JP2003333327A - 画像読取装置および複写機 - Google Patents

画像読取装置および複写機

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JP2003333327A
JP2003333327A JP2002136632A JP2002136632A JP2003333327A JP 2003333327 A JP2003333327 A JP 2003333327A JP 2002136632 A JP2002136632 A JP 2002136632A JP 2002136632 A JP2002136632 A JP 2002136632A JP 2003333327 A JP2003333327 A JP 2003333327A
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JP2002136632A
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Taira Nishida
平 西多
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二つの読取手段を用いて原稿の両面の画像を
それぞれ読み取る場合に、読取手段間の読取濃度特性の
違いに起因して読取画像データ間の濃度バランスにずれ
が発生することを抑制する。 【解決手段】 二種類の読取手段10,11によって二
種類の白基準部材8,9の白基準領域8a,9aをそれ
ぞれ読み取って取得した白基準データに基づいて、読取
画像データに対するシェーディング補正を行なうととも
に、二種類の読取手段10,11によって二種類の中間
濃度基準部材8,9の中間濃度基準領域8b〜8f,9
b〜9fをそれぞれ読み取って取得した中間濃度基準デ
ータに基づいて、異なる二種類の読取手段10,11に
よる読取画像データの濃度バランスを補正するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置およ
び複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原稿搬送経路中で原稿を搬送す
るADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)等
を用いて、原稿が原稿搬送経路中を搬送される間に該原
稿の両面の画像を読み取るようにした画像読取装置があ
る。このような画像読取装置には、光を発する光源と、
光源から発光されて原稿から反射された光を受光する読
取センサ等によって構成される読取光学系等の読取手段
によって原稿の画像を読み取るようにしたものがある。
読取センサとしては、例えば、副走査方向にライン上に
配列された複数のセンサチップ等が挙げられる。
【0003】ところで、両面に画像が形成されている原
稿の読み取りに際して、原稿に照射する光の強度が、原
稿の光透過率を上回る場合、読み取りの対象となる原稿
面の裏側の面の画像も読み取ってしまう。このため、読
取画像データは、原稿面の画像に裏側の面の画像が裏写
りした状態となってしまう。
【0004】このような不具合を防止するために、例え
ば、特開平11−187268号公報には、両面原稿の
読み取りに際して、光源から照射される光の強度が原稿
の光透過率を上回る場合に、原稿の読取画像データ濃度
を演算して読取画像データの補正処理を行なうようにし
た技術が開示されている。また、該公報に開示された技
術では、光源から照射される光の強度が原稿の光透過率
を上回る場合に、対象とする原稿面の裏側の面の読取画
像データを演算してノイズとして相殺することで原稿面
の読取画像データの補正処理を行なうことも可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿が原稿
搬送経路中を一回搬送される間に、該原稿の両面の画像
を読み取るためには、原稿の表側の面の画像を読み取る
読取手段と、裏面の画像を読み取る読取手段とを、原稿
搬送経路中に配置する必要がある。このような画像読取
装置では、画像読取装置の小型化やコスト抑制等の関係
上、いずれか一方の読取手段に等倍光学系の密着センサ
を用い、他方の読取手段に縮小光学系のCCD(Charge
Coupled Device)イメージセンサを用いる場合が多い。
【0006】ところが、密着センサとCCDイメージセ
ンサとでは、例えば、MTF(Modulation Transfer Fun
ction)や読取濃度特性等の読取特性にかなりの隔たりが
ある。このため、特開平11−187268号公報に開
示された技術のように、対象とする原稿面の裏側の面の
読取画像データを演算してノイズとして相殺することで
原稿面の読取画像データの補正処理を行なうといった、
表面の読取画像データと裏面の読取画像データとの相関
を用いて補正処理を行なう画像形成装置では、取得され
る読取画像データの品質が読取手段の読取特性に大きく
影響されてしまう。このため、単一の原稿から読み取ら
れた読取画像データであるにも拘わらず、原稿の表側と
裏側とで品質が大きく異なってしまう場合がある。
【0007】この対策としては、密着センサとCCDイ
メージセンサとのように、読取特性が異なる二種類の読
取手段の読取特性を一致させた上での補正処理が必要に
なる。
【0008】ここで、読取光学系の読取特性のうち、M
TFに関しては、各読取手段に対してチューニングを施
したり、一方の読取手段が読み取った読取画像データに
対してMTFフィルタや平滑化フィルタ等の処理を施し
たりすることで、二種類の読取手段のMTFの違いによ
る読取画像データの品質等のばらつきをある程度なくす
ことが可能である。
【0009】しかしながら、読取手段の読取特性のうち
の読取濃度特性は、経時的に変化するため、二種類の読
取手段の読取濃度特性の違いによる読取画像データの品
質等のばらつきをなくすことは困難である。また、例え
ば、単一の画像中に、コンティニュアスや網点画像等、
濃度再現方法が異なる部分が存在する原稿である場合、
MTFのずれが若干であっても画像濃度の差は顕著に現
われるため、読取濃度特性は可能な限り同一に合わせる
ことが望ましい。
【0010】本発明の目的は、二つの読取手段を用いて
原稿の両面の画像をそれぞれ読み取る場合に、読取手段
間の読取濃度特性の違いに起因して読取画像データ間の
濃度バランスにずれが発生することを抑制することであ
る。
【0011】本発明の目的は、原稿の両面の画像をそれ
ぞれ読み取る二つの読取手段間の読取濃度特性が経時的
に変化した場合にも、読取濃度特性の経時変化による読
取手段間の読取濃度特性の違いに起因して読取画像デー
タ間の濃度バランスにずれが発生することを抑制するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取装置は、原稿の一面側の画像を読み取る第一の読
