JP2003510363A - 医薬組成物及びその使用法 - Google Patents

医薬組成物及びその使用法

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JP2003510363A JP2001527802A JP2001527802A JP2003510363A JP 2003510363 A JP2003510363 A JP 2003510363A JP 2001527802 A JP2001527802 A JP 2001527802A JP 2001527802 A JP2001527802 A JP 2001527802A JP 2003510363 A JP2003510363 A JP 2003510363A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医薬組成物及び新生物疾患の治療のためにこれらを用いる使用法を提供する。 【構成】(a)同化可能な銅の生理学的に許容可能な供給源;(b)サリチル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体の供給源;及び(c)ビタミンCを含有して成る組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、医薬組成物及び新生物疾患の治療のためにこれらを用いる使用法に
係わる。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】
新生物疾患の安全で且つ有効な治療法に対する要望が、長年なされてきた。W
O84/04922は、かかる目的のためにサリチル酸銅錯体の使用を提案して
いる。しかしながら、WO84/04922に係わるサリチル酸銅錯体は、十二
分に効果的ではなく、広範な使用には到っていない。
【0003】
【課題を解決するための手段】
意外にも、同化可能な銅化合物、サリチル酸又はその誘導体の供給源及びビタ
ミンCを含有して成る組成物が、新生物疾患の治療に特に有効であることが発見
されたのである。
【0004】
【発明の実施の態様】
従って、本発明は下記を含有して成る組成物を提供するものである: (a)同化可能な銅の生理学的に許容可能な供給源; (b)サリチル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体の供給源;及び (c)ビタミンC。 成分(a)及び(b)にビタミンCを追加添加した場合、有効性が相乗的に増加
する。
【0005】 特に、本発明の組成物は更には、(d)同化可能なマンガンの生理学的に許容
可能な供給源を含有して成るのである。又はその代わりに、本発明の組成物は更
には、(e)同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源及び(f)同化可能な
硫黄の生理学的に許容可能な供給源を含んで成る。(e)及び(f)の双方を含
んで成る本発明の組成物は、特に好ましい。
【0006】 本発明の特に好ましい組成物は、下記を含んで成る組成物である: (a)同化可能な銅の生理学的に許容可能な供給源; (b)サリチル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体の供給源; (c)ビタミンC; (d)同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源; (e)同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源;及び (f)同化可能な硫黄の生理学的に許容可能な供給源。
【0007】 更に同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を含んで成る本発明の組成
物は、特に肉腫の治療に有効である。
【0008】 従って本発明は、更に同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を含んで
成る本発明の組成物を提供するものである。
【0009】 本発明の組成物に使用される銅、マンガン、鉄及び亜鉛の供給源は好ましくは
、例えば有機酸又は無機酸との塩などイオン形態の金属を含有する。しかしなが
ら、かかる金属の同化可能な供給源となるその他の金属化合物、例えば金属酸化
物も使用することが出来る。即ち、同化可能な銅の生理学的に許容可能な供給源
は典型的には、酸化銅又は有機酸又は無機酸との銅の塩である。同化可能なマン
ガンの生理学的に許容可能な供給源は典型的には、酸化マンガン又は有機酸又は
無機酸とのマンガンの塩である。同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源は
典型的には、酸化鉄又は有機酸又は無機酸との鉄の塩である。同化可能な亜鉛の
生理学的に許容可能な供給源は典型的には、酸化亜鉛又は有機酸又は無機酸との
亜鉛の塩である。
【0010】 上記金属の生理学的に許容可能な有機酸との塩として適当なものは、オロチン
酸、アスパラギン酸、グルコン酸、酒石酸、クエン酸、乳酸、酢酸、フマール酸
、マレイン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、コハク酸、安息香酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸との
塩を含む。上記金属の生理学的に許容可能な無機酸との塩として適当なものは、
塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、ジリン酸、硝酸又は硫酸酸、好まし
