JP2004044065A - 複合糸 - Google Patents

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JP2004044065A
JP2004044065A JP2003104505A JP2003104505A JP2004044065A JP 2004044065 A JP2004044065 A JP 2004044065A JP 2003104505 A JP2003104505 A JP 2003104505A JP 2003104505 A JP2003104505 A JP 2003104505A JP 2004044065 A JP2004044065 A JP 2004044065A
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Takashi Yanai
谷内 孝
Tomoko Takahashi
高橋 朋子
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Abstract

【課題】張り、腰といった風合いを損なうことなく、ストレッチ性に優れた複合糸を提供する。
【解決手段】芯成分が仮撚加工糸、鞘成分が短繊維で構成された複合糸であって、この仮撚加工糸が、二種以上のポリエステル成分からなり、少なくともその一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維であることを特徴とする複合糸。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストレッチ性に優れた編織物に好適な鞘芯構造の複合糸に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に特許文献1において、ポリトリメチレンテレフタレート繊維の仮撚糸を芯糸に用いた鞘芯構造の複合糸により、張り、腰に優れ、ストレッチ性等に優れた布帛が得られることを開示した。
【0003】
しかし、この布帛は、特に経糸及び緯糸共に綿やウール等の紡績糸を用いた織物と比較して、張り、腰といった風合いの点で必ずしも充分とは言えなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−303378号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、張り、腰のあるストレッチ性に優れた編織物に好適な鞘芯構造の複合糸を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、芯成分に特定の仮撚加工糸を用いることにより上記課題が解決されることを見出し、本発明をなすに至った。
【0007】
すなわち、本発明は下記の通りである。
【0008】
1.芯成分が仮撚加工糸、鞘成分が短繊維で構成された複合糸であって、この仮撚加工糸が、二種以上のポリエステル成分からなり、少なくともその一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維であることを特徴とする複合糸。
【0009】
2.仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率が70%以上であることを特徴とする上記1に記載の複合糸。
【0010】
3.仮撚加工糸が、POYの延伸仮撚加工糸であることを特徴とする上記1又は2に記載の複合糸。
【0011】
4.潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維が下記(a)〜(c)を満足することを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の複合糸。
【0012】
(a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtexである。
【0013】
(b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%であり、伸縮弾性率が80〜100%である。
【0014】
(c)100℃での熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtexである。
【0015】
以下、本発明につき詳述する。
【0016】
本発明において、潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維とは、少なくとも二種のポリエステル成分で構成(具体的には、サイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合されたものが多い)されているものであり、熱処理によって捲縮を発現するものである。二種のポリエステル成分の複合割合(一般的に、質量%で70/30〜30/70の範囲内のものが多い)、接合面形状(直線又は曲線形状のものがある)等は特に限定されない。また、総繊度は20〜300dtexが好ましく、単糸繊度は0.5〜20dtexが好ましく用いられるが、これに限定されるものではない。
【0017】