取手段と、前記第一の読取手段による読み取り可能な位
置に設けられた第一の白基準部材の白基準領域を前記第
一の読取手段により読み取ることで白基準データを取得
し、この白基準データに基づいて前記第一の読取手段が
読み取った読取画像データに対するシェーディング補正
を行なう第一のシェーディング補正手段と、前記原稿の
他面側の画像を読み取る第二の読取手段と、前記第二の
読取手段による読み取り可能な位置に設けられた第二の
白基準部材の白基準領域を前記第一の読取手段により読
み取ることで白基準データを取得し、この白基準データ
に基づいて前記第二の読取手段が読み取った読取画像デ
ータに対するシェーディング補正を行なう第二のシェー
ディング補正手段と、前記第一の読取手段による読み取
り可能な位置に設けられた第一の中間濃度基準部材が有
する複数の異なる濃度領域を前記第一の読取手段により
読み取ることで第一の中間濃度データを取得する第一の
中間濃度データ取得手段と、前記第二の読取手段による
読み取り可能な位置に設けられた第二の中間濃度基準部
材が有する複数の異なる濃度領域を前記第二の読取手段
により読み取ることで第二の中間濃度データを取得する
第二の中間濃度データ取得手段と、前記第一、第二の中
間濃度データ取得手段が取得した前記第一、第二の中間
濃度データの少なくとも一方を調整して前記第一、第二
の読取手段の読取濃度特性を一致させる中間濃度データ
調整手段と、前記中間濃度データ調整手段が調整した前
記第一、第二の中間濃度データに基づいて、前記第一、
第二のシェーディング補正手段によるシェーディング補
正後の読取画像データの濃度バランスを調整する濃度補
正手段と、を具備する。
【0013】したがって、第一、第二の読取手段によっ
て第一、第二の白基準部材の白基準領域がそれぞれ読み
取られて取得された白基準データに基づいて、第一、第
二の読取手段が読み取った読取画像データに対するシェ
ーディング補正が第一、第二のシェーディング補正手段
によってそれぞれ行なわれ、第一、第二の読取手段によ
って第一、第二の中間濃度基準部材が有する複数の異な
る濃度領域がそれぞれ読み取られることにより第一、第
二の中間濃度データ取得手段によってそれぞれ取得され
た第一、第二の中間濃度データの少なくとも一方が、第
一、第二の読取手段の読取濃度特性が一致するように中
間濃度データ調整手段によって調整され、この調整後の
第一、第二の中間濃度データに基づいて第一、第二のシ
ェーディング補正手段によるシェーディング補正後の読
取画像データの濃度バランスが濃度補正手段によって調
整される。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記第一、第二の中間濃度データ
取得手段は、所定のタイミング毎に前記第一、第二の中
間濃度データを取得する。
【0015】したがって、第一、第二の中間濃度データ
取得手段によって、所定のタイミング毎に取得された第
一、第二の中間濃度データの少なくとも一方が中間濃度
データ調整手段によって調整される。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像読取装置において、前記第一、第二の中間濃
度データ取得手段は、前記第一、第二の読取手段による
原稿画像の読み取り毎に前記第一、第二の中間濃度デー
タを取得する。
【0017】したがって、第二の中間濃度データ取得手
段によって、第一、第二の読取手段による原稿画像の読
み取り毎に取得された第一、第二の中間濃度データの少
なくとも一方が中間濃度データ調整手段によって調整さ
れる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像読取装置において、前記中間濃度データ
調整手段は、前記第一、第二の中間濃度データ取得手段
が取得した前記第一、第二の中間濃度データを、前記第
一の中間濃度データと前記第二の中間濃度データとの中
間値に合わせるように調整する。
【0019】したがって、第一、第二の中間濃度データ
取得手段によって取得された第一、第二の中間濃度デー
タは、第一の中間濃度データと第二の中間濃度データと
の中間値に合わせるように中間濃度データ調整手段によ
ってそれぞれ調整される。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像読取装置において、前記中間濃度データ
調整手段は、前記第一、第二の中間濃度データ取得手段
が取得した前記第一、第二の中間濃度データを、規定の
中間濃度データに合わせるように調整する。
【0021】したがって、第一、第二の中間濃度データ
取得手段によって取得された第一、第二の中間濃度デー
タは、規定の中間濃度データに合わせるように中間濃度
データ調整手段によってそれぞれ調整される。
【0022】請求項6記載の発明の複写機は、請求項
1、2、3、4または5記載の画像読取装置と、前記画
像読取装置が読み取った読取画像データに基づいて記録
材に画像を形成する画像形成装置と、を具備する。
【0023】したがって、請求項1、2、3、4または
5記載の発明の作用を有して濃度バランスが補正された
読取画像データに基づく画像が記録材に形成される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て図1ないし図9を参照して説明する。本実施の形態
は、セットした原稿を自動的に読み取る画像読取装置へ
の適用例を示す。
【0025】図1は、本実施の形態の画像読取装置の一
部を示す概略図である。本実施の形態の画像読取装置1
は、原稿搬送経路2中で原稿を搬送するADF(Auto Do
cument Feeder:自動原稿送り装置)3を備えている。A
DF3は、原稿搬送経路2中で、図1中Aで示す位置か
らDで示す位置へ向けて原稿を搬送する。
【0026】原稿搬送経路2中には、原稿搬送経路2中
を搬送される原稿の画像を読み取る第一の読取光学系4
および第二の読取光学系5が設けられている。本実施の
形態の画像読取装置1は、オペレータによる走査を受け
付ける操作部26(図5参照)を有しており、ADF3の
Aで示す位置にセットされる原稿の読み取りに際して、
原稿の一面側の画像を読み取る片面モードか、原稿の両
面の画像を読み取る両面モードかを設定することができ
る。以降、第一の読取光学系4による読取位置に符号B
を付けて説明し、第二の読取光学系5による読取位置に
符号Cを付けて説明する。
【0027】また、原稿搬送経路2中には、原稿搬送経
路2の一部を構成するコンタクトガラス6が設けられて
いる。加えて、図1中では図示を省略するが、図1中の
読取位置Cより右側には、原稿が載置されるコンタクト
ガラスが設けられている。これらのコンタクトガラス6
は、例えば、ガラス等の透明部材によって形成されてい
る。
【0028】公知の技術であるため詳細な図示を省略す
るが、本実施の形態の第一の読取光学系4は、光を発光
する光源4aおよびミラー4bを搭載する第一走行体4
