JP3996822B2 - 織物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストレッチ織物に関する。より詳細には、表面平滑性、ストレッチ性及びストレッチパワーに優れた織物に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、2種のポリエステルがサイドバイサイド型に接合された複合繊維が開示されている。特許文献2には、ポリトリメチレンテレフタレート繊維の延伸仮撚加工糸が開示されている。特許文献3には、ポリトリメチレンテレフタレート繊維マルチフィラメントの仮撚加工糸であって、仮撚の撚方向と異方向に追撚係数が2700〜13000の範囲で追撚された仮撚加工糸を用いた織物は、表面平滑性及びストレッチ性に優れることが開示されているが、用途によっては、ストレッチパワーが不足するという問題点があった。
【0003】
【特許文献1】
特公昭43−19108号公報
【特許文献2】
特開2001−20136号公報
【特許文献3】
国際公開001/57297号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、表面平滑性、ストレッチ性及びストレッチパワーに優れた織物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、各種のポリエステル系の仮撚加工糸及びこの仮撚加工糸の追撚糸について鋭意検討した結果、特定の仮撚加工糸の追撚糸がストレッチパワーに優れることを究明し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、経糸及び/又は緯糸が、ポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメントの仮撚加工糸で構成された織物において、この仮撚加工糸が、POYの延伸仮撚加工糸であって、仮撚の撚方向と異方向に追撚係数が2700〜13000の範囲で追撚された仮撚加工糸であることを特徴とする織物である。
【0006】
本発明でいうストレッチパワーとは、(ストレッチパワー=ストレッチ率×ストレッチ回復率)で示されるものであり、本発明の織物は、ストレッチ率及びストレッチ回復率がともに高いレベルのものである。
一般に、低いストレッチ率では、高いストレッチ回復率が得られるが、ストレッチ率が高くなるにつれてストレッチ回復率は低下していく。本発明のように、ストレッチ率及びストレッチ回復率がともに高いレベルの織物は、従来の技術思想からは到底予測できないものである。
本発明によれば、優れた表面平滑性に加えて、ストレッチパワーが2500以上、特に3000以上、更には5500程度のものが得られる。
【0007】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、ポリトリメチレンテレフタレート繊維とは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維をいい、トリメチレンテレフタレート単位を50モル%以上、好ましくは70モル%以上、より好ましくは80モル%以上、最も好ましくは90モル%以上含むものをいう。したがって、第三成分として他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が50モル%以下、好ましくは30モル%以下、より好ましくは20モル%以下、最も好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
【0008】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより合成される。この合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステル、ナイロン等と、ポリトリメチレンテレフタレートを別個に合成した後、ブレンド(ブレンドする際のポリトリメチレンテレフタレートの含有率は、質量%で50%以上が好ましい)したり、複合紡糸(鞘芯、サイドバイサイド等)してもよい。
【0009】
複合紡糸に関しては、第一成分が、ポリトリメチレンテレフタレートであり、第二成分が、第一成分とは異なるポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン等を、並列的又は偏芯的に配置した、サイドバイサイド型又は偏芯シースコア型に複合紡糸したものが挙げられる。特に、ポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせ、及び極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用い、低粘度側が高粘度側を包み込むように接合面形状が湾曲しているサイドバイサイド型に複合紡糸したものが、高度のストレッチ性と嵩高性を兼備するものであり、特に好ましい。
