JP2003515451A - 飲用エレメント - Google Patents

飲用エレメント

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JP2003515451A
JP2003515451A JP2001542788A JP2001542788A JP2003515451A JP 2003515451 A JP2003515451 A JP 2003515451A JP 2001542788 A JP2001542788 A JP 2001542788A JP 2001542788 A JP2001542788 A JP 2001542788A JP 2003515451 A JP2003515451 A JP 2003515451A
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ミカエリアン、ラズミック
チバ、アキラ
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ミカエリアン、ラズミック
チバ、アキラ
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Abstract

(57)【要約】 液体を飲用するための飲用エレメント（１）であって、液体を飲用する者の口に受け入れるための出口部（３，１０）を有し、当該エレメント（１）は、１以上の中空濾過膜（５）を有し、飲用する者が出口部（３，１０）に吸引力を加えると、液体が１以上の中空濾過膜（５）を通りそこで濾過され出口部（３，１０）へ通過するように、該膜は、該液体と出口部（３、１０）とに対して位置し得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】発明の分野 本発明は、液体濾過飲用エレメントに関する。限定はされないが、とりわけて
は、本発明は、膜フィルターを用いた飲用液体の濾過に関するものであり、ある
いは、さらにとりわけて言えば、例えば、飲用ストロー内に収容され、取り付け
られ、またはその一部である中空濾過膜に関する。
【０００２】背景技術 世界中の多くの地域では、水は、その水が飲用供給源として使用される場合に
、重大な健康問題を生じ得るかなりの量の粒子状物を含んでいる。多くの給水は
、それらの給水を飲用可能にするための処理を必要とする。現在、特に健康問題
を生じ得る水質を有する国に行く旅行者によって使用されている消毒剤の一般的
なタイプは、塩素やヨウ素などの化学薬品である。水を消毒するための塩素又は
ヨウ素の使用は、時間がかかり、水中に存在する新規で複雑な微生物学的実体を
処理するには明らかに不十分であり、そしてこれらの薬剤自体、健康問題を引き
起こし得る。ギアルディアやクリプトスポリジウムなどの有害な生物は、従来の
水処理方法で根絶するのは困難である。
【０００３】 飲用水を処理するために使用される装置は、流体ラインに配置される異なるタ
イプの濾過材、例えば、活性炭、又は亜鉛及び銅を含む。しかし、活性炭フィル
ターは、大腸菌やシュードモナスなどのある種の細菌を減少させることはできな
い。更に、亜鉛や銅のフィルターは、塩素処理されていない水中の細菌を実質的
に除去できない。
【０００４】 米国特許第５，６８８，５８８号は、不織繊維状構造から製造されるフィルタ
ープラグを含む飲用ストローを開示している。しかし、プラグフィルター自体の
構築に固有の限界があるため、飲用ストローは、より小さな細菌を濾別するのに
有効ではない。米国特許第５，６８８，５８８号の表１はこのことを確証付けて
いる。該表１では、２．５の対数の減少は、細菌の約０．５％が依然としてスト
ローを通過することを意味し、潜在的に致命的な又は重篤な結果となる。
【０００５】 本発明の少なくとも好適な実施態様が、上記欠点の少なくとも一つを克服又は
実質的に改善するならば、及び／又は、より広くは、改善された飲用エレメント
を提供するならば、有益であろう。
【０００６】発明の要旨 本発明は、液体を飲用するための飲用エレメントを提供しており、当該飲用エ
レメントは、 該液体を飲用する者の口に受け入れるための出口部（アウトレット）を有し、
かつ、 １以上の中空濾過膜を有し、各々の該膜はその中にチャンバーを規定しており
、飲用する者が出口部に吸引力を加えると液体が該膜を通過しチャンバー内に入
りそれによって濾過されそしてチャンバーから出口部へ通過するように、該膜が
、該液体と出口部とに対して位置し得るものである。
【０００７】 中空濾過膜を使用することによって、非常に微細な（例えば、ミクロ濾過）膜
材料を、圧力降下を制限または限定することなく使用することができる（即ち、
