JP2003337220A - 平行線形成装置 - Google Patents

平行線形成装置

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JP2003337220A JP2002145809A JP2002145809A JP2003337220A JP 2003337220 A JP2003337220 A JP 2003337220A JP 2002145809 A JP2002145809 A JP 2002145809A JP 2002145809 A JP2002145809 A JP 2002145809A JP 2003337220 A JP2003337220 A JP 2003337220A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から使用されている製造装置を用いて作
製することで、コストを安価に抑えることができる平行
線形成装置を提供する。 【解決手段】 一定間隔で一列に並べられた複数のイン
キ吐出部51a,51b,52a,52bを有し、その
インキ吐出部51a,51b,52a,52bからイン
キを吐出するインキ吐出手段50と、インキ吐出手段5
0の下方に配置され、加工対象物を載置して、そのイン
キ吐出手段50からインキが吐出されているときに、加
工対象物を一方向に移送して、その加工対象物に平行線
を形成させる移送手段30と、インキ吐出手段50を回
転させて、形成する平行線のピッチを変更可能な平行線
ピッチ変更手段41とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工対象物に対し
て一定ピッチの平行線を描画するのに適した平行線形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品等の製造において、加工対象物
に対して、規格化された一定ピッチの平行線を形成する
ことが必要な場合がある。従来は、その規格ごとに、規
格に合わせてインキ吐出孔を開けたノズルを製造し、そ
のノズルを使用してインキを塗布することで平行線を形
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近は、規格
が一層微細になってきている。また、規格の種類も増え
ている。そのようなすべての規格ごとにノズルを製造す
るのは、コストがかかる。特に、最近の規格で要求され
る間隔は、非常に狭い。そのため、そのようなノズルを
製造するには、製造設備の大幅な改修が必要であり、多
大なコストがかかってしまう。
【0004】本発明の課題は、従来から使用されている
製造装置を用いて作製することで、コストを安価に抑え
ることができる平行線形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、一定間隔で
一列に並べられた複数のインキ吐出部(51a,51
b,52a,52b)を有し、そのインキ吐出部(51
a,51b,52a,52b)からインキを吐出するイ
ンキ吐出手段(50)と、前記インキ吐出手段(50)
の下方に配置され、加工対象物を載置して、そのインキ
吐出手段(50)からインキが吐出されているときに、
前記加工対象物を一方向に移送して、その加工対象物に
平行線を形成させる移送手段(30)と、前記インキ吐
出手段(50)を回転させて、形成する平行線のピッチ
を変更可能な平行線ピッチ変更手段(41)とを備える
平行線形成装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の平行
線形成装置において、前記インキ吐出手段(50)は、
一定間隔Aで一列に並べられたインキ吐出部(51a,
51b)を有する第1のインキ吐出部列(51)と、前
記第1のインキ吐出部列(51)と同じ間隔Aであっ
て、前記第1のインキ吐出部列(A)と平行に並べられ
たインキ吐出部(52a,52b)を有する、少なくと
も一列以上のインキ吐出部列(52)とを備え、前記第
1のインキ吐出部列(51)の第1のインキ吐出部(5
1a)を原点とし、インキ吐出部列の方向をx軸、イン
キ吐出部列の垂直方向をy軸としたときに、第N番目の
インキ吐出部列の第1のインキ吐出部のx座標及びy座
標の関係が
【数2】 ただし、PN は、第1のインキ吐出部列及び第N番目の
インキ吐出部列を使用して形成する平行線のピッチであ
ることを特徴とする平行線形成装置である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の平行線形成装置の使用方法であって、前記イン
キ吐出手段(50)を回転させて、所定の位置に合わせ