くは塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸又は硫酸酸との塩を含む。かかる
塩は、市販されているか又は所望ならば公知の方法で製造してもよい。
【0011】 生理学的に許容可能な塩として好ましいものは、有機酸との塩であり、更に好
ましくはオロチン酸、アスパラギン酸、グルコン酸、酒石酸、クエン酸、乳酸又
は酢酸との塩であり、また最も好ましいものは、オロチン酸又はグルコン酸との
塩である。
【0012】 同化可能な銅の生理学的に許容可能な塩は、オロチン酸銅又はグルコン酸銅で
あり、最も好ましくはグルコン酸銅であることが、特に好ましい。同化可能なマ
ンガンの生理学的に許容可能な塩は、オロチン酸マンガン又はグルコン酸マンガ
ンであり、最も好ましくはグルコン酸マンガンであることが、特に好ましい。同
化可能な鉄の生理学的に許容可能な塩は、オロチン酸鉄又はグルコン酸鉄であり
、最も好ましくはグルコン酸鉄であることが、特に好ましい。同化可能な亜鉛の
生理学的に許容可能な塩は、オロチン酸亜鉛又はグルコン酸亜鉛であり、最も好
ましくはグルコン酸亜鉛であることが、特に好ましい。
【0013】 好ましいことであるが、本発明の組成物が一種以上の禁則を含有する場合は、
かかる金属塩のすべてが同一のアニオンを含むのが好ましい。かかるアニオンは
典型的には、オロチン酸塩又はグルコン酸塩であり、好ましくはオロチン酸塩で
ある。
【0014】 サリチル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体の供給源は典型的には、サリ
チル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体である。典型的には、前記誘導体は
、サリチル酸のカルボキシル基又は水酸基が誘導体に転換されている化合物であ
る。
【0015】 サリチル酸の生理学的に許容可能な誘導体は典型的には、サリチル酸の金属塩
、エステル又はアミドである。適当な金属塩の例としては、例えば例えばナトリ
ウムやカリウム塩などのアルカリ金属塩、及び例えばカルシウムやマグネシウム
塩などのアルカリ土類金属塩が挙げられる。サリチル酸ナトリウムが最も好まし
い。
【0016】 適当なエステルの例としては、例えばメチル、エチル、プロピル又はヘキシル
エステルなどのC1−6アルキルエステルがあげられる、特に好ましいのは、メ
チル及びエチルエステルである。適当なアミドの例としては、例えばサリチル酸
と式HNR1R2―本式において、R1及びR2は、同一又は異なって、水素及
び例えばメチル、エチル、プロピル又はヘキシルエステルなどのC1−6アルキ
ルエステルから選択されるーとを反応させることによって得られるアミド類であ
る。R1及びR2は好ましくは、水素、メチル及びエチルから選択され、最も好
ましくはR1及びR2とも水素である。
【0017】 サリチル酸のカルボキシル基及び水酸基の双方が誘導体に転換されている誘導
体も使用することが出来る。
【0018】 サリチル酸の水酸基が誘導体に転換される場合、典型的には例えばC1−6ア
ルキルエステルなどのエステル、例えばアセチルサリチル酸(アスピリン)に転
換される。
【0019】 サリチル酸の好ましい誘導体は、サリチル酸ナトリウムである。サリチル酸そ
れ自体及びその適当な誘導体は、市販されている。
【0020】 成分(a)及び(b)は、本発明の組成物中においてはサリチル酸銅複合体と
して存在していてもよい。本明細書において使用するように、サリチル酸銅複合
体は、銅とサリチル酸との複合体又は銅と前記したサリチル酸の生理学的に許容
可能な誘導体の一つとの複合体である。
【0021】 典型的には、同化可能な硫黄の生理学的に許容可能な供給源は、元素状硫黄で
あって、硫黄の如何なる同素体も使用できる。好ましくは、硫黄は、昇華硫黄又
は沈殿硫黄の形状として、最も好ましくは昇華硫黄の形状として当該組成物中に
存在している。
【0022】 本発明の組成物は典型的には、15乃至60重量部、好ましくは25乃至40
重量部のグルコン酸銅、又はグルコン酸銅以外の同化可能な銅の生理学的に許容
可能な供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有して成る。
【0023】 典型的には、本発明の組成物は、300乃至600重量部、好ましくは300
乃至400重量部、最も好ましくは350重量部のサリチル酸ナトリウム、又は
サリチル酸又はサリチル酸ナトリウム以外のその生理学的に許容可能な誘導体を
使用した場合は等価量の活性・有効成分を使用した場合は、等価量の活性・有効
成分を含有して成る。
【0024】 典型的には、本発明の組成物は、200乃至1000重量部、好ましくは30
0乃至500重量部、最も好ましくは400重量部のビタミンCを含有して成る
。好ましくは、ビタミンCは、本発明の組成物中においては成人一人の一日当り
の最小必要量とみなされる量よりも有意に高い量が存在している。
【0025】 典型的には、同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源を含有する本
発明の組成物は、15乃至60重量部、好ましくは25乃至40重量部のグルコ
ン酸マンガン、又はグルコン酸マンガン以外の同化可能な生理学的に許容可能な
供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有して成る。
【0026】 典型的には、同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源を含有する本発明の