本発明において、潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維は、少なくともその一成分がポリトリメチレンテレフタレートであることに特徴がある。
【0018】
本発明において、ポリトリメチレンテレフタレートは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルであり、トリメチレンテレフタレート単位を約50モル%以上、好ましくは70モル%以上、より好ましくは80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上含有するものをいう。従って、第三成分として他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、約50モル%以下、好ましくは30モル%以下、より好ましくは20モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
【0019】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより合成される。この合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよい。また、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステルやナイロンと、ポリトリメチレンテレフタレートとをブレンドしたりしてもよい。ブレンドする際のポリトリメチレンテレフタレートの含有率は、質量%で50%以上であることが好ましい。
【0020】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(p−オキシ安息香酸等)等が挙げられる。また、1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も、重合体が実質的に線状である範囲内で使用出来る。
【0021】
さらに、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
【0022】
上記のような潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維の具体例としては、特開2001−40537号公報に開示されているような、ポリトリメチレンテレフタレートを一成分とするものがある。即ち、二種のポリエステルポリマーがサイドバイサイド型又は偏芯芯鞘型に接合された複合繊維であり、サイドバイサイド型の場合は、二種のポリエステルポリマーの溶融粘度比は1.00〜2.00が好ましく、偏芯芯鞘型の場合は、鞘ポリマーと芯ポリマーのアルカリ減量速度比は、3倍以上鞘ポリマーが速いことが好ましい。
【0023】
具体的なポリマーの組み合わせとしては、ポリトリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。また、他のポリマーや、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)、並びにポリトリメチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレート(テレフタル酸を主たるジカルボン酸成分とし、1.4−ブタンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。また、他のポリマーや、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。)が好ましく、特に、捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレートが配置されることが好ましい。
【0024】
このような、ポリエステル成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維は、上記の特開2001−40537号公報以外にも、特公昭43−19108号公報、特開平11−189923号公報、特開2000−239927号公報、特開2000−256918号公報、特開2000−328382号公報、特開2001−81640号公報等に記載されている。例えば、第一成分としてポリトリメチレンテレフタレートを、第二成分としてポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを用い、両成分を並列的あるいは偏芯的に配置してサイドバイサイド型又は偏芯鞘芯型に複合紡糸したものが記載されている。特に、ポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせや、固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。
【0025】
さらに、潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維としては、以下のような物性を有するものが、本発明の目的を達成する上で好ましい。
【0026】
初期引張抵抗度は、好ましくは10〜30cN/dtex、より好ましくは20〜30cN/dtex、さらに好ましくは20〜27cN/dtexである。この範囲であると、ソフトな風合いの繊維が容易に製造できる。
【0027】
