6実施例の正面及び接点の断面を示している
。この第6実施例は、平坦な本体(310)を有し、上述したと同一のバッテリ
ー固定部(342)を有する。本体(310)の上面には、一端が支持のために
固定された固定接点(360)が設けられ、図16に示すように、固定接点(3
60)は、内部にスプリング(350)が設けられた、垂直端(380)と水平
端(381)と備え、下方へ力をかけながら上下に移動するように構成する。
【0070】 また、固定接点(360)の反対側には移動接点(371)が設けられ、移動
接点(371)は、図16に示したものと同じ断面形状を有し、端部にはねじ山
を有し、調節ナット(370)を回すと移動するように構成されている。固定接
点(360)と移動接点(371)の上部には、それぞれガイド・ホール(35
1)が形成されており、この二つのガイド・ホール(351)内にはガイド・バ
ー(352)が挿入され、移動接点(371)が調節ナット(370)の回転に
よって移動する場合にその移動を案内する。
【0071】 望ましくは、第5および第6実施例には、充電されるバッテリーの接点の位置
を認識するセンサーと、このセンサーが検出した信号を受けとってこれをとおし
てアクチュエーターを制御する制御部と、この制御部からの信号によって移動接
点(331、371)と床板(311)、およびバッテリー固定部(342)の
位置を移動させるアクチュエーターを設ける。このようなセンサーとしては赤外
線センサーなどを用いることができ、アクチュエーターとしては小型サーボモー
ターなどが使用できる。当業者ならば容易にこれらと均等な他の構成要素でもっ
て代替することもできる。
【0072】 以下では、本発明の第5および第6実施例の作動を説明する。第5実施例にお
ける携帯フォーン充電器の場合、先ず使用者は床板(311)の上部に携帯フォ
ーンのバッテリーを位置させたあと、固定接点(320)の垂直端(380)が
バッテリーの充電端子に触れるようにする。それから調節ナット(330)を回
して移動接点(331)の垂直端(380)がバッテリーの残りの充電端子と接
触するようにすれば、床板(331)のスプリング(312)の弾力によって、
バッテリーが固定接点(320)及び移動接点(331)の垂直端(380)に
それぞれの充電端子が接触した状態に固定されることになる。
【0073】 この場合、バッテリーの一端だけが固定接点(320)と移動接点(331)
によって圧されるので、バッテリーの反対端部は床板(311)から離れて浮く
こともありえる。これを防ぐために、バッテリー固定部(342)を回転させて
バッテリーの他端部の上面にローラー(341)を載せることで、バッテリー固
定部(342)内部のスプリング(340)の力によってバッテリーが床板(3
11)に間違いなく固定される。
【0074】 上述の説明は、バッテリーの充電端子がバッテリーの背面に形成された場合の
ことに関するもので、携帯フォーンの機種によってはバッテリーの底面に充電端
子が位置することもある。このような場合にも、前述説明と同一の過程を反復す
ることにするが、固定端子(320)及び移動接点(331)の垂直端の代わり
に、バッテリーの充電端子と固定端子(320)及び移動接点(331)の水平
端(381)とが接触するようにすればよい。
【0075】 第6実施例の場合、先ず使用者は、固定接点(360)の一端を持ち、充電さ
れるバッテリーの一側の充電端子を固定接点(360)の端に位置させ、バッテ
リーの充電端子の上に固定接点端を載せる。そして、調節ナット(370)を回
して移動接点(371)の端が、バッテリーの他端の充電端子に接触するように
する。
【0076】 上述第5実施例のように、バッテリーの一端だけを固定接点(360)と移動
接点(371)が圧しているので、バッテリーの他端が本体(310)から離脱
することがあり、そのような場合には前記ローラー(341)がバッテリーの他
端を圧すようにバッテリー固定部(342)を回して調整すればよい。
【0077】 第6実施例でも、前記固定接点(360)および移動接点(371)は、垂直
端(380)と水平端(381)とを有しており、充電されるバッテリーの充電
端子の位置がバッテリーの背面にあろうと底面にあろうと、それに関係なく充電
が可能である。
【0078】 以下では、図面を参照しつつ、本発明の第7実施例について詳説する。図19
及び図20で示すように、支持(410)は長方形の板材の形状であり、中央部
に、下方支持用の“L”状の断面形状に形成された段が存在する。段が形成され
ている垂直壁内には、多数のピン形接触端子(430)が2列に配列されている
【0079】 ピン形接触端子(430)は、弾性部材(たとえば、スプリング。図示せず)
を介して支持板(410)の垂直壁に設けられていて、携帯フォーンの接触端子
が接触する際、弾性部材の弾力によって携帯フォーンの接触端子と密着すること
になる。また、支持板(410)の上面には、ピン形接触端子(430)に隣接
して、多数の板スプリングタイプの接触端子が設けられている。多数のピン形接
触端子(430)と板スプリングタイプの接触端子(431)は、いずれかが陽
極或いは陰極の接触端子になっており、陽極端子と陰極端子とは、板の中心線を
基準として一の端子群側と他の端子群側とに分離されている。
【0080】 ピン形接触端子(430)と板スプリングタイプ接触端子(431)とは一般
的な充電器に使用されるものと同じものを使用し、外部の電源供給装置と連結し
ているが、その連結方法および回路に関しては、業界通常の知識を有する者にと
って余りにも一般的なことなので説明を省く。
【0081】 支持板(410)の上部には、抑え板(420)が回動可能に連結されている
。望ましくは、図示したようにヒンジ(440)で結合する。抑え板(420)
は支持板(410)とのヒンジ(440)固定点を中心に回動することになるが
、この際回動角度を十分に確保するために後ろの部分は図示したように段を形成
して支持板(410)との間隔を大きくとる方が望ましい。
【0082】 また、抑え板(420)の前の部分には"∧"状の垂直部を有することが望まし
く、その下部には連結部(422)が突出しており、圧着板(423)が連結部
(422)と回動可能に連結されている。圧着板(423)は長方形状を有し、
上部にはヒンジ(441)によって連結部(422)に連結されるための突出部
が形成されている。望ましくは、圧着板(423)の下面はゴムのように滑りに
くい材質で形成する。
【0083】 支持板(410)と抑え板(420)との間には、図20に示すように、リタ
ーン・スプリング(424)が設けられ、このリターン・スプリング(424)
は抑え板(420)に弾力をかけ、これによって圧着板(423)は充電器を使
用しないときに支持板(410)の上部に接触しているようにする。
【0084】 以下では、第7実施例の作動について詳細に説明する。図21は、本発明によ
る充電器に携帯フォーンが装着された状態を示すもので、使用者は携帯フォーン
を充電したいとき、先ず抑え板(420)の後部を押して、圧着板(423)と
支持板(410)との間に十分に空間をもたせるようにする。こうした状態の下
で、携帯フォーンまたはバッテリーの接触端子が、充電器の接触端子に接触する
ようにし、抑え板(420)から手を放すと、リターン・スプリング(424)
の弾力によって携帯フォーンまたはバッテリーが支持板(410)と圧着板(4
23)の間にしっかりと固定される。
【0085】 図22乃至図24には、本発明の第8実施例による多機種携帯フォーン充電器
を示す。本実施例では本体(500)の前部に接点固定部(501)が設けられ
ており、本体(500)の上面には床板(510)が設けられている。この床板
(510)の一側は、本体の終端とヒンジで回転可能に連結されており、本体の
内部面と床板の底面との間にはスプリング(511)が設けられていて、床板は
上方へ弾力がかかっている。本体の前方にはストッパー(520)が設けられ、
スプリングの力で底板の上昇する高さを制限している。
【0086】 接点固定部には二つの接点(530、531)が設けられる。これらの接点の
うち一つは位置の固定されている固定接点(530)であり、残りの一つは移動
可能な移動接点(531)である。すなわち、移動接点は、接点固定部に設けら
れた調節ナット(540)とねじで結合されていて、調節ナットを回すと図23
で左右に移動できるように構成される。また、前記本体の上面には前記底板を横
の方向に横切るゴムバンド(550)が設けられている。
