JP2003343154A - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

車両用自動開閉装置

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JP2003343154A
JP2003343154A JP2002151398A JP2002151398A JP2003343154A JP 2003343154 A JP2003343154 A JP 2003343154A JP 2002151398 A JP2002151398 A JP 2002151398A JP 2002151398 A JP2002151398 A JP 2002151398A JP 2003343154 A JP2003343154 A JP 2003343154A
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opening
closing
vehicle
trunk lid
automatic opening
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JP2002151398A
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English (en)
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Yoshio Matsushima
良夫 松嶋
Yasunori Noro
康則 野呂
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉部材に不測の外力が加えられる場合にお
いて開閉部材の誤作動を防止する。 【解決手段】 車体に開閉自在に設けられた開閉部材1
2を有する車両用自動開閉装置10aであって、開閉部
材12に連結される連結部31が一端に設けられ、他端
に移動部32が設けられたロッド部材30を有する。ま
た、開閉部材12の全開位置および全閉位置に対応する
開位置および閉位置の間を作動自在となるように車体に
設けられ、開位置のもとで移動部32を案内するととも
に係合端24を有するガイド溝23が形成された出力部
材22を有する。開閉部材12を自動的に閉じる際には
移動部32が係合端24に係合した状態で出力部材22
を閉位置まで駆動手段21により駆動し、開閉部材12
を手動で閉じる際には所定の推力に達するまで仮保持手
段33により移動部32の移動を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動開閉装置
に関し、特に、ヒンジを介して車体に取り付けられたト
ランクリッド、バックドア、エンジンフード、ドア等の
開閉に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に装着される開閉部材
としては、ヒンジを支点に揺動させることで開閉をおこ
なうトランクリッドおよびバックドアや、レールに沿っ
て移動させることで開閉をおこなうスライドドアなどが
ある。
【0003】たとえば、セダン車の車両後方には荷物を
積み込むためのトランクルームが設けられており、この
トランクルームを覆うようにトランクリッドが車体に開
閉自在に設けられる。このようなトランクリッドを開閉
するための開閉装置としては、荷物を積み込む際の利便
性を考慮してトランクリッドを全開位置まで自動的に開
放させる開閉装置が開発されており、開放させる際の動
力源としてはトーションバーやガスステーなどが用いら
れる。これらの動力源はトランクリッドを閉じる際に蓄
えられる弾性力やガス圧力をトランクリッドのロック機
構の解除とともに開放するものである。
【0004】前述の開閉装置はトランクリッドを開く際
の動作のみを自動化するものであるが、さらに利便性を
高めるため閉じる際の動作を自動化する開閉装置も開発
されている。この開閉装置のトランクリッドやヒンジに
はロッド部材が設けられており、電動モータなどからの
動力がロッド部材を介してトランクリッドに伝達される
ことでトランクリッドが自動的に閉じられるようになっ
ている。
【0005】しかしながら、閉じる際の動作を電動モー
タなどで行うようにすると、全開位置から全閉位置まで
作動させる際には、安全上の観点からも所定の時間をか
けて作動させる必要がある。このため、雨天時など早急
にトランクリッドを閉じようとしても電動モータの作動
を待たなくてはならず、手動によって早急にトランクリ
ッドを閉じるには、トランクリッドと電動モータとを切
り離すクラッチなどが必要となる。このように、操作方
法を自動から手動に移行することのできる開閉装置は構
造の複雑化や高コスト化を伴うものであった。
【0006】そこで、米国特許登録第3716945号
公報に開示されるように、トランクリッドを閉じる際の
動作を自動や手動で容易に行い得るようにした開閉装置
が開発されている。この開閉装置は電動モータによって