組成物は、15乃至60、好ましくは25乃至40重量部のグルコン酸鉄、又は
グルコン酸鉄以外の同化可能な生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等
価量の活性・有効成分を含有して成る。
【0027】 典型的には、同化可能な硫黄の生理学的に許容可能な供給源を含有する本発明
の組成物は、15乃至60、好ましくは25乃至40重量部の硫黄を含有して成
る。
【0028】 典型的には、同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を含有する本発明
の組成物は、15乃至60、好ましくは25乃至40重量部のグルコン酸亜鉛、
又はグルコン酸亜鉛以外の同化可能な生理学的に許容可能な供給源を使用した場
合は等価量の活性・有効成分を含有して成る。
【0029】 上記にて言及・参照した重量部とは、当該組成物中のこれら成分の合計重量に
基くものである。
【0030】 本発明の組成物中における活性・有効成分の量は、投与するために意図された
剤形に基いて計算・算出されるべきものである。当該組成物が、通常はそうであ
るように経口で投与される場合は、適当な剤形は、治療するべき被験者の体重各
60ポンド当たりほぼ2mlの容量である。かかる剤形は、一日当たり三回まで
投与することが出来る。この2mlなる容量の剤形は典型的には、8乃至35m
g、好ましくは14乃至25mgのグルコン酸銅、又はグルコン酸銅以外の生理
学的に許容可能な銅の供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有す
る。この2mlなる容量の剤形は典型的には、170乃至350mg、好ましく
は170乃至230mg、最も好ましくはほぼ200mgのサリチル酸ナトリウ
ム、又はサリチル酸若しくはサリチル酸ナトリウム以外の生理学的に許容可能な
その誘導体を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有する。この2mlな
る容量の剤形は典型的には、110乃至570mg、好ましくは170乃至28
5mg、最も好ましくはほぼ230mgのビタミンCを含有する。
【0031】 同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源を含有して成る、本発明に
係わる組成物のほぼ2mlなる容量の適当な剤形は典型的には、8乃至35mg
、好ましくは14乃至25mgのグルコン酸マンガン、又はグルコン酸マンガン
以外の生理学的に許容可能なマンガンの供給源を使用した場合は等価量の活性・
有効成分を含有する。
【0032】 同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源を含有して成る、発明に係わる組
成物のほぼ2mlなる容量の適当な剤形は典型的には、8乃至35mg、好まし
くは14乃至25mgのグルコン酸鉄、又はグルコン酸鉄以外の生理学的に許容
可能な鉄の供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有する。
【0033】 同化可能な硫黄の生理学的に許容可能な供給源を含有して成る、本発明に係わ
る組成物のほぼ2mlなる容量の適当な剤形は典型的には、8乃至35mg、好
ましくは14乃至25mgの硫黄を含有する。
【0034】 同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を含有して成る、本発明に係わ
る組成物のほぼ2mlなる容量の適当な剤形は典型的には、8乃至35mg、好
ましくは14乃至25mgのグルコン酸亜鉛、又はグルコン酸亜鉛以外の生理学
的に許容可能な亜鉛の供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分を含有す
る。
【0035】 これらの数字は、近似値であって、かかる活性・有効成分の比率における相当
程度の変動は、当該組成物の貴重な特性を失うことなく可能である。
【0036】 本発明の組成物は、適当な塩又は他の誘導体として使用する金属を、硫黄を配
合した場合は硫黄と共に稠密な混合物を形成することによって製造すればよい。
微粉状態のかかる混合物は次いで、サリチル酸又はその誘導体の水溶液又は水性
懸濁液に加えることが出来る。典型的には2乃至5ml、好ましくはほぼ3.5
mlの水溶液又は水性懸濁液を使用する。かかる溶液は、5−20重量%、好ま
しくはほぼ10重量%のサリチル酸又はその誘導体を含むのが好ましい。ビタミ
ンCは、サリチル酸溶液の形成前又はその後であって、固形成分の全てを先ず最
初に組合せ・合体させるように添加するのが好ましい。得られたスラリー又は溶
液は、経口投与することが可能である。
【0037】 本発明の組成物は、スパーオキサイドディスムターゼ(SOD)なる酵素の生
成を促進させることによって作用するものと考えられる。SODは、遊離ラジカ
ルスカベンジャーとして機能を発揮し、遊離ラジカルの攻撃によるDNA損傷を
低減させる。
【0038】 本発明の組成物は、ヒト用医薬及び例えば猫や犬の治療のための獣医用医薬に
使用することが可能である。これらは、新生物疾患の治療において有用であり、
ガン罹患患者の症状を改善する能力を有する。
【0039】 典型的には、ヒト又は動物は、先ず上記にて定義した量の活性・有効成分を含
有して成る、溶液又は懸濁液形状とした本発明に係わる組成物を被験者・動物の
体重60ポンド当たり2mlから成る剤形を投与し、次いで1乃至2時間後に同
様の溶液又は懸濁液の半分の投与量を投与することによって処置・治療する。4