膜は比較的薄く作製できる）。このような微細な濾過の特徴は、フィルタープラ
グでは達成することができない。なぜなら、小さくされた孔サイズを持つために
、圧力降下がプラグ全体にわたって過度になりすぎるからである。
【０００８】 出口部は、膜又は各膜の開口端部であり得るが、より典型的には別個の部品で
ある。 好ましくは、膜は１以上の中空繊維膜である。このような膜は、濾過の効率が
高く、導管（例えば、ストロー）内に容易に配置される。あるいは、膜は１以上
の中空のセラミック又は金属膜である。
【０００９】 好ましくは、複数の中空繊維膜が備えられる。 好ましくは、膜は、飲用する液体中の様々なサイズの粒子状物質を濾過するた
めに所定の孔サイズを有する。
【００１０】 典型的には、濾過膜の孔サイズは、ミクロレベル（例えば、０．５μｍ未満）
で、また、限外濾過レベル（例えば、０．０５μｍ未満、及び０．０２μｍまで
）であっても、粒子を濾別するのには十分なほど小さい。 好ましくは、出口部は、支持体の一部であり、好ましくは、１以上の膜が、液
体中に位置するために、支持体から延び出し、及び／又は該支持体に対してマウ
ントされている。
【００１１】 好ましくは、１以上の該膜が、各々、ヘッド内にマウントされている開口端部
を有し、該ヘッドが代わって支持体内に位置し、濾過された液体が該開口端部又
はその各々を通り出口部からエレメントを出て行くように、出口部がヘッドを取
り囲んでいる。
【００１２】 一つのバリエーションでは、入口部（インレット）は、支持体から延びており
、かつ、支持体と一体となっているか、又は支持体とは別々にマウント可能であ
るかのいずれかである。入口部は、中空導管であり得、該中空導管は、使用時に
支持体から下方に延び、かつ開口下方端部を有し、該液体がエレメント中に該開
口を通して引き入れられる。この点に関して、そのための保護スリーブを提供す
るために、１以上の膜を導管内にマウントすることができる。あるいは、セラミ
ック又は金属の濾過膜について、このような膜は、入口部又は導管を規定しても
よい。
【００１３】 更なるオプションとして、該膜又は各膜の外へ出て行く液体がカーボンフィル
ターを通過するように、（例えば、活性炭から製造された）カーボンフィルター
を支持体に配置することができる。カーボンフィルターは、有機物を除去するの
を助けるが、有機物のうちの幾分かは、非常に微細な孔サイズのフィルターを通
過し得る。しかし、有機物は、一般的には、バクテリアのような生きている微生
物ほど問題ではない。
【００１４】 好ましくは、中空繊維膜又は各中空繊維膜は、ヘッド内に締めて支持され、好
ましくは、ヘッドは、出口部に隣接した支持体中に配置されている栓である。 好ましくは、中空繊維膜又は各中空繊維膜は、閉鎖ループの状態で、又は閉鎖
された遠位端部を有するストランドとしてのいずれかで、ヘッドから自由に突き
出ている。
【００１５】 濾過を必要とする液体を蓄える容器（コンテナ）、フラスコ、ボトル、又は他
の容器（ベッセル）に、当該飲用エレメントをスナップ嵌め、ねじ嵌め、又は連
結（インターフェイス）嵌めすることができるように、出口部又は支持体には、
適切なエンボス（embossment）又はねじ切りが与えられていてもよい。 好ましくは、飲用エレメントは、ストローの形態である。
【００１６】 このように、本発明はまた、１以上の中空濾過膜を通過した後の液体が、濾過
され精製されて人の口に送達されるように、液体、特に水の濾過に適合させた、
飲用（飲むのに用いる）導管又はストローを提供する。
【００１７】 本発明の範囲内にあり得るいかなる他の形態にもかかわらず、本発明の好適な
形態を、例示としてのみ、添付の図面を参照して今説明する。
【００１８】発明の実施の態様 図面を参照して、図１及び図２では、飲用ストロー１は、開口吸入端部２と対
向する吸い口３とを有するチューブ１６を備え、それらの間に通路１３がある。
栓４の形態のシーリングヘッドは、吸い口３を閉じるために通路１３内に位置し
、濾過エレメント５はそこから延びる。エレメント５は、複数の中空繊維膜７か
ら作られるフィルターであり、典型的には、各々の繊維ストランド７の２つの開
口端部が栓４に組み込まれ支持されるように、チューブ１６内に配置されている
。
【００１９】 図３と図８を参照すると、どのようにして液体が、矢印ＡＡで示されるように
各々の繊維７を横切って入り、ストローの端部３で各々の繊維の開口端部で飲用
する者の口に送達されるかを、模式的に見ることができる。このように、吸引圧
又は負圧が、飲用する者の後方吸引（矢印ＢＢで示す）によってストロー１内に
作り出され、これによって、液体は、膜壁を通過してその内部（チャンバー）に