回動されるプレートを有しており、プレートには円弧状
のガイド溝が形成されている。このガイド溝にはトラン
クリッドに連結されるロッド部材の一端が案内されるよ
うに組み付けられている。手動でトランクリッドを閉じ
る際には、プレートを回動させずにロッド部材の端部を
ガイド溝に沿って移動させる一方、自動的に閉じる際に
はプレートを回動させることによりロッド部材を介して
トランクリッドを作動させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許登録第3716945号公報に開示される開閉装置
は、トランクリッドの全開位置においてトランクリッド
をガスステーのみによって支える構造となっている。こ
のような構造では、風圧などによってガスステーの反力
以上の外力がトランクリッドの閉方向に加えられると、
トランクリッドが急激に閉じるおそれがある。
【0008】本発明の目的は、開閉部材に不測の外力が
加えられる場合に開閉部材の誤作動を防止することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、車両用自動開閉装置
を簡潔に構成するとともに、自動または手動によって開
閉部材を作動させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用自動開閉
装置は、ヒンジを介して車体に開閉自在に設けられた開
閉部材を有する車両用自動開閉装置であって、前記開閉
部材に連結される連結部が一端に設けられ、他端に移動
部が設けられた連結部材と、前記開閉部材の全開位置お
よび全閉位置に対応する開位置および閉位置の間を作動
自在に前記車体に設けられ、前記開位置のもとで前記移
動部に摺動自在に係合するガイドが設けられた出力部材
と、前記開閉部材を自動的に閉じる際に、前記出力部材
を前記移動部とともに前記閉位置まで駆動する駆動手段
と、前記開閉部材を手動で閉じる際に、前記開閉部材に
所定の推力が加えられるまで前記移動部の移動を規制す
る仮保持手段とを有することを特徴とする。
【0011】本発明の車両用自動開閉装置は、前記ガイ
ドは前記移動部に外接するガイド溝であり、前記開閉部
材を自動的に閉じる際に前記ガイド溝の係合端が前記移
動部に係合することを特徴とする。
【0012】本発明の車両用自動開閉装置は、前記ガイ
ドは前記移動部に形成される溝に内接するガイドローラ
であり、前記開閉部材を自動的に閉じる際に前記ガイド
ローラが前記溝の係合端に係合することを特徴とする。
【0013】本発明の車両用自動開閉装置は、前記車体
と前記開閉部材との間に設けられ、前記開閉部材が閉じ
られる際に前記開閉部材を開くための反力を蓄える反力
手段を有することを特徴とする。
【0014】本発明の車両用自動開閉装置は、前記仮保
持手段は前記移動部を押し付ける付勢手段を有し、押し
付け力によって前記移動部の移動を規制することを特徴
とする。
【0015】本発明の車両用自動開閉装置は、前記仮保
持手段は前記移動部の移動を規制することで前記開閉部
材を前記全開位置に保持することを特徴とする。
【0016】本発明の車両用自動開閉装置は、前記ガイ
ド溝は円弧状に形成され、前記駆動手段は前記出力部材
を回動することを特徴とする。
【0017】本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉
部材はトランクリッドであることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、開閉部材に所定の推力が
加えられるまで移動部の移動を規制する仮保持手段を有
することにより、予期せぬ外力が開閉部材に加えられる
場合であっても、開閉部材の誤作動を防止するととも
に、容易に手動で開閉部材を閉じることができる簡潔な
構造を有する車両用自動開閉装置を提供することができ
る。これにより、急激な開閉部材の閉動作を回避するこ
とができ、車両の安全性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態である車両用
自動開閉装置10a(以下、開閉装置という。)が設け
られた車両11の一部を後方から示す斜視図である。図
2は開閉部材であるトランクリッド12が手動で閉じら
れる状況を示す側面図であり、図3はトランクリッド1
2が自動的に閉じられる状況を示す側面図である。
【0021】図1に示すように、車体13の後端部には
トランクルーム14が形成されており、トランクルーム
14の開口部を開閉するためのトランクリッド12が車
体13に設けられている。車体13とトランクリッド1
2とはフック状に形成されるヒンジ15を介して連結さ
れており、トランクリッド12は車体13とヒンジ15
とを連結するヒンジ軸16を支点として、図2に実線で
示す全開位置と破線で示す全閉位置との間を開閉自在と
なるように設けられている。なお、図1はトランクリッ
ド12を全開位置まで開いた状態を示している。このト
ランクリッド12は、車両11に設けられる開閉装置1
0aによって、自動的に全開位置まで開かれるととも
