JP6869478B2 - ドアモジュール - Google Patents
ドアモジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6869478B2 JP6869478B2 JP2017129103A JP2017129103A JP6869478B2 JP 6869478 B2 JP6869478 B2 JP 6869478B2 JP 2017129103 A JP2017129103 A JP 2017129103A JP 2017129103 A JP2017129103 A JP 2017129103A JP 6869478 B2 JP6869478 B2 JP 6869478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side arm
- module
- remote control
- panel
- control mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
上記課題を解決するためのドアモジュールは、シール部を車両のドアのインナーパネルに当接させて同インナーパネルに設けられた開口部を車室側から覆うモジュールパネルと、前記モジュールパネルに取り付けられていてアウトサイドハンドルの操作に伴う作用が入力され、前記ドアに取り付けられている装置を制御する出力を行うリモートコントロール機構と、入力側アームと出力側アームとを備えていて前記入力側アームと前記出力側アームとの間に位置する支点において前記モジュールパネルに回動可能に取り付けられている揺動アームと、前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとを連結する連結部材と、を備えている。そして、このドアモジュールは、前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとが前記連結部材を介して連結されているときには、前記入力側アームが前記モジュールパネルにおける前記シール部が設けられているアウターパネル側において同モジュールパネルにおけるシール部よりも外側にはみ出た状態になり、前記入力側アームに入力された前記アウトサイドハンドルの操作に伴う作用を、前記連結部材を介して前記リモートコントロール機構に入力する。その一方で、このドアモジュールでは、前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとが連結されていないときには、前記入力側アーム及び前記出力側アームの双方が前記シール部よりも内側で前記モジュールパネルと重なる位置への同揺動アームの回動が許容される。
ドアモジュールの一態様では、前記クリップが、前記リモートコントロール機構における車室側の表面に取り付けられている。
まず、図1を参照して、ドアモジュールが取り付けられるリヤドア4を備えた車両1について説明する。なお、図1は車両1の右側面図であり、リヤドア4が開いている状態を示している。
図4に示されているように、モジュールパネル11の車室側の面には、パワースライドドアユニット18が取り付けられている。パワースライドドアユニット18は、車体側に固定したワイヤーをモーター駆動のドラムで巻き取ることにより、リヤドア4を前後方向に移動させる装置である。
図9に示されているように、クリップ20は入力側アーム19aの先端部に回動自在に取り付けられている基部20aと、蓋部20bとを備えており、基部20aと蓋部20bとが薄い板状の帯部20cで連結されている。基部20a及び蓋部20bは、それぞれが連結ロッド30を収容する半円柱状の窪み20gを有するブロック体である。そして、基部20aには窪み20gを挟む位置に一対の凸部20eが設けられており、蓋部20bには窪み20gを挟む位置に凸部20eを収容する一対の凹部20fが設けられている。また、基部20a及び蓋部20bの窪み20gには、窪み20gの周方向に沿って延びる複数の溝20dが一定の間隔で設けられている。
図7や図10に示されているように、リモートコントロール機構15と出力側アーム19bとが連結ロッド22を介して連結されている搭載状態のときには、入力側アーム19aがモジュールパネル11のシール部11aよりも外側にはみ出した状態になる。そのため、ドアモジュール10を車室側からインナーパネル42に取り付ける際に、入力側アーム19aがシール部11aとインナーパネル42との間に介在することになり、入力側アーム19aがインナーパネル42に干渉してしまう。
まず、ドアモジュール10をインナーパネル42に取り付ける際には、図4〜6に示されているように、連結ロッド22をスイッチングレバー15aの入力部15bに連結せずに、ベルクランク19が格納位置にある格納状態にしておく。そして、格納状態のドアモジュール10を車室側から開口部43を塞ぐようにインナーパネル42に取り付ける。なお、図4〜6に示されているように、ドアモジュール10の後部にはモジュールパネルのシール部11aよりも後方に延びている延出部18aが存在している。そのため、図2に示されているように、インナーパネル42にドアモジュール10を取り付ける際には、この延出部18aを挿通孔44に挿通させなければいけない。したがって、インナーパネル42にドアモジュール10を取り付ける際には、まずドアモジュール10を後方に移動させながら延出部18aを挿通孔44に挿通させ、延出部18aが挿通孔44に挿通している状態でモジュールパネル11のシール部11aをインナーパネル42に当接させる必要がある。
以上説明した実施形態によれば、上記のように、ベルクランク19とインナーパネル42とが当接しにくくなるという効果に加えて以下の効果が得られるようになる。
(3)入力側アームとインナーパネルとの干渉を抑制するために、図12に示されているようにインナーパネルの開口部を大きくし、それに合わせてモジュールパネルを大きくする必要がない。そのため、図12に示されているようにインナーパネルの開口部を大きくし、開口部に合わせてモジュールパネルを大きくする場合と比較して、ドアモジュール10を小型化できる。