時間後には、更に半分の投与量を投与すればよい。その後の治療(腫瘍が退化し
たか及び/又は症状が大幅に軽減した場合)は、被験者・動物の体重60ポンド
当たり2mlの前記溶液又は懸濁液を一日当たり一回経口投与すればよい。これ
を三週間続け、更なる進歩が見られた場合は、投与量は、3週間隔日に体重60
ポンド当たり2mlにまで下げればよい。投与頻度は、更なる進歩が見られたの
に応じて更に引き下げればよい。
【0040】 本発明の組成物は、胸部、直腸、膀胱、肝臓、腹膜、胃及び尿管のガンの治療
及び幾つかのリンパ腫の治療にも有効であることが判明している。同化可能な亜
鉛の生理学的に許容可能な供給源を含有して成る本発明の組成物は、肉腫にも有
効である。かかる治療は、腫瘍の大きさが顕著に退化するまで又は腫瘍が消滅す
るまで継続すればよい。
【0041】 本発明の組成物は通常は、経口投与するのであって、従って好ましくは、経口
投与を行うのに適している。適当な経口投与剤形としては、例えば錠剤、トロー
チ、ロゼンジ、水性若しくは油性懸濁液、分散可能な粉剤若しくは顆粒剤などが
挙げられる。好ましい経口投与剤形は、錠剤及びカプセルである。しかしながら
、その他の投与経路も可能であるが、当該組成物を意図した投与に適したものに
するために適当な注意を払うことを条件とする。例えば、本発明の組成物は、皮
下、静脈内、筋肉内、胸骨内、経皮若しくは点滴技法による何れを問わない非経
口的に又は坐薬として投与してもよい。本発明の組成物の持つ有効性は、塩分が
少なくまたカリウムとプロリン、セリン、グルタミン、リジン、ヒスチジン、ア
ラニン、メチオニンなどアミノ酸が多い食事養生法と組み合わせて投与すれば、
増大させることが出来る。例として、野菜類や果物をカリウム含有量の高い食品
として挙げることが出来る。例えばオートミル粥は、カリウム含有量が高く、塩
分含量は低い。例として、肝臓(レバー)を必須アミノ酸量の豊富な食品源とし
て挙げることが出来る。典型的には、ヒトの患者に対しては、一日当たり2オン
スのレバーが充分であることが判明している。
【0042】 また、更に良好な結果が、被験者・動物の食事にビタミンCを添加補強するこ
と、即ち本発明の組成物に好ましく含まれるものにビタミンCを添加することに
よって得られることが見出されている。例えば、一日につき20ポンドの被験者
体重当たり1gのビタミンCを投与することによって、この新規な組成物の活性
を増大させることが見出されている。同様に、例えば、一日につき14ポンドの
被験者体重当たり25mgのニコチン酸を投与することによって、本発明の組成
物の活性を改善させることが見出されている。
【0043】
【実施例】
下記する実施例によって本発明を更に説明する。
【0044】 実施例1 オロチン酸銅(II)(35mg)及びオロチン酸マンガン(II)(35m
g)を微粉砕状として、乾燥時混合した。サリチル酸ナトリウム溶液(10%水
溶液の3.5ml)を加え、次いでビタミンC(400mg)を加えた。得られ
た懸濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0045】 実施例2 オロチン酸銅(II)(35mg)、オロチン酸マンガン(II)(35mg
)及びオロチン酸亜鉛(35mg)を微粉砕状として、乾燥時混合した。サリチ
ル酸ナトリウムの10%水溶液3.5ml(即ち、350mgのサリチル酸ナト
リウムを含む水溶液3.5ml)を加え、次いでビタミンC(400mg)を加
えた。得られた懸濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0046】 実施例3 微粉砕状のオロチン酸銅(II)(35mg)に、サリチル酸ナトリウム溶液
(10%水溶液の3.5ml)を加え、次いでビタミンC(400mg)を加え
た。得られた懸濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0047】 実施例4 オロチン酸銅(II)(35mg)、オロチン酸マンガン(II)(35mg
)、オロチン酸鉄(II)(35mg)及び昇華硫黄(35mg)を微粉砕状と
して、乾燥時混合した。サリチル酸ナトリウム水溶液(10%サリチル酸ナトリ
ウム水溶液の3.5ml)を加え、次いでビタミンC(400mg)を加えた。
得られた懸濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0048】 実施例5 オロチン酸銅(II)(35mg)、オロチン酸マンガン(II)(35mg
)、オロチン酸鉄(II)(35mg),昇華硫黄(35mg)及びオロチン酸
亜鉛(35mg)を微粉砕状として、乾燥時混合した。サリチル酸ナトリウムの
10%水溶液3.5ml(即ち、350mgのサリチル酸ナトリウムを含む水溶
液3.5ml)を加え、次いでビタミンC(400mg)を加えた。得られた懸
濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0049】 実施例6 グルコン酸銅(II)(35mg)、ビタミンC(400mg)及びグルコン
酸マンガン(II)(35mg)を微粉砕状として、乾燥時混合した。サリチル
酸ナトリウムの水溶液(10%水溶液3.5ml)を加えた。得られた懸濁液は
、そのまま経口投与に適している。
【0050】 実施例7 グルコン酸銅(II)(35mg)、ビタミンC(400mg)、グルコン酸
マンガン(II)(35mg)及びグルコン酸亜鉛(35mg)を微粉砕状とし
て、乾燥時混合した。10%サリチル酸ナトリウムの水溶液(即ち、350mg
のサリチル酸ナトリウムを含む水溶液3.5ml)を加えた。得られた懸濁液は
、そのまま経口投与に適している。