に、自動的または手動によって全閉位置まで閉じられる
ように作動する。
【0022】なお、図示するトランクリッド12は、ト
ランクルーム14の前方側に設けられたヒンジ15を介
して車体13に装着されているが、トランクルーム14
の後方側にヒンジを取り付けて、このヒンジにトランク
リッド12を装着するようにしても良い。また、トラン
クリッド12の開閉範囲も約90度に限らず任意に設定
しても良い。
【0023】図1に示すように、車室17とトランクル
ーム14との間の車体13には、ヒンジ15を支持する
支持部18が形成されており、この支持部18とヒンジ
15との間には反力手段であるトーションバー19が装
着されている。トーションバー19の一端は支持部18
に固定され、他端はヒンジ15の取付孔に係合されてお
り、トランクリッド12の開閉動作つまりヒンジ15の
揺動によってトーションバー19が捻られるように装着
されている。また、トランクルーム14を構成する車体
13には図示しないロック機構が設けられており、ロッ
ク機構によって車体13とトランクリッド12とは係合
され、トランクリッド12の全閉位置が保持されるよう
になっている。従って、トランクリッド12を閉じる過
程においては、トーションバー19に反力としての弾性
力が蓄えられ、全閉位置まで閉じられるとロック機構が
作動して全閉位置が保持される。そして、トランクリッ
ド12を開く過程においては、蓄えられた弾性力がロッ
ク機構の解除に伴って開放されることになる。ロック機
構としては車体13に設けられるピン状のストライカ
に、トランクリッド12に設けられるフック状のロック
部材を係合させる機構のものが設けられる。ロック部材
は解除ハンドルや解除レバーなどに連動して作動させる
ことができ、必要に応じて係合を解除することができ
る。
【0024】図示する場合には、2つのトーションバー
19がそれぞれのヒンジ15に対して装着されている
が、トランクリッド12の重量や要求される開閉速度に
応じて1つのトーションバー19を設けるようにしても
良い。また、反力手段としてはトーションバー19に限
らず高圧ガスが封入されるガスステーを用いても良く、
このガスステーのガス圧力を反力として用いることによ
ってもトランクリッド12を自動的に開くことができ
る。
【0025】また、トランクルーム14内の車体13に
は電動アクチュエータ20が設けられており、この電動
アクチュエータ20は後述するECUからの制御信号に
基づいてトランクリッド12を自動的に閉じるように作
動する。電動アクチュエータ20は駆動手段である電動
モータ21と、出力部材である回動プレート22とによ
って構成されている。扇形に形成される回動プレート2
2には、その縁端部に沿ってガイドである円弧状のガイ
ド溝23が形成されており、ガイド溝23の両端は係合
端24と閉塞端25とによって閉塞されている。電動モ
ータ21と回動プレート22との間には歯車減速装置2
6が設けられており、電動モータ21の回転駆動は歯車
減速装置26の出力軸27から回動プレート22に伝達
され、回動プレート22は図3に実線で示す開位置と破
線で示す閉位置との間で回動される。
【0026】このように電動アクチュエータ20を作動
させるため、電動モータ21には図示しない電子制御ユ
ニットつまりECUが接続される。また、回動プレート
22の作動位置を検出するため、電動モータ21内の駆
動軸には磁石が装着され、この磁石に近接するようにホ
ールICが固定される。ホールICとECUとは接続さ
れ、ホールICからは駆動軸の回転角度や回転速度など
がECUに向けて出力される。なお、ホールICとは磁
界の変化を電圧に変換するセンサである。
【0027】ECUはCPUを備えており、このCPU
にはI/Oポート、ROMおよびRAMが接続され、C
PUはI/Oポートを介してECU内の駆動回路に接続
される。なお、ROMにはホールICや後述する作動ス
イッチからの信号に基づいて、電動モータ21に電流を
供給するための制御プログラムおよび各種制御用データ
が記憶されており、RAMにはCPUで演算処理したデ
ータや、電動モータ21への出力信号が格納されてい
る。CPUはROMに記憶される制御プログラムに従っ
て電動モータ21の駆動制御を実行する。
【0028】この電動アクチュエータ20の動作をトラ
ンクリッド12に伝達するため、電動アクチュエータ2
0とトランクリッド12との間には連結部材であるロッ
ド部材30が設けられている。ロッド部材30の一端に
は連結部31が設けられており、この連結部31を介し
てヒンジ15の略中間位置(フック形状の湾曲部分)に
揺動自在に装着される一方、ロッド部材30の他端には
移動部32が設けられており、この移動部32は回動プ
レート22のガイド溝23に内接するように、つまりガ
イド溝23の内周面に摺動自在に係合するように装着さ
れている。連結部31はロッド部材30に装着されるボ
ールソケットによって構成され、ヒンジ15に設けられ
るボールスタッドと係合することで揺動自在に装着され
ている。また、移動部32は抜け止めのフランジ部を有