入り、次いで開口端部から出て使用者の口へ入る。個々の繊維７は、典型的には
、ポリエチレン、ポリプロピレンなど（下記する）から形成される。また、図８
では、中空繊維膜の複数のループの代わりに、複数の個々のストランド１４が備
えられ、各々は閉鎖（密封）端部１５を有する。
【００２０】 使用において、吸引力がストローに適用される場合に、固体、不純物、生物、
有機物などの幾分か（典型的には大部分）又は好ましくは全部を繊維の孔内又は
上に残して、液体が繊維５の孔を通過するように、繊維７、１４は、濾過を必要
とする液体６内に部分的又は全体的に浸される。
【００２１】 適宜なものとして、栓４は、液体中の任意の有機物などを濾別するために、多
孔性カーボンフィルター（典型的には活性炭を用いる）を、サポートまたは特徴
とすることができる。
【００２２】 図５と図６を参照すると、ここでは同じ参照番号が同様のまたは同じ部品を表
すために使用されており、当該飲用ストロー１は、マウスピース１０を含んでい
てもよく、該マウスピースは、使用者の口に快適にフィットするような形状にさ
れた突出部９を有する。マウスピースは、それを通る通路１２を含む。反対側の
スカート１１は、チューブ１６の端部３にぴったりと嵌るが、繊維の開口端部を
塞がないような形状である。マウスピース１０は、ストロー１に恒久的に取り付
けられていてもよいし、又は、（例えば、異なるヒトによるストローの使用のた
めに）ねじを緩めてはずすことなどによって必要なときに手で取りはずすことが
できる。あるいは、ストロー自体が、マウスピースの形状を含む単一体として形
成（例えば、成型）されてもよい。
【００２３】 ストロー１の選択された区域内にフィルター５を配置するように、栓４が配置
され、フィルター５の孔を通して濾過された液体６がストローを通過することの
みを可能とする。このように、濾過された液体は、膜の開口端部を通ってしか出
ることができず、それ以外では栓４を越える事はない。
【００２４】 チューブ１６はまた、ストローの外への空気の通過を可能とする１以上の孔穴
８を備えることができ、それによって、濾過すべき液体に当該飲用ストロー１を
浸しそして吸引する際に作り出される、チューブ１６内部での圧力の増加を防止
する。
【００２５】 図７を参照すると、ここでは同じ参照番号は同様のまたは同じ部品を表し、栓
４は、今度はマウスピース１０のスカート１１内に単独で位置する。この場合に
は、チューブ１６は省かれ、濾過エレメント５（典型的には、複数の中空繊維膜
から作られるフィルターである）は、当該飲用ストローに自由に垂れ下がる（ル
ープ７又はストランド１４のいずれかとして）。しかし、濾過された液体が通過
して入るチャンバーは、そのような膜の他方の側に規定される。
【００２６】 中空繊維膜を使用するよりも（又は、それに加えて）、平面フィルター膜を使
用することができるが（例えば、チューブ１６内の空間で、又は栓４、マウスピ
ース１０などの下面で）、その他方の側に空隙を規定し、濾過された液体が、ス
トローを出る前にその空隙に流れ込むようにする。
【００２７】 チューブ１６又はマウスピース１０の外表面には、適切なエンボス、突出部、
ネジ切りなどを与えることができ、これらによって、濾過を必要とする液体を蓄
える容器、フラスコ、ボトル、又は他の容器の出口部にストローをはめ込むこと
ができる。このようなはめ込みは、スナップ嵌め、又はしまり嵌め、ねじ嵌め、
摩擦嵌めなどであり得る。チューブ又はマウスピースが、フラスコ、ボトルなど
の外部にねじ切りした出口部にはめ込まれる場合、それは、出口部のねじ山とか
み合うように内部にねじ切りした一体型環状スカートを含むことができる。この
場合に、チューブ又はマウスピースは出口部に突出し、一方、環状スカートは出
口部を取り囲み、それとかみ合う。
【００２８】 図９と図１０を参照すると、同図では同様の参照番号を用いて同様の部分を示
しており、フィルターエレメント５は、堅固（ソリッド）な濾過膜１８として規
定され、該濾過膜は、その内部に規定されかつ上端で開口している、１つ（図９
）又は複数（図１０）の中空チューブ状通路２０を有している。典型的には、該
膜１８は、セラミック材料又は金属材料から形成され、それらは、その中に規定
される複数の微小孔（ミクロポア）２２を有している。チューブ状の通路は、濾
過された液体が端部３からエレメントを出て行く前にその中を通過するチャンバ
ーを規定する。マウスピース１０の使用は随意だが好ましいものである。図９と
１０の装置では、液体は、膜の全表面にわたって該膜を通して通過できるので、
吸入端部２がない。
【００２９】 多くの他の改変や変更が、本発明の範囲内に含まれる。例えば、当該飲用スト