【0087】 したがって、使用者は床板を圧して下ろしておいた状態で、携帯フォーンのバ
ッテリー接点が接点固定部側にあるように携帯フォーンを床板上においた後、調
節ナットを回して接点間の間隔を調整する。この状態でゴムバンドが携帯フォー
ンの本体を抑えているために、充電中の携帯フォーンが動いたり、後部が持ち上
がるようなことを防ぐことができる。
【0088】
【産業上の利用可能性】
上述のような構成により、多機種携帯フォーンに適用可能な本発明に係る充電
器は、充電器内部で携帯フォーンの固定が容易であり、接触端子部の移送構造が
簡単でありながら便利で、バッテリー端子の接触が確実におこなわれるという効
果がある。また、充電される携帯フォーンの機種の差異に拘わりなく充電が可能
で、特に接点間の距離はいうまでもなく垂直の高さも、ともに調節が可能である
から、どのような形態のバッテリーでも充電が可能である。更に、本発明では、
分離したバッテリー固定部が提供されるため、携帯フォーンのバッテリーが充電
器により確実に固定できるので、充電中バッテリーが動いて充電が中断されるこ
となどが防げ、垂直接点と水平接点を同時に提供するので適用できるバッテリー
の種類が一層多くなる。
【0089】 併せて、センサーとアクチュエーターなどの使用は、使用者が一々肉眼でバッ
テリーの接点を確認しながら調節する煩雑さがなく、自動的に接点間の距離を調
節できるため、使用が一層簡便である。そして、接触端子が前記支持板の垂直壁
および支持板の上部に形成されているため、接触端子が充電池の背面に形成され
ていようが、または下面に形成されていようが、それに構わず、充電が可能であ
る。抑え板の前の部分は“∧”状の断面とされているので、圧着板が携帯フォー
ンと充電池の両方を同時に圧すと、垂直壁の方へ押す力がかかるから、充電器と
携帯フォーン間の接触端子とが離脱することがない。また、圧着板の下部はゴム
などの材質を使用するから、充電中の携帯フォーンや充電池が滑って離脱するこ
とも防げる。これによって、本発明による充電器では色々な形態と変わったサイ
ズの携帯フォーンや充電池が一つの充電器によって充電でき、製造業者としては
充電器を共用化して生産単価を下げることができ、消費者としても製品単価の低
下による経済的利益を得ると同時に、携帯フォーンを取り替えるときにも、既存
の充電器をそのまま利用できるので携帯フォーンだけを購入するだけでよく、費
用の節減にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の斜視図。
【図2】 本発明第1実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の可動移送部の斜視図。
【図3】 本発明第1実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の断面図。
【図4】 本発明第2実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の斜視図。
【図5】 本発明第2実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の可動移送部の斜視図。
【図6】 本発明第2実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の断面図、
【図7】 本発明第2実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の斜視図。
【図8】 本発明第3実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の斜視図。
【図9】 本発明第3実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の可動移送部の斜視図。
【図10】 本発明第3実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の断面図。
【図11】 本発明第4実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の断面図。
【図12】 本発明第5実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の正面図。
【図13】 図12に図示した実施例の平面図。
【図14】 図13に図示した実施例中バッテリー固定部の断面図。
【図15】 本発明第6実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の正面図。
【図16】 図15のA−A線による断面図。
【図17】 図12に図示した実施例に携帯フォーンが装着された状態を図示した正面図。
【図18】 図15に図示した実施例に携帯フォーンが装着された状態を図示した正面図。
【図19】 本発明第7実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の斜視図。
【図20】 図19に図示した実施例の側面図。
【図21】 図19に図示した実施例の使用状態を図示した使用状態図。
【図22】 本発明第8実施例に係わる多機種携帯フォーン充電器の平面図。
【図23】 図22に図示した実施例の正面図。
【図24】 図22に図示した実施例の側面図。
【符号の説明】
10、100、210、270 充電器 40、138、240 ピニオン 42、141、242 調整ダイヤル 50、120、250 接触端子部 54 スライドボール 101 本体 106 磁石 110 充電ランプ 112 ロッキングデバイス 130、230 可動移送部 150 カバー 155 スリット 310、500 本体 311 床板 320、360 固定接点 330、370、540 調整ナット 331、371 移動接点 342 バッテリー固定部 380 垂直端 381 水平端 410 支持板 420 抑え板 430 ピン形接触端子 431 板スプリングタイプ接触端子 530、531 接点 550 ゴムバンド
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月18日(2003.2.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記調整手段は、下側に形成されたギアを備える、前記陽極
接触端子の下部で陽極接触端子と連結された陽極接地バーと、 上側に形成されたギアを備える、前記陰極接触端子の下部で陰極接触端子と連
結された陰極接地バーと、 前記陽極接地バーと陰極接地バーとのギアの間にあるピニオンと、から構成さ
れる請求項に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
【請求項】 前記調整手段は、終端が外部に突出して、前記ピニオンの前
面に連結された軸と、 前記軸の終端に結合された調整ダイアルとからなる請求項7に記載の多機種携
帯フォーン用バッテリー充電器。
【請求項10】 前記接触端子部は、挿入された前記携帯フォーンのバッテ
リーの後面端子に接触するような、"∧"状の弾性形状を有し、 前記接触端子の移動時に、滑らかな摺動を可能にするために、接触部位に固定
されたスライド・ボールを備える請求項7に記載の多機種携帯フォーン用バッテ
リー充電器。
【請求項11】 前記接触端子部は前記携帯フォーンから分離されたバッテ
リーの前面と下端部端子とが結合するように弾性のあるフック状に形成されてお
り、 前記端子との接触部位には、滑らかな移動を可能とするスライド・ボールを備
えたものである請求項7に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
【請求項12】 本体と; 前記本体の上面の一部を除去して上下動可能となるように設けられた床板と; 前記床板と本体との間に介在するスプリングと; 前記スプリングを固定し、床板の上下移動を案内するガイド棒と; 前記本体の上面の一側に設けられた固定接点と; 調整ナットの操作によって固定接点との距離が調節できるようにされ、前記固
定接点の反対側の前記本体の上面の他側に設けられた移動接点と; 及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、挿入された携帯フォーンの
バッテリーの上部を圧すローラーを下部に有し、前記ローラーが上下に移動でき
るように、内部にスプリングが設けられたバッテリー固定部と; からなることを特徴とする携帯フォーン充電器。