するピン部材によって構成され、ガイド溝23から脱落
することのないように装着されている。
【0029】図4は電動アクチュエータ20を示す拡大
側面図であり、(a)は後述する仮保持機構33の規制
状態を示し、(b)は仮保持機構33の開放状態を示し
ている。図4(a)および図4(b)に示すように、回
動プレート22の係合端24付近にはガイド溝23に接
するように仮保持手段としての仮保持機構33が設けら
れている。仮保持機構33は円柱状の規制部材34と、
規制部材34をガイド溝23に向けて付勢する付勢手段
としての圧縮コイルばね35とを有しており、これらは
回動プレート22に固定されたケース36に収容されて
いる。また、規制部材34には長孔37が形成されてお
り、ケース36に一体に設けられる抜け止めピン38が
長孔37に通されることによって規制部材34の脱落防
止が図られている。なお、図示する仮保持機構33はガ
イド溝23に向けて外側から設けられているが、仮保持
機構33をガイド溝23に向けて内側から設けるように
しても良い。
【0030】図4(a)に示すように、規制部材34は
圧縮コイルばね35のばね力によってガイド溝23に突
出するように付勢されている。このため、ガイド溝23
に移動自在に収容される移動部32と規制部材34とが
接触すると、移動部32は規制部材34の押し付け力に
よってその移動が規制される。また、図4(b)に示す
ように、移動部32が所定の推力で移動されると、移動
部32は規制部材34をばね力に抗して移動させるた
め、移動部32は規制部材34の押し付け力に抗して移
動自在となる。
【0031】以下、開閉装置10aによるトランクリッ
ド12の開閉動作について説明する。まず、トランクリ
ッド12が閉じられた状態からトランクリッド12を開
く際には、トランクリッド12を保持するロック機構が
解除される。トーションバー19に蓄えられていた弾性
力はロック機構の解除によって開放され、この弾性力に
よりトランクリッド12は全閉位置より全開位置まで開
放される。
【0032】このとき、電動アクチュエータ20は作動
されることなく、回動プレート22は図2に示す開位置
で停止した状態となっている。従って、ガイド溝23に
収容されるロッド部材30の移動部32は、トランクリ
ッド12の開放に伴ってガイド溝23の係合端24に向
けて案内され、仮保持機構33を開放状態に作動させな
がらガイド溝23の係合端24まで移動する。そして、
移動部32の移動が完了すると仮保持機構33は規制部
材34をガイド溝23に突出させて移動部32に押し付
ける規制状態に再び作動する。このため、仮保持機構3
3は移動部32を介してトランクリッド12を全開位置
に固定することになり、トランクリッド12に所定の推
力つまり仮保持機構33を開放状態に作動させる推力が
与えられるまでは、トランクリッド12の全開位置を維
持することになる。
【0033】このように、全開位置のトランクリッド1
2には、トーションバー19による開方向の付勢力が加
えられるとともに、仮保持機構33によって閉方向の動
作が規制される。たとえば、トランクリッド12に対し
てトーションバー19の付勢力を越えた風力などの推力
が閉方向に加えられる場合であっても、所定の推力を越
えるまでは仮保持機構33によってトランクリッド12
を全開位置に維持することができる。
【0034】次いで、全開位置のトランクリッド12を
手動で閉じるには、トランクリッド12を所定の推力で
閉方向に押し下げることによって可能となる。このとき
にも電動アクチュエータ20は作動せず、ロッド部材3
0の移動部32はガイド溝23に案内されて移動する。
この際に必要とされる押し下げ力は、トーションバー1
9の弾性力と仮保持機構33の押し付け力に抗する押し
下げ力であり、仮保持機構33を開放状態に作動させた
後はトーションバー19の弾性力に抗する押し下げ力の
みに軽減される。このように、手動でトランクリッド1
2を閉じる際にはトランクリッド12を所定の推力によ
り押し下げるだけで全閉位置まで閉じることができ、全
閉位置ではロック機構が作動して全閉位置が保持され
る。なお、ガイド溝23の閉塞端25側は、トランクリ
ッド12の開閉作動に必要な長さ以上に長く形成されて
おり、トランクリッド12を全閉位置まで作動させても
移動部32が閉塞端25と干渉することはない。
【0035】一方、全開位置のトランクリッド12を自
動的に閉じるには、電動アクチュエータ20を作動さ
せ、ロッド部材30を介してトランクリッド12を作動
させることによって可能となる。まず、車室内に設けら
れる図示しない作動スイッチが操作者によって操作さ
れ、作動スイッチからECUに出力される操作信号に基
づきECUからは電動モータ21に駆動信号が出力され
る。この駆動信号によって電動モータ21は回転駆動さ
れ、回動プレート22はトランクリッド12の全開位置
に対応した開位置から全開位置に対応する閉位置に向け
て回転駆動される。回動プレート22の回動中はホール
ICより回動プレート22の位置信号がECUに入力さ