cと、二枚のミラー4d,4eを搭載する第二走行体4
fと、ミラー4b,4d,4eによって導かれる光を結
像レンズ4gを介して受光するCCD(Charge Coupled
Device)イメージセンサ4h等によって構成される縮小
光学系である。CCDイメージセンサ4hは、CCDイ
メージセンサ4h上に結像された原稿からの反射光を光
電変換してデジタルの読取画像データとする。第一、第
二走行体4c,4fは、図示しないモータ等の駆動手段
によって、コンタクトガラスに沿って2:1の速度比で
走行するように、往復動自在に設けられている。第一、
第二走行体4c,4fは、画像読取装置1がアイドル状
態にある場合には図2(a)に示すホームポジションで待
機しており、後述する原稿画像の読み取り動作に際して
は、駆動手段によって後述する濃度基準板8を露光走査
する基準読取位置まで往復動される(図2(b)参照)。
【0029】同様に、公知の技術であるため詳細な図示
を省略するが、第二の読取光学系5は、光を発光する光
源、光源から発光されて原稿搬送経路2中を搬送される
原稿からの反射光を受光する密着センサ5a、および、
密着センサ5aの各画素に対応されて原稿からの反射光
を対応する画素に結像させる等倍レンズ等によって構成
される等倍光学系である。密着センサ5aは、原稿の主
走査方向の幅と同等以上の幅を有しており、複数の密着
センサ5aが主走査方向に沿って一列に並べられたリニ
アセンサである。また、等倍レンズも密着センサ5aに
合わせて複数の等倍レンズが主走査方向に沿って一列に
並べられたアレイ状を有している。密着センサ5a上
は、密着センサ5a上に結像された原稿からの反射光を
光電変換してデジタルの読取画像データとする。
【0030】なお、原稿画像の読み取りに際しては、C
CDイメージセンサ4hおよび密着センサ5aが、それ
ぞれ一度に読み取る1ライン分のデータを一単位とし
て、単位毎に扱うものとする。
【0031】ここで、第一、第二の光学系4,5による
原稿画像の読み取りに動作について説明する。原稿画像
の読み取りに動作は、操作部26での操作によって、読
取モードが両面/片面のいずれか一方に設定された状態
で、画像読み取り動作の実行が宣言されることにより開
始される。
【0032】コンタクトガラス53上に載置される原稿
の読み取りに際しては、第一の読取光学系4を用いて、
光源を点灯させ、第一、第二走行体4c,4fを図示し
ないコンタクトガラスに沿って2:1の速度比で走行さ
せることで、該コンタクトガラス上に載置される原稿を
露光走査し、原稿からの反射光をミラー4b,4d,4
eおよび結像レンズを介してCCDイメージセンサ4h
で受光することによって画像を読み取る。
【0033】ADF3のAで示す位置にセットされる原
稿の読み取りに際しては、セットされた原稿をADF3
によって、読取位置B,Cを介して位置Dまで搬送し、
原稿搬送経路2中を搬送される原稿が読取位置Bを通過
する際に、第一の読取光学系4によってコンタクトガラ
ス6を介して原稿の一面側の画像を読み取る。このと
き、操作部26における操作によって両面モードが設定
されている場合、原稿搬送経路2中を搬送される原稿が
読取位置Cを通過する際に、第二の読取光学系5によっ
て原稿の他面側の画像を読み取る。以降、第一の読取光
学系4が読み取る面を表面、第二の読取光学系5が読み
取る面を裏面として説明する。
【0034】原稿搬送経路2でコンタクトガラス6より
よりも原稿搬送方向下流側には、濃度基準板8が設けら
れている。濃度基準板8は、図3に示すように、長方形
の板状部材であり、長手方向を主走査方向(図1中紙面
表裏方向)に揃えて配置されている。また、濃度基準板
8は、図3に示すように、主走査方向に沿って複数の領
域に分割されており、最も原稿搬送方向上流側には、後
述するシェーディング補正に際しての白レベルの基準と
なる白色濃度部8aが設けられている。この白色濃度部
8aの隣には、後述する原稿画像の読取動作に際して用
いられる読取濃度特性の基準となる複数の中間濃度デー
タを与える複数種類の中間濃度部8b,8c,8d,8
e,8fが設けられている。中間濃度部8b,8c,8
d,8e,8fは、原稿搬送方向下流側(図3中右側)
程、濃度が濃くなるように配列されている。本実施の形
態では、濃度基準板8によって、第一の白基準部材およ
び第一の中間濃度基準部材が実現されている。
【0035】原稿搬送経路2を間にして、第二の読取光
学系5に対向する位置には、濃度基準ローラ9が設けら
れている。濃度基準ローラ9は、円筒ないし円柱形状を
有して、軸心方向を主走査方向に揃えて配置されてお
り、軸心回りに回動自在に設けられている。濃度基準ロ
ーラ9の回転は、図示しない回転駆動手段によって駆動
制御されている。濃度基準ローラ9の外周面は、回転方
向に沿って複数の領域に分割されている。ここで、図4
は、濃度基準ローラ9の外周面を軸心方向に沿って切り
開いた展開図を示している。図4からも判るように、濃
度基準ローラ9の外周面には、白レベルの基準となる白
色濃度部9aと、白色濃度部9aの隣で読取濃度特性の
基準となる複数種類の中間濃度部9b,9c,9d,9
e,9fとが設けられている。本実施の形態では、白色
濃度部9aを基準として濃度基準ローラ9の回転方向下
流側程、濃度が濃くなるように配列されている。すなわ
ち、濃度基準ローラ9は、図4中矢印R方向に回転す
る。本実施の形態では、濃度基準ローラ9によって、第
二の白基準部材および第二の中間濃度基準部材が実現さ
れている。
【0036】次に、画像読取装置1が備える各部の電気
的接続について図5を参照して説明する。図5は、画像
読取装置1が備える各部の電気的接続を概略的に示すブ
ロック図である。画像読取装置1では、原稿搬送経路2
中を原稿が一回搬送される間に、上述した第一の読取光
学系4や第一、第二走行体4c,4fを駆動する駆動手
段等を含む第一の読取部10(第一の読取手段)と、上述
した第二の読取光学系5や濃度基準ローラ9を回転駆動
する駆動手段等を含む第二の読取部11(第二の読取手
段)との2系統によって、該原稿の表面と裏面との両面
の画像を読み取る。
【0037】第一の読取部10は、画像データバス12
およびシェーディングデータバス13を介して、第一の
シェーディング補正部14に電気的に接続されている。
第一のシェーディング補正部14には、後述する画像読
み取り動作に際して、第一の読取部10から転送される
数ライン分の白基準データを記憶する図示しないライン
メモリが設けられており、第一の読取部10が読み取っ
た読取画像データに対して、ラインメモリに記憶されて
いる白基準データに基づくシェーディング補正を行な
う。また、第一の読取部10は、読取特性データバス1
5を介して画像濃度調整部16に電気的に接続されてい
る。この画像濃度調整部16には、画像データバス17
を介して、第一のシェーディング補正部14が電気的に
接続されている。
【0038】第二の読取部11は、画像データバス18