顕在捲縮の伸縮伸長率は、好ましくは10〜100%、より好ましくは10〜80%、さらに好ましくは10〜60%である。この範囲であると、製造が容易であり、本発明の目的が十分に達成される。
【0028】
顕在捲縮の伸縮弾性率は、好ましくは80〜100%、より好ましくは85〜100%、さらに好ましくは85〜97%である。この範囲であると、製造が容易であり、本発明の目的が十分に達成される。
【0029】
100℃における熱収縮応力は、好ましくは0.1〜0.5cN/dtex、より好ましくは0.1〜0.4cN/dtex、さらに好ましくは0.1〜0.3cN/dtexである。この範囲であると、製造が容易であり、本発明の目的が十分に達成される。
【0030】
熱水処理後の伸縮伸長率は、好ましくは100〜250%、より好ましくは150〜250%、さらに好ましくは180〜250%である。この範囲であると、製造が容易であり、本発明の目的が十分に達成される。
【0031】
熱水処理後の伸縮弾性率は、好ましくは90〜100%、より好ましくは95〜100%である。この範囲であると本発明の目的が十分に達成される。
【0032】
このような特性を有する潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維としては、固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートが互いにサイドバイサイド型に複合された単糸から構成された複合繊維が、好ましいものとして挙げられる。
【0033】
二種類のポリトリメチレンテレフタレートの固有粘度差は0.05〜0.4(dl/g)であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.35(dl/g)、さらに好ましくは0.15〜0.35(dl/g)である。例えば、高粘度側の固有粘度を0.7〜1.3(dl/g)から選択した場合には、低粘度側の固有粘度は0.5〜1.1(dl/g)から選択されるのが好ましい。なお、低粘度側の固有粘度は0.8(dl/g)以上が好ましく、より好ましくは0.85〜1.0(dl/g)、さらに好ましくは0.9〜1.0(dl/g)である。
【0034】
また、この複合繊維自体の固有粘度、即ち平均固有粘度は、0.7〜1.2(dl/g)が好ましく、0.8〜1.2(dl/g)がより好ましく、0.85〜1.15(dl/g)がさらに好ましく、特に0.9〜1.1(dl/g)が好ましい。
【0035】
なお、本発明でいう固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸した糸の固有粘度を指す。この理由は、ポリトリメチレンテレフタレートは、ポリエチレンテレフタレート等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマーを使用しても、紡糸工程での熱分解によって固有粘度が低下し、複合繊維においては、ポリマーの固有粘度及び固有粘度差をそのまま維持することが困難であるためである。
【0036】
本発明において、潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維の紡糸については、上記の各特許公開公報等に開示されている方法を適用することができる。例えば、3000m/分以下の巻取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法が好ましいが、紡糸−延伸工程を直結した直延法(スピンドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンテイクアップ法)を採用しても良い。
【0037】
また、繊維の形態は、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面においても、丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
【0038】
本発明においては、かかる潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維の仮撚加工糸を芯成分として用いることに特徴がある。
【0039】
この仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率は、好ましくは70%以上、より好ましくは70〜300%、さらに好ましくは100〜300%、特に好ましくは120〜300%である。この範囲であると、本発明の目的が十分に達成される。顕在捲縮弾性率は、好ましくは80〜100%、より好ましくは82〜100%、さらに好ましくは85〜100%である。この範囲であると、本発明の目的が十分に達成される。
【0040】
この仮撚加工糸の捲縮伸長率は100〜400%であることが好ましく、より好ましくは120〜400%である。また、捲縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、より好ましくは90〜100%である。捲縮伸長率や捲縮弾性率が上記の範囲であると、本発明の目的が十分に達成される。
【0041】
仮撚加工糸を得るための仮撚方法としては、特に限定されるものではなく、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等を採用することができる。なかでも、ピンタイプ、ニップベルトタイプが好ましい。また、仮撚加工糸は、いわゆる2ヒーターの仮撚加工糸(セットタイプ)よりも、いわゆる1ヒーターの仮撚加工糸(ノンセットタイプ)を用いる方が、本発明の目的を達成する上で好ましい。
【0042】
仮撚ヒーター出口の糸条温度は100〜200℃が好ましい。
【0043】
仮撚数(T1)は、次式で計算される仮撚数の係数(K1)の値が21000〜36000であることが好ましく、更に好ましくは25000〜34000の範囲である。
【0044】
T1(T/m)=K1/{原糸の繊度(dtex)}1/2
特に本発明では、この仮撚加工糸として、POYの延伸仮撚加工糸が最も好適である。これを用いることにより極めて高いストレッチ性を付与できる。即ち、本発明においては、潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維のPOYの延伸仮撚加工糸が最適である。
【0045】
なお、POYとは、一般に、部分配向糸、部分配向未延伸糸、高配向未延伸糸等と呼称されているものである。
【0046】
このPOYの延伸仮撚加工糸は、例えば、特開2001−20136号公報、特開2001−164433号公報に開示されているものが挙げられる。POYの破断伸度は、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上であり、その上限は、好ましくは250%以下、より好ましくは200%以下、さらに好ましくは180%以下である。
【0047】
POYの延伸仮撚加工糸の単糸繊度は0.5〜5dtexが好ましく、更に好ましくは1〜2.5dtexである。単糸繊度が上記の範囲であると、伸縮性が十分であり、風合いがソフトとなる。
【0048】
このようなPOYは、紡糸速度2000〜4500m/分で紡糸することにより得られるものであり、特に、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピンドロー法)により得られるものが好適である。
【0049】
延伸仮撚条件としては、延伸倍率は1.05〜2.00倍が好ましく、1.05〜1.70倍がより好ましい。仮撚数T1は、仮撚数の係数(K1)の値が23000〜36000であることが好ましく、更に好ましくは27000〜34000の範囲である。
【0050】
仮撚ヒーター出口の糸条温度は100〜200℃が好ましい。また、1ヒーター仮撚加工糸(ノンセットタイプ)の方が、2ヒーター仮撚加工糸(セットタイプ)より好ましい。仮撚方法は、特に限定されるものではなく、例えば、ピンタイプ、フリクションタイプ、ニップベルトタイプ、エアー加撚タイプ等を用いることができる。
【0051】
この仮撚加工糸は、無撚で用いても良いが、仮撚方向と順方向に追撚を施した追撚仮撚加工糸、または逆方向に追撚を施した追撚仮撚加工糸が好ましく、また、予め追撚した方向と異方向に仮撚加工した異方向先撚仮撚加工糸は、さらに高い伸縮性が得られるので好ましい。
【0052】
追撚仮撚加工糸の追撚数(T2)は、次式で計算される撚係数(K2)の値が1000〜13000であることが好ましく、より好ましくは1500〜10000の範囲である。
【0053】
T2(T/m)=K2/{仮撚加工糸の繊度(dtex)}1/2
追撚後は、スチームセット等の方法により60〜80℃の温度で30〜60分の撚止めセットを施してもよい。
【0054】
異方向先撚仮撚加工糸の仮撚数(T3)は、次式で計算される仮撚数の係数(K3)の値が21000〜33000であることが好ましく、より好ましくは25000〜32000の範囲である。
【0055】
T3(T/m)=K3/{先撚糸の繊度(dtex)}1/2+T4
先撚数(T4)は、次式で計算される撚係数(K4)の値が2700〜13000であることが好ましく、より好ましくは4500〜12000の範囲である。
【0056】
T4(T/m)=K4/{原糸の繊度(dtex)}1/2
仮撚加工に先立って、予め先撚を加えた先撚糸は、スチームセット等の方法により60〜80℃の温度で30〜60分の撚止めを施すことが好ましい。
【0057】
本発明では、仮撚加工糸は双糸又は三子以上で合撚して用いてもよく、追撚や合撚における撚数(T5)は、次式で計算される撚係数(K5)の値が、好ましくは20000以下、より好ましくは1000〜13000の範囲である。なお、仮撚加工糸の合計繊度とは、追撚又は合撚する仮撚加工糸の合計の繊度をいう。
【0058】
T5(T/m)=K5/{仮撚加工糸の合計繊度(dtex)}1/2
本発明の複合糸において、芯成分には他の素材が含有されていてもよく、芯成分における上記の仮撚加工糸の含有率は、質量%で10%以上が好ましく、より好ましくは15%以上、最も好ましくは80%以上である。芯成分は、上記の仮撚加工糸と他の素材(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維の仮撚加工糸)が、合糸、交絡、合撚(例えば、双糸又は三子で合撚)、あるいはこれらの組み合わせにより複合されていてもよい。
【0059】
本発明の複合糸は、前記の仮撚加工糸を芯成分として用い、鞘成分として短繊維を用いてなる鞘芯構造の複合糸である。複合糸中の仮撚加工糸の含有率は、質量%で3%以上が好ましく、より好ましくは5%以上、更に好ましくは10%以上である。また、鞘成分の素材の風合いや特徴を活かすためには、複合糸中の仮撚加工糸の含有率は、質量%で90%以下が好ましく、より好ましくは80%以下、更に好ましくは70%以下である。
【0060】
複合糸の複合形態については、複合相手に応じて、あるいは、希望する布帛の形態や用途に応じて従来公知の複合手段を適宜選定すれば良く、特に限定されるものではない。具体的には、精紡機を用いたコアヤーン、カバリング(シングル並びにダブル)等が挙げられる。
【0061】
鞘成分として用いられる短繊維としては、上記した潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維の短繊維も含めて、希望する布帛の形態や用途に応じて、従来公知の繊維、繊維形態のものを適宜選定すれば良く、特に限定されるものではない。例えば、綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース、アセテート等の繊維、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維、ナイロン、アクリル等の各種人造繊維が挙げられ、さらにはこれらの共重合タイプや、同種又は異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏芯鞘芯型等)が挙げられるが、交編織する場合は、使用する紡績糸の繊維素材と同じものが好ましい。
【0062】
また、短繊維の太さ、繊維長分布、繊維本数、繊維断面形状についても特に制限は無く、従来公知の範囲内のものが利用できる。
【0063】
本発明の複合糸は、綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース等のセルロース系繊維を好ましくは50質量%以上、より好ましくは100質量%含有する紡績糸と交編織することが好ましい。特に、このような紡績糸(綿、羊毛、精製セルロース100質量%の紡績糸が最適である。)を経糸に用い、本発明の複合糸を緯糸に用いた交織織物は、本発明の複合糸の特徴が極めて効果的に発揮されるので、チノパン、ジーンズ等の用途に特に好適である。
【0064】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、これらにより本発明は何ら限定されるものではない。
【0065】
なお、測定法、評価法等は下記の通りである。
【0066】
(1)固有粘度
固有粘度[η](dl/g)は、次式の定義に基づいて求められる値である。
【0067】
【数1】
Figure 2004044065
【0068】
式中、ηrは純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒で溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸又はポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cはg/100mlで表されるポリマー濃度である。
【0069】
なお、固有粘度の異なるポリマーを用いた複合繊維の場合は、フィラメントを構成するそれぞれの固有粘度を測定することは困難であるので、複合繊維の紡糸条件と同じ条件で2種類のポリマーをそれぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有粘度を、複合繊維のフィラメントを構成する固有粘度とした。
【0070】
(2)初期引張抵抗度
JIS L 1013〔化学繊維フィラメント糸試験方法〕初期引張抵抗度の試験方法に準じ、試料の単位繊度当たり0.0882cN/dtexの初荷重を掛けて引張試験を行い、得られた荷重−伸長曲線から初期引張抵抗度(cN/dtex)を算出し、10回の平均値を求めた。
【0071】
(3)伸縮伸長率、伸縮弾性率
JIS L 1090〔合成繊維フィラメントかさ高加工糸試験方法〕伸縮性試験方法:A法に準じて測定を行い、伸縮伸長率(%)、伸縮弾性率(%)を算出し、10回の平均値を求めた。
【0072】
顕在捲縮の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温度20±2℃、湿度65±2%の環境下で24時間放置後に測定を行った。熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した後、無荷重で24時間自然乾燥した試料を用いた。
【0073】
(4)熱収縮応力
熱応力測定装置(カネボウエンジニアリング社製:商品名KE−2)を用い、試料を20cmの長さに切り取り、両端を結んで輪を作り測定装置に装填し、初荷重0.044cN/dtex、昇温速度100℃/分の条件で収縮応力を測定し、得られた温度に対する熱収縮応力の変化曲線から100℃における熱収縮応力を読み取った。
【0074】
(5)仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率、顕在捲縮弾性率
島津製作所(株)製の引張試験機を用いて、つかみ間隔10cmにて仮撚加工糸を初荷重0.9×10−3cN/dtexで取り付けた後、引張速度10cm/分で伸長し、0.0882cN/dtexの応力に達したときの伸び(%)を顕在捲縮伸長率とした。
【0075】
その後、再び同じ速度で、つかみ間隔10cmまで収縮させた後、再度、応力−歪み曲線を描き、初荷重の応力が発現するまでの伸度を残留伸度(B)とする。顕在捲縮弾性率は以下の式によって求めた。
【0076】
顕在捲縮弾性率(%)=〔(10−B)/10〕×100
(6)仮撚加工糸の捲縮伸長率、捲縮弾性率
巻き取りパッケージから解舒した仮撚加工糸を、無荷重下で98℃の熱水中に20分浸漬した後、無荷重下で24時間乾燥した試料を用いた以外は、上記(5)顕在捲縮伸長率及び顕在捲縮弾性率の測定と同様の方法にて測定し、それぞれを捲縮伸長率、捲縮弾性率とした。
【0077】
(7)織物のストレッチ性、ストレッチバック性
JIS L−1096〔一般織物試験法〕伸長率A法(定速伸長法)、伸長回復率(繰り返し定速伸長法)に準拠した。但し、伸長回復率は、伸長率A法で求めた伸びの100%まで試料を伸長した。
【0078】
ORIENTEC(株)製の引張試験機(型式:RTC−1210A)を用いて、試料(幅5cm×長さ1m)にかかる重力に相当する荷重を初荷重としてかけ、把持間隔20cm(L0)、引張速度20cm/分で試料を所望の方向に伸長させ、14.71N(1.5kgf、300gf/cm)の荷重がかかるまで伸長し、長さ(L1)を読み取った。その後、1分間放置後、同速度で元の位置に戻し、3分間放置した。再び同速度で伸長し、初荷重と同じ荷重がかかった時点の長さ(L2)を読み取った。
【0079】
ストレッチ率及びストレッチバック率は以下の式によって求めた。
【0080】
ストレッチ率(%)={(L1−L0)/L0}×100
ストレッチバック率(%)={(L1−L2)/(L1−L0)}×100
(8)風合い評価
本発明の複合糸に用いる鞘成分と同じ繊維素材100%のものを比較品とした。例えば、鞘成分が綿の場合は、経糸及び緯糸共に綿紡績糸の織物との比較で、官能評価により5段階で判定した。
【0081】
5級;極めて比較品に似た張り、腰のある風合いである。
【0082】
4級;比較品に似た張り、腰のある風合いである。
【0083】
3級;比較品に比べて張り、腰が弱い風合いである。
【0084】
2級;比較品に比べて張り、腰をあまり感じない風合いである。
【0085】
1級;張り、腰を殆ど感じない風合いである。
【0086】
<潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維の製造>
固有粘度の異なるサイドバイサイド型複合繊維を、以下の製造例1〜4により製造した。
【0087】
〔製造例1〕
固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを比率1:1でサイドバイサイド型に押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で未延伸糸を得た。次いで、得られた未延伸糸を、ホットロール温度55℃、ホットプレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸後の繊度が56dtexとなるように設定して延撚し、56dtex/12fのサイドバイサイド型の複合繊維を得た。
【0088】
得られた複合繊維の固有粘度は、高粘度側が[η]=0.90、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0089】
〔製造例2〕
製造例1と同様の方法で、84dtex/12fのサイドバイサイド型の複合繊維を得た。得られた複合繊維の固有粘度は、高粘度側が[η]=0.88、低粘度側が[η]=0.70であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0090】
〔製造例3〕
製造例1と同様の方法で56dtex/12fのサイドバイサイド型の複合繊維を得た。得られた複合繊維の固有粘度は、高粘度側が[η]=0.86、低粘度側が[η]=0.69であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0091】
〔製造例4〕
固有粘度の異なる二種類のポリエチレンテレフタレートを用いたこと以外は、製造例1と同様にして56dtex/12fのサイドバイサイド型の複合繊維を得た。得られた複合繊維の固有粘度は、高粘度側が[η]=0.66、低粘度側が[η]=0.50であった。初期引張抵抗度、顕在捲縮の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、熱水処理後の伸縮伸長率及び伸縮弾性率、100℃における熱収縮応力を表1に示す。
【0092】
【表1】
Figure 2004044065
【0093】
〔実施例1〜3、比較例1〕
上記の各製造例で得られた複合繊維を用いて、石川製作所製IVF−338にて第1ヒーター温度170℃(比較例1のみ220℃)、撚方向はS撚、仮撚数3200T/mで仮撚加工を行い仮撚加工糸を得た。
【0094】
実施例1〜3の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率180〜200%、顕在捲縮弾性率85〜90%、捲縮伸長率200〜250%、捲縮弾性率85〜93%であり、比較例1の仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率10%、顕在捲縮弾性率88%、捲縮伸長率130%、捲縮弾性率64%であった。