れ、電動モータ21に送られる駆動信号がフィードバッ
ク制御される。
【0036】回動プレート22の回動によりガイド溝2
3の係合端24に当接される移動部32は、係合端24
に当接しながら回動プレート22と一体となって移動す
る。移動部32に装着されるロッド部材30はヒンジ1
5を介してトランクリッド12を引き下げ、回動プレー
ト22を駆動する電動アクチュエータ20は、回動プレ
ート22をトランクリッド12の全閉位置に対応する閉
位置まで回動させると、ECUからの制御信号に従い回
動プレート22を停止させる。そして、ロック機構が作
動してトランクリッド12が全閉位置に保持された後
に、電動アクチュエータ20は再び作動し、開位置に向
けて回動プレート22を逆方向に回動させる。これによ
り、トランクリッド12を回動プレートを用いて自動的
に全閉位置まで閉じることができ、再びトランクリッド
12を開く際にも回動プレート22によって開放動作が
制限されることはない。
【0037】このように、トランクリッド12を自動的
に閉じるために電動モータ21などの動力源を使用する
場合であっても、回動プレート22に係合端24を備え
るガイド溝23を形成し、ガイド溝23にロッド部材3
0を案内することによって、電動モータ21とロッド部
材30との間を切断および接続するクラッチなどを設け
ることなく、トランクリッド12を容易に手動で閉じる
ことができる。また、円弧状のガイド溝23を形成する
ことによって、回動プレート22が作動する際に必要と
するスペースを小さくすることができ、開閉装置10a
の積載性を高めることができる。さらに、仮保持機構3
3を設けることにより全開位置でトランクリッド12に
不測の外力が加えられる場合にも、トランクリッド12
の不要な閉動作を防止することができ、車両11の安全
性を向上させることができる。
【0038】なお、仮保持機構33は移動部32の移動
方向に対して規制部材34が垂直に付勢されるように設
けられているが、移動部32の移動方向に対して角度を
付けるようにしても良い。このように角度を設けると、
トランクリッド12を開く際に仮保持機構33を開放状
態に作動させる推力と、トランクリッド12を閉じる際
に仮保持機構33を開放状態に作動させる推力とを容易
に変化させることができる。これにより、トランクリッ
ド12を閉じる際の推力を大きくする場合には、トラン
クリッド12を開く際の推力を小さくすることができ、
トーションバー19やガスステーの大型化を回避するこ
とができる。
【0039】また、規制部材34は円柱状に限定される
ことなく球状に形成しても良い。さらに、三角形などの
多角形に形成しても良い。多角形に形成すると移動部3
2に与える押し付け力の作用方向を容易に変化させるこ
とができるため、前述のように仮保持機構33の取付角
度を変化させたときと同様の効果を得ることができる。
【0040】図5および図6はそれぞれ本発明の他の実
施の形態である開閉装置10b,10cを示す側面図で
ある。これらの開閉装置10b,10cは前述の開閉装
置10aと同様の機能を有するものであるが、ガイド溝
23が直線状に形成されている。なお、前述の開閉装置
10aと同様の部材には同一の符号を付している。
【0041】図5に示すように、開閉装置10bには出
力部材として直線状のガイド溝23が形成される回動プ
レート40が設けられている。電動モータ21に歯車減
速装置26を介して連結される回動プレート40は略三
角形状に形成されており、電動モータ21の回転駆動に
より図5に実線で示す開位置と破線で示す閉位置との間
で回動するように構成されている。回動プレート40の
係合端24付近には仮保持機構33が設けられており、
ガイド溝23に案内されるロッド部材30の移動部32
は仮保持機構33によってその移動が規制される。トラ
ンクリッド12を手動で閉じる際には、回動プレート4
0は回動されることなく、トランクリッド12の閉作動
に応じて移動部32がガイド溝23に案内される一方、
トランクリッド12を自動的に閉じる際には、前述の開
閉装置10aと同様に、閉位置まで回動プレート40は
回動される。
【0042】また、図6に示す開閉装置10cには出力
部材として直線状のガイド溝23が形成されるラックプ
レート41が設けられている。ラックプレート41は略
長方形状に形成されており、ラックプレート41の一辺
にはラックギヤ42が形成されている。歯車減速機構の
出力軸27にはラックギヤ42に噛み合うピニオンギヤ
43が装着されており、電動モータ21の回転駆動はラ
ックプレート41の直線運動として伝達される。電動モ
ータ21の回転駆動によってラックプレート41は、図
示しないガイド部材に案内されつつ図6に実線で示す開
位置と破線で示す閉位置との間で直線運動を行う。ラッ
クプレート41の係合端24付近には仮保持機構33が
設けられており、ガイド溝23に案内されるロッド部材
30の移動部32は仮保持機構33によってその移動が
規制される。トランクリッド12を手動で閉じる際に
は、ラックプレート41は駆動されることなく、トラン