およびシェーディングデータバス19を介して、第二の
シェーディング補正部20に電気的に接続されている。
第二のシェーディング補正部20には、後述する画像読
み取り動作に際して、第二の読取部11から転送される
数ライン分の白基準データを記憶する図示しないライン
メモリが設けられており、第二の読取部11が読み取っ
た読取画像データに対して、ラインメモリに記憶されて
いる白基準データに基づくシェーディング補正を行な
う。また、第二の読取部11は、読取特性データバス2
1を介して画像濃度調整部16に電気的に接続されてい
る。この画像濃度調整部16には、画像データバス22
を介して、第二のシェーディング補正部20が電気的に
接続されている。
【0039】第一、第二の読取部10,11、第一、第
二のシェーディング補正部14,20および画像濃度調
整部16は、アドレスバス23やCPUバス24を介し
て、画像読取装置1が備える各部を集中的に駆動制御す
るCPU25に接続されている。特に図示しないが、C
PU25には、制御プログラム等を格納するROM、可
変的なデータを書き換え自在に記憶するRAM等の各種
メモリ手段が接続されている。
【0040】CPUバス24には、アドレスバス23を
介して、オペレータによる操作を受け付ける操作部26
や、画像記憶装置や画像出力装置等の図示しない外部機
器が電気的に接続される外部接続部27が電気的に接続
されている。特に図示しないが、操作部26は、画像読
み取り動作の実行を宣言する実行キーや、読取モードを
両面/片面に設定するモード設定キー等の各種操作キー
が設けられている。操作部26は、操作された操作キー
に応じた信号をCPU25に向けて出力する。外部接続
部27には、後述する画像補正部29で所定の補正処理
を行なった後の読取画像データが転送され、転送されて
きた読取画像データを電気的に接続された画像記憶装置
や画像出力装置等の外部機器に転送する。
【0041】加えて、CPUバス24には、アドレスバ
ス23を介して、画像濃度調整部16と画像データバス
28で接続された画像補正部29が電気的に接続されて
いる。画像補正部29は、画像濃度調整部16から転送
されてくる読取画像データに対して、例えば、読取画像
データのMTF補正やγ変換と称される読取画像データ
の濃度補正処理等の所定の補正処理を行なう。なお、M
TF補正やγ変換等の読取画像データの濃度補正処理に
ついては、公知の技術であるため、説明を省略する。画
像濃度調整部16によって所定の補正処理が行なわれた
読取画像データは、画像データバス30を介して、外部
接続部27に転送される。
【0042】次に、CPU25による駆動制御による原
稿画像の読み取り動作について詳細に説明する。CPU
25は、上述したように、操作部26での操作によっ
て、読取モードが両面/片面のいずれか一方に設定され
た状態で、画像読み取り動作の実行が宣言されると、読
取指示を出力し、第一、第二の読取部10,11を動作
させる。このとき、読取モードが片面に設定されている
場合には、第一の読取部10のみが動作され、読取モー
ドが両面に設定されている場合には、第一、第二の読取
部10,11の両方が動作される。本実施の形態では、
読取モードが両面に設定されている場合について説明す
る。
【0043】CPU25から原稿画像の読取指示が出力
されると、まず、第一の読取部10は、図2(a)に示す
ホームポジションから図2(b)に示す基準読取位置まで
第一、第二走行体4c,4fを移動させる。第一、第二
走行体4c,4fが読取基準位置に到達したタイミング
で光源4aを点灯させ、そのまま第一、第二走行体4
c,4fを第二の読取位置Cの方向に移動させること
で、濃度基準板8を露光走査する。濃度基準板8を露光
走査することによって読み取られた読取データのうち、
白色濃度部8aを読み取ることにより得られる白基準デ
ータを、シェーディングデータバス13を介して、第一
のシェーディング補正部14に数ライン分転送する。
【0044】第一のシェーディング補正部14は、第一
の読取部10から転送された数ライン分の白基準データ
に対して、画素毎に平均化処理を行なうことにより、主
走査方向の1ライン分の白レベル補正データを生成す
る。生成されたシェーディング補正データは、図示しな
いラインメモリに記憶される。例えば、画像データが8
bitである場合、図6に示すように、任意のNライン
分の白基準データを、主走査方向の画素毎に単純平均化
処理を行なうことでシェーディング補正データを生成す
る。
【0045】なお、図6を用いて例示したシェーディン
グ補正データの生成方法は、あくまで一例であり、これ
に限るものではない。
【0046】また、濃度基準板8の中間濃度部8b〜8
fを露光走査することによって得られる第一の中間濃度
データを、読取特性データバス15を介して、画像濃度
調整部16に数ライン分転送する。ここに、第一の中間
濃度データ取得手段としての機能が実現される。
【0047】続いて、第一、第二走行体4c,4fを図
2(c)に示す読取位置Bに移動させ、ADF3による原
稿の搬送を開始する。なお、本実施の形態では、図2
(a)に示す第一、第二走行体4c,4fのホームポジシ
ョンと、図2(c)に示す第一、第二走行体4c,4fの
読取位置Bとは、同じ位置である。ADF3によって原
稿搬送経路2中を搬送される原稿の先端が読取位置Bを
通過するタイミングに合わせて光源4aを点灯させる。
これにより、コンタクトガラス6を介して原稿搬送経路
2に対して光が照射された状態で、ADF3によって原
稿搬送経路2中を搬送される原稿が順次読取位置Bを通
過し、原稿が露光走査される。この露光走査によって、
図7に示すように、原稿の先端(1ライン目)の端部を原
稿基準点Pとし、この原稿基準点Pに対して主走査方向
を単一の「ライン」としたライン単位で、副走査方向に
順次画像が読み取られる。読み取られた読取画像データ
は、画像データバス12を介して、第一のシェーディン
グ補正部14に転送される。
【0048】第一のシェーディング補正部14は、ライ
ンメモリに記憶されたシェーディング補正データに基づ
いて、第一の読取部10から転送された読取画像データ
に対して、1ライン分づつシェーディング補正処理を行
なう。
【0049】第一のシェーディング補正部14によって
行なわれるシェーディング補正処理は、例えば、原稿基
準点Pに位置する画素をCCDイメージセンサの先頭画
素として、この先頭画素から主走査方向に0,1,2,
…,k,…,nと順に番号を付し、各画素に対応する読
取画像データのうちシェーディング補正処理を行なう前
の読取画像データをXk、各画素に対応するシェーディ
ング補正データをSkとした場合に、以下に示す(1)式
の演算を実行することによってシェーディング補正処理
を行なった後の読取画像データXk’を取得することに
よって行なわれる。ここに、第一のシェーディング補正
手段としての機能が実現される。 Xk’=(Xk/Sk)×255 …(1) (k=0,1,2,…,k,…,n) ただし、Sk=0の場合、Xk’=255とする。