【請求項13】 本体と; 内部にスプリングを有し、上下に移動可能に、前記本体の上面一部に設けられ
た固定接点と; 前記固定接点の反対側の前記本体の上面の他側に設置され、調節ナットの操作
によって固定接点との距離が調節可能で、内部にスプリングが設置されており、
上下に移動可能なように設置された移動接点と; 及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、挿入された携帯フォーンの
バッテリーの上部を押し下げるローラーを下部に有し、内部にスプリングが設置
されて前記ローラーが上下動可能にされたバッテリー固定部と; からなることを特徴とする携帯フォーン充電器。
【請求項14】 挿入された携帯フォーンのバッテリーの接点位置を検出す
るセンサーと、 前記移動接点と床板及びバッテリー固定部とを移動させるアクチュエーターと
、 前記センサーからの信号を受けてアクチュエーターを駆動する制御部とを含む
請求項12に記載の携帯フォーン充電器。
【請求項15】 挿入された携帯フォーンのバッテリーの接点位置を検出す
るセンサーと、 前記移動接点とバッテリー固定部を移動させるアクチュエーターと、 前記センサーからの信号を受けてアクチュエーターを駆動する制御部と、を含
む請求項13に記載の携帯フォーン充電器。
【請求項16】 前記固定接点と移動接点は垂直接点と水平接点とを有する
請求項12〜請求項15いずれかに記載の携帯フォーン充電器。
【請求項17】 支持板と、 前記支持板と回動可能に結合する押さえ板と、前記押さえ板と支持板の間に設
置されるリターン・スプリングと、 前記押さえ板の下部に回動可能に結合され支持板と一緒に携帯フォーンを固定
する圧着板と、 前記支持板の中心において垂直壁に当てて設けられた多数のピン形状接触端子
と、 前記ピン形状接触端子と隣り合わせて前記支持板の上面に形成された多数の板
スプリング形状接触端子と で構成されることを特徴とする携帯フォーン充電器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】 本発明は多機種携帯フォーン充電器に関するもので、一層詳細には使用する携
帯フォーンの種類に関係なく、すべての携帯フォーンに一つの充電器で充電或い
は再充電できる、充電器に関するものである。
【0002】
【背景技術】 何時どこでも使用できるという利点により携帯フォーン(cellular phone)は
漸次その使用が増加しており、最近は必需品としての位置を固めているというの
が実情である。こうした携帯フォーンは、携帯性という特性により、電源供給と
して充電式乾電池(以下、充電池という)を用いているが、それは携帯フォーン
の機種によって差異があるものの、連続的に使用するために周期的な充電を行な
わねばならない。
【0003】 一般的な携帯フォーン充電器の場合、携帯フォーンの挿入が可能となる溝を備
えた本体と、携帯フォーンの充電池と接続して再充電する接続端子とで構成され
ている。この場合、充電器は、携帯フォーンの充電池と対応しうるように、溝と
接続端子とを有するように構成されなければならない。そのため、もし、その溝
や接続端子が接触できないと、再充電は不可能となる。
【0004】 特に、最近では携帯フォーンのカラフルなファッション化傾向があり、新技術
の開発に伴って製品のライフ・サイクルが短くなっているので、市場では多様な
種類の新製品が出回っているのが実情であり、製品毎に異なる充電器を開発しな
ければならなく、製品の製造単価が上昇するということまでいえないが、開発期
間の長期化が起きる。更に、使用者が新しい携帯フォーンを購入する場合、新た
な充電器もまた購入しなければならず、結果的に資源の浪費となり、国家的にも
深刻な問題となろう。したがって、本発明はサイズや形が異なる多様なすべての
携帯フォーンに適用可能な充電器の提供を目的としている。
【0005】
【発明の開示】 上記の目的を達するために、この本発明の充電器は、挿入されることによって
携帯フォーンが接続される挿入部を有する本体部と、前記挿入された携帯フォー
ンを固定する支持手段と、携帯フォーンと接触するために、垂直部及び水平部に
分けられおり、前者は携帯フォーン・バッテリーの後面端子と接触するように、
携帯フォーンの下端から延長された垂直部であり、後者はバッテリー底部端子と
接触するように、延長された水平部であり、この垂直部及び水平部の両方がそれ
ぞれ正極接触端子部と負極接触端子部とを有する接触端子と、前記接触端子の陽 極接触端子部と陰極接触端子部とを接触或いは離間する機能を備えた調整手段を 有する可動移送部と 、で構成されることを特徴とする。
【0006】 本発明によると、充電器は、カバーをロック(lock)或いはアンロック(unloc
k)できるロッキング・デバイス(locking device)を有する、充電器の前記挿入
部を覆うカバーを更に備え、前記支持手段は、側面支持台と後面支持台とを有す
るとともに、前記挿入部の中央へ携帯フォーンを押すようになっており、前記挿
入部は、前記側面支持台と後面支持台との両方に入出可能にされており、これら
の支持台に十分な復元力を与えるためのスプリングを備えたガイド溝を有する。
【0007】 前記支持手段は、前記携帯フォーンを固定する磁石を前記挿入部に有し、前記
接触端子は、多様なタイプのバッテリーの異なる高さの端子に対応できように、
複数個の端子高さがそれぞれ異なったものとなっている。
【0008】 また、可動移送部は、陽極接触端子の上方と、陰極接触端子部の下方において
異なる高さのギア部に結合して配置されており、また、前記ギア間に挟まれたピ
ニオンが設けられおり、前記ピニオンが回されると、陽極接触端子と陰極接触端
子とを同時に近接或いは離間するように、前記ギア部が移動する。
【0009】 本発明の別の特徴は、携帯フォーンを充電するために前面に挿入・固定する支
持部を有する携帯フォーン用バッテリー充電器であって、携帯フォーンを中央へ
押すための弾性部材を備え、その場所で保持する側面プレートと、携帯フォーン
を後方から前方へ押すための弾性部材を備える後面プレートと、バッテリーの端
子と接触するために前記支持部の下端に設けられた接触端子と、前記接触端子の 陽極接触端子部と陰極接触端子部とを接触或いは離間する機能を備えた調整手段 を有する可動移送部と から構成される。
【0010】 本発明によると、前記可動移送部は、陽極接触端子と陰極接触端子とを同時に
近接或いは相互に離間する調整手段を有しており、前記調整手段は、陰極接触端
子と連結された陰極接続半体と、下側にあるギアとを備え、また、陽極接触端子
と連結された陽極接続半体と、上側にあるギアとを備えるものであり、前記接続
半体との双方のギア間にピニオンが噛み合わされている。
【0011】 前記調整手段は前記ピニオンの前面に連結され、終端は外部に突出した軸とこ
の軸の終端に結合した調整ダイアルを備え、前記接触端子部は携帯フォーンのバ
ッテリーの後面端子に接触するような、 "∧"状の弾性形状を有し、前記接触端
子の移動時に滑らかな摺動を保証するために、接触部位に固定されたボールを備
える。
【0012】 接触端子部は、前記携帯フォーンから分離されたバッテリーの前面における下
端部端子と接触するために、弾性のあるフック状に形成されており、前記端子と
の接触部位には、スライド・ボールも備えている。
【0013】 さらに、この本発明によると、前記本体部の前面下部で前記携帯フォーン・バ ッテリーの端子と前記接触端子とが接触したとき点灯するランプを追加的に備え るものである。
【0014】 また、別の本発明では、本体と、前記本体の上面の一部を除去して上下動可能
となるように設けられた床板と、前記床板と本体との間に介在するスプリングと
、前記スプリングを固定し、床板の上下移動を案内するガイド棒と、前記本体の
上面の一側に設けられた固定接点と、調整ナットの操作によって固定接点との距
離を持つことができ、前記固定接点の反対側に設けられた移動接点と、および、
前記本体の上面一側に回動可能に設置され、前記本体の上部表面において移動可
能であり、バッテリーの上部を圧すローラーを下部に有し、前記ローラーを容易
に上下動できるために、内部にスプリングが設けられたバッテリー固定部と、か
らなることをもう一つの特徴とする。
【0015】 そしてまた、本発明では、本体と、内部にスプリングを有し、上下に移動可能
である、前記本体の上面一部に設けられた固定接点と、前記固定接点の反対側の