クリッド12の閉作動に応じて移動部32がガイド溝2
3に案内される一方、トランクリッド12を自動的に閉
じる際には、電動モータ21が回転駆動を行い、閉位置
までラックプレート41は駆動される。
【0043】図7および図8は本発明のさらに他の実施
の形態である開閉装置10dを示す側面図である。図7
は自動的にトランクリッド12を閉じる際の動作を示
し、図8は手動でトランクリッド12を閉じる際の動作
を示している。この開閉装置10dは前述の開閉装置1
0a〜10cと同様の機能を有するものであるが、連結
部材であるロッド部材50の移動部51には溝52が形
成されており、この溝52に出力部材であるアーム部材
53のガイドつまりガイドローラ54が摺動自在に設け
られている。なお、前述の開閉装置10a〜10cと同
様の部材には同一の符号を付している。
【0044】図7に示すように、電動モータ21に歯車
減速装置26を介して連結されるアーム部材53は、電
動モータ21の回転駆動によって図7に実線で示す開位
置と破線で示す閉位置との間で揺動するように構成され
ており、アーム部材53の端部にはガイドローラ54が
設けられている。このガイドローラ54に外接するよう
に、つまりガイドローラ54の外周面に摺動自在に係合
するように、ロッド部材50の移動部51には溝52が
形成されており、溝52の両端は係合端55と閉塞端5
6とによって閉塞されている。移動部51の係合端55
付近には仮保持機構33が設けられており、ガイドロー
ラ54に案内されるロッド部材50の移動部51は仮保
持機構33によってその移動が規制される。
【0045】トランクリッド12を自動的に閉じる際に
は、前述の開閉装置10a〜10cの出力部材と同様
に、図7に破線で示す閉位置までアーム部材53は揺動
される。アーム部材53の揺動によりガイドローラ54
は溝52の係合端55に当接し、移動部51はガイドロ
ーラ54とともに閉位置まで移動される。このため、ロ
ッド部材50を介してトランクリッド12は全閉状態ま
で閉じられ、トランクリッド12の全閉状態はロック機
構によって保持される。
【0046】一方、トランクリッド12を手動で閉じる
際には、図8に示すように、アーム部材53は揺動され
ることなく、トランクリッド12の閉作動に応じて移動
部51がガイドローラ54に案内される。このとき、ト
ランクリッド12に所定の推力が与えられるまで、移動
部51の移動は仮保持機構33によって規制されるた
め、前述の開閉装置10a〜10cと同様に、トランク
リッド12の不要な閉動作が回避されることになる。
【0047】なお、トランクリッド12が自動的に閉じ
られて全閉位置に保持されると、トランクリッド12の
開放動作に備えて電動モータ21が作動する。この作動
によって、アーム部材53は開位置まで揺動するととも
に、ロッド部材50は図示しないガイド部材に案内され
つつ図8に破線で示す位置まで移動される。ロッド部材
50がこのように配置された状態でロック機構が解除さ
れると、トーションバー19の反力によってトランクリ
ッド12は全開位置まで開放され、ロッド部材50は図
8に実線で示す位置まで移動する。
【0048】このように、ロッド部材50の移動部51
に形成された溝52に、アーム部材53のガイドローラ
54を摺動自在に係合して、移動部51の仮保持機構3
3を用いて移動部51にガイドローラ54を保持するこ
とによっても前述の開閉装置10a〜10cと同様の効
果を有する開閉装置10dとすることができる。
【0049】これまで説明した開閉装置10a〜10d
は、トランクリッド12を自動的に開く際にトーション
バー19の弾性力を利用しているが、仮保持機構33を
用いてトランクリッド12を自動的に開くようにしても
良い。つまり、開閉装置10a〜10cにあっては、図
3,図5,図6に破線で示すように回動プレート22,
40やラックプレート41を閉位置とした状態で、仮保
持機構33によって移動部32を押し付けながら、回動
プレート22,40やラックプレート41を開位置まで
回動させることによってトランクリッド12を全閉位置
まで開いても良い。また、開閉装置10dにあっては、
図7に破線で示すようにアーム部材53を閉位置とした
状態で、仮保持機構33の押し付け力によってガイドロ
ーラ55と移動部32とを連結しながら、アーム部材5
3を開位置まで回動させることでトランクリッド12を
全閉位置まで開いても良い。このように仮保持機構33
を用いてトランクリッド12を開くようにすると、反力
手段を削減した簡潔な構成とすることができ、低コスト
の開閉装置10a〜10dとすることができる。
【0050】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
おいては、開閉部材は車体13の後端部に装着されたト
ランクリッド12としているが、これに限らず、ドア、
バックドア、エンジンフード、サンルーフ等、車体13
に開閉自在に装着されているものであれば他の開閉部材
に適用することもできる。
【0051】また、図示する仮保持機構33は係合端2