【0051】 実施例8 微粉砕状としたグルコン酸銅(II)(35mg)及びビタミンC(400m
g)に、サリチル酸ナトリウム溶液(10%水溶液3.5ml)を加えた。得ら
れた懸濁液は、そのまま経口投与に適している。
【0052】 実施例9 グルコン酸銅(II)(35mg)、ビタミンC(400mg)、グルコン酸
マンガン(II)(35mg)、グルコン酸鉄(II)(35mg)及び昇華硫
黄(35mg)を微粉砕状として、乾燥時混合した。サリチル酸ナトリウム溶液
(10%水溶液3.5ml)を加えた。得られた懸濁液は、そのまま経口投与に
適している。
【0053】 実施例10 グルコン酸銅(II)(35mg)、ビタミンC(400mg)、グルコン酸
マンガン(II)(35mg)、グルコン酸鉄(II)(35mg),昇華硫黄
(35mg)及びグルコン酸亜鉛(35mg)を微粉砕状として、乾燥時混合し
た。サリチル酸ナトリウムの10%水溶液3.5ml(即ち、350mgのサリ
チル酸ナトリウムを含む水溶液3.5ml)を加えた。得られた懸濁液は、その
まま経口投与に適している。
【0054】 実施例11 この実験は、ホームオフィスライセンスの下でユニバーシティ カレッジ ロ
ンドンによって行われたものである。この実験においては、100匹のC57B
1オスマウスに、移植可能なRMA胸腺腫を皮下に注入した。これらマウスのう
ち50匹をコントロールとして使用しまた50匹のマウスを実験マウスとした。
【0055】 マウスは、大型動物よりも代謝速度が速い。従って、これらのマウスには、例
えば猫や犬など大型動物に適しているはずの用量よりも高い容量を投与すること
に決定した。従って用量は10なるファクターで増やした。
【0056】 30gのマウスについて、実施例1で調製した溶液0.022mlを投与した
。この用量を一日につき三回、午前10時、午後3時及び午後6時にマウスに投
与した。本組成物は、胃ろう栄養法によって投与した。更に実験マウスは、有機
小麦、大麦及びライ麦からなる餌で給餌した。
【0057】 腫瘍注入後の実験及びコントロールマウスの一全身症状を表1に示す。
【表1】
【0058】 実験マウス及びコントロールマウスにおける腫瘍増殖は、図1に示す。実験マ
ウス及びコントロールマウスの体重を図2に示す。
【0059】 胸腺腫の増殖をキャリパー(パス)により測定した、即ち腫瘍の表面の直径を
測定した。腫瘍の重量は、実験終了時点で測定しなかった。
【0060】 図1から判るように、腫瘍注入後21日目で、実験マウスに比べてコントロール
マウスにおける腫瘍の大きさは、ほぼ1.9倍となった。
【0061】 コントロールマウスには適用しなかった胃ろう栄養法によるストレスが原因と
なった死亡は別として、観察された唯一の副作用は、僅かな体重減少であったが
、これは多分食餌の変化に起因するものであろう。
【0062】 実施例12 この実験は、ホームオフィスライセンスの下でユニバーシティ カレッジ ロ
ンドンによって行われたものである。移植可能な***ガンを100匹のオスBa
lb/cマウスに注入した。これらマウスのうち50匹をコントロールとして使
用しまた50匹のマウスを実験マウスとした。
【0063】 これらの腫瘍の増殖は、実施例11において注入した胸腺腫よりも遥かに緩徐
であった。従って、実験マウスに対する薬剤投与は、より低減したものとした;
即ち、これら実験マウスには、実施例1において調製した溶液0.22mlを胃
ろう栄養法で投与し、実施例11において記載した有機穀物の給餌を与えた。し
かしながら、図3から判るように、実験マウス及びコントロールマウスの何れに
おいても***ガンの増殖を示す結果が得られた。しかしこれらマウスは低減した
薬剤投与を受けたため、実験マウスとコントロールマウスとの間の増殖速度の差
異は、実施例11において認められた差異より遥かに小さかった。
【0064】 コントロール群の腫瘍は、腫瘍注入後23日目において実験群におけるそれよ
りも僅かに1.14倍大きいに過ぎなかった。しかしながら、腫瘍注入後29日目
においては、コントロール群の腫瘍は、腫瘍注入後23日目において実験群にお
けるそれよりも僅かに1.19倍大きかった。
【0065】 コントロールマウスには適用しなかった胃ろう栄養法によるストレスが原因と
なった死亡は別として、観察された唯一の副作用は、僅かな体重減少であったが
、これは多分食餌の変化に起因するものであろう。
【0066】 実施例13 ユニバーシティ カレッジ ロンドン、医学部の腫瘍学科、ピーター べバリ
ー教授は、実施例11及び実施例12における実験マウスとコントロールマウス
との間では腫瘍増殖が統計学的に有意な、より高い効果がある旨陳述しているが
、反復胃ろう栄養法による薬剤投与はストレスが大きいため,未薬剤投与のマウ
スは完全なコントロールとはならなかった。
【0067】 従って、更なる実験を実施することと決定したが、但し当該フォーミュラを飲
料水に入れて投与し且つ胃ろう栄養法による投与は一日一回のみとすることとし
た。飲料水への添加を行うために水溶性銅塩が必要であったため、オルチン酸銅
の代わりにグルコン酸銅を使用することに決めた。コントロールマウスには、実
験マウスと同一の有機穀物を与え、また一日当たり一回水と共に胃ろう栄養法で
投与した。実験マウスには、飲料水にビタミンCを添加することによって余分の
ビタミンCを投与することとした。
【0068】 この実験は、ホームライセンスの下、ユニバーシティ カレッジ ロンドンに
おいて実施された。
【0069】 グルコン酸銅(II)35mg及びオロチン酸マンガン(II)35mgを微
粉砕状として乾燥時混合した。サリチル酸ナトリウム溶液(10%水溶液の3.
