JP2003509346A - 節足動物駆除方法及び組成物 - Google Patents

節足動物駆除方法及び組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、昆虫やクモ形網動物などの節足動物、特にアタマジラミのような特定の体外寄生虫の駆除における特定のシロキサン及びその混合物の使用に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、昆虫やクモ形網動物などの節足動物を駆除ないし忌避する際の有機
ケイ素誘導体の使用と新規な有機ケイ素含有組成物に関するものである。特に本
発明は、アタマジラミとその卵を駆除根絶するためのシロキサンの使用に関する
ものである。
【0002】 アタマジラミは、ときどきヒトの毛髪に寄生し、接触により簡単に蔓延する。
このようなシラミの寄生は、特に通学年齢の児童たちの間で流行し、関連施設の
環境で急速に広がる可能性がある。シラミそのものは移動性であり、雌はその生
涯に数百を超える卵を産むことができる。雌ジラミは孵化後12日も経つと産卵
できるようになる。シラミの成虫が移ると、毛髪への卵の産み付けで寄生した頭
にシラミの貯蔵庫を確保しながら寄生の蔓延を招くことになる。卵の抜け殻を一
般に「シラミ」と呼ぶこともある。
【0003】 アタマジラミを根絶するには宿主からシラミ成虫と卵の両方を完全に取り除く
か破壊する必要がある。このように、シラミの成虫と卵を破壊するために様々な
試みが提案されてきたが、未だ完全に満足できる手法は提案されていない。
【0004】 卵と成虫のシラミは、歯間の狭い特殊な櫛を用いて毛髪を梳ることによって取
り除いてもよいが、このような梳りでは、成虫のシラミを全て取り除くと共に卵
と毛髪との間の接着を破壊するように櫛を操作して卵も除去或いは完全に破裂さ
せてしまわなければならない。しかしながら、宿主にとってはシラミ用の櫛で定
期的に髪を梳るのは骨が折れるうえ、あまり見栄えの良いものではない。ヘアコ
ンディショニングを行うとコンディショナ剤で毛髪のキューティクルがコーティ
ングされることにより目の細かい櫛でも容易に手入れできるようになり、アタマ
ジラミの駆除に役立つことが知られている。一部のコンディショナ剤には、多種
多様な他の成分と共に比較的僅かな量のシリコーンが使用されている。但し、コ
ンディショナ剤を使用してもアタマジラミを忌避したり効果的に除去したりする
ことはできない。最近の研究(Lancet 2000; 356:540)では、アタマジラミの根
絶に関して髪梳き法は駆除用シャンプーを使用する場合に比べて際だって効果が
低いことが指摘されている。
【0005】 別の処置法では、髪を駆除スプレーで処理するか又は駆除用シャンプーで洗髪
することが行われている。この目的で承認され、広く利用されている駆除剤の一
つにマラチオンがあり、これは有機リン化合物である。この化合物には不快な臭
いがあり、一部の対象者ではアレルギー反応を引き起こす。また駆除は完全に効
果的であるというわけではなく、再びシラミに寄生される可能性がある。ヘキサ
クロロシクロヘキサン、マラチオン、或いはピレスリンなどの有機駆除剤は、神
経系に対する害など、人体で毒性の反応を生じる可能性がある。このような毒性
反応は、処置対象のアタマジラミの寄生よりも遙かに危険性が高い。更に、アタ
マジラミは変異してこの種の駆除剤に対する耐性を示すようにもなる。
【0006】 オリーブオイルなどの植物油を使用して窒息させることによりアタマジラミの
寄生に対する処置を行うべきであるという提案がなされている。このような処置
法には、油を塗るに際して、塗る側の人と塗られる側の人の双方が不快感を感じ
るという欠点がある。油を塗った毛髪からその油を除去するには強力な洗剤を使
用しなくてはならないが、これらは毛髪のキューティクルを傷め、アタマジラミ
の寄生に対する毛髪本来の保護機能を失わせるきらいがある。
【0007】 英国特許第1604853号公報(Stafford-Miller Limited)には、体外寄
生虫、特にシラミ及び/又はその卵を駆除するために、粘度20000センチス
トークス未満のジメチコン、フェニルジメチコン、或いはシメチコンなどのリニ
アアルキルシロキサンポリマ又はリニアアリルシロキサンポリマを使用すること
が述べられている。