【0010】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(P−オキシ安息香酸等)等がある。1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用できる。
【0011】
さらに二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
繊維の形態は、マルチフィラメント糸であり、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面形状は、丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
【0012】
本発明は、このようなポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメント糸の仮撚加工糸であって、この仮撚加工糸がPOYの延伸仮撚加工糸であることに特徴がある。POYとは、一般的に、部分配向糸、部分配向未延伸糸、高配向未延伸糸等と呼称されているものである。
このPOYの延伸仮撚加工糸は、下限が好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上、上限が好ましくは180%以下、より好ましくは140%以下の破断伸度を有する。
POY延伸仮撚加工糸の単糸繊度は0.5〜5dtexが好ましく、より好ましくは1〜2.5dtexである。単糸繊度が0.5dtex未満では、ストレッチパワーが不足する傾向にあり、5dtexを越えると風合いが粗硬となる傾向にある。
【0013】
このようなPOYは、紡糸速度2500〜4500m/minで紡糸することにより得られる。延伸仮撚条件としては、延伸倍率は、好ましくは1.05〜2.00倍、より好ましくは1.05〜1.70倍、仮撚数(T1)は、次式で計算される仮撚係数(K1)の値が23000〜36000であることが好ましく、より好ましくは27000〜34000の範囲である。
T1(T/m)=K1/[原糸の繊度(dtex)]1/2
【0014】
仮撚ヒーター出口の糸条温度は100〜200℃が好ましい。
仮撚方法としては、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等、いかなる方法によるものでもよいが、好ましくはフリクションタイプ及びニップベルトタイプである。
本発明では、このようなPOYの延伸仮撚加工糸を、仮撚の撚方向と異方向に追撚係数が2700〜13000の範囲で追撚された仮撚加工糸を用いるものである。追撚の撚方向については、仮撚の撚方向と異方向にすることが、特に、高ストレッチ性を織物で発現させるために必要である。仮撚の撚方向と同方向にした場合には、追撚回数を多くする程、織物表面は平滑となるが、逆にストレッチ性は低下して、追撚係数が7800以上になると、全くストレッチが発現しない織物となる。
【0015】
追撚数(T2)は、次式で計算される時、追撚係数(K2)が2700〜13000であり、下限は、好ましくは3000以上、より好ましくは4000以上、最も好ましくは5000以上、上限は、好ましくは10000以下、より好ましくは9000以下の範囲である。
T2(T/m)=K2/[仮撚加工糸の繊度(dtex)]1/2
追撚係数(K2)が2700未満では、得られる織物の表面が楊柳調又はシボ感の強いものとなって表面平滑性が劣り、追撚係数(K2)が13000を超えると、得られる織物は強撚糸調の織物で表面がシボ調で風合いが硬く、ストレッチ性も低下する。
【0016】
追撚後はスチームセット等の方法により60〜80℃程度の温度で30〜60分の撚止めセットを施すことが好ましい。
POYの延伸仮撚糸の追撚した糸の好適な繊維物性は、強度が、好ましくは2.5cN/dtex以上、より好ましくは2.5〜4.4cN/dtexである。強度が2.5cN/dtex未満では、織物にしたときの強力が不足する場合がある。伸度は、好ましくは35%以上、より好ましくは35〜60%である。伸度が35%未満では、織物にしたときのストレッチ性が不足する場合がある。弾性率は、好ましくは20cN/dtex以下、より好ましくは13〜18cN/dtexである。弾性率が20cN/dtexを越えると、ソフト性の乏しい織物となる場合がある。20%伸長時の伸長回復率は、好ましくは70%以上、より好ましくは80〜100%である。伸長回復率が70%未満の場合には、織物に使用したときの伸びに対する回復率が低下しやすくなる。
【0017】
本発明においては、このようなPOYの延伸仮撚糸の追撚糸を織物の経糸及び/又は緯糸に用いるものである。追撚方向が同じ追撚糸を用いてもよいが、追撚方向の異なる(S撚、Z撚)ものを、通常、1本〜3本交互、好ましくは1本〜2本交互に用いる。
この追撚糸を一方に用いる場合、他方に用いる素材には限定はなく、ポリトリメチレンテレフタレート(上記の、例えば、複合紡糸繊維及びその仮撚加工糸等、各種のものを包含する。)、ポリブチレンテレフタレート繊維、ポリエチレンテレフタレート系繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン6繊維、ナイロン66繊維等のポリアミド系繊維、アクリル系繊維、アセテート繊維等の合成繊維や、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、精製セルロース繊維、綿、麻、ウール等の天然繊維が用いられる。
【0018】
その糸条形態としては、無撚糸、有撚糸、仮撚加工糸等の嵩高加工糸等があり、上記各種素材を一種以上混用した複合糸でもよい。複合形態は、複合紡績(サイロスパン、サイロフィル等)、交撚、混繊、複合仮撚等、いずれでもよい。
織組織としては、平、タテ並び平、ツイル、羽二重、サテンなどの一重織、重ね組織、パイル組織、からみ織等、何れでもよいが、経糸と緯糸の交錯数が少ない組織の方が高ストレッチ性を発現しやすいものとなる。逆に、交錯数が多い平組織等は、一般に高いストレッチ性が出にくいものであるが、本発明の糸使いとすれば、表面は平滑で、高いストレッチを発現させることが可能である。したがって、本発明では、平組織、経並び平組織、ツイル組織とした時に、平滑な表面を保持したまま、高いストレッチ性を発現するという効果をより発揮しやすい。
【0019】
織物の密度について、好ましい生機及び仕上げのカバファクター(CF)は、生機においては、経糸CF=800〜3000、緯糸CF=600〜2500、仕上げにおいては、経糸CF=900〜3000、緯糸CF=700〜2500である。
経糸CF=経糸密度(本/2.54cm)×Da0.5
緯糸CF=緯糸密度(本/2.54cm)×Db0.5
Da:経糸の総繊度(dtex)
Db:緯糸の総繊度(dtex)
【0020】
本発明の織物の染色仕上げ方法は、生機をリラックス処理して幅入れさせた後、染色を行い、仕上げ処理を兼ねたファイナルセットを行なう方法がある。リラックス処理に使用する装置としては、液流染色機、U型ソフサー、横型ソフサー、オープンソーパーなどを用いることができるが、U型ソフサーを用いるのが表面性と高ストレッチ発現の面からより好ましい。この時の温度は80℃〜105℃、好ましくは90℃〜100℃である。染色前に中間セットを行うと、表面平滑性が向上するので好ましい。中間セットの温度は150〜170℃が好ましい。温度が150℃未満では、セット性が不十分な場合があり、170℃を超えるとストレッチ性低下を招くことがある。
【0021】
染色装置は限定されず、液流染色機、ジッガー染色機、ウインス染色機等を用いることができる。仕上げ処理剤も限定されない。通常用いられる柔軟剤、撥水剤、制電剤などの使用が可能である。ファイナルセット温度は、中間セット温度と同じく150℃〜170℃が好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、本発明における評価法は以下にしたがう。
(1)固有粘度
固有粘度[η](dl/g)は、次式の定義に基づいて求められる値である。
式中のηrは、純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒に溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又はポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cはg/100mlで表されるポリマー濃度である。
【0023】
(2)表面平滑性
◎;極めて平滑な表面である
○;概ね平滑な表面である
△;やや平滑性に劣った表面である
×;シボ等が発生しており平滑性に劣る
【0024】
(3)織物のストレッチ性、ストレッチ回復性、ストレッチパワー
JIS L−1096一般織物試験法伸長率A法(定速伸長法)、伸長回復率(繰り返し定速伸長法)に準拠する。但し、伸長回復率は、伸長率A法で求めた伸びの100%まで試料を伸長する。