5ml),次いでビタミンC(400mg)を添加した。
【0070】 ビタミンCは、300mgのビタミンCを50mlの水に添加することによっ
て一日三回実験マウスの飲料水に添加した。即ち、1ccにつき6mgのビタミ
ンCが含まれていた。マウスは何れも平均すると、24mgのビタミンCを含む
水4mlを一日三回飲んだ。従ってマウスは平均して、一日当たり72mgのビ
タミンCを投与された。
【0071】 50C57B1オスマウスに移植可能な胸腺腫を皮下に注入した。24匹のマ
ウスを実験マウスとして薬剤投与し、また26匹はコンTロロールとして使用し
た。
【0072】 当該マウスにはフォームラをより高い容量で投与することとしたが、その理由
は、胃ろう栄養法による投与は、一日当たり一回としたが、マウスが飲む水の量
が確かではなかったからである。
【0073】 大型の動物と比較して、マウス一匹当りの用量は次いで、17なるファクター
で増加させた。
【0074】 マウスには何れも、上記にて調製した組成物0.04mlを一日一回胃ろう栄
養法で投与した。
【0075】 上記で調製した組成物の0.5mlを飲料水に一日当り三回添加し、50ml
の飲料水を一日三回与えた。50ml中の0.5mlとは、1cc当り0.01
mlである。マウスは何れも、一日当り三回ほぼ4mlの水を摂取したので、飲
料水中ほぼ0.04mlの本組成物を一日三回摂取したことになる。従って、各
マウスとも、毎日飲料水から合計としてほぼ0.04x3=0.12mlの本組
成物プラス胃ろう栄養法からの0.04ml,即ち合計一日当り0.16mlを
摂取した。
【0076】 この試験期間中において、実験群から4匹のマウスとコントロール群から5匹
のマウスが、胃ろう栄養法が原因で死亡した。これらのマウスは全て17日目に
殺戮し、腫瘍を摘出して秤量した。しかしながら、コントロール群から得た二つ
の腫瘍は、余りにも広範であったため摘出して測定の供することはしなかった。
結果を表2に示す。
【0077】
【表2】
【0078】 表2からわかるように、実験群から得た腫瘍の合計重量は、9.1グラムであ
った。コントロール群から得た腫瘍の合計重量は、21.2グラムであった。コ
ントロール群の腫瘍質量は従って、実験群腫瘍質量よりも21.2/9.1=2
.32倍大きいものであった。
【0079】 更には、コントロールマウスの平均腫瘍重量は、1.1グラムであった。また実
験群の平均腫瘍重量は、0.48グラムであった。
【0080】 コントロール群の平均腫瘍質量は従って、実験群の平均腫瘍質量よりも1.1
/0.48=2.29倍高かった。
【0081】 試験期間中カリパーで測定した腫瘍の大きさの差異は、図5に示す。図5から1
7日目まではカリパーにより測定した大きさのコントロール群と実験群の腫瘍と
の間における差異は、この場合も矢張り検出可能な副作用は一切なかった。
【0082】 べバリー教授は、この実験によって、当該投薬は、投与マウスとコントロール
マウスとの間で腫瘍増殖において統計学的に有意な差異が生じ、しかも検出可能
な副作用は一切ないことが一意的に確認できた旨陳述している。
【0083】 実施例14 筋紡錘細胞腫瘍に罹患した、体重30ポンドで6才のマンチェスターテリアを
実施例1において記載した組成物で投薬処置した。
【0084】 投薬処置に先だって、この動物には、左前足の外側面を覆い、膝関節下方から
肩側面に到るまでの強固な固形状の腫脹が見られた。この診断は、ロンドンのア
ビ動物クリニックにより為されたものであり、前足の切断を進言されていた。こ
の組成物の1ccを一日一回5日間傾向投与した。5日目の終わりまでに、腫瘍
は大きさが大幅に減少した。次いで更に7日間用量を隔日に1ccにまでに下げ
た。
【0085】 そのほか、余分に3グラムのビタミンCを毎日経口投与し、またニコチン酸を
一日当り125mgの量経口投与した。
【0086】 有機果実、有機野菜、有機穀物及びラムの肝臓からなる飼育食餌を遵守して、
必須アミノ酸を補給した。飼料への塩の添加は回避した。
【0087】 上記した投薬処置の後、問題の腫瘍は消失した。このような結果は、インペリ
アル・キャンサー・リサーチ・ファンド、クレアー・ホール・ラボラトリーズ(I
mperial Cancer Research Fund, Clare Hall Laboratories)の主任獣医師、A.
セベステ二ー氏(Mr. A. Sebesteny)によって認証されている。
【0088】 実施例15 30mgのオロチン酸銅、30mgのオロチン酸マンガン、400mgのビタ
ミンC及び350mgのサリチル酸ナトリウムを含む水溶液3.5mlから成る
組成物を用いて、体重60ポンドの11歳のメスドーベルマンに投薬処置した。
【0089】 この犬は、移行性細胞ガンと想定される浸潤性悪性新生物が原因となった尿道
閉塞に罹患していた。この診断は、ケンブリッジ・ユニバーシティの臨床獣医学
部により為されたものである。この投薬処置を受けるまでは、強度な牽引器によ
っても数滴の水が出るだけであった。
【0090】 投薬処置の第一日目では、犬には上記組成物の2ccを投与し(経口投与した
)が、二日目には2cc投与の後、一時間後に1cc、次いでその一時間後に0
.5ccを投与した。この投薬を毎日一週間繰り返したところ、その後になって
改善が認められた。そこで投薬量は、更に3週間一日当り一回2ccにまで減ら
した。
【0091】 そのほか、余分に6グラムのビタミンCを毎日経口投与し、ニコチン酸を一日
当り250mgの量経口投与した。実施例14において述べた飼育食餌を順守し
た。
【0092】 上記投薬処置した後、この犬は、以前の症候を一切示さなくなり、買主が確認
しているように、投薬処置後4年間生存し、しかも健康状態は優れていた。
【0093】 実施例16 オロチン酸亜鉛を微粉砕状としてオロチン酸銅及びオロチン酸マンガンと一緒
に乾燥時混合した以外は実施例1と同様にして調製した、50mgのクロチン酸
銅、50mgのクロチン酸マンガン、50mgのオロチン酸亜鉛、400mgの
ビタミンC及び350mgのサリチル酸ナトリウムを含む水溶液3.5mlから
成る組成物を用いて、体重80ポンド、6才のジャーマンシェパードを投薬処置
した。
【0094】 この犬は、肉腫と思われる鼻の腫瘍に罹患しており、そのため経鼻呼吸を行う
ことが出来なかった。王立獣医大学の小型動物内科・外科部により為されたもの