【0008】 国際公開WO98/01032号公報(Bayer AG)には、 (1)1〜15重量%の節足動物忌避有効物質、 (2)1〜10重量%のシリコーンポリマ、 (3)50〜98重量%の一種以上の環状シリコーン、及び (4)任意選択による助剤又は溶剤、 を含有する節足動物忌避混合物が述べられている。
【0009】 但し、シロキサン自体が何らかの駆除効果をもつという指摘はない。
【0010】 シリコーンポリマ類は、パーソナルケア製品、特にシャンプーやコンディショ
ナなどのヘアケア製品に広く利用されている。英国特許公開第2246708号
公報には、揮発性シリコーン成分と不揮発性シリコーン成分をブレンドしたもの
を含有するヘアコンディショニング用組成物が述べられている。しかしながら、
この公開公報中には、係るシリコーン製品が何らかの駆除特性を有するという示
唆は見当たらない。
【0011】 駆除用シャンプーの毒性作用を考えると、特に子供におけるアタマジラミの処
置では、殆どの場合、乾式髪梳法或いは屡々コンディショナを併用した湿式髪梳
法のいずれかを採用することが好ましい。
【0012】 このように、アタマジラミを根絶する安全且つ効果的な方法が要求されている
ことは明らかである。
【0013】 本発明者らは、驚くべきことに特定のシロキサン組成がアタマジラミとその卵
の双方の根絶に極めて有効であるとの知見を得たものである。
【0014】 即ち、本発明は、第1の態様として、節足動物、特に昆虫及びクモ形網動物、
即ち体外寄生虫及び/又はその卵を駆除するために、粘度20000センチスト
ークス未満のリニアアルキルシロキサン又はリニアアリルシロキサンに限らない
少なくとも1種のシロキサン誘導体を有効成分として含有する組成物を使用する
ことを提案するものである。
【0015】 シロキサンは、例えば (a)粘度20000センチストークス未満のリニアアルキルシロキサン又はリ
ニアアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ のうちから選択することができる。
【0016】 本発明は、上記各シロキサンの混合物、並びに上記各シロキサンと粘度200
00センチストークス以下のリニアアルキルシロキサン又はリニアアリルシロキ
サンとの混合物を包含するものである。
【0017】 ここで、粘度はポアズ(gsec−1cm−1)又はセンチポアズ単位で測定される
絶対粘度、又は運動粘度で表されたものである。運動粘度は密度に対する粘度の
比であり、ストークス又はセンチストークス単位で測定される。本明細書におい
て、特に規定しない限り、粘度は便宜的にセンチストークス単位で表すものとす
る。ここで、物質の密度が1に近い場合、絶対粘度と運動粘度の値はほぼ同じ数
値となることは述べるまでもない。
【0018】 また、本明細書において、例えば昆虫やクモ形網動物などの節足動物、即ち体
外寄生虫の駆除とは、該節足動物、即ち体外寄生虫を忌避すること、その数を減
じること、及び根絶することを包含する。更に卵の駆除とは、卵を死滅させるこ
と及び卵の生存能力を低下させることを包含する。節足動物の駆除における本発
明の組成物の使用には、予防を目的とした使用も包含されるものである。
【0019】 好適な一態様において、本発明は昆虫及びクモ形網動物などの節足動物、即ち
体外寄生虫の駆除のための不揮発性シロキサン及び揮発性シロキサンを含有する
組成物の使用を提供する。
【0020】 ここで、「揮発性」及び「不揮発性」という用語については絶対的な定義は存
在しないが、本発明に関する限り、これら用語の意味は以下の説明から当業者に
明らかであると認識すべきである。
【0021】 即ち、本願で言う「揮発性」とは、その物質が25℃において測定可能な蒸気
圧を有すること、即ち常態では約50センチストークス未満の粘度の液体である
ことを意味する。従って、不揮発性シロキサンとは一般に沸点が約300℃より
高く、或いは粘度が約50センチストークスよりも高粘度のものを言い、揮発性
シロキサンとは、リニアシロキサン或いは環状シロキサンのいずでもよいが、一
般に沸点が300℃未満、或いは粘度が50センチストークス未満、好ましくは
10センチストークス未満のものを言う。
【0022】 シロキサン誘導体は、シャンプーやコンディショナ等のパーソナルケア製品用
のものとして知られている種々のシロキサンの一つから選択することができる。
そのような化合物については、英国特許公開第2155788号公報、ヨーロッ
パ特許公開第433946号公報、英国特許公開第2144329号公報、ヨー
ロッパ特許公開第333433号公報、及び英国特許公開第2246708号公