【0095】
なお、製造例1で得た繊維を実施例1に用い、製造例2で得た繊維を実施例2に用い、製造例3で得た繊維を実施例3に用い、製造例4で得た繊維を比較例1に用いた。
【0096】
次いで、リング紡績機を用い、綿紡績糸の精紡工程にこれらの仮撚加工糸を芯に挿入してコアスパンヤーンを得た。得られたコアスパンヤーンの番手は、綿番手で30/−、仮撚加工糸の含有率は28〜30質量%であった。
【0097】
綿番手で40/−の綿紡績糸を経糸に用い、上記で得られたコアスパンヤーンを緯糸に用いてエアージェットルームにて製織を行い、経糸密度108本/2.54cm、緯糸密度66本/2.54cmの2/1綾組織の生機を得た。得られた生機を95℃で液流リラクサーにて精練リラックス後、テンターを用い170℃で中間セットした後、液流染色機にて100℃の直接染料による染色を行い、170℃でファイナルセットを行った。得られた仕上げ反は、経糸密度156本/2.54cm、緯糸密度76本/2.54cmであった。
【0098】
得られた織物を評価した結果、実施例1〜3の織物の風合いは、全て4.5級以上と極めて良好であった。また、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は、実施例1は22%/93%、実施例2は21%/93%、実施例3は20%/94%であり、ストレッチ性並びにストレッチバック性にも優れるものであった。
【0099】
これに対し、比較例1の織物の風合いは3級であり、また、緯糸方向のストレッチ率/ストレッチバック率は、10%/70%であり、実施例1〜3に比べて、風合い並びにストレッチ性、ストレッチバック性ともに劣ったものであった。
【0100】
〔比較例2〕
[η]=0.92の一成分のポリトリメチレンテレフタレート繊維84dtex/24fを用い、実施例1と同様の仮撚条件で仮撚を行い、顕在捲縮伸長率65%、顕在捲縮弾性率55%、捲縮伸長率180%、捲縮弾性率80%の仮撚加工糸を得た。
【0101】
この仮撚加工糸を芯糸に用いた以外は、実施例1と同様にして、製織、仕上げを行い、経糸密度134本/2.54cm、緯糸密度78本/2.54cmの織物を得た。この織物の風合いは2.5級であり、また、ストレッチ率/ストレッチバック率は12%/92%であり、実施例1〜3に比べて風合が劣ったものであった。
【0102】
〔比較例3〕
製造例2で得た複合繊維を仮撚加工せずに原糸のままで用いた以外は、実施例1と同様して、製織、仕上げを行い、経糸密度141本/2.54cm、緯糸密度75本/2.54cmの織物を得た。この織物の風合いは3級であり、また、ストレッチ率/ストレッチバック率は16%/70%であり、実施例1〜3に比べて風合が劣ったものであった。
【0103】
〔実施例4〕
製造例1において、紡糸速度を変化させて破断伸度100%のPOYを得た。
【0104】
次いで、仮撚加工機として、村田機械製作所(株)製の33H仮撚機を用いて、仮撚加工糸の破断伸度が35%となるように延伸倍率を設定し、仮撚ヒーター出口の糸条温度160℃、仮撚数3200T/mで延伸仮撚加工を行い、84dtex/36fの1ヒーターの延伸仮撚加工糸(仮撚方向S)を得た。得られた延伸仮撚加工糸は、顕在捲縮伸長率200%、顕在捲縮弾性率90%、捲縮伸長率240%、捲縮弾性率91%であった。
【0105】
この仮撚加工糸を芯糸に用いた以外は、実施例1と同様にして、製織、仕上げを行い、経糸密度157本/2.54cm、緯糸密度76本/2.54cmの織物を得た。この織物の風合いは5級であり、また、ストレッチ率/ストレッチバック率は24%/93%であり、風合、ストレッチ性ともに優れたものであった。
【0106】
【発明の効果】
本発明の複合糸は、張り、腰といった風合いを損なうことなく、ストレッチ性に優れた複合糸である。

Claims (4)

  1. 芯成分が仮撚加工糸、鞘成分が短繊維で構成された複合糸であって、この仮撚加工糸が、二種以上のポリエステル成分からなり、少なくともその一成分がポリトリメチレンテレフタレートである潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維であることを特徴とする複合糸。
  2. 仮撚加工糸の顕在捲縮伸長率が70%以上であることを特徴とする請求項1に記載の複合糸。
  3. 仮撚加工糸が、POYの延伸仮撚加工糸であることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合糸。
  4. 潜在捲縮発現性ポリエステル系繊維が下記(a)〜(c)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複合糸。
    (a)初期引張抵抗度が10〜30cN/dtexである。
    (b)顕在捲縮の伸縮伸長率が10〜100%であり、伸縮弾性率が80〜100%である。
    (c)100℃での熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtexである。
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