である。犬には、右目の下に大きな、固いゴルフボール大の腫脹が見られた。
【0095】 犬には上記組成物の2ccを投与し、1時間後に1.3ccを投与した(経口
投与した)。この投薬量を毎日二週間繰り返したところ、その過程で腫瘍は顕著
に退化し経鼻呼吸することが出来るほどになった。そこで投薬量は、その後二週
間は隔日として、次いで一週間に一回、その後一週間に一回にまで減らした。
【0096】 そのほか、余分に8グラムのビタミンCを毎日経口投与し、ニコチン酸を一日
当り330mgの量経口投与した。実施例14において述べた飼育食餌を順守し
た。
【0097】 上記投薬処置終了までに、この犬は、以前の症状を一切示さなくなり、この結
果はインペリアル・キャンサー・リサーチ・ファンド (Imperial Cancer Resear
ch Fund)の主任獣医師、A.セベステ二ー氏によって認証されている。
【0098】 実施例17 体重60ポンド、7歳のドーベルマンを実施例15において記載した組成物に
より投薬処置した。この犬は、腹膜ガンに罹患していた。この診断は、ロンドン
の王立獣医大学の小型動物内科・外科部により為されたものである。犬は、衰弱
状態で、腹部に大きな腫脹が見られた。
【0099】 この犬は、二週間毎日当該組成物の2ccを投与し、その一時間後に1cc投
与して(経口投与した)投薬処置を受けた。二週間後に、投薬量は、その後の二
週間は一日当り一回2cc、それ以降の二週間は隔日2ccにまで減らした。
【0100】 そのほか、余分に6グラムのビタミンCを毎日経口投与し、ニコチン酸を一日
当り250mgの量経口投与した。実施例14において述べた飼育食餌を順守し
た。
【0101】 上記投薬処置した後、この犬は、飼い主が確認しているように症状を一切示さ
なくなった。
【0102】 実施例18 体重150ポンド、年齢45才程度の男性を実施例15において記載した組成
物により投薬処置した。この男性は、T細胞リンパ腫に罹患しており、ロンドン
のクロムウエル病院で診断を受けた。
【0103】 この男性は、六週間毎日一回当該組成物の4.5cc(経口投与した)により
投薬処置を受けた。その後退化が認められ、投薬量は、その後の二週間は隔日2
ccに、またその後の三週間一週間に一回まで減らした。
【0104】 そのほか、余分に15グラムのビタミンCを毎日経口投与し、ニコチン酸を一
日当り625mgの量経口投与した。実施例14において述べた食事体制を順守
した。
【0105】 上記投薬処置した後、全ての症状が消滅し、当該投薬処置後6年の現在も元気
に、生存している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実験マウス及びコントロールマウスにおける腫瘍増殖の変化を示
すグラフである。
【図2】 実験マウス及びコントロールマウスの体重の変化を示すグラフで
ある。
【図3】 実験マウス及びコントロールマウスにおける***ガンの増殖を示
すグラフである。
【図4】 実験マウス及びコントロールマウスの体重の変化を示すグラフで
ある。
【図5】 試験期間中カリパーで測定した腫瘍の大きさの差異を示すグラフ
である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月15日(2002.4.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】該塩類が、同一又は異なって、塩化物、臭化物、ヨウ化物、リ
ン酸塩及び硫酸酸塩から選択される、請求項において記載された組成物。
【請求項11】下記を含有して成る、請求項1ないし10の内の何れか一項
において記載された組成物: − 15乃至60重量部のグルコン酸銅、又はグルコン酸銅以外の同化可能な銅
の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分; − 300乃至600重量部のサリチル酸ナトリウム、又はサリチル酸又はサリ
チル酸ナトリウム以外のそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属塩を使用し
た場合は等価量の活性・有効成分;及び − 200乃至1000重量部のビタミンC − 但し、上記重量部は、該組成
物中のかかる成分の合計重量に基くものとする。
【請求項14】15乃至60重量部のグルコン酸鉄、又はグルコン酸鉄以外の
同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活性・有
効成分及び15乃至60重量部の硫黄とを更に含有して成る、請求項11乃至1 の内の何れか一項において記載された組成物。
【請求項15】15乃至60重量部のグルコン酸亜鉛、又はグルコン酸亜鉛以
外の同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活
性・有効成分を更に含有して成る、請求項11乃至14の内の何れか一項におい
て記載された組成物。
【請求項21】ヒト又は動物の身体を治療によって処置するために使用する、
請求項1ないし20の内の何れか一項において記載された組成物:
【請求項24】新生物疾患の治療用又は予防用の医薬を製造するために請求項
1乃至19の内の何れか一項において記載された組成物を使用する使用法。
【請求項25】新生物疾患のために同時に、個別的に又は逐次的に使用するた
めの複合製剤として下記を含有する製品: (a)請求項1乃至20の内の何れか一項において記載された組成物;及び (b)該組成物中において前記に加えてビタミンC及び/又は一種以上のアミノ
酸及び/又はニコチン酸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/513 A61K 31/513 31/60 31/60 33/04 33/04 33/26 33/26 33/30 33/30 33/32 33/32 A61P 35/00 A61P 35/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BA03 BC19 BC42 DA17 HA01 HA03 HA08 HA11 MA03 MA23 MA52 NA14 ZB26 4C206 AA01 AA02 DA02 FA53 JA01 JB01 JB11 MA03 MA43 MA72 ZB26 ZC61