報などに述べられている。紛らわしさを避けるため、ここでは「シロキサン」と
いう用語をシリコーン類を包含する意図で使用している。
【0023】 本発明で採用することのできるシロキサンは、それに限定されるものではない
が、下記一般式(I)のリニアポリシロキサン又は分枝ポリシロキサンを含んで
いる。
【0024】
【化4】
【0025】 ここに、nは1〜15000、好適には20〜7000である。またRは、1
〜20、例えば1〜16の炭素原子を含むリニア、分岐又は環状アルキル基、或
いはフェニル基、ナフチル基、置換フェニル基又は置換ナフチル基などのアリル
置換基、分枝シリコーンを生じるシロキサン鎖、水素原子、ビニル基から個々に
選択される原子又は基である。またRは、アルケニル基、アルキニル基、カルボ
キシル基、ヒドロキシ基、アクリレート基、エステル基、エーテル基、アルコキ
シ基、ハロゲン基、シアノ基、メルカプト基、カルボヒドレート基等の炭素結合
官能基を更に含んでもよい。Rに含まれる置換基は中性であってもよく、或いは
第四アンモニウム基などのカチオンセンターもしくはスルホン酸塩基やチオ硫酸
塩基などアニオンセンターを含んでいてもよい。更に、上記シロキサンはOH末
端基、即ちシリコノール物質を含んでいてもよい。市販のシロキサンのRは殆ど
がメチル基である。
【0026】 この多種多様なシリコーンとしては、限定するものではないが以下に示す一般
式(II)〜(V)で表されるものを挙げることができる。ここでRとnはいずれ
も前述の定義の通り、mはm+nが約15000までとなるように選ばれる。
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】 一般式(I)〜(V)のシロキサンの粘度と、従って揮発性は、n、m及びR
の特定の値によって異なることは述べるまでもない。一般式(I)のシロキサン
では、一般にnの値が1〜約4で揮発性化合物となり、nが4より大きい化合物
は一般に不揮発性とみなされる。
【0032】 また、粘度20000センチストークス未満のリニアアルキルシロキサン又は
リニアアリルシロキサンは、前述のように定義された一つ以上の別のシロキサン
誘導体との混合物の形でのみ適用されることも勿論である。
【0033】 リニアシロキサンとしては、例えばヘキサメチルジシロキサン、オクタメチル
トリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、低粘度トリメチル末端遮断ポリ
ジメチルシロキサン、フェニルトリメチコン及びジメチコンなどが挙げられる。
市販品には、ダウ・コーニング(Dow Corning)200、556、2502及び
5324(いずれもダウ・コーニング社の商標)などがある。
【0034】 本発明で使用するに適した官能基シロキサンには、一般式(I)の化合物で少
なくとも一つのR基をOHとしたものがある。このタイプの特に好ましい化合物
はジメチコノールである。
【0035】 本発明で採用することのできる環状シロキサンには、限定するものではないが
下記一般式(VIで表されるシロキサンがある。
【0036】
【化9】
【0037】 ここで、Rは前述の定義の通りであり、pは3〜10である。粘度と、従って
揮発性は、Rとpの値によって異なる。RがCHである不揮発性環状シロキサ
ンの場合、nは7より大でなければならず、好ましくは8より大である。nの値
がいずれであっても、RはH又はOHではないことが好ましく、或いはR基のご
く僅かな部分だけがH又はOHであるようにすることが好ましい。
【0038】 環状シロキサンは、好ましくは下記一般式(VI)で表される揮発性シロキサン
である。
【0039】
【化10】
【0040】 ここで、各Rは、炭素原子1〜10のアルキル基、炭素原子6〜10のアリル
基、水素原子及びビニル基から個々に選択される原子又は基、qは3〜7の値を
とる。本発明で用いるのに好適な環状シリコーンはRが主に−CH基からなり
、その混合物のqが4、5、又は6であるような環状シリコーンである。
【0041】 本発明に採用できる揮発性環状シリコーンとしては、例えばデカメチルシクロ
ペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、及びヘキサメチルシ
クロトリシロキサン、或いはそれらの混合物を挙げることができる。本発明で用
いるのに好適な環状シロキサンとしては、例えばダウ・コーニング(Dow Cornin