る位置合わせ工程(S101)と、前記位置合わせ工程
で位置を合わせたインキ吐出手段(50)から、前記加
工対象物に対して、インキを吐出するインキ吐出工程
(S102)と、前記インキ吐出工程でインキを吐出し
ながら、前記加工対象物を一方向に移送する移送工程
(S103)とを備えることを特徴とする平行線形成装
置の使用方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による平行線形成装置
の第1実施形態を示す斜視図である。平行線形成装置1
0は、土台部20と、移送部30と、インクジェット
(以下「IJ」という)ヘッド40とを備える。なお、
IJは、ドットで印字するために、ミクロ的に見れば各
ドット間に間隙があり、線とはいえない場合もあるが、
ここでは、線又は平行線などと表現することにする。
【0009】土台部20は、除振台21と、その除振台
21の上に設けられた定盤22とを備え、この定盤22
の上に、移送部30を設置する。また、定盤22には、
フレーム60が設置されている。そのフレーム60に
は、IJヘッド40が取り付けられている。定盤22
は、500mm角程度の加工対象物を載置可能であり、
土台部20は、全長(X方向)2.5m、全幅(Y方
向)2m程度の大きさである。フレーム60には、載置
テーブル34の上方に、画像処理カメラ70が設置して
ある。この画像処理カメラ70で載置テーブル34に載
置された加工対象物を撮像して、その位置を補正する。
【0010】移送部30は、加工対象物を載置して移送
する部分であり、Xステージ31と、Yステージ32
と、θステージ33と、載置テーブル34とを備える。
【0011】Xステージ31は、上部に載置するYステ
ージ32をX方向(図1中矢印参照)に移動させる移動
ステージである。Xステージ31は、定盤20に設置さ
れている。Xステージ31は、その上面に、2本のX軸
レール31aを設置する。後述の通り、このX軸レール
31aに沿って、Yステージ32が、X方向に往復移動
する。また、Xステージ31は、シャフト式リニアモー
タ(以下「シャフトモータ」という)31bによって移
動させられる。このシャフトモータの詳細については、
後述する。さらに、Xステージ31は、側面に、シャフ
トモータ31bと並行に設けられたリニアスケール31
eを有する(図2参照)。Yステージ32の位置は、こ
のリニアスケール31eで計測され、このリニアスケー
ル31eで計測された位置情報がフィードバックされ
て、シャフトモータ31bの速度及び位置が制御され
る。
【0012】Yステージ32は、上部に載置しているθ
ステージ33をY方向(図1中矢印参照)に移動させる
移動ステージである。Yステージ32の構造は、基本的
には、Xステージ31と同様である。すなわち、Yステ
ージ32は、下面に凹状のガイド部32b(図2参照)
を形成し、X軸レール31aに、このガイド部32b
が、はまって、X軸レール31aに沿って往復移動す
る。また、このガイド部32bには、微小の空気孔が形
成されており、その孔から吹き出る空気によって、Yス
テージ32が浮上する。また、Yステージ32は、下面
に、シャフトモータ31bのコイル31d(図3参照)
を取り付けている。また、Yステージ32は、その上面
に、2本のY軸レール32aを設置する。さらに、Yス
テージ32は、シャフトモータのステータを配置する。
さらにまた、Yステージ32は、側面にリニアスケール
を配置する。
【0013】θステージ33は、上部に設置する載置テ
ーブル34を回転移動させる。θステージ33は、Y軸
レール32aに設置されており、そのY軸レール32a
に沿って往復移動する。θステージ33は、下面に凹状
のガイド部を形成し、Y軸レール32aに、このガイド
部が、はまって、Y軸レール32aに沿って往復移動す
る。また、このガイド部には、微小の空気孔が形成され
ており、その孔から吹き出る空気によって、θステージ
33が浮上する。また、θステージ33は、下面に、シ
ャフトモータのコイルを取り付けている。また、θステ
ージ33は、その上面に、図示しない、スラストベアリ
ングと、ボールネジと、サーボモータとを備え、回転自
在となっている。
【0014】載置テーブル34は、多数の吸引孔を備
え、加工対象物をその吸引孔で吸着固定する吸着テーブ
ルである。なお、載置テーブル34にリフトピンを内蔵
させることで、加工対象物をロボットと受け渡し可能な
構造としてもよい。
【0015】IJヘッド40は、本実施形態では、赤色
インキを吐出するRヘッド40Rと、緑色インキを吐出
するGヘッド40Gと、青色インキを吐出するBヘッド
40Bとを備える。各ヘッド40R、40G、40B
は、Y方向に1対ずつ並べられている。なお、以下にお
いて、各ヘッド40R、40G、40Bを、特に区別す
る必要のないときは、IJヘッド40で代表して説明す
る。IJヘッド40は、フレーム60に固定されてい
る。IJ方式としては、ピエゾ方式、サーマル方式など
が広く知られているが、本装置においては、いずれでも
使用可能である。IJヘッド40は、リニアスケールの
パルス信号に基づいて吐出のタイミングが計られてい
る。
【0016】図2は、移送部を示す断面図である。Yス
テージ32の下面の凹状のガイド部32bが、Xステー
ジ31のX軸レール31aに、はまっている。Yステー
ジ32がX軸レール31a上を移動するときは、その抵
抗を低減させるために、ガイド部32bの空気孔から空
気が吹き出て、Yステージ32を浮上させる。このと
き、ガイド部32bとX軸レール31aとの隙間には、
エア溜まりができる。Yステージ32を浮上させた状態
で、シャフトモータ31bが作動すると、Yステージ3
2は、X軸レール31a上を移動する。
【0017】図3は、シャフトモータを示す断面図であ
り、図3(A)は平面図、図3(B)は側面図である。
シャフトモータ31bは、Yステージ32をX軸レール
31aに沿って移動させるアクチュエータである。シャ
フトモータ31bは、シャフト状のステータ31cと、
その周囲に設けられたコイル31dを備える。ステータ
31cには、永久磁石が埋め込まれている。ステータ3
1cは、Xステージ31に取り付けられる。コイル31
dは、Yステージ32に取り付けられる。このようなシ
ャフトモータ31bは、全面の磁束を利用可能であるの
で、小形であっても大きな力を得ることができる。ま
た、ステータ31cとコイル31dとの間には、常に、
全周に隙間ができ、ガタが発生する。このガタによって
取り付け時のバラツキを吸収することができるので、取
り付けが容易である。コイル31dは、磁力によって反
発し、隙間を保ったまま、ステータ31cに沿って往復
移動するので、移動時の真直度に悪影響を与えない。
【0018】図4はIJヘッドの拡大図、図5は2台の
IJヘッド間のピッチ調整方法を説明する図である。図
4に示すように、IJヘッド40は、インキ吐出プレー
ト50と、ダイレクトドライブモータ41と、間隔調整
部42と、横位置決め部43とを備える。このダイレク
トドライブモータ41は、インキ吐出プレート50を回
転させる。このようにインキ吐出プレート50を回転さ
せることで、後述のように、平行線のピッチを変更す
る。間隔調整部42は、インキ吐出プレート50をY軸
方向に移動させて、2つのインキ吐出プレート50の間
の間隔を調整する部分である。本実施形態では、図1に
示すように、各ヘッド40R、40G、40Bは、Y方
向に1対ずつ並べられているが、横位置決め部43で大
雑把な位置を決めた後に、間隔調整部42で隣接するヘ
ッド間の間隔を調整する(図5)。このように調整する
ことで、ひとつのIJヘッドから隣のIJヘッドに移る
部分でも、平行線のピッチを一定に保つことができる。
【0019】図6は、インキ吐出プレートを示す図であ
る。インキ吐出プレート50は、第1の吐出孔列51
と、それに平行な第2の吐出孔列52とを備える。ここ
に、第1の吐出孔列51は、一定間隔Aで一列に並べら
れたインキ吐出孔51a,51bを有する。また、第2
の吐出孔列52は、第1の吐出孔列51と同じ間隔Aで
一列に並べられたインキ吐出孔52a,52bを有す
る。インキ吐出プレート50は、それらのインキ吐出孔
51a,51b,52a,52bからインキを噴射す
る。このとき、移送部30が、載置した加工対象物を一
方向に移動させることで、加工対象物には平行直線が形
成される。
【0020】なお、インキ吐出孔51aと、インキ吐出
孔52aとは、インキ吐出孔51aを原点とし、吐出孔
列の方向にx軸、吐出孔列の垂直方向にy軸をとったと
き、インキ吐出孔52aのx座標及びy座標が以下の関
係にある。
【数3】 ただし、Pは、形成する平行線のピッチである。
【0021】このピッチPは、例えば、解像度がXGA
(1024×768ドット)の液晶ディスプレイ用のカ
ラーフィルターを製造する場合は、15インチサイズ
(タテヨコ比3:4)でP=99μmであり、解像度が
SXGA(1280×1024ドット)の液晶ディスプ
レイ用のカラーフィルターを製造する場合は、15イン
チサイズで、P=79.4μmである。
【0022】図7は、平行線のピッチの変更方法につい
て説明する図である。なお、ここでは、説明を容易にす
るために、インキ吐出プレート50には、インキ吐出孔
51a,51bだけが設けられているものとし、インキ
吐出孔52a,52bについては考えない。インキ吐出
プレート50がダイレクトドライブモータ41によって
回転させられると、インキ吐出孔51a,51bによっ
て形成される平行線のピッチが変化する(図7(A)→
図7(B);P1>P2)。このように、インキ吐出プ
レート50を回転させることで、平行線のピッチを容易
に調整することができる。
【0023】図8は、IJヘッドが描画する平行線のピ
ッチ変更方法を説明する図である。インキ吐出孔51b
が平行線のピッチPの2倍のところに直線を引く位置に
達するまで、ダイレクトドライブモータ41でインキ吐
出プレート50を回転させる。このような位置に達した
とき、インキ吐出孔52aは、インキ吐出孔51aとイ
ンキ吐出孔51bとが引く平行線の中間に位置する。こ
の状態で、インキ吐出孔からインキを噴射しながら、加
工対象物を一方向に移送することで、ピッチPの平行線
が加工対象物に形成される。
【0024】なお、インキ吐出孔が一列にしか配置され
ていない場合は、回転角度φが大きくなるが(図9)、
本実施形態では、回転角度θが小さくてよい。そのた
め、作動時の誤差を小さくすることができる。また、イ
ンキ吐出プレート50の全長も短い。
【0025】(作動方法)図10は、平行線形成装置の
動作を説明するフローチャートである。ダイレクトドラ
イブモータ41を作動させて、インキ吐出孔51bが平
行線ピッチPの2倍のところに線を引く位置まで、イン
キ吐出プレート50を回転させる(ステップ(以下
「S」という。)101;位置合わせ工程))。このと
き、インキ吐出孔52aは、インキ吐出孔51aとイン
キ吐出孔51bとが引く平行線の中間に位置する。続い
て、インキ吐出孔51a,51b,52a,52bから
インキを噴射させ(S102;インキ吐出工程)、載置
テーブル34に載置している加工対象物を一方向に移動
させる(S103;移送工程))。すると、加工対象物
には、ピッチPの平行線が形成される。
【0026】本実施形態によれば、インキ吐出プレート
50を回転させるので、インキ吐出プレート50のイン
キ吐出孔のピッチは、一定のままでも、異なるピッチの
平行線を形成することができる。そのため、インキ吐出
プレートを、従来設備で製造することができ、そのよう
なインキ吐出プレートを使用して、さまざまな規格に応
じた平行線を形成することができる。また、2列のイン
キ吐出孔が設けられているので、回転角度を小さくする
ことができる。したがって、作動時の誤差を小さく抑え
ることができる。また、インキ吐出プレート50の全長
も短く、装置の小型化を図ることができる。
【0027】(第2実施形態)図11、図12は、第2
実施形態のインキ吐出プレートを説明する図である。な
お、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態
と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、
重複する説明を適宜省略する。本実施形態のインキ吐出
プレート50には、ピッチP1用の第2の吐出孔列52
(インキ吐出孔52a,52b)と、ピッチP2用の第
3の吐出孔列53(インキ吐出孔53a,53b)とが
設けられている。このインキ吐出孔52aは、上記と同
様の座標を考えたときに、インキ吐出孔51aとの関係
が以下である。
【数4】
【0028】また、インキ吐出孔53aは、インキ吐出
孔51aとの関係が以下である。
【数5】
【0029】このようなインキ吐出孔が設けられたイン
キ吐出プレート50を使用すれば、ピッチP1の平行線
を引くときは、インキ吐出プレート50を角度θ1回転
させて、インキ吐出孔51a,51b,52a,52b
からインキを噴射させることで、加工対象物に、ピッチ
P1の平行線を形成することができる(図11)。ま
た、ピッチP2の平行線を引くときは、インキ吐出プレ
ート50を角度θ2回転させて、インキ吐出孔51a,
51b,53a,53bからインキを噴射させること
で、加工対象物に、ピッチP2の平行線を形成すること
ができる(図12)。
【0030】本実施形態によれば、一つのインキ吐出プ
レート50で、二種類のピッチの平行線を形成すること
ができる。
【0031】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、インキ吐
出孔の列をさらに増やすことで、一つのインキ吐出プレ
ート50で、さまざまなピッチの平行線を形成すること
ができる。また、上記実施形態では、説明を容易にする
ために、2ヶのインキ吐出孔を一列として説明したが、
必要に応じてインキ吐出孔を設ければよい。さらに、上
記実施形態では、IJヘッドを使用する例を挙げて説明
したが、ディスペンサー等であってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、インキ吐出手段を回転させる平行線ピッ
チ変更手段を備えるので、インキ吐出部のピッチは、一
定のままでも、異なるピッチの平行線を形成することが
できる。
【0033】請求項2の発明によれば、インキ吐出手段
は、一定間隔Aで一列に並べられたインキ吐出部を有す
る第1のインキ吐出部列と、前記第1のインキ吐出部列
と同じ間隔Aであって、前記第1のインキ吐出部列と平
行に並べられたインキ吐出部を有する、少なくとも一列
以上のインキ吐出部列とを備え、それらのインキ吐出部
列が、所定の関係に配置されているので、小さな回転角
度で規格に応じた平行線を形成することができる。
【0034】請求項3の発明によれば、インキ吐出手段
を回転させて、所定の位置に合わせる位置合わせ工程
と、前記位置合わせ工程で位置を合わせたインキ吐出手
段から、前記加工対象物に対して、インキを吐出するイ
ンキ吐出工程と、前記インキ吐出工程でインキを吐出し
ながら、前記加工対象物を一方向に移送する移送工程と
を備えるので、インキ吐出部のピッチは、一定のままで
も、異なるピッチの平行線を形成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による平行線形成装置の第1実施形態を
示す斜視図である。
【図2】移送部を示す断面図である。
【図3】シャフトモータを示す断面図である。
【図4】IJヘッドの拡大図である。
【図5】2台のIJヘッド間のピッチ調整方法を説明す
る図である。
【図6】インキ吐出プレートを示す図である。
【図7】平行線のピッチの変更方法について説明する図
である。
【図8】IJヘッドが描画する平行線のピッチ変更方法
を説明する図である。
【図9】インキ吐出孔が一列にしか配置されていない場
合のインキ吐出プレートを示す図である。
【図10】平行線形成装置の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図11】第2実施形態のインキ吐出プレートを説明す
る図である。
【図12】第2実施形態のインキ吐出プレートを説明す
る図である。
【符号の説明】
10 平行線形成装置 20 土台部 30 移送部 40 IJヘッド 41 ダイレクトドライブモータ 50 インキ吐出プレート 51 第1の吐出孔列 51a,51b インキ吐出孔 52 第2の吐出孔列 52a,52b インキ吐出孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔で一列に並べられた複数のイン
    キ吐出部を有し、そのインキ吐出部からインキを吐出す
    るインキ吐出手段と、 前記インキ吐出手段の下方に配置され、加工対象物を載
    置して、そのインキ吐出手段からインキが吐出されてい
    るときに、前記加工対象物を一方向に移送して、その加
    工対象物に平行線を形成させる移送手段と、 前記インキ吐出手段を回転させて、形成する平行線のピ
    ッチを変更可能な平行線ピッチ変更手段とを備える平行
    線形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の平行線形成装置におい
    て、 前記インキ吐出手段は、 一定間隔Aで一列に並べられたインキ吐出部を有する第
    1のインキ吐出部列と、 前記第1のインキ吐出部列と同じ間隔Aであって、前記
    第1のインキ吐出部列と平行に並べられたインキ吐出部
    を有する、少なくとも一列以上のインキ吐出部列とを備
    え、 前記第1のインキ吐出部列の第1のインキ吐出部を原点
    とし、インキ吐出部列の方向をx軸、インキ吐出部列の
    垂直方向をy軸としたときに、第N番目のインキ吐出部
    列の第1のインキ吐出部のx座標及びy座標の関係が 【数1】 ただし、PN は、第1のインキ吐出部列及び第N番目の
    インキ吐出部列を使用して形成する平行線のピッチであ
    ることを特徴とする平行線形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の平行線形
    成装置の使用方法であって、 前記インキ吐出手段を回転させて、所定の位置に合わせ
    る位置合わせ工程と、 前記位置合わせ工程で位置を合わせたインキ吐出手段か
    ら、前記加工対象物に対して、インキを吐出するインキ
    吐出工程と、 前記インキ吐出工程でインキを吐出しながら、前記加工
    対象物を一方向に移送する移送工程とを備えることを特
    徴とする平行線形成装置の使用方法。
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