前記本体の上面の他側に設置され、調節ナットの操作によって固定接点との距離
が調節可能で、内部にスプリングが設置されており、上下に移動可能なように設
置された移動接点と、及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、バッテ
リーの上部を押し下げるローラーを下部に有し、前記ローラーの上下動を容易に
するために、内部にスプリングが設置されたバッテリー固定部と、からなること
をもう一つの特徴とする。
【0016】 バッテリー固定部は、前記本体の上面側に、内部で回転可能に設けられ、挿入 された携帯フォーン・バッテリーの上部を抑えるローラー・べロー(rallerbell ow)と、前記ローラーの上下を固定するスプリングを備えるものである。
【0017】 更に、バッテリーの接点の位置を検出するセンサーと、前記移動接点および床
板を移動させるアクチュエーターと、前記センサーからの信号を受けて前記アク
チュエーターを駆動する制御部を含むことももう一つの特徴である。
【0018】 前記接点がそれぞれ垂直接点と水平接点とを有することもまたべつの特徴とす
る。
【0019】 本発明の最後の特徴は、支持板と、この支持板と移動可能に結合する押さえ板
と、支持板と押さえ板との間に設けられるリターン・スプリングと、押さえ板の
下部に移動可能に設けられて支持板とともに携帯フォーンを固定する圧着板と、
前記支持板の中心において垂直壁に当てて設けられた多数のピン形状接触端子と
、前記ピン形状接触端子と隣り合わせて前記支持板の上面に形成された多数の板
スプリング形状接触端子と、で構成されるものである。
【0020】
【発明の実施形態】 以下、添付図面を参照しつつ、本発明の第1実施例を詳説する。
【0021】 図1乃至図3に図示しするように、多機種携帯フォーン用の本発明に係る充電
器(10)は、携帯フォーンを挿入、固定できるように挿入部を有する本体部(
11)、そして本体部(11)の下端に位置して携帯フォーン・バッテリーの端
子(3)と接触する接触端子部(50)とで構成されている。
【0022】 また、多機種携帯フォーン充電器(10)は挿入部(12)の側面に形成した
側面支持台(13)、挿入部(12)の後面に形成した後面支持台(14)、お
よび接触端子部(50)を移動させる可動移送部(30)を更に備える。
【0023】 後面支持台(14)は長方形に形成されて、後面(15)が開放され、内部面
の中央から固定突起(16)が突出形成され、上下終端には掴み段(17)が外
部方向に形成される。
【0024】 前記器挿入部(12)の後面には後面支持台(14)が出入りできるように後
面支持台(14)の外形に合わせた後面ガイド溝(20)が形成され、前記後面
ガイド溝(20)の底面には支持台(14)の固定突起(16)に対応して固定
バー(21)が突出形成される。そして、後面ガイド溝(20)の上下面には掴
み顎(22)が形成され、後面支持台(14)の掴み段(17)は、後面支持台
14が前後に移動して離脱現象を防止するように、挿入され得る。後面支持台(
14)の固定突起(16)と後面ガイド溝(20)の固定バー(21)との間に
は圧縮スプリング(23)が装着される。
【0025】 したがって、携帯フォーン(1)が充電器の本体部(11)の挿入部(12)
に挿入されると、後面支持台(14)が充電器(10)の後面ガイド溝(20)
に沿って押し入れられ、圧縮スプリング(23)は圧縮しながら後面支持台(1
4)に復元力を与えて携帯フォーン(1)を前方へ押し出す。
【0026】 側面支持台(13)も長方形で、前面(25)は丸みのある凹状に形成され、
後面支持台(14)と同一の構造を有し、充電器挿入部(12)の側面ガイド溝
(26)に挿入されて携帯フォーン(1)を左右から中央へ押しやる。
【0027】 接触端子部(50)は充電器挿入部(12)の後面下部に形成された両側の長
方形溝(51)から突出して携帯フォーン・バッテリー(2)の後面下部にある
端子(3)と接触する。この接触端子部(50)の端子(57)は弾力を有し、
バッテリー端子(3)との接触部位には、スライド・ボール(54)が装着され
るか、或いは、丸い形状になっていて、端子(3)が接触のため移動するときの
摺動が円滑とされている。
【0028】 図2に示すとおり、可動移送部(30)は終端に楔溝(33)を有する陽極端
子(31)と陰極端子(32)が、主回路基板(図示せず)から延びて突出し、
この楔溝(33)によって離脱を阻まれながら左右にスライド可能に引っ掛かり
顎(34)を有する陽極接続半体(35)と陰極接続半体(38)が上下にそれ
ぞれ結合している。
【0029】 陽極接続半体(35)の一端上面には陽極接触端子(52)二つが上向きに形
成され、下面にはギア(36)が形成される。陰極接続半体(38)は一端には
陽極接続半体(35)と高さを合わせるために顎(37)が形成され、この顎(
37)の上に二つの陰極接触端子(53)が形成され、陽極接続半体(35)の
ギア(36)と合わせたギア(39)が上向きに形成されている。
【0030】 陽極接続半体(35)の下面ギア(36)と陰極接続半体(38)の上面ギア
(39)の間には、ピニオン(40)が噛み合い、このピニオン(40)から外
部に向けて軸(41)が形成されて、軸(41)の終端には接触端子(50)の
位置を調節する調整ダイアル(42)が取り付けてある。
【0031】 したがって、調整ダイアル(42)を時計の針の動く方向に回すと、ピニオン
(40)が、ピニオン(40)の上部と下部に噛み合ったギア(36、39)を
動くように回転し、陽極接触端子部(52)と陰極接触端子部(53)とが互い
に近寄る。反対に調整ダイアル(42)を時計の針の動く方向と反対に回すと、
陽極接触端子部(52)と陰極接触端子部(53)とが互いに離れる。
【0032】 充電器(10)の前面下部には接触ランプ(55)と充電ランプ(56)が形
成され、バッテリーの端子(3)に接触端子部(50)が接触すると、接触ラン
プ(55)にライトが灯ることになり、調整ダイアル(42)で接触端子(50
)を動かすときにその位置の選定を容易にし、そして、充電が終り次第、充電ラ
ンプ(56)に灯が点る。
【0033】 以下では、図面を参照しながら本発明の第1実施例を詳説する。図1乃至図3
に示されたとおり、充電器挿入部(12)に携帯フォーン(1)を挿入すると、
後面支持台(14)と側面支持台(13)がガイド溝(20、26)へ押し入れ
られ、圧縮スプリング(23)の復元力により携帯フォーンを中央前面へ押し付
け常に一定した位置に携帯フォーンが置かれるようにする。
【0034】 挿入された携帯フォーンのバッテリー端子が充電器の接触端子部に接触すると
接触ランプ(55)にライトが灯って接触したことを確認させ、若しライトが灯
らなければ、上記したダイヤルを操作することで、接触端子部(50)を移動す
ることが必要となる。
【0035】 すなわち、調整ダイアル(42)を時計回りに回すと陽極接触端子(52)と
陰極接触端子(53)との間の距離が近まる。反対に調整ダイアル(42)を反
時計回りに回すと陽極接触端子(52)と陰極接触端子(53)との間の距離が
離れる。このとき、接触端子部(50)の接触部位にスライド・ボール(54)
が挿入されているのでバッテリー面に滑らかなスライドを助け、端子と接触する
と接触ランプ(55)にライトが灯るのである。
【0036】 充電器(10)の前面ある調整ダイアル(42)を回しながら接触端子部(5
0)がバッテリーの端子(3)と接触したかどうかを接触ランプ(55)の点灯
有無によって確認する。これによって、携帯フォーンのサイズと形状とに関係な
く携帯フォーンが充電器の挿入部(12)に挿入され、接触端子部(50)との
接触をとおして充電が行われる。
【0037】 以下では必要に応じて添付図面を参照しながら、この本発明の第2実施例を詳
説する。図4乃至図6に示すように、本発明の多機種携帯フォーン充電器(10
0)は、垂直部(102)と水平部(103)とを有する本体部(101)、本
体部(101)に突出して携帯フォーンのバッテリー端子(3)と接触する接触
端子部(120)、この接触端子部(120)を左右に移動させる可動移送部(
130)、および本体部(101)に固定した携帯フォーン(1)を保護するカ
バー(150)とで構成する。
【0038】 本体部(101)には、垂直部(102)の前面下端に接触端子部(120)
が突出して移動できるように長方形の端子ホール(104)が左右に形成され、