g)245(商標)(シクロペンタシロキサン)及びダウ・コーニング(Dow Cor
ning)345(商標)(シクロペンタシロキサンとシクロヘキサシロキサンの混
合物)などの市販のポリジメチルシクロシロキサンをブレンドしたシクロメチコ
ンを挙げることができる。
【0042】 本発明で使用するシロキサンコポリマとしては、限定するものではないが例え
ば下記一般式(VIII)で表されるグリコール又は他のエーテル官能基を含有する
シロキサンコポリマを挙げることができる。
【0043】
【化11】
【0044】 ここで、n、m及びRは前述の定義の通りであり、Xは、典型的には分子量が
1000〜30000の範囲内でシロキサン以外の含有量が25〜90%のコポ
リマとなるようにn及びmに応じて選択される。この化合物は、典型的には40
〜4000センチストークスの範囲内の粘度を有する。
【0045】 このようなシリコーンの例として、市販のダウ・コーニング(Dow Corning)
193(商標)などのジメチコンコポリオールを挙げることができる。
【0046】 市販のシロキサン製品が一連の粘度等級の範囲内で入手できることは当業者の
理解するところであることは述べるまでもない。例えば、ダウ・コーニング(Do
w Corning)200(商標)は0.65〜60000センチストークスの粘度範
囲で入手可能である。また粘度の等級は、揮発性シロキサンと不揮発性シロキサ
ンのどちらが必要かによって適切に選択すべきであることは述べるまでもない。
更に揮発性シロキサンの容量%は、組成物中の不揮発性シロキサンの量に応じて
変わることも当然である。
【0047】 不揮発性シロキサンの粘度は、約50センチストークスから100000セン
チストークス以上まで広範囲に変え手も良いことは述べるまでもない。従って、
組成物中の不揮発性シロキサンの割合は、その粘度に少なくとも部分的に依存す
る。例えば50〜350センチストークスのような低粘度の範囲内の不揮発性シ
ロキサンは、例えば組成中の50%以上、最大で99%を占めることもある。
【0048】 本発明に従って使用する好適な組成物は、50〜99.9容量%、好ましくは
85〜99.9容量%、例えば90〜99容量%の揮発性シロキサンと、0.1
〜50容量%、好ましくは0.1〜15容量%、例えば1〜10容量%の不揮発
性シロキサンとを含有する。
【0049】 最も好ましくは不揮発性シロキサンが組成の97.5〜95.5%を占め、不
揮発性シロキサンが2.5〜4.5%を占めていることである。
【0050】 不揮発性シロキサンは、好ましくはリニアシロキサン誘導体、特にジメチコン
であり、最も好ましくはジメチコノールである。
【0051】 揮発性シロキサンは、好ましくはシクロペンタシロキサン又はシクロメチコン
などの環状シロキサンである。
【0052】 本発明に従って使用する組成物は、好ましくはシロキサンのみからなるもので
あり、100%のシロキサンとすることができる。
【0053】 但し、必要に応じて基本シロキサン組成に鎮痛剤、防腐剤、抗炎症剤及び忌避
剤などの1種又は2種以上の添加剤を添加してもよい。このような添加剤は組成
中の僅かな成分を形成するものであり、通常は1%未満であるが、特定の場合に
は3%まで含有可能である。
【0054】 添加剤として、エッセンシャルオイル、特に鎮痛剤、防腐剤、抗炎症剤及び/
又は忌避剤の特性を有するエッセンシャルオイルを含有していても良い。このよ
うなオイルには、カミツレ(feverfew)油、セダー(cederwood)油、丁子(clo
ve)油、ゼラニューム(geranium)油、ラベンダー(lavender)油、レモン(le
mon)油、ローズマリー(rosemary)油、シナモン(cinnamon)油、松柏(junip
er)油、レモングラス(lemon grass)油、ミルラ(myrrh)油、ネロリ(neroli
)油、ペパーミント(peppermint)油、オピン(opine)油、バラ(rose)油、
セージ(sage)油、ビャクダン(sandalwood)油、或いは茶木(tea tree)油な
どがある。カモミレ(camomile)エッセンスを鎮痛剤として添加してもよい。
【0055】 上記組成物に使用する添加剤は、日光、熱及びその他の保管条件の影響で変性
する可能性がある。このような変性を抑えるために、抗酸化剤や紫外線吸収化合
物など、既知の保存剤化合物を添加してもよい。