(9)クリップ21がスイッチングレバー15aの入力部15bにおける車室側の面に設けられているため、インナーパネル42の開口部43を塞ぐようにドアモジュール10を車室側からインナーパネル42に取り付けたとき、クリップ21は車室側に露出している。そのため、ドアモジュール10を車室側からインナーパネル42に取り付けた後であっても、車室側からクリップ21にアクセスすることができる。すなわち、出力側アーム19bに連結されている連結ロッド22をリモートコントロール機構15に設けられているクリップ21で挟持する作業を車室側から行うことができ、作業しやすい。
・スイッチングレバー15aに取り付けられているクリップ21は、車室側の表面ではなく、アウターパネル側の表面に取り付けられていてもよい。
・連結ロッド22をベルクランク19の出力側アーム19bやスイッチングレバー15aの入力部15bに連結するクリップ21に替えて、クリップ20を採用し、クリップ20によって連結ロッド22を挟持することもできる。この場合、連結ロッド22の表面に複数の凸条を設けることにより、ベルクランク19からスイッチングレバー15aまでの部分で、アウトサイドハンドル45からスイッチングレバー15aまでに至る各部品の公差による位置ずれを相殺することができるようになる。なお、この場合には、アウトサイドハンドル45からリモートコントロール機構15までを連結する際に、最後にクリップ20による連結を行うことになる。
Claims (6)
- シール部を車両のドアのインナーパネルに当接させて同インナーパネルに設けられた開口部を車室側から覆うモジュールパネルと、
前記モジュールパネルに取り付けられていてアウトサイドハンドルの操作に伴う作用が入力され、前記ドアに取り付けられている装置を制御する出力を行うリモートコントロール機構と、
入力側アームと出力側アームとを備えていて前記入力側アームと前記出力側アームとの間に位置する支点において前記モジュールパネルに回動可能に取り付けられている揺動アームと、
前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとを連結する連結部材と、を備え、
前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとが前記連結部材を介して連結されているときには、前記入力側アームが前記モジュールパネルにおける前記シール部が設けられているアウターパネル側において同モジュールパネルにおけるシール部よりも外側にはみ出た状態になり、前記入力側アームに入力された前記アウトサイドハンドルの操作に伴う作用を、前記連結部材を介して前記リモートコントロール機構に入力する一方、前記リモートコントロール機構と前記出力側アームとが連結されていないときには、前記入力側アーム及び前記出力側アームの双方が前記シール部よりも内側で前記モジュールパネルと重なる位置への同揺動アームの回動が許容されるドアモジュール。 - 前記揺動アームは、前記モジュールパネルを貫通している前記支点と、前記モジュールパネルにおけるアウターパネル側とは反対の車室側に配設されている前記出力側アームと、前記モジュールパネルのアウターパネル側に配設されている前記入力側アームと、からなり、
前記リモートコントロール機構が前記モジュールパネルにおける車室側の面に取り付けられている請求項1に記載のドアモジュール。 - 前記モジュールパネルには、同モジュールパネルを横切る梁が設けられており、前記出力側アームが前記梁の上面に当接しているときには、前記入力側アーム及び前記出力側アームの双方が前記シール部よりも内側で前記モジュールパネルと重なった状態になる請求項1又は請求項2に記載のドアモジュール。
- 前記モジュールパネルには、前記出力側アームが前記梁の上面に当接しているときに、前記入力側アームを収容する前記入力側アームの形状に倣った窪みが設けられている請求項3に記載のドアモジュール。
- 前記連結部材は、棒状の連結ロッドであり、
前記リモートコントロール機構には、前記連結ロッドを挟持するクリップが設けられており、
前記出力側アームに一端が連結されている前記連結ロッドの他端を、前記クリップで挟持することで前記出力側アームと前記リモートコントロール機構とが前記連結ロッドを介して連結される請求項1〜4のいずれか一項に記載のドアモジュール。 - 前記クリップが、前記リモートコントロール機構における車室側の表面に取り付けられている請求項5に記載のドアモジュール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017129103A JP6869478B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ドアモジュール |
CN201821021343.6U CN208558984U (zh) | 2017-06-30 | 2018-06-29 | 门组件 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017129103A JP6869478B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ドアモジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019010974A JP2019010974A (ja) | 2019-01-24 |
JP6869478B2 true JP6869478B2 (ja) | 2021-05-12 |
Family
ID=65226633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017129103A Active JP6869478B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ドアモジュール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6869478B2 (ja) |