ローは、当該ストローの各端部に配置された２つのシール手段（栓）を備えてい
てもよい。
【００３０】 また、当該飲用ストローは、チューブ１６の外側に部分的に又は全体的に位置
する中空繊維膜を備えてもよい。吸入端部はまた、横方向に配置された又は当該
ストローの側壁から突き出た、１以上の通路を持つことができる（例えば、複数
の使用者による同時使用のために）。
【００３１】 典型的には、該中空繊維膜は、三菱レイヨン株式会社で製造されたものなどの
、溶融紡績と引っ張りプロセスでポリエチレン（又は同様のもの）から形成され
た限外ミクロ濾過膜である。このような膜は、ミクロ濾過範囲（０．０２−５μ
ｍ）及び限外濾過範囲（２ｎｍ−０．０５μｍ）の間に位置する孔サイズを有し
、細かな粒子、及びコロイド性シリカ、細菌ウイルス、オイルエマルション、ラ
テックスエマルション、コレラ・バチルス、チホイド・バチルス、大腸菌、スタ
フィロコッカス、クリプトスポリジウム、ギアルディア及びエチノコッカス・グ
ラニュローサスを含む全ての細菌を濾別できる。典型的には、このような膜はま
た、親水性であるように処理され（例えば、親水性ポリマーで被覆される）、水
に濡れることができる。
【００３２】 典型的には、該セラミックフィルターは、British Berkefeld又はFosecc Inte
rnationalよって製造されたものなどの、ミクロ多孔性構造を有するセラミック
エレメントである。このようなフィルターは、典型的には、サイズで約０．５μ
ｍまでの粒子を濾過する。金属銀はまた、細菌の増殖を防止するために、セラミ
ック中に分散することができる。セラミックフィルター材料は、多孔性粘土、セ
ラミック発泡フィルター、炭化ケイ素、及び再結晶化炭化ケイ素材料を含む。
【００３３】 典型的には、該金属フィルターは、焼結金属フィルター又はレーザーカット金
属フィルターである。これらは、Jeongsan Enterprise Inc.によって製造された
ものなどの、焼結５層プレート、金属粉末、又は金属繊維によって規定されるチ
ューブフィルターの形態、又はHanyang Engineering Co.によって製造されたも
のなどの金属フィルターカートリッジの形態であり得る。Poseco International
によって製造されたものなどの鉄製細胞状（Iron cellular）フィルターやアル
ミニウム軽重量泡フィルターも使用できる。
【００３４】 本発明を、幾つかの好適な実施態様に言及して説明したが、本発明は、多数の
他の形態で具体化することができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、本発明の好適な飲用ストローの平面図である。
【図２】 図２は、図１に示す飲用ストローの線Ｃ−Ｃに沿った断面サイズ図である。
【図３】 図３は、本発明のストローにおける使用のための中空繊維濾過エレメントの模
式的断面側面図である。
【図４】 図４は、図２の線Ｄ−Ｄに沿った断面平面図である。
【図５】 図５は、本発明の別の飲用ストローの平面図である。
【図６】 図６は、図５の飲用ストローの断面側面図であり、該ストローの端部にはめ込
んだマウスピースを示す。
【図７】 図７は、本発明の更なる別の飲用ストローの断面側面図であり、該ストローの
端部にはめ込んだマウスピースを備える。
【図８】 図８は、図３と同様だが、本発明のストローにおける使用のための別の中空繊
維濾過エレメントの模式的断面側面図である。
【図９】 図９は、膜がセラミック又は金属材料である場合の、本発明の更なる別の飲用
ストローの断面側面図である。
【図１０】 図１０は、膜がセラミック又は金属材料である場合の、本発明の更なる別の飲
用ストローの断面側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年８月１４日（２００１．８．１４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００６】発明の概要 本発明は、液体を飲用するための飲用エレメントを提供しており、該エレメン
トは、 該液体を飲用する者の口に位置するために適切になっている出口部を有する支
持体を有し、かつ、 該支持体内にマウントされそこから該液体中に位置するために延びる１以上の
中空濾過膜を有し、各膜が液体中に置かれそして飲用する者が出口部に吸引力を
加えると該液体が該膜を通過しチャンバー内に入りそれによって濾過されそして
チャンバーから出口部に通過するように、各膜はその中にチャンバーを規定して
いる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１０】 典型的には、濾過膜の孔サイズは、ミクロレベル（例えば、０．５μｍ未満