前面上端部にはカバー(150)がヒンジで結合するように両端部にヒンジ軸(
105)が突出する。また、前面の中央部には携帯フォーンを固定するための支
持手段として磁石(106)が固定リブ(107)によって付着される。
【0039】 本体部(101)の水平部(103)は上面には、長方形の端子溝(115)
が左右に形成され、内部に可動移送部(130)をスライディング可能に固定す
るために固定突起(108)が前後に突出する。この固定突起(108)は終端
に溝(109)を有し、この溝(108)に沿って可動移送部(130)を移動
させる。そして、前面部には、バッテリーの充電が完了したかどうかを知らせる
充電ランプ(110)とバッテリーの端子(3)が接触端子部(120)と接触
したかどうかを知らせる接触ランプ(111)とが左右に形成されている。そし
て中央部にカバー(150)を開閉調節するロッキング・デバイス(112)が
取り付けてある。
【0040】 接触端子部(120)は、携帯フォーン・バッテリーの後面端子(3)に接触
する垂直接触端子部(121、122)と、バッテリーの前面端子(4)に接触
する水平接触端子部(125、126)とで構成される。
【0041】 垂直接触端子部(121、122)は、バッテリー(2)の後面端子(3)の
高さがモデル毎に色々と違うため、端子(123)の高さを外部方向に進むにつ
れ段々高くなるようにして、陽極と陰極の垂直接触端子部(121、122)の
突起の高さが“V”字形をとるようにする。
【0042】 接触端子部(120)の端子(123)は弾性を有し、バッテリー端子(3、
4)との接触部位にはスライド・ボール(54)が装着されるか、または丸みを
帯びた形になっていて、端子(3、4)が接触のため移動するときスライディン
グが円滑になる。
【0043】 可動移送部(130)は、接触端子部(120)を固定する固定台(131)
とこの固定台(131)に結合して固定台(131)を移動させるギア部(13
4、136)、そしてこのギア部(134、136)と噛み合うピニオン(13
8)とで構成する。
【0044】 固定台(131)は、垂直片(132)とこの垂直片(132)の下端から延
長した水平片(133)を有する。垂直片(132)の上面には垂直接触端子部
(122)が垂直に固定され、水平片(133)の上面には水平接触端子部(1
26)が水平に固定される。そして、水平片(133)下端の前後面には本体部
(101)の固定突起(108)に挿入されて左右にスライドしながら固定する
ようにスライド・リブ(145)が突出する。
【0045】 また、陽極固定台(142)の前面には上面(135)にギアが形成された、
下方支持用に"L"形にされた下部ギア(134)が結合する。そして、陰極固定
台(143)は下面(137)にギアが形成された上部ギア(136)が噛み合
う。
【0046】 下部ギア(134)が上部ギア(136)との間にはピニオン(138)が噛
み合う。このピニオン(138)の中央部には連結軸(139)が結合し、この
連結軸(139)の終端には調節ダイアル(141)が装着される。そして連結
軸(139)の所定の位置には外周面に溝(140)が形成されて、この溝(1
40)に本体部(101)から突出した回転ホール(113)の引っ掛かり段(
114)が挿入されて連結軸(139)は回転可能であるが、そこから離脱でき
ないようにしている。
【0047】 したがって、調整ダイアル(141)を時計回りに回すとピニオン(138)
が回転し、連動して噛み合った上・下部ギア(134、136)の間の距離が開
く。そして調整ダイアル(141)を反時計回りに回すと陽極接触端子部(12
1、123)と陰極接触端子部(122、126)との間隔が狭まる。
【0048】 充電器(100)のカバー(150)は望ましくは透明な材料を用い、上端の
両側には本体部(101)のヒンジ軸(105)に挿入できるようにホールを形
成したヒンジ突起(151)が形成され、下端は本体部(101)のロッキング
デバイス(112)と結合される。それゆえ、携帯フォーンを充電器(100)
に固定したあとカバー(150)を覆い、ロッキングデバイスでロックすると充
電する間その場を留守にしても紛失のおそれがない。
【0049】 下では添付図面を参照しつつ、本発明の第2実施例の動作を一層詳細に説明す
る。図4乃至図6に示すように、携帯フォーンを充電器の本体部(101)の中
央へ接近させると、垂直部(102)の磁石(106)が携帯フォーンを引き寄
せて垂直部(102)に密着させる。磁石(106)によって密着した携帯フォ
ーンを下向きに移動させて本体部(101)の水平部(103)に接触させると
、携帯フォーンのバッテリー端子(3、4)と接触端子部(120)とが接触し
接触ランプ(111)にライトが灯る。
【0050】 もし接触がなされないと接触ランプ(111)にライトが灯らないから、使用
者は接触如何を容易に識別できる。すなわち、調整ダイアル(141)を時計回
りに回すと、陰極接触端子部(122、126)と陽極接触端子部(121、1
25)との間が遠ざかり、反時計回りに回すと接触端子部(120)の陰極接触
端子部(122、126)と陽極接触端子部(121、125)との間が狭まる
。バッテリーの端子(3、4)と接触端子部(120)とが接触すると接触ラン
プ(111)にライトが灯り、接触がなされたことを示す。充電する間、他に用
事のある場合、そのあとカバー(150)を閉め、鍵でロッキングデバイス(1
12)によりロックしてその場を留守にできる。
【0051】 一方、図7に示すように、携帯フォーン充電器(100)は充電器の本体部(
101)の下端部にコイン入れ用スリット(155)を付設して、充電を望む際
、コインをそのスリット(155)に入れて始めて充電がおこなわれるようにし
て、営業場所で有料充電用に利用することもできる。
【0052】 以下では添付図面により本発明の第3実施例を詳説する。図8乃至図10に示
したように、フォーン充電器(210)は前面に携帯フォーン(201)を挿入
し固定できる支持部(211)と、この支持部(211)の下端に位置して携帯
フォーン(201)内のバッテリー(202)の端子(203)と接触する接触
端子部(250)とで構成する。
【0053】 また、多機種携帯フォーン充電器(210)は支持部(211)の両側面に形
成された側面プレート(213)、支持部(211)の後面に形成した後面プレ
ート(214)、および接触端子部(250)を移動させる可動移送部(230
)とで構成する。
【0054】 後面プレート(214)には、図10に示したように、後面の上下終端に引っ
掛かり顎(216)を有する突起バー(215)が備えられており、充電器(2
10)には突起バー(215)と一致するようにガイド・ピン(217)が押し
入れられる。このガイド・ピン(217)には中央にホール(219)が形成さ
れ、このホール(219)の入口部に引っ掛かり顎(218)が同じく形成され
る。したがって、突起バー(215)がガイド・ピン(217)に挿入されると
前後に移動可能となり、しかしながら引っ掛かり顎(216、218)によって
離脱が阻まれる。
【0055】 また、ガイド・ピン(217)と突起バー(215)の間には、弾性部材の圧
縮スプリング(220)が取り付けられており、携帯フォーン(201)が充電
器(210)の支持部(211)に挿入されると、携帯フォーン(201)の厚
さによって後面プレート(214)が後方に移動するが、後面プレート(214
)は圧縮スプリング(220)の復元力によって携帯フォーン(201)を前方
へ押しやるので、常に一定した位置を占めるようにする。
【0056】 側面プレート(213)も後面プレート(214)と同じく上下に突起バーと
ガイド・ピンが形成されていて、携帯フォーンを一定した位置になるように補助
するために、中央方向へ押す。
【0057】 接触端子部(250)は、充電器支持部(211)の後面の下部に形成された
両側の長方形ホール(251)から突出している、携帯フォーン(201)バッ
テリー(202)の後面下部にある端子(203)と、接触する。この接触端子
部(250)は弾力を有し、バッテリー(302)端子(203)との接触部位
にはスライド・ボール(254)が装着されていて、端子が接触のために移動す
るときのスライディングが円滑となる。
【0058】 可動移送部(230)は、図9に示したとおり、終端に楔溝(233)をもっ
た陽極端子(231)と陰極端子(232)とが、回路基板(図示せず)から延