【0056】 更に、洗浄特性をもつように界面活性剤などの化合物を本発明による液体組成
物に添加し、その駆除特性を保持しつつシャンプーとして利用できるようにして
もよい。このような組成物は、毛髪の洗浄とアタマジラミ及び卵を取り除くだけ
でなく、その後の再寄生も予防するという二重の作用を果たす。
【0057】 本発明によるシロキサン組成物は、ムース、ゲル、ローション、スプレーなど
の毛髪用に適した他の配合物に組み合わせることも可能である。
【0058】 本発明に従って使用する組成物は、従来からの方法で調製することができる。
この場合の処方としては、シロキサン組成物を少なくとも50%、好ましくは7
5%、更に好ましくは少なくとも85%含有することが望ましい。
【0059】 添加剤や補佐剤などを含む最終的な組成物の粘度は、1〜350センチストー
クス、好ましくは3〜100センチストークス、更に好ましくは15〜30セン
チストークスの範囲内にすると都合がよい。
【0060】 既に述べたように、本発明による使用のための組成物は、節足動物、とりわけ
陸生節足動物、特に昆虫及びクモ形網動物を駆除するのに有用である。ここで言
う昆虫には体外寄生中が含まれる。特に本発明における組成物は殺虱活性及び殺
卵活性を有しているので、ヒトを含む動物におけるシラミの寄生を治療するのに
特に有用である。
【0061】 体外寄生虫には、吸血シラミ、刺しシラミ、ノミ、羊シラミ、ダニ及びケダニ
などがある。吸血シラミ(アノプルラ)及び刺しシラミ(マロファーガ)は哺乳
類のほぼ全ての属にみられる寄生虫で、種としてはヘマトピヌス(Haematopinus spp.)、リノグナタス(linognathus spp.)、ソレノポテス(Solenopotes spp
.)、ペディキュラス(Pediculus spp.)及びプチルス(Pthirus spp.)などを
挙げることができる。ペディキュラス(Peduculus spp.)としては、例えばアタ
マジラミ(ペディキュラス・ヒューマナス・カピチス;Pediculus humanus capi tis )及び人体や布に着くシラミ(ペディキュラス・ヒューマナス・ヒューマナ
ス;Pediculus humanus humanus)などのペディキュラス・ヒューマナス(Pedic ulus humanus )を挙げることができる。プチルス(Pthirus spp.)としてはケジ
ラミ(プチラス・プビス;Pthirus pubis)を挙げることができる。
【0062】 アタマジラミは、外的要因からの保護機能を果たす堅いキチン質の外骨格を有
している。このシラミの卵は、周囲を囲むキチン質の鞘で保護されている。この
シラミは、駆除剤の適用で影響を受けるが、多くの場合、卵は駆除剤に対する耐
性を保持している。理論に結びつけることを望むものではないが、シラミに関し
ていえば、シロキサン組成物はシラミの破裂と脱水を起こさせることによって作
用するものと考えられる。また、この組成物がシラミを覆っている脂質膜に作用
するとも考えられる。更に、揮発性シロキサン成分が不揮発性成分の効果を増大
させるとも考えられる。
【0063】 従ってこの組成物は、例えばゴキブリや南京虫等の公衆衛生害虫、或いは蜂、
蟻、シミ及びワラジ虫等の不快な節足動物、或いは家具に着く甲虫、死番虫、そ
の他の木穿孔性昆虫等の害虫を含むあらゆる陸生節足動物の駆除にも有用である
と考えられる。
【0064】 本発明の第2の態様によれば、ヒトを含む動物に対する昆虫やクモ形網動物及
び/又はその卵などの節足動物の駆除用薬品の製造において、 (a)粘度20000センチストローク未満のリニアアルキルシクロキサン又は
リニアアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン、 (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ、 のうちから選ばれたシロキサン誘導体が使用される。
【0065】 本発明の第3の態様によれば、昆虫及びクモ形網動物などの節足動物の駆除方
法において、節足動物に対し、 (a)粘度20000センチストークス未満のリニアアルキルシロキサン又はリ
ニアアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン、 (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ、 のうちから選ばれたシロキサン誘導体が適用される。