CN (1) | CN208558984U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7392342B2 (ja) * | 2019-09-17 | 2023-12-06 | 株式会社アイシン | ドアモジュール |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007120284A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動車用ドアロック装置 |
DE102007000543B4 (de) * | 2007-10-19 | 2014-01-23 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Schiebetürmodul für eine Kraftfahrzeugtür |
CN103963615B (zh) * | 2013-01-29 | 2018-06-01 | 麦格纳覆盖件有限公司 | 车门以及具有多部分门承载件的门模块 |
JP6328542B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2018-05-23 | アイシン精機株式会社 | スライドドアモジュール |
JP6823369B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2021-02-03 | 三井金属アクト株式会社 | ドアロック装置 |
JP6183523B2 (ja) * | 2016-09-14 | 2017-08-23 | 株式会社アンセイ | 車両用開閉体の開閉装置及び車両用開閉体の開閉装置用リンク機構 |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017129103A patent/JP6869478B2/ja active Active
-
2018
- 2018-06-29 CN CN201821021343.6U patent/CN208558984U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019010974A (ja) | 2019-01-24 |
CN208558984U (zh) | 2019-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10214944B2 (en) | Opening-and-closing device for vehicle door | |
US9670703B2 (en) | Opening-and-closing device for vehicle door | |
US8616594B2 (en) | Device for operating a door latch in a vehicle | |
EP3260636B1 (en) | Automobile door latch apparatus | |
CN107916847B (zh) | 包括具有棘轮保持功能的系拉机构的电力闭合闩锁组件 | |
US10612277B2 (en) | Vehicle door opening/close device | |
KR101382759B1 (ko) | 차량용 슬라이딩 도어의 직선형 센터레일 링크 구조 | |
US11035156B2 (en) | Automobile door latch apparatus | |
US9328540B2 (en) | Vehicle door latch system | |
JPS6252885B2 (ja) | ||
JP4328908B2 (ja) | 特にトランクリッド用の閉鎖装置 | |
US20150247346A1 (en) | Locking lever and vehicle door opening-closing device | |
US20170183893A1 (en) | Vehicle door operating device | |
JP6869478B2 (ja) | ドアモジュール | |
US20210010304A1 (en) | Motor vehicle lock | |
KR20120000913A (ko) | 슬라이딩 도어의 록킹 컨트롤러 구조 | |
JP6837507B2 (ja) | 自動車用ドアラッチ装置 | |
JP2007321348A (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP2021110164A (ja) | 車両スライドドア用開閉装置 | |
JP4700561B2 (ja) | 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 | |
JP2010095988A (ja) | 車両用ストライカ機構 | |
US11746571B2 (en) | Ratchet unit for motor vehicle flaps or motor vehicle doors | |
US11680430B2 (en) | Linear cinching spindle | |
EP3299558B1 (en) | Liftgate latch | |
JP5022503B2 (ja) | 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210322 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6869478 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |