JP2003336142A - 織 物 - Google Patents

織 物

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JP2003336142A JP2002138372A JP2002138372A JP2003336142A JP 2003336142 A JP2003336142 A JP 2003336142A JP 2002138372 A JP2002138372 A JP 2002138372A JP 2002138372 A JP2002138372 A JP 2002138372A JP 2003336142 A JP2003336142 A JP 2003336142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膝抜けや肘抜けが起こりにくい交織織物を提
供する。 【解決手段】 経糸がセルロース系繊維で構成された紡
績糸、緯糸が仮撚加工糸である織物であって、この仮撚
加工糸が、二種以上のポリエステル成分からなり、その
少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートで
ある潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であることを特徴
とする交織織物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経糸がセルロース
系短繊維で構成された紡績糸使いの織物に関するもので
あり、より詳細には、特にいわゆる膝抜けや肘抜けが起
こりにくい織物に関する。
【0002】
【従来の技術】ジーンズやコーデュロイに代表される、
綿等のセルロース系短繊維紡績糸を経糸及び緯糸に用い
た織物は、その独特の外観や膨らみ感等の風合いからパ
ンツ、チノパン、スカート等のボトムやシャツとして多
用されているが、いわゆる膝抜けや肘抜けと称される着
用時の欠点が発生するため、芯糸にポリウレタン系等の
弾性繊維を用いた鞘芯構造紡績糸いわゆるコアスパンヤ
ーン(CSY)を緯糸に用いたストレッチ性の織物が提
供されているが、着用を繰り返すに伴いその性能が大き
く低下するという欠点を有する。又、ジーンズでは、そ
の独特な風合い表現のため一般に製品洗いといわれる仕
上げ工程を受けるが、その際にコア切れといわれる欠点
が発生して着用初期においてもその性能が低下すること
もある。本出願人は、先に特開2001−303378
号公報において、ポリトリメチレンテレフタレート繊維
の仮撚糸を芯糸に用いた鞘芯構造の複合糸を用いた織物
が、ストレッチ性に優れることを提案したが、ジーンズ
やコーデュロイに代表されるセルロース系短繊維紡績糸
を経糸に用いた織物に適用すること、さらにはこの織物
の欠点についても何ら言及していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、膝抜けや肘
抜けが起こりにくい織物を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、緯糸に特定の仮撚
加工糸を用いることにより、上記課題が解決されること
を見出し、本発明をなすに至った。すなわち本発明は、
経糸がセルロース系短繊維で構成された紡績糸であり、
緯糸が仮撚加工糸である織物であって、この仮撚加工糸
が、二種以上のポリエステル成分からなり、その少なく
とも一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜
在捲縮発現性ポリエステル繊維であることを特徴とする
織物である。本発明における潜在捲縮発現性ポリエステ
ル繊維とは、少なくとも二種のポリエステル成分で構成
(具体的にはサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に接合
されたものが多い)されているものであり、熱処理によ
って捲縮を発現するものである。二種のポリエステル成
分の複合比(一般的に質量%で70/30〜30/70
の範囲内のものが多い)、接合面形状(直線又は曲線形
状のものがある)は特に限定されない。又、総繊度は2
0〜300dtex、単糸繊度は0.5〜20dtex
が好ましく用いられるがこれに限定されるものではな
い。
【0005】本発明は、潜在捲縮発現性ポリエステル繊
維であって、その少なくとも一成分がポリトリメチレン
テレフタレートであることに特徴がある。具体的には、
特開2001−40537号公報に開示されているよう
なポリトリメチレンテレフタレートを少なくとも一成分
とするものが挙げられる。即ち、二種のポリエステルポ
リマーをサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に接合され
た複合繊維であり、サイドバイサイド型の場合、二種の
ポリエステルポリマーの溶融粘度比が、1.00〜2.
00が好ましく、偏芯鞘芯型の場合は、鞘ポリマーと芯
ポリマーのアルカリ減量速度比は、3倍以上鞘ポリマー
が速いことが好ましい。
【0006】具体的なポリマーの組み合わせとしては、
テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1,3−プロ
パンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステ
ルであり、エチレングリコール、ブタンジオール等のグ
リコール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよく、又、他
ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加
剤を含有してもよいポリトリメチレンテレフタレート
と、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、エチレン
グリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル
であり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸
等を共重合してもよく、又、他ポリマー、艶消剤、難燃
剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよいポリ
エチレンテレフタレート、並びにポリトリメチレンテレ
フタレートと、テレフタル酸を主たるジカルボン酸と
し、1,4−ブタンジオールを主たるグリコール成分と
するポリエステルであり、エチレングリコール等のグリ
コール類やイソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよく、又、他ポ
リマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤
を含有してもよいポリブチレンテレフタレートとが好ま
しく、特に捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレー
トが配置されることが好ましい。
【0007】このように本発明は、潜在捲縮発現性ポリ
エステル繊維を構成するポリエステル成分の少なくとも
一方がポリトリメチレンテレフタレートであるものであ
り、上記特開2001−40537号公報以外にも、特
公昭43−19108号公報、特開平11−18992
3号公報、特開2000−239927号公報、特開2
000−256918号公報、特開2000−3283
82号公報、特開2001−81640号公報等には、
第一成分がポリトリメチレンテレフタレートであり、第
二成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステルを並列的あるいは偏芯的に配置したサイドバ
イサイド型又は偏芯鞘芯型に複合紡糸したものが開示さ
れている。特にポリトリメチレンテレフタレートと共重
合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせや、極
限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレー
トの組み合わせが好ましい。
【0008】さらに本発明の目的達成上、好適な潜在捲
縮発現性ポリエステル繊維としては、初期引張抵抗度が
10〜30cN/dtexであると好ましく、特に20
〜30cN/dtex、さらに20〜27cN/dte
xが好ましい。30cN/dtex超では、ソフト風合
いが得られにくく、10cN/dtex未満のものは製
造が困難である。又、顕在捲縮の伸縮伸長率は10〜1
00%であると好ましく、特に10〜80%、より好ま
しくは10〜60%である。10%未満では本発明の目
的達成が不十分となりやすく、100%超は製造が困難
である。更に、顕在捲縮の伸縮弾性率は80〜100%
であることが好ましく、特に85〜100%、より好ま
しくは85〜97%である。80%未満では本発明の目
的達成が不十分となりやすく、100%超は製造が困難
である。
【0009】さらに、100℃における熱収縮応力が
0.1〜0.5cN/dtexであることが好ましく、
特に0.1〜0.4cN/dtex、さらに0.1〜
0.3cN/dtexであることが好ましい。0.1c
N/dtex未満では本発明の目的達成が不十分となり
やすく、0.5cN/dtex超は製造が困難である。
熱水処理後の伸縮伸長率は100〜250%であること
が好ましく、より好ましくは150〜250%、特に1
80〜250%である。100%未満では本発明の目的
達成が不十分となりやすく、250%超は製造が困難で
ある。熱水処理後の伸縮弾性率は90〜100%である
ことが好ましく、より好ましくは95〜100%であ
る。90%未満では本発明の目的達成が不十分となりや
すい。
【0010】このような特性を有する潜在捲縮発現性ポ
リエステル繊維としては、固有粘度の異なる2種類のポ
リトリメチレンテレフタレートが互いにサイドバイサイ
ド型に複合された単糸から構成された複合繊維があげら
れる。2種類のポリトリメチレンテレフタレートの固有
粘度差は0.05〜0.4(dl/g)であることが好
ましく、特に0.1〜0.35(dl/g)、さらに
0.15〜0.35(dl/g)がよい。例えば高粘度
側の固有粘度を0.7〜1.3(dl/g)から選択し
た場合には、低粘度側の固有粘度は0.5〜1.1(d
l/g)から選択されるのが好ましい。尚、低粘度側の
固有粘度は0.8(dl/g)以上が好ましく、特に
0.85〜1.0(dl/g)、さらに0.9〜1.0
(dl/g)が好ましい。
【0011】また、この複合繊維自体の固有粘度、即ち
平均固有粘度は、0.7〜1.2(dl/g)がよく、
0.8〜1.2(dl/g)がより好ましい。特に0.
85〜1.15(dl/g)が好ましく、さらに0.9
〜1.1(dl/g)が好ましい。なお、本発明でいう
固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸した
糸の粘度を指す。この理由は、ポリトリメチレンテレフ
タレート特有の欠点としてポリエチレンテレフタレート
等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマ
ーを使用しても熱分解によって固有粘度が著しく低下
し、複合マルチフィラメントにおいては両者の固有粘度
差を大きく維持することが困難であるためである。
【0012】ここで、ポリトリメチレンテレフタレート
とは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返
し単位とするポリエステルであり、トリメチレンテレフ
タレート単位を約50モル%以上、好ましくは70モル
%以上、さらには80モル%以上、さらに好ましくは9
0モル%以上のものをいう。従って、第三成分として他
の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、約50
モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらには20
モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲で
含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含す
る。
【0013】ポリトリメチレンテレフタレートは、テレ
フタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコ
ール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当
な反応条件下に結合せしめることにより製造される。こ
の製造過程において、適当な一種又は二種以上の第三成
分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、又、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエ
ステル、ナイロンと、ポリトリメチレンテレフタレート
とを別個に製造した後、ブレンドしたりしてもよい。ブ
レンドする際のポリトリメチレンテレフタレートの含有
率は、質量%で50%以上である。
【0014】添加する第三成分としては、脂肪族ジカル
ボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン
酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボ
ン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸
等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2
−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール
等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール
等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス
(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテ
ルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキ
シカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(p−オキ
シ安息香酸等)等が挙げられる。又、1個又は3個以上
のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又
はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内
で使用出来る。さらに二酸化チタン等の艶消剤、リン酸
等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外
線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑
剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃
剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤
等が含有されていてもよい。
【0015】本発明において潜在捲縮発現性ポリエステ
ル繊維の紡糸については、上記の各種特許文献に開示さ
れており、例えば、3000m/分以下の巻取り速度で
未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法が
好ましいが、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピン
ドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸
法(スピンテイクアップ法)を採用しても良い。又、繊
維の形態は、長さ方向に均一なものや太細のあるもので
もよく、断面形状においても丸型、三角、L型、T型、
Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のも
ので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ
型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形
型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
【0016】本発明においては、かかる潜在捲縮発現性
ポリエステル繊維の仮撚加工糸を緯糸に用いることに特
徴がある。この仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率は好ましく
は70〜300%、特に100〜300%、更に120
〜300%がよい。70%未満では、本発明の目的達成
が不十分となりやすい。又、顕在捲縮弾性率は好ましく
は80〜100%、特に82〜100%、さらに85〜
100%がよく、80%未満では本発明の目的達成が不
十分となりやすい。また、この仮撚加工糸の捲縮伸長率
は100〜400%であることが好ましく、より好まし
くは120〜400%である。捲縮弾性率は80〜10
0%であることが好ましく、より好ましくは90〜10
0%である。捲縮伸長率や捲縮弾性率がこの値未満では
本発明の目的達成が不十分となりやすい。仮撚加工糸を
得るための仮撚方法としては、ピンタイプ、フリクショ
ンタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等、
いかなる方法によるものでもよいが、好ましくはピンタ
イプ、ニップベルトタイプである。又、仮撚加工糸は、
いわゆる2ヒーターの仮撚加工糸(セットタイプ)より
も、いわゆる1ヒーターの仮撚加工糸(ノンセットタイ
プ)を用いる方が本発明の目的達成上好ましい。
【0017】仮撚加工時の熱固定温度は150℃〜20
0℃の範囲とすることが好ましく、仮撚数(T1)は次
式で計算される仮撚数の係数K1の値が21000〜3
3000であることが好ましく、更に好ましくは250
00〜32000の範囲である。 T1(T/m)=K1/(原糸の繊度:dtex)1/2 仮撚加工糸は、無撚でもよいが、必要に応じて仮撚方向
と同方向もしくは異方向に追撚したり、仮撚加工糸を合
糸したり、双糸又は三子で合撚して用いてもよく、追撚
や合撚における撚数(T2)は、次式で計算される撚係
数(K2)が例えば20000以下の範囲内で選定すれ
ばよい。尚、仮撚加工糸の合計繊度とは、追撚又は合撚
する仮撚加工糸の合計の繊度をいう。 T2(T/m)=K2/(仮撚加工糸の合計繊度:dt
ex)1/2
【0018】又、本発明において、仮撚加工糸は単独で
用いても良いが、仮撚加工糸の含有率が、質量%で10
%以上、好ましくは15%以上の範囲内で複合して用い
てもよく、特に複合形態としては仮撚加工糸を芯糸とし
た鞘芯構造の紡績糸が好ましく(その際の鞘成分は経糸
に用いるセルロース系短繊維素材と同じものが最適であ
る。)、又、この仮撚加工糸以外の例えばポリエステル
系繊維の仮撚加工糸と合糸,合撚することも好ましい。
希望に応じてこれらの繊維以外の公知の長繊維、短繊維
でもよく、繊維形態もマルチフィラメント原糸でも仮撚
加工糸、流体噴射加工糸に代表される嵩高加工糸でもよ
く、従来公知の各種形態の糸条を用いることができる。
【0019】例えば、羊毛、絹等の天然繊維、アセテー
ト繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維やポリブチレ
ンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレー
ト繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン繊維、アクリ
ル繊維等の各種人造繊維、さらにはこれらの共重合タイ
プの繊維や、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サ
イドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)を公知の複合手段に
より例えば長短混紡(サイロフィル、ホロースピンドル
等)、カバリング(シングル、ダブル)、沸水収縮率3
〜10%程度の低収縮糸や沸水収縮率15〜30%程度
の高収縮糸との混繊や交撚等により複合してもよい。
【0020】本発明において、経糸に用いるセルロース
系短繊維で構成された紡績糸としては、綿、麻等の天然
繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、ポリノ
ジックレーヨン、精製セルロース等のリング紡績糸、オ
ープンエンド紡績糸、サイロスパンやサイロフィル、ホ
ロースピンドル等の複合紡績糸があり、特に綿又は精製
セルロースが質量%で少なくとも40%以上、特に50
%以上、さらに100%で構成された紡績糸使いにおい
て最も顕著な効果を有する。
【0021】本発明では、セルロース系短繊維100%
で構成された紡績糸において顕著な効果を有するが、セ
ルロース系短繊維の含有率が、質量%で好ましくは40
%以上、好ましくは50%以上がよく、混用する繊維と
しては、前述の仮撚加工糸に複合する繊維として例示し
たものが挙げられるが、ポリトリメチレンテレフタレー
トやポリエチレンテレフタレートの短繊維や長繊維との
混紡が好ましい。又、紡績糸は、先染め糸を用いてもよ
く、その際は、緯糸に用いる仮撚加工糸は先染め糸でも
よいが、染色しないままで最終製品としてもよい。紡績
糸の太さとしては、従来知られている太さのものが採用
できるが、好ましい太さは綿番手で5〜50番手、特に
5〜40番手、さらには5〜30番手使いにおいて効果
が顕著である。
【0022】本発明の織物は、経糸がセルロース系短繊
維で構成された紡績糸、緯糸が上記の仮撚加工糸の交織
織物であり、両者の混率は、質量%で好ましくは30:
70〜70:30、より好ましくは35:65〜65:
35、最も好ましくは40:60〜60:40である。
尚、本発明の織物における仮撚加工糸の含有率は、質量
%で好ましくは5〜50%、特に10〜50%、さらに
15〜45%が好ましくい。又、本発明の目的を損なわ
ない範囲内で通常30質量%以下の範囲内で、セルロー
ス系短繊維で構成された紡績糸や上記の仮撚加工糸以外
の他の繊維を機上で、例えば経糸及び又は緯糸において
1〜3本交互で交織してもよく、その混用相手は前述の
仮撚加工糸に複合する繊維として例示したものが挙げら
れ、例えば、緯糸を上記の仮撚加工糸とポリトリメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートやポリ
ブチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維の仮撚
加工糸と一本〜二本交互で構成したものが挙げられる。
【0023】織物の種類は、特に限定されるものではな
く、平組織、綾組織、朱子組織、経パイル織物さらには
これらの組織を組み合わせた組織であってもよいが、平
組織や綾組織、経パイル織物がより好ましい。織物の経
糸及び緯糸の密度としては、経糸の繊度が40〜920
dtexの場合、経糸密度は40〜220本/2.54
cm、緯糸の繊度が40〜920dtexの場合、緯糸
密度は40〜220本/2.54cmの範囲で、織物組
織、用途に応じて設定すればよい。次に、織物製織用の
織機は特に限定されるものではなく、エアージェットル
ーム、レピアルーム、グリッパールーム、有杼織機など
を用いて生産することができる。
【0024】本発明の織物の仕上げ加工方法としては、
先ず最初に生機を熱水浴中(界面活性剤や精練剤などが
含まれていてもよい)で精練・リラックスを行う。精練
・リラックス加工を行うための設備としては、U型ソフ
サー、オープンソーパー、ボイルドオフ機、ジッガー染
色機、ビーム染色機等の拡布タイプのものや液流染色機
が使用できる。熱水浴の温度は例えば75℃〜100℃
の範囲が好ましく、より好ましくは80℃〜100℃、
最も好ましくは90℃〜100℃、更に好ましくは95
℃〜100℃である。この後、ピンテンターを用いて乾
熱プレセットを行う。その際の温度は、加工反の風合い
及びセット効果の点から、140℃〜170℃が好まし
く、より好ましくは145℃〜170℃、最も好ましく
は150℃〜170℃である。
【0025】次に、先染め糸を用いる場合を除いて、液
流染色機を用いて染色を行う。染色温度は90〜120
℃、好ましくは90〜100℃程度が好ましい。染料は
堅牢度等を考慮して適当な分散染料及び直接染料(又は
反応染料)を選択することが望ましい。尚、ファイナル
セットは、ピンテンターを用いて乾熱セットを行うが、
その際の温度は加工反の風合い及びセット効果(残留収
縮)の点から、好ましくは150℃〜170℃、より好
ましくは150℃〜165℃、最も好ましくは150℃
〜160℃で行う。更に、必要に応じて撥水加工や熱カ
レンダー加工などを付与してもよい。又、ジーンズ用途
では、いわゆる製品洗いの工程が採用される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定され
るものではない。本発明の用いる評価法は以下通りであ
る。 (1)固有粘度 固有粘度[η](dl/g)は次式の定義に基づいて求
められる値である。 式中のηrは、純度98%以上のo−クロロフェノール
溶媒に溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又は
ポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での
粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値
であり、相対粘度と定義されているものである。Cは、
g/100mlで表されるポリマー濃度である。なお、
固有粘度の異なるポリマーを用いた複合マルチフィラメ
ントは、マルチフィラメントを構成するそれぞれの固有
粘度を測定することは困難であるので、複合マルチフィ
ラメントの紡糸条件と同じ条件で2種類のポリマーをそ
れぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有
粘度を、複合マルチフィラメントを構成する固有粘度と
する。
【0027】(2)初期引張抵抗度 JIS−L−1013:化学繊維フィラメント糸試験方
法、初期引張抵抗度の試験方法に準じ、試料の単位繊度
当たり0.0882cN/dtexの初荷重を掛けて引
張試験を行い、得られた荷重−伸長曲線から初期引張抵
抗度(cN/dtex)を算出し、10回の平均値を求
めた。 (3)伸縮伸長率、伸縮弾性率 JIS−L−1090:合成繊維フィラメントかさ高加
工糸試験方法、伸縮性試験方法、A法に準じて測定を行
い、伸縮伸長率(%)、伸縮弾性率(%)を算出し、1
0回の平均値を求めた。顕在捲縮の伸縮伸長率および伸
縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温
度20±2℃、湿度65±2%の環境下で24時間放置
後に測定を行った。熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮
弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した
後、無荷重で24時間自然乾燥乾燥した試料を用いた。
【0028】(4)熱収縮応力 熱応力測定装置(カネボウエンジニアリング社製、商品
名;KE−2)を用い、試料を20cmの長さに切り取
り、両端を結んで輪を作り測定装置に装填し、初荷重
0.044cN/dtex、昇温速度100℃/分の条
件で収縮応力を測定し、得られた温度に対する熱収縮応
力の変化曲線から100℃における熱収縮応力を読み取
る。 (5)仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率及び顕在捲縮弾性率 島津製作所(株)製の引張試験機を用いて、つかみ間隔
10cmにて仮撚加工糸を初荷重0.9×10-3cN/
dtexで取り付けたのち、引張速度10cm/min
で伸長し、0.0882cN/dtexの応力に達した
ときの伸び(%)を顕在捲縮伸長率とした。その後再び
同じ速度でつかみ間隔10cmまで収縮させたのち、再
度応力−歪み曲線を描き、初荷重の応力が発現するまで
の伸度を残留伸度(B)とする。顕在捲縮弾性率は以下
の式によって求めた。 顕在捲縮弾性率=〔(10−B)/10〕×100
(%)
【0029】(6)仮撚加工糸の捲縮伸長率、捲縮弾性
率 巻き取りパッケージから解じょした仮撚加工糸を無荷重
下で98℃の熱水中に20分浸漬した後、無荷重下で2
4時間乾燥した試料を用いた以外は、顕在捲縮伸度及び
顕在捲縮弾性率の測定と同様の方法にて測定し、それぞ
れを捲縮伸長率、捲縮弾性率とした。 (7)肘抜け性 幅方向23cm、長さ方向28cmの大きさに試料をカ
ットし、幅方向の中心を基準として、右側に1cm×1
cmのマス目印を生地表に作る。この時、長さ方向の上
下とも2cm空け、また幅方向右端1cmは縫い代とす
る。マス目個数は幅方向10個、長さ方向24個の合計
240個作成する。マス目印を内側にして、両端を縫い
合わせて筒状生地を作製し、その後裏返す。
【0030】この筒状生地に肘辺りの腕模型として作成
した治具を入れ、長さ方向両端をストレッチテープで固
定した後、これをデマッチャーにとりつけ、180°⇔
60°の屈曲を1万回実施する。尚、この治具は直径7
cm、長さ22.5cmの円柱状のもので、腕と同じよ
うなソフト感や弾力感を持つものである。治具は長さ方
向中央部で180°⇔60°の屈曲ができるようになっ
ている。尚、筒状生地は、屈曲時にマス目側が伸ばされ
る側になるようにセットされている。1万回の屈曲終了
後、縫い目を解き、マス目側で生地歪度合いを、テスト
終了直後、1時間後、8時間後と経時的に調べた。肘抜
け性は、下記式の生地歪度合いで表す。この値が大きい
ほど膝抜けし易いこととなる。生地歪度合い=歪んでい
るマス目個数/マス目個数(240個)×100%
【0031】<潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の製造
>固有粘度の異なるサイドバイサイド型複合マルチフィ
ラメントを以下の製造例1〜4により製造した。 {製造例1}固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレ
ンテレフタレートを比率1:1でサイドバイサイド型に
押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で
未延伸糸を得、次いでホットロール温度55℃、ホット
プレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍
率は延伸後の繊度が165dtexとなるように設定し
て延撚し、165dtex/35fのサイドバイサイド
型複合マルチフィラメントを得た。得られた複合マルチ
フィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]=0.9
0、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵
抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱水処理後
の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における熱収縮応
力を表1に示す。 {製造例2}上記製造例1と同様の方法で165dte
x/23fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメン
トを得た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度
は高粘度側が[η]=0.88、低粘度側が[η]=
0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸
長率/伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性
率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0032】{製造例3}上記製造例1とは固有粘度の
異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用
い、上記製造例1と同様の方法で165dtex/35
fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントを得
た。得られた複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘
度側が[η]=0.86、低粘度側が[η]=0.69
であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸
縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、10
0℃における熱収縮応力を表1に示す。 {製造例4}固有粘度の異なる二種類のポリエチレンテ
レフタレートを用いて165dtex/35fのサイド
バイサイド型複合マルチフィラメントを得た。得られた
複合マルチフィラメントの固有粘度は高粘度側が[η]
=0.66、低粘度側が[η]=0.50であった。初
期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率/伸縮弾性率、熱
水処理後の伸縮伸長率/伸縮弾性率、100℃における
熱収縮応力を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【実施例1〜3、比較例1】各製造例で得られた複合フ
ィラメントを用いて、石川製作所製;IVF−338に
て第1ヒーター温度170℃(比較例1のみ220
℃)、撚方向はZ撚とS撚、仮撚数3200T/mで仮
撚加工を行った。実施例1〜3の仮撚加工糸は、顕在捲
縮伸長率180〜200%、顕在捲縮弾性率85〜90
%、捲縮伸長率200〜250%、捲縮弾性率85〜9
3%であったが、比較例1の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸
長率10%、顕在捲縮弾性率88%、捲縮伸長率130
%、捲縮弾性率64%の仮撚加工糸を得た。尚、製造例
1が実施例1、製造例2が実施例2、製造例3が実施例
3、製造例4が比較例1である。
【0035】次いで綿番手で10/−の綿紡績糸を経糸
に用い、ここで得られた仮撚加工糸を3本合糸して合撚
し(Z撚仮撚加工糸はS方向に300T/m合撚し、S
撚仮撚加工糸はZ方向に300T/m合撚して2種の合
撚糸を作製した。)、この合撚糸を一本交互で緯糸に用
いてエアージェットルームにて製織を行い、経糸密度7
0本/2.54cm、緯糸密度42本/2.54cmの
3/1綾組織の生機を得た。本生機を95℃で液流リラ
クサーにて精練リラックス後、テンターを用い170℃
で中間セットした後、液流染色機にて100℃の直接染
料による染色を行い、170℃でファイナルセットを行
った。次いで、製品に縫製して、常法に従い製品洗い
(60℃での湯洗い)を行い、経糸密度100本/2.