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記を含有して成る組成物: (a)同化可能な銅の生理学的に許容可能な供給源; (b)サリチル酸又はその生理学的に許容可能な誘導体の供給源;及び (c)ビタミンC。
  2. 【請求項2】更に(d)同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源
    を含有して成る、請求項1において記載された組成物。
  3. 【請求項3】更に(e)同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源及び (f)同化可能な硫黄の生理学的に許容可能な供給源を含有して成る、請求項1
    又は2において記載された組成物。
  4. 【請求項4】更に(g)同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源含有
    して成る、前記請求項の内の何れか一項において記載された組成物。
  5. 【請求項5】前記金属類が、有機酸又は無機酸との塩として存在する、前記
    請求項の内の何れか一項において記載された組成物。
  6. 【請求項6】成分(a)及び(b)が、サリチル酸銅錯体として存在する含
    有して成る、前記請求項の内の何れか一項において記載された組成物。
  7. 【請求項7】該塩が同一化又は異なって、オロチン酸塩、アスパラギン酸塩
    、グルコン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、乳酸塩及び酢酸塩から選択される、請
    求項5において記載された組成物。
  8. 【請求項8】該塩類が、同一又は異なって、塩化物、臭化物、ヨウ化物、リ
    ン酸塩及び硫酸酸塩から選択される、請求項5において記載された組成物。
  9. 【請求項9】サリチル酸誘導体が、サリチル酸ナトリウムである、前記請求
    項の内の何れか一項において記載された組成物。
  10. 【請求項10】下記を含有して成る、前記請求項の内の何れか一項において
    記載された組成物: (a)15乃至60重量部のグルコン酸銅、又はグルコン酸銅以外の同化可能な
    銅の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分; (b)300乃至600重量部のサリチル酸ナトリウム、又はサリチル酸又はサ
    リチル酸ナトリウム以外のそのアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属塩を使用
    した場合は等価量の活性・有効成分;及び (c)200乃至1000重量部のビタミンC − 但し、上記重量部は、該組
    成物中のかかる配合成分の合計重量に基くものとする。
  11. 【請求項11】更に15乃至60重量部のグルコン酸マンガン、又はグルコ
    ン酸マンガン以外の同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源を使用し
    た場合は等価量の活性・有効成分を含有して成る、請求項10において記載され
    た組成物。
  12. 【請求項12】更に15乃至60重量部のグルコン酸鉄、又はグルコン酸鉄
    以外の同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活
    性・有効成分及び15乃至60重量部の硫黄とを含有して成る、請求項10又は
    11において記載された組成物。
  13. 【請求項13】15乃至60重量部のグルコン酸亜鉛、又はグルコン酸亜鉛
    以外の同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の
    活性・有効成分を更に含有して成る、請求項10乃至12の内の何れか一項にお
    いて記載された組成物。
  14. 【請求項14】以下を含有して成る、請求項10において記載された組成物: (a)25乃至40重量部のグルコン酸銅、又はグルコン酸銅以外の同化可能な
    銅の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の活性・有効成分; (b)350重量部のサリチル酸ナトリウム、又はサリチル酸又はサリチル酸ナ
    トリウム以外のその生理学的に許容可能な誘導体を使用した場合は等価量の活性
    ・有効成分;及び (c)400重量部のビタミンC − 但し、上記重量部は、該組成物中のかか
    る成分の合計重量に基くものとする。
  15. 【請求項15】更に25乃至40重量部のグルコン酸マンガン、又はグルコ
    ン酸マンガン以外の同化可能なマンガンの生理学的に許容可能な供給源を使用し
    た場合は等価量の活性成分を更に含有して成る、請求項14において記載された
    組成物。
  16. 【請求項16】 更に25乃至40重量部のグルコン酸鉄、又はグルコン酸
    鉄以外の同化可能な鉄の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価量の
    活性・有効成分及び25乃至40重量部の硫黄とを含有して成る、請求項14又
    は15において記載された組成物。
  17. 【請求項17】更に25乃至40重量部のグルコン酸亜鉛、又はグルコン酸
    亜鉛以外の同化可能な亜鉛の生理学的に許容可能な供給源を使用した場合は等価
    量の活性・有効成分を含有して成る、請求項14乃至16の何れか一項において
    記載された組成物。
  18. 【請求項18】ヒト又は動物の身体を治療によって薬剤投与するために使用
    する、前記請求項の内の何れか一項において記載された組成物:
  19. 【請求項19】新生物疾患の治療用又は予防用の医薬を製造するために請求
    項1乃至17の内の何れか一項において記載された組成物を使用する使用法。
  20. 【請求項20】新生物疾患のために同時に、個別的に又は逐次的に使用する
    ための複合製剤として下記を含有する使用する製品: (a)請求項1乃至17の内の何れか一項において記載された組成物;及び (b)ビタミンC及び/又は一種以上のアミノ酸及び/又はニコチン酸。
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