【0050】なお、本実施の形態では、(1)式の演算を
実行することによりシェーディング補正処理を行なうよ
うにしたが、これに限るものではなく、公知の種々の方
法を用いることができる。
【0051】第一のシェーディング補正部14における
シェーディング補正処理が終了した読取画像データは、
画像データバス17を介して、画像濃度調整部16に転
送される。
【0052】一方、第二の読取部11は、原稿画像の読
み取り指示がCPU25から出力されると、光源を点灯
させるとともに濃度基準ローラ9を回転させる。これに
より、濃度基準ローラ9の外周面に設けられた複数の領
域が順次露光走査され、この露光走査によって読み取ら
れた読取データのうち、白色濃度部9aを読み取ること
により得られる白基準データを、シェーディングデータ
バス19を介して、第二のシェーディング補正部20に
数ライン分転送する。
【0053】第二のシェーディング補正部20は、第一
のシェーディング補正部14と同様に、第二の読取部1
1から転送された数ライン分の白基準データに対して、
画素毎に平均化処理を行なうことにより、主走査方向の
1ライン分の白レベル補正データを生成する。生成され
たシェーディング補正データは、図示しないラインメモ
リに記憶される。
【0054】第二のシェーディング補正部20は、第一
のシェーディング補正部14と同様に、ラインメモリに
記憶されたシェーディング補正データに基づいて、第二
の読取部11から転送された読取画像データに対して、
(1)式の演算を実行することにより1ライン分づつシェ
ーディング補正処理を行ない、シェーディング補正処理
が終了した読取画像データを、画像データバス22を介
して、画像濃度調整部16に転送する。ここに、第二の
シェーディング補正手段としての機能が実現される。
【0055】また、濃度基準ローラ9の中間濃度部9b
〜9fを露光走査することによって得られる第二の中間
濃度データを、読取特性データバス21を介して、画像
濃度調整部16に数ライン分転送する。ここに、第二の
中間濃度データ取得手段としての機能が実現される。
【0056】画像濃度調整部16は、まず、第一の読取
部10から転送されてくる第一の中間濃度データと、第
二の読取部11から転送されてくる第二の中間濃度デー
タとに基づいて、濃度変換テーブルT1(図9参照)を作
成する。濃度変換テーブルT1の作成に際しては、各中
間濃度部8b〜8f,9b〜9fにおける数ライン分の
中間濃度データを平均化した値を、それぞれ、第一、第
二の中間濃度データとして用いた。
【0057】ここで、ダイナミックレンジが8bitで
ある場合を例示して説明する。図3および図4では、そ
れぞれ異なる5種類の濃度の中間濃度部8b〜8f,9
b〜9fについて例示したが、ここでは、濃度基準板8
および濃度基準ローラ9が、それぞれ、段階的に濃度の
異なる8種類の中間濃度部を有している場合を仮定して
説明する。
【0058】濃度基準板8および濃度基準ローラ9にお
ける各中間濃度部を第一、第二の読取部10,11で読
み取った第一、第二の中間濃度データが、それぞれ図8
のテーブルT1に示すt1,t2に示す値であった場合
に、第二の中間濃度データを第一の中間濃度データに一
致させるように第二の中間濃度データを調整すると、図
9に示すような変換テーブルT1’を得ることができ
る。
【0059】ここで、第一、第二のシェーディング補正
部14,20から転送される読取画像データの階調は、
0〜255までの256階調が想定されるため、作成さ
れる変換テーブルT1’は、第二の中間濃度データを第
一の中間濃度データに連続的に変換する0〜255まで
の256階調を有している必要がある。0〜255まで
の256階調の変換データを有する変換テーブルT1’
を作成するためには、第一、第二の中間濃度データがそ
れぞれ有する8個の中間濃度データ間の中間濃度データ
を変換する変換データZが必要となる。
【0060】本実施の形態では、第一の中間濃度データ
のうちの隣り合う中間濃度データをY1,Y2とし、こ
の中間濃度データY1,Y2に対応する第二の中間濃度
データをそれぞれX1,X2とし、以下に示す(2)式を
演算することによって、この間における連続する変換デ
ータZを取得する。ここに、中間濃度データ調整手段と
しての機能が実現される。 Z=[(Y2−Y1)/(X2−X1)]×(X−X1)+Y1 …(2) ただし、X1≦X<X2、Y1≦Z<Y2
【0061】(2)式の演算に際して、中間濃度部の読み
取りから取得される最も小さい中間濃度データ(最も淡
い濃度の中間濃度部)より小さい中間濃度データに対応
する変換データZに関しては、中間濃度部の読み取りか
ら取得される最も小さい中間濃度データをX2,Y2と
し、X1,Y1を「0」として、0との間で補間を行な
うものとする。また、中間濃度部の読み取りから取得さ
れる最も大きい中間濃度データ(最も濃い濃度の中間濃
度部)より大きい中間濃度データに対応する変換データ
Zに関しては、中間濃度部の読み取りから取得される最
も大きい中間濃度データをX1,Y1とし、X2,Y2
を「255」として、255との間で補間を行なった。
【0062】また、(2)式の演算により取得される変換
データZが、小数点以下の端数値を有する場合、小数点
以下切り上げないし切り下げ等の統一した方法により全
ての変換データを整数とした。
【0063】なお、本実施の形態では、第二の読取部1
1の中間濃度データを第一の読取部10の中間濃度デー
タに変換する変換テーブルT1’を作成したが、これに
限るものではなく、第一の読取部10の中間濃度データ
を第二の読取部11の中間濃度データに変換する変換テ
ーブルを作成し、第一の読取部10の中間濃度データを
第二の読取部11の中間濃度データに変換するようにし
てもよい。
【0064】画像濃度調整部16は、上述のようにして
取得した変換テーブルT1’の各値に基づいて、第二の
読取部11から転送されたシェーディング補正後の読取
画像データの各画素の読取濃度特性が、変換データZに
一致するように、ライン毎に補正する。ここに、濃度補
正手段としての機能が実現される。
【0065】ここに、原稿の両面の画像の読み取りに際
しては、第一、第二の読取部10,11によって濃度基
準板8および濃度基準ローラ9の白色濃度部8a,9a
がそれぞれ読み取られて白基準データが取得され、この
白基準データに基づいて第一、第二の読取部10,11
によって読み取られた読取画像データに対するシェーデ
ィング補正がそれぞれ行なわれる。また、第一、第二の
読取部10,11によって濃度基準板8および濃度基準
ローラ9における複数の異なる各中間濃度部8b〜8
f,9b〜9fがそれぞれ読み取られて第一、第二の中
間濃度データが取得される。そして、第一、第二の中間
濃度データの少なくとも一方が、第一、第二の読取部1
0,11の読取濃度特性が一致するように調整され、調
整された中間濃度データに基づいて、シェーディング補