長して、上下に突出しており、この楔溝に離脱を阻まれながら、左右にスライデ
ィング可能に引っ掛かり顎(234)をもった陽極接続半体(235)と陰極接
続半体(238)が上下に結合する。
【0059】 陽極接続半体(235)の一端上面には、二つの陽極接触端子(252)上向
きに形成され、下面にはギア(236)が形成される。陰極接続半体(238)
は、一端には陽極接続半体(235)と高さを合わせるために顎(237)が形
成され、この顎(237)の上に二つの陰極接触端子(253)が形成される。
上面には陽極接続半体(235)と同一のギア(239)が形成される。
【0060】 陽極接続半体(235)の下面ギア(236)と陰極接続半体(238)の上
面ギア(239)との間にはピニオン(240)が噛み合い、このピニオン(2
40)の前面には軸(241)が形成されて、軸(241)の終端には接触端子
(250)の位置を調節する調整ダイアル(242)が結合される。したがって
調整ダイアル(242)を時計回りに回すとピニオン(240)が回転すること
になり、ピニオン(240)の上部と下部に噛み合ったギア(236、239)
が連動して陽極接触端子(252)と陰極接触端子(253)との間の開きが狭
くなる。反対に調整ダイアル(242)を反時計回りに回すと陽極接触端子(2
52)と陰極接触端子(253)が互いに離れることになる。
【0061】 充電器(210)の前面下部にはランプ(255)が備えられ、バッテリー(
202)の端子(203)に接触端子(250)が接触すると、ランプ(255
)にライトが灯り、調整ダイアル(242)で接触端子(250)を動かすとき
位置の選定を容易にする。
【0062】 以下では添付図面を参照しつつ、本発明の第3実施例の動作を詳細に説明する
。図8乃至図10に示すように、充電器の支持部(211)に携帯フォーン(2
01)を挿入すると、後面プレート(214)と側面プレート(213)とが携
帯フォーン(201)を中央へ押しやって、一定した同じ位置に携帯フォーン(
201)が置かれるようにする。
【0063】 そして、充電器(210)の前面にある調整ダイアル(242)を回しながら
接触端子部(250)がバッテリー(202)の端子(203)と接触するよう
にする。接触端子部(250)の接触部位にスライド・ボール(254)が備え
られていて滑らかにスライドを助け、端子(203)と接触するとランプ(23
5)にライトが灯る。このために携帯フォーン(201)の大きさや形に関係な
く携帯フォーン(201)が充電器(210)の支持部(211)に挿入される
と、接触端子部(250)と接触して充電がおこなわれる。
【0064】 この本発明の第4実施例は、図11に示すように、充電器(270)はバッテ
リー(202)だけを挿入、固定するように狭い支持部(265)をもち、この
支持部(265)の下端に接触端子部(260)が形成される。側面プレート(
213)、後面プレート(214)、および可動移送部(230)は上述した第
3実施例におけると同一である。
【0065】 接触端子部(260)はバッテリーの前面端子(204)と後面端子(203
)と容易に接触するようにフック形状としており、端子(203、204)と接
触する部位は上述したところと同じくスライド・ボール(261、262)が装
着されていて、調整ダイアル(242)を回すと滑らかな移動が可能となる。
【0066】 以下では図面を参照しながら、本発明の第5実施例を詳明する。図12及び図
13に示すように、この実施例は中空ボックス形の本体(310)を有する。本
体(310)の上面には、長さの方向に向かって両側に切開した床板(311)
が設けられており、この床板(311)には外縁近くに4個のガイド・ホール(
314)が形成されている。本体(310)の内部には前記ガイド・ホール(3
14)に挿入されて、床板(311)の上下運動をガイドするガイド棒(313
)が設けられており、このガイド棒(313)はスプリング(312)を有して
いて床板(311)に上方に向けて弾力を与える。
【0067】 本体(310)の上面の一部には、固定接点(320)が設けられている。図
12に示された例において、本体(310)の上面における接触点支持には、こ
の接点支持用に"¬"形状の固定接点(320)の一端が固定されている。固定接
点(320)の端には、図16に示す接点と同じく下方を向く垂直端(380)
と底板(311)に平行した方向に向かう水平端(381)とが形成されている
【0068】 固定接点(320)の反対側には移動接点(331)が形成されている。固定
接点(320)の場合と類似して、移動接点(331)も本体(310)の上面
に接触点支持を有し、一端がこの接触点支持に固定されているが、この支持の中
央には、内部にねじ山を有する調節ナット(330)が形成されていて、この調
節ナット(330)を回すと移動接点(331)が移動するように構成する。移
動接点(331)にも固定接点(320)と同じく垂直端(380)と水平端(
381)とが形成されている。
【0069】 前記本体(310)の上面には、バッテリー固定部(342)が形成される。
望ましくは、バッテリー固定部(342)の一端は、図13に示すように、バッ
テリー固定部の上方にある支持を中心に回動可能に固定されており、図14に示
すように、下端にローラー(341)を有したローラー固定バーがバッテリー固
定部(342)の本体内に挿入されている。
【0070】 また、バッテリー固定部(342)の内部には、ローラー(341)に下向き
に弾力がかかるように、スプリング(340)が設けてある。望ましくは図示し
たとおりローラー固定バーの上部に取っ手をつける。
【0071】 図15及び図16は、本発明の第6実施例の正面及び接点の断面を示している
。この第6実施例は、平坦な本体(310)を有し、上述したと同一のバッテリ
ー固定部(342)を有する。本体(310)の上面には、一端が支持のために
固定された固定接点(360)が設けられ、図16に示すように、固定接点(3
60)は、内部にスプリング(350)が設けられた、垂直端(380)と水平
端(381)と備え、下方へ力をかけながら上下に移動するように構成する。
【0072】 また、固定接点(360)の反対側には移動接点(371)が設けられ、移動
接点(371)は、図16に示したものと同じ断面形状を有し、端部にはねじ山
を有し、調節ナット(370)を回すと移動するように構成されている。固定接
点(360)と移動接点(371)の上部には、それぞれガイド・ホール(35
1)が形成されており、この二つのガイド・ホール(351)内にはガイド・バ
ー(352)が挿入され、移動接点(371)が調節ナット(370)の回転に
よって移動する場合にその移動を案内する。
【0073】 望ましくは、第5および第6実施例には、充電されるバッテリーの接点の位置
を認識するセンサーと、このセンサーが検出した信号を受けとってこれをとおし
てアクチュエーターを制御する制御部と、この制御部からの信号によって移動接
点(331、371)と床板(311)、およびバッテリー固定部(342)の
位置を移動させるアクチュエーターを設ける。このようなセンサーとしては赤外
線センサーなどを用いることができ、アクチュエーターとしては小型サーボモー
ターなどが使用できる。当業者ならば容易にこれらと均等な他の構成要素でもっ
て代替することもできる。
【0074】 以下では、本発明の第5および第6実施例の作動を説明する。第5実施例にお
ける携帯フォーン充電器の場合、先ず使用者は床板(311)の上部に携帯フォ
ーンのバッテリーを位置させたあと、固定接点(320)の垂直端(380)が
バッテリーの充電端子に触れるようにする。それから調節ナット(330)を回
して移動接点(331)の垂直端(380)がバッテリーの残りの充電端子と接
触するようにすれば、床板(331)のスプリング(312)の弾力によって、
バッテリーが固定接点(320)及び移動接点(331)の垂直端(380)に
それぞれの充電端子が接触した状態に固定されることになる。
【0075】 この場合、バッテリーの一端だけが固定接点(320)と移動接点(331)
によって圧されるので、バッテリーの反対端部は床板(311)から離れて浮く
こともありえる。これを防ぐために、バッテリー固定部(342)を回転させて
バッテリーの他端部の上面にローラー(341)を載せることで、バッテリー固
定部(342)内部のスプリング(340)の力によってバッテリーが床板(3
11)に間違いなく固定される。