【0066】 これら第2及び第3の態様の好適な特徴は、本発明の第1の態様のものと同様
である。
【0067】 アタマジラミ及び/又はその卵の駆除のための使用においては、シロキサン組
成物はアタマジラミが寄生している対象者の毛髪及び頭部に塗布することができ
る。シロキサン成分の作用でシラミと卵が殺され、或いは無能化される。シロキ
サン組成物は、一回の処置につき毛髪の長さと厚さに応じて25〜50mlの量
で使用することが好ましい。この投与量範囲は、希釈前の組成物、即ちシロキサ
ン含有量が少なくとも95%の組成物に対するものである。この組成物をシャン
プー等の希釈形態で使用する場合には、実際の適用量は有効成分の効果を維持す
るため相応に増やす必要があることは述べるまでもない。
【0068】 例えば毛髪や頭部に対して適用した後、シロキサン組成物を10分〜12時間
程度、適用部位に接触させたままとすることが好ましい。通常、シラミは5〜2
5分のうちに死滅するものと考えられる。卵を死滅させるには更に長時間を要す
るものと考えられ、例えば一晩中など、8〜12時間に亘って該組成物を卵に接
触させたままとすることが好ましい。尚、この組成物は、必要に応じて対象者に
悪影響を与えることなく更に長い時間に亘り毛髪に残しておくことができること
は述べるまでもない。
【0069】 シロキサン組成物で処置した後、毛髪を中性洗剤で洗い、死滅したシラミと卵
を取り除く。組成物中の不揮発性シロキサン成分はシロキサンの被覆として毛髪
に残る。この被覆は潤滑剤の役割を果たし、残っている卵を毛髪から梳き落とす
ことを可能にすると共に、更に残留した卵がその後に毛髪との接着を形成するの
を防止する。毛髪に残ったシロキサンは従って予防効果を有している。この処置
は必要に応じて繰り返すことができ、それにより最初の適用で残存していた卵か
ら生まれるシラミを駆除するようにしてもよい。このような2回目の適用は、1
回目の適用から7〜12日後とすることが好ましい。
【0070】 シロキサン組成物は、例えばヒト以外の動物の寄生虫を駆除するなど、獣医学
的分野にも利用可能である。対象動物は、好ましくは哺乳動物又は鳥であり、例
えばウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、シカ、メンドリなどのニワトリ、更には
イヌやネコなどのようなペット動物を挙げることができる。
【0071】 他の昆虫の駆除ないし根絶に使用するため、シロキサン組成物をそれに適した
手法で処方することもできる。
【0072】 本発明の第4の態様によれば、シクロメチコン、好ましくはシクロペンタシロ
キサン又はシクロヘキサシロキサン或いはそれらの混合物をジメチルコノールと
の混合物で含有し、シクロメチコンが組成の96.5〜97.5容量%を占め、
ジメチルコノールが2.5〜3.5容量%を占めていることを特徴とする新規な
シロキサン組成物が提供される。
【0073】 以下、本発明を下記の限定を意図しない実施例により更に詳述する。
【0074】 実験方法: ほぼ同数の雌の成虫シラミと雄の成虫シラミ(ペディキュラス・ヒューマナス
Pediculus humanus)を複数のバッチに計数し、開いた状態の四角いナイロン
メッシュガーゼ(チュール)を複数枚用意して実験中に各バッチを載せておく基
材とした。シラミの卵は、活発に生殖を行う成虫を48時間に亘って卵付着用基
材としての目の詰まったナイロンガーゼ上に放置しておくことにより取得した。
【0075】 シリコーン混合物は希釈しないものと水道水を容量比1:3で混合したものと
を使用し、後者で実験対象の液体組成物を濡らした毛髪に適用した場面を模擬し
た。シリコーン液の混合物は重量対重量(W/W)比に基づいて調製した。比較
に用いたネガティブの対照は水道水である。
【0076】 実験手順に従って、最初にシラミ又はその卵を各液体中に10秒間に亘り浸漬
した。液体から取り出した後、これらのシラミ又は卵をよく拭いて余分な液体を
拭い去り、通常の保存条件下(30±2℃及び60±15%の相対湿度)で飼育
した。飼育期間の終了時に、250mlの暖かい水道水(34℃)を各ガーゼの
四角い面全体に通しながらシラミとガーゼを3回に亘り濯ぎ洗いした。次いで、
医療用の払拭用ティッシュ布を用いて水分を吸い取ることによりこれらを乾燥さ
せ、結果の記録まで飼育条件下に保持した。この保持は、シラミで24時間後迄
であり、卵の場合は全ての対照バッチが孵化を完了した約12日後迄である。