54cm、緯糸密度49本/2.54cmの織物を得
た。実施例1〜3の織物及び比較例1の織物の肘抜け性
を評価した結果は、実施例1〜3は、表2に示すように
肘抜けしにくく、又、肘抜けの回復性も優れたものであ
つたが、比較例1は、表2に示すように、実施例1〜3
対比肘抜けし易く、又、肘抜けの回復性も劣ったもので
あった。
【0036】
【比較例2】[η]=0.92の一成分のポリトリメチ
レンテレフタレート繊維84dtex/24fを用い、
実施例1と同様の仮撚条件で仮撚を行い、顕在捲縮伸長
率65%、顕在捲縮弾性率55%、捲縮伸長率180
%、捲縮弾性率80%の仮撚加工糸を得た。この仮撚加
工糸を6本合糸して合撚したこと並びにファイナルセッ
ト温度を160℃とする以外は実施例1同様に製織、仕
上げ、製品洗いを行って経糸密度80本/2.54c
m、緯糸密度50本/2.54cmの織物を得た。得ら
れた織物の肘抜け性の評価結果は、表2に示すように、
実施例1〜3対比肘抜けし易く、又、肘抜けの回復性も
劣ったものであった。
【0037】
【比較例3】製造例2の複合フィラメントを仮撚加工せ
ずに原糸のままで用いた以外は、実施例1同様に製織、
仕上げ、製品洗いを行って経糸密度84本/2.54c
m、緯糸密度49本/2.54cmの織物を得た。得ら
れた織物の肘抜け性の評価結果は、表2に示すように、
実施例1〜3対比肘抜けし易く、又、肘抜けの回復性も
劣ったものであった。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明により、膝抜けや肘抜けが起こり
にくい交織織物を提供することができ、この織物は、ジ
ーンズやコーデュロイに代表される織物に好適であり、
チノパン、パンツ、スカート等のボトムやシャツとして
の用途に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D02G 3/28 D02G 3/28 3/36 3/36 D03D 15/04 102 D03D 15/04 102A 102B Fターム(参考) 4L036 MA05 MA17 MA24 MA33 MA37 MA39 MA40 PA05 PA18 PA21 PA46 RA04 RA24 4L048 AA07 AA22 AA30 AA49 AA50 AA55 AB01 AB07 AB16 AB19 AB21 AC10 AC12 CA04 DA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸がセルロース系短繊維で構成された
    紡績糸であり、緯糸が仮撚加工糸である織物であって、
    この仮撚加工糸が、二種以上のポリエステル成分からな
    り、その少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタ
    レートである潜在捲縮発現性ポリエステル繊維であるこ
    とを特徴とする織物。
  2. 【請求項2】 緯糸が、仮撚加工糸を芯糸とした鞘芯構
    造の紡績糸であることを特徴とする請求項1に記載の織
    物。
  3. 【請求項3】 紡績糸が、先染め糸であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の織物。
  4. 【請求項4】 仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率が70%以
    上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の織物。
  5. 【請求項5】 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維が下記
    (a)〜(c)を満足することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の織物。 (a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtex (b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%、伸縮弾
    性率が80〜100% (c)100℃での熱収縮応力が0.1〜0.5cN/
    dtex
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