）で、また、限外濾過レベル（例えば、０．０５μｍ未満、及び０．０２μｍま
で）であっても、粒子を濾別するのには十分なほど小さい。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１１】 好ましくは、１以上の該膜の各々が、ヘッド内にマウントされている開口端部
を有し、該ヘッドは支持体内に位置するか又は支持体の一部であり、濾過された
液体が該開口端部又は各開口端部を通って出口部へ流れるように、該出口部が、
ヘッドを取り囲むか又はヘッドに位置する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１４】 好ましくは、該中空繊維膜の開口端部または各中空繊維膜の開口端部が、ヘッ
ド内に、締められて支持されており、かつ、好ましくは、該ヘッドは、出口部に
隣接した支持体内に配置されている栓である。 好ましくは、該中空繊維膜または各中空繊維膜が、ヘッド内に支持された反対
側開口端部を持った閉鎖ループとして、又は、ヘッド内に支持された単一の開口
端部と、閉鎖された反対側の遠位端部を有するストランドとして、ヘッドから自
由に突き出している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 チバ、アキラ オーストラリア国、ニュー サウス ウェ ールズ 2085、デイヴィッドソン、カンボ ラ アヴニュー 78 Ｆターム(参考） 3B115 AA08 AA28 BA18 DB01 DB15 4D006 GA06 GA07 HA01 HA03 HA19 JA26Z JA35Z KA31 KB12 MA01 MC02X MC03X MC22X PA01 PB02 PB12 PB24 PC51 4D024 AA00 AA02 AB16 BA02 CA12 DB05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 液体を飲用するための飲用エレメントであって、 該液体を飲用する者の口に受け入れるための出口部を有し、かつ、 １以上の中空濾過膜を有し、各々の該膜はその中にチャンバーを規定しており
    、飲用する者が出口部に吸引力を加えると液体が該膜を通過しチャンバー内に入
    りそれによって濾過されチャンバーから出口部へ通過するように、該膜が、該液
    体と出口部とに対して位置し得るものである、 該飲用エレメント。
  2. 【請求項２】 該膜が、１以上の中空繊維膜、又は１以上の、中空セラミッ
    ク膜もしくは中空金属膜である請求項１に記載のエレメント。
  3. 【請求項３】 該出口部が支持体の一部であり、１以上の膜が、液体中に位
    置するために、該支持体から延び出し及び／又は支持体に対してマウントされて
    いる、請求項１又は２に記載のエレメント。
  4. 【請求項４】 １以上の該膜が、各々、ヘッド内にマウントされている開口
    端部を有し、該ヘッドが代わって支持体内に位置し、濾過された液体が該開口端
    部又はその各々を通り出口部からエレメントを出て行くように、出口部がヘッド
    を取り囲んでいる、請求項３に記載のエレメント。
  5. 【請求項５】 入口部が支持体から延びており、かつ該入口部はそれと一体
    であるか又はそれとは別々にマウント可能であり、該入口部は、使用時に支持体
    から下方に延びる中空導管であって、かつ、使用時の下方端部に開口を有し、該
    液体がエレメント中に該開口を通して引き入れられるものである、請求項３又は
    ４に記載のエレメント。
  6. 【請求項６】 該中空繊維膜または各中空繊維膜は、ヘッド内に締めて支持
    され、ヘッドは、出口部に隣接した支持体中に配置されている栓である、請求項
    ４に記載のエレメント。
  7. 【請求項７】 該中空繊維膜または各中空繊維膜は、閉鎖ループ、又は閉鎖
    された遠位端部を有するストランドとして、ヘッドから自由に突き出ている、請
    求項６に記載のエレメント。
  8. 【請求項８】 該膜または各膜を通過し出て行く液体が、カーボンフィルタ
    ーを通過するように、カーボンフィルターが支持体に配置されている、請求項３
    から７のいずれかに記載のエレメント。
  9. 【請求項９】 当該エレメントがストローの形態である、請求項１から８の
    いずれかに記載のエレメント。
  10. 【請求項１０】 添付する図面を参照して本明細書で実質的に記載されてい
    る飲用エレメント。
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