ORIENTEC(株)製の引張試験機(型式:RTC−1210A)を用いて、試料(幅5cm×長さ1m)にかかる重力に相当する荷重を初荷重としてかけ、把持間隔20cm(L0)、引張速度20cm/分で試料を所望の方向に伸長させ、14.7N(1.5kgf、300gf/cm)の荷重がかかるまで伸長し、長さ(L1)を読みとる。その後、1分間放置後、同速度で元の位置に戻し、3分間放置する。再び同速度で伸長し、初荷重と同じ荷重がかかった時点の長さ(L2)を読みとる。
【0025】
ストレッチ率、ストレッチ回復率、ストレッチパワーは以下の式によって求める。
ストレッチ率(%)=[(L1−L0)/L0]×100
ストレッチ回復率(%)=[(L1−L2)/(L1−L0)]×100
ストレッチパワー=ストレッチ率×ストレッチ回復率
【0026】
【実施例1】
固有粘度[η]0.9のポリトリメチレンテレフタレートを用い、3000m/minの紡糸速度で紡糸して破断伸度105%のPOYを得た。次いで、延伸倍率1.32倍、ヒーター出口の糸条温度160℃、仮撚係数K1=28000で延伸仮撚加工を行い、84dtex/36fの延伸仮撚糸(仮撚方向S並びにZの二種)を得た。引き続き、村田機械製のダブルツイスターDT−308を用いて仮撚方向と異方向に500T/m追撚し(追撚係数K2=4583)、60℃で40分のスチームセットした。得られた追撚糸の破断強度は2.9cN/dtex、破断伸度は37%であった。
【0027】
この追撚糸を緯糸としてS/Z交互に打ち込み、経糸には56dtex/36fのポリトリメチレンテレフタレート原糸を用いて2/2綾織物をエアジェットルームで製織(経糸CF=1003、緯糸CF=1008)した。次いで、U型ソフサーを用いて95℃で拡布精練し、リラックス処理した。次いで、テンターを用いて160℃で中間セットし、液流染色機にて120℃の分散染料による染色を行い、160℃でファイナルセットした(経糸CF=1856、緯糸CF=1100)。
得られた織物は、表1に示すように風合いがソフトで、表面平滑性に優れ、優れたストレッチ性とストレッチ回復性を有し、高いストレッチパワーを有するものであった。
【0028】
【比較例1】
固有粘度[η]0.9のポリトリメチレンテレフタレートを用い、紡糸速度1200m/分で未延伸糸を得た。次いで、ホットロール温度60℃、ホットプレート温度140℃、延伸倍率3倍、延伸速度800m/分で延撚して、84dtex/36fの延伸糸を得た。引き続き、この延伸糸をピンタイプ仮撚機を用いて仮撚係数K1=31000で仮撚し、実施例1同様に追撚、スチームセットした。
この追撚糸を緯糸に用いた以外は実施例1同様にして得られた織物は、表1に示すように風合いがソフトで表面平滑性良好であったが、実施例1対比ストレッチ性とストレッチパワーが劣っていた。
【0029】
【実施例2〜6、比較例2〜3】
実施例1において、追撚数を変化させた追撚糸を緯糸に用いた以外は実施例1同様にして織物を得た。
本発明の範囲内である追撚係数K2=3207〜10080(実施例3〜6)のものは、表1に示すように風合いがソフトで表面平滑性に優れ、優れたストレッチ性とストレッチ回復性を有し、高いストレッチパワーを有するものであったが、範囲外である追撚係数K2=2566(比較例2)の場合は、実施例1と対比すると、ストレッチパワーは良好であったが、表面平滑性に劣ったものであった。追撚係数K2=17748(比較例3)の場合は、表面平滑性は良好であったが、実施例1と対比スしてトレッチ性及びストレッチパワーが劣っていた。
【0030】
【比較例4】
実施例1において、仮撚方向と同じ方向に500T/m(追撚係数K2=4583)追撚し、60℃で40分スチームセットを行なった追撚糸を緯糸に用いた以外は実施例1同様にして得られた織物は、表1に示すように表面平滑性に劣り、実施例1と対比してストレッチ性及びストレッチパワーが劣っていた。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】
本発明の織物は、表面平滑性に優れ、ソフトな風合いと高いストレッチパワーを有する。
Claims (1)
- 経糸及び/又は緯糸が、ポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメントの仮撚加工糸で構成された織物において、この仮撚加工糸が、POYの延伸仮撚加工糸であって、仮撚の撚方向と異方向に追撚係数が2700〜13000の範囲で追撚された仮撚加工糸であることを特徴とする織物。
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