4と規制部材34との間に移動部32を保持するよう
に、または係合端55と規制部材34との間にガイドロ
ーラ54を保持するように設けられているが、これに限
らず、係合端24,55から離すように仮保持機構33
を回動プレート22,40、ラックプレート41、およ
び移動部51に設けるようにしても良い。つまり、仮保
持機構33によって保持するトランクリッド12の作動
位置を全開位置ではなく、全開位置から下げた位置に設
定するようにしても良い。さらに、規制部材34を付勢
する圧縮コイルばね35のばね力に代えて、空気圧や油
圧を用いて規制部材34を付勢するようにしても良い。
【0052】また、回動プレート22,40やラックプ
レート41に形成されるガイド溝23、および移動部5
1に形成される溝52は、貫通するスリットでも良く、
貫通しない溝であっても良い。また、ガイド溝23や溝
52はその両端が係合端24,55と閉塞端25,56
とによって閉塞されている必要はなく、トランクリッド
12を閉じる際に移動部32やガイドローラ54に当接
する係合端24,55が形成されていれば良い。さら
に、ガイド溝23に案内されるロッド部材30の移動部
32は摺動自在に移動するようにしても良く、移動部3
2にローラなどを設けることによって転動自在に移動す
るようにしても良い。同様に、ガイドローラ54も溝5
2に対して摺動自在に移動するようにしても良く、転動
自在に移動するようにしても良い。
【0053】さらに、回動プレート22,40、ラック
プレート41およびアーム部材53の作動位置を検出す
るために電動モータ21にホールICを設けているが、
ホールICを回動プレート22,40、ラックプレート
41、アーム部材53および移動部52に直接設けても
良い。また、ホールICに代えてレゾルバやロータリー
エンコーダなどを用いることもできる。さらに、電動モ
ータ21に供給される電流値の変動を検出することによ
って電動モータ21を駆動制御しても良い。
【0054】なお、出力部材として設けられる回動プレ
ート22,40およびラックプレート41の形状はプレ
ート状つまり板状に限定されず、厚みを有する形状であ
っても良いことは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、開閉部材に所定の推力
が加えられるまで移動部の移動を規制する仮保持手段を
有することにより、予期せぬ外力が開閉部材に加えられ
る場合であっても、開閉部材の誤作動を防止することが
できる。これにより、急激な開閉部材の閉動作を回避す
ることができ、車両の安全性を向上させることができ
る。
【0056】また、反力手段を設けることにより、開閉
部材を自動的に開くことができ、車両の商品性をさらに
向上させることができる。
【0057】また、付勢手段の押し付けによって移動部
の移動を規制することにより、簡潔な構造で開閉部材の
誤作動を防止することができ、開閉部材を手動によって
閉じる際にも開閉部材を所定の推力で押すだけの簡単な
操作で行うことができる。
【0058】さらに、ガイド溝を円弧状に形成すること
により、車両用自動開閉装置を小型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装
置を取り付けた車両の一部を示す斜視図である。
【図2】図1の車両用自動開閉装置を示す側面図であ
り、手動による開閉部材の閉作動を示す。
【図3】図1の車両用自動開閉装置を示す側面図であ
り、自動的な開閉部材の閉作動を示す。
【図4】図2の車両用自動開閉装置の一部を示す拡大側
面図であり、(a)は仮保持機構の規制状態を示し、
(b)は仮保持機構の開放状態を示す。
【図5】本発明の他の実施の形態である車両用自動開閉
装置を示す側面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態である車両用自
動開閉装置を示す側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態である車両用自
動開閉装置を示す側面図であり、自動的な開閉部材の閉
作動を示す。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態である車両用自
動開閉装置を示す側面図であり、手動による開閉部材の
閉作動を示す。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d 開閉装置(車両用
自動開閉装置) 11 車両 12 トランクリッド(開閉部材) 13 車体 14 トランクルーム 15 ヒンジ 16 ヒンジ軸 17 車室 18 支持部 19 トーションバー(反力手段) 20 電動アクチュエータ 21 電動モータ(駆動手段) 22 回動プレート(出力部材) 23 ガイド溝(ガイド) 24 係合端 25 閉塞端 26 歯車減速装置 27 出力軸 30 ロッド部材(連結部材) 31 連結部 32 移動部 33 仮保持機構(仮保持手段) 34 規制部材 35 圧縮コイルばね(付勢手段) 36 ケース 37 長孔 38 抜け止めピン 40 回動プレート(出力部材) 41 ラックプレート(出力部材) 42 ラックギヤ 43 ピニオンギヤ 50 ロッド部材(連結部材) 51 移動部 52 溝 53 アーム部材(出力部材) 54 ガイドローラ(ガイド) 55 係合端 56 閉塞端
フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA02 DA05 DA08 DB01 DB05 DB08 EA01 EB01 EC01 GA07 GA08 GA10 GB15 GC01 GD09 KA02 KA15 KA16 3D004 AA03 AA13 BA01 CA14 CA17 CA21 CA33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジを介して車体に開閉自在に設けら
    れた開閉部材を有する車両用自動開閉装置であって、 前記開閉部材に連結される連結部が一端に設けられ、他
    端に移動部が設けられた連結部材と、 前記開閉部材の全開位置および全閉位置に対応する開位
    置および閉位置の間を作動自在に前記車体に設けられ、
    前記開位置のもとで前記移動部に摺動自在に係合するガ
    イドが設けられた出力部材と、 前記開閉部材を自動的に閉じる際に、前記出力部材を前
    記移動部とともに前記閉位置まで駆動する駆動手段と、 前記開閉部材を手動で閉じる際に、前記開閉部材に所定
    の推力が加えられるまで前記移動部の移動を規制する仮
    保持手段とを有することを特徴とする車両用自動開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用自動開閉装置にお
    いて、前記ガイドは前記移動部に外接するガイド溝であ
    り、前記開閉部材を自動的に閉じる際に前記ガイド溝の
    係合端が前記移動部に係合することを特徴とする車両用
    自動開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両用自動開閉装置にお
    いて、前記ガイドは前記移動部に形成される溝に内接す
    るガイドローラであり、前記開閉部材を自動的に閉じる
    際に前記ガイドローラが前記溝の係合端に係合すること
    を特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両用自動開閉装置において、前記車体と前記開閉部材と
    の間に設けられ、前記開閉部材が閉じられる際に前記開
    閉部材を開くための反力を蓄える反力手段を有すること
    を特徴とする車両用自動開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車
    両用自動開閉装置において、前記仮保持手段は前記移動
    部を押し付ける付勢手段を有し、押し付け力によって前
    記移動部の移動を規制することを特徴とする車両用自動
    開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
    両用自動開閉装置において、前記仮保持手段は前記移動
    部の移動を規制することで前記開閉部材を前記全開位置
    に保持することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項2,4,5,6のいずれか1項に
    記載の車両用自動開閉装置において、前記ガイド溝は円
    弧状に形成され、前記駆動手段は前記出力部材を回動す
    ることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車
    両用自動開閉装置において、前記開閉部材はトランクリ
    ッドであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069895A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Suspa Holding Gmbh 自動車のボディ部品を操作する操作装置及び方法
JP2007138701A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Stabilus Gmbh 可動部材のための作動装置
US7658434B2 (en) 2006-12-26 2010-02-09 Honda Motor Co., Ltd. Structure of rear part in vehicle body
JP2012207439A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用ドア開閉装置
KR101251854B1 (ko) 2011-11-30 2013-04-10 현대자동차주식회사 개폐 부재 지지 장치

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