【0076】 上述の説明は、バッテリーの充電端子がバッテリーの背面に形成された場合の
ことに関するもので、携帯フォーンの機種によってはバッテリーの底面に充電端
子が位置することもある。このような場合にも、前述説明と同一の過程を反復す
ることにするが、固定端子(320)及び移動接点(331)の垂直端の代わり
に、バッテリーの充電端子と固定端子(320)及び移動接点(331)の水平
端(381)とが接触するようにすればよい。
【0077】 第6実施例の場合、先ず使用者は、固定接点(360)の一端を持ち、充電さ
れるバッテリーの一側の充電端子を固定接点(360)の端に位置させ、バッテ
リーの充電端子の上に固定接点端を載せる。そして、調節ナット(370)を回
して移動接点(371)の端が、バッテリーの他端の充電端子に接触するように
する。
【0078】 上述第5実施例のように、バッテリーの一端だけを固定接点(360)と移動
接点(371)が圧しているので、バッテリーの他端が本体(310)から離脱
することがあり、そのような場合には前記ローラー(341)がバッテリーの他
端を圧すようにバッテリー固定部(342)を回して調整すればよい。
【0079】 第6実施例でも、前記固定接点(360)および移動接点(371)は、垂直
端(380)と水平端(381)とを有しており、充電されるバッテリーの充電
端子の位置がバッテリーの背面にあろうと底面にあろうと、それに関係なく充電
が可能である。
【0080】 以下では、図面を参照しつつ、本発明の第7実施例について詳説する。図19
及び図20で示すように、支持(410)は長方形の板材の形状であり、中央部
に、下方支持用の“L”状の断面形状に形成された段が存在する。段が形成され
ている垂直壁内には、多数のピン形接触端子(430)が2列に配列されている
【0081】 ピン形接触端子(430)は、弾性部材(たとえば、スプリング。図示せず)
を介して支持板(410)の垂直壁に設けられていて、携帯フォーンの接触端子
が接触する際、弾性部材の弾力によって携帯フォーンの接触端子と密着すること
になる。また、支持板(410)の上面には、ピン形接触端子(430)に隣接
して、多数の板スプリングタイプの接触端子が設けられている。多数のピン形接
触端子(430)と板スプリングタイプの接触端子(431)は、いずれかが陽
極或いは陰極の接触端子になっており、陽極端子と陰極端子とは、板の中心線を
基準として一の端子群側と他の端子群側とに分離されている。
【0082】 ピン形接触端子(430)と板スプリングタイプ接触端子(431)とは一般
的な充電器に使用されるものと同じものを使用し、外部の電源供給装置と連結し
ているが、その連結方法および回路に関しては、業界通常の知識を有する者にと
って余りにも一般的なことなので説明を省く。
【0083】 支持板(410)の上部には、抑え板(420)が回動可能に連結されている
。望ましくは、図示したようにヒンジ(440)で結合する。抑え板(420)
は支持板(410)とのヒンジ(440)固定点を中心に回動することになるが
、この際回動角度を十分に確保するために後ろの部分は図示したように段を形成
して支持板(410)との間隔を大きくとる方が望ましい。
【0084】 また、抑え板(420)の前の部分には"∧"状の垂直部を有することが望まし
く、その下部には連結部(422)が突出しており、圧着板(423)が連結部
(422)と回動可能に連結されている。圧着板(423)は長方形状を有し、
上部にはヒンジ(441)によって連結部(422)に連結されるための突出部
が形成されている。望ましくは、圧着板(423)の下面はゴムのように滑りに
くい材質で形成する。
【0085】 支持板(410)と抑え板(420)との間には、図20に示すように、リタ
ーン・スプリング(424)が設けられ、このリターン・スプリング(424)
は抑え板(420)に弾力をかけ、これによって圧着板(423)は充電器を使
用しないときに支持板(410)の上部に接触しているようにする。
【0086】 以下では、第7実施例の作動について詳細に説明する。図21は、本発明によ
る充電器に携帯フォーンが装着された状態を示すもので、使用者は携帯フォーン
を充電したいとき、先ず抑え板(420)の後部を押して、圧着板(423)と
支持板(410)との間に十分に空間をもたせるようにする。こうした状態の下
で、携帯フォーンまたはバッテリーの接触端子が、充電器の接触端子に接触する
ようにし、抑え板(420)から手を放すと、リターン・スプリング(424)
の弾力によって携帯フォーンまたはバッテリーが支持板(410)と圧着板(4
23)の間にしっかりと固定される。
【0087】 図22乃至図24には、本発明の第8実施例による多機種携帯フォーン充電器
を示す。本実施例では本体(500)の前部に接点固定部(501)が設けられ
ており、本体(500)の上面には床板(510)が設けられている。この床板
(510)の一側は、本体の終端とヒンジで回転可能に連結されており、本体の
内部面と床板の底面との間にはスプリング(511)が設けられていて、床板は
上方へ弾力がかかっている。本体の前方にはストッパー(520)が設けられ、
スプリングの力で底板の上昇する高さを制限している。
【0088】 接点固定部には二つの接点(530、531)が設けられる。これらの接点の
うち一つは位置の固定されている固定接点(530)であり、残りの一つは移動
可能な移動接点(531)である。すなわち、移動接点は、接点固定部に設けら
れた調節ナット(540)とねじで結合されていて、調節ナットを回すと図23
で左右に移動できるように構成される。また、前記本体の上面には前記底板を横
の方向に横切るゴムバンド(550)が設けられている。
【0089】 したがって、使用者は床板を圧して下ろしておいた状態で、携帯フォーンのバ
ッテリー接点が接点固定部側にあるように携帯フォーンを床板上においた後、調
節ナットを回して接点間の間隔を調整する。この状態でゴムバンドが携帯フォー
ンの本体を抑えているために、充電中の携帯フォーンが動いたり、後部が持ち上
がるようなことを防ぐことができる。
【0090】
【産業上の利用可能性】 上述のような構成により、多機種携帯フォーンに適用可能な本発明に係る充電
器は、充電器内部で携帯フォーンの固定が容易であり、接触端子部の移送構造が
簡単でありながら便利で、バッテリー端子の接触が確実におこなわれるという効
果がある。また、充電される携帯フォーンの機種の差異に拘わりなく充電が可能
で、特に接点間の距離はいうまでもなく垂直の高さも、ともに調節が可能である
から、どのような形態のバッテリーでも充電が可能である。更に、本発明では、
分離したバッテリー固定部が提供されるため、携帯フォーンのバッテリーが充電
器により確実に固定できるので、充電中バッテリーが動いて充電が中断されるこ
となどが防げ、垂直接点と水平接点を同時に提供するので適用できるバッテリー
の種類が一層多くなる。
【0091】 併せて、センサーとアクチュエーターなどの使用は、使用者が一々肉眼でバッ
テリーの接点を確認しながら調節する煩雑さがなく、自動的に接点間の距離を調
節できるため、使用が一層簡便である。そして、接触端子が前記支持板の垂直壁
および支持板の上部に形成されているため、接触端子が充電池の背面に形成され
ていようが、または下面に形成されていようが、それに構わず、充電が可能であ
る。抑え板の前の部分は“∧”状の断面とされているので、圧着板が携帯フォー
ンと充電池の両方を同時に圧すと、垂直壁の方へ押す力がかかるから、充電器と
携帯フォーン間の接触端子とが離脱することがない。また、圧着板の下部はゴム
などの材質を使用するから、充電中の携帯フォーンや充電池が滑って離脱するこ
とも防げる。これによって、本発明による充電器では色々な形態と変わったサイ
ズの携帯フォーンや充電池が一つの充電器によって充電でき、製造業者としては
充電器を共用化して生産単価を下げることができ、消費者としても製品単価の低
下による経済的利益を得ると同時に、携帯フォーンを取り替えるときにも、既存
の充電器をそのまま利用できるので携帯フォーンだけを購入するだけでよく、費
用の節減にも役立つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 2001/0001524 U (32)優先日 平成13年1月19日(2001.1.19) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 2001/0002920 U (32)優先日 平成13年2月7日(2001.2.7) (33)優先権主張国 韓国(KR) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯フォーンが挿入される挿入部を有する本体部と; 前記挿入された携帯フォーンを固定する支持手段と; 前記挿入部の下端で、携帯フォーン・バッテリーの後面端子と接触する垂直接
    触端子とバッテリー底部端子と接触する水平接触端子部に配列され、それぞれの
    前記端子部は陽極接触端子部と陰極接触端子部とに分けられた接触端子と; 前記接触端子の陽極接触端子部と陰極接触端子部とを左右に水平状態で移動さ
    せる可動移送部と;および 前記本体部の前面下部で前記携帯フォーン・バッテリーの端子と前記接触端子
    とが接触したとき点灯するランプと; で構成されることを特徴とする多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  2. 【請求項2】 前記挿入部を覆うカバーと、前記カバーをロック(lock)或
    いはアンロック(unlock)できるロッキング・デバイス(locking device)とを備
    える請求項1に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、挿入された携帯フォーンを前記挿入部の中
    央へ押す側面支持台と後面支持台とを有し、 前記挿入部は、前記側面支持台と後面支持台とを入れることができ、前記支持台
    に復元力を与えるスプリングを備えたガイド溝を有する請求項1に記載の多機種
    携帯フォーン用バッテリー充電器。
  4. 【請求項4】 前記支持手段は、前記挿入部に前記携帯フォーンを固定する
    磁石を有する請求項1に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  5. 【請求項5】 前記接触端子は、多様な携帯フォーン・バッテリーの端子の
    高さに対応できるための、複数個の異なる高さの前記垂直接触端子部を有する請
    求項1に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  6. 【請求項6】 前記可動移送部は、相互に位置の異なる前記陽極接触端子部
    と陰極接触端子部との下にある2つのギアを有し、前記ギア部はピニオンにより
    結合されており、ピニオンを回すことによって前記ギア部が移動して、陽極接触
    端子部と陰極接触端子部とを同時に近接或いは離間するようになっている請求項
    1に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  7. 【請求項7】 携帯フォーンを充電するために前面に挿入・固定する支持部
    を有する携帯フォーン用バッテリー充電器であって、 挿入された前記携帯フォーンを前記支持部の両側面から中央へ押すための弾性
    部材を有する側面プレートと; 挿入された前記携帯フォーンを後面から前方へ押すための弾性部材を有する後
    面プレートと; 前記支持部の下端に設けられ、前記携帯フォーン・バッテリーの端子と接触す
    る接触端子と; 前記接触端子を左右に移動させる可動移送部と;および 前記充電器の前面下部で前記携帯フォーン・バッテリーの端子と前記接触端子
    部とが接触したときに点灯するランプと; で構成されることを特徴とする多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  8. 【請求項8】 前記可動移送部は、前記接触端子の陽極接触端子部と陰極接
    触端子部とを同時に近接或いは離間する調整手段を有する請求項7に記載の多機
    種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  9. 【請求項9】 前記調整手段は、下側に形成されたギアを備える、前記陽極
    接触端子の下部で陽極接触端子と連結された陽極接地バーと、 上側に形成されたギアを備える、前記陰極接触端子の下部で陰極接触端子と連
    結された陰極接地バーと、 前記陽極接地バーと陰極接地バーとのギアの間にあるピニオンと、から構成さ
    れる請求項8に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  10. 【請求項10】 前記調整手段は、終端が外部に突出して、前記ピニオンの
    前面に連結された軸と、 前記軸の終端に結合された調整ダイアルとからなる請求項8に記載の多機種携
    帯フォーン用バッテリー充電器。
  11. 【請求項11】 前記接触端子部は、挿入された前記携帯フォーンのバッテ
    リーの後面端子に接触するような、"∧"状の弾性形状を有し、 前記接触端子の移動時に、滑らかな摺動を可能にするために、接触部位に固定
    されたスライド・ボールを備える請求項7に記載の多機種携帯フォーン用バッテ
    リー充電器。
  12. 【請求項12】 前記接触端子部は前記携帯フォーンから分離されたバッテ
    リーの前面と下端部端子とが結合するように弾性のあるフック状に形成されてお
    り、 前記端子との接触部位には、滑らかな移動を可能とするスライド・ボールを備
    えたものである請求項7に記載の多機種携帯フォーン用バッテリー充電器。
  13. 【請求項13】 本体と; 前記本体の上面の一部を除去して上下動可能となるように設けられた床板と; 前記床板と本体との間に介在するスプリングと; 前記スプリングを固定し、床板の上下移動を案内するガイド棒と; 前記本体の上面の一側に設けられた固定接点と; 調整ナットの操作によって固定接点との距離が調節できるようにされ、前記固
    定接点の反対側の前記本体の上面の他側に設けられた移動接点と; 及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、挿入された携帯フォーンの
    バッテリーの上部を圧すローラーを下部に有し、前記ローラーが上下に移動でき
    るように、内部にスプリングが設けられたバッテリー固定部と; からなることを特徴とする携帯フォーン充電器。
  14. 【請求項14】 本体と; 内部にスプリングを有し、上下に移動可能に、前記本体の上面一部に設けられ
    た固定接点と; 前記固定接点の反対側の前記本体の上面の他側に設置され、調節ナットの操作
    によって固定接点との距離が調節可能で、内部にスプリングが設置されており、
    上下に移動可能なように設置された移動接点と; 及び、前記本体の上面一側に回動可能に設置され、挿入された携帯フォーンの
    バッテリーの上部を押し下げるローラーを下部に有し、内部にスプリングが設置
    されて前記ローラーが上下動可能にされたバッテリー固定部と; からなることを特徴とする携帯フォーン充電器。
  15. 【請求項15】 挿入された携帯フォーンのバッテリーの接点位置を検出す
    るセンサーと、 前記移動接点と床板及びバッテリー固定部とを移動させるアクチュエーターと
    、 前記センサーからの信号を受けてアクチュエーターを駆動する制御部とを含む
    請求項13に記載の携帯フォーン充電器。
  16. 【請求項16】 挿入された携帯フォーンのバッテリーの接点位置を検出す
    るセンサーと、 前記移動接点とバッテリー固定部を移動させるアクチュエーターと、 前記センサーからの信号を受けてアクチュエーターを駆動する制御部と、を含
    むことを特徴とする携帯フォーン充電器。
  17. 【請求項17】 前記固定接点と移動接点は垂直接点と水平接点とを有する
    請求項13〜請求項16いずれかに記載の携帯フォーン充電器。
  18. 【請求項18】 支持板と、 前記支持板と回動可能に結合する押さえ板と、前記押さえ板と支持板の間に設
    置されるリターン・スプリングと、 前記押さえ板の下部に回動可能に結合され支持板と一緒に携帯フォーンを固定
    する圧着板と、 前記支持板の中心において垂直壁に当てて設けられた多数のピン形状接触端子
    と、 前記ピン形状接触端子と隣り合わせて前記支持板の上面に形成された多数の板
    スプリング形状接触端子と で構成されることを特徴とする携帯フォーン充電器。
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