正後の各読取画像データの濃度バランスが補正される。
【0066】これによって、読取濃度特性が異なる第
一、第二の読取部10,11を用いて原稿の両面の画像
を読み取る場合にも、第一、第二の読取部10,11の
読取濃度特性の違いに起因して読取画像データ間の濃度
バランスにずれが発生することを抑制することができ
る。
【0067】また、本実施の形態では、第一、第二の読
取部11によって原稿の両面の画像を読み取る動作を行
なう毎に、濃度基準部材8および濃度基準ローラ9の中
間濃度部を読み取ることによって中間濃度データが取得
され、この中間濃度データに基づいて各読取画像データ
の濃度バランスが補正される。
【0068】これによって、第一、第二の読取部10,
11で読取濃度特性が異なるとともに、第一、第二の読
取部10,11の読取濃度特性が経時的に変化した場合
にも、読取濃度特性の経時変化による第一、第二の読取
部10,11の読取濃度特性の違いに起因して読取画像
データ間の濃度バランスにずれが発生することを抑制す
ることができる。
【0069】なお、本実施の形態では、第二の中間濃度
データを第一の中間濃度データに変換する変換テーブル
T1’を作成し、この変換テーブルT1’に基づいて第
二の読取部11が読み取った読取画像データの濃度バラ
ンスを補正するようにしたが、第一の中間濃度データを
第二の中間濃度データに変換する図示しない変換テーブ
ルを作成し、この変換テーブルに基づいて第一の読取部
11が読み取った読取画像データの濃度バランスを補正
するようにしてもよい。
【0070】次に、本発明の第二の実施の形態について
図10および図11を参照して説明する。本実施の形態
は、画像読取装置への適用例であり、第一の実施の形態
と比較して、変換テーブルT2’の取得方法が異なる。
なお、第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説
明も省略する。以下、同様とする。
【0071】本実施の形態の画像読取装置1の画像濃度
調整部16は、第一、第二の読取部10,11から第
一、第二のシェーディング補正部14,20に転送され
る読取画像データに対応して、第一、第二の読取部1
0,11から読取濃度特性データバス15,21を介し
て転送される第一、第二の中間濃度データを、画素毎に
平均化した値(図10中t3参照)を変換データZとして
用いる。
【0072】画像濃度調整部16は、第一のシェーディ
ング補正部14から転送される読取画像データと第二の
シェーディング補正部20から転送される読取画像デー
タとの中間濃度データを調整した後、画像データバス2
8を介して、インターリーブ形式で画像補正部29に転
送する。
【0073】原稿画像の読み取りに際して、第一、第二
の読取部10,11によって濃度基準板8または濃度基
準ローラ9を読み取った際の各中間濃度データが、例え
ば、図9に示すような値であった場合、取得される変換
データZは、図10中t3に示す値となる。
【0074】図10中t3に示す変換データZに基づい
て、上述と同様にして、図11に示すような、第一の中
間濃度データを変換データZに補正する変換テーブルT
2’を作成する。ここに、中間濃度データ調整手段とし
ての機能が実現される。
【0075】特に図示しないが、同様に、図10中t3
に示す変換データZに基づいて、第二の中間濃度データ
を変換データZに補正する変換テーブルを作成する。
【0076】上述のように取得された対応する変換テー
ブルT2’に基づいて、第一、第二の読取部10,11
から第一、第二のシェーディング補正部14,20に転
送されるそれぞれの読取画像データの読取濃度特性が、
変換データZに一致するように、ライン毎に補正され
る。ここに、濃度補正手段としての機能が実現される。
【0077】ここに、原稿画像の読み取り動作に際して
は、第一、第二の読取部10,11から転送された二種
類の中間濃度データのそれぞれが、互いの中間値に合わ
せるように調整され、調整された中間濃度データに基づ
いて、シェーディング補正後の各読取画像データの濃度
バランスが補正される。
【0078】これによって、第一、第二の読取部10,
11から転送された二種類の中間濃度データの濃度バラ
ンスが均等に配分され、中間濃度データを調整すること
に起因して、第一、第二のシェーディング補正部14,
20に転送される各読取画像データの画質に差が発生す
ることが抑制される。
【0079】次に、本発明の第三の実施の形態について
図12および図13を参照して説明する。本実施の形態
は、画像読取装置への適用例である。本実施の形態は、
第一の実施の形態と比較して、変換テーブルT3’の取
得方法が異なる。
【0080】本実施の形態の画像濃度調整部16は、第
一、第二の読取部10,11から第一、第二のシェーデ
ィング補正部14,20に転送される読取画像データに
対応して、予め設定された値(図12中t4参照)を変換
データZとして、第一、第二のシェーディング補正部1
4,20から転送される読取画像データの読取濃度特性
を補正する。
【0081】本実施の形態では、操作部26での操作に
よって、変換データZを任意の値に設定することができ
る。操作部26での操作によって設定される任意の値の
変換データZを規定の中間濃度データとする。また、操
作部26での操作によって設定される任意の値の変換デ
ータZに基づいて取得される256階調の変換データZ
も規定の中間濃度データとする。
【0082】このため、操作部26には、任意の変換デ
ータZを設定するための各種設定キーや、設定の内容等
を案内する表示部等が設けられている。オペレータは、
表示部に表示されている表示画面にしたがって、任意の
変換データZを設定することが可能である。ただし、設
定できる変換データZの取り得る範囲は、濃度基準板8
および濃度基準ローラ9の中間濃度部における各中間濃
度データの大小関係が変わらないように、ある程度の範
囲内に制限される。
【0083】また、CPU25には、操作部26の設定
により設定された変換データZを記憶する図示しない変
換データメモリが確保されている。
【0084】加えて、画像濃度調整部16は、第一のシ
ェーディング補正部14から転送される読取画像データ
と第二のシェーディング補正部20から転送される読取
画像データとの読取濃度特性を調整した後、第二の実施
の形態と同様に、画像データバス28を介して、インタ
ーリーブ形式で画像補正部29に転送する。
【0085】このような構成における画像読取装置1に
よる原稿画像の読み取りに際しては、第一の読取部11
によって濃度基準板8を読み取った際の第一の中間濃度
データが図12中t1に示すような値であった場合、該
第一の中間濃度データを、変換データメモリに記憶され
ている変換データZ(図12中t4参照)に応じて変換す
る変換テーブルT3’を作成する(図13参照)。
【0086】特に図示しないが、同様に、第二の読取部
10によって濃度基準ローラ9を読み取った際の第二の