【0077】 結果:
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
【0080】
【表3】
【0081】
【表4】
【0082】
【表5】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月20日(2001.9.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (ここにnは1〜約15000、好適には20〜7000であり、Rは1〜2
0の炭素原子を含むリニア、分岐又は環状アルキル基、或いはフェニル基、ナフ
チル基、置換フェニル基又は置換ナフチル基などのアリル置換基、分枝シリコー
ンを生じるシロキサン鎖、水素原子、ビニル基から個々に選択される原子又は基
であり、更にRは、アルケニル基、アルキニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ
基、アクリレート基、エステル基、エーテル基、アルコキシ基、ハロゲン基、シ
アノ基、メルカプト基、カルボヒドレート基、アミノ基、第四アンモニウム基、
スルフォン酸塩基及びチオ硫酸塩基から選択される炭素結合官能基を更に含んで
もよく、端末基のRはOHでもよく、少なくとも一方のシロキサンは粘度200 00センチストークス未満のリニアアルキルシロキサン又はリニアアリルシロキ サン以外のシロキサンである 。)で表されるリニア又は分枝シロキサンから選ば れている ことを特徴とする請求項1又は2に記載の使用。
【化2】 (ここにRは前記の定義の通りであり、Pは3〜10である。)で表される環
状シロキサンから選ばれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の使用。
【化3】 (ここにnは1〜15000であり、mはm+nが15000までとなるよう
に選択され、Rは前記の定義の通りであり、xはn及びmに応じて分子量100
0〜30000で非シロキサン含有率25〜90%のコポリマを生じるように選
ばれる。)で表されるシロキサンコポリマから選ばれていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 0004445.3 (32)優先日 平成12年2月24日(2000.2.24) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 0019099.1 (32)優先日 平成12年8月4日(2000.8.4) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 0019758.2 (32)優先日 平成12年8月10日(2000.8.10) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分として、粘度20000センチストークス未満のリ
    ニアアルキルシロキサン又はリニアアリルシロキサンに限らない少なくとも1種
    のシロキサンを含有する組成物の節足動物駆除における使用。
  2. 【請求項2】 シロキサンが、 (a)粘度20000センチストークス未満のリニアアルキルシロキサン又は
    リニアアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン、 (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ、 のうちから選ばれていることを特徴とする請求項1に記載の使用。
  3. 【請求項3】 シロキサンが次の一般式(I) 【化1】 (ここにnは1〜約15000、好適には20〜7000であり、Rは1〜2
    0の炭素原子を含むリニア、分岐又は環状アルキル基、或いはフェニル基、ナフ
    チル基、置換フェニル基又は置換ナフチル基などのアリル置換基、分枝シリコー
    ンを生じるシロキサン鎖、水素原子、ビニル基から個々に選択される原子又は基
    であり、更にRは、アルケニル基、アルキニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ
    基、アクリレート基、エステル基、エーテル基、アルコキシ基、ハロゲン基、シ
    アノ基、メルカプト基、カルボヒドレート基、アミノ基、第四アンモニウム基、
    スルフォン酸塩基及びチオ硫酸塩基から選択される炭素結合官能基を更に含んで