中間濃度データが図12中t2に示すような値であった
場合、該第二の中間濃度データを、変換データメモリに
記憶されている図12中t4に示すような変換データZ
に応じて変換する変換テーブル(図示せず)を作成する。
ここに、中間濃度データ調整手段としての機能が実現さ
れる。
【0087】そして、上述のように取得された対応する
変換テーブルT3’に基づいて、第一、第二の読取部1
0,11から第一、第二のシェーディング補正部14,
20に転送される読取画像データのそれぞれの読取濃度
特性が、変換データZに一致するように、ライン毎に補
正される。ここに、濃度補正手段としての機能が実現さ
れる。
【0088】ここに、原稿画像の読み取り動作に際して
は、第一、第二の読取部10,11から転送された二種
類の中間濃度データのそれぞれが、規定の中間濃度デー
タに合わせるように調整され、調整された中間濃度デー
タに基づいて、シェーディング補正後の各読取画像デー
タの濃度バランスが補正される。
【0089】これによって、例えば、規定の中間濃度デ
ータをオペレータ等が任意に設定可能とすることによ
り、第一、第二の読取部10,11の中間濃度データを
設計上有利に変更することができる。
【0090】次に、本発明の第四の実施の形態について
図14を参照して説明する。本実施の形態は、複写機へ
の適用例を示す。
【0091】図14は、本実施の形態の複写機を示す概
略図である。複写機50は、原稿の画像を読み取る画像
読取装置51と、画像読取装置51が読み取った読取画
像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成装
置52とを備えている。
【0092】画像読取装置51は、ADF3と、コンタ
クトガラス53上に載置される原稿の画像および原稿搬
送経路2中を搬送される原稿の表面の画像を読み取る第
一の読取光学系4と、原稿搬送経路2中を搬送される原
稿の裏面の画像を読み取る第二の読取光学系5とを有し
ている。本実施の形態では、第二の読取光学系5による
読取位置Cが、原稿搬送経路2に沿って濃度基準板8と
コンタクトガラス53との間に設けられている。
【0093】画像形成装置52は、シート状の記録材を
積層保持する給紙トレイ61から電子写真方式のプリン
タエンジン62を経由して排紙トレイ63に至る記録材
経路Lを備えている。本実施の形態のプリンタエンジン
62は、帯電器64、露光器65、現像器66、転写器
67およびクリーナー68等を用いて感光体69の周囲
に形成したトナー像を記録材に転写し、転写したトナー
像を定着器70によって記録材上に定着させる。
【0094】加えて、特に図示しないが、複写機50
は、複写機50が備える各部を駆動制御する制御系を有
している、制御系は、複写機50が備える各部を駆動制
御するCPUに加えて、上述した第一、第二の読取部1
0,11、第一、第二のシェーディング補正部14,2
0、画像濃度調整部16、画像補正部29等を備えてい
る。制御系が備えるCPUは、上述したCPU25と同
様に機能する。また、制御系は、画像補正部29から出
力される濃度補正後の読取画像データに基づいて、プリ
ンタエンジン62等を駆動制御する。
【0095】このような構成において、読取走査光学系
54および第二の読取光学系5による原稿の両面の画像
の読み取りに際しては、上述した実施の形態と同様に、
原稿の画像の読み取りに先立って、濃度基準板8および
濃度基準ローラ9を読み取る。そして、シェーディング
補正や読取濃度特性の補正等が行なわれた読取画像デー
タに基づいてプリンタエンジン62を駆動して記録材に
画像を形成する。
【0096】これによって、シェーディング補正に加え
て、原稿の表裏での濃度バランスが補正された読取画像
データに基づいた画像を得ることができるので、記録材
に形成される画像品質の向上を図ることができる。
【0097】なお、本実施の形態では、記録材に対して
電子写真方式で画像を形成するプリンタエンジン62を
用いたが、読取画像データを記録材に形成する際の画像
形成方式は、インクジェット方式、昇華転写方式等、公
知のいずれの方式を用いてもよい。
【0098】また、本実施の形態では、複写機50への
適用例を示したが、これに限るものではなく、例えば、
原稿の画像を読み取った読取画像データを用紙等の記録
媒体に形成して出力するとともに、画像読取装置で読み
取った読取画像データを公衆回線網を介して外部装置へ
送信するファクシミリ装置へ適用してもよい。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取装置によ
れば、第一、第二の読取手段によって第一、第二の白基
準部材の白基準領域をそれぞれ読み取ることにより取得
した白基準データに基づいて、第一、第二の読取手段が
読み取った読取画像データに対するシェーディング補正
をそれぞれ行ない、第一、第二の読取手段によって第
一、第二の中間濃度基準部材が有する複数の異なる濃度
領域をそれぞれ読み取ることにより取得した第一、第二
の中間濃度データの少なくとも一方を、第一、第二の読
取手段の読取濃度特性が一致するように調整し、この調
整後の第一、第二の中間濃度データに基づいてシェーデ
ィング補正後の読取画像データの濃度バランスを調整す
るようにしたので、二つの読取手段を用いて原稿の両面
の画像をそれぞれ読み取る場合に、読取手段間の読取濃
度特性の違いに起因して読取画像データ間の濃度バラン
スにずれが発生することを抑制することができる。
【0100】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、所定のタイミング毎に取得
される第一、第二の中間濃度データに基づいて、シェー
ディング補正後の読取画像データの濃度バランスを調整
するので、原稿の両面の画像をそれぞれ読み取る二つの
読取手段間の読取濃度特性が経時的に変化した場合に
も、読取濃度特性の経時変化による読取手段間の読取濃
度特性の違いに起因して読取画像データ間の濃度バラン
スにずれが発生することを抑制することができる。
【0101】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像読取装置において、第一、第二の読取
手段による原稿画像の読み取り毎に取得される第一、第
二の中間濃度データに基づいて、シェーディング補正後
の読取画像データの濃度バランスを調整するので、第
一、第二の読取手段で読取濃度特性が異なるとともに、
それぞれの読取手段の読取濃度特性が経時的に変化した
場合にも、読取濃度特性の経時変化による第一、第二の
読取手段の読取濃度特性の違いに起因して読取画像デー
タ間の濃度バランスにずれが発生することを原稿画像を
読み取るタイミングで常に良好に抑制することができ
る。
【0102】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像読取装置において、第一、第二の
中間濃度データを、第一の中間濃度データと第二の中間
濃度データとの中間値に合わせるようにそれぞれ調整す
ることにより、第一、第二の中間濃度データの濃度バラ
ンスが均等に配分され、中間濃度データを調整すること
に起因して読取画像データの質に差が発生することが抑
制される。
【0103】請求項5記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像読取装置において、第一、第二の
中間濃度データを、規定の中間濃度データに合わせるよ
うに調整することにより、例えば、規定の中間濃度デー
タをオペレータ等が任意に設定可能とすることにより、
第一、第二の読取手段の読取濃度特性を設計上有利に変
更することができる。
【0104】請求項6記載の発明の複写機によれば、濃
度バランスが補正された読取画像データに基づく画像が
記録材に形成されるので、請求項1、2、3、4または
5記載の発明の効果を有して品質の高い画像を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の画像読取装置の一
部を示す概略図である。
【図2】原稿画像の読み取り動作を説明する概略図であ
る。
【図3】濃度基準板を示す平面図である。
【図4】濃度基準ローラの外周面を軸心方向に沿って切
り開いた展開図を示している。
【図5】画像読取装置が備える各部の電気的接続を概略
的に示すブロック図である。
【図6】シェーディング補正データの生成を示す説明図
である。
【図7】原稿の読取位置の関係について示す平面図であ
る。
【図8】第一、第二の読取部で読み取った中間読取濃度
について示す説明図である。
【図9】変換テーブルを示す説明図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態の第一、第二の読
取部で読み取った中間読取濃および変換データについて
示す説明図である。
【図11】変換テーブルを示す説明図である。
【図12】本発明の第二の実施の形態の第一、第二の読
取部で読み取った中間読取濃度および変換データについ
て示す説明図である。
【図13】変換テーブルを示す説明図である。
【図14】本発明の第四の実施の形態の複写機を示す概
略図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 8 第一の白基準部材、第一の中間濃度基準部材 9 第二の白基準部材、第二の中間濃度基準部材 10 第一の読取手段 11 第二の読取手段 50 複写機 51 画像読取装置 52 画像形成装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB02 BA01 BA07 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 CB22 DA03 DC06 5C072 AA01 BA07 CA02 DA02 DA04 DA25 EA05 EA07 FB12 LA15 RA16 UA01 UA17 WA02 XA01 5C077 LL04 PP02 PP06 PQ18 PQ22 PQ24 SS01 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の一面側の画像を読み取る第一の読
    取手段と、 前記第一の読取手段による読み取り可能な位置に設けら
    れた第一の白基準部材の白基準領域を前記第一の読取手
    段により読み取ることで白基準データを取得し、この白
    基準データに基づいて前記第一の読取手段が読み取った
    読取画像データに対するシェーディング補正を行なう第
    一のシェーディング補正手段と、 前記原稿の他面側の画像を読み取る第二の読取手段と、 前記第二の読取手段による読み取り可能な位置に設けら
    れた第二の白基準部材の白基準領域を前記第一の読取手
    段により読み取ることで白基準データを取得し、この白
    基準データに基づいて前記第二の読取手段が読み取った
    読取画像データに対するシェーディング補正を行なう第
    二のシェーディング補正手段と、 前記第一の読取手段による読み取り可能な位置に設けら
    れた第一の中間濃度基準部材が有する複数の異なる濃度
    領域を前記第一の読取手段により読み取ることで第一の
    中間濃度データを取得する第一の中間濃度データ取得手
    段と、 前記第二の読取手段による読み取り可能な位置に設けら
    れた第二の中間濃度基準部材が有する複数の異なる濃度
    領域を前記第二の読取手段により読み取ることで第二の
    中間濃度データを取得する第二の中間濃度データ取得手
    段と、 前記第一、第二の中間濃度データ取得手段が取得した前
    記第一、第二の中間濃度データの少なくとも一方を調整
    して前記第一、第二の読取手段の読取濃度特性を一致さ
    せる中間濃度データ調整手段と、 前記中間濃度データ調整手段が調整した前記第一、第二
    の中間濃度データに基づいて、前記第一、第二のシェー
    ディング補正手段によるシェーディング補正後の読取画
    像データの濃度バランスを補正する濃度補正手段と、を
    具備する画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第一、第二の中間濃度データ取得手
    段は、所定のタイミング毎に前記第一、第二の中間濃度
    データを取得する請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二の中間濃度データ取得手
    段は、前記第一、第二の読取手段による原稿画像の読み
    取り毎に前記第一、第二の中間濃度データを取得する請
    求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記中間濃度データ調整手段は、前記第
    一、第二の中間濃度データ取得手段が取得した前記第
    一、第二の中間濃度データを、前記第一の中間濃度デー
    タと前記第二の中間濃度データとの中間値に合わせるよ
    うに調整する請求項1、2または3記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中間濃度データ調整手段は、前記第
    一、第二の中間濃度データ取得手段が取得した前記第
    一、第二の中間濃度データを、規定の中間濃度データに
    合わせるように調整する請求項1、2または3記載の画
    像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の画
    像読取装置と、 前記画像読取装置が読み取った読取画像データに基づい
    て記録材に画像を形成する画像形成装置と、を具備する
    複写機。
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