    もよく、端末基のRはOHでもよい。)で表されるリニア又は分枝シロキサンで
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の使用。
  4. 【請求項4】 シロキサンが次の一般式(VI) 【化2】 (ここにRは前記の定義の通りであり、Pは3〜10である。)で表される環
    状シロキサンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の使用。
  5. 【請求項5】 シロキサンが次の一般式(VIII) 【化3】 (ここにnは1〜15000であり、mはm+nが15000までとなるよう
    に選択され、Rは前記の定義の通りであり、xはn及びmに応じて分子量100
    0〜30000で非シロキサン含有率25〜90%のコポリマを生じるように選
    ばれる。)で表されるシロキサンコポリマであることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の使用。
  6. 【請求項6】 前記組成物が不揮発性シロキサン及び揮発性シロキサンを含
    有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の使用。
  7. 【請求項7】 前記組成物が容量で85〜99.9%の揮発性シリコーン及
    び容量で0.1〜15%の不揮発性シリコーンを含有することを特徴とする請求
    項6に記載の使用。
  8. 【請求項8】 揮発性シリコーンが組成の97.5〜95.5%を占め、不
    揮発性シリコーンが2.5〜4.5%を占めていることを特徴とする請求項7に
    記載の使用。
  9. 【請求項9】 不揮発性シロキサンが粘度50〜350センチストークスの
    範囲内であって組成の50%以上を占めていることを特徴とする請求項6に記載
    の使用。
  10. 【請求項10】 不揮発性シロキサンがジメチコン又はジメチコノールであ
    ることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の使用。
  11. 【請求項11】 揮発性シロキサンがシクロメチコンであることを特徴とす
    る請求項6〜9のいずれか1項に記載の使用。
  12. 【請求項12】 シクロメチコンがシクロペンタシロキサン又はシクロペン
    タシロキサンとシクロヘクサシロキサンの混合物であることを特徴とする請求項
    11に記載の使用。
  13. 【請求項13】 節足動物が昆虫又はクモ形網動物であることを特徴とする
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の使用法。
  14. 【請求項14】 昆虫が体外寄生虫であることを特徴とする請求項13に記
    載の使用。
  15. 【請求項15】 (a)粘度20000センチストークス未満のリニアアル
    キルシロキサン又はリニアアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン、 (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ、 のうちから選ばれたシロキサン誘導体の体外寄生虫駆除用薬剤の製造における使
    用。
  16. 【請求項16】 体外寄生虫がアノプルラ目であることを特徴とする請求項
    14又は15に記載の使用。
  17. 【請求項17】 体外寄生虫の種がペディキュラス・ヒューマナス(Pedicu lus humanus )であることを特徴とする請求項16に記載の使用。
  18. 【請求項18】 (a)粘度20000センチストークス未満のリニアアル
    キル又はアリルシロキサンに限らないリニアシロキサン、 (b)分枝シロキサン、 (c)環状シロキサン、及び (d)シリコーンコポリマ、 のうちから選ばれたシロキサン誘導体を節足動物に適用することを特徴とする節
    足動物駆除方法。
  19. 【請求項19】 ジメチコノールとの混合物としてシクロメチコンを含有し
    、シクロメチコンが容量で96.5〜97.5%を占め、ジメチルコノールが容量
    で2.5〜3.5%を占めていることを特徴とするシロキサン組成物。
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